07/21

食(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-2.html#21_a)

　お茶をいただく。お茶はマスカット味（！）だったりさらさらしていたりさわやか系で攻めてみます。マスカット味の方はかなり強い個性があって、一煎目は本当にホット・マスカットでびっくりしたが、そのうち香りがほのかに香るくらいになってしまった。煎れすぎるとものすごく苦くなってしまうのですが、その甘さとの比較が普段怒らない人が怒った時のような激しい落差を感じました。おいしいんだけど次に頼もうとは思わないかな。もう一つのさらさらしたお茶は後味が全く残らず、すごく好みの味。くどさ、苦さが感じられませんでした。これは茶葉を買って家で煎れたいくらいに口に馴染むお茶です。血がきれいになります（断言）。お茶うけとして乾燥いちじく、きなこをまぶした豆菓子、ココナッツ風味の乾燥昆布などもおいしい。今日はさらに贅沢をしてココナッツアイス、さらに肉まんを半分いただく。150円でこんなにおいしいなんて！コンビニとほとんど値段は変わりませんが、中の充実度とパンの部分のおいしさは比較になりません。でももっといろんな種類のお茶がいただきたかったよ。
　その後向かった中華料理屋は見事に休み。お店の人と話したところ、土曜の夜には予約が入らない限り営業しないんだそうな。昼間だけ営業して全員板前を帰してしまうそう。営業しないんですかー、と残念そうに言ってみたら、「ほらー、その、わかるでしょう」と言われてしまう。うん、土曜には人が来ないから店を開けているだけで人件費がかかって赤字が増えるのが目に見える、とは客には言いづらいでしょうね。よくわかります。確かに元々人の往来が少ない駅で、ましてとってもゴージャスなレストランが入ったビル（この場合ゴージャスなのはビルの方）が目の前にできれば売り上げにはそうとう響いているのは察しがつく。つぶれないうちに行かなくては！

電子計算機(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-2.html#21_b)

　とある人とICQでお話している時からInternet Explorerの調子が変。起動させると「メモリが極端に不足しています」と怒られてしまうのです。再起動は×。フォルダごと削除、再インストールしても直らず。フォルダ直削除なんてwindowsを使っている時には恐ろしくてかないませんが、Macなら大丈夫。でも、仕事のせいでwindowsに慣れてしまっているせいで、どうしてもびくびくしてしまう。MS関連の機能拡張もいっしょに削除してみたが、結果はいっしょ。Internet Preferenceとかいうのが破損しているようでゴミ箱をのぞくと（破損）と書かれていて削除できない。うーん。Macには必要と判断されるファイルを削除しない機能があるのです。わたしのようにまじめにパソコンについて勉強するつもりのない人にとっては便利。でも直らないのは不便。IEはMacのブラウザではたぶん一番機能が充実して表示が良いと信じているのですが。
　仕方ないのでNNとicabを併用。NNはブラウザ画面上にプルダウンのショートカットを作れないのが不満なのでicab様を普段使いするのですが、こちらは結構フリーズや意味深な行動が多いので不安。なにより文字の形はIEが一番きれいに表示してくれていたので乗り換えるのにためらわれていたのです。NNもicabもフォントが小さくて設定を直したつもりでもすぐに元通りになってしまうのが解せないです。NN6かなー。

『黄昏の岸　暁の天』(bk1/amazon)(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-2.html#21_c)

