東側の丘の麓にさきの大戦の戦没者慰霊碑かあるいは戦勝記念碑らしいものがあった。それだけならロシア中のどの町とも同じだが、おそらくここの戦没者の中には対日戦での犠牲者がある程度の割合で含まれているのだろう。事実、このモニュメントに隣接するソ連邦英雄の碑文の没年は判で押したように1945年になっていた。(1998年3月撮影)
キリスト教を受け入れてからでも1000年になるロシアの中ではサハリンの町々は新興都市ということになるから由緒ある教会があるわけではない。しかし、日曜の朝に訪ねてみたら大陸の教会と同じように荘重な合唱曲でのミサがとり行われていて、しばし時の経つのも忘れて聞き入ってしまった。 (1998年3月撮影)
駅近くの通りに、花を売るこんなお洒落なキオスクが並んでいた。 (1998年3月撮影)