カマ河畔の都市ボトキンスクから西へ何十kmか行ったところにチャイコフスキーの生家があった。そのボトキンスクにはカマ川をせき止める大きな堰があるが、その水門には「ボトキンスク」ではなく「チャイコフスキー」の名が付けられている。生家のあった町は現在ではそれこそ「チャイコフスキー」と呼ばれ、その敷地の前、大きな池のほとりには彼の銅像が建てられていた。 (1995年8月撮影)
1862年、サンクト・ペテルブルクに音楽院が創設された時、彼はその第1回生として入学した。写真はマリインスキー劇場の向かいにある現在のサンクト・ペテルブルク音楽院。 (1997年12月撮影)
彼が12年間にわたって若い学生達を指導したというモスクワ高等音楽院。若い音楽家の登竜門であるチャイコフスキー・コンクールがここで開かれることでも知られる。大ホール入口正面に立つのは彼の像。 (2000年1月撮影)
当然、彼の作品は現在でもロシア各地のコンサートホールや劇場で頻繁に演奏・上演される。写真はそのプログラムの例。