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sea of tranquility
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2002.9.1 Sun.   曇り&強風/『Nosferatu, eine Symphonie des Grauens』
11:00前に起床。それでもまだ寝足りない。激晴れだった昨日のお天気から一転して今朝(?)は曇っている。相変わらず風が結構あるのも有り難い。決して快適気候ではないけれど、昨日のような暑さでヘロヘロになるお天気よりは動こうと言う気になる。それは母も同様らしく、ウロウロしてたと思ったら、いつの間にか私がブランチを摂る横でランチの準備を始めた。

「まだお昼になってないよ?」と言うと「朝早う起きて動き回ったからお腹が空いた」そうで、テーブルにお皿を並べている。それを見て私が「和・洋・中やな」と冷やかすと、母は「ほんまや、ゼータクやな」と笑いながら昨夜の残りの冷麺・おにぎり&納豆・あんパンをせっせと胃袋に収めたのであった。<炭水化物ばっかし

娘と部屋に帰ったそのアシで台所の床掃除を始める。板張りなので(フローリングに非ズ)遠慮なく水拭きが出来るのが嬉しい。洗剤入りと水だけで2度拭きしたので、暫くは裸足でも平気だ。見た目は変わらないのだが、どうも掃除機掛けだけだと裸足で歩き回る気にならないのである。そのまま一気に寝室と居室の掃除を済ませてからソファに座り込む。

何せ私はおバカなサルなので、ソファに座ったら速攻でネットに繋ぎ、マシン前から動かなくなる。要するに座ったら最後、その日は何もしないうちに終わるのである。「ちょっとだけ」のつもりが数時間に至る自分の意志の弱さに呆れてしまう。わかっているけど座った途端に根が生える、ならば座る前にヤるしかナイ!と言うので「今日はどうしてもコレだけはするぞ」と決意した時は「まず動く」のである。寒くなるとこの作戦もあまり有効ではないのだが。

ともかく先に動いたのがヨカッタらしく、適当にマシンを閉じて懸案の玄関部分の壁紙用下地作りに手を付ける。そのまま貼ってやろうかとも思うが、剥がすことを考えると部分的でもベニヤ下地をすべきだろうと言う結論に達したのである。と言うのでまずはカットから。<それも手動ノコ

曇りで風があるとは言え、このような"肉体作業"をしていると汗が噴き出して来る。が、少し前は汗が出てすぐ痒くなったり、時にはピリピリ痛むのですぐにシャワーで汗を流さないと我慢できなかったのに、今日は拭き取れば痒みも出ない。やはり暑さの質が変わったのだろうか。ともあれ、小さなノコでキコギコするのもなかなか疲れるものなので(普段何もしないから)、壁2面分で本日終了とする。

今夜は早く引き上げるつもりで早めに実家に戻ったのだが、結局力を入れて見ていないのでさっぱりワカラン大河ドラマ鑑賞に付き合ってから帰宅。CSN1でやっていた『グロリア@ジーナ・ローランズ』を見ながら日記を作成・更新し、またもやにっくきプロ野球中継で放映時間がズレた「世界遺産」終了後ビデオ。夜に入っても曇っていたのだが、一時的に大粒のにわか雨が降ったようだ。

今日のニュースめも:“合法的”集団レイプ犯に死刑判決…パキスタン
「文化の違い」で済まされたくない憤りを覚えると同時に日本人に生まれて良かったと思う。

web関連:話せるじゃん オヤジと女子高生、ネットでホンネって...朝日よ、恥ずかしくないのか?<「じゃん」@死語。HDデータ消去法を知らないユーザーは多いと思う。

UK:ダイアナ妃事故死から5年、大勢が献花関連記事英国民、王室のダイアナ元妃への対応に不満=調査とのことだが、国民の関心のマトはこちらの方が高いらしい。

サイエンス:卵巣活性化の遺伝子発見か 台湾の共同研究グループ地球形成まで“たった3000万年”=神戸大など(8/30付)

【video:吸血鬼ノスフェラトゥ】

ブレーメンの不動産屋レンフィールド(アレクサンダー・グラナック)はドラキュラ伯爵(マックス・シュレック) から家を探しているとの手紙を受取り、部下のジョナサン・ハーカー(グスタフ・フォン・ワンゲンハイム)に彼の向かいの家を勧めるようトランシルヴァニア行きを命じる。

