6月の偏見 インデックス
なんつーの?もう時代はカラープリンタでモテモテっていうか。
とにかく衝動買いというか、もう金が入ったら即つかっちまうぜー、宵越しのゼニはもたないぜぇー
という基本方針に乗っ取りつつ、ラオックスでプリンタを購入したのだった。
やや「お持ち帰り」にはでかすぎたが、頑張って持ち帰る。駅から自転車に乗せて、付近の住民に迷惑をかけながら家までたどり着く。
さて、買ったのはキャノンのBJC-420J。最大720x360dpiができるカラープリンタ。産まれて始めて買ったカラープリンタなだけに、感動も朝塩。
生きていてもっとも楽しい瞬間は、給料を貰ったその日にでかい買い物をすることだにゃー。
添付品をあけてみると、お、Adobe PhotoDeluxueがついてくるのかぁ。2万円のプリンタなのにけっこう上等なのがついてくるんだねー。
んでまぁ、とりあえず生協で買ってきたインクジェット用透明シールに、ITLのマークを出力してみる。
解像度が300くらいないとキツいので、そのためのディスクスペース確保が大変でしたが、なんとかできました。
明日はいよいよTシャツ造りに挑戦だ!
なんだかわけわかんないけど惹かれるモノってのは世の中にはけっこうあります。
今日ご紹介するこのGAS BOOKもそんなモノのひとつです。
この本、ガスブックと読みますが、決して気体に関する啓蒙を目的とした書籍ではありません。
なんだかよくわかんないデザイン集みたいなものです。
無意味に大きいパッケージを開けると、発泡スチロールのスぺーサーと厚めのブックレット、そしてでかでかと「危」と書かれたCDが現れました。
やっぱりアブナイなぁ、と思いつつも、それを愛機「施し1号」に挿入すると、なんと読めない!あうー(T_T)
なんだかわからないまま窮地に追い込まれてしまった僕は、箱に小さく「CD エクストラ」と書いてあるのを見つけました。
このマシンのCDドライブは、もとはといえばITLのK.Turnerから拝借している(もうかれこれ2年半になるか)Aptivaのものをちょっと拝借してとりつけたもので、そのAptivaっていうのは、実はWindows3.1時代の奴だから、当然ドライブもドライバもCD-EXTRAなんかに対応しているわけがない。
あーここでCD-EXTRAを知らないひとのために説明すると、従来のCD-ROMは、音楽CDのトラックの一部をコンピュータで読むだけという規格であり、詳しくはそのなかのディレクトリ構造を定義しただけのもんである(ポピュラーなのはいわゆるISO-9660とかね)。パソコン野郎だけがこれを使っているぶんにはまったく問題はなかったのだが、そのうちパソコン野郎も細分化し、マニア野郎と初心者野郎、ただのオタク野郎と大きくわけて三種類になってしまった。
そこで、誰かが考えた。これだけパソコンが普及してしまったのなら、いままでの音楽CDに付加価値をつけてパソコンに入れるとソフトが起動するようにしたらどうだろうか?
そうして生まれたのが、CD-EXTRAという規格なわけだ。これは、従来の音楽CDのフォーマットでみれば、もう文句なく単なるフツーの音楽CDである(CD-ROMの場合は第一トラックがデータトラックなので下手に再生するとオーディオが壊れる)。しかし、ひとたびパソコンにインサートすれば、隠しトラックのようなものを自動的に読み込んで、そんでもって起動してしまうという優れもんだ。
既に、ドリカムやコムロのCDなんかの一部には使われだしている。とてもオマケとは思えない出来のものが入っているので、暇ならぜひ買って見るべし。
んで、その内容はというと、いわゆるアート系CDなんだけど、けっこう壊れてて良い。左の写真なんかは「Anti Trax」「Use Enemy」など、なんか駄洒落のようなものを頑張ってる感じだ。
まーケッサクかなぁって思うのは右の「BANGDIE」だよね。「バン!死」しかしだからどうしたという気もしないでもない。
あと、なんか外人が間違った日本を認識してるって感じを出してるのもけっこう馬鹿馬鹿しくてわらえる。
良く見るとIBMのロゴそっくりに「ICBM」とかいてあったり、カタカナで「ステルス技術」とか書いてあったりする。
どれもハイセンスなデキなので、けっこういいかも。
あと、他にもかっこいいフォント(著作権フリー)やデカール(おなじくフリー)が少し入っていて、ブックレットは志郎正宗とか横山宏とかでけっこうマニアック爆発だ。
この内容で実売2700円弱。どうです?
