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sea of tranquility
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2001.7.1 Sun.   『ABADDON』
お昼過ぎにあまりの暑さでベッドから起き上がる。一体何なんだ、この暑さは。まるでエアコン室外機の前を通った時の熱気が漂っているかのよう。しかも洗濯物を干すはたから乾きそうな日射しである。自分の汗臭さで倒れそうになり、シャワーを浴びて着替えて数分もすれば元の木阿弥。いちおう梅雨最中の今からこれでどうするよ、 夏。

と言う訳でいよいよエアコンの出番である。ああ、極楽ゴク楽〜。と言っても階下へ降りる度に汗が噴き出し、自室に戻って涼む、の繰返しはカラダに良くないような気がする。とにかく淡麗飲みながら日記を書いて本日返却期限のビデオ鑑賞など。

ところで明日2日は365日の真ん中の日、つまり本日は前半最終日と言うことだ。その間に2度サイト移転したり(その間日記をさぼったり)、トロさに引き攣りながら使っていたPB1400のマザーボードがイカれて急遽マルス導入に至ったくらいで、取り立てて大きな出来事も変化もなかったような気がする。と言うか、ちょっとやそっとじゃビクともしないほど腰が座るようになったのかも知れない。トシとも言うが。いや、それとも鈍感になったと言うべきか。年頭にやった占いでは蟹座は後半上昇傾向となっていたと記憶している(実は移行していない過去ログにあるのだが)。当たるのだろうか。

メル・ギブソンは好きではないし、以前にも見たのについつい『身代金』を見てしまう。やっぱゲーリー・シニーズ良いなぁ。終わってから車で数分のレンタル屋にお出掛け。しかし何度見てもここのロゴマーク(と言うのか?)は名倉氏の絵に良く似ている。と思っているのは私だけだろうか。「世界遺産」を見てから先日録画したビデオをセット...したら失敗していた。悔しい。<アタマ切れ

【video:ア・バ・ド・ン】
ABADDON:天から地上に落ちてくる底なしの穴の支配者、ヘブライ語でアバドン(破壊王)と呼ばれる。−ヨハネの黙示録第9章−

エリアス8に向かっていた女性ばかり乗員6名の廃物回収船アレクサンドリア号は航行(ナビゲーション)レポートを手抜きしたリノのため小惑星体に突入し、犯罪者植民地シザリオン4(監獄惑星)に強制着陸することになった。基地外で2人の男が闘っているところに割込んで助けたヴィゴ刑務官によると基地で暴動が起こり、大量殺戮が行われ、その元凶は「762号」と言うことだった。ナイル船長とオースティン補佐官は彼に不審を抱きつつ給油を開始する。

その間に留守を守っていたクルーが殺され、船内に侵入していたマニックス刑務官を尋問すると「もはや疫病と言える762号に関してわかっていることは、762はテリトリーを定めて刻印を残し再生する。より力を増して。殺戮は人類が滅びるまで繰返されるだろう」と語った。給油が終わり、プラットフォームからの脱出を阻むシャフトを下げるために再び基地内部に向かうクルーたちに殺人鬼が襲いかかる。果たしてどちらの男が「762号」なのか?彼女たちは無事生還できるのか...?と言う未公開SFサスペンス。

ツッコミ処もあるし、CGもいまいちで、はっきり言ってB級なのだが、女性クルーばかりなのがミソ。あまり男女差については触れたくない私だが、女ならではの反応を巧く捉えていると思う。謎の762とタイトル「アバドン」の関連付けがないのは惜しい。残された刑務官のデータもひねりがあれば良かったのに、何とかならなかったのかなぁ。出演者は6人+2人と犠牲になった囚人がちらっと出るだけと言うのも低予算の現れか。冒頭の小惑星シーンをカットして船内の描写だけで漂流中なのを演出し、惑星でのシーンもいくつかカットするとかなかったのかなぁ。いや、悪い脚本だとは思わないのだけど、ちょい勿体ない気がするのよね。それとラストの音声は不要だと思う。あれはない方がきっとコワイ。
(1997年アメリカ映画?95分)

【fortune:21世紀禁断の総理大臣占い

貴方が総理大臣になったとしたら地道でまじめな総理になるでしょう。
あなたが総理になった場合の内閣支持率は 51% でしょう

貴方のタイプは・・・
あなたは決して背伸びをしたり自分のペースを乱したりしませんね。ひとつひとつ着々とこなすまじめ総理。

感想:おお、すっげーマトモぢゃん。現内閣の支持率は異常だよ、ゼッタイ。しかし自民党愛知県連青年部もようやるのぅ。



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2001.7.2 Mon.   fashion leader
このクソ暑いのに娘は毎晩私にぴったり寄り添って眠るのだが、昨夜は肩枕と言うか胸枕状態で、それだけ懐いていると思うと嬉しいし可愛いと思う反面、エアコンの効いた部屋で恋人とイチャつくならともかく、本音は「あっち行ってくれ〜」と泣きたい気持ちであった。しかし今朝も6:00過ぎに仲良く起床。

ニュースによると、キャンプデービッドで純ちゃんが着ていたラルフ・ローレンの青いシャツに問い合わせが殺到しているそうである。私にはその気持ちが理解できない。有名人と同じものを所有すれば自分も同じような地位に就く人となり気分に浸れるのだろうか。女性のファッションでも同じことが言える。モデルや女優の服装や持ち物、メイクとかヘアースタイルを真似ればその人になれると思うのだろうか。外見の特徴やレベルが近ければまだしも、どうあがいても似ても似つかない人に似せようとするその心理がわからない。憧れや目標、理想にするのはとても良いことだろうけど、同化幻想のようなものを抱いて誰も彼もがファッションリーダーのコピーをするのは見ていて気持ちが悪い。分相応と言う言葉は死語になっているらしい。あ、でも良く考えると「真似っこ」や「流行り」は服や顔だけではないな。一時はブームだった丸字もりえや宇多田文字登場とともに「お手本」が変わったことを考えると、言葉や文字を含め、「真似し」そのものがファッションなのかも知れない。それを悪いとは言わないが、みんなと同じってそんなにイイのかねぇ。安心はできるだろうけど、真似るほどお手本との違い(落差)が出て来ると私は思うのだが。

週明けアイドリング月曜日と言うことで適当にサボりながらおシゴト。実は頭の中では次はどんなビデオをレンタルしよう、いつ『A.I.』観に行こうと考えていたりする。ランチはそばめしが食べたくなったので外食。その前につい先日まで長袖長ズボンパジャマからいきなりタンクトップとトランクスで寝るようになったのは夏のパジャマを持ってナイからで、チトかっちょワリィのでちょいと見繕いに行く。ぱぱぱっと3着即決、なぜか黒とグレイばっか。ついでに母にも1着。こちらはターコイズブルー。4着持ってフラフラとお好み屋に着いて頼んだのはなぜか「えびモダン」。そばめしはまた今度だな。

7時台のアニメタイムが終わる前にちび登場。私と娘は自室に避難し、「世界まる見え」とかTVを見て配達、もとい、ご帰還に備える...のにママが迎えに来て帰ってしまった。何やねん。ではさっさとお風呂に入ろう。いやいや、その前に胡蝶蘭の植え替えをしよう。先延ばししてばかりなので、実は株の状態がかなり気になっているのである。着床性なので花が繊細そうなわりに丈夫だったりするのだが。

因みに胡蝶蘭の原産地は主に東南アジアで、本来は熱帯性ジャングルの樹上生活者なのである。つまり極端な乾燥と低温にさえ注意すれば生育する。あ、このあたり自分の覚書かねて雑記にまとめよう。取り敢えず今夜は寄せ植え鉢から取り出して水苔を取り去る。この作業が結構手間なんだよね。うっかりしていると根を折ってしまうので慎重にやらねばならないので意外と時間がかかるのである。ビデオを観る余裕などないままに何とか6株の掃除を終えて入浴し、部屋の窓からふと西の空を見ると朱赤に染まった月が山際に落ちようとしていた。

【check:あなたがパソコンだったら・・・こんなスペックになる???

あなたの後生は,こんなパソコンかもしれませんよ!!

機種名Artemis 's NT
価格158,000円
CPUIntel ペンティアム4
クロック周波数266Mhz
システムバスクロック100MHz
キャッシュメモリー1次128kb
2次512kb
メインメモリー360M
メモリー空きスロット数2
メモリー最大容量1GB
グラフィックアクセラレーターintel 82810E
VRAM9-12MB
内蔵FD3.5inch
内蔵HD16G
内蔵CD-ROM最大等倍速
通信FAXモデム最大56kbps
空きPCIスロット3基
USBポート3
モニター32inch
走査方式ノンインターレス
インターフェイススピーカー端子、USB
サウンド機<ステレオスピーカー、マイクロフォン付属
入力装置マウス、キーボード
入力電圧・周波数AC100V 50/60Hz
最大消費電力250W
温室度条件3〜35℃、20〜80%(ただし結露しない事)
主なインストールAPWord、Excel、レースクィーン写真集
重量35Kg
付属品説明書、保証書、箱、
パッキン、ビニール袋


なお、こんなパソコンあるわけない!!というスペックになりましても、当方では一切責任を負いかねます。

感想:よくわからんが、動くには動くけど買い換えたいなぁ...とゆーパソな気がする。
それより何でtableの前が空白になるんだ?どなたか教えてクダサイ。←やはり程度のスペックぢゃん
原因判明!Thanks!>かりなさん



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2001.7.3 Tue.   『Un Homme Et Une Femme』
アラームを止めて二度寝したらしく、目が覚めたら6:30だった。これならセーフ。やれやれ。それにしても今日も朝から激暑(←そんな言葉あるんか?)。時計を見間違えて1時間早く起きてきた母が「あんたが生まれた頃もこれくらい暑かった」と宣う。もう何10回聞いたかわからん話だが、亡き父も私の誕生日前後に良く語ってくれたものである。まぁ亡祖父の「初孫は家で」の命によって殆ど立ち会い出産のようなものだったのと、父にとっても初めての子ども・出産でもあったから、よほど印象に残っているのだろう。しかし聞かされる度に死に損なう私の身にもなってくれ。仮死状態で生まれた私を生き返らせた産婆さんに感謝すべきなのか怒るべきなのか悩むことがあるけれど、ともかく私はもうすぐXX回めの太陽周回を終え、また新しい公転軌道に乗ることだけは確かである。そして産湯は水道水でなく、生家の井戸水だったのだろうな。あの水は美味かった。生まれた時に飲んだのかは覚えてないけど、高校くらいまで水道水が飲めなかったのは井戸水育ちだからと確信している私である。別に意味はないけど。

都知事の「更年期障害」発言は女性蔑視/差別用語ではないのか?とムカついた以外は取り立てて何かあるでもなく平穏無事に業務をこなし、門外漢のくせして購読・放置していたメルマガに目を通してinboxをやっと空にする。日記を書いて更新したところナゼかテーブル上部が空白になり、思い切り焦る。占い結果ソースのコピペミスだろうか?といじりかけたところでタイムアウト、恥ずかしい状態で更新報告。

夕方のニュースによると、先月は平年より2-3℃気温が高かったそうだ。5月もそうではなかったっけ?現在の気圧配置は梅雨明け、即ち夏の状態らしいし、何となく季節が1ヶ月ずつ早まっているような気がする。だいたい5月は薔薇の最盛期なのに、暑さと雨であっと言う間に終わってしまったし、この暑さはもう真夏そのものだろう。やはり日本は夏と冬の二季の国と化しつつあるのだ。春と秋だけで良いのに。

ビデオを見て満月直前の月光を眺めながら就寝。

【video:男と女】
寄宿学校にいる娘フランソワーズに会いに来た帰りに列車に乗り遅れたアンヌ(アヌーク・エーメ)は同じく息子アントワーヌに面会に来ていたジャン・ルイ(ジャン・ルイ・トランティニヤン)の車に同乗することになった。ドービルからパリに着くまでアンヌは夫ピエール(ピエール・バルー)のことを語るが、撮影中に彼女の目の前で事故死したスタントマンだった夫のことを忘れられずにいた。一方ジャン・ルイは現役のプロのレーサーで、大事故で重体になった時にそのショックで妻バレリー(バレリー・ラグランジュ)は自殺していた。次の日曜日に二人でドービルに向かい、子どもたちと過ごして次第に打ち解け、やがて互いを意識するようになった。

アンヌはラリーで優勝したジャン・ルイに電報を打つ。彼女からの愛の告白に感激したジャン・ルイはから車に飛び乗り、モンテカルロからパリまで6000kmを走り抜けるが、彼女は娘の処へ出掛けて留守だった。彼は再び車でドービルにいる彼女の元へ駆け付け、愛を確かめ合う。しかし彼女の脳裏には亡き夫の思い出が浮かぶばかりだった...

タイトルからしてオトナの映画と思った遠い日の私はこの映画を観る勇気がなく、充分オトナになってからは(少なくともトシだけは)「映画みたいな甘いロマンスなんぞあるもんかい、けっ」とヒネていたので、フランシス・レイのテーマ音楽は知っていても、肝心の作品は観る機会がなかったのである。見終わっても「そんなんあるかい」と思っているが(←年季入りイヂケ)。

恋愛映画はシュミではない私だが、まぁ奇麗な映画だと思った。雪のシーンは『ある愛の詩』を思い出したけど、とにかくアヌーク・エーメが可愛くて美しい(男が放っておくわけがない)。太い眉に瞬きするとバサバサッと音がしそうな睫毛、可憐でいて強そうで、とても魅力的な女性だと思う。現在と回想シーンがモノクロやカラーに切り替わり、甘いメロディーにのせてあくまでもロマンチックに仕上がっている感じ。俳優の名を役の名に使っているのか?はおいといて、さすがおフランス、クロード・ルルーシュ監督と言えようか。要するに私は感情移入ができなかったのだが。
(1966年フランス映画103分)

【fortune:熱虫占い

運命数9 ギタギリス:誰に対しても誠実な理想主義者

感受性が強く、感覚面が優れている人、それがギタギリス。人の気持ちを機敏に感じとることができる。情に弱く、一度情をかけた相手なら、たとえ悪人でだまされたということがわかっていても、その人にもいいところがあると信じるような、人のよさがある。(あ、言えてるわ)

やさしく柔軟性がある反面、強い相手だと優柔不断になり流されることも。人当たりがよく、サービス精神も旺盛だが、本当はとってもシャイである。デリケートなぶん傷つきやすく、息をしているだけでストレスを感じる人もなかにはいる。ギタギリスは、我慢の限界を越えると大爆発することもあるので(ぶはは、あるある)、人よりマメにストレス解消していかないといけない。まわりの人はふだんのおとなしめのギタギリスのそんな激しいようすを見て、とても驚くだろう。それをきっかけに、また気分が内向してしまうことがある。(ネクラとゆーやつか←さむっ)

ただ、調子がいいと明るくて軽め、おまけにマメなので、人気者になれる。本来、タレント的な素質をもっている人だ。(そうかなぁ)
また、とても思いやりが深く、ロマンチストな面も見逃せない。ギタギリスは、自分1人の世界で夢を見ることが得意だが、調子が悪いと、その夢の世界に閉じこもり、現実逃避をすることもある。(これは笑うしかナイな)

感情の起伏の激しさを抑え、情に流されないよう自己コントロールすることが、ギタギリスの人間性を成長させることになる。(うわ、耳が痛いぞ)

感想:まいったなぁ。これはかなり当たってる。



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2001.7.4 Wed.   『A.I.』
そりゃないぜ、純ちゃん。「負けたら退陣する」状況に陥る可能性は「支持しない」率くらい低いのに、そんな発言したら小泉熱狂信者(仮)が「いぢめるな」「ヤメさせるな」どころか「多党に投票したらコロス」なんてスパムメイルを流すかも知れないぞ。あーコワイコワイ。

などと朝からぼやき、さぼりたいのを我慢してイヤイヤ出社。本日も梅雨はとっくに終わっているとしか思えない激晴れ超暑(←もっと適当な言葉は思い浮かばないのか>私)。適当にシゴトし、てきとーにサボり、ちょいと早退して映画館行き。結果、他のにすれば良かったカモと思いながら帰途に着いたものの、何か不完全燃焼でフラフラとビデオ屋に吸い込まれたのだが、目当ての『ダイナソー』は字幕版は全て貸出中であった。残念。しかし何か借りなければ気が済まない。ってので無料ハガキで別の新作をレンタルして帰宅。

小腹が空いたのでパスタを茹で、気になっていた柚子胡椒&生クリームソースなんぞを適当に作ってみる。大葉(青ジソ)が大量にあるのでこれもちぎってソースに放り込む。私の料理(と言えるのか?)は「男の料理」に近いかも知れない。そのへんにあるものを適当に使って即興で味付けするし(ただしパスタばっか)、包丁を全く使わないこともあるけど(今日のはそうだ)、使う鍋や用具も少ないし、我ながら「ワイルド」だと思う。もしかしたら私はカナディアンなのだろうか。本日もまぁまぁの出来。けど柚子胡椒小さじ1はちょっと少なかったかな。ま、どちらにしろ次回の柚子胡椒クリームソースパスタは今回とまるで違う味に仕上がるだろう。再現不能な私のレシピ。これを一期一食と言う(うそ)。

お風呂を母に先取りされて待っている間にウトウトしてしまい、目が覚めたら深夜であった。なのにさっさと入浴すりゃイイのに何とも美しい月に暫く見とれ、それからネットをだらだら徘徊し、理解するアタマはないのに「準定常宇宙論」なんぞを読み込んでしまった。このサイト、良くわからんけどおもしろい。で、やっとこさ寝ようとした頃には西に傾いた月が朱に染まりつつあった。明日は部分月食。晴れろよ。

【film:A.I.】
地球温暖化により海面が上昇して陸地の面積が少なくなり、限られた資源で暮らさざるを得ないため、人類はロボットと暮らすようになった。彼らメカ(MECHA)に五感にあたる機能はあったが、まだ感情を持っていなかったが、サイバートロニクス社は「愛を知る」子どもロボットを開発し、一人息子を冷凍保存しているヘンリー(サム・ロバーズ)とモニカ(フランシス・オーコナー)のスウィントン夫婦に預ける。彼の名はデイヴィッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)。

以下ネタバレ→モニカはデイヴィッドを受け入れて「変更不能プログラム」により彼が永遠に慕い続ける彼の母となる。しかし息子マーティン(ジェイク・トーマス)が復活してからその関係が少しずつ狂って行く。人間の子どもになって母に愛されたいと言う想いに取り憑かれたデイヴィッドはそれと知らずに人間に危害を加える行動をとるようになり、ついに夫妻は彼を手放すことにする。しかし廃棄処分にされることを懸念したモニカは彼を森に置き去りにする。そしてスーパートーイ・テディとともにデイヴィッドはピノキオを人間に変えたブルー・フェアリーを探す旅に出る。

しかし世間知らずの彼はメカの墓場を漁るロボットたちと一緒に捕らえられ、フレッシュ・フェアと言うロボットの公開処刑場に連れ出されるが、ラブ・メカのジゴロ・ジョー(ジュード・ロウ)と共に間一髪で危機を免れ、妖精を探しに華やかで退廃的なルージュ・シティへ行き、物知り博士ドクター・ノウが語った世界を目指す。水没したマン・ハッタンで彼は創造主であるホビー教授(ウィリアム・ハート)と対面するが、ブルー・フェアリーを探し求めて海に飛び込み、コニー・アイランドのピノキオ・ワールドで彼女を見つける。そしてテディともども海底に閉じ込められたデイヴィッドは偶像に祈りながら海もろとも凍結する。2000年後エイリアンによって見つけ出されるまで...
←以上ネタバレ(ストーリー)

ラストを見た時、え、これで終わりなの?と思った。感想は「ナメとんかい、スピルバーグ!」(←最大フォントサイズのつもりで)。
以上。

で済ませたいところだが、補足しておこう。この映画はロボット=SFと思ってはいけない。完全にスピルバーグのファンタジーである。原作はブライアン・オールディスの短編「スーパートイズ」で、映画化の権利を持っていた故キューブリックの遺志を継いで完成に漕ぎ着けたらしいが、アシモフを知る人には「ロボット工学」を無視した展開に言葉を失うことだろう。また愛されることだけを求める行為は「愛を知る」と言うより人間の利己主義・自己愛としか見えないのではないかと思う。この時点で彼はもはやロボットではない。ただ「人間になりたい」と願うだけの人工知能に過ぎない。

そもそも寿命のある人間を生涯のマスターにするプログラムからして間違っていると思うのだが、ハーレイくんの演技がいくら素晴らしくても、テディを始めとするCGI技術にどれだけ驚嘆しようと、脚本は誉める気になれない。何故2000年間彼は待つ必要があったのか、どうしてエイリアンなのか、結局彼の唯一の望みを叶えるのが解決策なのか、疑問は尽きないし、あまりにも呆気無いラストはエンドロールが流れるまでそれと気付かない/認めたくないほどヒネリがない。ひたすらファンタジーである。

キャストとその演技は満点なのに、なぜこんなに(私にとっては)つまらなかったのだろう。処刑場の人間至上主義の残忍行為は皮肉がこめられているのかも知れないが、無駄に美しいだけのジュード・ロウはゲーム・キャラのように加工する必然はあったのだろうかとか、マーティンとデイヴィッドはリトル・ミスと子守りロボットのように愛し合う選択肢もあったのではないかなど、どうにも腑に落ちないことが多い。尤もラストは考えようによってはクラークの「2010年宇宙の旅」のデイヴに訊いたHALの質問や『ブレードランナー』の原作ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」への答えなのかも知れない。そう考えると、ファンタジー好きのスピルバーグが思い付きそうな気がしないでもない。
それとは別にジョーは私専用にめちゃめちゃ欲しいけど。敢えて言うと先日見たクリントン氏に一票。

スウィントン邸が何となく和風なのはスピルバーグらしいかな。ハーレイくんはたいした子役だけど、ライバルのマーティン役の子はキレイな顔をしていたので要チェック。ジュード・ロウには銀河一素敵なR.ダニール・オリヴァーを演って欲しいと思った。ところでホビー教授はSF界では定説の「ロボット工学3原則」を考案したアシモフがモデルなのだろうか。原作が書かれたのは1969年、彼の息子は1951年生まれだからあり得ないことではない。因みにアシモフの息子の名はデイヴッィド。
(2001年アメリカ映画145分)

【attention】
現在公開中作品ですのでネタバレしないよう背景と同じ文字色にしています。読みたい場合は反転してご覧下さい。



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【memo:部分月食】月の出19:04−月の入04:10(大阪)
5日 
22時35分:部分月食開始 
23時55分:部分月食食分最大(0.499)
6日 
00時04分:満月 
01時15分:部分月食終了

次回月食は2004年(皆既月食)
2001.7.5 Thu.   CUBIC
ほほぅ、少なくとも自分より体格も力も劣る女性を乱暴するのは人権蹂躙行為そのものであり、容疑者は畜生以下だと私は思うのだが、某国ではそんな野獣にも人権を認めるらしい。そして逮捕状があっても即刻身柄引き渡しに応じないのが「好意的考慮」らしい。その国の軍隊と軍人の生活全般を支えるために毎年「思いやり予算」の名目で莫大な国民負担、即ち税金を支払っているのは一体誰だと思っているのだろう。容疑者が24時間以上某国の保護下におかれた場合、引き延ばし日数に応じて予算を減らすくらい強気に出て欲しいね>真紀子おばちゃん。少なくともそんなヤツに私がふんだくられた税金の一部が流用されるなんて我慢できない。そして「聖域なき構造改革」に当然「思いやり予算カット」も含まれるのだろうね?なかったら「骨太」は撤回しろよ>純ちゃん。

ったく、ムカツク事件が後を絶たない。それでなくてもこの連日の暑さで苛々しているのに。しかも今夜部分月食があると言うのに梅雨のバカヤロウが自己主張するなんて予想が出ている。なんでまた今日なんだ。せめて1日ずらしてくれ。お願い。

と言う願い空しく夕方から曇り始め、日没後ゴロゴロと聞こえてから間もなく雨が降り出した。何で天気予報通りになるんだ!梅雨のバカ!結局月食が始まる頃になっても暗い雲が空を覆い尽くし、時折雨は落ちても雲の切れ目すらなく、月影さえ見えず終いであった。しく。

昼間会社で『A.I.』絡みのオンラインゲーム関連を読みあさっていたら日記を書くヒマがなくなり、更新が遅くなってしまった。で、届いたコメントに「子どもに見せても大丈夫かしら?」と言う質問があって、軽く「大丈夫っす」なんて答えたものの、実際のところどうなんだろう。日頃垂れ流しされているドラマに比べたら無害と言えるだろうし、ゲーマーではないので迂闊なことは言えないが、最近の子どもは(←ババアくさい表現だな)TVゲームでアニメキャラがヤられるのに慣れているだろうからそんなにショックは受けないだろうと考えたのだけど...

