木製の卵に彩色を施したもの。復活祭に使うのであろうか。右は土産物店で私自身が買ったもの。マトリョーシカと同じ技法で描かれているように思われる。価格はとても安かった。左はスタンドまで付いていて、右のよりもずっと高級感がある。こちらは知人から贈られたもの。
この3つの写真のものは、それぞれ別々の町に住む知人を訪ねた時に手土産として贈られたもの。もらった時には、まな板として使うように言われた気がするのだが、とてももったいなくてそんな使い方をする気にはなれない。料理の本を見るとこの板の上に野菜などの食材を置いてあったりしているので、そんなあたりが妥当か。
映画やバレエでおなじみの「石の花」はウラルの孔雀石の細工師の話だ。孔雀石に限らず、ロシアでは石を使った細やかな細工の伝統もある。写真は孔雀石製の亀。これもペテルブルクの知人から贈られたもの。
ネフリートは「シベリア翡翠」とも呼ばれる石材で、建物の装飾などにも使用されている。写真はイルクーツク市内で購入したネフリート製の花瓶。