余談ですが、他にも、なんかTシャツにこんなデザインをあしらったものまであって、なんか自分でティーシャツつくりたくなってしまった。
もうすぐギャラが入るから、それでカラープリンタでも買おうかな。そしたらインターネットティーシャツショップを開くってのも悪くない。
NDAをご存知でしょうか。NDAとは、たしか「ノン・ディクロージャー・アグリーメント(非公表契約)」つまりいわゆる機密保守契約のことを指します。
たとえば発売前のソフトのベータ版テストや、業務提携などのときに結ばれる契約のひとつです。
NDAというものを、直接交わしたことのある方が、何人ここを読んでいるのかはわかりませんが、以前に比べれば、それはずっと我々に撮って身近な存在になっているような気がします。
たとえばWindows95のNDA。Windows95は発売よりずっと以前から、多くのβ版とその複製がでまわっていたことはご承知の通りです。マイクロソフトが主催するコンファレンスなどでWindows95とそのSDKが配布されましたが、その際にはかならず、NDAにサインしなくてはいけませんでした。
これは、いわばとうぜんのことで、発表前のソフトというのは、その会社の財産ですから、それをいたずらに公表されることは、マイクロソフトにとっては大きな不利益となります。
あーしかしですねぇ。なんか最近このNDAって奴も濫用し過ぎで本当にその効果があるのかが、随分いかがわしくなってきました。というのが今日の話題の主旨です。
なんでかっていうとですね。ええ。
だって怪しいでしょ。たとえば身の回りでWindows95を発売前に使っていなかった人って殆どいないし、その他のソフトについても同様。あと、ネットスケープのβだって、マクロメディアフラッシュのβだって、ボーランドのC++Builderのβにしたって、毎回NDAのようなもの(NDAかどうかは定かではない)に「同意」して使ってるわけだ。
これって「他の人には絶対言っちゃ駄目だよ。・・・実はNってサー・・・」とかいう触れ込みで出回っている噂話と同じで、気が付いたときにはみんな知ってるという、アレじゃないですか?
だいたいねー、危険ですよ。ってひとごとじゃないけど。
ボカスカ契約しまくってますが、気が付くと契約条項に小さい(3ポイントくらいの字で)「あなたはマイクロソフトに絶対服従と誓いますね?」とか「汝はビル・ゲイツを信じ、永遠に夫とし愛し尽くすことを誓うか?」とか「大統領選挙の際には迷わずマイクロソフ党に一票いれますね?」とか書いてあったって、ぜんぜん気づかないでやってる可能性大なのだ。
なんか最近では、リストラの時に「お前私費を経費として申請しただろ?それは私文書偽造といって犯罪なんだぞ。表沙汰にされたくなかったら大人しく辞表だせ」とかそういう手口が横行していますが、マイクロソフトにタテついたときに「貴様、マイクロソフトには50年間は絶対に訴訟をおこさないという契約にサインしただろう、え?なにしてんだコノヤロー」と言われても文句ひとつ言えずに敗北してしまう可能性もなきにしもあらず。恐いですねぇ。
まあたぶん、今程度の契約書なら、注意深い人は全部読んでいるでしょうから、そんなにヤバイ内容があったらとっくに問題になってますので大丈夫。
しかし、いつの日か、大漢和辞典級のボリュームの契約書を電子的手段で「読んだ」ことにして、ポンポン「同意」するようになったら、もはや誰もそんな契約書は読まないでしょう。そのとき、気が付くと我々はマイクロソフ党以外に票を投じなければ莫大な訴訟を起こされるようになっているかもしれないのです。
いや、別にわかんないけど。
こないだのロボットをかっこよくリニューアルしました。
修正したのは、頭部、碗部、脚部で、まーほとんど目立つところ全てですな。
あとはこれに振り付け(笑)して、lws2xでコンバートすれば、Direct3Dでぐーりぐり動かせちゃうぜ!
