カレリアの首都ペトロザボーツク市内にあるレストランでの昼食のテーブル。飲み物とザクースカだけが並べられている。飲み物は白ワインとコケモモか何かのジュース。私が食卓の前にいる人たちではなく、食卓の上の料理だけを撮った珍しい写真。 (1998年8月撮影)
ヴォログダ市内のある家庭に客人を招いての新年パーティー。宴はまだ始まっていなくてここでもテーブルにはシャンペンとザクースカだけが並べられている。しかし、上の写真でもそうだが、このザクースカというのが日本のロシア料理店のそれとは違って種類・量ともに豊富で、その後にスープやメインディッシュを出されても口に入れるのさえ難しいほどだ。それはホスト側でも心得ていて、スープ以下は省略されることもある。 (1999年12月撮影)
エニセイ川クルーズの船のキャプテン・ディナーの前菜(ザクースカ)。これまで見たこともないような可愛らしいブリヌィ3枚のそれぞれにシュリンプのサラダやキャビアを載せてある。 (1999年8月撮影)
魚のスープであるウハーは臭みがあって苦手な日本人が多いと聞くが、なぜかそれに出会ったことのない私はロシアのスープで口に合わなかったものがない。有名なボルシチをはじめ、シー、サリャンカなどどれも好きだ。写真は、おそらくブィヨン。 (1999年8月撮影)
メイン・ディッシュの写真がなくてどうしてデザートが出てくるのかと怒られそうだが、この時は食べるのに夢中で、メイン・ディッシュの写真を取り忘れたのだ。たしか、やわらかい肉料理だった記憶だ。デザートには果物やコンポート、あるいはケーキなどいろいろだが、日本人観光客にとっての一番人気は何と言ってもアイスクリーム。デザートでなくても、街角の立ち売りのを買って食べたことのある人も多いだろう。近頃では通りを歩くと外国ブランドのアイスクリームをあちこちで売っているけど、昔ながらの素朴なロシア国産のがいちばんうまい。 (1999年8月撮影)
家庭やレストランでの豪華な食事もいいけど、屋外で楽しむのもいい。気取らないこのタイプの「パーティー」ではシャシリクの人気が高い。写真は、バイカル湖上のオリホン島の岸辺でシャシリクを焼くための火をおこしている現地スタッフ。 (1994年8月撮影)