ってので以下箇条書きでネタばらし。反転して読んで下さい>母親各位
残虐かな?シーン
不足部位を集めるメカたちの姿はチトえぐい/浅ましい(私的には)
処刑方法は大砲に詰めてドカン!とか溶解液(?)をぶっかけたりするけどメカたちに悲壮感はないので大したことはないと思う
教授宅でデイヴィッドがデイヴィッドを殴り壊すシーンあり(家庭内暴力風?)

えっちかな?シーン
ラブ・メカたちの露出度は高くない(ベアトップに尻見えジーンズに負けてる)
ジゴロ・ジョーが女性にセマるシーンはキスしてベッドに倒れ込むあたりまで

これくらいしか思い浮かばないです。でも「繊細過ぎる」方は観ない方がよろしいかと。私は鈍感なのでPTSDになっても関知しません。悪しからず。

旧PB1400を処分する前に全データに目を通していたらとある診断結果を保存していた。少し前に日記才人でブームになったけど、日付によるとちょうど2年前に一次ブームがあったらしい。比較になるだろうかと試してみた。それからビデオを観ようとしてベッドに横たわり、寄り添ってきた娘を撫でながら寝てしまったらしい。そう言えば昨日映画館でもあまりにも退屈だったからか、突然睡魔に襲われて一瞬気を失ったのだった。幸い上映中ずっと苛つかせてくれた後部座席に陣取った足癖の悪い観客のおかげで瞬間睡眠で済んだのだが、それでも彼/彼女に感謝する気はさらさらない。何度叫びそうになったことか<「じっとして観ろ!背中をゴンゴン蹴られるのはウザイんだよ、バカヤロー!」

【check:CUBICお試し版

CUBIC診断結果

Artemisさんの性格・パーソナリティ


性格の側面普通指数
 思索型   内閉性 : 社交意識が低い   ***************   73
  客観性 : 思考的思慮深い   ****************  77
 活動型   身体性 : 機敏な・気軽な   *****        21
  気分性 : 感情のまま行動   *********      44
 努力型   持続性 : 几帳面・忍耐力   *********      45
  規則性 : 常識的・順法的   ********      38
 積極型   競争性 : 勝気な・積極的   ****************  78
  自尊心 : 気ぐらいが高い   *********      42
 自制型   慎重性 : 見通しをつける   **********     47
  弱気さ : 取越苦労・遠慮   ************    58


●Artemisさんのパーソナリティスケッチ●

積極性があり、競合する条件では実力以上の成果をあげることもあります。じっくりと物事を考えてから実行に移し、その行動には自信をもっているため、何か問題が起きたり、失敗したりすると、責任を人に転嫁するといった他罰的傾向も見られます。しかし、他人との協調性がないとはいえず、周囲に対する気遣いもあるほうです。確かに実力を発揮することができる要素を持っていて、現実にそうかも知れませんが、自分だけが頑張っていて苦労しているといったことを強調するような独善性はあまりありません。世慣れた面がみられ、対外的にはわりと頼りになる人だといえます。そうした反面、周囲のことや社会への関心はあるのですが、それよりも自己の内面世界に関心があり、独自の考え方や価値観を形成させています。また、ものの見方は客観的で他人の意見や感情、場の雰囲気などに流されることなく、キチンと把握しようとしています。発想は着実なものが多いのですが、時として非常にユニークで突拍子もないアイデアを出すこともあり、豊かな内面性の持ち主で自己をよく内省している人といえます。
       
●1999年のパーソナリティスケッチ●

社会に対する関心があり、周囲への配慮もあります。しかし、本来の内面意識の中では、世間や周りの環境に流されることは少なく、自分としての考えを重要視しています。他人からの押し付けがましさはあなたの望むところではないようです。交友関係などは、たくさんの仲間関係を広げていくというより、自己の世界や独自な価値観を理解してくれる友人を大切にしています。そして、自分も含めて環境をあるがままに客観的にとらえようとする傾向があり、物事をキチンと把握しています。そうしたことからか、行動や考えには悪意はないのですが、現実的かつ冷静な発言が多いため対人関係ではたまに衝突してしまうことがあるかも知れません。また、積極性があり、競争心が旺盛です。他人と競合する場面になると、実力以上の成果をあげることもあります。精神的には独立していて、他に依存することを嫌います。自己中心性や他罰的傾向も多少みられますが、思いあがった独善性というほどではありません。人よりも優れた素晴らしいことをして、それをいかに効果的に世間に公開するかといったところに関心があるようです。

感想:「進化」つーより「退化」してる気がしないでもない。



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2001.7.6 Fri.   『The Sixth Day』
恨みの雨雲は朝になっても居座ったままで降ったり止んだりのお天気。しかし日射しが遮られたためだろう、久し振りに素で呼吸可能の気温である(毎朝起きがけに顔を合わせた娘と舌を出してハッハッと口呼吸するのが日課になっている)。めざましで17歳違いの姉さん女房もさることながら、その合計年齢に目眩を覚えつつ、やはりひとつの道である程度極める人には年齢など無関係の肉体・精神的パワーが充満しているのだろう、逆にあるからこそ頂点に昇りつめることができるのだろう、とか考えて暫し唸ったり。

暑さに辟易した1週間であったが、やっと週末である。と言うのでネットしながらちょこっとお仕事に励む。私は会社では日記以外に主に占いやニュースサイトをまわるのだけど、なかでもCNNのテクノロジーやエンターテイメント(ショウビズ)、こぼれ話は定期的にチェックする。で、本日も「太陽との距離と地球の気温の関係(23.5度の地軸の傾きで近日点では海が日照ポイントになるため)」とか「風力発電のハネに虫が付着する」だの、実生活には関係のない記事を興味深く読んだり、朝刊の「近海魚のメス化」に少し関連があるかと思える「不妊治療に人工卵子」に頭を抱えたり。うーむ、星間旅行はともかく、少なくともバイオ技術はかつてのSFネタが現実になりつつあるようだ。

『A.I.』で予告編を見た『パール・ハーバー』の攻撃シーンはかなり迫力がありそうだが、CNNの映画評論家たちの批評は辛口のようである。同じ戦争モノでも現在上映中の『マレーナ』は好意的なレビューを見かけるのにな。ま、スクリーンで見たい気はあるけど戦争モノは苦手だし、どうせベン・アフレックだし、ビデオ待ちにしよう。てなことを考えつつちらっと見ただけでハッブルやチャンドラーの美しい画像はマルスでゆっくり楽しむことにして徐に日記を書いて更新。

帰りにビデオ屋に寄ったところ、観たい準新作は全て貸出中だったので『A.I.』便乗SF(あれはSFではないが)特集みたいなコーナーでぱぱっと4本セレクトし、シャワー後のシアワセ(しかしヤバイ効果もある)淡麗を補給して帰宅。本日返却日のビデオを観て巻戻し中に切り替えたTVのチャンネルでやっていた『魔女の宅急便(ってヤマトの登録商標ではなかったっけ?)』をついつい観てしまい、日付が変わる前に慌ててビデオ屋にダッシュ。と言っても余裕で10分後には自室に戻れる距離なので23:50まで焦る必要はないのであった。車を下りると雨の上がった雲間から一瞬だけ白い月が顔を出してくれた。

円谷英二に言及された日記を読んでもうすぐ「ウルトラマンコスモス」が始まるのを思い出した。ちびは「ウルトラマンタロウ」の歌を聞かせてくれるのだが初代ウルトラマンやウルトラセブンは知っているのだろうか。因みに私はカネゴンよりピグモンが好きである。←このネタがわかる人は私と同じか近い世代である。カミングアウトするように(うそ)。

【video:シックス・デイ】
God created man in his own image...
And the evening and the morning were the Sixth Day.
「神はその姿に似せて人を作り給えり。これ第6の日なり」−旧約聖書(創世記)−

西暦2010年、CLONE技術は驚異的に発達していたが、人間の複製(クローン)を禁止する「6d法」が制定されていた。ジェット・ヘリ会社を経営するアダム(アーノルド・シュワルツネッガー)はある日VIP一行のチャーター予約を受け、そのために健康診断までされたのだが、その日は彼の誕生日だったので代理を申し出たハンクに任せ、病気で処分されることになった愛犬を妻ナタリー(ウェンディ・クルーソン)の言う通りリペット(クローン)するか悩んだ末、娘クララに頼まれたシム・ドールを買って自宅に戻ると「ハッピー・バースディ♪」が聞こえ、部屋の中には「自分」がいた。

そして訳のわからぬまま殺し屋(マイケル・ルーカー、ロドニー・ローランド、テリー・クイーズ、サラ・ウィンター)たちに追われ、何とか自宅に逃げ帰ったアダムは家族の身を案じて友人宅に身を潜めるが、再び殺し屋に襲われ、自分のクローンが作られたことを知る。警察もあてにならず、彼は単身でクローン企業ビルに潜入し、グラハム博士(ロバート・デュバル)から彼のヘリをチャーターしたリプレイスメント・テクノロジー社長ドラッカー(トニー・ゴールドウィン)一行がクローン反対勢力に暗殺され、社長自身も複製再生されたことを聞き出す。そして素体をクローンにするために必要なシンコードを持ち出すが、妻と娘をドラッカー側に誘拐されてしまう。アダムはクローンと協力し、妻子の救出に向かう。

『トータル・リコール』『ターミネーター』路線のシュワちゃん主演SFアクション作品。脚本はやや強引な気もするが、重いテーマをそれほど深刻にせず、しかしそれなりに考えさせると言う点では成功しているのではないだろうか。シンコードとは眼底に光を照射して脳内の記憶情報をコピーする技術と言うことで、これとDNA情報さえあれば2時間でクローン人間ができる。つまり記憶を繋ぎ合わせて再生されるので、言わば人間は不老不死になれるハイテクである。因みに複製回数は瞼に刻印される。

殺し屋たちは何度も死ぬので複数のマークがついているわけだが、女殺し屋は生き返った(?)とたんに「髪に手間かけているのに」と憤慨して笑わせてくれる。いや、確かに素敵な青髪だけど。ドジなやつも含めてこの殺し屋たちはかなり良い。シム・ドールはすっげー気持ち悪くて、ぶち殺したくなる気持ちはわからんでもない。あんな人形(ロボット?)は出来て欲しくないな。

場面転換のフラッシュと言うのか、ちょい目が疲れそうなくどい映像には閉口するが、CGや人物承認技術などはそこそこイケてると思う。どんでん返しが用意されているのだけど、何となく私は予想していたのでそれほど驚かなかった。でも良く考えて欲しい。これはあり得ない近未来ではない。もしかすると今この瞬間にどこかでこの技術が研究開発中である可能性はあるはずで、『ガタカ』が現実になる日が迫りつつあるのかも知れないのだ。進化の多様性模索を阻み、「神」に対抗する「科学技術」がどんな形で人類に貢献するのかは「神の溝知る」ではなく(←ごく一部にウケ狙い)、「神のみぞ知る」。

ところで『シックス・センス』もそうだったけど、こんな英語にはない表現の、6日間か6番目の日かわからんような邦題は何とかならないのだろうか。原題の正しい和訳は『第6の日』なんだよね。確か同時期に公開された『13デイズ』と非常に紛らわしくてよろしくないと思ったし(のは私だけか?)、ゼヒ「外圧」を>メリケン配給元
(2000年アメリカ映画124分)

【fortune:OS占い

あなたはBeOSさんです!

あなたは天才肌のBeOSさん。人はあなたが何を考えているか、さっぱり分かりません。
けれどそれはもっともな印象で、あなた自身にも、あなたが分かっていないことがしょっちゅうなのです。そのため普段は迷走しがちですが、ひとたびインスピレーションを得ると、周囲がついてこられないスピードでぶっちぎります。ただ、あなたの興味が一つのところにとどまっていることはなかなかありません。常に「次」を求めて、あなたはインスピレーションを待ち続けるのです。

BeOSさんに贈る言葉
「あえて半歩前にしておくことも、時には必要です」

感想:ぷ、「天才肌」以外は当たってると言えそうだ。でもBeOSってナニ?



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2001.7.7 Sat.   『Jonny Mnemonic』
「あちー」と思って目が覚めたら遮光カーテンが少し開いていた上にタオルケットみのむしになっていた。朝方は涼しかったと言うことだろう。起きたのは14:00過ぎだったが。それに天気予報では雨っぽい曇りだったはずなのに日射しが出ているではないか。照っていなければApple代理店に行くつもりだったのに。ち。が、良く見ると車がない。母がどこぞへ出掛けているらしい。つーので本日は自宅で過ごすことにしよう。

ローカルTVの『スパルタカス』をBGMにネットをウロウロ。そろそろ本気でメモリを増設してOS Xにしたいのでパーティションが必要なのか、今のOS9.1が自動的にクラシックになるのか、ならば現クラシック環境(OS9)はどうなるのか、そもそもどうすれば良いのかさっぱりわからんのでPBG4clubをはじめ、あちこち見たのだが「ド素人でもわかるハウツーOS X導入forPBG4」てなサイトは発見できず。うーむ、見つかるまでヴァージョンアップ待ちにしようか。あの美しいインターフェイスを早く見たいのだけど。

てなことをやっていたのでうっかり「ウルトラマンコスモス」を見逃してしまった。しかも「ふしぎ発見!」も忘れて『トゥモロー・ネバー・ダイ』を見たりして。ま、『M;i』シリーズよりおもしろかったからヨシとするか。毎度のことだが英国諜報部なんだからBMWでなくジャガー使えよ、けどミニだとカワイ過ぎるよなー、などとアホなことを考えてしまったが。そう言えば気合い入れて見ていないので気付かなかったけど、007シリーズの初めからジェームズ・ボンドの車はBMWだったのだろうか。どうでも良いけど。

七夕だと言うのに(?)独りボケボケと過ごし、何気なくETVの「ゴリラの子育て」を見る。何でも「ズーストックプロジェクト」だか、世界規模で動物園が連係して稀少動物の繁殖を試みているらしい。絶滅に追い込んだ償いなのだろうか。自然・地球環境を破壊しつつあるホモ・サピエンスが進化の頂点に立っているなんてのは思い上がりだと思うけれど、しないよりはマシと言えるか、と思ったり。で、ビデオを観て寝ようとしたら既に朝が来ていた。今年最初の蝉の鳴き声を聞きながら就寝。涼しい朝だ。

【video:JM−ジョニー・ネモニック−】
超情報化社会となった2021年、原因も治療法も不明の神経衰弱症候群(NAS通称黒震病)が蔓延し、人類の半数がその病に侵され、ファーマコム社の高価な抑制薬が市場を独占していた。子どもの頃の記憶と引換にインプラント(記憶装置)を移植したクーリエ(記憶屋)・ジョニー(キアヌ・リーヴス)は自分の記憶を取り戻すためラルフィー(ウド・キアー)の仲介で最後の大仕事を引き受け、北京に飛ぶ。しかしインプットされるデータは80から160に記憶容量を倍増した彼でもシナブス・シーベイジ(神経障害)によって命を落としかねないほどの320ギガバイトだった。しかし彼はDL暗号(コード)となる3つの画像とともにデータを受け入れる。そこへ謎の一団が急襲し、何とかジョニーはその場を逃れて情報の受け渡し地ニューアークに到着する。

彼の頭に入っている情報はファーマコム社の全データで、そこには開発されたNASの特効薬も含まれていた。データを取り戻そうとする同社に雇われたヤクザ・タカハシ(ビートたけし)やその部下、さらに再変容教会のカール(ドルフ・ラングレン)が彼の首を狙う。ジェーン(ディナ・メイヤー)をボディガードに雇い、彼女のツテでNAS治療法を模索する医者スパイダーを筆頭にした地下組織"ロー・テク"のアジトに向かう。そこにはコード・リーダーのジョーンズがいた。しかしそこへヤクザたちが現れ、神経系をコンピューターに転写したファーマコム社創立者アンナ・コールマンの電子人格が止めようとするが...

私はサイバーパンクブームを良く知らないのだが、原作はウィリアム・ギブスンの「記憶屋(ネモニック)ジョニー」と言うことで、自身が脚本を担当している。見物なのがグローブとヘッド・ギアのようなアイマスクもどきを装着してネットにアクセスする動作で、CG編集がなければ笑いを誘うと思う。これなら『ウェブマスター』のサイバー・エゴの方がマシかも知れない。記憶装置はなかなか便利だと思うが、しかし人間の脳は実際には大部分が使われいないそうだからフルメモリを使用した場合には320ギガくらいでオーバーフローする心配はないかも知れない。つまり次の進化形態は前頭葉を活かすことができる新人類なのかも...てな妄想はSF作家に任せておこう。

さて、たけしを起用している点からもわかるように、監督のロバート・ロンゴか原作者が日本贔屓なのか、『ブレードランナー』以上に「日本」が取り入れられている。ただしそれはハリウッド的イメージとでも言えるもので、ヤクザ・タカハシが登場するシーンで流れるBGMは何とかならのか!?とのたうち回ること必至である。けど帝国ホテルのクリーニングは例えに使われるほど国際的に知られているのだろうか。何でもボタンを全て外して1点ずつ細かくチェックするらしいのだが、きっとキャストかスタッフの誰かがそのクリーニングサービスに感動したのだろう。たけしの部下シンジの「チョンマゲ」も変だよなぁ。

全体的に『マトリックス』っぽい雰囲気があり(観たからそう感じるのだろうけど)、アニメっぽいCGもあるが、役者はダイコン揃いだし(←おい)、ラストは何やら怪獣映画の大団円を思わせるし(そう言えばストーリーもそうかも知れない)、なかなかの「B級SF」と言えるかな。関係ないけどKeanu Reevesの「キアヌ」とはハワイ語で「遠い峰から吹いてくる涼しい風」という意味らしい。
(1994年アメリカ映画103分)

【fortune:鳥占い

あなたはカラスです

ちょっぴりいたずらっ子。
頭がよく、言い逃れも巧みで、誰かと一緒に悪さをしても自分の方には火の粉が降りかからないように巧みに立ち回ります。
苦手な言葉は「連帯責任」

基本的に何でもよく食べ、生活力も旺盛です。
あちこちで色々なものを拾ったり、貰ったりしては再利用したり、変わったものをコレクションすることが好きだったりもします。

相性…ズルっ子カッコウとは衝突も度々で(×)

あさっての運勢…恋愛:○ 仕事:○ 健康:◎ 金運:△

昨日のラッキーアイテム…試作品のラブレター

感想:むむむ、なかなか当たっているカモ。でも食べ物の好き嫌いは多いし、生活力はかなり低いと思う。



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2001.7.8 Sun.   『Fahrenheit 451』
さすがに朝に寝れば目が覚めるのは当然午後になるわけで、昨日と同じく14:00過ぎだった。土曜日は睡眠補給で潰れ、日曜日はぼーっとして終わるのが定番になっている。良いのだろうか。と言っても改善の見込みはないが。本日も「梅雨明け」。

「ビートルズの故郷を訪ねる旅」風番組を見ながら巡回スタート。最近更新休止や閉鎖サイトがちらほらあったりして、ネットは実生活以上に変化が激しいとわかっていても、やはり馴染んだテキストが見られなくなるのはいつまでたっても慣れなくて、一時的にしろ、ぽっかり穴が空いたような虚しさがある。そして昨日また更新を停止される日記があった。

私がそこを知ったのは2年前の5月頃だったと思う。暫くはロム専門で、ふとしたきっかけでコメント送信するようになる、と言うのが私の通常パターンなのだけど、そこはアクセスの多い所謂「人気サイト」で、初めて返信が届いた時などはミーハー丸出しで、正に「天にも昇るような」嬉しさで狂喜したものである。しかし毎日のように読んで行くうちに少しずつその人の等身大が見えて来て(勿論私からの一方的見解だが)、お会いする機会にも恵まれ、ますます私はその人の「ファン」になった。でも掛ける言葉など見つからないほどの記述を見た時、私は狼狽えて勝手に心配するばかりだった。その後さらに大きな出来事があり、その人の境遇も生活もほんの1年で激変した。

私はと言うと、気にはなっても何もできず、ネットの繋がりは現実と違うことに悔しい想いをするばかりだった。その人の「最後の日記」を読んで私は再び言葉を失った。やっと今日、書いておこうと言う気になれたけど、やはり私は祈ることしかできないようだ。web日記やネットの繋がりについて、どこまで・いつまで、と言う線引きは個人差があるだろうけど、静かに終わらせてあげたいと思う。

「200X」「NHKスペシャル」〜「世界遺産」と日曜夜の定番を見てからビデオ鑑賞。今夜は少し蒸し暑い。

【video:華氏451】
「本」を持つことも読むことも禁じられた時代のファイアーマン(消防士)の仕事は反社会分子たちが隠した本を見つけて焼却処分することだった。妻リンダ(ジュリー・クリスティー)と平凡に暮らすモンターグ(オスカー・ウェルナー) は電車内である女に声を掛けられて以来「本」に興味を抱き、密かに本を読み始め、出動しては焚書に明け暮れる自分と仕事に疑問を持つようになった。ある日踏み込んだ屋敷はその存在が噂に流れていた「図書館」で、キャプテン(シリル・キューザック)に導かれて秘密の書庫に入ったモンターグはとっさに1冊盗んでしまう。そして彼の目の前で女館主は本もろとも炎に包まれた。

心が離れてしまった妻の告発で自宅が捜索されたモンターグは本と一緒に同僚を焼き殺し、追われる身となる。何とか追跡を振り切った彼は「本を愛する人々」の元に逃れ、TVで「殺人犯モンターグ」が処罰されるのを見守る。

SFっぽいかな?と思えるのは逆さモノレール(?)くらいのものだが、いちおう原作はレイ・ブラッドベリ、監督はフランソワ・トリュフォーで、「華氏451」は本が燃える(紙が発火する)温度のことである。残念ながら原作は読んでいないので、タイトルを見て勝手に熱そうな内容と決めつけていたことを白状しておこう。それにしてもモンターグが読書に目覚めるのがあまりにも唐突で、またどうやってあんな大量の本を入手したのか、それ以上に文字と接していない彼がなぜ「読める」のか、など、背景説明や説得力に欠ける点が目に付く。原作ではどうなのだろう。