こないだ作った奴は、そのまま捨てるのも少し可哀相だったので、悪役として長岡城を襲ってもらうことにしました。
(下のロボが古い奴。右のロボが新しい奴ね)
あー、まーなんかこないだ紙に書いてみたロボットを、今度はいよいよパソコンに3Dモデルとしてジャジャーンと登場させるべく、まー努力は怠らないで頑張ってみっか、ということでやってみました。
まずはご存知六角大王を使い、パーツをモデリングします。本格的にこれを使ったのは今回始めてなんですが、驚異的な速度でサクサクとモデルが出来上がってしまいます。あまりの簡単さに、思わずポコポコと頂点を増やしたら、こんなにポリゴン数が多くなってしまいました。
ただ、六角大王は左右が対称でないとモデリングできないという制限があるため、手は、こんかいはつくりませんでした。
次は、恋塚昭彦氏の六角大王インポートプラグインを使って、Lightwave3Dに読み込みました。ここで各パーツ間の大きさバランスの調整を行います。
そうしてコンバートしたモデルを、Lightwave3Dのレイアウトに読み込み、階層構造作ってインバースキネマティクスを設定して、ポーズをつけ、レンダリングしました。
それだけだとものたりなかったので、Photoshopでテキトーにマーキングなどを加えて仕上げました。
テクスチャが最後の最後で狂っちゃったみたいなので、細かい奴は直接貼り付けたほうがカンタンですな。
というわけでできたのが下の奴。
しかし紙に描いた奴と比べるとかなりザコっぽいですな。精進ですな。
先日、新時代のネットワークのあり方について、えらそうな講釈をたれた私だったが、ついさきほど、その解決の糸口となりそうなものをみつけたので、恥の上塗りをする前にここで紹介しておく。
それは、SonyのCommunity Placeというソフト(とその環境)である。
これは、以前 CyberPassageとか呼ばれていたものだと思うんだけど、なんか名前が変わったらしい。
で、これはどういうものかというと、要するにVRML2.0である。
みなさんはVRML2.0について、どの程度までご存知だろうか。
VRMLは、2.0になって従来とは全くそのパラダイムを異にするものに生まれ変わったのである。その最大のものは、Javaのサポートだ。
そしてこの意味は、HTMLの拡張タグとしてAPPLETがあるのとは、その持つ意味が全く異なるのである。
なぜなら、APPLETとは、"ホームページ"の一部にウィンドウを開き、その中の描画をプログラミングできるというだけにすぎない。無論、アプレットは多彩なネットワーク機能や計算機能を十二分に発揮できるわけだが、「ホームページ」というメタファというか呪縛からは、絶対に逃れることができないのだ。無論、できないことはないといってもいいほどなのだが、いうなればそれはプログラミング言語だからそうなのであって、それ自体がもっているサービスは、あくまでプログラムの出力をページの一部に行うということだけである。
では、VRML2.0のJavaとはなにか、それは、ひとくちに言ってしまえば仮想現実空間上に存在する物体の制御を行うために用いられる。つまり、いわば仮想現実物体の脳をインプリメントすることになるのである。
さらに、Javaの持つオブジェクト指向的側面を最大限に利用すれば、ひとつのサーバー上で複数のブツを動かせる。つまり、仮想現実生物みたいなものが空間を共有し、そしてお互いにコミニュケーションをとれるようになるのである!
これは私が先日提案したようなシステムの主要要素を既に実現している環境としては大変興味深い。JavaとVRML2.0という共通プロトコルによって、世界は既に開かれているのである(Sonyはすでにこれを実現するサーバーを供給している)。あとはルールを判定するジャッジなどのシステムがあれば、用意にユニバーサル・インターネット・ゲームが完成してしまうのだ。
ということで、これはかなり凄そうだぞ。
逆にいうと、おれの妄想が貧困だったわけで、もっと凄い妄想をせねば。精進精進。
やはり時代はロボットだ。
ロボットは最高にイカしていて、壊滅的に魅力的でなおかつ、実戦には役立たないと誰もが認める最高級の技術の無駄遣いである。
ここにロボットの魅力に取付かれた男がひとり・・・・そう、俺。
おれは今まで、自分のゲームの主役メカだけは必ず自分でデザインを書き起こさないと気が済まない性格だったが、逆に人物が全く描けないため、人体と構造が酷似しているロボットもまた描くことができなかった。
しかし、技術の進歩と俺の進歩がダブるパワーで相対的に急接近し、なんとか先人の偉業みたいなものを買いあさりつつロボットを描きたいなぁと考えはじめてからはや4年。ようやくなんかロボットのようなものが描けるようになったので今日はその話。
まず、ロボットというとすぐに思い浮かぶのはガンダムだ。それでもって、ガンダムはアニメなので、設定資料集みたいなのを買ってくればいいかなぁと思った。