　十二国記の北東に位置する酷寒の国、載の国に起こった動乱にまつわる物語。現実の日本で生まれたが、本当は載の国の麒麟であった泰麒（『魔性の子』(bk1/amazon)）がようやくこちらの生活に慣れてきたころ、剣の達人としてならした泰王驍宗が出兵先で行方不明となり、同時期に泰麒も何ものかに角を傷つけられて麒麟としての能力をほぼ失ってしまう。国は混乱に陥る中、泰麒がなついていた将軍李齋は深手を負いながらも慶の国に助けを求める。しかし国境は天の定めによって決まっており別の国に出兵できないゆえに、どうやって載を救えばよいのか……。
　待ちに待たれたらしい「十二国記」の新刊、のはず。わたしは初読が99年だったので、まあそれなり。相変わらず漢字は難しいしけして平坦な文章ではないのですが、やたらと読みやすい。視点が場面場面でずれることなく、誰をメインに読んでもおもしろく読めるだけのスペースがとられていることがその理由だと感じています。世界観がかなり想像しやすく作られていることが大きいでしょう。
　李齋はちょっと今回事情もあるけど息苦しい役所になっています。特に思いのたけをぶつける場面ではあまり感心できない立ち居振舞いで、もっと静かに怒りをこめるタイプだと思っていたのでびっくりしてしまいました。そんな姿も「生きている」力を感じられます。
　泰麒と驍宗が仲睦まじい場面はわけもなくどきどきしてしまいます。親子のようだけれどもよこしまな期待をこういうところに感じられるのだなあ、と計らずも分かってしまったようです。そういう同人誌を作る発想に気付いてしまってまた一つ大人の階段を登ってしまったようです。
　この話はまだ終わっていないので続きが気になるところ。今度はなるべく早く出てほしいですね。そうそう、『魔性の子』(bk1/amazon)はこの本を読む前に読んでおかなければいけませんね。また、この本を読むとまた『魔性の子』が読みたくなります。

←↑→

07/22

日(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#22_a)

　秋葉原にPalm m505を求める。当初\40000を割った値段をつけているところがあったのです。webの地図ではかなり大きな店のように書かれていたのだが、実際に辿り着いてみると小さいビルの4F。店内に入ってすぐにカウンターがあり細かい商品はそこに陳列してあるらしいのだが、どうも見当たらないので店員に尋ねてみるが、とっっっっっっっても感心できない態度をとられる。
「すいません」
「……」
「あのー」
「むぁ」
「Palm m505はありますか？」
「いえ」
「ないんですか」
「(無言でうなづく)」
　むっかむかー。こんなことは言いたくないけれど、わたしは比較的電器店に入ることが少ないのですが、行く店どこでも店員の感じがよくないのは何か理由があるのか！外に連れ出して磔刑にしますよ。
　へとへとになりながらぷんぷんと怒りつつドトールで休憩。『スノウ・クラッシュ』で機嫌を直す。読まなくても全然損しないけど読めばかなり楽しめる。これを読んでPDAを買おうと決心したくらいですから。
　それから橋向こうにある老舗らしいMacの店で店頭価格より\7000くらい安いお店を見つけておいたので炎天下の中をとぼとぼと向かう。秋葉原の町はおにいさんたちがワイシャツを着て大声を張り上げ、おねえさんたちは露出した服装でびらをまいている。やめよう、死ぬって。日に焼けるし。次回職場候補の対象から外したいと思います。
　ようやく見つけたm505。しかし清算になって財布にはお札が45000しかないことに気付く。ちなみに消費税込のお値段は\45105。あわわ、必死に小銭を探ると\700くらいは入っていたので無事お支払いすることができました。また汗をかいてしまいます。
　さて買い物も終わったので朝兼昼ごはんをいただくために昨日訪れた駅を再訪。おそばをいただき、スターバックスでフラペチーノをいただきますが、大事なスタンプカードに判を押してもらうのを忘れたよ。おそばはここも信州仕込み。流行りなんでしょうか。ここではクーラーが効いていない建物の外でもかなり涼しいスポットを発見！でものんびりしていたら後ろの薮に潜んでいた蚊にさされてしまいました。もうかゆくないけど。緑があるところは涼しいですねえ。
　さて、家に帰ってきてさっそくドライバをインストール。しかしCD-ROMを入れるとぎゃりしゃりぎゃりしゃりと凄い音。しかもOSはフリーズ。他のCDはちゃんと動いているし、どうやら買ったお店にクーラーが効いていなかったことからCDが熱で反り返ったものと思われます。うみゃー。お店に連絡するとやっぱりメーカーに先に連絡してくれと。ということは今日はお・あ・ず・け。