それに血の入れ替えをすれば元気になるなんてまるで中世のようだし、今時ポールを使う消防署もないだろうし、消防車そのものが何となくレトロである。まぁ古い作品だからこのあたりは仕方ないか。『ソラリス』も「宇宙的」とは程遠いコスチュームや風景だったものな。そう考えると『2001年宇宙の旅』は異常に進歩的と言えるなぁ。

が、しかし。
私はラストで涙が溢れて止まらなかったのである。マジで何度ハナをかんだことか。要するに「本好き」たちは紙媒体に頼らずに小説を口述(暗唱)伝承していく、つまり自らが人間図書館になることを選ぶのである。何となく昨日観たクーリエ(記憶屋)のようだが、活字中毒といかないまでも、ビジュアル時代前の活字世代育ちの私はそれに思い切り感動してしまったのだ。チャチャを入れてるが、この作品は「本好き」に薦めたい。リメイクされる(既に撮影済み?)と言うことだが、その前に原作も読まねば。ブラッドベリ作品で「火星年代記」しか読んでいない、ってのはちょっと恥ずかしいぞ>私。
(1966年イギリス・フランス映画112分)



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2001.7.9 Mon.   『Forbidden Planet』
雲が拡がった月曜の朝。日射しがないのはとても嬉しい。いつもの「めざまし」を見ていてふと目に止まったこと3題。
・純ちゃんのおコトバ字幕に「役人には自助と自覚(だったかな)が欠けている」トカあったけど「自浄」ではないのか?それにしても神戸・大阪の人だかりは何なのだ。ハリウッドスターでもあんなに集まらないだろう。しかも嬉しそうに国旗振るおばちゃんの多いこと...皇族かい。とにかく異常だ<「アイドル」純ちゃんフィーバー。
・引田天功は笑うと鼻の横一面に皺が出る。鼻が高すぎるのか?ひじょーに不自然で不気味。ついでに仕事柄爪は短くしていないとアカンのかも知れないが、ガキのような深爪だった。
・日本初の「ジェットコースター」が昭和30年生まれの国産品と知って驚く。それも航空機製造工場が戦後メリケンに製造を止められてアルミ弁当箱工場となった、かつての飛行機野郎(エンジニア)が遊園地から委託されてチャレンジしたと言うのである。一級建築士が重力や加速度などを手で(!)計算し、設計士は安全対策を考案した、ほとんど「手作り」だったことや、その技術力に舌を巻いた。今時の技師たちはパソなしでは紙とペンを使って計算することなどできないのではないだろうか(必要公式は知識として知っていても)。勿論速度や長さは最近のジェットコースターとは雲泥の差があるが、素直にたいしたジイさんたちだと感服した。どうしてまだ「プロジェクトX」で取り上げていないのだろう。

午前中はしこしこ作業したものの、午後は眠くてダラダラ仕事。副交感神経だっけ?とにかく集中力のないモードになっている感じで(いつもだけど)、日記を書きかけては中断し、ビデオタイトルの華氏451度は摂氏何度なんだろうと気になってサーチして算出したのは良いが、テキスト庵に登録している雑記をまったく更新していないので日記とは別にしようと思い立ち、2本書いていたらまとまらないうちに時間切れ。これぞ「二兎を追うものは一兎を得ず」か。ムカシのヒトはうまいこと言ったなぁ。←感心してる場合か

下書きを自分あてにメイル送信し、「犬夜叉」「コナン」を見ながら適当に書き上げて(おい)、それぞれ更新。昼間の眠気が抜けきらず、21:00過ぎに撃沈。目が覚めたらいつも寝る頃だった。それからのそのそとメイルチェックして私も「パシャ」付き携帯に買い換えようかなぁと考えたり、あちこち読んだりしていたら目が冴えてしまったのでビデオを観る。しかし見終えてから更にネットに繋ぐか?>私(さっさと寝れ)。

【video:禁断の惑星】
惑星アルテア4で消息を絶ったベララホン号救援に向かった宇宙連邦船C-57-Dのアダムス船長(レスリー・ニールセン)一行は調査隊唯一の生き残りと言う言語学者モービアス博士(ウォルター・ピジョン)の警告を無視して着陸する。その彼らを出迎えたのロボットのRobbyだった。彼の案内で博士の住居に招かれ、ロビーの手料理で持てなされる。そこへ現れた娘アルタ(アン・フランシス)にファーマン中尉(ジャック・ケリー)は夢中になり、口説き始める。一方船長は博士の度重なる忠告を聞き入れず地球との交信機器の整備を始める。しかしその夜何者かが見張りの目を逃れて船内に侵入し、機械を破壊してしまう。

再び博士を訪ねた彼らは書斎の奥に研究施設があることを知り、再び悪夢が始まったと言う博士は彼らを奥を案内しながら20万年前に一夜にして滅んだアルテアの先住民クレル文明の素晴らしさ、即ち「クレルの奇跡」について解説する。船長たちは船に戻って戦闘態勢に就くが、透明の怪獣に襲われ、何人かの隊員が犠牲になる。クレルの知性によって怪物の正体を突き止めるために船長とドクター・オストロー(ウォーレン・スティーブンズ)は博士の元に向かい、脳波を電磁波に変換する増幅機を使ったドクターはダメージを受けて「イドの怪物」と言い残して息絶えた。「イドとは言わば潜在意識の基本原理を表す古代惑星語」で、怪物の正体を知った博士にロビーが「何かが接近中です」と報告する。外を見ると、姿の見えない怪物が迫りつつあった...

つくづく50-60年代のSF映画っておもしろいなぁと思った。昨日の『華氏451』の大仰な音楽と違い、台詞が多いのもあるだろうけど、こちらの音楽は一応「クレル音楽」なのかも知れないが、あまりうるさくない(雑音のようにも聞こえるが)。宇宙船は笑ってしまうレベルだし、紅一点のアルタのミニスカートは短すぎるが(しかもなぜか裸足)、乗組員の制服と言い、ハイパードライブから光速以下に減速する時に使われる「カプセル」などは『スタートレック』に大いに影響を与えているはずである(と言うよりパクッたとしか思えない)。

旧い作品なのでストーリーも撮影技術も稚拙かも知れないけど、技術を駆使するだけでは観客の心は掴めないのが映画と言うものだろう。この作品で観客が夢中になるとしたら、ロボットのロビーかも知れない。お辞儀して挨拶する礼儀の良さ、さらに一度「試食」させればそれを分析して同じ料理を振る舞ってくれるし、力強く、命令には背かないし、おまけに花まで活けてくれるのだから。ジゴロ・ジョーにこの機能があれば最高だね(←おい)。
(1956年アメリカ映画98分)

【fortune:温泉占い

ジェットバス系

あなたは、他人の苦しみ等を分かり、大変面倒見が良い性格です。他人からは信頼され、相談を受けた場合、的確なアドバイスにより相手をいい方向に導く事が出来る人です。

感想:ふむ、そうかも知れない。でなければ「出し惜しみ」しているってことだろう。<どこが「良い性格」やねん



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2001.7.10 Tue.   『The Invisible Boy』
結局就寝したのは3:30は確実に過ぎていたので目覚ましアラームを止めてそのままうつらうつらし、やっと起きあがる気になったのが6:30となったのでバタバタと出勤。曇ると言ってたけど照り付けてるやんか。天気予報のバカヤロウ。

午前中はまともにお仕事してランチはコーヒーを買いがてらまくどでビッグマック(ダイエット中の方、申し訳ない)。食べながら文庫を読んでいるとあちこちから携帯の着信音が聞こえてくる。良く考えるとペースメーカーをつけている人は使用を規制されている病院と電車以外の公共の場では常に危険に晒されているわけである。しみじみ考えると怖いなぁ。と言いつつ、携帯買換に気持ちが揺らいでいる私。しかし会社と自宅でしょっちゅうメイルチェックできる環境にあるので携帯メイルを使う必要性はないし、だいいち携帯「電話」するのも待ち合わせ時くらいのもので、普段の連絡はたいていメイルで事足りるからして、パシャ携帯にしたところで使うかどうかアヤシイものである。でもデジカメ代わりになるなら欲しいなー。むむ、悩む。

寄り道してもしなくても帰宅するなりシャワーに直行するので(もう入浴はつらい)、平日の19:00前後には淡麗片手にくつろいでいるのだけど、そのせいか夜ごはん後は眠くて堪らなくなり、昨日に続いて今日も数時間仮眠してしまった。で、TVをつけるとロクなのがないのでセットしたままの『禁断の惑星』を再鑑賞し、ついでに昨日の日記では抜けていたキャスト名などを訂正(改竄と言うのか?)。それから「続編」鑑賞開始。

【video:続・禁断の惑星 宇宙への冒険】
ストークマン数理研究所地下9階は部外者立入禁止の特別区域で、そこは大型電子頭脳コンピュータ室となっており、オペレーターのトム・メリノ博士(フィリップ・アボット)の案内で将軍と大佐は数日中に打上げ予定の軌道周回ロケットの性能と新型燃料による成功確率、さらにロケット発射による米ソ核戦争の可能性を質問する。コンピューターの回答を信じて軍部は発射日程を決定する。

息子ティモシー(リチャード・アイアー)の勉強嫌いに手を焼いた博士は彼をコンピューターに対面させて直接分析するよう命じるが、電子頭脳は光の明滅によって彼を催眠状態にし、分解されたロボット・ロビィを復活させるよう仕向ける。それはタイム・マシン研究をしていたグリーンヒル博士が未来から連れて来た(とされる)ロボットで、彼が未来を旅した証拠とされる写真にはシカゴ宇宙空港と記載されており、300年以上先の2309年3月16日の日付が記されていた。

ティムはロビィにラジコン凧を作らせるが、安全装置のために危険な行為は許されず、不満に思った彼はロボットをコンピューターのところへ連れて行き、改造してもらう。ロビィはコンピューターの支配下に入り、それを知らないティムはロボットが作った屈折指数(光を通す)を1(空気)に変更する薬を飲んで「透明少年」になる。やがてコンピューターの野望が暴かれ、ロビィを使ってロケットを制御し、ティムの安全と引き換えに58時間以内に安全装置を解除する数字の配列を答えるよう博士に要求する...

透明人間、コンピューター/ロボットの反乱、核戦争の危機などSFネタがてんこ盛りの内容だが、科学考証はまるで無視、ふつー初めてロボット見たらもっとびっくりするだろーが、なんでまるで平気なんだ!?とか、厳重警備のコンピューター制御室にやすやすと少年が入り込んだり、その少年がちょいちょいとさわっただけで「改造」が解除されるかぁ!?などツッコミ処もてんこ盛り。しかしそれ以上に言いたいのは、いったいこの作品のどこが『続・禁断の惑星』やねん、ロボットのロビィが出てるだけやんか!である。しかも白黒だし。

しかし当時('50年代)のコンピューター事情と言うのが察せられる点はおもしろいかも。だって地下9階までぜーんぶマシン室だと言うのだから驚きである。現在ならスパコンがどれだけ設置できることだろう。そしてマシンが人間を管理しようとするのはわからないでもないが、どうも底辺には悪意があるような気がしてならない。最後にロビィは「人類の味方」と言うか、正義の側に戻るのだけど、製作者の心の片隅には機械に対する不信感があったのではないだろうか。って、深読みし過ぎかな。因みにこの映画が製作されたのはソ連が人類初めての人口衛星スプートニク1号打上げ及び地球周回に成功した年である。
(1957年アメリカ映画90分mono)

【fortune:クォークテリング〜宇宙の占い〜

メインクォークサブクォーク色電荷
ストレンジトップ

緑のストレンジ・トップと覚えよう。

<緑の色電荷は中庸の愛を示す>
緑の色電荷を持つ人はときには激しい愛を求め、ときには静かな愛を求める。

<ストレンジ・トップの人>

■良い面
こだわりが強く、何事も一度取り掛かるととことんやるため、物事を極めることができる。創造力が豊かであり、独自の感性から新しいものや考えを発信することができる。(ほぉ〜)
好奇心が強く、些細なことにも疑問を抱き、徹底的に調べる。また、物事の本質を見極めることができる。(理解の範囲外は投げ出すぞ)
冷静で客観的であり、意志が強いため他者からどう思われていようとも、自分が納得するスタイルを貫くことができる。(ふふん)

■悪い面
好き嫌いがはっきりしているため、対人関係を広げることが苦手である。仲間と同じことをしたがらないことが多く、輪からはずれてしまうこともある。社交辞令や儀礼的なことをこなすのも苦手である。(ぎゃははは、その通り!)
権威や既成概念に反抗的になることがあり、自分ひとりの力で立ち向かおうとするため、独り善がりになりがちである。(ああ、これも言えてる)

■アドバイス
自分だけの力ではどうしようもないこともあるので、他者の力を頼ったり、チームプレーに徹することもときには必要である。
目的達成のためにはときには自分が折れて、相手との関係を悪化させないことも大切である。

感想:当たっているんじゃないかなぁ。つまりこのクォークは変身タイプなんだろう。多分。



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2001.7.11 Wed.   hippocampus
天気予報は今夜崩れ、週末あたりに梅雨明けとアナウンスしているが、朝から太陽はギンギン照り付けており、どう考えても真夏そのものである。夏休みとお昼寝タイムが欲しい...

と思っていたら午前中に関東・甲信は梅雨明けしたらしい。と言うか、梅雨はなかったような気がする。5月から今月まで数日間ずつカタメ降雨はあったけど、ずーっと暑いぢゃん。快適気候期間なんてあったっけ?やはり日本は熱帯化進行中としか思えん。あ、だから国民のアタマもフィーバーしているのかも知れない。それにしても3打数1安打1盗塁と1イニング0点に抑えただけなのに、「大リーグのオールスター戦は2人の日本人選手の活躍でア・リーグが勝ちました」と報道するのはどうかと思うぞ。事実人気も実力もあるのだろうが、あまりにも日本/日本人を偏重し過ぎに感じる。韓国人から見れば「イチローを抑えた」ことになるのだし。

そう言えば歴史教科書問題なるものもそう言う点が問題になっているのではないだろうか。って、最近まるでニュースを見ないので良くわからんのだけど。それよりクレームつけまくっている韓国と中国の歴史教科書はどんな記述になっているのかを知りたい。自国の都合に併せてあると推測するが、被害者意識を前面に押し出して誇張気味に「鬼畜日本」とか書かれていないのだろうか。もしそうなら文句言うな。お互い様だ。どちらも正しくて、どちらも間違っている。それを突いて考えさせるのが「教育」だろうが。問題になっているのは「詰め込み」指導であって、教育ではないと私は思う。って、義務教育中はおろか、大学の教科書の内容はとっくの昔に「忘却の彼方」の私なんぞが意見する問題ではないな。

何気なくTVをつけたら浅野温子が映ったので珍しくドラマなどを見てしまう。内容はともかく、彼女はデビュー当時の「子猫のような」や、一時の「エキセントリック」からキャラが「熱血庶民派」に転向したのだろうか。相変わらず大きな瞳に長い睫毛、スリムボディは変わらず奇麗と思うけど。そうだよな、こんな顔と体に生まれついていたら私の人生も性格もまるで違っていただろうなぁ。だからと言って同じ髪型・メイク・ファッションにしたいとは思わない。マネッコはキライだし、なれるはずもない。それより自分に似合うものを見つける方が良い。或いは「それ」が好きだから「それ」に相応しくなりたいと思う(「それ」はオトコだったりブランドだったり、イロイロ)。だから私はいつまでも「未熟」なのだろう。成熟前に腐るコトもあるだろうし、傍目にはそうであっても、指摘や非難されようと、私は認めない。<これが私の生きる道♪

まぁそう言う妙なこだわりや頑固さゆえ、このサイトデザインもすげー悩んだのであった。どんなに素敵でも誰かの真似はしたくなかったし、イメージが湧いてからは素材捜しに明け暮れ、どうしても気に入るような/妥協できるフリー素材が見つからず、挙げ句の果ては自分でボタンとかの素材を作ったくらいこだわりを持って、つまりこれでも手間ヒマかけたマイ・オリジナルなのだ。尤も肝心の画像の引っ張り方がわからなくて使っていないのだけど、それは多分ディレクトリ構成が間違っているからで、良く考えたらそれを直そうと思いつつ放置している状態なので大きな口は叩けないのであった。そう言えば作りかけの壁紙もあったような...?あ、そうだ、遊びかけて途中で思うようにできなくてキレたのであった。そう言えば過去ログ移行も棚上げしたままだ。...思い出さなかったことにしよう。←おい

ビデオを見ようとしたら雨が降り出した。その雨音を聴いていたらいつの間にか寝ていた...

【fortune:水族館占い

ずばり、あなたは「タツノオトシゴ」タイプ!

負けず嫌いで意地っぱりときていますから、いったん行動を起こすと、闘争心をムキ出しにして頑張ります。しかし、スタートダッシュはいいのですが、根気が続かないのが欠点で、いいところまでいきながら、挫折していましがちです。(い、言えてる←自爆中)

海の生き物を選んだ順に、自分自身をもっと知ることができます。一匹目は「仕事」、二匹目は「恋愛」、三匹目は「お金」、四匹目は「性格」、五匹目は「人間関係」をあらわします。アーラ不思議?本当によく当たるんです!!
(空白部分はネタバレ隠しなので占い後反転して読んでクダサイ)

●仕事
会社勤めをするにしても、証券会社、新聞社、出版社、広告代理店といった変化の多い職種なら長続きするでしょう。 (数字や文字の「活字業界」とも言えそうだな。しかし「するにしても」の条件付きって何なのさ?←勤め人には不向き)
●恋愛
きっかけさえつかめれば、大胆に自分を表現でき、一直線に突き進むことで、満ち足りた恋愛が可能です。(ならば「ギヴ・ミー・キッカケ」!)
●お金
ケチというわけではありませんが、比較的お金を使わないほうでしょう。生活全般が地味なほうで、ちゃらちゃらした人は少ないようです。(本人はそう思っているが<ちゃらちゃらしてない)
●性格
人の気持ちがわかるやさしい人です。困っている人を見ると放っておけなちタチで、愛情が細やかです。(動物にはとても優しいけどね)
●人間関係
話題が豊かで、誰とでも気軽に話をするタイプなので、友人や知人は多いほうでしょう。(だろうか)

タツノオトシゴタイプ徹底分析

●恋人にするなら   
「エイ」「ペンギン」「テッポウ魚」タイプ
●結婚
30歳前後がベスト。自由気ままな夫婦になります。
●友達にするなら
「オットセイ」「ペンギン」「イルカ」タイプ   
●将来性を五段階で
★★★★★
●上司にするなら
「テッポウ魚」「ラッコ」「イルカ」タイプ
●ラッキーアイテム
めがね。サングラス。(サングラスは1年中使っているぞ)
●好きなこと 
ウィンドウショッピング。(そのウィンドウはブラウザの「窓」か?)   
●お勧め場所
外国(そうか、やはり私は日本に向いていないのか)
●趣味
占い(ぷっ)   
●運
なし(何だ、それは)

感想:それでも「私は海月/水母になりたい」。ふわふわ・ゆらゆら。



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2001.7.12 Thu.   stag beetle
だから昼間に降ってくれよ。と泣き言も出るくらい、昨夜の雨が嘘のような激晴れ。しかし天気予報は午後からにわか雨の予想などとホザいている。いや、当たれば良いとは思うが、的中率低いんだもん。とけなしてからシャワーを浴びようと脱衣場に入ったところ、裸足で何か堅いモノを踏んでしまい、慌てて飛び退き(もしかすると叫んだかも知れない)、ふと見ると大キライなでかい8本脚に似ていて一瞬気を失いそうになったが...クワガタムシだった。キショイのでなくて良かった...けど、何でこんなトコにクワガタがいてるねん!?はっ、もしや弟のツレがちびらと持ってきたクワガタが一時収容している水槽から脱走したのでは...?と考えながら大声で母を呼んでヤツを回収してもらう。あまりにも驚いたので触る気にならなかったのだ。どちらにしろ4本脚以上は苦手なのだが。
あ、因みに体重をかける前に飛び退いたのでクワガタは踏みつけてません。ヤツは無事です。>クワガタせんべいを想像された方

出社しても動揺は治まらず(うそ)、突然メイル整理に没頭する。実は溜めていたので気にはなっていたのだ。ってのでひとまとめにしていたメイルを新規フォルダにちまちまと移動して時間を潰す。お昼に自宅へ戻ると「クワガタは3匹全員揃っている」と母が報告してくれた。考えようによってはあの脱走クワガタは運のイイやつだ。私が気付かなければ母に洗濯物と一緒に洗われていたかも知れない。関係ないけどカブトムシ製造工場、もとい飼育場を取材していたリポーターはカブトムシの角を指で挟んで持ち上げていたけど、ツノは触ったらアカンのやなかったっけ?つか、虫は胴体を持つようにガキの頃言われたような気がするんだけど...違ったか。

会社に戻る途中で突然大渋滞。事故か?と思ったらどこの誰か知らないが、事務所前で演説しているらしい。くそ、どこの党だ。ゼッタイ投票してやんねー。しかし参院選の候補者名すら知らないのはヤバイか。党名は変わる可能性あるから覚える気にもならないけど(おい)、仮にも私は有権者、選挙期間中だけはセンセイよりエライのである。選挙カーに手を振ってやると「ありがとーございますっ!!!」と絶叫するのだ。って、私はしないけど(母が好きなのだ)。そんな騒ぎはキライだ。で、帰宅して夕刊を開き、比例区の名簿を見てのけぞった。おいおい、ナメとんかい、自○連合!知名度調査でもやってるつもりか?それでなくても今回の選挙は「好感度選挙」だとしか思えないのに。

午後から雨となり、帰宅する頃に一時止んだ雨が夜に入ってからまた降り出した。風が強くて気持ちの良い夜だ。「情報系」と括るのはどうかと思うが、私がおもしろいと思うような、或いは興味をソソられるようなページにリンクされていることが多いサイトからあちこち飛んでいるうちに脳の普段使わない分野を刺激し過ぎたのか、めちゃめちゃ眠くなり、気持ち良さそうに眠る娘を脇へ追いやり(ベッドの真ん中で寝ていた)、夢の中へ。

そうだ、明日からやはりストッキングを着用せねば。私の肌は素足にミュールだと数時間で水膨れができるくらいデリケエトなのを思い知ったから。

【fortune:ハンドルネーム占い

!貴方のハンドルネームの運勢は! 小吉

中途半端に良いですね。更に運気を高めるなら改名をしましょう。

あるてみす 
恋愛運:B 健康運:A 成功運:B 金運:B
Artemis
恋愛運:A 健康運:A 成功運:B 金運:C

>> 役にたたない改名案(^^; <<(その?毎に各5パターン用意してあります。11x5)

その1.モーニング娘。の様に”。”を付けると。
あるてみす。
恋愛運:C 健康運:A 成功運:B 金運:B 吉
Artemis。
恋愛運:B 健康運:A 成功運:A 金運:B 中吉

その2.ちょっと洒落た洋風に。
ペペロンチーノあるてみす
恋愛運:B 健康運:C 成功運:B 金運:A 吉
ボンゴレーノArtemis
恋愛運:B 健康運:B 成功運:C 金運:B 末吉

