ブログを開設してから5ヶ月で月間16万PVを達成するために私が行った3つの戦略と2つの心構え
ブログをやっている人ならば、「どうせやるなら多くの人に見てもらいたい」と思っているはず。
あなたはいかがですか?
昨年の12月にオープンした当ブログ。
有難いことに、先月の一ヶ月間で16万ページビューを達成する事ができました。
無論、世の中PVが全てではありませんし、
「だから何」
とか言われちゃうとワタクシ棒立ちのまま泣き崩れちゃうんですけど、開設から1年間で10万PVを目指してみよう!との目標をかかげておったもんで、5ヶ月でその数字をクリアーできた事はそりゃー嬉しかったわけです。
何が嬉しいって、たくさんの方に見ていいただけた事が嬉しいんです。そうなんです。
そんな訳で今回は当座の目標を一つ達成したという事で、「5ヶ月で16万PVを達成するために私がやった事」と題してその方法を僭越ながら公開させていただきます。
まぁあくまで私の体験談ですので参考になるかどうかはわかりませんが、少しでもアクセスアップをしたいと思っていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
運営上の戦略編 〜先人の知恵を拝借する〜
さて。
私は文章を書くのは好きですが、こと「ブログ」と言うものに関してはズブの素人でした。
SEOだかSNKだか知りませんがそう言ったものの知識はほぼ皆無ですし、運営をしていく上でのノウハウは持ち合わせていない哀れな子羊。
では、どうやってたくさんの方に読んでもらう方法を知り得たか?答えは簡単、短期間でアクセスを伸ばした方の戦略を学んだのです。
2010年にヒット記事を連発、はてブ界隈で大暴れしたブロガーと言えば「Last Day. jp」主宰の@Sayobs 氏。
彼はC言語も知らないような状態からわずか二ヶ月でiPhoneアプリを作り上げてしまうというサイボーグターミネーターのような方なのですが、その彼が昨年の11月にエントリーしたのが「ブログを短期間で月間10万PVにする方法を公開します 私の17の戦略」と言う記事。
ここには短期間でアクセスアップするために@Sayobs 氏自身が行った戦略が事細かに記されております。
私はくる日もくる日もこの記事を読みました。視力が0.3から0.28になってしまうくらい読みました。パソコンが発熱でほんのり熱くなっちゃうくらい読みました。無意味に縦読みしてみたり、腹筋しながら、また、腕立て伏せをしながら読んでみたりしました。
まぁ上記数行はだいたい嘘なんでどうでもいいんですけど、この記事は本当に参考にさせていただきました。
1.タイトル、タイトルそしてタイトルだ。
2.見やすいブログデザインにしよう
3.改行をいれてブログをすっきり見せる
4.最初の一文で読者の心を掴む!
5.誤字脱字のチェック
6.人気記事をサイドバーに見せる
7.記事の最後には関連記事を表示!
8.WordPressでアクセスアップ&SEO対策
9.はてブボタンとTweetボタンを作る。
10.RSS配信の文を最後にいれる
11.ブログ更新の時間を考える
12.ブログの更新頻度
13.プロフィールをしっかり書こう。
14.ソーシャルメディアを駆使する
15.情報を出し惜しみしない
16.ゲストライターになる
17.HTMLとCSSをちょっと勉強しよう
記事の中で戦略として触れられているのは以上の17点。はてなブックマークでのパイラル・ループを狙うために、王道ですが大変効果的な方法を列挙されております。バイラル・ループってなんだか知らないけど。
さて、ここでは上の17の戦略を踏まえ、私がブログ運営をする中で特に意識して実践した3項目について触れてみたいと思います。
①ゲストライターになる
ブログを開設してすぐは、どんなに良質な記事を書いてみてもブログの存在自体が知られていないためにアクセスに即つながらない、などと言う事もあるでしょう。
@Sayobs 氏もその問題を解消するための手段として「nanapi」に寄稿すると言う方法をあげてらっしゃいます。
私はと言うと、Evernoteブログと言えばこの人、@goryugo 氏が主宰する「goryugo, addicted to Evernote」にEvernoteに関する記事を寄稿させて頂きました。