日(2)(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#22_b)

そういえばうちにはもう一台firewire接続のCD-RWドライブがあることに昼寝から覚めて気付きました。試しにCDを入れてみるとドライブからは全く音がせず、正常に認識していますー。わー。喜びいさんで使いもしない大阪の地図などインストールしてみます。

←↑→

07/23

日(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#23_a)

　もうすぐわたしの居場所がなくなる会社には不思議な法則があるのです。「えらくなるに従って名前の表記が短く、カタカナになる」
　たとえばぺーぺーの渡辺さんは「渡辺」。ちょっとえらくなると「ワタナベ」。もっとえらくなると「ワタナ」or「ワタベ」。誰だかわかんないって。
　今日食後の歯磨きをしていてふと横を見ると「職場防衛隊編成表」という何やらかっこいい系図を見つけたのです。職場にやってくる宇宙怪獣や凶悪犯に備えるため、いろんな役職（通信兵、工兵、参謀など）が割り当てられているのです。
　ずっと見ていくと頂点のところにはもちろんえらい人が割り当てられているのですが、その人の表記が「隊長・ナイト」！うわあ、騎士さまがわたしの会社にいるなんて！それともデビット・ハッセルホフが乗っているおしゃべりな車さんかな？そりゃあ、隊長になるからにはナイトくらいの位がないとね。わたしの会社は騎士に率いられているのかと思うとこころづよくなりますね。

日（2）(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#23_b)

　ついでにありがちなネタ。
　「クロマティができるソフトってありますか？」楽をしても苦労するようなソフトはうちにはありません。
　こういうことを覚えていられるのもPalmさまのおかげです。あまり有意義には見えないかもしれませんね。

←↑→

07/24

palm(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#24_a)

　外で文章入力したいがために買ったPalmさまですが、外で文章を読みたい時にも重宝することにようやっと気付きました。今日のところは『ロマンス戦隊ダンディV』を電車の中で読んでました。わざわざ持ち出した甲斐があります。
　これを利用すれば今までさぼっていたperlの説明やネットサイエンス・インタビュー・メールをまとめて読めます。これはいい！とってはいるけど読まずにたまっているメールマガジンなどにも効果的。うう、メモリを増設したくなってきたぞ。これを日々なり週ごとなりで自動的にprcファイルに変換してHotsyncしてくれるようなプログラムはないかな。自分で作れるだけの技量があればよいのだが。

←↑→

07/26

book(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#26_a)

『天の涯まで─ポーランド秘史─』(bk1/amazon ">amazon)
　当たり前のことだが『オルフェウスの窓』と時代設定が同じだから同じ人（エカテリーナやポチョムキンなど）が出てくるのですが、こちらの方が人間味があって良く言えば共感しやすく人間の業の深さが感じられますが、悪く言うとばかばっかりです。地図の上から抹消されてしまうのも仕方ないか。主人公のユーゼフは直感のおもむくままに行動し、ひたすらに立憲君主主義で貴族の世界にこだわったせいで身をほろぼしてしまいます。後世のわたしたちから見れば愚かなふるまいでも、当時の彼らにしてみれば自分達の精一杯の常識で判断したことなのです。それでも『オルフェウスの窓』にくらべると人物が全体的に小物ばかりであまり思い入れを持つことができませんでした。マリアの行く末も残酷だし。それが人間的でいいという見方もあるでしょうが。

book(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#26_b)

『華胥の幽夢』(bk1/amazon)
　「十二国記」で短編は拷問です。本編でさえ文庫本1、2冊では足りなくて読み終わる度にすぐ読み返すほどなのに、短編では物語に足を踏み入れただけで終わってしまい小さなチョコレートをひと粒だけ食べたような刹那の幸せしかありません。欲張りなのでこれでは満足できないのです。
　とはいえ、一番の人気キャラらしい楽俊がどんなやつかも覚えていなかったのです。しかし『書簡』を読むだけで半獣の哀しさを思いだしました。素直に慶に行けばいいのに。それで陽子に重用されて次第に恋の芽生えることもある。しかしいくら半獣についての掟が緩くなったとはいえ、所詮は半獣と王の身分ちがい。周りの反対にあいまして、恋をたっぷりすいこんでぐったり重くなった心を引きずりながらあわれ慶の国を出ていくのでした……。
　はっ、もうそうにひたってしまいました。他に気になったのは『華胥』で「責難は成事にあらず」という身に染みる言葉を見かけました。「責難するは容易い、けれどもそれは何かを正すことではない」というのは何時の世にもあることです。