ところが、アニメって奴は厄介で、もとが妄想なだけに、その具体的な構造とかが、絵からはイマイチ伝わってこない。というか、ワカラン。
アニメの設定資料から書き起こせるのはたぶんガンダムならガンダムみたいな機体、というだけでそれ以上の発展は望めそうもなかった。
そこで次に目をつけたのがガンプラの写真が一杯載ってる、プラモマニア雑誌だ。
これはたいそう役に立った。
面白いのは、全く同じ機種であっても、解釈によって形がぜんぜんかわってくるという点。当たり前の話なのかもしれないけど、これってけっこう驚きだ。
たとえガンダムであっても、アニメのガンダムというのはカットごとにその形が微妙に違うのである。
だから、解釈によってさまざまなガンダムが考えられるっつーことになる。
プラモ野郎の方々は、買ってきたキットをそのまま組み立てるのではなくて、自分の解釈に従ってパテを持ったり削ったりして自分の理想の形に近づけていくのだそうだ。これはなかなかに興味深い。
ロボットのデザインについて気が付いた点だが、どのロボットもほぼ例外なく脚が異様に長い。しかも、大腿はかなり短くて、その下のスネのあたりが非常に強調されている。
で、手とかはけっこうオマケ程度みたいなのも多い(ガンダムとかはそのようだ)。
この傾向は、特にヒーロー系のロボットに多く見られる(エヴァは人造人間なので除外)。
で、さらに胸は高く盛り上がり、股間も以上に強調されることが多いようだ。
というような点を踏まえて、自分でロボットを描いてみた。中でもいまのところ一番マシな奴が、下の写真である。
なかなか様になってるじゃろか?まだ甘い?
今日のPrejudiceはちょっとマジメにネットワーク関連の話題などをひとつ。
現在、格段に、確実に、爆発的に、どうしようもないくらい、進歩して普及して成長株ウナギ上りのネットワーク業界ですが、いざ冷静になってみると、なんかヘンなことに気づきます。
いつぞや某誌の取材で、3Dチャット関連のあるネットワークサービス関連の会社に行ったことがあります。そこでかたられることっていうのは、「このサービス使えば、誰もが、簡単に、3D空間で作られた街の中を歩くことができ、そして広告をいままでよりも効果的な方法で見せることができます!」「広告料金も安いし」云々。
まー他にもうちの関哲なんかが「広告収入でなんとか」云々。
まー広告媒体として、悪い地盤ではないのかもしれない。元手は限りなくタダだし(デザインを個別におこすなら話しは別だが)、興味を持った人にはガンガン情報を流して行ける、しかも最近なにかと話題のプッシュタイプは頼んでもないのに(事前にニーズの選択はするらしいけど)向こうからガンガンこっちに広告が爆発的に送られてくるわけで、いまインターネットといえば、最新の広告媒体としての側面が爆発的に注目されているようだ。
しかし世界の社長さん、騙されちゃいけませんぜぇ。インターネットの広告なんて、代理店が馬鹿みたいに高い値段をつけるけど、それほどの効果はぜぇーんぜんありましぇーん。そんなところに金使うんだったら、ファミ通に四週刊連続で広告したほうがよっぽど効果ありますぜ。
だってそうでしょう?あなた、いくらホットカフェでSH-2の広告見たって、セガサターンがほしくなったりしないでしょ?現に、ロコツに広告媒体で資金回収しようとしたホットカフェに嫌悪感を抱く人も多いし(ま、理由は大抵「カッコ悪いから」だけど)。
で、なにが言いたいのかというとおい、なんで広告になっちまったんだヨ!ということです。
インターネットはもともと軍事ネットワーク、それが平和利用されるのは大変望ましいことですが、しかし資本獲得競争という、別のかたちでの戦争の道具にされているといえなくもありません。というか、全世界の明日を担うネットワークなのに、目先のお金のことばっかり考えてどーする!という感じです。
だいたい、昔みんなが妄想してたようなインターネットゲームにしたって、未だに登場してはいないではないですか。
Diabloにしろ、X-WING vs TIE FIGHTERにしろ、ロビーで他の人間をみつけて「一緒にあそぼーぜー」と誘い、そこで既存のミッションからひとつを選んで遊ぶだけ。ゲーム自体は面白いけど、ネットワークゲームの発想としてはつまんない、コレ、夢がないよ。
それにさー、まー実際出くわしたことはないけど、Diabloとかだと自分でデータ改造してズルしたキャラクターでマルチプレイに参加するひとがいるそうじゃない?もうそんなことができるだけでネットワークゲームとしては失格じゃない?ズルできるんだもん。
まーここで終わったらいつものぐちになってしまう。
そこで、Prejudiceの提案するネットワークゲーム
としては・・・・まーあまりたいしたものではないんだけどね。
まずゲームというよりもプロトコルの設計から公開してはどうかなぁ?
