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2002.2.1 Fri.
『Jade』
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起きなければとわかっているけどどうにも頭が重くて寒気がしたので本日はサボリ半分で休むことにした。夜更かしやコタツ寝が祟って風邪を引きかけているのだろうが、いいトシして今だに体調を自己管理できない自分を罵倒しつつ自宅でお昼までゴソゴソしてから部屋に戻った。今日は映画の日、つまり1000円鑑賞日だと後で気付いたけれど出掛けて悪化したらアホそのものだし、ヨシとしよう。
頭がぼーっとしたままメイルチェックと巡回をして日記を書きかけたところで眠くなり、平日の休みを堪能すべくベッドに移動。良く考えたら来週も3連休なので2週連続となるわけか。部屋の改装もマシン関係も何も手を付けないまま月が変わってしまったのだが、そろそろ自分への「縛り」を後悔しそうな気になって来る。それも焦って走れば良いのに動きそうにないことを懸念している次第、と来るから自分でも情けないのである。
昼寝と言うより夕寝から目覚めた頃にはすっかり暗くなっていた。娘とてくてく歩いて自宅に戻り、天気予報によると明日午後から雨か雪らしいので引き蘢るべく買出しとビデオの調達に出掛けることにした。幸い今夜は星も奇麗でそれほど冷え込んでいないから動く気になるのだが、こう言う時だけは活動的になる自分ってどうよ?と思う。
オンエアの『ジャンヌ・ダルク』ではなく約半世紀前にイタリアにいた旅する犬ランポの番組など見てからお風呂に入ったので帰宅は結構遅い時間になってしまったけど車が凍るほど冷えていないので明日の雪予報はちと信じ難くなって来た。それより日記を更新しなくてはと思い直して作成に取り掛かり、読了した文庫の覚書を書きながらパラパラと読み返してしまい、更新報告はかなり遅い時間になってしまった。
なのに寒いなぁ、温泉行きたいなぁと思って下書きのつもりで雑記を書き始めたら目が冴えてしまい、結局アップしてからビデオを鑑賞し、終わったらCSN1でやっていた『バスキア』を見てしまった。だってゲイリーが出てるんだもん。それに何度見てもこのボウイさん以上にウォホールがハマる人はいないと思ってしまう。実際ボウイはアンディと交流があったそうなのでこのウォホールの頼りなさは実像にかなり近いのだろう。そう言えばボウイにはアンディを謳った曲もあったっけ。彼らには似ている部分があったのかも知れない。
今日のニュースめも:貞子でなく順子(よりこ)に決定 貞子氏は賢くも自分の輝かしい(?)経歴に傷が付く愚は回避し、代わって環境相が受諾した模様。久々に見たNステの内閣支持率は月曜日にオンエアと言うことで識者の予想支持率がリポートされていたけどムネオには訊かなかったらしい。小一時間問い詰めて欲しかった。
今日の運動:娘と散歩5分x2・転100回・踏100回
【video:ジェイド】
精神科医トリーナ・ギャヴィン博士(リンダ・フィオレンティーノ)と弁護士マット(チャズ・パルミンテリ)夫妻のパーティに出席していた殺人科検事補デイヴィッド・コレリ(デヒッド・カルーソ)は緊急連絡を受けて大富豪メドフォードが収集していた生殖を意味するマスクを身に付け、同じく彼の所有物であるアフリカの斧で殺された現場に駆け付ける。そしてヘアーのコレクションに「玉」の文字が入った銀の宝石箱を見つけ、美女が金持ちに贈ったこととその文字が"淫婦"を意味するジェイド(玉)と知る。
彼は殺人現場で錨のカフスを発見していたが、富豪の金庫にフィルムを現像したところカリフォルニア州知事の淫行写真とわかり、その相手が売春逮捕歴のある中華街の美容師パトリースと突き止め、著名人相手の人気娼婦ジェイドの名を聞き出す。また撮影された富豪のパシフィカの別荘から結合を深めるハーモニー枕やコカイン・興奮剤、そして暖炉で燃やされたテープが見つかり、修復して再生すると映っていたのはトリーナだった。
車のブレーキが細工されて事故を起こして入院したコレリはタレコミを申し出たバトリースを待っていると彼の目の前で彼女は黒のサンダーバードに轢き殺され、追跡したが逃げられてしまう。そしてジェイドを知っているはずの別荘の隣人も殺され、トリーナの嫌疑は深まるが、その時間に彼女といたコレリはトリーナが狙われていることを察知してマットと共にギャヴィン邸に向かう。
***** 『エクソシスト』の監督ウイリアム・フリードキンと『氷の微笑』の脚本ジョー・スタージェスのコンビによるエロティック・サスペンス映画で、それなりにショッキングではあるけれど、言い方を変えるとかなり悪趣味な内容である。豪華絢爛な邸宅やカーチェイス、またかなり露骨なセックスシーンはある意味見物ではあるが、それだけ犯罪サスペンス色は褪せているような印象を受けた。
そもそも淫婦=ジェイド=玉と言う短絡的発想から神秘性のある中華趣味に走ったのだろうが、こだわる必然性があったのかは疑問で、また富豪殺人と証人殺人の犯人と動機が別と言うには説得力に欠ける展開だし、彼女が娼婦になった理由もイマイチ不明瞭で、どうも残忍な犯罪シーンと際どい淫行シーン目当てに作られたとしか思えない。と言うのもリンダ・フィオレンティーノは熱演しているのだろうが、どうも役不足と言うかエロ不足な気がするのである。もっと鋭い妖しさと肉感的な女優であれば迫力もあっただろう。いちおう「興奮による忘我」がモチーフのようだし。
とは言え、ラストはにやりとさせられる。監督の面目躍如か。まぁ第一殺人の真犯人は逃げおおせたわけだけど、撮影・編集はチト甘いと思う<いつの間にフロントウインドウ"も"割れてまたそれがあるんだとか、そこまで壊れてなかっただろうとか、シてないやんとか。尤もこの作品は以前にも見たはずなのでついつい私はミスショット捜ししたのかも知れないが、初めて見ると結構エッチでどきっとする作品だとは思う。 (1995年アメリカ映画95分)
【fortune:あいさつ占いとつかめる自己紹介!】
Artemisさんは、さようならさんです!
さようならさんの性格 あなたはミステリアスなさようならさん。あなたのまわりにはいつもメランコリックな雰囲気が漂っていて、人はあなたと一緒にいると、なんだかさびしいような気持ちになります。身体が霧でできているような、実体のつかめない人です。けれどそれが異性には魅力となるので、かなりもてます。見かけとは違って、案外自然が好きです。
Artemisさんの「つかめる自己紹介」 「いらっしゃいませ。Artemis商店でございます。」
感想:消滅した過去ログにあった占いだけど「実体のつかめない人」と「案外自然が好き」は当たっていると思う。
any comment please.
【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。 救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。 グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
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