←↑→

07/27

day(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#27_a)

　歯がぬけました。今までずうっとぐらぐらしていて、肉の部分がどんどんけずられていったせいなのです。それが何の原因かはわかりません。他の歯は全く平気なのに一本だけ歯肉がなくなってしまったのです。
　今年の3月くらいにはほとんど歯肉がなくなっていて歯の根元まであらわになっていたのです。もうそうなるとその歯でものを噛むことはできず、いつも反対側の歯ばかりで噛むことになったのでした。何かの拍子でぐらついている歯で噛んだりすると痛みよりも脱力感がおそうのです。足のつまさきまで力が入らず口もきけない状態になります。足の小指をぶつけた時に似ていますがもっと虚無感がひどいのです。
　永久歯が抜けるのは当然初めての体験です。抜けた歯はあまり見栄えのいいものではありません。歯石はついているし、ところどころ小さな穴があきかけてます。ちなみに抜けたのは右上犬歯のひとつ奥です。大都会東京には縁の下などというものがないので、抜けた歯をどうすればいいのかわかりません。いい縁の下はないでしょうか、と言ってもまた生えてくるわけではないからどこに捨てようがいっしょですね。

book(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#27_b)

　澁澤龍彦の河出文庫が100円で落ちていたので確保。4冊。山田ミネコ『最終戦争伝説1〜6』が各100円で落ちていたのでこれも確保。ついでに近くにあった大島弓子の『リベルテ144時間』とか『草冠の姫』なんかも確保。大島弓子は全集や選集ですでに読んでいるのだけれども100円だと見過ごすわけにはいかないようです。
　外では『収容所群島』と『スノウ・クラッシュ』(bk1/amazon)を読んでいますが、今日ふとこの前読みたくなった『魔性の子』(bk1/amazon)をきれいなままで100円だったのでつい買ってしまう。もう持ってるのに。んー、でもこれと『十二国記』が関わるとは最初に読んだ時には思いもよらなかったですよ。

←↑→

07/28

book(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#28_a)

　『×─ペケ─』(bk1/amazon)
　借りたものです。4コマまんがにはわたしはとんと縁のない生活を送っておりまして、新聞はとってないしまんが雑誌は買わないし。『ぼのぼの』くらいでしょうか。
　2巻と5巻を借りたのですが、当初はどうもおもしろいと思えなかったのです。2巻ではいきなり登場人物たちが『おれがあいつで、あいつがおれで』(bk1/amazon)状態になっており、いきなり知らないキャラクターが入り交じられたせいで人物認識がごちゃごちゃになってしまいました。うむむむむ。
　しかし進めていくとやっぱりわたしが行き着くのは岡本夢路。不幸なシチュエーションをもうそうする人です。『フルーツバスケット』でも電波女にめろめろなわたしはやはりそういう嗜好があるようです。どちらも黒髪が長く夏にはうっとうしそうな装いが共通しています。
　そしていなば君が。いなば君がー。そこは耳じゃないのかー。またやけにさわやかなのに、なんとなくケンカはしたくない体格が加わって変に近寄りがたいかも。5巻ではいきなり彼女（しかもヤンキー）ができていたりして結構楽しめるシチュエーションです。
　タイトルのところにいちいちコメントが入っているのが愛・蔵太さんにダメを出されそうな感じ。しつこいけどやめられなくなるあたりがトンコツスープに似ています。なんとなく健康に悪そうなところも似ていますね。おもわず1巻を買ってしまい、このままでは揃えてしまいそうです。

