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1行おき(3行ごと)に合計する:エクセル練習問題
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1行おき(3行ごと)に合計する
更新:2024/9/15;作成:2014/11/21
問題1:下図のようなデータを渡されました。 問題1の解答
D15:D16セルの金額の合計を計算しなさい。
B
C
D
2
品名
数量/金額
結果
3
みかん
数量
631
4
金額
433,933
5
バナナ
数量
696
6
金額
311,319
7
ぶどう
数量
296
8
金額
270,128
9
パイナップル
数量
169
10
金額
119,913
11
マンゴー
数量
973
12
金額
423,365
13
桃
数量
129
14
金額
75,764
15
合計
金額
問題2:下表の金額の合計を計算しなさい。 問題2の解答
下表の青の行(金額)を合計して、15行目に結果を表示します。
B
C
D
E
F
G
2
日付
4月10日
4月11日
4月12日
4月13日
3
山田
時間
8:00
5:00
7:00
6:00
4
数量
40
30
37
44
5
金額
32,000
24,000
29,600
35,200
6
今野
時間
5:00
8:00
2:00
6:00
7
数量
50
66
22
45
8
金額
40,000
52,800
17,600
36,000
9
植田
時間
5:00
5:00
4:00
5:00
10
数量
42
40
37
42
11
金額
33,600
32,000
29,600
33,600
12
海江田
時間
4:00
3:00
8:00
8:00
13
数量
24
25
51
44
14
金額
19,200
20,000
40,800
35,200
15
合計
金額
124,800
128,800
117,600
140,000
この問題のどこに注目するかで、さまざまな方法で計算することができます。
計算するのに共通の条件がある場合はSUMIF関数がつかます。
合計するセルの左には「金額」と入力されているので、SUMIF関数で計算することができます。
D15セルは =SUMIF( C3:C14 ,C15, D3:D14 ) としました。
SUMIF関数の引数 ダイアログボックスを使う場合は下図のように設定します。
SUMIFS関数を使うこともできます、引数の順番がSUMIF関数とは異なりますのでご注意ください。
D15セルは =SUMIFS( D3:D14 , C3:C14 ,C15) となります。
SUMIFS関数の引数 ダイアログボックスを使う場合は下図のように設定します。
数量は奇数行、金額は偶数行に入力されているので、奇数行の合計と偶数行の合計を求めると考えることができます。
合計する金額は偶数行に入力されているので、 偶数行はISEVEN関数で判定ができるので、
D15セルは =SUMPRODUCT( ISEVEN (ROW(D3:D14))*(D3:D14)) となります。
奇数である時に合計する場合はISODD関数を使い、
=SUMPRODUCT( ISODD (ROW(D3:D14))*(D3:D14)) となります。
この方法は3行おき、4行おきといった計算にも使える方法です。
上記と同じですが、行の奇数と偶数は 行番号を2で割って余りが 1のときは奇数、0のときは偶数 となる、と考えることができます。
D15セルは偶数行に入力されて金額を合計するので、
=SUMPRODUCT( (MOD(ROW(D3:D14),2)=0 ) *(D3:D14)) としました。
奇数行を合計する場合は =SUMPRODUCT( (MOD(ROW(D3:D14),2)=1 ) *(D3:D14)) とします。
ISEVEN関数とISODD関数を使って、奇数行/偶数行を判定して計算します。
奇数偶数で計算するのに、配列数式を使って求めることもできます。
Excel for Microsoft365,Excel2021以降の動的配列数式が利用できるバージョンでは
D15セルは偶数行の合計を計算するので
=SUM( ISEVEN(ROW(D3:D14)) * D3:D14 )
と入力します。
Excel2019以前のバージョンは、[Shift]+[Ctrl]+[Enter]で数式を確定して、
{ =SUM( ISEVEN(ROW(D3:D14)) * D3:D14 ) }
と、配列数式にします。
奇数行の合計は、Excel for Microsoft365,Excel2021以降の動的配列数式が利用できるバージョンでは
