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行と列を入れ替える関数(TRANSPOSE関数)の使い方:Excel関数
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行と列を入れ替える関数(TRANSPOSE関数)の使い方
更新:2025/2/23;作成:2012/11/12
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トランスポーズ
=TRANSPOSE(配列)
Spill(スピル)が利用できない場合は数式を配列数式として入力する必要があります: [Ctrl]キーと[Shift]キーを押したまま[Enter]で入力を確定します。
下図のようなデータ表があります。
B3:E7のデータを右側のG2:L5に行と列を入れ替えて表示しなさい。
B
C
D
E
2
月
福岡支店
熊本支店
鹿児島支店
3
4月
203,720
223,240
368,137
4
5月
217,170
210,689
250,503
5
6月
262,565
314,823
292,209
6
7月
282,504
210,727
293,216
7
8月
352,103
269,499
323,357
Excel for Microsoft365やExcel2021以降ではSpill(スピル)が利用できます。
Microsoft365ではSpill機能が利用できますので、G2セルに =TRANSPOSE(B2:E7) と入力します。
行列を入れ替えた配列が返されます。
Spill機能を使いますので、あらかじめデータの抽出先を選択する必要はありません。
Filter関数と組み合わせて、抽出したデータの行と列を入れ替えて表示できたりします。
下図ではH2とI2セルに入力した月のデータを抽出した例です。
H3セルには =TRANSPOSE( FILTER(C3:E7,(B3:B7= H2 )+(B3:B7= I2 )) ) と入力しています。
Spill(スピル)が利用できない場合、配列数式として入力します。
表示先のG2:L5セルを選択します。←ここが重要です。
行列を入れ替える元のリストは 6行×4列ですので、行列を入れ替えて表示するセル範囲は 4行×6列 のセル範囲を選択します。 G2セルに=TRANSPOSE(B2:E7) と入力し、[Ctrl]+[Shift]+[Enter]で入力を確定します。
数式バーには { =TRANSPOSE(B2:E7) } と表示され、配列数式として入力されたのが確認できます。
表示先 G2:L5には行と列が入れ替えて表示されました。
数式を数値(値)に変換する
[Ctrl]+[Shift]+[V]で値の貼り付けができるようになりました。
(Excel for Microsoft365で2023/9頃から使用できるようになりました)
G2:L5セルを選択します。(データの範囲内のセル1個を選択して、[Ctrl]+[A]で選択できます。
[Ctrl]+[C]でコピーします。
[Ctrl]+[Shift]+[V]で値の貼り付けを行います。
この表を元データとして使用したいので数式を値に変更したい と思います。
G2:L5を選択して[コピー]を実行します。そのままの状態で、[貼り付け]→[値]を実行します。
または、[Ctrl]+[C]でコピーし、[Ctrl]+[V]で貼り付け、[Ctrl]で貼り付けオプションを開き、[↓]キーを2回押して[値(V)]を選択します。
数式が値に変更できました。
数式バーに値が表示されています。
関数の挿入を使う場合 の操作手順
TRANSPOSE関数で書き出すセル範囲を選択します。
元のデータ表の 4列×6行 を 逆にしたセル範囲 6列×4行(G2:L5)を選択します。
[関数の挿入]ボタンをクリックします。
関数の挿入ダイアログボックスが表示されます。
関数の分類で「すべて表示」を選択します。
関数名で「TRANSPOSE」を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
TRANSPOSE関数の引数で、配列に元のセル範囲 B2:E7 を指定します。
[Ctrl]+[Shift]キーを押した状態で[OK]ボタンをクリックします。 (配列数式として入力するためです)
または、[Ctrl]+[Shift]+[Enter]で入力を確定します。
表示先 G2:L5 に行と列が入れ替えて表示されました。
G2セルの数式は {=TRANSPOSE(B2:E7)} と表示されます。
このTRANSPOSE関数が入力されている場合は、元のリスト内を変更すると、行列を並べ替えたリスト内もリンクされた状態で変更されます。
熊本支店の6月の値を 333,333 に変更すると、 J4セルの値も 33,333 に変更されます。
元データを選択して[コピー]を実行します。
ショートカットキーは[Ctrl]+[C]です。
貼り付け先G2セルを選択して、[貼り付け]→[行列を入れ替える]を実行します。
行列が入れ替えて貼り付けられました。
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