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TEXT関数の使い方:Excel関数の技
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TEXT関数の使い方
TEXT関数の構文について topへ
構文:=TEXT(数値, 表示形式)
数値:数値、戻り値が数値となる数式、数値を含むセル参照を指定します。
表示形式:数値の書式を、"yyyy/m/d" や "#,##0" など、引用符で囲んだテキスト文字列として指定します。
TEXT関数は数値を表示形式を使用して文字列に変換します。
表示形式に関しては以下のページをご覧ください。
数値を文字列の中で表示する topへ
文字列の中で適切な表示形式で数値を表示することができます。
E1セルに =A1&"の価格は"& TEXT(B1,"\ #,##0") &" です" と入力した例です。
数値を桁区切りの表示形式で文字列に変換して、他の文字列と & でつなげた例です。
数値から必要な情報を文字列に変換する topへ
日付データから曜日などに変換する。
上記は文字列を& でつないで書きましたが、=TEXT(A1, ”この日はaaaaです" ) と、引数の表示形式の中に入れることもできます。
数値を四捨五入する topへ
Excelは表示する桁数で四捨五入しますので、TEXT関数を使って四捨五入が可能です。(ROUND関数を使うのが正道です)
整数値で丸めた(四捨五入した)例です。ただし、結果は文字列ですのでご注意ください。
=TEXT(A1,"0") で 0 は整数値で表示する表示形式ですので、小数以下1桁目を四捨五入して表示します。
文字列の数字を数値に変換するには、VALUE関数を使います。
=VALUE( TEXT(A1,"0") )
または、*1と乗算をして数値にする方法もあります。
= TEXT(A1,"0") *1
数値を日付データや時刻データに変換する topへ
他のシステムからのデータを日付や時刻として扱いたいときに、Excelのシリアル値へ変換します。
日付が 20120625 と8桁の数値で表現されていたら、=TEXT(20120625,"0 !/ 00 !/ 00") で日付の表示形式に変換できます。ただし、これは文字列になります。
この文字列を日付のシリアル値に変換するには「*1」と乗算をします。
= TEXT(20120625,"0!/00!/00") *1 とします。
同じセルでシリアル値(日付データ)にするには区切り位置の機能 を利用します。
データ範囲を選択します。
[データ]タブの[区切り位置]を実行します。
区切り位置指定ウィザードで[次へ]ボタンを押し3/3まで進みます。
「日付」にチェックを入れます。右側のドロップダウンリストが「YMD 」になっているのを確認します。
[完了]ボタンを押すと、数値データが日付データに変換されました。
表示形式を利用して他の文字を表示する topへ
表示形式は 正の数の書式 ; 負の数の書式 ; ゼロの書式 ; 文字列の書式 で表すことができます。
TEXT関数でこれを利用して、計算結果からほかの文字列を表示することもできます。
B2-A2の結果が、正,負,ゼロ のいずれかである時にそれに応じた文字を表示する例です。
=TEXT(B2-A2,”増;減;−") は正の値の時は「増」、負の値の時は「減」、ゼロの時は「ー」と表示するようにしています。
表示形式では[ ]角括弧を使って条件を設定することができます。
TEXT関数ではこれを利用することもできます。
3段階評価に利用した例です。
=TEXT(A1,"[>75]優;[>50]良;”不可") は75より大きい場合は「優」、50より大きい場合は「良」、それ以外は「不可」と表示します。
表示形式でロケールIDを利用する topへ
表示形式でローケールIDを使うことで、どこの国の言語に合わせるかを指定することができます。
下図では2行目と11行目に入力してある日付から各国の言語で曜日を表示しています。
A列に言語名を書いています。B列が使用したロケールIDです。
C3セルの数式は =TEXT(C$2,"["&$B3&"]aaaa") として、B列のロケールIDを使っています。
下図のC12セルの数式は =TEXT(C$11,"["&$B12&"]aaaa") として、B列のロケールIDを使っています。
ロケールIDの一覧はMSDNにありますので参照してください。
ロケール ID (LCID) の一覧
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc392381.aspx
上記のID一覧表の下3ケタを $- の後ろにつけて使います。
数値が1桁や数値だけではないケースがあったりします。
ドイツ語(ルクセンブルグ)のロケールIDは 0x1007 ですので、表示形式では $-7 となります。
中国語(香港)のロケールIDは 0x0C04 ですので、表示形式では $-C04 となります。
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