ここで重要なのは、あくまでもプロトコルっていうことだね。
概念図みたいなものを書いてみましたが、まず、プロトコルさえ正しければ、どんなプログラムでもそのゲーム世界にアクセスできる、とします。
そして、ホスト(複数存在できると仮定)は、全てのホストで共通なその世界に関するルールと、それを審判するためのデータベースを持っています。これはどういうものかというと、たとえば強力な武器は強力なかわりにべらぼうに重くて持ち運びできない、とか、高速に動くにはその分軽くなければいけないとか、そういうゲーム世界を公正にするためのルール集です。
プロトコルを介して行われる通信は、原則的にはなんでもいいのですが、このルールにそぐわない場合は強制的にルールに従わされます。無論、プロトコル設計レベルで、なるべくズルができないように勤めるのは当然です。
要するに、従来のゲームでは、この世界のルールに関する部分までもをローカルのマシンでやっていたために、マニアの好き勝手が許されていたので、それをなくそう、というだけの話です。
もっとも、この方法にはいろいろな問題があります。もっとも顕著な問題は、速度の問題です。要するに、いままでローカルマシンでやっていた処理をホストにもってきて、さらにその結果をローカルに返信、という二度手間を踏むわけですから、なかなかどうして面倒くさくてしょうがない。
しかしですね。たとえばあたかもローカルマシンがX端末のようなものだとしたらどうでしょう。X端末はXプロトコルによって入出力操作を行うので、入出力先はどこでもいいっつーことになります。
同じように、ブロッククリッピング等の処理を先にホストで処理しておいてから、絶対必要最低限度の情報だけをローカルに送信し、ローカルはキャラクターの位置情報などが来るまでの間、背景などを一生懸命描く、ということにしたらうまくいくかもしれません。
それでまぁ、別の話ですが、ゲームの開始方法も、いわゆるロビー式ではなくて、もうゲーム開始したらいきなり全員参加のゲームに参加しちゃうってのが理想だと思います。
でも、それだと処理するデータ量があまりにも爆発的に多い。そこで、たとえばいくつかの街だの大陸だの惑星だのがあって、それぞれに別々のホスト(サーバ)を割り当てます。そして、またしてもローカルマシンに送る情報は必要最低限度です。つまり特定のプレイヤーに関係する範囲でしか情報を送信しません。
大陸などを移動すると、同時にホストを移動することになる・・・・というからくりです。これで処理を分散し、広域でのブロッククリッピングを行えるかもなー。
まー細かい話はいいとして少し文芸チックな話をすると・・・
要するにね、今までのパソコン通信では、基本的には掲示板という閉じられた世界での通信だった。そして書き込む人と読むだけの人がいた、まぁある種の情報コロニーというか、そういうものがそこかしこにできていた時代があった。まぁこれを第一世代ネットワークと仮に呼ぶとしましょう。
そして現在、WWWの普及により、みんなは個人的な情報さえも公開し、好き勝手にホームページを書きなぐり、そして無数のホームページを閲覧できるようになった。さらに、自分のホームページを訪れた人たちとお友達になったり、仕事を貰ったりできるようになった。これを第二世代ネットワークとすれば、さらにホームページを発信するに止まらず、ホームページを自らの家(ホーム)として、共通の文法の中でもっと自由自在にコミニュケーションをとる未来、これをボクは第三世代ネットワークと呼んでみたい(なんか第○世代ネットワークという言葉は既にあって全く別の意味で使われていそうだけど無視)。
で、ボクはさっき言ったみたいなプロトコル指向のネットワークゲームでどんな社会を妄想するかというと、それは新しい砂場なんじゃないかと思うんだよね。だから、本当はゲームじゃなくても構わないんだけど、とりあえずゲームってことにすれば、それは砂場。
ある子供が砂場で遊んでいた。城かなんかを作っていた。そこに別の子供がやってきて「わぁ、奇麗なお城。私もまぜて」となる。そう、砂場です。
