一揆に代表される民衆が出てこない民衆の影響もあると思う。これも含めて欲しい。間違っていたらごめんなさい
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未完の明治維新 (ちくま新書 650) ペーパーバック – 2007/3/1
フランス語版
坂野 潤治
(著)
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- ISBN-104480063536
- ISBN-13978-4480063533
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/3/1
- 言語フランス語
- 寸法10.7 x 1.1 x 17.4 cm
- 本の長さ249ページ
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : フランス語
- ペーパーバック : 249ページ
- ISBN-10 : 4480063536
- ISBN-13 : 978-4480063533
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,529位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1937年神奈川県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学社会科学研究所教授、千葉大学法経学部教授を経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は、日本近代政治史。著書に、『近代日本の国家構想』(岩波現代文庫、吉野作造賞受賞)、『日本憲政史』(東京大学出版会、角川源義賞受賞)など多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『西郷隆盛と明治維新 (ISBN-10: 4062882027)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2021年8月3日に日本でレビュー済みフォーマット: ペーパーバックAmazonで購入坂野先生らの「柔構造」の指摘は、幕末明治の政治史をひもとく上で大いに画期的な指摘だった。
すなわち、幕府側にも、会津など佐幕側にも、また薩長土肥の西国雄藩側にも、朝廷側にも、
それぞれの内部で、尊皇・佐幕・攘夷・開国の主義主張の異なるグループがあり、
(例えば、西郷隆盛は「尊皇攘夷」の巨魁のように思われがちだったが、実際には「公武合体」派
の島津斉彬の薫陶を受け、その影響を終生抱え、「攘夷」を唱えて活動したことはなかった)
それぞれ強硬派や中間派、穏健派が藩内で連携したり、あるいは藩を超えて連携したり、
また派閥同士対立しあったり、粛清がおこったりして、大きな激流をつくっていく。
多くの人々が複雑な動きをしている群像劇を、「柔構造」として解釈している。
さて、本書ではその武士による「革命」。維新政府がいかに新国家を生み出すのか、
その産みの苦しみ、相克を描いている。その主要な人物は西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允の
いわゆる「維新3傑」+板垣退助の4人。この4人がそれぞれの主張を象徴する形で、
明治政治史の筋道がつけられていくと、考察されていく。
もちろん、この4傑ですべてが解釈できるのか、とも思いますが、
近代国家のスタート地点を描くためには、必要な「構図」化であろうと思います。
かなうことなら、坂野先生の講義で直接にきいてみたかった、と。
- 2022年3月8日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入強兵の西郷、立憲主義者の木戸、議会開設の板垣、富国の大久保。
1890年代になるとこの4つはある程度の成果を見せると解説。
今の中国やロシアをみると明治初期から主流から外れようとも
立憲主義を唱えた木戸、議会開設を求めた板垣の功績はよくわかる。
- 2011年1月27日に日本でレビュー済みフォーマット: ペーパーバックAmazonで購入西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、板垣退助が維新後の「今後の国造り」をどうしていくか、どの方向に進んでいくかをどう考えていたのか、そしてどのようになっていったのかを解説したのが本書。
「良い国造り」とは正義をぶつけ合うことだと、本書を読んで知った。
最近の政治を見ていると、どうも算盤を弾いている印象を受けて好感が持てない。
明治の政治家のように、「良い国造り」のために正義をぶつけ合わなければいけないと、日本はどんどん堕落していってしまう。
読み終わった後、本気で思った。
- 2013年2月8日に日本でレビュー済みフォーマット: ペーパーバックAmazonで購入坂野先生の著作は、どれを見ても秀作であり、今後の歴史教育の中心になってくれば、日本の将来は明るいと感じた。
- 2013年7月30日に日本でレビュー済みフォーマット: ペーパーバックAmazonで購入巷間流布する所謂『明治維新』の歴史本の総括編として、其の出来事の歴史的価値を見極める為には、大変必要であり、啓蒙的な、且つ啓蒙的なと云っても、著者は怒られないであろうが、此の歴史上の事件をしっかりと日本の歴史上に位置付ける試みとして、貴重な著作であろうか、と判断します。
その為には、一層歴史の糸を一般読者に判り易く解して、書いて頂きたい、と思います。そうすると、2013年の読者にも、この時代を経て来た結果としての現代についての、より深い理解が可能ではないでしょうか。しかし、その為には、新書版では、足りない、と思います。少し、包括的な、場合によっては、文久、元和、慶応に遡った、糸を辿り、解きほぐして見せて頂く必要があるのではないでしょうか。そんな時間は、一流の学者にはない、と言われるならば、ゼミナールの学生にやらせて下さい。彼等にとって、すごい勉強になるのではないでしょうか。
- 2014年12月3日に日本でレビュー済みフォーマット: ペーパーバック薩長連合による討幕(1864年頃)から新国家建設(1880年頃)までの明治初期の政治史を扱ったもので、西郷隆盛の「外征」、大久保利通の「殖産興業」、木戸孝允の「憲法制定」、板垣退助の「議会設立」と、4人の人物と4つの政策(国家目標)の絡み合いを主題に、複雑でめまぐるしい時代の政治を分かりやすく述べている。
特に維新の三傑―討幕の最大の功労者でありながら晩年には鹿児島に退き不平士族への同情から城山で戦死する西郷、富国政策の先頭に立って活躍中の志半ばで暗殺された大久保、憲法制定に熱意をもちながら寂しく病没する木戸―の三者三様の新国家のビジョン実現に向けての行動と死に伴う挫折は感慨深い。3人は西南戦争を挟む1年間に立て続けに亡くなるが、その後は「革命派武士」に代わって「文武の官僚」の時代となり、志士にとっての明治維新は未完に終わったとして本書は閉じられる。
政治の動きが中心であるが、関連する経済、外交、軍事等もでてくる。評者にとって興味深かったのは、当時は政治の混迷時に都度出される天皇の勅諭が大きい規範力をもっていたこと、国の歳入は地租だけであり米価の変動が財政収支と国際収支を決めており米価が暴騰すると経済は双子の赤字に陥ったこと、また軍隊は元討幕軍の「近衛兵(親兵)」と元各藩士族の「鎮台兵」と農民から徴兵された「徴募兵」と3つの官軍の混成体であったこと等である。
本書は激動の時代の人間の行動を描いて歴史小説のように面白い。歴史学者である著者は小説家と違って、憶測や推測にあたっては手紙・日記・建白書等の一次資料を提示する。これらは文語体や候文が多くまた仲間にしか通じない言葉遣いもあるが、著者による書き直しや適切な解説があって、歴史小説以上に楽しめた。
また著者はイデオロギーに囚われずに実証的で誠実な記述であり、混迷する現在日本の政治を考える時、明治初期の政治史から学ぶものは多い。