Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
[go: Go Back, main page]

Prejudice Nightmare
1/3 初夢Prejudice





Nightmare


 さて、正月といえば餅つき、羽子板、凧上げ、芸能人隠し芸大会など様々な定番イヴェントの目白押しですが、なんといっても正月二日最大のイヴェントといえば初夢に決まっているので、今日は初夢のお話。

 だいたいなんで初夢っつうのは元旦ではなくて二日の夜に寝てからみるもんなんだ?わからん。まぁ今はまだ二日の深夜なので、初夢を見るのはちょうど二十四時間後以降ということになるんだけれども、初夢でなくても、最近の俺の見る夢といったら、ほとんど悪夢なので、逆にハッピーな夢よりも、悪夢というのは笑いを取り易いということもあり、最近のベスト悪夢セレクションをお贈りしたいと思います。

 
悪夢#1 未来世紀アオモリ
     僕はとある事情でアオモリへ出かけたらしい。
     そこは辛さあふるるワンダーランドだった。

     どこかで見たような居間。テレビでは時代遅れの「あぶない刑事」をやっていたが、なぜか津軽弁でしゃべっていた。

     タカとユウジは青森ベイブリッジに停泊中の船に乗り込んでいる、リンゴの自由化を求めて来日したジョン・スカリーとスティーブ・ジョブスを逮捕するために、青森農協の命を受けて駆けつけた。

     なぜか現場に同行した僕は、スカリー特製の毒入りコーラを飲んで意識が遠のいて死んだ。

悪夢#2 はいすくーる爆撃
     時は忌まわしい高校時代。
     僕はなぜか学生服で、にっくき担任である物理教師と口論していた。

     「このやろーなにが京大卒だ。今じゃしがない高校教師のくせしやがって、死ね!」と理科室にあるフラスコを置く台(高校時代、ロケットの発射台としてよく使っていた)で担任をブン殴ってもビクともせず、担任は京都大学のバイオテクノロジーで発明された巨大八ツ橋でおれをブン殴ろうとしたが辛くも脱出し、なおも迫る追手を振り切ることができず、目の前に巨大八ツ橋が迫った危機一髪のところをジオン公国のシャア・アズナブル少佐に危うく救われたが、通常のザクの三倍のスピードについていけず、ノーマルスーツなしで宇宙空間に放り出されてしまい、体内の気圧により身体が爆散して死んだ。

悪夢#3 恐怖の実験室
     物理実験のレポートが出せなかったので、なんとか進級させてくださいと教授に頼みに行ったが、教授はレーザー発振ダイオードを束にして作ったライトセイバー「こういうの欲しかったんだよなぁ」と嬉しげに振りまわりながら僕に迫ってくるため、急遽ダッシュで逃げ出したが、反対側から別の教授がセシウム135の塊を持って青白い顔をしながら迫ってきたので、僕は伏せた。

     伏せると、なぜか、広末涼子ちゃんがいて、バファリンとグロンサンDXをくれたので飲むが、するとなんだか空でもなんでも飛べるような気分になり、最後に気がつくとレクター神父に食われているところで、食われて死んだ。

悪夢#4 宇宙戦争勃発
     なぜかは知らないが、僕は国防総省のセクシーな女性士官の人の隣でぽかんと口を開けながら、宇宙から巨大な隕石が降ってくるのを眺めていたが、隕石だと思っていたのは宇宙人で、こんなにでかくて人と呼べるのかと思っていたらイデオンが現れてイデ発動とかなんとか言い出したが、僕は小さい頃近所に住んでいた井出君と水鉄砲で宇宙人と立ち向かうことになったのだが、後ろから銃撃されて死んだ。








不機嫌な


 いやぁ。こうしてみると、悪夢って新鮮ですねぇ。

 俺的には、ほぼ毎日のようにこうした嬉しい悪夢と遭遇しているため、思い出すほうが大変なくらいだぁけれども、中々エンターテインメントしているじゃないですか。

 やっぱり人間にとってヤなことというのは、記憶に残りやすいんでしょうか。

 おれなんか、思い出せばヤなことばかりなので、常に前を向かないとヤなことばかりの人生になってしまうので、やはり前を向かざるを得ないというか、まぁ逆にいえばヤなことから目を逸らしまくって生きているとも言いますな。

 はぁ。今思うと、少年時代から現代にかけて、思い出すのはヤなことばかりだなぁ。イイコトなんかひとつもなかった。女の子にはモテないし。女の子にはモテないし。女の子にはモテないし。とにかくモテたくて仕方なかったあの頃、初恋のほろ嫌な思い出。担任からクラスメートから、馬鹿にされ、虐げられることで費やされたあの暗い青春時代・・・・っかぁぁぁぁ。なんなんだおれは。

 今も決して幸せとは言えないしなぁ。
 コト有るたびに生島ヒロシに絡んだときのビデオを公開するぞと言われある脅迫を受けたりするしなぁ。まぁ要するにすべて自分が悪いので、いまさら不幸とか言い出したところで後の祭りのアフターフェスティバルなんですが。・・・はぁ。

 そういう心の歪みがいま毎晩のようにおれに悪夢を見せるんでしょうか。うーむ。やるせない。


 ・・・・あ、なんか暗くしちゃった。せっかくのお正月なのにねー。まぁいいんだけど。今やおれの心の支えとなっているのは憎まれっ子世にはばかるつぅ古い諺だけかなぁ。はばかることが幸福なのかっつぅのは置いておくにしてもだね。なにしろ悔しいじゃないか。負けたままでは。

 ま、多少なりとも信頼のおける心強い仲間達もいることだし、メゲてばかりもいられないよね。

 あのー、俺って愚かものなので強気の発言が多いですが、5割くらいは差し引いて読んでください(笑)。これからも。