で、砂場は公園によってはいくつかあったりするからいろんな砂場を渡り歩いていろんな子供と知り合いになる。NHKですな。友達づくりですな。
こういう楽しいネットワーク社会を作るには、とりあえず絶対ズルできない環境ってのは必要なんじゃないだろうか。
んでもって、さらにいえばプロトコルにあってさえいればなんでもいいんだから、専門の武器職人とか商人とかが産まれて欲しい。「Bio_100%が新しいアーマー作ってさぁ、結構いいデキみたいだよ」とか「富士通のモビルスーツ、強いらしいけど、値段高いよなぁ」「アイツーで安売りしてたよ」とかさ。
それに、いま思い付いたけど、ズルができないネットワーク型なら、違法コピーソフトを無効にすることもできるかもしれない。
サーバーにシリアルナンバー表みたいのを置いて、正式レジストされてない武器は使えないようにする、とかね。ジャッジはサーバーで行うので、もう自由自在。
ってわかんないけど、言うだけタダっつー妄想でした。
巨乳はいいねぇ。巨乳はリリンが産んだ乳房の極みだよ・・・と渚さんも大満足の巨乳(ちなみに前にFBIとかのときに書いた奴だと「リリスが産んだ」となっていますが、リリンの間違いです。と指摘された。コマケーよ(笑))、今日のテーマはこの巨乳です。
巨乳と言えば、青木裕子さん(17だか18だか)ですが、彼女がヤングサンデーだかなんかのグラビアで言ってた「これからは胸だけじゃなく中身も認められたい」てなことを言ってたのが印象的です。
しかし、何故巨乳の人は、これほどまでにもてはやされるのでしょうか。
単に胸が大きい、ただそれだけのことで仕事が貰えたり、モテモテになったりするのは、なんとも不思議な世の中です。
胸がある程度大きいというだけで、それは一種の才能のような言われかたをしますが、本当にそうなのでしょうか。
まず、巨乳というもの定義が大切になってきます。
一説には、巨乳とは、すなわち「おっぱいがすんごくでかいこと」だそうです。
しかし、でかいおっぱいにもいろいろあります。たとえば大関北斗海のおっぱいは、誰がどうみても、かなりでかいですし、他にも
、たとえば歌手の森久美子さんなんかは、すごくでかそうです。しかし、彼らを見て巨乳とは言いません。巨乳とは、単に胸がでかいだけでは駄目なようです。
では、よく引き合いにだされるカップという概念についてはどうでしょう。AとかBとかCとかのアレです。しかし、近年になって目立ってきたのは、このカップのインフレーションとも言えるべき現象です。ちまたの漫画雑誌のグラビアには、「もぎたてIカップ美少女」や「うれたてFカップ」のようなキャッチフレーズが毎週のように現れますが、一度しかお目にかかれないこともしばしばです。カップというのは、あくまで指標に過ぎませんから、これがでかいからといって巨乳とはいえないようです。
こうなると、単に胸が馬鹿でかいだけでは、駄目ということがあきらかになります。
さらに、最近はスレンダー指向(スレンダーオリエンテッドとでもいうのか)みたいなものが流行り出してきました。あのTBCのCMに出てくるナオミ・キォンベルさんとかもその一派(?)でしょう。
しかし、この状況下での青木裕子さん、山田まりあさんなどの売れっ子ぷりはいったいなんなんでしょう。
胸がでかい、ただそれだけの理由でカールスモーキー石井と深夜番組ができるなら、彼のファンが黙っちゃいないでしょう。そう、実は彼女達は単に胸がでかいのではないのです。彼女達はモンゴロイド、いや人類の新たなる進化形、そう、彼女達は巨乳族なのです。という仮説を私は提案したいと思います。
おそらく、原因は現代の極度なまでのテレビ依存。これによってテレビから放射される電磁波に彼らの遺伝子が影響をうけ、次第に胸がでかくなるようでかくなるよう進化をし続けているのです。
その証拠に、最近のアイドルの出身地は都市圏に偏っています。反対に、電磁波よりはコウモリの超音波が幅をきかせていそうな農村出身の庶民派アイドルというのはあまりいません。
そう、やはり巨乳族こそが我々人類の次の進化系なのです!!