PC(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#28_b)

　今までずっとCGIが使えない環境であることをひっそりと嘆いていたのです。Macなのでrubyが実質使えないし、かといってPerlでよくある日記自動生成システムも動かないなーと悲嘆に暮れていたのですが、よく考えればMacにはファイル共有システムとかいうものがサーバーの仕事をしてくれるはず。どうせ来週には無職になって暇なんだから、このへんの設定をいじくってみるつもりです。あとはめたりっくの方で貸してくれているサーバーがどういう設定になっているのか全然確認してなかったなあ。ちゃんと足下みないといけませんね。
　pdfファイルやハイパーカードでPalmに入れたいテキストがあるのですが、どうやってコンバートすればいいのかなあ。pdfはまだ英語版しかブラウザが出ていないと聞いたのだけれども、ハイパーカードはどうなんだろう？鳶嶋工房さんのほ〜むメイドAppleScriptこそを外で読みたいのです。普通のテキストに変換するだけでもいいんだけど。
　テキストエディタもせっかくおかねを出してJeditを買ったのに、どうやらmi(旧ミミカキエディタ）の方がいいらしいと聞くし。検索・置換がきっちりしていれば乗り換えるかもしれないので、またDownloadしてこよう。世間はMacに厳しいよ。

←↑→

07/29

dream(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#29_a)

　泳ぐ夢をみた。クロールをしている。元々あまり泳げる方ではなく余分な力が入って沈んでしまうタイプなのだが、夢ではどのくらい力を抜いて泳げば楽かわかってきている。また手をかくときに水の抵抗がはっきりと感じられ、こんなに長く泳いでいられるなんて成長したなあ、とか感慨にふけっていました。
　で、起きたら始業30分前！ゆうべ3時過ぎまで『魔性の子』(bk1/amazon)を読んでいたからだー。弁当も持たずにあわててでかける。夢とは言え水を切って進むのは気持ちよかったです。

癒し刑(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#29_b)

　「ふふふのふ、おまえを癒してやるぅ」
　「や、やめてくれっ。話す、なんでも話すから癒し刑だけは勘弁してくれ！」
　「ふっ、愚かな。今さらあがいても遅いわ」
　「出来心だったんだ。な、話せばわかる。うう、そ、それはっ」
　「まずアロマテラピー」
　「あああ、力が出ないよ〜」
　「次はエンヤ」
　「ああ〜、ほんわかしてきた〜」
　「そして全身オイルマッサージ」
　「うあ〜寝てしまう」
　「とどめは優香ポスター」
　「いや、全然癒されない」

　落とせませんでしたすいません。

SF(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#29_c)

　雪樹さんの瀬名秀明氏SFファンとのファーストコンタクト関連話題リンク集はいつも動きが早いですね。
　ところでわたしは瀬名さんの小説はみんなが読んでいる『パラサイト・イヴ』は全然読んでなくてとってもおもしろそうなモノローグがあることしか知らない。ビデオも見てなければゲームも知らないのです。
　読んだことがあるのは『八月の博物館』だけなので瀬名さんについてあまり言及できるほどではないように感じています。ただ『八月の博物館』ははっきりいうとせっかくのおもしろそうな物語が着地できていないように感じたし、無駄な力の入り過ぎに見える。またこの小説をあまり読んでいるという話を聞かない（今回の目についたところでも『八月の博物館』に言及しているところは驚くほど少ない）。まあ、今回の議論には直接には関係ないせいかもしれませんね。
　SFが売れるためにどうすればなんてわたしは出版業界に関わるものではない一読者ですし、正直SFであることにそれほどこだわりはないので議論の行方はどうでもいいです。売れなきゃ売れないで過去に出版された本だけでも（それはSFに限らないが）わたしは読む速度が遅いので一生のうちに読み切れないと思うし、はっきり言ってこれから先に一冊たりと出版されなくなっても哀しいけれど読むものに困ることはないです。図書館もあるし自分の家にも読んでいない本がたくさんある。それを消化するだけでも自分の読書は精一杯な気がします。もちろん好きな作家さんはいるので、その人たちの本を心待ちにする気持ちはそれなりにあるのですが、出なきゃ出ないでそういうものと諦めもつきます。いやあ、コニイが出ればそれはもう一人で10冊買ってもいいですよ、その時に収入があれば。
　それとは別ですがたかはしさんのWebで参照・言及されるためのコンテンツ公開の方法はわかりやすくて心に刻みたい文章です。

