シベリアの北部、北極圏内にある鉱業の町ノリリスクはレニングラードを模した都市計画で作られたと聞いた。私はこの町の空港を利用したことはあるが、町に行ったことはなく、この絵はがきは隣町のドゥヂンカで買ったもの。 (発行年不詳)
シベリアの北部に位置するタイムィル自治区。印刷技術はいま一つだが、中に入っている絵はがきは北極圏の自然や人々の生活の場を描いたものばかりでどれも素晴らしく、ここで紹介できないのが残念。 (発行年不詳)
アンガラ川をせき止めたブラーツク・ダムによる人工湖は「ブラーツク海」と呼ばれている。この発電所建設は当時資本主義に対する計画経済の優位性を示すモデルのようにもてはやされた。 (1981年発行)
「シベリアのパリ」とも呼ばれる美しい町。写真はアンガラ川をまたぐ橋で旧市街と新市街をつないでいる。この橋は、レーニンが亡くなった時にイルクーツク市民がお悔やみの募金を集めて未亡人のクループスカヤに届けたら彼女にそのお金は市民が最も必要としていることに使いなさいと言われて架けたという言い伝えがある。 (1990年発行)
シベリアで最もよく知られた名所バイカル。珍しい白黒の写真集。 (発行年不詳)
シベリア鉄道とアムール川が交差する位置にある極東の大都市。中国との国境にも近い。 (1987年発行)
カムチャッカの州都ペトロパブロフスク・カムチャツキィ。右の写真のはずいぶん昔に文通相手からもらったものなのだが、これを贈ってくれたリトアニア人の男性はこの地で事故死したことを後になって知った。 (1963年発行)