しかも二度までも。
どちらも昨年12月、つまりはブログ開設直後のことです。
参考:参考になりすぎるEvernote活用例3 – @OZPAのラーメン – | goryugo
参考:参考になりすぎるEvernote活用例4 –@OZPAのノートブック晒し– | goryugo
自身がブログを始めるきっかけとなった場所に自ら書いた文章があると言う事に感慨を覚える暇もなく、Twitterでのメンション祭りが始まりました。ごりゅごブログすごい。
goryugo.com という人気ブログで寄稿をさせて頂いたことにより、RSS登録をしてくださった方がちらほらとブログに来てくださるようになりました。
もし同じタイミングで自分のブログに記事をアップしていたとしたら…?答えは知る由もありませんが、同等以上の結果が出ていたと私は思いません。
寄稿、というのは自分の文章を沢山の方に知って頂ける手段の一つですから、募集しているところがあれば積極的に使ってみるのも手でしょう。
ちなみに、当ブログでも寄稿は募集しております。
参考:とんでもなく参考になりすぎるEvernote使用例 〜@kazumotoのモンスターリスト〜
参考:とんでもなく参考になりすぎるEvernote使用例 2 〜@ika621の全ノートブック〜
参考:とんでもなく参考になりすぎるEvernote使用例 〜@knk_nのYahoo Pipesを使ったノート作成術〜
もし興味のある方はメッセージフォーム(ここの一番下)か@OZPA にご連絡くださいませ。
まぁ急に「タァくんとの恋愛日記☆」とか送られてきても困るので、一応テーマはEvernoteに関する事とさせて頂きます。どんな事でもいいのよ。
②はてブで人気になりそうな記事を書いてみる
はてブ爆発によるバイラル・ループとやらを目指して、はてなブックマークのホッテントリになりそうな記事を狙って書いてみる事もしてみました。
そのためにやった事は以下の3点。
1.情報は出し惜しみをせず事細かに
はてブを付ける、と言う事は少なくとも「有益だから後で参照にできるようにしておこう」もしくは「この情報は面白いからみんなとシェアしよう」といった内容であるはず。
であれば、自分の知っている情報を出し惜しみするのは得策ではありません。少しでも「おっ」と思っていただける項目が増えればはてブをつけてもらう可能性が広がるのです。
まぁもちろんこう言う記事を書こうとするとそれなりの労力が要りますが。
2.説明する際はわかりやすい工夫を
私のブログで多くのはてブをいただいている記事に共通している、とある特徴。それは「スクリーンショットが多い」と言う事。
当ブログの性質上iPhoneアプリの解説やEvernoteのハウツー記事が多いわけなんですが、意識的にスクリーンショットは多くいれるようにしています。
例えばこんな記事。
参考:Evernoteを使うなら絶対に知っておくべき神ブックマークレットの使い方
とあるブックマークレットの説明をしたものなのですが、登録の手順から使用上の注意まで細かくスクリーンショットを入れました。うん、そうだね、めんどくさいね。
めんどくさいには違いないのですが、「分かりやすさ」を重視するとこれは絶対に外せません。文章よりこう言った場合は絵を見せた方が説明しやすいのは確定的に明らか。
スクリーンショットを入れるポイントとしましては、自分が躓いたところが挙げられるでしょうか。あとは自分が「おっ」と思ったところ。
いくら便利なサービスやツールを紹介していたとしてもその方法いかんで結果は格段に違います。
スクリーンショットはその一例ですが、せっかく書くなら分かりやすく、丁寧に。
3.アメリカ人になった気持ちで
突然何を言い出すかと思われるかもしれませんが、拙者、大マジでござる。
まぁ要するにイイなと思ったものは全力で褒め称えたり、多少オーバーでもいいのでアピールしてみるということ。日本人の苦手とする分野じゃないでしょうか。
良い物を発表しているのに「まぁこれは私だけの意見ですのでそんなに便利じゃないかもしれませんが」だの書いてあると、あぁ、勿体無いなぁなんて僕は思ってしまいます。これは自分が(・∀・)イイ!!と思った物だったら自信をもってそう言えばよのです。
諦めないで!
