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Compaq Presario 1621
Compaq Presario 1621
私のメインマシンはCompaqのPresario 1621です。
ここでは使用した感想を述べます。
ディスプレイについて
12.1インチHPAカラー液晶です。HPAはDSTN方式を改良したものです。日本では特にTFTが好まれるようですが、動画などを扱わない限り至って快適です。一般にノートの価格はTFT液晶画面が釣り上げていますが、鮮明な画面にこだわらなければHPAも十分な選択肢に入ると思います。むしろ、TFTの鮮やかさがなく目に優しいかもしれません。
ハードディスクについて
2.1GBのハードディスクを積んでいます。現在(1998年7月)のノートパソコンの標準と言えるでしょう。初期状態で3割ほどしか埋まってなく、アプリケーションを自分でインストール出来る方にはお勧めできます。なお、Word、Excel、Outlookはインストールされてなく、CD-ROMとして付属します。
CPUについて
AMD-K6 233MHz MMXを積んでいます。今までFujituのBiblo NC13D(Pentium
133)を使っていたので、もう別世界のように速いです。体感速度は5倍くらいの違いがあります。Intelを使っていた方は、AMDということで不安を感じられることと思いますが、Pentiumで動くアプリケーションは殆どがAMDで動作するのでご安心下さい。
RAMメモリについて
標準で32MB積んでいます。K6の能力を最大限に生かし、95を快適に動作させるには最低でも64MBに追加するべきでしょう。ちなみに私は購入後32MB追加しましたが、今まで遅いと感じたことは一度もありません。
スピーカーについて
JBLのスピーカーを積んでいます。Presario1621の際立った特徴の一つです。音は、現存するノートPCの中でも最も高音質の部類に入ると思います。私はMODなどの音楽データを聞くため、とても重宝してます。
内蔵モデムについて
56Kbpsモデムを内蔵しています。が、普通に使用していたにも関わらず、半年ほどで突然発信音がしなくなってしまいました。もちろん、保証が効いていたので修理に出してもよかったのですが、その間手元にPresarioがないと困るので、結局モデムカードを買い、それを使っています。
タッチパッドについて
使いやすい方だと思います。右辺をなぞると画面がスクロールするようにも設定出来、非常に便利です。Bibloでは流石にマウスを繋げて使っていましたが、Presarioになってからは絵を描くとき以外はマウスを繋げていません。
キーボードについて
一つだけPresarioの不満を言うのならここでしょうか?ただし、キーの打ち心地にはとても満足しています。問題は、まず@、[、:、]、\のキーのサイズが小さいことです。これはTeX打ちの際に困ることになります。もう一つはEnterキーのサイズと位置です。私はよくEnterを打つ際に」を打ってしまいます。デジカメで撮ったキーボードの写真 (JPG, 50KB) を置いておきます。
バッテリー残量表示について
プレサリオにはバッテリー残量を表示する小さなモニターがあります。一見便利そうですが、何回か充電を繰り返すとバッテリー表示が、本来のバッテリー残量とずれてくることがあります。Presario1636でも同様の現象が起こります。
この症状は一見どうでもいいように思えますが、実は結構深刻です。
といいますのは、初期設定ではWindowsが電源の管理をしているのですが、このWindowsが管理しているバッテリー残量と、Presarioのバッテリー表示は一致しています。
この結果、Presarioのバッテリー表示で残り残量が非常に少ないと、(常にコンセントから電気を供給していない限り、)Compaqのノートパソコンに備えられているサスペンドモードに入ってしまい、作業中でも勝手にスリープモードに移行してしまいます。
解決方法としては、まずコンセントからの電源供給を断ち、バッテリーを抜きました。その後、再びバッテリーを挿すと、正常に充電が始まるようになります。
何故このような症状に陥ってしまうのか、自分の経験からいうと、いつもと異なるバッテリーの消費の仕方をさせてしまった事が原因の一つに挙げられると思います。
もし、常にコンセントに挿して使われている場合は、いっそのことバッテリーを外したままにするのも一つの手かと思います。
from 1998/6/8