ハッシュ %OVERLOAD では、以下の key が認識されます:
+, +=, -, -=, *, *=,
/, /=, %, %=, **, **=,
<<, <<=, >>, >>=, x, x=,
., .=,
これらの演算子について、代入形式のものが存在しないときには、代わりに非代
入形式のものが呼ばれます。演算子 +, -, +=,
-= に対するメソッドは、インクリメント演算子やデクリメント演算子を
自動生成するために呼ばれることがあります。演算子 - は、単項のマイ
ナスや abs のメソッドがないときに自動生成するために使われます。
<, <=, >, >=, ==, !=, <=>,
lt, le, gt, ge, eq, ne, cmp,
ある演算子が無い場合にも、対応する「スペースシップ」形式が使えるならば、
代わりに使うことができます。配列のソートのときには、%OVERLAOD の
もとの cmp を使って値を比較します。
&, ^, |, neg, !, ~,
neg は、単項のマイナスを表わします。neg のメソッドが指定さ
れていないときには、引き算のメソッドを使って、自動生成されます。
++, --,
未定義であれば、足し算と引き算のメソッドが代わりに使われます。これらの演
算子は、プリフィクスとしても、ポストフィクスとしても使われます。
atan2, cos, sin, exp, abs, log, sqrt,
`abs' がないときには、< か <=> のメソッドを、単項のマ
イナスか引き算のメソッドと組み合わせて、自動生成されます。
bool, "", 0+,
これらの中で定義していないものがあっても、残りが一つでも定義してあれば、
それを代わりに使うことができます。`bool' は、( `while' のよう
な) フロー制御演算子や、三項演算子 ?: で使われます。これらの関数
は、任意の Perl値を返すことができます。この値に対応する演算子も多重定義
されている場合には、その演算子がその時の値を使って、再度呼び出されること
になります。
nomethod, fallback, =,
「See section %OVERLOAD の特殊 key,」の章を参照してください。
見つからなかったメソッドが、いつ自動生成されるかという点についての説明は、 See section Fallback,を参照してください。
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