その3.軍人系で呼んでみましょう。
あるてみす軍曹
恋愛運:B 健康運:B 成功運:B 金運:C 末吉
Artemis大佐
恋愛運:B 健康運:C 成功運:B 金運:C 凶

その4.番号付けで呼んでみると・・・。
あるてみす1号
恋愛運:B 健康運:A 成功運:A 金運:C 小吉
Artemis28号
恋愛運:A 健康運:B 成功運:B 金運:B 小吉

その5.崇高?な名前を付けてみましょう。
勇者あるてみす
恋愛運:B 健康運:B 成功運:A 金運:B 小吉
伝説のArtemis
恋愛運:B 健康運:A 成功運:A 金運:C 小吉

その6.なにか凄そうな名前を付けると・・・
スーパーあるてみす
恋愛運:C 健康運:B 成功運:B 金運:C 凶
凄腕Artemis
恋愛運:C 健康運:C 成功運:B 金運:B 凶

その7.親しみやすい呼び方を付けてみよう。
あなたのあるてみす
恋愛運:A 健康運:A 成功運:A 金運:C 中吉
かわいいArtemis
恋愛運:A 健康運:C 成功運:C 金運:C 凶

その8.ちょっとディスカウントショップ風に。
あるてみす値引き中
恋愛運:B 健康運:C 成功運:B 金運:B 末吉
Artemis現品限り
恋愛運:A 健康運:B 成功運:C 金運:C 末吉

その9.ちょと古風に・・・
あるてみす太郎
恋愛運:A 健康運:C 成功運:B 金運:B 吉
Artemis麻呂
恋愛運:C 健康運:B 成功運:A 金運:C 末吉

その10.”つのだ★ひろ”みたいに・・・
あるてみす★ひろ
恋愛運:A 健康運:A 成功運:C 金運:B 小吉
Artemis★とし
恋愛運:C 健康運:A 成功運:B 金運:B 吉


その11.思い切って、フェイスマークなんかどう?
あるてみす(-_-x)
恋愛運:B 健康運:B 成功運:C 金運:A 吉
Artemis(T_T)
恋愛運:C 健康運:B 成功運:A 金運:A 小吉

感想:改名する気のなくなる占いだな。



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2001.7.13 Fri.   『Tell Me Something』
早寝効果でアラームが鳴る前に目が覚めた。つか、暑くて起き出したとも言えるけど、本日も激暑の予感。しかも13日の金曜日。クリスチャン以外には意味はないが。あ、でも以前駅前留学していた時、ジェイソンと言う名の講師はイッパツで覚えたな。ま、私好みでもあったけど。<でかいガタイ

早起きしても毎度お馴染み滑込みセーフ出社となり、暑さに閉口しながらおシゴトに励む。私の席はエアコンから離れているのでかなりヌクイ。ま、効き過ぎるとすぐに肘や手首が冷えて痛いと騒ぎ出すので善し悪しと言えるが、あまりの暑さに我慢できず、いつもはヘアコームでサイドを上げているだけのロン毛をシュシュでまとめてみた。うん、首筋がすっきりしただけ涼しい気がする。でもかつて♂に「可愛い」と言われたポニーテールにはしない。見せる相手は限定するのだ。惚れられると困るから(大うそ、もとい、大見栄)。

何とまぁ精子なしで人工受精ですと。ヒトの胚もあるそうだし、いよいよ『ガタカ』や『2300年』を超える現実世界が近付きつつあるらしい。で、こちらは最古の人類化石発見。進化は言わば自然発生した突然変異を繰返した果ての適者生存と、単なるコピーでなく雌雄掛合わせによる多様性の模索と自然淘汰で生き残りを謀っているのだと思うが、ホモ・サピエンスの次はどんな生物が「進化の頂点」に立つのだろう。やはりコーネリアスが登場するのだろうか。←それは『猿の惑星』

夕方近くバラリと降った雨は帰る頃にはすっかり上がり、蒸し暑さが増しただけだった。だらだらとビデオを観る。ああ、これで日記のタイトルに悩まずに済むと思ったら一気に眠気が押し寄せた。←この2日間タイトルに悩んだらしい←タツノオトシゴの学名とクワガタムシの英名でしのいだらしい

【video:カル】
長期入院している実母の治療費の出所から汚職疑惑を持たれているチョ刑事(ハン・ソッキュ)はビルから転落死した少年の事故現場に駆け付けるが、同僚から反感を買う。上司から放置自動車内にあった若い男性のバラバラ死体事件の専任捜査を命じられ、次々にバラバラ死体が発見されたが、遺体は数人の部位の組合せでポリ袋に入れられ、どの被害者も一部が失われていた。

被害者の一人のカルテから有名画家の娘チェ・スヨン(シム・ウナ)と言う謎めいた女性が事件に関連があることが判明し、また被害者は全て彼女に関係のあった人物とわかるが、スヨンが多くを語らないため、犯人の糸口さえ掴めず捜査は難航した。そして唯一の容疑者で、彼女にストーカー行為を働いていたギョン(ユ・ジュンサン)も殺害され、チョ刑事と共に捜査にあたっていたオ刑事(チャン・ハンソン)も犠牲になる。やがてスヨンの子ども時代のおぞましい記憶から友人オ・スンミン(ヨム・ジョンア)が犯人として浮かんでくるが...

『シュリ』を超えたハード・ゴア・スリラー(ゴアとは血のりで、今まで見たことのないような衝撃的な映画)と言う謳い文句だけあって、なかなか部分遺体はリアルである。またスヨンと父との関係はこれぞ「PTSD」と呼べるもので、これが「カルの謎」の重要な鍵と言えるだろう。何となくヒントはわかるけれど、謎解きするなら何度も見ないと一度見ただけでは無理だろうし、私は早送りで見直したが謎全てはわからなかった。わかろうとも思わないが。

それより気になったのが日本なら整備不良でおまわりさんに呼び止められるチョ刑事の片方のテールライトが壊れた車。これにも意味があるのだろうか。それにいくら保護が必要でも被害者(と言えるのか?)を刑事の部屋に連れ込んだり、銃まで預けるか?それに会話も不自然だったり、『シュリ』と同じ編集演出があったりと、悪いとは言い切らないが、そんなにおもしろい(怖い)とも思えなかった。検死官(アン・ソッカン)が渋くて良かったくらいで、怖い刃物(カル)は「美女」ってのがオチと言うところだろうか。
(1999年韓国映画118分)

【check:天使度⇔悪魔度測定テスト

アナタハ小悪魔デス

あなたは、状況や相手に合わせて、
いくつもの顔を使い分けて、振る舞える小悪魔ね。

常人の持たない妖しい魅力で、
周囲を翻弄することも、しばしば。
失敗や悪さをしても、どこか憎めないのよね。

でも、それに味をしめて、
いつまでも調子に乗っていると
手痛いしっぺ返しを食らう可能性もあるので、
要注意っす。

感想:小悪魔か。コモノだよな。どうせなら魔女か魔王になりたい。←テストの意図が違います



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2001.7.14 Sat.   『Zardoz』
うがーっ、暑いっ!寝てられんわいっ!とあまりの蒸し暑さにお昼前に起き出して照り付ける太陽光線に少しでも抵抗すべく日傘をさして娘のトイレに付合い(私が目覚めた直後に行くのが習慣になっている)、シャワーに飛び込んだ。あとはエアコンの効いた自室に籠城。それでも階下に行く度にシャワーを浴びたくなるほど暑い。やっと梅雨明け宣言が出たらしいが、梅雨入りしてから殆ど雨らしい雨はなかったような気がする。と言うより先月から既に真夏に突入しているとしか思えないぞ>気象庁。

ブックマーク代わりに(私的に)素敵なムービーサイトを雑記に書いて更新(って、誰か見ているのだろうか?)。ついでに「そりゃあまりにも似過ぎだぜ、ディズニー!」URLもつけたのだけど、本当にそっくりだよなぁ<ナディアとアトランティス。

日記を書いてボケボケしていて今日が放映日なのを思い出し、途中から「ウルトラマンコスモス」を見る。が、初回を見逃したので事情がイマイチわからん。このムサシとか言うコが変身するのか?うお、CGIかい!ムカシは全て実写だったのに、時代の変遷を感じるなぁ。ん?何だ、この鳥怪獣は?あれ、変身するのではないのか。って、あれはセブンか。おお、この青いのがルナ・モードとか言うやつか。それにしてもカンフーか太極拳のような動きだが、間違えても「アチョー!」なんて言うなよな。あ、赤くなった。なるほど、これがコロナ・モードか。しかしこの決め技(?)は何と言うか...チャクラみたいだ。

FW4/DW4のメモリ割当てを大幅に増やしてからどうもネスケが重いと言うか、しょっちゅうキャッシュクリアするのがひじょーにウザイのでテスト的にこの週末はIEを使ってみた。それでもWin&IE;でないと見られない機能もあるんだよね。Mac&NC;は肩身が狭い。尤もFWユーザーで知らない人はいないだろうとゆー某有名人の個人サイトでも「フレーム表示が崩れるネスケは無視」されているし、それを読んでここのデザインも何とかネスケで見られるよう格闘する気力が消失し、当初のイメージとは違うレベルまで落として妥協した経緯/裏事情もあったりする(因みに私はアンチ阪神ファンなのもあって、サイトやスキルはともかく、個人的にはその方はどうも好きになれない)。でもアンチMSなのを差し引いても、やはりIEは好かん。他のブラウザ、iCabとかOmuniも試してみようかなぁ。

てなことをやってた次第なのだが、どうもメイル設定がきっちりできてなかったのか、何と「メイルアドレスなしで空送信」状態になっていたらしい。アウトルックを使っていないからだろうか。送信コメントにリプライもあったのだけど、この2日ばかりアドレス表示なしの空メイルを受信して「誰?これ」と不審に思っていた方々ごめんなさい、それは私です。多分。

【video:未来惑星ザルドス】
2293年、獣人ゼッド(ショーン・コネリー)は彼らの神である石の頭ザルドスに乗って「ボルテックス」と呼ばれる外界と遮断された不老不死のドーム世界に侵入する。彼らは無意識の代わりに第二段階瞑想と言う精神融合手段を得たため睡眠を必要とせず、どんな小さな犯罪でも全員の投票によって加齢処罰が為され、また繁殖能力は不要となったために男性は勃起機能を失っていた。そんな世界でゼッドは研究対象として仮滞在を許可される。しかしゼッドを導くフレンド(ジョン・アルダートン)が明かしたのは無気力人間と反逆して加齢処理をされて不死の老人となるしかない、救いようのない「天国」と言う事実であった。

ザルドスそのものであったアーサー・フレイン(ニール・バギー)の行方がわからないことから彼を研究しようと主張するメイ(サラ・ケステルマン)とは逆に彼を危険視するコンスエラ(シャーロット・ランプリング)は処分を求めるが、全員投票の結果、ゼッドに猶予が与えられる。やがて彼は水晶の指輪と結びついた"タバナクル"と言うボルテックス社会の根源を破壊し、世界の終わりに外界を切り捨てて少数の金持ち・権力者・科学者から発生したボルテックスたちをその自然に摂理に反する不死から解放するために生まれた「救世主」であるとわかる...

何と言っても見処は『007』シリーズのイメージから脱却を謀り、おさげに赤フン姿でフェロモン全開のショーン・コネリー(当時43-44歳)だろう。そして『愛の嵐』の方が印象的だったかも知れないシャーロット・ランプリングのクール・ビューティ振りか。しかし内容そのものはかなり啓示的でわかりにくいと思う。記憶映像が第三者の視点なのもおかしいし、ラストの忘れていた能力を取り戻しながら「喜んで死を迎える人々」の大量虐殺は異様に映るし、目覚めた無気力人間たちの選択肢は死以外ではないかと思える。さらに受精したメイ一行のその後はなく、ゼッドとコンスエラが息子の旅立ちを見送り、骨が崩れるまで共に過ごすのは印象的で美しくはあるようだけど(不老不死の逆、即ち自然の摂理を象徴しているのだろう)、駆け足でお茶を濁したような気がしてならない。このあたりがB級SFと言えるのだけど、ちょっと皮肉と諷刺が物足りない。知識の浸透法シーンにしても、もう一捻り欲しかったかな。明らかなミスショットもあったし<死人の瞼が動く・もしかしたら口元も。

ところで原題「ZARDOZ」は「オズの魔法使い(the wonderful wiZARD of OZ)」に由来し、舞台は地球だから邦題は明らかな誤訳である。敢えてつけるなら「未来世界ザルドズ」とすべきだったろう。
(1974年イギリス映画106分)

【fortune:むし占い

あなたはみみずです.

表舞台には決して立たず,裏で誰かのために働こうとします.それで,表舞台に達人が成功するのを見て満足しています.たくらみの陰に必ずいて,想像もつかないようなことを計画し,誰にも気が付かれないようにその計画を少しずつ実行していく,計算高いタイプです.

感想:まるでフィクサーではないか。しかしミミズさんはエライのだぞ。土壌を肥やしてくれるし、雌雄同体、つまりアンドロギュオスなのだから。←それはちょっと違うだろ
なので私もその一人だが、土いぢりする人はミミズを見つけると喜ぶと思う。しかし全長30cmはあった大物と遭遇した時はさすがの私ものけぞったが。<殆ど「ピンクの蛇」



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2001.7.15 Sun.   『Titus』
昨日に続き、暑さに負けてお昼過ぎに起床。「千と千尋」番組をちらっと見たり、前日同様ぐうたら過ごしている間に曇って来たらしく、エアコンなしでも堪えられる程度になった。或いは少しは耐暑性と耐湿性がついたのか(←それはないやろ)。夕方にわか雨があったけど、すぐに上がってしまった。カムバック・梅雨!それともカモン・夕立ち!

クワガタとカブトムシ(もいたらしい)を見にちびがママとやって来た。何でもちびは保育園で友だちと一緒に遊ぼうとせず、一人浮いているそうで、ママは少し心配している。パパはガキ大将だったし、ママも人気者だったので、やつの協調性の無さは私に似たのかも知れない。つか、確定。しかも私以上に甘やかされて育っているから思い通りにならないとすぐに泣き出し、そこにいない人を呼ぶ(助けを求める)。泣くままに放っておくと何となくヒステリックなしゃくりあげ方をするのがチト気になっている。

彼にはおじいちゃんやおじさんと言う男の親戚がいない。女手で育っているからどうしても甘ったれになるのは仕方がないことかも知れない。でもちょっと弟は首尾一貫した叱り方とは思えないし、スパルタっぽいと言うか、星一徹風(ちゃぶ台をひっくり返す親父)で厳し過ぎるように見える。しかしちびは口の減らないヤツでもある。娘は嬉しい時にくるくる回る癖があるのだけど、その真似をするから「目が回るで」と言うと「天井が回る」と言い返して来るのである。それはヨッパやっちゅーに。やれやれ、いったいどんな子になるのかねぇ。頼むから私には似ないでくれ。

バジルの切り戻しを兼ねて収穫し、今夜はバジリコ。良いモッツァレラがあればカプレーゼができるのになぁ。あ、それとオリーブオイルも欲しい。しかしうちの近くではBosco以外は見掛けないのである。イタリアンが風邪を引いたら薬代わりに飲み干すと言うオリーブオイルはどんなのだろう。やはり本場にはいろんなメーカー・種類があるのだろうな。卓上タバスコサイズで「世界のオリーブオイル」を扱っているトコはないのだろうか。ぶつぶつ。

「世界遺産」はコククジラ。寄生するフジツボが年輪のようなクジラだが、絶滅の危機から救うための保護策が功を奏して個体数過多になり、妊娠率の低下が懸念されていると言う。人間が招いた「自然の摂理に反した酬い」か。

金曜日の夜から音と声(?)が聞こえている。今年もベランダでコウモリが生まれたらしい。

【video:タイタス】
ゴート族との戦いに勝利し、女王タモラ(ジェシカ・ラング)と3人の息子を捕虜にして凱旋帰国したローマの武将タイタス・アンドロニカス(アンソニー・ホプキンス)は戦死した21人の息子たちの無念を晴らすために女王の懇願を聞き入れず、長男を生贄にする。ここから血で血を呼ぶ復讐劇が始まる。

新皇帝サターナイナス(アラン・カミング)の后の座を得たタマラの愛人であるムーア人アーロン(ハリー・レニックス)は二人の王子、カイロン(ジョナサン・リース・マイヤーズ)とディミトリアス(マシュー・リース)に入れ知恵して皇帝の弟バシアナス(ジェームズ・フレイン)を殺害させ、タイタスの息子たちにその罪を着せる。そして娘ラヴィーニア(ローラ・フレイザー)は二人に強姦された上に舌と手を切り落とされてしまう。さらにアーロンは息子たちの命と引き換えにタイタスの手を皇帝に差し出すよう迫るが、戻ってきたのはさらし者にされた生首だった。真実を知ったタイタスは生き残った長男ルーシャス(アンガス・マクファーデン)をゴートで挙兵させ、護衛官である弟マーカス(コーム・フィオール)と孫ルーシャス(Osheen Jones)を始めとする一族の協力を得て凄惨な復讐劇を開始する。

これはうっかり劇場公開を見逃し、こちらを拝見してますますビデオ化を待ち望んでいた作品だった。
登場人物の「独白」はいかにもシェークスピアものらしい脚本・演出なのだが、舞台は時代考証は為されず現代と古代が入り交じり、かなり衝撃的である。冒頭の兵士の行進の動きからラストの食卓シーンまで(変な表現だが)「いかにも芝居がかった」とか「舞台」を感じさせるのは、さすがトニー賞を受賞した「ライオン・キング」演出家ジュリー・テイモアならでは、と言ったところか。そして非常に惨い物語であるのも関わらず、根底にあるのは歪んでいても「親子愛」と思わせるのは女性ならではの解釈かも知れない。性差別はしたくないが、実際原作はかなり残酷らしいので、一部の男性監督の手にかかれば「吐き気を催す壮絶さ」になると思う。

はっきり言って「アカデミー狙い」作品だろうけど、それにしてもこの配役・脚本・演出は素晴らしいと思う。正に適材適所、無駄のない編集、見事である。しかし感動を与えるとか、心情に訴えると言うのはまた別で、上映時間と作品展開を退屈に感じる人もいるはずである。尤も私のようにサーが『ハンニバル』してるのに唖然としたり、ハリー・レックスとアンガス・マクファーデンかっこいいなぁと見とれたり、アラン・カミングのメイクに吹き出しつつ上向きバサバサ睫毛は付け睫毛だろうかと考え、また金の甲冑もドレスも異常に似合うジェシカ・ラングとベッドに横たわっているシーンでは、彼のピンクの白豚肌(見たらわかる)を思わず静止画面で見入ると言うような楽しみ方をするヤツにはおもしろい出来と言えるだろう。かく言う私はタイタスがラヴィーニアを手にかけるシーンで泣き出してしまったのだが。
(1999年アメリカ映画162分)

【fortune:楽器占い

あなたに合う楽器はトランペットです

うまく弾くコツ:川岸で夕日に向かって吹く
お隣さんとの相性:うまく弾けても最悪
欠点:友達少なさそうに見える
弾いてて楽しい度:★★

感想:なんか...クライなぁ...それにほっぺたぷっくりはヤダ。



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2001.7.16 Mon.   『Journey to the Seventh Planet』
アラームで目が覚め、雨音が聞こえる気がして寝惚けているのかと思ったけど、外は見事な雨。おおっ、昨日の祈りが通じたか。それとも気象庁が「梅雨明けしたもよう」発表を早まったかだな。どちらにしろ雨のおかげで涼しい朝。さ、もう一眠り(←おい)。と、そのまま二度寝したい誘惑を無理矢理引き剥がして起床。けどマジで雨の予報なんて出てたっけ?

IE発射空メイル設定が不安だったので自分に送信してみたが、自宅のMac&Eudora;では送信者名もメイルアドレスも入っていた。会社のWin98&NC4.7; Messengerも同様である。つまり何かが表示されないのはoutlookユーザーなのだろうか。いや待てよ、多分outlookユーザーな方からコメントリプライがあったと思う。うーむ、わからん。やはりネスケ発信に戻すべきか。ま、タグミス確認のために更新項目はミスを見逃すIEでなく必ずこちらでチェックするのだけど、はて、どうすりゃキャッシュクリア連発を回避できるのかしらん。確かoffにしてる仮想メモリをonにしてみるか。

とっくに日付が変わってから2時間以上の大作を観たのでひじょーに眠い。日曜夜のビデオはもっと短いのにするように>私。妙にあっさりとメイル整理と巡回が終わり、ちょっとだけ占い・鑑定モノの開拓をして、あとは適当におシゴト。蒸し暑さを置き土産に雨は午前中に上がってしまい、日記を更新して帰る頃には雲も流れて日が射して来た。

お子ちゃまアニメを見終えたあたりで娘が私をベッドに誘う(正しくは「ベッドが誘う」)。で、90分ほど牛になったのだが、こんな生活していたらブタさんになりそうで怖い。ううむ、パパイヤ氏(←おい)を見習って歩く...のは無理なので(←ヤる前に挫折してどーする)、やっぱダンベル体操だけでもやろう。しかし汗をかくのが大嫌いな私にできるのだろうか。いやいや、ヤらねばこのままでは「取り返しのつかないカラダ」になってしまうの必至だ。切迫感を持ってヤれ>私。

メリケンの某氏御用達"もじら"をDL。何と11分もかかったぞ。

【video:S.F.第7惑星の謎】
2001年、人類は協調を学び、戦争も大量虐殺もない時代となり、宇宙連合が世界を支配していた。国連宇宙艦隊は生命体を求めて太陽系の他の惑星へ探検隊を派遣していた。グラハム船長(ジョン・エイカー)以下数名が天王星探査の指命を受けて第7惑星に向かったところ、軌道上で全員が意識を失う事態に陥る。それでも無事着陸した惑星表面はガスに包まれた-130℃の世界とは程遠く、地球のそれであり、空気は呼吸可能で、しかも降り立った森は乗組員一人の記憶にある風景そのままだった。ところがその森を調査してみると彼らは何らかの「壁」に囲まれていることがわかる。

その夜乗組員たちが森で火を囲んで語っている時に船長の話がそのまま具象化されて行く。そして現れた屋敷に行ってみると、そこには彼の知人の女性イングリッド(アン・スミルナー)がいた。さらに彼らが壁の向こうを探検中には一つ目怪獣に襲われ、前者は船長の思慕から、後者は隊員の恐怖心によるものとわかる。つまり天王星には何らかの知性体がいて、それには彼らの記憶や思索を顕在化する能力があると言うことだった...

