バナナジャム＆バナナクレープ

ずっと以前、掲示板で「バナナジャムっておいしいよ」という情報をいただいて以来興味を抱いていたバナナジャム。興味はあれど、生来のぐうたらな性格とバナナを見かけたら即食べてしまう食欲が災いして（笑）なかなか作ってみようとは思えませんでした。ですが、この間お菓子の本を見ていたら「クレープの作り方＆それにつけるジャム各種（バナナジャム等）」というページがあるじゃぁないですか！　レシピまで手に入れた以上、試食台となる友人を調達し早速実験開始です。

（１）バナナの皮を剥き、輪切りにします（バナナは、良く熟している物の方がよいでしょう）。

（２）切ったバナナをホウロウの鍋に入れ、スプーンやフォークなどで荒くつぶします。

（３）グレープフルーツを半分に切り、絞ります（種が入らないように注意してください）。　絞った汁は、鍋の中に入れましょう。

（４）レモンも絞り、汁を鍋の中に入れます。

（５）水を鍋の中にいれます。

（６）以上の材料を鍋の中に入れたら、弱火で２０分ほど煮込みます。時々かき混ぜてあげてください。

（７）グラニュー糖を半分、鍋の中に入れ強火でかき混ぜながら５分ほど煮込みます。

（８）残りの分量のグラニュー糖を入れ、強火でかき混ぜながら１０分ほど煮込みます。かき混ぜて、ちょっととろっとしてきたらいい感じです。好みの固さになるまで、焦げ付きに注意しながら煮詰めてください。

（９）仕上げにラム酒を入れて出来上がりです。できあがったジャムは、煮沸消毒した小瓶に詰めましょう。

• グレープフルーツやレモンの絞り汁のなかで煮込むため、意外と酸っぱくなります。バナナの甘みを活かしたい方は、グレープフルーツの絞り汁の代わりに水をつかってください。
• ラム酒は好みですので、お酒の匂いが嫌いな人は入れなくてもいいと思います。
• 必ずホウロウの鍋を使いましょう。レモンやグレープフルーツの汁は酸性なので、アルミ鍋などを使うとえらいことになります。

（１）クレープ生地は、市販の専用粉が売っているのでそれを使うのが楽です。モントンなどから出ていると思います。箱の作り方に基づいて材料を揃えてください。

（２）生地ができたら、フライパンで焼きます。お玉一杯分の生地を熱したフライパンに入れて薄くのばします。薄焼き卵を作る要領で、フライパンをうまく傾かせて生地を周りの方にまんべんなく流します。火は中火くらいがいいでしょう。すぐに固まるので、素早く裏返します。お箸を使うと破れてしまったりするので、竹串などで周りを浮かせたら手を使ってひっくり返すのがいいでしょう。（注：くれぐれもやけどに注意して、ひっくり返す前と後には氷水で指を冷やすことを忘れないでください。）

• テフロン加工のフライパンなら、油を入れなくてもこびりつかないのでおすすめです。油を入れると、口当たりがちょっと油っぽいクレープができてしまうので。
• ひっくり返すのが面倒で見た目が気にならないのでしたら、そのままでもいいと思います。要は表面に火が通るまで焼けばいいだけのことですから。ただし、裏面はこげますが(^_^;)

さて、できあがったらお待ちかねの試食タイムです。好みでクレープに包む物を揃えましょう。スライスしたバナナや生クリーム、チョコレートクリームなどがおすすめです。

そうです、私はグレープフルーツの絞り汁をまるまる一個分入れてしまっていたのです。おかげでちょい酸っぱすぎ。はっきりいって、バナナジャムだかグレープフルーツジャムだかわかりません。ラム酒も入れすぎていたせいで、香りもはっきり言ってラム酒そのものです。甘酸っぱい、ラム酒の香りのするバナナジャムは、知らない人に食べさせたら絶対に原材料わかりませんって。なんだか得体の知れないものに仕上がってしまったジャムですが、ジャムとしては結構おいしかったです。バナナな感じはしませんでしたが・・・・・（分量間違えたおまえが悪いって）。

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