染織工芸品の中では、皆様が慣れ親しんでいる点では何といっても着物だと思い
ます。伝統というか伝承というか、長い間多くの人に愛され、受け継がれた”資産”
は質量とも膨大なもので有ると思います。資産は所有する人に使われ、活用され
て始めてその使命を果たし、真価を発揮致します。着物もやはり着ていただき、そ
の価値を十分発揮され、人々に心の充足をもたらします。しかし最近では、特定の
場面でなければ目にする機会が少ないのは残念です。着物を着たいのだがどのよ
うに着たら良いか解らないと言う声が多く聞かれます。簡単ですが記してみました。
大人になって始めて着物を着る、着物のことを教養として知っておきたい、頑張って
着物を着てみよう、と思ってみえる方を対象にしてあります。着物愛好者の方々には
今一つ物足りないでしょうが、入門者用 [着物を着る為の第一歩] の内容にしてあり
ます。少しでも参考になればと思っております。尚参考に染織工芸品のページも設
けました。昭和30年代から、新しい着物を創作しようと活躍した、3人の作家の昭和
30年代から40年代にかけての作品です。これらが、その後の着物の様式の変化に
与えた影響の参考になさってみてくださいませ。
洋服にしろ和服にしろ、多少のしきたりが有ります。しかし普段着である街着はしき
たりに囚われず、自由に装って良いものです。お宅に有る着物を是非生かしてお
試し下さい。着物のリズムをお楽しみ下さい。
| 身内の結婚式 | 結婚式に出席 | 年始晴れ着 | お見合い | 入学・卒業式 |
| お茶会 | パーティー | 結納の時 | お宮参り・七五三 | 挨拶・お礼の訪問 |
| 街着・外出着 | 身内の告別式 | 告別式に出席 | 通夜 | 法事 |
| 着物の種類簡単説明 | 着物を着る基礎知識 | 染織工芸画廊 | 着装一覧表 |
| 既婚者の礼装 | 既婚者の略装 | 未婚者の正装 | 未婚者の略装 |
| 帯の種類の簡単説明 | 正式喪装 | 準喪装 | 略式喪装 |
| 染織工芸品 | 渋谷和子作品 | 伊砂久仁雄作品 | 黒田暢作品 |
| 日本の伝統色の表示 | 日本の伝統色の検索 | 配色お稽古帖 | 独自色を作る |
| 日本の紋様の表示(抜粋 ) |
y-sakamaki@muh.biglobe.ne.jp御意見頂ければ幸いに存じます。
御意見版(染織工芸品等に関する御意見)
生活着録 (着物愛好家体験の御意見)