作業服のような船内服、アナログな器機、実写の宇宙船と惑星など、影像面は文句なしの「懐かしさ」と「素朴さ」のオンパレードで、特に怪獣はおメメぱっちりでめっちゃカワイイ。後から出て来る8本脚の実写は思わず目を背けてしまったが、目玉付き脳味噌頭脳怪獣に至っては日本のムカシの怪獣モノにも劣るレベルで笑わせてもらった。って、これはコメディでなく、真面目なSF映画なのであった。でもこの「チャチさ」は好きだなぁ。乗組員は全員男性なので「思念の具象化」が美女ばかりと言うのは何とも情けないと言うか、「さもありなん」なのだけど、内容そのものは『スタートレック』でなく『宇宙大作戦』の一話モノと言う感じだった。
(1961年デンマーク映画83分)

【check:恋愛能力指数テスト

【診断結果】
No.14 あなたのタイプ:何とかなるさタイプ / 相性のいいタイプ:二人の世界タイプ
(※注、A〜Eの複数のLQ値が同じである場合、タイプ分析が曖昧になる可能性があります。)

【LQ】
LQ要素(標準:100) 
A:自己愛情認知力
129
B:恋愛感情制御力
108
C:恋愛前向き楽観力
136
D:恋人共感力
125
E:恋愛関係維持力
100
平均LQ
119

あなたは人並み以上の恋愛能力を持っています。

【概略】
A:自己愛情認知力
自分の恋愛感情を客観的に捉える能力。これが低いと自分の恋愛感情に無頓着になり周りに流されやすくなる。
B:恋愛感情制御力
恋愛に関する欲求や不安を把握し、制御する忍耐力。これが低いと感情的になりやすい。
C:恋愛前向き楽観力
恋愛のいい面を見つけ、楽しむ能力。これが低いのは自分に自信がないか過去に恋愛で傷ついた経験から抜け出せない人が多い。生まれついた部分が大きいので伸ばすのは比較的困難。
D:恋人共感力
相手の感情をくみ取り、共感して優しく接する能力。これが低いと相手の気持ちに無関心になる。生まれついた部分が大きいので伸ばすのは比較的困難。
E:恋愛関係維持力
恋愛の継続と発展を意識し、関係を深めていく能力。これが低いと恋愛関係の継続に興味が薄くなる。経験を積むことにより伸ばすことが比較的容易。
平均LQ
平均恋愛能力指数。当然高ければ高いほど、恋愛上手であるということになる。また、A〜Eのバランスがとれているほどその能力を上手く引き出すことが出来る。極端な偏りを見せている場合は平均能力を発揮できないので注意が必要。

感想:恋愛だけじゃないぞ<何とかなるさand/orれっと・いっと・びー



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2001.7.17 Tue.   enneagram/180questions
朝は曇り空。湿気はあるものの、それほど不快ではない。毎日これだったら良いのに。
水増し詐欺容疑でお役人が捕まったらしい。多かれ少なかれどこの会社(企業)でも業者とつるんで裏金作りに励んでいるだろうし、省庁にしてもココだけではないと思うのだが。尤も問題はそのカネが「国民の血税」だと言うことを忘れた「公僕」どもが「(政治家ではなく)実質的に国を動かしているのは自分たちだ(だから使ってイイ)」と思い込んでいる驕りだろう。今回の事件で懲りて是正されることはないだろう<伏魔殿の伝統。そうだな、主婦を決裁役にすれば「引き締める」ことはできるだろう。でもそれも伝統に染まらないよう1-2年毎に交代する必要があるだろうな。

CNNでデヴィッド・リー・ロスって46歳だったのかとか太陽のカケラを集めるジェネシスなんてのを見てからランチのため一時帰宅し、車を降りたとたんに聞こえてきたのは遠くのゴロゴロ音。まぁ曇ってはいるけど来ないだろうと思いつつ、風が出て来たのでいちおうベランダの洗濯物を取り込んでサンドイッチをパクついた。ところが。

間もなく叩き付けるようなどしゃ振りとなり、南からの強風に煽られて開いた窓辺はあっと言う間に濡れて行き、庭には川が流れ、一部ダムと化した。それに見とれる母と私。しかし実は母は雷雨が苦手。逆に私は稲妻と雷鳴が異常に好き。と言うので母は奥に引っ込み、私は見物。会社に戻らなきゃ!などと言う気はさらさらなく、このままサボッたろかしらんと考えていたのはナイショだが、少し収まって来たので泣く泣く会社に戻らざるを得なくなった私であった。

DLしたモジラをインストールしてみた。とにかく読込みが早い。しかし空送信しようとするとメイラーが起動するのとSecurity Warningが2度出るのには閉口してしまった。で、ビデオを見掛けたのだけど、無性に眠くて日付が変わって間もなく撃沈。

【check:エニアグラム

セルフテストの結果は以下の通りです。数値の一番大きいものから三番目くらいまでがあなたの属する性格タイプと考え、ワークショップに参加することにより自分のタイプに出会っていくようおすすめします。

TYPE 1 8 ########
TYPE 2 4 ####
TYPE 3 3 ###
TYPE 4 10 ##########
TYPE 5 15 ###############
TYPE 6 3 ###
TYPE 7 11 ###########
TYPE 8 10 ##########
TYPE 9 11 ###########

感想:何だ、この結果は。1番目15は良しとして、2番目同点11が2つ、3番目同点10が2つではどう判断すりゃエエのかわからんではないか。逆にタイプ2.3.6ではないと言えるか。並べ直してみよう。

■■■タイプ5 知識を得て観察する人

知識を蓄えることを好み、賢明であろうと心がけている。分析力や洞察力に長け、客観的な傍観者に徹することを好み、現実の観察力に長けているが、口数が少なく、遠慮しがちだ。愚かさを恐れ、仕事を始める前、あるいは意見を述べる前に、こつこつと情報を収集し、状況をすべてを把握しようとする。また孤独感を好む傾向が強く、自分ひとりの時間をとても大切にしている。「知恵がある」「賢い」「何でも知っている」ということでもっとも満足感を得る。

タイプ5の「囚われ」
知的で冷静な観察者
孤独を好み、感情から距離をおく
頭ですべてを理解することで自立を表現する
人や物でなく知識に執着

自己改革へのアドバイス
突発的な出来事に慣れ、心の動揺に強くなる
諦めずチャレンジする精神を培う
人の集まる所で自分を披露してみる

■■ タイプ7 楽しさを求め計画する人

万事に楽観主義的で陽気な雰囲気をもち、自分の周辺に楽しみを見出す能力に長けている。周囲にたくさんの好きな人間をもち、自分も魅力的であろうとする。また常に楽しい計画を立てアイデアを案出しようとし、好奇心が強く想像力に富んでいる。「とても楽しい」「愉快でたまらない」「計画がいっぱいある」ということで満足感を得る。

タイプ7の「囚われ」
楽しさを見出す才能と苦しみを避ける「囚われ」
多くの計画を抱え込み、苦しさから逃避する
他者の感情を顧みず、すてきな自分を追求する
強烈な自己愛と楽観主義

自己改革へのアドバイス
多くの選択肢からひとつだけを選び、それに打ち込む
やりかけたことには、責任をもって最後までやりとげる
絶望や老いなど人生の負の要素とも向き合う

■■ タイプ9 調和と平和を願う人

葛藤や緊張を避ける平和主義者で、自分の内面がかき乱されることを嫌う。他人に同化するため、周囲の人たちの影響を受けやすいが、よい環境にあるならば、心が広く、動じることがなく、辛抱強い。偏見がなく、人の気持ちになることができるので、他者の悩みを聞いてあげる聞き上手でもある。「落ち着いている」「調和に満たされている」ということでもっtも満足感を得る。

タイプ9の「囚われ」
葛藤を避けるゆえの優柔不断さ
他人の考えに合わせることに抵抗がない
一度した決断に固執し、惰性を愛する
自分の内面への無自覚さと他者への内面への共感力

自己改革へのアドバイス
決断の習慣をつけ、優先順位に従って行動する
心の中に浮かぶ違和感の出所を発見する
自分自身がもつすばらしさを確信する

■  タイプ4 特別な存在であろうとする人

自分が特別な人間であると自負しており、何よりも感動を大切にし、平凡さを嫌う。他人より悲しみや孤独などを深く味わえると感じており、思いやりがあり、人を支え励ますことを好む。また自分をドラマの中の役者のように感じており、立ち居振舞いからファッションまで洗練された感じ、表現力豊かな感じを他人に与える。「特別な存在である」「ユニークだ」「深い感動を味わえる」ということで満足感を得る。

タイプ4の「囚われ」
特別な存在であろうとする「囚われ」と自尊心の低さ
感動への渇望と鬱状態への指向性
現実に満足せず飽くなき追求を続ける
失ったものを探すためのさまざまな葛藤

自己改革へのアドバイス
自分の手の中にあるものにまず満足する
落ち込みから逃げず、悲しみを受け容れる
自分の長所を見つけ、自信を持つ

■  タイプ8 強さを求め自己主張する人

自分が正しいと思うことのために全力で戦う戦士。勇気とエネルギーにあふれ、不正や怠惰、虚栄心などを素早く見抜き、それらに敢然と立ち向かう。権力構造を把握する能力に優れ、巧みに自分の”強さ”を発揮できるポジションを確保する器用さも備えている。気取りがなく誠実で、弱者をかばい、守ろうとする。「力がある」「できる」「力に満ちている」ということでもっとも満足を得る。

タイプ8の「囚われ」
力と支配に対する「囚われ」と弱さを隠そうとするこだわり
ケンカによって自らの願望を遂げようとする癖
不正や卑劣さへの強烈な敵意と正義へのこだわり
自分の心の願望を自覚しようとしない「囚われ」

自己改革へのアドバイス
怒りが爆発しそうになったら、落ち着いて一○数える
白と黒ではない灰色の価値観を認める
無邪気さと優しさを回復する

タイプ1 完全でありたい人
タイプ2 人の助けになりたい人
タイプ3 成功を追い求める人
タイプ6 安全を求め慎重に行動する人
ではない

(あらためて)感想:人間の本質は必ず9つに分類できるらしいけど、私の場合、ほぼ二極化している、つまり本質から「両極端」らしい。因みにこのエニアグラムはここここでもできるようで、後者では私は「5」だった。

エニアグラム・ナンバー5の人は、物ごとを冷静に観察し、物ごとの本質を見通す力に恵まれています。社交辞令やなにげない会話が苦手で、一人で閉じこもる傾向があります。また、話しを分かってもらえないと、口を閉ざしてしまう傾向があります。
知識欲が旺盛で、新しい知識に出会うと、知的興奮をかきたてられ、ますます知識を貯えます。
コミュニケーションの際にあまり感情を表わしませんので、冷たい人という印象を与えかねません。自分の気持を相手に伝えることに注意を払う必要があります。

(ついでに)感想:当たってるやん。



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2001.7.18 Wed.   TenGoo
本日も朝方は曇り空。シアワセ。しかも金曜日が休みだから明日朝起きすればイイだけだと思うととてもウレシイ。尤もそのため今日と明日はマトモにシゴトをしないといけないのだが、3連休を気持ちよく迎えるためならそれくらいどうってことないさ。

と言うのでシコシコとデータ入力。しかし久し振りにまとまった数の10キィ入力はキーボードとの相性の悪さを思い出しただけで、サウンドオフにしているからまだマシだけど、エラー連発でキレそうになってしまった。ったく、堅いキーボードぢゃ。やはり私はカチャカチャと力を入れて叩くのよりもタタタタと軽いタッチでひらひら打てるキーボードが好きだ。尤も会社のマシンゆえ自腹でキーボードなどとゆー気はさらさらないが。しかしこの堅いキィタッチのおかげで、ただでさえ薄くて脆い私の爪は欠けてますますボロボロである。労災対象にならないものだろうか。←無理です

夕立ちの気配は少しあったけど期待は空振りに終わり、西日に向かって「バカヤロー」と叫びたくなるのを抑えて帰宅。なぜ私は朝も夕も太陽に向かわねばならないのだ。引越したい。しく。

モジラ・ネスケ・IEであちこち開いて比べてみる。これぞブラウザ3すくみ。って、違うか。うーん、これは書き出すと長くなりそうだなぁ。雑記ネタに回そう。覚えていたら。

一時ほどの殺人的激暑ではないものの、疲れが溜まっているのか、冬眠ならぬ夏眠とでも呼びたいくらい、このところ異常に眠い。良く考えてみると、寒さで手足が凍るのは南方系、そして太陽光線と暑さに弱いのは北方系の血筋ゆえで、つまり私が夏も冬も苦手なのは「ハイブリッド」の証明だろう。単に夏眠早寝のこじつけ/言い訳とも言うが。てな次第で本日の「日記」は短め。

【fortune:お化け占い

あなたは「天狗」な人です。

天狗なあなたは、常に人々の注目を集める人物(人違いだ)。もって生れたカリスマ性でリーダーシップを発揮すれば、多くの人の上に立つことが出来るでしょう。何事も恐れず、自信を持って勝負に出るのが吉です。(「怖いモノ知らず」ではある)

完璧主義者であるあなたは、達成するまでは慎重に物事を進めますが、いったん達成してしまうとウッカリ油断してしまう傾向にあります(その通り、私はツメが甘い)。「天狗」になってはいけません。勝って兜の緒を締めよ、です(私がすぐ油断する/手を抜くコトをナゼ知っている)。

恋愛に関しては、ぐいぐいと相手を引っ張っていくタイプ。自信を持っているあなたに惹かれている異性は実は多いのです(ウソだ!)。あまり小細工をせず、ストレートに行きましょう。(相手がいればそうしてみよう)

<天狗さんのラッキー>
ラッキー食物  : 納豆、ハム、お酒
ラッキースポット: 居酒屋チェーン店
ラッキー天気  : 風の強い日
ラッキー善行  : 落ち込んでる人を励ます

<天狗さんの今日の運勢(日替わり!)>
金銭運:★★★☆☆☆☆:3
健康運:★★★★★★☆:6
恋愛運:★★★★★★★:7
学業・仕事運:★★★★★☆☆:5
注意報:あと一歩のところで涙を飲んでしまう注意報
幸運の鍵:デジタル時計

感想:私は「天狗」と言うより「天の邪鬼」だろう。



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2001.7.19 Thu.   『Oblivion』
どうやら秋雨前線は去った模様。...ではなく九州・四国・中国地方がやっと梅雨明けしたらしい。まだ梅雨明けしていなかったのかと驚いたけど、良く考えたら例年とは逆に東から梅雨明けしたと言うことで、ますます日本の夏イコール熱帯化(雨季と熱季)進行中を痛感する。心底「やめてくれー!」と叫びたい。

ところで先日のエニアグラムの設問にも「勝つ」とか「正しい」と言うような表現が目に付いたのだが、どうも私はこの「二択」を受け入れることができない。個人の感覚や見解によって異なるものだろうけれど、「正論」なるものに疑念を抱いてしまうのである。「逆も真なり」ではないかと。「真実はひとつ」とは思えないのだ。鏡に映る虚像は確かに存在するのだし(視角的には)、実像が「正しい」と断定できるのだろうか。と言うか、万事「断定」できなるものではないと思うのだ。多数派が正しくて少数派が間違っているとするのは「流れ」に過ぎず、「正しい」「勝った」は未来にわかることで、現在の「正しい」は「誤り」である可能性があることを見落とされているような気がしてならない。選挙や教科書問題も同じことで、時流に流されず、先を見据えて判断を下すべきではないだろうか。懸案の地球温暖化を支持する向きだってあるのだ。曰く、氷河期到来を阻止する/遅らせる/緩やかにする。...って、どっちもどっちな未来像だな。

ふとスモークサーモンベーグルが食べたくなってランチはドトール。たいてい客が少なくて静かな地下へ行ったのだが、これが大失敗。何と中央にジジババ集団が陣取って大声でしゃべりまくっており(耳が遠いと声ががでかくなる)、ファミレスで走り回るガキ共どころか、パチンコ店内レベルのやかましさで、それが天井に反響してうるさいの何の。こやつらが「近頃の若者はワケのわからん音を垂れ流しして非常識極まりない」などと言おうものならそのへんの椅子かテーブルで頭をぶん殴ってやるところだが、何せ相手は団体である。群れると怖いのは高校生だけではない。気弱な私は耳栓が欲しいと思いながら片隅でベーグルを齧るしかなかったのである。で、騒音にもめげず文庫本を読んでいたのだが、エアコンが効き過ぎていて寒くて堪らず、そそくさと撤退。しかしジジババは立ち上がる気配すらなかった。「73歳」なる単語が聞こえたので体温変化に鈍感なおトシなのだろう。それにしても元気な老人たちだ。つか、てめーら元気過ぎ。ヨメたちの苦労が察せられるぜ。尤もふらりと本屋に入って新刊購入した私にも未読の山を忘れると言う老人力の片鱗が窺われるが。

ランチ後日記を書いている途中でサーバーダウンに気付き、午前中飛ばした分午後は手を抜く予定だったのに意思に反してちまちまとおシゴト。合間にサボったのだが、その報いかネスケがフリーズ。再起動したらサーバーに繋がったので慌てて書き上げて更新。ついでに「ブッチ」を唆した彼女に触発された雑記も更新。

【video:オブリビオン】
地球から何光年も離れた惑星にある人口539の町オブリビオンのミス・キティ(Julie Newmar)の店に"死の予兆"ゴーント(Carel Struycken)が現れた。それは極悪非道の宇宙蛇かと思ったが蜥蜴らしいレッドアイ(Andrew Divoff)が保安官を決闘で殺す「予兆」だった。そしてラッシュ(Musetta Vander)を筆頭にレッドアイ一味は町を支配し、雑貨店の女主人マティ・チェイス(Jackie Swanson)に目を付けた。

保安官の息子ザック・ストーン(Richard Joseph Paul)は人の感情や痛みを感じるエンパスゆえ町を離れて石探し人をしていたが、フォース・シールドを破壊するダルコニウムを奪うために家族を殺され、サソリの餌食になりかけた先住民ブテオ(Jimmie E.Skaggs)を救い、町に戻る。そして平和主義者だった彼は町の人々のためにレッドアイと対決するためにサイボーグ副保安官たちとバッドランドへと向かう、と言うSFウエスタン。

サソリのクリーチャーは『ハムナプトラ2』のRockさまとは比べものにはならないし、恐怖心を攻撃するマン・ディン他もスピルバーグにはかなわないけどなかなか可愛い。派手さはないけど蜥蜴だけあって腕が再生したり、電子鞭を揮うミュゼッタ嬢の女王さま振りも様になっているし(顎に届くほど舌が長いのには笑ったが)、結構おもしろい西部劇SFではないだろうか。どこかで見覚えがあると思ったら、何とMr.カトウ(正しくはスールー)がドクター・マッコイ...ではなく酔いどれ医者ドク・バレンタイン(George Takei)として出演しており、ジンビームを飲んで「beam me up(転送してくれ)」だの「great Scottie?(大変だ)」とか言って笑いを誘っていた。何でも『スタートレック』ネタがあるそうなのだが、それほどオタクではない私にはわからなかった。「ビル・ヒコックの死の札」とかだろうか。これだけではわからんだろうけど、わかったら教えて下され>レア度ゼロiBook蛍のパパ、もといオニィさん

因みに劇場公開時は『スペースリザード3001/宇宙の極道蜥蜴』なるB級丸出しタイトルだったらしい。そして「to be continued」となっているだけあって、既に続編も出ているらしい。私好みのB級SFであることを期待しよう。気に入ったゴーントが出ているともっと嬉しいけど。
(1994年アメリカ映画93分)

【fortune:異星人(エイリアン)カード占い

No.24 おまもりん
健康運○ 金運○ 愛情運○
攻撃力1000 防御力102000 魔法力15000

「信ずるものは救われる」。そうです、オマモリンはそんな悩めるあなたの強い味方。この宇宙星人を捕まえてお腹に願い事を書くと望みが成就すると言われ、ヌメノマ星ではたいへん有難がられている生物。しかし、オマモリンは、ワープにより時間と場所を自由に移動出来る為、捕獲する事は容易なりません。
このカードを引いた貴方はラッキー!。オマモリンの姿はプリントアウトしても同じ霊力を放つと言われています。今すぐこのページをプリントして、お腹の札に願い事を書き込み、今日一日肌身離さず持ち歩きましょう。家の柱に貼れば、家族ぐるみでこの恩恵を受ける事ができるかもしれません?!。

感想:よっしゃ、プリントアウトして「3億円」買いに行こう。もし当たっても誰にも言わないぞ。一人占めぢゃ。
とほくそ笑んだのも束の間、ジジババのせいで買い忘れてしもうたがな。しく。←バカ



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2001.7.20 Fri.   『Wave Length』
なぜ「海の日」なのかはともかく3連休。そしていかにも海が似合いそうなお天気である。要するに晴れて暑い。

子どもの頃は夏休みに良く日本海側まで海水浴に連れて行かれた。乗物或いは振動に弱い私は車酔いして途中で何度も吐き(おかげで車に乗ると条件反射ですぐ寝るようになった)、目的地に到着する前にへろへろになるのがお約束だったのであまり喜ばしいことではなかったのだが、それでも素足で歩くと火傷しそうな砂の熱さや焼け付くような日射しとそれを反射して眩しくて堪らなかった海の青さは覚えている。砂に足を取られながら歩いても歩いても頂上が見えない砂丘を昇って視界が開けたと思ったら、また次の山がひかえていて、泣きたくなりたいのを両親に叱咤激励されて砂山を下りて上り、遥か向こうに見えていた海がやっと目の前に開けた時には海の広さと美しさに感動したものだ。今でもあの海と砂丘はそのままなのだろうか。

年々太陽に嫌われ、数年前に訪れたワイキキでも夜になってから波打ち際を裸足で歩くことしかできなくなった私だけど(泳げないし)、きらきら光る白い波の眩しさと、空と海がひとつの青に溶け合った水平線はいつでも記憶の底から呼び出すことができる。もしかするとその方が幸せかも知れない。いつだって思い出は現実よりも大きくて美しいものだろうから。

ドトールで遭遇した元気なジジババ以上に達者なジイさんがいるらしい。小型機で胴体着陸を果たし、怪我程度で済んだそのお方は御年76。ま、寝たきり、それも痴呆なご老体の世話よりは老人パワーに振り回される方がマシな場合もあるかと思う。介護はそんなに甘いものではないし、やってみなけりゃわからない。ましてやったことのないヤツが語るべきことではなく、役人が画策し、センセイたちが掲げる老後政策は机上の空論に過ぎない。

たけー!旨そ〜!を連発しながら「ゴチバトル」を見て、ついつい『ハリウッド版ゴジラ』。劇場で観た時も唸ったのだが、デザインとラストはともかく、それなりにおもしろい。Computer Generated Imageを駆使したハリウッド映画の素晴らしさはストーリー云々よりも「娯楽性」の一言に尽きる。と私は思う。と言う訳で、明日は先行レイトショーに赴くつもり。

【video:SF ザ・ウエーブ−地球外生物(E.T.)からのSOS!−】
売れないミュージシャン・ボビー(Robert Carradine)と出会ったアイリス(Cherie Currie)は言わばテレパスで、彼の家近くの閉鎖されたルックアウト山施設から得体の知れない"思考"を感じ取り、建設に関わったと言う採鉱夫からそこが軍事基地だと知らされる。二人は坑道のひとつから潜入するが、突然アイリスが叫び、兵士たちに捕われる。そこでは新兵器の極秘テスト中に撃ち落とした飛行物体から収容されたエイリアンが冷凍保存されており、うち一体が研究のため正に解剖されるところだった。

脳波に暗騒音(background noise)がなく、常に瞑想状態にあるアイリスはエイリアンたちの"念波"を受信できるのだが、彼らが致死性生体であることが判明して二人は保存室に閉じ込められる。しかし目覚めたエイリアン、デルタ・ベータ・ガンマと共に基地を脱出することに成功し、モハベ砂漠で母星とコンタクトを取る。衛星からその情報を得た軍部は夜明けの総攻撃を試みるが、そこには信じられない光景が展開されていた...

