Deprecated :  The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php  on line 456 Dovecot+MySQLによるバーチャルPOP3/IMAPサーバの構築(CentOS4.x編) 
Dovecot+MySQLによるバーチャルPOP3/IMAPサーバの構築(CentOS4.x編) 
ここでは、Postfixでのバーチャルドメイン対応にあわせてDovecotもバーチャルドメイン対応にします。
CentOS4.xのDovecotはMySQL対応になっており標準でインストールされるので、以下で設定を行うだけで使用できます。もしインストールされていないなら、Yumで最新版をインストールしてください。
■Dovecotの設定 
Dovecotの設定に関しては、基本的な設定は
こちら と同一ですがわかりやすくするため再掲しておきます。これに、バーチャルドメイン対応の設定を追加することになります。
◆基本的な設定 
Dovecotは、デフォルトでPOP3とIMAPが動作するように設定されていますが、Courie-IMAPと同様にPOP3sとIMAPsもサポートされており、チョット設定するだけで利用できます。おやじは、全て起動してルータやファイヤウォールでアクセス制御(外部からはPOP3s/IMAPsのみ利用可)していますが、不必要なものは止めておいたほうが良いでしょう。なお、おやじのセキュリティ方針はPLAIN+SSLのため、認証はデフォルトのPLAIN認証のみしかテストしていません。設定ファイルは
/etc/dovecot.confで、その内容を修正していきます。以下に、修正内容を示します。(青字 は削除、赤字 は追加、緑字 は変更したものです。)
なお、POP3sとIMAPsを使用する場合のSSL証明書については、
サーバ証明書の作成 を参照して作成してください。デフォルトのままでも使用できますが、アクセスするとCN名が不一致というエラーが毎回出て煩わしいです。
  サポートプロトコルの指定protocols = imap imaps pop3 pop3s  
  ListenするIP/ホストアドレスの指定[::] [::] # imaps_listen = # pop3s_listen = * * * *  SSLサポートの指定# ssl_disable = no サーバ証明書と秘密鍵の指定サーバ証明書の作成 を参照してメールサーバ名で作成しておくこと。ssl_cert_file = /usr/local/certs/server.crt  メールBOXの指定# default_mail_env = maildir:~/Maildir   
◆バーチャルドメイン対応の設定 
ここでは、バーチャルドメインに対応するための設定を行います。
  バーチャルドメインに対応するため、MySQL関連の設定ファイルを作成する。ファイル名の場所や名前は任意であるが、ここではソースファイルにある dovecot-mysql.confを参考に
  /usr/local/etc/dovecot-mysql.conf として以下の内容で作成した。
    
      
        # MySQLが動いているホストを指定new password1 こちら で設定したバーチャルメールボックスのパスを指定。uid/gidも合わせること。 
       
     
  
   /etc/dovecot.conf に認証関係の設定を行う。なお、全体が見えにくくなるのでdovecot.confの最後に追記するようにした。(青字 は削除、赤字 は追加、緑字 は変更したものです。)
    
      
        # auth_userdb = passwd# auth_passdb = pamこちら で設定したバーチャルメールボックスのパスを指定。default_mail_env = maildir:/usr/local/virtual/%u auth_userdb = mysql /usr/local/etc/dovecot-mysql.conf  
     
  
    
■Dovecotの自動起動の設定 
Dovecotをrpmからインストールすると、自動起動スクリプトがインストールされますが、有効になっていないので以下でシステム起動時に起動するよう設定します。
  
    
    
      # chkconfig dovecot on  
 
設定が完了したらDovecotを起動し、POP3(110番)、POP3S(995番)、IMAP(143番)、IMAPS(993番)が起動しているか確認した後、実際のメールクライアントで試験してみましょう。
# /etc/init.d/dovecot start 
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