←↑→

make a brand new day

07/30

day(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#30_a)

　財布をわすれてゆかいな……、はずあるかい。この炎天下の中往復6kmくらいを取りに戻ったよ。
　活字倶楽部を立ち読みする計画だったのだが、山手線沿線と東横線沿線の本屋では見つからなかった。あさりよしとお『なつのロケット』(bk1/amazon)と梨木香歩『西の魔女が死んだ』(bk1/amazon)を買う。ついでにバーゲンをしていたのでジーンズ2本とTシャツ2枚、デイバッグの5点を\10000かけずに買う。GAPのジーンズはサイズが多いし種類も豊富。しかも安いのでおすすめ。
　木陰は涼しいので近所の池で本を読もうとしたが、すでに夕方になっていたせいか蚊が出てきていたので退散。そんな中でも年輩の方々はベンチで読書。かゆくないのか行き場がないのか。
　これからトムヤンクンに挑戦。チリパウダーのまぜ具合でうまくなるらしい。
　↓
　うそ。血のように赤いトムヤンクンができあがりました。途中での味見はあまりにも水っぽい唐辛子湯。手順はトムヤンクンのためのペーストがありまして、それと唐辛子を入れてまず沸騰させます。そこから解凍した海老やちょっと時間をおいてしめじなどを投入、しめじに火が通ったあたりでナンプラー、レモン汁を入れます。しかし初めて作るのでどれもさじ加減がわかりません。おまけに先日買ったチリパウダーも使わないともったいないと小さじ一杯入れてしまいます。あまりにも赤いので上澄みの強烈な赤さを誇っているところは下水管に食わせてやることにしました。今頃汗をかいていることでしょう。

←↑→

07/31

work(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#31_a)

　今日が仕事納めです。おつかれしたー。どうせ仕事がなくなるのなら、面接の時にスーツを着ても楽な冬につぶしてほしかったです。失業保険はでるのかな？
　というわけで最後なので飲み会に行って来ました。弁当箱をなくすくらいに酔っぱらってしまい、帰ってきてからなぜか冷房をつけっぱなしで寝てしまい冷凍睡眠にかかったようです。昨日から年をとってません。だから今もアルコールが血の中をかけめぐっています。運動会は秋だぞう。
　とりあえず明日から社会人としてはちょっと早い、学生としてはちょっと遅い夏休みです。わー。うーみー。

music(http://www2.odn.ne.jp/~cbh39000/2001/7-3.html#31_a)

　最近買ったCDはMarcos Valle『escape』とUsher『8701』。どっちも輸入版で最近不機嫌なうちのCDプレイヤーでは音飛びが結構激しいのでした。
　Usherは明らかに1stとくらべて曲の造りが粗くなりちょっと残念。声がいいから買うんですけどね。シングルになった「U remind me」、「Pop ya collar」以外に突出している曲はない印象。バラードは熱いけどこざっぱりしていてわたしはそれを望んでいないのです。もっとポップさを。
　Marcos Valleはボサノバです。ギターを抱いたキリストさまの風情。わたしはブラジル音楽にはとんと疎いのですが、これはたるみのない甘さが素敵です。朝のさわやかさと夜の喧噪を合わせたような雑多さがBGMとしても聞き込んでも有益です。都内の方はTower Recordsあたりで試聴ができますから機会があれば是非。ボサノバはそれほど耳当たりにエッジがないから、普段洋楽を聞かない人でも入りやすいのではないかと。夏なんだから耳だけでもリゾート気分に。

←↑→