主演は何と、ご存知でない方も多いかも知れないが、女性だけのロックグループの草分け的存在Runawaysのヴォーカルで、スリムボディのコルセット姿の"悩殺爆弾"として一世を風靡したシュリー・カリーである。懐かしさが込み上げ、それだけで観る気になった作品だが、ハリウッドに軍事施設を置いたり、先住民が彼らを快く受け入れて交流したり、まるでインドの修行僧小僧みたいな無毛エイリアン(肌の色が浅黒いのでチベットより熱い地の感じ)、そしてその生態と言い、どこかからのパクリを感じさせる設定とは言え、また俳優陣の演技力はともかく、なかなかの出来ではなかろうか。低予算ゆえだろうが、所謂「SFX」に殆ど頼らないところも好印象である。犬のフランクも可愛いし。←動物に弱いヤツ

webでレビューを見つけられなかった当作品だが、ヤードをそのままメートルに換算する訳は頂けなのは置いといて、私は敢えて「佳作」と評価したい。何と言ってもエンドロールまできっちり聴いてしまうくらい、Tangerine Dreamの音楽が物凄く良かったから。サウンドトラックが欲しいほど。いや、まぢで。
(1983年アメリカ映画88分くらい?)

【fortune:公園占い

あなたは 砂場 です

■性格
一見おとなしそうな砂場さんですが、実は内面には激しい感情を秘めています。(うんうん)
いつもはからかわれても笑っていますが、限度を越えると突然、鬼のように怒りだします。(うむ、たしかに)
しかし、基本的に理不尽な主張はしないので怒ったことで、嫌われたりはしません。(そうか?)
■相性
基本的に温厚で、包容力のある砂場さんは誰とでも良い関係を築けます。(それは疑問だな)
中でも特に相性がいいのは、楽天家で温厚なすべり台さんです。すべり台さんは時としておちゃらケが過ぎる事もありますが、そこを砂場さん特有の包容力でつつんであげればよし。(キレる前にやめればね)
■適職
警察官、水泳インストラクター(パス)

感想:海から連想して砂丘について書き、しかも観たビデオの舞台のひとつが砂漠だったのは偶然だろうか。



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2001.7.21 Sat.   『Planet of the Apes』
暑くて寝てられん。お昼前に起き出してひたすらボケボケと過ごす。初回17:00の先行はまだ陽が高過ぎるので2回めの上映に合わせてシャワーを浴び、今日はルナ・モードだけだった「ウルトラマンコスモス」を見ながら出掛ける用意をする。一念発起して体型バロメーター(?)ジーンズを引っ張り出し、寝転がってでないとファスナーが上がらなかったらどうしようと思いつつ履いてみる。と、よ、良かった、立ったまま履けた。すげー太ったのではないかと怖れていたのだが、まだ悲愴感手前らしい。しかし油断は禁物。パパイヤ氏@45日で-10kg(デヴから脱却中)を見習え!>私。

チャリでヨタヨタと往復したので帰るなりシャワーに飛び込む。が、その前にジーパン脱ぐのが一騒動。ただでさえ脱ぎ難いスーパースリムなのに汗でなかなか滑らず、脱ぐだけで一汗かく感じ。誰だよ、こんな今どき流行らないピチピチ愛用するのは!?とストレートの似合わない自分を呪いながら潔く裏返しで脱皮。始めからそうすれば良かったとシャワーを浴びながら気が付いた。そこまで暑さでボケているのか。

落ち着いたところで映画レビューサーチ開始。が、28日に日米同時公開作品だけあって、公式サイトでも詳しい情報は得られず、何やら続編予告のようなくだりがある程度。なので下記覚え書には若干記憶違いや勘違いがあるはずだが、悪しからず。

【film:猿の惑星】
以下ネタばれストーリー→2029年、宇宙船オベロンの前方に電磁波の嵐が出現し、遺伝子とDNAを操作して誕生した「賢い」チンパンジーを探査に派遣した。しかし嵐の目に到着する前に通信不能となり、彼の世話をしていたレオ(マーク・ウォルバーグ)は司令官の制止を聞かずポッドで捜索に向かうが、嵐に弾き飛ばされ未来のどこかの惑星に不時着する。そして猿に狩られる人間たちと共に捕らえられて奴隷商人リンボ(ポール・ジャマッティ)に売り渡されるが、議員の娘で人間に好意的なアリ(ヘレナ・ボナム・カーター)にディナ(エステラ・ウォーレン)と一緒に引取られる。その夜レオらは檻を抜け出し、アリとその従者で元将軍のクルール(カーリー・ヒロユキ・タガワ)の手引きで街を脱出する。そして母船と交信できたレオは発信源へと向かう。そこは猿たちの伝説の地カリナだった。

それを知った猿たちの伝説の始祖セモスの直系の将軍セード(ティム・ロス)は議会の承認を得て絶対実力者の地位に就き、右腕のアター(マイケル・クラーク・ダンカン)を始めとする軍隊を率いて人間たちを追跡する。一方発信源に着いたレオはそれが廃虚と化した宇宙船の残骸で、彼を追って母船が当地に漂着し、やがて飼っていた猿たちが反乱を起こした経緯を知る。カリナとは「CAution LIve Animals(動物居住地区)」だったのだ。そして猿軍団と人間たちが全面対決する最中に見失ったチンパンジーが彼らの目の前に現れる。猿たちの伝説通りセモスが再び現れたのだ。

セード一族の謀略を知ったアターはレオと和解し、戦いによって犠牲となった猿と人間は対等の扱いで葬られ、互いに協力して新たな社会を築く決意をする。そしてレオはポッドに乗り込み、過去へ戻るべく電磁波嵐の座標に向かって旅立つ。運良くレオは地球に帰還を果たすが、目の前にあったのは信じられない光景だった。
←以上ネタばれ

'68年にチャールトン・ヘストン主演で公開され、その衝撃的なラストシーンであまりにも有名な『猿の惑星』のリメイクではなく、ティム・バートン監督によるリ・イマジネーションと言うだけあって朧げな記憶しかない旧作(と言って良いのだろうか)とやはり違う。ジーナ博士とコーネリアスの代わりがアリとアターと言えるだろうが、確か人間は言葉を持たなかったと思うが、こちらは猿も人間も英語を話す。特殊メイクは驚くほど表情豊かで、旧作よりも猿らしくない(と言うのも変だな)が、あの『海の上のピアニスト』と同じ人物が将軍とわからないほど猿らしい(←何だ、そりゃ)。これではカメオ出演していると聞いていてもチャールトン・ヘストンやジョージ・クルーニを見つけるのは困難だろう。チンパンジーとゴリラ、オランウータンが種族を超えてカップルとなってたり(に見えた)、一瞬USJのアトラクションに見えなくもなかった猿の街には生活感が溢れている。しかしどこかおどろおどろしい街の雰囲気は『スリーピー・ホロウ』を彷佛させるし、明らかにこれはリメイクではないと思う。

しかしやはり原作の古さが仇となっているのか、ツッコミ処も満載ではある。不時着した惑星の水が無害で空気が呼吸可能で、住人たちと言葉が通じる可能性は思い切り低い、と言うより現実にはまずないだろう。「猿でもできる宇宙ポッド操作」はともかく、奇跡的に同じ空間に絶妙のタイミングで見事に着陸したチンパンジーに比べると、二度とも不時着したレオの運転技術は未熟としか映らない。尤も不時着の模様は「同じ地に着いた」再現なのだろうが、ニューヨークの象徴・自由の女神と違い、こちらはワシントン、そしてリンカーン像(これは『3001年』もそうだったな)。もし原作にあるのならピエール・ブールのアイデアが先な訳で、迂闊なことは言えないけれど、時空を超える電磁波ワームホールは『ランゴリアーズ』や『オーロラの彼方へ』に通じるものがあり、オリジナリティが感じられない。

それでも猿の動きの素早さや軽妙なストーリー展開、スピード感溢れる画面は見応えがあった。恐らく旧作を今観たらかったるくて退屈ではないかと思うほど。また元々原作には東洋、特にアジア系を蔑視する感覚があると言うことだが、猿たちの衣装が特にアジアしてるようには見えず、それなら『スターウォーズ』の方が遥かに東洋的だと思う。そしてこれはバラしても良いだろう。猿の会話の字幕は「おいら」とはなっていなかった。と言うのが旧作で印象に残っているのはラストとこの台詞くらいの私の印象である。余談だが、レオとの絡みが殆どなかったアマゾネス風美女役のエステラ嬢は元カナダのシンクロ代表のスーパーモデルだけあってなかなか魅力的なボディなのだが、残念ながら露出度低し(←どこを見てるねん)。
(2001年アメリカ映画110-120分?)

【attention】公開前なのでネタバレは背景色にしています。読みたい場合は反転してご覧下さい。

【fortune:憧れの異性との出会い占い

あなたが憧れの人と出会える確率は 55 %です。

出会い方
今から12年後、宇宙旅行先の月面であなたは憧れの人から道を尋ねられます。このささやかな出会いからどういう展開に持ち込むかは、あなたの実力次第。がんばって下さいね!

感想:おおお、月面でとは素晴らしい!2013年を楽しみにしていよう。って、いくつになるねん>私。...目眩がして来たのは暑さのせいだろうか。



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2001.7.22 Sun.   『Dr.Strangelove』
一度目が覚めたけど根性で二度寝。しかし暑さにメゲて11:00前にベッドを出る。でも何もする気がしない。取り敢えずコーヒーを煎れて自室に撤退、廃人らしくネットに繋ぐ。おかげで休日の即レスを同情されたりして。しく。

小腹が空いたので軽くブランチ。そしてエアコンの効いた自室に娘と引き蘢ってZAKZAKで「ひろゆき」のインタビューを読んだり、お昼寝したり、娘のトイレ以外この炎天下に繰出す根性のない私はひたすらだらだら過ごしたのであった。

閉じられた空間で起きた事故。警備の不手際が指摘されているが、歩道橋に殺到した客も危険を予測することはできなかったのだろうか。小さな子ども連れなら尚更慎重に行動をとるべきなのに戻ることも抜け出すこともできない人混みに巻き込まれる選択肢しかなかったのならともかく、身の安全を考えて混雑が緩和するまで待つとか、遠くても回り道することができなかったのだろうか。しかしこの暑さだ。ヒートアップした群衆が暴徒と化してもおかしくはない。だからこそ冷静な判断が必要だったのではないか。他人事発言だろうけど、人災と決めつけて一方的に責める前に何らかの自己防衛手段を講じたか省み、歩道橋に居合わせた全員が加害者であることの自覚が全く無いとのも片手落ちだち思うのだが。それにしても犠牲者の殆どが小さな子どもと言うのは痛ましいとしか言いようがない事故であった。

昨日観た『猿の惑星』は未完成作品らしい。こうなったら来週メリケンで最終版を...などと言うカネもヒマもない、いや、ヒマはあるか。ともかくそこまでする気はさらさらないのでメイキング付きのDVD待ちとしよう。修正箇所、或いは間違い探しが楽しみができたってことだよな、うん(←そうか?)。けど多分細かいところまでは覚えてないだろうなぁ。しかし良く考えてみると現在公開中の『パール・ハーバー』も日本向けに手を加えられている(削ったとも言うか)と公式に発表されているし、『ブレードランナー』などは劇場版・完全版・最終版と3作あるし、そう思うと何がどこまで「オリジナル」か怪しいものだよなぁ。ま、来月公開の『ジュラシックパーク3』はメリケンと同じ版であることを願おう。

今夜の「世界遺産」は原爆ドーム。こう書くと語弊を招きそうな気がするのだけれど、私には「ノー・モア・ヒロシマ、ノー・モア・ナガサキ」と「リメンバー・パール・ハーバー」と言う言葉が日米双方に毎年恨みと憎しみ再燃させているように見える。勿論どちらも忘れてはならない「事実」だが、8月と12月に自分たちこそ被害者だと再確認し、相手を非難し合う「儀式」がなくならない限り、両国と両国民は永遠に和解することはないのではなかろうか。「英霊」を祀る「儀式」も然り。「儀式」が戦争を引きずっている。と私は思う。

【video:博士の異常な愛情】
対戦終了後、アメリカ戦略空軍本部はソ連の奇襲核攻撃に備えて核兵器を搭載したB52をペルシャ湾から北極海にかけて配備していた。その部隊に暗号で「R攻撃作戦」命令が入る。それは本土が攻撃された報復のため予め定められたソ連領の目標地点に爆弾を投下する作戦で、34機はマニュアル通りに一般通信回線を遮断し、ボルショフCRM特殊暗号装置と言う暗号しか受け付けない状態で第一目標ラブタ、第二目標ボルショフに向かう。唯一の3文字の呼戻し暗号を知っているのはパープルソン基地のジャック・リッパー将軍(スターリング・ヘイドン)だけだった。しかし大統領を差し置いた越権行為で作戦指令を下したのも将軍自身であった。

ベンタゴンの作成司令室に集まった米国大統領以下政府要人らは緊急会議で対応策を討議し、ソ連側に「将軍の反乱」について説明し、部隊への攻撃を要請する。一方基地では将軍側の将校と突入部隊が衝突しており、将軍付き副司令官であるマンドレーク英空軍大佐は説得を試みるが将軍は自殺、何とか作戦中止指令暗号を見つけて大統領に伝え、墜落した機を除いた30機は帰還するが、1機だけが暗号命令に応じず、ミサイル基地を目指していた。カウボーイのコング少佐(スリム・ピッケンズ)が爆弾と共に目標に向けて投下される。そしてソ連には核攻撃を受けると自動起爆する「皆殺し」装置が待ち受けていた。司令室でドイツから帰化した異常愛博士がコバルト・トリウムGについて大統領やソ連大使たちに説明していたその時、運命の瞬間が訪れる。

キューブリック監督のSF3作品のひとつで、ピーター・セラーズが大佐・大統領・博士の三役を演じている。冷戦の危機が去った今となっては物語そのものに切実さはないが、公開当初にはかなりセンセーションを巻き起こしたのではないだろうか。これは一歩間違えばあり得る「現実」で、しかも二重三重の予防策が「もう誰にも止められない」事態に陥る危険性と隣り合わせの時代は過ぎたけれど、起きないとは言えないのが怖いところだ。「We'll meet again」が流れるエンディングは正にキューブリックの「滅びの美学」と言うか、鳥肌が立つほど美しくて衝撃的だ。

この作品は試写会の後で10分ばかり「幻のパイ投げシーン」などがカット編集されて公開に至ったそうで、上映時間も国によって日本97分、イギリス102分、ドイツ94分と違うらしい。因みに正式タイトルは『「博士の異常な愛情」または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』、原題は『DR. STRANGELOVE OR : HOW I LEARNED TO STOP WORRYING AND LOVE THE BOMB』である。何とも素敵なタイトルだ。ラッパの音が耳に残るのはチトいやんだけど何と言う曲なのだろう。うーむ、スタンリーの手にかかればどんな『A.I.』になっていたのだろう。観たかったなぁ。
(1964年アメリカ・イギリス映画97分)

【fortune:九星気学でみるあなたの宿命

鑑定結果

■一生の人間関係
明るく情の深く、行動力抜群のあなた(←誰のこと?)の一生を左右する人間関係は、色んな方面に通じる派手な付き合い(←地味だぞ)の中にあるでしょう。ただ遊ぶのではなく、ひとつひとつの出会いや関係を大切に、今ある「つながり」を手放さないようにしましょう。ワガママな面をちょっぴりだけ押さえることで、苦手な人ともうまくいくでしょう。

■ここが危ない
周囲に対する配慮が女性らしい良い印象を与える(←与えていないはずだ)あなたの悩みやトラブルは、新しい友達や、交友関係の中にあるようです。不器用でシャイな面を持つあなたは何らかの誤解を受けてしまいがちに(←そうなのよ、実は)。新しい友人知人からのアドバイスが、大きな解決の道を開いてくれるでしょう。

■本当の性格
あなたは、芯の強い自信家タイプのイメージがあります。しかも、周りの人と一線をひいてガードを固めてしまうので、近づきづらい雰囲気もあるようです。その気位の高さは、あなたの日々の努力や気遣いの現れです。この努力こそが、今のあなたにクールな判断力と自信をもたらしてくれているのです。

感想:さて、どうだろ?<「近づきづらい雰囲気」



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2001.7.23 Mon.   『Flawless』
頭がおかしくなりそうな蝉の大合唱で目が覚める。シュワシュワシュワワワワワと鳴り響いくあの声はクマゼミか。暑苦しい上に本当に気が変になりそうな音域と音量である。そう言えばここ何年もミンミンゼミ(ミーンミクミンミンミンミーーーン)やアブラゼミ(ジーーーーーだっよな)の声を聞いた記憶がない。お盆過ぎのツクツクホウシは別にして、蝉の鳴き声と言うとクマゼミばかりだ。鳴き声と言っても蝉は鈴虫や蟋蟀のように羽を擦るのなく、確か胴体をアコーデオンのように伸び縮みさせて音を出すのだったっけ?ともかく文字通り身を震わせて数日間恋に生きる命なのだから見逃してやりたい気はあるけれど、これだけやかましいと庭中の木を切り倒したくなる。隣家の庭と併せると恐らく数百匹はいるだろう。堪らん。

特に忙しいことはなかったのに就業時間内に日記を更新することができず、下書きをメイルで自宅アドレスに送信し、帰宅するなり書き上げようと思っていたのだが、涼しい室内と暑苦しい外気を行き来してる間に汗をかいているのか、顔や首筋がピリピリして我慢できず、途中で投げ出してシャワーに逃げ込む。あーすっきり、シアワセ〜。といい気になってから更新したところ、メイルフォームを間違えてたり、占い結果のコピペが尻切れだったりと、情けないことになってしまった。くそ、すべて暑さのせいだ。これはもう「地球温暖化」京都議定書批准云々なる生易しいレベルでなく、いっそのこと「地球金星化」対策を論じるべきだぞ>グローバリズムG8&反グローバリズムNGO。

定番アニメの後のたけしの番組がケッサクで、例えばデヴからの脱出作戦。脂肪を蓄積する遺伝子と戦う原住民、リバウンド対策に胃の大部分を切除したり、高額集中セミナーや推定600kg(動けないので測れない)からの減量など、とにかく半端じゃないデヴっぷりに呆れまくった。一体人間は何kgくらいまで太れるものなのだろう。オソロシイ。

あと視聴者の投稿ビデオでは、笑う犬(ホント)に悪戯したガキを追い駆けて頭突きをくらわす子羊、花嫁ブーケ争奪戦の独身女たちのアラレもない姿など、どれもこれも爆笑モノだったけど、極めつけは「猫とベイビー」。猫に相手になろうとするベイビーを猫が右手(と言うのか?)でペチペチペチと平手打ち(?)して逃げるとまたベイビーが猫を追っかけて今度は左手でペチペチペチ、しかしベイビーはしつこくつきまとい、頭に来た猫は両手でペチペチペチ。これには母と二人で涙を流して笑い転げた。もうサイコー。けどあれだけ叩かれても後を追うと言うのはよぼどベイビーは猫が好きで、猫も爪を立てずに手加減しているのだろう。とっさに「にくきゅう劇場・行け行けタイガーマスク」を思い出して笑いが止まらなくなった私であった。がんばれ、どじょう先生。

【video:フローレス】
かつて銀行強盗事件を解決したことから下町のヒーローとして慕われている保守的な中年オヤジ・ウォルト(ロバート・デ・ニーロ)の住むアパートに強盗が押し入った。銃声を聞いて上の階に駆け付ける途中で彼は倒れる。脳卒中の発作であった。たくさんの友人たちとスポーツ、ゲーム、ダンスに興じるヒーローが一転して右半身不随になってしまったのだ。あまりの惨めさから自殺も考え、部屋に引き籠もるウォルツを心配した担当医がリハビリ指導士派遣を申し出る。そのラ・ステファン(Kyle Rivers←レゲエ風で素敵)から歌のレッスンを勧められ、恥を忍んで上の階に住む犬猿の仲のドラッグクイーン・ラスティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)の部屋を訪ねる。

顔を合わせれば罵り合う相手だったが、ウォルトが親友アンバーを助けようとして倒れたことを知っていたので不本意ながらラスティはレッスンを引き受ける。お互いに反撥を感じ、憎まれ口を叩き合いながら二人は徐々にかつては反目する別世界の住人に過ぎなかった相手を理解し始め、誰にも語ったことのない秘密を打ち明ける。そして盗まれたギャングの金を横取りしたことがばれて窮地に立たされたラスティを救うため、ウォルトは不自由な体で部屋に突入するが敵の銃弾に倒れてしまう。その間に部屋を逃げ出したラスティは今度はウォルトを助けるためにクイーンらしからぬ勇敢な行動に出る。そしてギャングをやっつけ、救急車で運ばれるウォルトに付き添おうとするラスティを引き留める救急隊員に「俺の妹だ」と口添えし、"妹"は「完全な女」になるための手術費用を"兄"の治療費として差し出す。彼らは互いを認め、理解し、尊敬し合う最高の親友となったのだ。

もう、主演の二人が最高!たいしたストーリーとは言えないと思うけど、とにかく素晴らしい。デ・ニーロの演技力についてはケチをつける人はいないだろうが、フィリップの複雑な心理を抱えたオカマ振りがとても良いのである。でも出しゃばらない。あくまでもデ・ニーロが主役で、それでも対等に渡り合っていると言うか、負けていないのに目立ち過ぎず、ごく自然に水と油が打ち解けた感じ。何でこの作品のタイトルすら知らなかったのだろう。いや、別に「お薦め」はしないけど、オカマ好きの私はやはりカマ友が欲しいと切に願ってしまったのだ。どうもこう言う「歪んだ自己主張」に惹かれてしまうのは私自身が臍曲りだからかも知れないけど、こんな友情って良いなぁ。「男同士」か「男と女」なのかは別にして。
(1999年アメリカ映画111分)

【fortune:真の占い5 questions】

あなたの性格とアドバイス

・自己意識が強く、好奇心が旺盛です。個性的な面も持っています。しかし、周りの人に気を使って歩調を合わせていると、自分の能力を十分発揮できず、凡人になってしまいます。 (協調性は敵か)
・豊かな感性を持っていますが、外見やセンスにとらわれがちな面もあります。特に人の場合は中身が大事です。(そうそう、メッキだったりするし←違うだろ)
・人間関係を割と大事にしています。そして、独りぼっちになると寂しくて仕方ありません。(でもないけどな)
・論理的で現実をよくわきまえています。しかし、その余り夢やロマンがないと言われることも。(考えは甘いぞ←自慢するな)
・自分のライフスタイルをコントロールする能力に優れています。この調子で頑張りましょう。

感想:おし、このまま「ごーいんぐ・まい・うぇい」ぢゃ!