これは、ロリータ顔にナイスバディという、我々日本男児の夢が、いま、ついに実現しつつあるということであり、もうなんつーか、日本バンザイって感じです。
あ、そうそう。世の中には巨乳ハンターなるものもいるらしいので、気をつけましょう。
これは、なんでも胸の小さいことを理由にフラれた女の子が復讐のために巨乳の女の子を追いつめ、なぜかそのおっぱい型をとって去っていくという謎の人物らしく、大変危険です。
皆様、あの、ナイジェル=トンプソン氏を覚えていらっしゃるでしょうか。そう、まだこのコーナーが「DEKIGOTO」と呼ばれていたとき、突如我々を世紀末の恐怖へ陥れたあの大著です。その意味するところはグラハム=ハンコックの「神々の指紋」よりも絶望的な未来をさしていると言われています。
その、大著がついに日本語版(ASCIIより出版)として我が国に上陸しました。いや、結構前に上陸していたのですがね金銭的都合上と、「もう読んだからいいや」という投げやり精神でほっといたのですが、やはり、この空前の大著を、いつまでもほっておくわけにはいくまいと思い、再度取り上げることにします。
今夜はいつものように、執筆心理学者として高名な、代々木女子高生研究所の、所長をしていらっしゃいます代々木善楽博士と、ニコニコ共和国から、国際座禅部連合(略して国連)のジンシ=ドルオさんをお招きしました。
[アナ ]博士、今日はお忙しいところ、本当にどうもありがとうございます。
[代々木]いえ、ニッポン・・・いや、世界の危機ですから、礼には及びません。
[アナ ]そしてドルオさん・・・呼んでもないのにわざわざかけつけてくれてありがとうございます。
[ドルオ]オー!のーぷろぶれむ、ネ!
[アナ ]さて、問題のこの本なんですが・・・
[代々木]ああ。忌まわしい記憶が蘇ります。これは悪魔の書いた本です。ナイジェル・トンプソン氏はおそらくこの本の執筆中、一種のトランス状態に陥ったことが考えられます。表紙をみただけでもゾッとする思いですね。
[ドルオ]オー!見ルカラニ、イッケン、ふつーノ本デース!
[アナ ]さて、問題のいくつかのページなんですが・・・
[ドルオ]マイ・・・・ガッ!
[代々木]ふむ。やはり健在ですね。この表情は。背筋の凍る思いです。
[アナ ]やはり画像がすりかわっていますね。当然、チェック模様などの解りやすい絵だったんだと推測できるんですが、いきなりこのニヤケ面というのは・・・やはり読者は衝撃を隠し切れないでしょう。文面もちゃんと訳されていますが、この怪人物についての記述は一切ありません。
[代々木]やはりこれは、すり替えられたと考えるのが妥当でしょう。
[アナ ]次の写真です。これは著者紹介のところですが、ここも・・・。
[代々木]明らかにすりかわってますね。これほど高度で知的な本を描く人物が、まさかこのようなチープな戦車に乗って、嬉しげに手を振るような神経をしているわけがありません。明らかに、これは陰謀です。
[ドルオ]オー・コワイデスネェ!
[アナ ]やはり・・・これは博士が前回おっしゃった「リガタデ」現象と見てよろしいのでしょうか・・・。
[代々木]はい。間違いありません。これは恐ろしいことですよ清水さん!戦車は、心理学では攻撃的な正確を表しますがねこの場合はより深刻です。なぜなら、攻撃の象徴である戦車に、にこやかに手を振る男、つまり平和の象徴が乗っかっているのです。これは、あの有名な四行詩を思い出させます・・・ああ!なんて恐ろしい。
[アナ ]博士、その詩とは!?
[代々木]・・・・あの、ノストラダムスの予言詩です!!
1999の7の月
アンゴルモアから恐怖の大王が降臨する
やがて
世界は火星が幸せに支配するだろう。
これは、世界の終末を予言した詩と伝えられています。そしてこの最後の部分、「火星」ですが、「火星」はよく軍神の象徴として使われます。さらに、幸せに支配する、という点。この二つの相反する「戦争」と「平和」これこそがこの本の真のテーマなのです。政府などからの弾圧を逃れるため、Direct3Dという隠れみのを使ったに過ぎない。私はそう確信しています。
[ドルオ]・・・・・!!
[アナ ]・・・・博士、ではこの場合、アンゴルモアとは?
[代々木]アジア・・・つまり経済的に最も発展したモンゴル民族の我々ニッポンを指します。今まさに、日本語に訳されたこの本は、ニッポンに降臨したのです!!!
