Interface Element

継承元:

Node

プロパティ:

tagName

メソッド:

getAttribute, getAttributeNS, getAttributeNode, getAttributeNodeNS, getElementsByTagName, getElementsByTagNameNS, hasAttribute, hasAttributeNS, removeAttribute, removeAttributeNS, removeAttributeNode, setAttribute, setAttributeNS, setAttributeNode, setAttributeNodeNS

プロパティ:

• elementObject.tagName

  DOMString型, 読取専用

  要素の名前。例えば:

  <elementExample id="demo">
          ...
  </elementExample> ,
  

  上記において、 tagName は値 "elementExample" である。DOM 操作全般に言えることだが、XMLでは文字ケースが保持されることに注意。 HTML DOM では tagName では HTML 要素を正統大文字形式で返し、HTML文書ソース内の文字ケースを考慮しない。
  

メソッド:

• elementObject.getAttribute( name )

  名前で属性値を取得する。

  引数:

  name / DOMString

  取得する属性の名前。
  

  戻り値:

  DOMString 型。文字列としての Attr の値。属性が指定されていないかデフォルト値である場合は空文字列。

• elementObject.getAttributeNS( namespaceURI, localName )

  ローカル名と名前空間URIで属性値を取得する。HTML限定の実装はこのメソッドを実装する必要はない。

  引数:

  namespaceURI / DOMString

  取得する属性の 名前空間URI。
  

  localName / DOMString

  取得する属性の ローカル名。
  

  戻り値:

  DOMString 型。文字列としての Attr 値。属性が指定されていないかデフォルト値である場合は空文字列。

• elementObject.getAttributeNode( name )

  名前で出属性ノードを取得する。
  修飾名と名前空間URIで属性ノードを取得するには、 getAttributeNodeNS メソッドを用いる。

  引数:

  name / DOMString

  取得する属性の名前 (nodeName)。
  

  戻り値:

  Attr 型。指定された名前 (nodeName) の Attr ノード。そういう属性がなければ null。

• elementObject.getAttributeNodeNS( namespaceURI, localName )

  修飾名と名前空間URIで Attr ノードを取得する。HTML限定の実装はこのメソッドを実装する必要はない。

  引数:

  namespaceURI / DOMString

  取得する属性の 名前空間URI。
  

  localName / DOMString

  取得する属性の ローカル名。
  

  戻り値:

  Attr 型。指定されたローカル名と名前空間URIの Attr ノード。そういう属性がなければ null。

• elementObject.getElementsByTagName( name )

  与えられたタグ名の 子孫 Elements 全てがこの Element ツリー内での出現順に並ぶ、 NodeList を返す。

  引数:

  name / DOMString

  マッチを行うタグの名前。特殊値 "*" は全てのタグにマッチする。
  

  戻り値:

  NodeList 型。マッチした Element ノードのリスト。

• elementObject.getElementsByTagNameNS( namespaceURI, localName )

  与えられたローカル名と名前空間URIの 子孫 Elements 全てがこの Element ツリー内での出現順に並ぶ、 NodeList を返す。
  HTML限定の実装はこのメソッドを実装する必要はない。

  引数:

  namespaceURI / DOMString

  マッチする要素の 名前空間URI。特殊値 "*" は全ての名前空間にマッチする。
  

  localName / DOMString

  マッチする要素の ローカル名。特殊値 "*" は全てのローカル名にマッチする。
  

  戻り値:

  NodeList 型。マッチした Elements 全てを含む NodeList オブジェクト。

• elementObject.hasAttribute( name )

  与えられた名前の属性がこの要素に指定されいる場合、またデフォルト値を持つ場合は true を返し、そうでない場合は false を返す。

  引数:

  name / DOMString

  検索する属性の名前。
  

  戻り値:

  boolean 型。与えられた名前の属性がこの要素に指定済みであるか、デフォルト値を持つ場合は true, そうでない場合は false。

• elementObject.hasAttributeNS( namespaceURI, localName )

  与えられたローカル名と名前空間URIを持つ属性がこの要素に指定されている時、またはデフォルト値を持つ時は true を返し、そうでなければ false を返す。HTML限定の実装はこのメソッドを実装する必要はない。