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2001.7.24 Tue.   『The Usual Suspects』
今朝も蝉の合唱で叩き起こされる。毎朝これでは本当に堪らん。それにしてもガキの頃には「朝の涼しいうちに」が成立していたのに、数年前の酷暑あたりからだろうか、涼しい時間帯などなくなって朝も昼も夜も1日中暑くて、しかも毎日前日の最高気温を更新するかように暑さが緩むことはなく、いつもどこかの気象台観測記録を更新している気がする。10年、早ければ5年以内に日本の夏は連日40℃とかになり、梅雨前線は北上して北海道にも「梅雨」があるようになりそうな勢いではないか。とにかく暑い。

暑さ疲れとビデオ・蝉・熱帯夜の複合原因による睡眠不足で午前中は何だか放心状態に近く、だらだらネットに繋いで占いで遊び、ランチはトロぬいぐるみ目当てで炎天下をチャリで走ってマクドに繰り出した。が。何ともう売切れだって。とほ。しよーがないのでBLBトマトなる限定モノにトライ。味は...胡椒が効いてたっけ。それ以上に冷房が効いてたのは覚えているけど。ま、たいした味ではなかったってことだろう。

ランチから戻って暫くしてから雷が聞こえ、にわかに空が暗くなった。おおっ、待望の夕立か?パソの電源どうしよう、落ちたら困るから切ろうか、どうしよう...と悩んだのも虚しく、結局音だけで、落ちて来たのは1m四方にどれだけ「降った」か数えられそうな程度の雨粒であった。それでなくても思考力低下気味なのに気力喪失してしまい、後は単純な作業で時間を潰す。てな次第で本日も終業前に日記を更新できず、帰宅後書き上げて更新。

【video:ユージュアル・サスペクツ】
カリフォルニア州サンペドロでコカイン密輸入船と見られる貨物船が爆発・炎上し、乗組員ら20数名の焼死体が収容され、唯一病院に収容された生存者も大火傷で重体だった。FBI捜査官(ジャック・ベア)は彼から「カイザー・ソゼ」と言う名を聞き出し、似顔絵作成を開始する。一方クイヤン刑事(チャズ・パルミンテリ)はサンペドロ警察署内で襲撃犯の生き残りと見られる"ヴァーバル(おしゃべり)"・キント(ケビン・スペイシー)を入手した証拠を突き付けて尋問していた。事の発端はNYで6週間前に銃を運搬中のトラック襲撃犯の面通しされた5人が出会いだったと彼は話し始める。

拘置中に知り合った爆破のブロ・ホックニー(ケヴィン・ポラック)、マクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)とコンビのフェンスター(ベニチオ・デル・トロ)、元悪徳・暴力刑事のディーン・キートン(ガブリエル・バーン)、そして左半身不随者の詐欺師キントは大きなヤマを計画し、成功する。そして取引相手のレッドフットから別のヤマの依頼を受けるが計画通りに実行できず、彼の依頼主と直接会うことになった。会談に現れたのはコバヤシと言う弁護士で、ボスは伝説の大物カイザー・ソゼであり、麻薬取引を独占するために5人に密売金の強奪と船の爆破命令を伝える。

時系列でなく現在進行中の病室と取調べの模様、そしてキントが語る回想シーンが交錯しながら真相の鍵は謎の人物カイザー・ソゼに集約していく...と言うように、オスカーも獲っただけあり、なかなかのミステリー&サスペンス仕立てになっている。真相を突き止めて謎の人物の正体を見破る(しかし最後までわからない)のがこのテの作品の醍醐味なのだろうが、私は途中でわかってしまったのだ。こうなるとアガサ・クリスティの「三幕の悲劇」と同じで、後は確信を深めるばかりとなり、最後の最後で大どんでん返しが用意されているところまでわかってしまい、おもしろさは半減する。

だって聞いたことのない名前の人物の過去を知ってるなんておかしいぢゃん。ここでわからないのはあまりにもトロ過ぎると思う。と言って見抜いた自分を慰めるしかないのだが、ともかく推理モノは騙される/見抜けないことに意義があるわけで、要するに私は非常に悔しい思いをしたのであった。
(1995年アメリカ映画105分)

【fortune:薬占い

あなたは、「ホルモン剤」です。

★ せつめい ★
あなたは、相手の心の性質を根底から変える力をもったホルモン剤です。(いやん♪)
あなたが明るさというホルモン剤ならば、暗い性格の患者を明るくし、明るい性格の患者は、よりパワーアップした明るさが持てるようになります。 病そのものを取り除くことは、困難ですが、心の性質を変化させることができる為、良い心の状態を築いてあげることができます。ただ、日頃より、服用していなければならないという欠点もあります。(習慣性になるってか?)

感想:つまり「使用上の注意を良く読み、容量を守って正しく服用して下さい」なのねん<私。

【おまけ:相性編】あなたと相性がいいのは、 目薬  タイプの人が必要です。

★ せつめい ★
あなたは、一つのことにこだわりが強く、気になることがあると深く深刻に考え込んでいってしまうようです。 そして、特に恋愛に関しては、悪いほうへ考え気味になりがちです。(そうかなぁ)
そこで、あなたには、特定の分野(特に恋愛相談)に強く力を発揮する目薬タイプの人がおすすめです。
目薬タイプの人は、日々の生活に潤いを持とうとしているので、人恋しくて乾ききってしまった あなたの心をみずみずしく潤してくれることでしょう。そして、悪く考え過ぎてウジウジした心は、 すっきり爽快になるでしょう。

感想:うーむ、乾いているのか?<私



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2001.7.25 Wed.   type:rain & sexy idle
だめだ、朝起きられない。暑くて熟睡できないからだろうな。かと言ってエアコンつけて寝るとカラダだるだるになるし、困ったもんだ。って、ビデオ見たりネットをうろつかずにさっさと寝れば良いような気がしないでもない。(←どっちやねん)

ついに「激暑」なる表現が登場したらしい。私は既に使っているぞ。商標登録しておくべきだったか(←違います)。
今日はほぼ真面目にデスクワーク。をしているフリ(←おい)。昨夜からテキスト庵になかなか繋がらなくてサーバーダウンかと思っていたのだけど、何とか午前中に不具合は直ったらしい。登録しているくせになかなか更新しないわりにはチェックするサイトがあったりするので一安心。中には日記才人或いは旧日記猿人で知り、登録を抹消されてからこちらで読んでるサイトもある。更新報告復帰を期待するよりはリンク集に登録されていることだけでも感謝したいと思う。本当に読みたければそれは当然のことだろう。登録する/しないは個人の意志だもの。お願いすることではない。そう言えば昨夜新作でいつもは日記から飛んでいたとあるコンテンツを新規登録されているを見つけたのであった。勿論速攻でマイ登録。

今日は少し曇っているので昨日より暑さはマシ。日射しのあるなしで物凄く違うなぁ。尤も関東地方は大雨警報が出たそうだけど、こちらは本日も夕立ちはナシ。たまには降ってくれないと花木だけでなく人間も枯れそうだ。いや、枯れる前に切れた。駐車場で車に乗込んで間もなく携帯腹ぺこ警告音。ま、それは良い。それより気に入らないのが車の腹ぺこマーク。余裕で帰れるのはわかっていても信号待ちの度にランプが点くと非常に落ち着かない。点かずにいきなりガス欠で止まるのは困るけど気が散るのでイヤ。だからたいていちょっと早めに補給するのだけど、今回は読みが甘かったらしい。つーのでスタンド経由で帰宅。

夕食メニューに悩む主婦の味方と言える平賀源内の陰謀により、「土用の丑」の本日は我が家も鰻丼。夏バテしないよう娘にも頭部分をお裾分け。自室でボケボケしていたら今夜はわりと涼しいことに気が付いた。これなら熟睡できそうだ。ってので見始めたビデオを中断して早めに就寝。

【fortune:あさりの性格分析

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★ 雨 Rain-Type
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★ 性格・相性分析【ピタグラフ】『知・情・意』の簡単な説明 ★
『知』 真 未来 本音 人間 理性 純情 感謝 名誉 子供 死 内面思考
『情』 善 過去 建前 個人 本能 人情 感動 地位 大人 生 外面思考
『意』 利 現在 条件 社会 常識 友情 感激 権力 青年 魂 中間思考

★『雨のタイプの女性・・・・・内面思考の静・・・基礎配分は知がほとんど100%』

雨のタイプの基本・物の真理を追求し、根底を見極め、真実を忍耐強く追求します。金銭よりも名誉を重んじ、誇りも高く敏感に人の心の奥底を捕えます。又思想を追求する人も居て、一般には難しい人と誤解される場合もありますが、芯の情は人一倍あります。

『本音がほとんど』なので、建前の世間に苦しみ、体裁家や軽率さを嫌います。物事を決断するまでは時間がかかりますが、一旦決まれば親でも説得が難しいでしょう。

今の日本の風潮の中では一風変わった女の子でしょう。流行に左右されたり、みんなに流される事も少なく、自分なりの考え方を持っています。本来の雨のタイプの性格は不合理な常識や、不正、嘘は大嫌いなど・・考え方が欧米的(アメリカ的)でクールです。硬くて融通の利かない女だなぁ〜と思われるでしょう。このタイプの女性は若い時より年を取るに従って輝くと云う特性を持っているので、若い時にもてなくても平気です。いつまでも老け込まず若々しさを保てる人でしょう。

ただ現代の社会状況と女性と云う成分から、年々、大衆的なタイプが多くなって来ています。特にIPが偶数であったり、IPが後半の6番〜10番やセクシー度の高い人は情に流され、俗っぽくなる人が多いでしょう。いつまでも若い気持ちを忘れないため、時としてブリッ子に誤解されたり、浮世離れした変人と思われる事もあります。何故か誤解されたり理解されない事が多い。

そんな事が重なると世の中に出て行く事が億劫になり出無精になる事もある。最悪、「どうせこの世の中は真実が通らない、嘘ばっかりで汚い人ばかりだから」と世の中を批判して性格が歪んでしまう人もいます。

恋愛に関しては容姿や学歴、家柄、経済的な問題より、その人の生き方や人間としての魅力に惹かれます。恋愛においてドロドロの状態になる事は嫌います。そのような状態になりそうになると、好きな相手でも自分から身を退いてしまいます。その反面、一旦嫌いになると未練もなく、あっさりと別れます。仕事は出来る方です。時には頼り無い男性より出来る事があります。女性としてのお色気を求めている職場より実力を認めてくれる職場が向いているでしょう。

お金や物、男性などに対する執着心や嫉妬心は少ない方です。世間体や人の目は余り気にしません。何より心を大切にする人なので、心を傷付けられた時は一生の傷になって、傷を付けた相手を一生許せないでしょう。

『==注意として==』
ともすれば『どうせ世の中は』とすべてに不信を抱きがち、これは危険です。常に美しい環境が良く、投げ槍はいけません。女性は婚期が遅い場合が多い。芸術・文化的なもの、知的なものに熱中しやすいようです。2002年頃が受難の年となり、ストレスが溜り、神経症や人嫌いに陥る場合もあります。『雨』タイプは男女とも難しい人生です。

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★IP.5 セクシーアイドル
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★IP(イニシャルパーソナル)について★
同じタイプでも、IP(イニシャルパーソナル)が違うと、性格の出方も大きく変わります。女性の場合、偶数の方がパワーが強いでしょう。
6ツのタイプの中に、それぞれ10種類の性格パターン(IP)があります。
奇数は陽性。偶数は陰性と判断します。
男性は、もともと奇数の性格。女性は偶数の性格と判断します。 そこで・・・
〔男性の場合〕
男性が偶数のIPを持つと、男性の性格に女性的な優しさとが加味され、ナイーブな性格になると判断します。
〔女性の場合〕
女性が奇数のIPを持つと、女性の偶数成分に男性的な奇数成分が加味され、さっぱりとした性格になると判断します。
IPは、1〜10番へと進に従って華やかで情熱的になって行きます。結果IP9番が最も陽性となります。
『ピタグラフ』の統計では、偶数(陰性)の女性の方がお喋りで華やかです。
結論として・・・奇数(陽性)は無理をしなくても根が陽性で淡々と明るい。偶数(陰性)は無理をした気を遣った明るさが表面に表れます。

★あなたのIPは女性の5番。タイトルは「セクシーアイドル」です。

5番の女性は、特に目立つ事はありませんが、黙っていても、ほのかな色っぽさが漂っています。性格的にはさっぱりして男っぽい所もあります。お色気だけでなく、優しい奉仕的な部分もあります。5番の女性は、何故か海のタイプの女性が目立ちます。例として中森明菜・工藤静香・島田陽子など・・感情的で恋の噂になりやすい。他のタイプの5番は、ほのかにセクシーな感じ。

感想:生年月日データだけにしては当たっていると思う。
しかしこう言うスクロールバーのあるフレームの入れ子型(と言うのか?)キライ。



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2001.7.26 Thu.   『Delicatessen』
昨夜はたっぷり眠れたので久々に快適な目覚め。昼間暑くてもせめて夜が昨夜くらい涼しければだいぶ楽なんだだけどな。と言うのが甘かったのか、昼間はバリバリ晴れて激暑。かなりバテる。エアコンの効いた室内と外気との気温や空気そのものの差がつらい。ダレながらおシゴトしていて携帯の「着信あり」に気付く。それも昨夜だ(←いかに使用頻度が低いか良くわかる)。多分階下にいる時にでも掛かって来たのだろうけど「非通知」なのでコールバックもできない。尤も非通知や未登録番号はまず出ないのだが。

100g10000円の肉だの、1人前2000円のセットから20000円コースのヴァリエーションに母と「たけー!ぼったくりとちゃうんか」だの「誰か連れてってくれー」とか思い切りツッコミつつ焼肉番組を見ながら冷麺の夜ごはん。私は焼肉食べて美味しいと思ったことが殆どない(覚えていないとも言う)。いくら噛んでも噛みきれないガムとイカをミックスしたような肉もどきは飲み込めず結局吐き出してしまったとか、髪や服に臭いが染み込んで困ったなど、いやんな記憶しかないので焼き肉やバーベキューパーティは弟一家に誘われても辞退してしまうのである。そんなに旨いものなのだろーか。

んで「カメレオン女」なる連続殺人容疑者番組を見ながらついウトウトし、目が覚めたら深夜だった。娘のトイレに付き合って外へ出ると、雲のない夜空に星が瞬いていた。星座はまるでわからないけど、久し振りの星空と涼しい夜風で気分が良くなったのでビデオタイム。←なぜそうなる

12歳の女子中学生の事件報道を見聞きする度に被害者の実名報道について疑問を抱いているのは私だろだろうか。暴かれる私生活。物言えぬ被害者とその家族にプライバシーは無いと言うのか。

【video:デリカテッセン】
草木も育たず、鼠などの小動物さえいなくなった終末のパリのとある肉屋(デリカテッセン)に「終末新聞」の便利屋募集広告を見て一人の男が訪れた。パートナーを喰われて職を失ったピエロ・ルイゾン(ドミニク・ピノン)を見て一度は追い返そうとした主人(ジャン・クロード・ドレフュス)だが、4階に下宿させることにした。自殺志願妻や可愛い気のない悪ガキ共、カエルとカタツムリと暮らす男など、他の下宿人たちは次の「肉」を待っているのだ。生存競争に勝ち残りつつある彼らは肉食となり、肉屋の主人は彼らに野菜と物々交換で「肉」を分けていたのである。

しかし5階に住む娘のジュリー(マリー・ロール・ドゥニャ)は菜食だった。そしてふとした出来事から彼女はピエロに好意を持ち、何とか彼を救おうとする。そして地底人と呼ばれる菜食主義の地下組織に接触し、父が自宅に隠しているトウモロコシ情報を交換条件にピエロの救出を依頼する。だがアパート屋上でルイゾンは主人に襲われ、腹を空かせて肉を求めて人々に追い掛けられる事態に陥る。そして何とか急場を逃れたものの、再び主人に狙われ、愛人(カリン・ビヤール)が彼に三叉ナイフを手渡して...

画面がやや暗いながらも、『未来世紀ブラジル』に似た一種独特の雰囲気があり、とても美しい影像と音が印象的なおフランス製のブラックなSF作品。恋人たちがチェロとノコギリを合奏するのだけど、この楽器のノコギリと言うのが何とももの悲しい音色で、非常に効果的。それに引き換え地底人たちの"制服"や脱出劇の"最後の手段"は呆気に取られたが(笑ったとも言う)、そのセンスに私は惚れてしまった監督はジャン・ピエール・ジュネ&マルク・キャロ。この二人で他に『ロスト・チルドレン』『コックと泥棒、その妻と愛人』を撮っているらしいので見てみよう。けどこう言うシュールなので笑える私のシュミは「風変わり」かも知れない。とふと思ったりして。

ところで郵便配達人が小包を手渡して去って行く時の台詞が字幕は「またな、ジュリー」となっているのだけど、リプレイしても「ありがとうジュリー」に聞こえたのが妙に気になる私である。<もしやホントに日本語?
(1991年フランス映画99分)

【fortune:ビタミン占い

純度77%のビタミンB12

■ビタミンB12の性質
水に溶け、熱に安定。貧血を防ぐ。葉酸、ビタミンCとの併用が効果的。

■ビタミンB12を豊富に含む食材
レバー、牛乳、卵、肉、魚。

■ビタミンB12が足りなくなるとどうなるか
悪性貧血。

そんなあなたは
話題には事欠かず、多くの人と付き合いがありますが、それほど深く付き合うことは多くありません。身体は丈夫な方です。かなり複雑な心をもっていて周りの人とはどこか違った雰囲気をかもしだします。葉酸やビタミンCと協力して良い仕事ができます。

あなたが今欲しいのは
成功

上2つの判定が当てはまっている確率
77%

感想:肌荒れに有効な記憶もあるのだが、美白効果はないのだろうか?<B12



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2001.7.27 Fri.   『Journey To The Center Of Time』
つい先日の熱帯ジャングルもどきの蒸し暑さは一段落したのか、ここ数日は少なくとも夜だけは凌ぎやすくなって眠れるようになり、昼間の激暑疲れを何とか解消できるようになった気がする。私が朝食の用意をしている間フローリングの床にべったり寝そべってはふはふしていた娘も椅子の上に移動しているし、気温はたいして変わらないのだろうけど、湿度が違うと随分楽になるのは事実のようだ。だいたい私はサウナがまるでダメな人で、汗が出る前にのぼせてフラフラになるくらいだから、高温多湿に弱いのだろう。けど低温も見事に血行不良になるからして、私の体温調節機能が不良品と言うのが正しいかも知れない。要するに暑いのも寒いのも苦手な「温室向き」体質なのねん<私。

本日も激晴れで外に出たくはないのだが、数カ所寄るところがあるのでランチはチャリで外出し、日陰ルートを選んだ結果、またまたマクド行きとなった。本日はオニオンパンチなBLBダブルなるのを食し、残り時間で文庫を読んでいると何やら店内放送が聞こえて来た。ざわついているのですぐには聞き取れなかったのだけど、数回目にやっと聞こえた内容は要するに「私服補導員がうろうろするから非行少年(←少女もいるのに差別表現)たちは灰皿を隠すように」と言う警告であった。それを聞いて隣の坊主たちは速攻で灰皿を戻しに行きよった。なんつー素直なコたちだ。あまりにも微笑ましくて吹き出すのを抑えるのが大変だったぞ。それ以上にマクドが「良心的」と言うべきなのか。

金曜ロードショーで懐かしの『ジョーズ』を観る。確か低予算作品としては記録的な収益を上げ、いちやく監督の名を世に出した名作であるが、トシを喰って感覚が鈍くなり、見る目も肥えた今となっては'75年の公開当時ほどの恐怖も衝撃も感じない。確か劇場で観たように記憶しているのだが、それ以後に何度も観てストーリーがわかっているのもあるだろうけど、トラウマ効果(?)で『ディープ・ブルー』を劇場で観た時は思わず顔を伏せたのになぁ。しかしあの音楽だけは何度聞いてもドキドキしてしまう。条件反射で恐怖心を煽られる、言わば「刷込み」効果を体感したのであった。

【video:タイム・トラベル】
時空間移動研究の出資者スタントン(スコット・ブラディ)の要請で未完成の時間移送装置を作動させた結果、責任者のゴードン博士(エイブラハム・ソファー)とマーク・マニング(アンソニー・エイスレイ)、カレン・ホワイト(ジジ・ペロー)の4人は5000年後の6968年未来の絶滅戦争の真只中に漂着する。故郷に似た惑星を探している銀河の彼方の死の世界からやって来たエイリアンたちと会見するが、彼らの先進技術武器を狙う未来の地球人たちに攻撃され、バストが素敵な(←おい)ベナ博士(Poupee Gamin)は地球を廃虚にするレーザー兵器を管理するようにと言い残して凶弾に倒れる。

現在に警告を持って帰還しようとする彼らは同じ時空間を飛行中の何者かと遭遇し、無線で回避を求めるが衝突を避けられず、研究施設でも実験装置を捕捉しようと試みるがロックできず、一行は過去へと遡ってしまう。着いたのは100万年前の世界で、爬虫類の怪獣(恐竜ではないらしい)に襲われてレーザービームのエネルギー源であるルビーが破損してしまう。未知の世界へ飛び出したスタントンを追ってカプセル外へ出た彼らは怪獣から逃れて洞窟に逃げ込むと、そこは火山の中心部で、宝石の原石が剥き出しになっていた。物欲に取り憑かれているスタントンは溶岩に転落した博士らを残して一人現代に戻ろうとするが、自身が未来からの帰還中に発した光線で元の次元に弾き飛ばされ、二重存在したために消滅する。再び現れたカプセルに乗って無事現代に戻ったマークとカレンはタイム・ロックの故障により、違う時間流に乗り込んでしまい、時流の一致を避けるため、新しい時流へと旅立って行った...