=SUM( ISODD(ROW(D3:D14)) * D3:D14 ) と入力します。
Excel2019以前のバージョンは、[Shift]+[Ctrl]+[Enter]で数式を確定して、配列数式にします。
FILTER関数はExcel for Microsoft365、Excel2021で使用できる関数です。
詳細な使い方は FILTER関数でデータを抽出する をご覧ください。
行番号が奇数のデータをFilter関数で抽出して、Sum関数で合計しています。
金額は偶数行に入力されているので、MOD(ROW($D$3:$D$14),2)= 0 で判定しています。
=SUM( FILTER($D$3:$D$14, MOD(ROW($D$3:$D$14),2)= 0 ) )
となります。
奇数の行を合計する場合は
=SUM( FILTER($D$3:$D$14, MOD(ROW($D$3:$D$14),2)= 1 ) )
となります。
統合の機能を使う
計算式を使わずに求めることもできます。統合の機能を利用します。
C15セルを選択します。
「データ」タブの[総合]を実行します。(下図はExcel for Microsoft365の画像です)
集計の方法が「合計」になっているのを確認します。
統合元の範囲で C3:D14セルを指定します。
(この画面ではSheet1で操作しているので Sheet1!C3:D14となっています)
[追加]ボタンをクリックして、統合元に選択して指定した範囲を登録します。
統合の基準で「左端列」にチェックを入れます。
[OK]ボタンをクリックします。
計算結果が表示されました。
計算式(数式)を使っていませんので、セルには結果の値が入力されているのが分かります。
ただし、D3:D14の値を修正しても自動で再計算されませんので、もう一度 「統合」を実行する必要があります。
SUMIF関数を使う
合計するセルの左には「金額」と入力されているので、SUMIF関数で計算することができます。
D15セルは =SUMIF( $C$3:$C$14 , "金額" , D3:D14 ) としました。
D15セルの数式を右方向へオートフィルしてコピーすれば完成です。
なお、=SUMIF($C$3:$C$14,$C$15, D3:D14) としてもOKです。
SUMPRODUCT,MOD,ROW関数を使って3行目ごとに合計する
D15セルは =SUMPRODUCT( (MOD(ROW(D3:D14),3)=2) * (D3:D14) ) としました。
↓
計算の過程は、3行ごとに計算したいので、行番号を3で割るとあまりが 2 となる行を調べます。
数式は (MOD(ROW(D3:D14),3)=2 となります。
この部分は下図のように、{FALSE;FALSE;TRUE ;FALSE;FALSE;TRUE ;FALSE;FALSE;TRUE ;FALSE;FALSE;TRUE } と該当行はTRUEが返されます。
FALSE=0 TRUE=1 として、各セルとの積を合計します。
3行ごとに合計する(配列数式を使う)
3行おきに計算するのに、配列数式を使って求めることもできます。 Excel for Microsoft365,Excel2021以降の動的配列数式が利用できるバージョンでは
D15セルに =SUM( (MOD(ROW(D3:D14),3)=2) * (D3:D14) ) と入力します。
Excel2019以前のバージョンは、[Shift]+[Ctrl]+[Enter]で数式を確定して、
{ =SUM((MOD(ROW(D3:D14),3)=2)*(D3:D14))}
と配列数式にします。
計算式を使わずに求めることもできます。統合の機能を利用します。
C15セルを選択します。
ポイントはC15セルに合計する行と同じく、 金額 と入力されていることと、このセルを選択していることが必要です。
「データ」タブの[総合]を実行します。(下図はExcel for Microsoft365の画像です)
集計の方法が「合計」になっているのを確認します。
統合元の範囲で C3:G14セルを指定します。
[追加]ボタンをクリックして、統合元に選択して指定した範囲を登録します。
(この画面ではSheet2で操作しているので Sheet2!$C$3:$G$14となっています)
統合の基準で「左端列」にチェックを入れます。
[OK]ボタンをクリックします。
計算結果が表示されました。
計算式(数式)を使っていませんので、セルには結果の値が入力されています。
ただし、この統合を使った場合は表中の元データが変更されても自動で再計算されませんので、再度「統合」を実行する必要があります。
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