  引数:

  namespaceURI / DOMString

  検索する属性の 名前空間URI。
  

  localName / DOMString

  検索する属性の ローカル名。
  

  戻り値:

  boolean 型。与えられたローカル名と名前空間URIの属性がこの要素に指定済みであるか、デフォルト値を持って入れば true, そうでない場合は false。

• elementObject.removeAttribute( name )

  名前で属性を取り除く。削除された属性がデフォルト値を持つ場合、属性は直ちに出現し、デフォルト値と、適宜該当する名前空間URI, ローカル名, 接頭辞をを持つ。
  ローカル名と名前空間URIで属性を削除するには、 removeAttributeNS メソッドを用いる。

  引数:

  name / DOMString

  取り除く属性の名前。
  

  戻り値:

  (無し)

  例外:

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用であるときに発生。

• elementObject.removeAttributeNS( namespaceURI, localName )

  ローカル名と名前空間URIで属性を取り除く。取り除かれる属性がデフォルト値を持つ場合、直ちに置き換えられる。置き換えられた属性は同じ名前空間URIとローカル名, 元の接頭辞を持つ。
  HTML限定の実装はこのメソッドを実装する必要はない。

  引数:

  namespaceURI / DOMString

  除去する属性の 名前空間URI。
  

  localName / DOMString

  除去する属性の The ローカル名。
  

  戻り値:

  (無し)

  例外:

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用であるときに発生。

• elementObject.removeAttributeNode( oldAttr )

  指定された属性ノードを取り除く。取り除かれた Attr がデフォルト値を持っていれば、直ちに置き換えられる。置き換える属性は同じ名前空間URIとローカル名を持ち、適宜元の接頭辞を持つ。

  引数:

  oldAttr / Attr

  属性リストから取り除く Attr ノード。
  

  戻り値:

  Attr 型。取り除かれた Attr ノード。

  例外:

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用であるときに発生。

  NOT_FOUND_ERR / DOMException

  oldAttr がその要素の属性でない場合に発生。

• elementObject.setAttribute( name, value )

  新しい属性を追加する。その名前の属性が要素に既に存在していれば、値はその値のパラメータに変更される。この値は単純な文字列である; それは設定されるままで解析されない。したがって任意のマークアップ (実体参照と認識される構文など) は文字通りのテキストとして扱われ、書き出しの際には実装に適切にエスケープされる必要がある。実体参照を含む属性値を割当てるためには、使用者は Attr ノードと、さらに Text ノード, EntityReference ノードを生成して適切な下位ツリーを構築し、 setAttributeNode を用いて属性の値として割当てなければならない。
  修飾名と名前空間URIを持つ属性の設定には setAttributeNS メソッドを用いる。

  引数:

  name / DOMString

  生成、または変更する属性の名前。
  

  value / DOMString

  設定する文字列形式の値。
  

  戻り値:

  (無し)

  例外:

  INVALID_CHARACTER_ERR / DOMException

  指定された名前に不正な文字が含まれている場合に発生。

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用であるときに発生。

• elementObject.setAttributeNS( namespaceURI, qualifiedName, value )

  新しい属性を追加する。同じローカル名と名前空間を持つ属性がその要素にある場合、接頭辞は qualifiedName の接頭辞部分に変更され、 値は value パラメータに変更される。値は単純な文字列である; それは設定されるままで解析されない。したがって任意のマークアップ (実体参照と認識される構文のような) は文字通りのテキストとして扱われ、書き出しの際は実装により適切にエスケープされる必要がある。実体参照を含む属性値を割当てるには、使用者は Attr ノードと、更に Text ノート, EntityReference ノードを生成して適切な下位ツリーを形成し、 setAttributeNodeNS または setAttributeNode を用いて属性の値を割当てなければならない。
  HTML限定の実装はこのメソッドを実装する必要はない。

  引数:

  namespaceURI / DOMString

  生成または変更する属性の 名前空間URI。
  

  qualifiedName / DOMString

  生成または変更する属性の 修飾名。
  

  value / DOMString

  設定する文字列形式の値。
  

  戻り値:

  (無し)

  例外:

  INVALID_CHARACTER_ERR / DOMException

  指定された修飾名に不正な文字が含まれている場合に発生。

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用であるときに発生。

  NAMESPACE_ERR / DOMException

  qualifiedName が奇形(malformed)である場合、 qualifiedName が接頭辞を持ち namespaceURI が null である場合、 qualifiedName が接頭辞 "xml" を持ち、かつ namespaceURI が "http://www.w3.org/XML/1998/namespace" ではない場合、 qualifiedName が "xmlns" であり namespaceURI が "http://www.w3.org/2000/xmlns/" ではない場合に発生。

• elementObject.setAttributeNode( newAttr )

  新しい属性ノードをツ一過する。もしこの名前 (nodeName) を持つ属性が要素に既に存在すれば、それを新しいもので置き換える。
  修飾名と名前空間URIを持つ新しい属性ノードを追加するには、 setAttributeNodeNS メソッドを用いる。

  引数:

  newAttr / Attr

  属性リストに追加する Attr ノード。
  

  戻り値:

  Attr 型。newAttr が既存の属性を置き換える場合は、置き換えられた Attr ノードを返し、そうでない場合は null を返す。

  例外:

  WRONG_DOCUMENT_ERR / DOMException

  newAttr が生成された文書が、この要素が生成された文書と異なる場合に発生。

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用であるときに発生。

  INUSE_ATTRIBUTE_ERR / DOMException

  newAttr が既に別の Element オブジェクトの属性である場合に発生。 Attr ノードを他の要素内で再使用するには、DOM 使用者はこれを明示的に複製しなけれならなない。

• elementObject.setAttributeNodeNS( newAttr )

  新たな属性を追加する。そのローカル名と名前空間URIの属性が要素内に既に存在する場合は、それを新しいもので置き換える。
  HTML限定DOM実装はこのメソッドを実装する必要がない。

  引数:

  newAttr / Attr

  属性リストに追加する Attr ノード。
  

  戻り値:

  Attr 型。newAttr 属性が同じ ローカル名 と 名前空間URI を持つ既存の属性を置換する場合は、置換された Attr ノードが返され、そうでない場合は null が返される。

  例外:

  WRONG_DOCUMENT_ERR / DOMException

  newAttr が生成された文書が、この要素が生成された文書と異なる場合に発生。

  NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR / DOMException

  このノードが読取専用である場合に発生。

  INUSE_ATTRIBUTE_ERR / DOMException

  newAttr が既に別の Element オブジェクトの属性である場合に発生。 Attr ノードを他の要素内で再使用するには、DOM 使用者はこれを明示的に複製しなけれならなない。

IDL 定義:

interface Element : Node {
  readonly attribute DOMString        tagName;
  DOMString          getAttribute(in DOMString name);
  void               setAttribute(in DOMString name,
                                  in DOMString value)
                                        raises(DOMException);
  void               removeAttribute(in DOMString name)
                                        raises(DOMException);
  Attr               getAttributeNode(in DOMString name);
  Attr               setAttributeNode(in Attr newAttr)
                                        raises(DOMException);
  Attr               removeAttributeNode(in Attr oldAttr)
                                        raises(DOMException);
  NodeList           getElementsByTagName(in DOMString name);
  // Introduced in DOM Level 2:
  DOMString          getAttributeNS(in DOMString namespaceURI,
                                    in DOMString localName);
  // Introduced in DOM Level 2:
  void               setAttributeNS(in DOMString namespaceURI,
                                    in DOMString qualifiedName,
                                    in DOMString value)
                                        raises(DOMException);
  // Introduced in DOM Level 2:
  void               removeAttributeNS(in DOMString namespaceURI,
                                       in DOMString localName)
                                        raises(DOMException);
  // Introduced in DOM Level 2:
  Attr               getAttributeNodeNS(in DOMString namespaceURI,
                                        in DOMString localName);
  // Introduced in DOM Level 2:
  Attr               setAttributeNodeNS(in Attr newAttr)
                                        raises(DOMException);
  // Introduced in DOM Level 2:
  NodeList           getElementsByTagNameNS(in DOMString namespaceURI,
                                            in DOMString localName);
  // Introduced in DOM Level 2:
  boolean            hasAttribute(in DOMString name);
  // Introduced in DOM Level 2:
  boolean            hasAttributeNS(in DOMString namespaceURI,
                                    in DOMString localName);
};

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