当然、ありもしない情報を取り上げてコレは良いなどと言ったり嘘の情報を記事にするのは言語道断ですし、たまには「こんなの記事にしちゃって大丈夫かな」なんて事もあるかもしれませんが、ブログはプレゼンの場だ!とフルハウスのジョーイばりのテンションで記事を書いてみるのも大事なんじゃないでしょうか。
③何でもイイから書いてみる
思いっきり、②の「はてブを狙う」と言う観点からは逆行した項目ですが、いざやってみると予想だにしない科学反応を起こしてくれました。
MacFanに掲載していただいたおりにも書いたのですが、今までのエントリーの中で最も印象に残っているのは「ルービックキューブがあなたにもたらす4つのメリット」という記事。
真面目なテーマばかりですと、はてブ爆発の前に脳みそ爆発起こすんじゃなかろうかと箸休め的に書いた文章だったのですが、どこをどう巡ったかこのエントリーがGIGAZINE様に取り上げられるに至り、結果、その日一日のPVが普段の2倍ほどになりました。
もちろんこのケースは相当ラッキーな事例だったと言わざるを得ませんが、TwitterやFacebookなど、情報を拡散するツールがあふれている現在、どんな記事がウケるかなんてスティーブ・ジョブズにだってわかりゃしません。
「この記事書いてみたいけど、うちのブログには不向きかな…」などと思うことはないのです。だって、ブログには元来何を書いたっていいはずなのですから。
(公序良俗とネチケットは守ろうな!)
その姿勢は更新の頻度を上げる事にも繋がり、読者の獲得にも繋がるはずです。
Let’s Try!とにかく何かを書いてみよう!
ブログを更新する上での心構え
急に心構えなどと書くと「そんなモノいるのか」なんて思われそうですが、あまり人が書かないブログを運営する上での精神論なんて事も考えてみました。
まぁ基本的には、ポジティブなスタンスを崩さない、ということに尽きるでしょうか。
④「一喜」はしても「一憂」はしない
何気なく書いたエントリーがたくさんの反響を頂いた。
逆に、せっかく長い時間を掛けて書いた記事が、ビックリするぐらい無反応に終わってしまった。
ブログをやっていればこんなことはしょっちゅうございます。
そんな時に大切なのは、「一喜」はしても「一憂」はしないということ。
たくさん反応があったらワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイと喜び、期待はずれな事象が起こってもいちいちくよくよしないで次のネタを探す。これです。
これは私の座右の銘でもありますが、「前向きすぎて死んだ奴はいない」の精神です。
どうせ倒れるなら前のめり。ポジティブ脳天気野郎バンザイ。
兎にも角にも、誰かに頼まれてやっているわけではないのですからお気楽に行こうぜってなもんです。
⑤目標を持って貪欲にやってみる
私がこのブログを立ち上げて目標にしたのが「一年間での10万PV」でした。
自分の時間を少なからず割き、文章を書いたりスクリーンショットを撮ったりしてエントリーを作成しているわけです。多くの人の目に留まって欲しい!という思いから立てた目標でした。
なにも始めから大きな目標を立てることもありません。また、PV数のように対外的な数字である必要もありません。
「今月はエントリーの数を先月より5つ増やしてみよう」
「今週中に必ずこの記事を完成させてやろう」
これらも立派な目標でしょう。
何かしら目標を立ててみる、というのはやはりモチベーションを保つ上で有効な手段となります。
ただ漠然と更新ももちろん悪くはないですが、せっかく時間を使うなら、ブログを始めた頃の意識を保つ上でも何らかの目標を立ててみるというのは悪くないもんですよ。
まとめ
無論ここに書いてあることを実践しても、急にアクセス数が伸びるとは限りません。
最近読みました、コグレマサト氏といしたにまさき氏の共著である「マキコミの技術」にも、継続の大切さについて大きく言及されております。
アルファブロガーのお二人だからこその一家言。非常に参考になります。
だからこそ、ブログを続けるためのモチベーションを保つ上での目標を。
目標を達成するための戦略を。
途中思うようにいかない時にはポジティブシンキングを。
どうせやるなら全力でやったっていいじゃない。
全力でやることはかっこいいじゃない。
だいたいおつぱはそんなこと思ってブログ書いたりしてるんです。
なんだか大仰な締めくくりになってしまいましたが、ブログを開設してから5ヶ月間で自らが実践したことと心がけていたことを晒してみました。
別にまだ何かを成し遂げたわけでもなんでもないのですが、目標を持って前向きにやるってことは絶対にいいことだよ、なんてエントリーです。
おつぱいがいとあついんだぜ。
まぁ、冒頭にも書きましたが、多くの人に見ていただいたことが嬉しいし、それ以外の何物でもありません。私なんぞが言うのもおこがましいですが、そんな風に思えるブロガーさんが一人でも多く出たらそれってめちゃくちゃ楽しい。
そんな事を感じて書いてみたのでした。
おわり。