タイム・トラベルは映画化されたウェルズの『タイム・マシン』以来、SFのテーマのひとつとなっているが、この作品は「争い」が人類と地球を破滅に導くと言う警告が根底にあるようで、過去移動中に彼らが目にするのは古い戦争場面ばかりである。まぁエイリアンたちと未来人の戦闘シーンなどはTVゲームのリアリティにも劣り、あちこちに「旧さ」を感じられずにいられないが、それでも古いSF映画はおもしろいなぁ、と思える作品であった。「カネの亡者」の象徴スタントンは誰を皮肉っているのだろう。

それにしても色んな作品でたくさんの女優さんを見るけれど、ついついバストに注目してしまう私は「おっぱい星人」であることを自認せざるを得ない。ヒトが二足歩行するようになって尻周辺を♂に見せ付けることができなくなった結果、胸が♀のセックス・アピール部位となった説に賛同してしまう次第で、本能的にチラリとチチが見えると喜んでしまう殿方の気持ちが良くわかる。かく言う私は性別を間違えて生まれたのかも知れない。って、単にコンプレックスの反動なのだろうけど。しく。
(1967年アメリカ映画82分)

【fortune:新スタトレ心理テスト〜 5quettions】

「副長」タイプのあなた

信頼するに足る人物がいるというのは幸せなことです。副長タイプのあなたは更にその人物をサポートし自らも経験を積んでいく事が出来ると言う幸せな立場にいると言えるでしょう。艦長に代って別行動班の指揮を取ったり艦長が不在の時には自ら回りの人達をひっぱっていく事もあります。しかし一番の仕事は艦長の仕事のサポートです。

でもたまには野心をもって行動してみよう。いつの日か自分が艦長になるという事を考えておくのも吉です。
ラッキーアクセサリーは「ヒゲ」です。

感想:うむ、矢面に立つのは避けたがる私は確かに「副長」タイプだと思う。でも「ヒゲ」は"甘いキス"の邪魔になりそうでいやん。←おい



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2001.7.28 Sat.   『Jurassic Park 3』
爽やかな風のおかげでぐっすりと眠ることができたので午前中にすっきりと目覚め、なかなか充実した土曜日になりそうな予感。気持ち良く雑用を済ませて淡麗を飲みながら『デリカテッセン』を再鑑賞。その間にネットに繋ぎ、日記を更新。って、いつもの週末まんまやん>私。

それは悔しいぞ、と言うので先行レイトショーに出掛けることにする。21:00からの「ふしぎ発見!」に合わせて初回上映とし、2週連続チャリで先行鑑賞と相成った。小腹が空いたのでラーメンでも喰って帰る誘惑に駆られるが、娘が待っているだろうと考え直してまっすぐ帰宅。で、そのへんにあるもので軽く食事をしていたら「歩道橋で花火鑑賞」して来たちびとままが「一休み(ちび談)」にやって来た。

このところゆっくりちびの相手をしてなかったのもあり、あれこれ一生懸命話し掛けてくるのに相槌をうっていると俄然対抗心に燃える娘がちびを私から引き離そうと彼を追い回し始めたので自室に引き上げて娘の相手をしてやる。するとちびはちびで私と遊びたいらしく、何度も気を引こうとオモチャを見せにやって来るのである。おかげで私は楽しみにしていた中国の恐竜王国番組に集中することができない。いちおう目にしたハイライトは鳥の祖先らしい羽毛の生えた小型恐竜の化石だろうか。尤もこの孔子鳥と言うのだっけ?はだいぶ前に発見報告されているし、鳥の羽が恐竜の鱗が進化したものと考えられていることも知っていたので(確か構造が同じと研究発表されたはず)、特に目新しいこともなかったのだが、番組終了前にちびに「ねんねとお風呂入る」と甘えられ、敢え無く了承。くそ、私も「甘いおば」だなぁ。

と言う訳で久し振りにちびを入浴させる羽目になったのだが、相変わらず湯舟に浸かる時は私の膝に乗って来る。これは私以外にはしない行動らしい。ま、一人で座れるようになった頃から入浴させた習慣の名残りだから仕方がないか。因みに私はシャンプーも赤ちゃん時代そのままに、対面で彼を膝に乗せた状態でないとできない。ママは横抱きと言うのでトライしかけたのだが、呆気無く挫折したのだ。ともかく機嫌良く体も洗い、関西弁で「いちにぃさんしぃごぉろくしちはちくぅじゅう」を教えながら私がのぼせる直前まで浸からせて解放してやったのだけど、一人でドアを開けてバスタオルをまとう姿を見ていると、抱いてお風呂に入れている間に眠ってしまったり、寝たまま入浴させていた赤ちゃんの頃が嘘のように懐かしく思われた。ホント、子どもの成長って早いなぁ。

【film:ジュラシック・パーク3】
ラプトル(ヴェロキラプトル)研究資金に苦慮しているグラハム博士(サム・ニール)の元へ大富豪らしいポール・カービー(ウィリアム・H・メイシー)とアマンダ(ティア・レオーニ)夫妻が訪れ、資金援助を条件にコスタリカ沖にあるイスラ・ソルナ島観光のガイドをしてくれと申し出る。博士は渋々受諾し、助手ビリー(アレッサンドロ・ニヴォラ)を伴ってツアーに同行することになった。その島は立入禁止の"サイトB"地域で、実は依頼主の目的は観光ではなかったのだ。

不要な気もするけど以下ネタバレ→彼らは8週間前に島近くをパラセイリング中に行方不明になった息子エリック(トリヴァー・モーガン)とベン(マーク・ハレリック)を探すために警備隊の警告を無視して島に強行着陸する。そして博士が大声を出すなと制止するのも聞かず息子の名を呼ぶ彼らの前にジャングルから同行者たちが逃げ出して来た。慌ただしくセスナに乗り込んだ彼らの前に助けを求める仲間が飛び出し、それに襲いかかった巨大な肉食恐竜に激突し、機体はジャングルに墜落する。樹上に引っ掛かった機体をその恐竜が襲って来る。それはスピノサウルスで、ティラノサウルス以上に凶暴な恐竜だった。また一人犠牲になり、命からがら逃げ出してともかく海岸に出ようとしたものの、今度はラプトルと遭遇する。そして博士が彼らに取り囲まれた時、催涙弾を投げてラプトルが たじろいだ隙に博士を救出したのは行方不明になっていた少年だった。

そして二手に分かれていた一行は携帯電話の電子音で無事合流することができたが、発信源はスピノサウルスで、彼らは間一髪でインジェン社研究施設に逃れるが、そこには一頭のラプトルがいて、再び彼らは別の施設に逃げ込む。ところがそこは巨大な鳥籠で、翼竜プテラノドンにエリックがさらわれてしまう。ラプトルの卵を持ち出したのが原因で追われていることがわかり、博士に批難されたビリーは回収したパラグライダーを開いて少年を救出するが、彼自身は翼竜の餌食になってしまう。鳥籠施設から川に出た一行は見つけた船で海へ下って行くが、そこでまたスピノサウルスに襲われ、ポールの機転で難を逃れることができた一行の前にラプトルの群れが立ちはだかる。彼らは音声によるコミュニケーションをとりながら卵を奪回しようとしていたのだ。果たして博士が救助を求めたエリー(ローラ・ダーン)にメッセージは伝わり、救援隊は間に合うのか!?
←以上ネタばれ

Jurassic Park (1993) 、The Lost World:Jurassic Park (1997) の第3弾の目玉は何と言ってもティラノサウルス以上に獰猛なスピノサウルスだろう。そして群れで狩りをするラプトルと翼竜プテラノドンやコンピーことコンプソグナトスを初めとする恐竜たちのCGは本当に見事である。ストーリーはわかっているので観客はアドベンチャー・ゲームの傍観感覚で安心して見ていられる。と言うのはまるで時代劇のオチのようだが、娯楽性の点では文句のつけようはない出来だと思う。

尤も少年がどうやって8週間も一人で逃げ果せたのか、また雲で隠れている間にボートに何が起こったのかは明かされないし、逃げ出した翼竜たちは続編の予告なのかとツッコミたくなったが、クリーチャーとCGIは本当に素晴らしいので、この作品は是非劇場で鑑賞するべきだと思う。ふとこれは?と思った博士の台詞が「彼らは霊長類より上だ」と言うもので、同時期に公開されることがわかっていた挑戦状なのだろうかと勘ぐってしまった。いわく「『恐竜』は『猿』を凌ぐ」かと。

そうそう、エンド・クレジットでCGクリエイターに日本人名らしいのを発見したのである。日本を離れて海外の第一線で活躍しているのはイチローやヒデだけではないようだ。
(2001年アメリカ映画95分くらい?)

【attention】公開前なのでネタバレは背景色にしています。読みたい場合は反転してご覧下さい。

【fortune:骨占い

あなたは 背骨(せぼね) です。

■背骨タイプの特徴
臨機応変に形を変える。あなたはそんな背骨です。
とても頭の回転の良いあなたは、どんな話題にもすぐさま対応したネタを提供できるため、周囲からは尊敬されているようです。しかし、背骨が1つ1つの積み重ねによって構成されているように、あなたの能力も小さな知識の積み重ねに裏付けされたものであることを忘れないでください。知識に対する欲求は常に持ち続けていてください。

■相性の良い相手
尾てい骨の人と相性が良いようです。尾てい骨を探せ!

■相性の悪い相手
軟骨の人と相性が悪いようです。軟骨は避けろ!

感想:化石になる可能性も高そうだな<背骨。



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2001.7.29 Sun.   『Event Horizon』
今朝もまた窓から入って来る心地よい風に身を委ねて二度寝し、日射しが眩しくなってイヤイヤ起床したのはお昼前。うーむ、ちと物足りない。もっと惰眠を貪りたかったなぁ。

本日はスルドイ人ならどこでわかかったのだろうと言う視点から『ユージュアル・サスペクツ』を再鑑賞しながらネット徘徊。雑記と日記を更新してから予定通り投票に行こうと思ったら引換券(?)が見当たらない。むぅ、困った。母は午前中から出掛けているし、携帯を持たせてないので連絡の取りようがない。仕方がないのでダメもとで出掛ける。

そしたらそんな人用に届け出用紙があるらしく、無事投票完了。しかし身分証明の提示などは求められなかったので、あれなら代理投票できるんじゃないかと思ったり。ま、今回の結果は見えてるけど。どうせ自民圧勝さ。人気投票だもん。流行に弱い日本人だしな。

ビデオやビールを調達して帰宅したら娘が熱烈出迎えしてくれた。1時間も留守にしていないのになぁ。んでその娘を洗濯もとい、シャンプーしたり、根付かなかった胡蝶蘭を処分したり、放ったらかしだったのをヘゴに植え付けたり、とほんの少しだけ「to do」を片付けた。

懸案のコンテンツ作成と過去ログ移行は1ヶ月1ファイルでなく1日1ファイルの方が良いのでは?しかしその場合デザインのイメージが変わってしまうだろう。それは避けたい。などと相変わらず悩むだけで手を付けるに至らなかった。ほんと、いつになったらやるんだ?>私

【video:イベント・ホライズン】
2040年太陽系境界線の探査に向かった超深宇宙探査船イベント・ホライズンが海王星の彼方で消息不明となる。その7年後米航空宇宙船(USAC)ルイス&クラークは探索及び救助の極秘任務に就き、イベント・ホライズンが重力推進による超光速船であり、テスト航行中に消息を絶ったままだった同船からの微弱電波を受信した経緯を設計士のビリー・ウェアー博士(サム・ニール)から明かされる。しかし天王星上部電離層で発見した船は休眠状態以外クルーは生存不能の重力と温度調節がオフ状態にも関わらず、船全体から生命反応が得られた。

ミラー船長(ローレンス・フィッシュバーン)を初め数名が同船に乗り込むが、冷凍死体以外にクルーの姿はなかった。機関室を捜索していた機関士が核(コア)に吸い込まれて重力波が発生し、ルイス&クラーク号が大破したため全クルーがホライゾン号に移動する。やがて彼らは「自分の中の闇」の幻覚に襲われるようになる。やがて博士は船に取り憑かれたかのように狂気に走る。イベント・ホライゾンは宇宙の別の次元の、混沌と真の邪悪の世界にゲートを開き、船は生命を持って帰って来たのだった。部下を救うため、船長は博士と対峙する。

前半はSFっぽいのに話が進むにつれてホラーになり、しかも同じ「博士」でもこちらのサム・ニールは結構怖い。と言うか、かなりハマっている。磁場を回転させて重力量子を集中し、時空の歪みを拡大して特異点を形成し、そのゲートを通過するのが重力推進と言われてもさっぱりわからないけれど、重力タンクやマグ・ブーツはいかにもそれっぽく、多分十字架と棺桶がモチーフをしているのだろう、イベント・ホライズンの機関室内のデザインはなかなか素敵である。しかし「磁気リングが並ぶとブラックホールが発生する」なんて殆ど『コンタクト』まんまだし、「吊り下げられた死体」は『羊たちの沈黙』ぱくりとしか思えないのは残念である。それでも劇場で見たら相当迫力があっただろうな。

一応数名のクルーは生き残るのだけど、最後まで自制心を失わなかった副長スターク中尉を演じているジョエリー・リチャードソンはヴァネッサ・レッドグレイブの娘らしい。確かに面影がある。ローレンス・フィッシュバーンには負けてるけどオイシイ役ではなかろうか。
(1996年アメリカ映画96分)

【check:栄養ドリンク占い 15quettions】

リゲイン

今のあなたは人並みのストレスです。(あっそ)
しかし淋しいこと、つらいことはあるはずです。(特にはないなぁ)
そんな時はリゲインを飲み友達とおしゃべりをして気晴らししてはどうですか?

感想:ビール飲んで寝る方が良いな。それにしても「ドリンク剤」って、変なコトバだよなぁ。



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2001.7.30 Mon.   『Invasion:Earth(1)chapter1:The Last War/chapter2:The Fourth Dimension』
昨夜は雲が垂れ込めていたせいか、久々に蒸し暑くてなかなか寝付けなかったけど、朝は何とか携帯アラームで6:00過ぎに起床。今日も暑そうだ。めざましで昨日の選挙の悲喜こもごもなんぞをやっていて、ついに国会で桝添と中嶋対決か、議員が「ファイヤー!」って何だよ、巨泉老けたのぅ、それより事後承諾作戦はいただけないぞ>純ちゃんなどと考えながらぼんやり見ていたのだが、驚いたのが聖子チャン。めちゃ痩せて別人みたいに老け込んでいる、つか、病人みたいで何だか気味が悪い...育児疲れか?大丈夫なんだろうか。どうせたいしたことしないのはわかってるけど。←おい

週明け恒例だらだらシゴト、そしてクソ暑い中を自宅に戻ってランチタイム。そこへ現れたのが従姉と嫁、そして孫たち。上の女の子はちびと約1年違いなのだが、標準の大きい方と小さい方なのもあって、ものすごく小さく感じる。それにしてもしぐさやしゃべり方が「女の子」していてめちゃめちゃ可愛い。やっぱ男の子と女の子は違うなぁ。で、下の男の子はまだ10ヶ月になっていないくらいなので抱っこしても笑ってしまうくらい軽い。当たり前なんだけど、ちびもこんなに小さかったんだなぁと思うと感慨深いものがある。そして私はなぜかガキに懐かれるのだが、こやつらも例外でなく(元々あまり人見知りしないけど)、つい相手をしてしまい、ランチタイムをオーバーしてしまった。うう、私に罪はない。あのコたちが悪いのだ。可愛過ぎ。

会社に戻ってデータ交換用3.5inF/D(←今時現役)のvolume name間違えを訂正したり、ごそごそしてから日記を書いて更新。その直後に10キィデータ入力が回ってきて終業ギリギリまでかかって辛うじて定時退社してシャワーに直行、ビールを飲みながら涼んでいる時にソレは起きた。

ここに頂いた空はともかく、コメントにはていてい私は返信する。で、いつものようにEudoraでリプライ作成していたらマルスくんが突然フリーズ。強制終了キィが効かないのでパワーキーで終了、そして再起動。が、ディスクの検証を始めるはずが何も出ない。...?再度パワーキーを押す。やはり画面は真っ白なまま。何か変だぞ?さっき固まった時から秒針みたいな音がしているし...忍耐強く見ていたらフォルダアイコンが表示されて「ファインダー」と「?」が点滅する。ひじょーにイヤ〜な予感。

せっかく署名入りを貰ったのだからイタ電用登録しておくべきだったかと思いつつ、フリーズ直前にほぼ即レスが届いたマッカーを携帯で掴まえて状況説明(実はウロたえていてマトモに話せない状態)すると「ハードディスクがわからんのだろうからC起動してみ」とのこと。ハードディスク?何だかとってもイヤ〜な予感。

娘が食事に呼びに来たのもあって事実直視を先送りし、夜ごはんに現実逃避。しかしココロココニアラズ。保証書とCD-ROMどこに置いたっけ?多分あの辺りだろうしと見当を付けて自室に撤退。で、一応CD-Rを発見。しかしその時120cm高さの棚からMacPowerのような雑誌が落下し、左足甲を直撃。それもスリッパに当たればいいのに、素足部分を狙って。あまりの激痛に暫し声も涙も出ず、床に座り込んでいると患部に血が滲み、みるみる血管が腫れていく。それを見てると気分が悪くなりそうだったのでコットンに消毒液を含ませて視界からシャットアウト。しかし痛いっつーの。

名誉の負傷したところで最悪の場合を想定し、まずはマニュアルを見ながらあれこれとキー操作(RAMクリアや拡張機能停止、リセットなど)。でもダメ。いよいよC起動である。ところがCD-Rを受け入れてくれない...ので無理矢理挿入。いやん。(←おい)。

し・か・し。
またまたファインダーとハテナが点滅し、それでも起動はしたのだが...HDアイコンがない。

...
...
...

.....真っ白だぜ...


最悪:HDよサヨウナラ。バックアップなんぞあるかいっ!(泣)←使わずにいられない
次点:修理
2週間、ヘタすりゃお盆休みに引っ掛かって約1ヶ月、アクセスは会社からのみ・自宅はアナログ生活...はかなりツライかも。OSX入G4PBとなって戻って来るのなら許してやってもいいが(←あるわけないだろ)。
ううむ、ではOSX入iBookか(←なぜそうなる)。
んじゃヤフオク(←おいっ)。
となると携帯メールの使えるカメラ付携帯か(←勝手にしろ)。

ま、取り敢えず明日代理店の修理センターに行こう。あとはそれからだ。ともかく今夜ネットできないこだけは確かだ。開き直って超未熟児番組なんぞを見てからビデオに変更。

【video:エイリアン・トゥルーパーズ-1-第1部:ザ・ラスト・ウォー 第2部:4D-4次元】
1944年、墜落した飛行物体から降りて来た「ドイツ兵」を一人のイギリス兵が救出した。それから50年以上経過後、クリス・ドレイク大尉(ヴィンセント・リーガン)は謎の飛行物体確認のためスコットランド上空に向かい、そこで光る物体と遭遇するが、上官の制止命令を聞かず撃墜する。ちょうどその頃、地球外生命体と交信を夢見て探査していたアマンダ・タッカー博士(マギー・オニール)と共同研究者ニック(ポール・J・ルドフォード)は8.6ギガヘルツもの高性能ビームを受信する。そしてUFO墜落のニュースを知って現地に赴き、偶然ドレイクと知り合う。

現地の基地内に救難挺と見られる乗り物と乗員が収容れていた。しかし男は何も話そうとしない。そこへ炎のような物体が現れて兵士の一部と博士がその光に吸い込まれてしまう。やがて男の身分が明らかになり、地球上で2種の異星人が戦いを始めようとしていることがわかる。地球人を味方に取り付けた方(EUO-未確認地球外生命体-)の相手はN次元を操る怖ろしい宇宙人(ND)らしい...

以前ちらりと見て女優の顔が気に入らず、6話3巻と知らなかったので中途半端でワケがわからんとしか思えなかったのだが、全巻揃っていたので見てみることにした次第。いちおう第1巻は導入部なのだろう。対立する宇宙人がいるらしい、と言うところまでで、エイリアンの詳しい情報はない。何も考えたくない時にはこんなアホっぽいのが良いだろうってとこか。
あ、将軍役のヒト純ちゃんに似てるカモ。
(1998年イギリスTVシリーズ100分)



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2001.7.31 Tue.   『Invasion:Earth(2)chapter3:Only The Dead/chapter4:The Fall Of Man』
今朝もかなり蒸し暑い。マルスのこともあるし、本当はサボりたいところだが社内事情により休むわけにはいかないのでイヤイヤ出社。夕方にApple正規代理店の修理センターにマルスを持ち込むつもりだけど、昼休みに車に積み込むと高温になる車内に放置しておくのは良くナイので会社まで持って行かねばならない。それはメンドウだ。さて、どうしよう。

ともかく自宅でネットに繋げないので席に着くなりメイルチェック。空メイルを入れて私が受信するのは1日20-30通くらいだろうか。マルスが復帰するまでCATVサーバーに溜めることになるわけだが10日で200通か。容量はたいしたことはないと思うが、もし修理に出すことになり、それが長引けば長引くほど数だけはなかなかのものになりそうである。しかしどう考えても私が何らかの原因を招いたとは思えないのだ。ハード・周辺機器は一切触っていないし、追加アプリにしても最近使い始めたモジラくらいのものだし、敢えて言えば土曜日にメイルの整理中にうっかりウイルスメールを開けてしまったことくらいか。しかしあれってハードディスクを破壊するウイルスだったっけ?けど勿論添付ファイルは開かなかったし、そもそもアレはM$外見急行御用達だから悪さはできないはずだし...あれこれ悩んで心配をしても仕方がない。修理センターで私がまだ試していない裏技で回復させてくれることを期待しよう。可能性は低いだろうけど。

仕事はぼちぼちマイペース。この分なら大丈夫だろうと言うので1時間ばかり早退して自宅でマルスをピック・アップ、30分ほどのドライブでマルス受取時に散々道に迷った(車線変更できない流れだったのでバイパスの出口を通過したのが大きい)ショップに到着し、旧PB1400でお世話になったエンジニアさんに診てもらうことになった。どきどき。

暫くして。
「これはサービスセンターに出さんと無理ですね」。

がーん。

予想はしていたけど、やはりダメなのか。プロがお手上げなんだから昨夜私が早々にギヴアップしたのは正解わけだ。と自分を慰めつつ店内に潜入し、目指すは勿論アップル・コーナーにあるはずの「白いヤツ」。そう、予算はないくせに一目惚れしたら持って帰るつもりだったのだ。何せ今年は自分にバースディプレゼントしていないし。
と言う言い訳付きの魂胆があったのでわざわざ代理店まで足を伸ばしたのだが...

ディスプレイちっせぇ〜
キーボードちゃっちぃ〜
それにぶ厚い〜

(貶しているのではありません、G4を見慣れた私にはこう映ったのです>iBookユーザー各位)

かくも呆気なくサブマシン導入意欲は失せていったのであった。そして帰途に着くと一般道はまだ帰宅ラッシュらしく、混んでいた。何とか抜けてやれやれとバイバスに乗ると何とこれまた大渋滞。このヒトたちはいつもこんなアクセルを踏まなくても良いような速度で通勤しているのか?信じられない。ところがある地点を過ぎたとたんにスイスイ流れる。どうやら事故絡みの渋滞だったらしい。それにしても疲れた。お腹も空いたけど返却期限のビデオ屋に寄り、ついでに携帯屋を覗いてみた。お目当てのカメラ付きは2種ほどあり、色によっては入荷待ちとなっている。しかし結構高いじゃん。イマイチ乗り気にならないので衝動買いはヤメ。早く家に帰って淡麗飲みたいし。それしか頭になかったとも言えるが。

【video:エイリアン・トゥルーパーズ(2) 第3部:死者のみ 第4部:敗北】
身分を明かしたテレル中尉は1944年に墜落した飛行物体の乗員のEUOを救い、爆破処理班から諜報部に配属され、接触を試みる。しかし聞く耳を持たない上官によって元の部署に戻され、EUOは同年12月施設で死亡する。その直後彼は彼らに連れ去られたと言う顛末を交えながら敵対するNDの地球侵略の陰謀が明かされる。NDは農耕種族で、目を付けた惑星の住民を奴隷化して植民を繰り返し、文明の発達した先住民のいる地球には水にエストロゲンを混入して人類総メス化を企てていた。

NATO司令官でもある将軍は危機感を募らせていたが、地上にいる敵しか眼前にない上層部にはNDによる地球侵略説を信じてもらえなかった。一方連れ去られた時に自らつけた傷跡からNDの体液が流出し始めたアマンダは徐々にND化が進行していた。そして証拠・研究材料とするために一体のNDを捕獲作戦を展開するが、逃げられた上にテレル中尉を失うことになる。またNDにコントロールされた軍人の一人は自らの侵された血で貯水池を汚染し、何も知らない住民たちは病に冒されつつあった。

うーん、ちょっとおもしろくなってきたか。しかし主役の2人の顔はどうも気に入らない<口の大きい女と顔のでかい男。それとこのアマンダとニックはオールマイティ過ぎ&頭が良過ぎ。EUOの外見やキャラクター(宇宙人だけど)ももう少しヒネって欲しい。と思った。
(1998年イギリスTVシリーズ96分)

【fortune:乗り物占い

RV車

RV車のあなたは、行動派。
キビシイ環境でも前進していきますが、燃費が悪くてお金が貯まりません。

感想:当たっているのは「お金が貯まらない」だけか。いや、やっぱはずれてるわ。正しくは「お金がない」だ。



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