[ドルオ]オー・マイ・ガ!!
[アナ ]・・・では次の写真を見てみましょう。アッ!!!
[代々木]これは!!!!!
[ドルオ]オー?ドウシマシタカァ?
[アナ ]ドルオさん、良く見てください!!前回の写真と見比べて下さい!
[ドルオ]オーノー!!人間ガ魔法使イニ変ワッテマース!
[アナ ]なんてことでしょう。原著では、中央の謎の人物を取り囲むのは、人間でした。しかし、日本版では、なんと魔法使いの姿になっています。博士、これはいかなる暗示なんでしょうか?
[代々木]こ、これは!これはね清水さん、大変なことですよ
[アナ ]はい
[代々木]死海文書について、覚えてらっしゃいますか?
[アナ ]え・・・あ、はい。たしか前回は死海文書の四匹の悪魔がどうこうというお話でしたね・・
[代々木]ええ。これはより進んだ話です。この二人の魔法使いの出現は、死海文書で予言されているのです!!
[ドルオ]オー!
[アナ ]なんと、そしてこの二人の魔法使いとは一体・・・
[代々木]もう駄目だ!早く逃げなきゃ!私には神に約束されたモテモテ王国の建国の義務がぁ!オンナスキー、早く逃げたいから帰り支度してー!!
[アナ ]博士!錯乱しないでください博士!
[代々木]うるさい!貴様もゲル・ショッカーの人間なら、さっさと人類補完して22世紀デパートから猫型ロボットを一体買ってこんか!くそぉ、機械の魔神、マジンガーZがあれば、私は神にも悪魔にもなれるってのに!!!!
[ドルオ]オーわたしモニゲマース!
[アナ ]ああ、みなさん、錯乱しないでください!
当局信頼筋の情報によると名詞がない社会人は社会人として社会にはばたくことができないのじゃよー
というわけで、名詞を創ることにしました。
名詞つくるには色んな方法が考えられます。フツー、印刷屋さんに頼みに行きますが、それだとあまりうるさくデザインを言えません。
しかも近所にあまりいい名詞屋さんがなかったので、とりあえずめちゃくちゃオーソドックスな奴を注文しといて、こっちはこっちでテキトーなお遊び名詞をつくることにしました。
で、ラオックスで見つけて買ってきたのがこの名詞作りセットみたいな奴。2000円くらいで買えました。5x2個の名詞がつくれるシートが5枚入ってるので、計50枚の印刷が可能です。
それで、ついてきた名詞作りソフト「名詞朗パル[入門編]」を起動してみたのですが、これが使いにくい、というか機能制限しすぎ!!テンプレートに文字をいれることしかできません。
なんか、良く読むとこの名詞朗パルの上位バージョンを買うと、自由にレイアウトなどを作れるようになるとのことでしたが、その上位バージョンが9800円とあります。なんと!オマケの筈が本体より高いとは!!!
ショックを受けた私は、窓の杜に探しにいきましたが、窓の杜にはあらゆる名詞関係のソフトが存在せず、仕方なくベクターデザインのページに行きました。
名詞に関するものだけでもいろいろなソフトがあって、全部試してみたのですが、僕のやりたいことができそうなソフトは澤田耕二さんの「絵のある名詞」しかなさそうでした。
で、早速ダウンロードしてきて、インストールしたのですが、ところが今度はVB4.0のランタイムがない!
慌ててベクターに探しに行ったのですが、これまたない!マイクロソフトにもない!そしてなぜか、NiftyserveでランタイムとOCXを発見し、ようやく名詞づくりに取り掛かれそうです。
「絵のある名詞」の画面は結構シンプルですがなかなか機能的です。今回、「絵」は入れなかったんですが、それでもかなり快適にオペレーションできました。
それで、チョーシにのって名詞を刷ったのですが、今度は位置があわない!一枚無駄にしちゃった。
仕方ないので、プリンタが最初に「ガーッ」と紙を巻き上げる時、意図的に「紙押さえ」をフリーにして空回りさせ、印刷を始めるタイミングを見計らって紙押さえを有効にしました。
最初は慣れが必要でしたが、一度やってしまえばもうOK。次から次へと印刷していきます。
一度印刷してから、今度は裏返しにして別のことを印刷すれば両面印刷もでき、なかなかいかしています。
というわけで名詞ができました。
あとは配る相手を探すだけ!