ジョナサンは出世のチャンスと喜び、妻ニーナ(グレタ・シュレーダー)を友人宅に預けて単身旅立つ。予定より到着が遅れているのが気になったが、村人に夜は化け物が出ると説き伏せられて一晩泊まった宿に「吸血鬼の書」があり、そこには1443年不死のもの(ノスフェラトゥ)誕生と書かれていた。

馬車を飛ばしてやっと伯爵の城に着くと、痩せ細って奇妙な容貌の男が近付いて来た。彼こそ城の主、ドラキュラ伯爵だった。その夜ジョナサンは悪夢にうなされ、翌朝喉元に咬み傷があるのに気付く。それは書にあった吸血鬼の仕業にそっくりだった。

*****

シャドウ・オブ・ヴァンパイア』のネタ元作品である。覚悟はしていたが、モノクロ・コマ送り・サイレントは眠気との闘いである。数回負けて巻き戻したが、ともかく根性で最初から最後まで目を通すのが精一杯だった。

また前述の作品とコッポラの『ドラキュラ』を見ているので「ああ、ココはあのシーンだったのか」とか「これはキアヌだったよな」などと"回想"しながら見ることができた分だけ退屈しなかったと言えるだろう。とにかく声・会話がないと映像から状況を推察するしかなく、その意味ではムカシのヒトは想像力が豊かだったのではなかろうか。或いは現在が情報過多なのか。

とは言えホンモノのシュレックはデフォー以上に長身痩躯で、天然の不気味な「怪人」とわかっただけでも収穫だろう。それと今では子供だまし程度のカメラワークや演出・編集技術なのだろうが、影を使ったり、モノクロを反転させたり、コマ送りならではのぎくしゃくとした動きを逆手に取った映像技術・表現はそれなりにおもしろかったし、彼と一緒に船でやって来たネズミの大群がブレーメンにペストを持ち込んだと言うアイデア(?)もなかなか良いと思う。ドアにつける十字架の印や葬列はなかなかステキだった。

しかし原作ではキーパーソンのヴァン・ヘルシング教授が食虫植物の講義をしている程度の"活躍"ではチト物足りない感じ。映画化権の問題で伯爵の名を「オルロック」にしたと聞いていたけど、字幕は全て「ドラキュラ」となっていたのは何故だろう。時効で解決したのだろうか。それはともかく、近頃の派手で下品で暴れまくる「吸血鬼モノ」に比べるといかにも「正統派」だなぁと思った。
(1921年ドイツ映画64分)



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遅ればせながら
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2002.9.2 Mon.   眠い/『True Women』
アラームで目が覚めたけど二度寝の誘惑に狩られてもイイ!と思えるほど眠い。目薬と熱めのシャワーで半強制的に目とカラダを起こしたものの、いつ雨が落ちて来てもおかしくない曇り空同様、アタマは一向にしゃきっとしない。眠い。ひたすら眠いのだ。

しかも月曜日朝のヤる気無さに追い討ちを掛けるかのように雲が途切れた途端、強烈な日射しが真夏のように世間を照り付け始め、猛烈な暑さが戻って来た。完全に何もスる気がしない。けど眠るわけにはイカないので雑用を片付けたり雑記を作成したりして、何とか午前中は目を開けていることに成功したが、目を閉じた瞬間に意識を失いそうな眠気は去らず。

午後もダレダレで殆ど使いモノにならず、ヒマつぶし仕事をちょこちょこ片付けつつ日記を作成し、時間内に更新。部屋に寄って花鉢の花ガラを摘みながら水遣りして実家に戻る。そして月曜定番アニメを見て帰宅。今夜は無性に暑くて堪らず、根性ナサの私はエアコンをつけずにいられなかった。真夏ほど湿度は高くないと思うがほぼ無風状態なので、まるで昼間の熱気が漂っているのが見えそうなくらい空気が澱んでいる。

眠いけどビデオを見る。自分でも何てバカなんだろうと呆れつつ。明日はゼッタイ早く寝よう。

今日のニュースめも:今夏の気候、「北冷西暑」
何でも当地は降水量が平年の1/4程度らしい。そりゃ実家の庭木もうちの花鉢も日照りと渇水で枯れて当然だよなー。

中国初の統一王朝「秦」のルーツは甘粛省…新華社報道
地図も付記してくれないとどのあたりなのかさっぱりわからんではないか。と言うので調べてみたら、ウイグル自治区に近い敦煌を含む地域が甘粛省らしい。そう言えば始皇帝は内陸部の騎馬民族か遊牧民出身だったっけ?いや、それはジンギスカンか。どちらにしろ大河流域・河口ではないってことだな。その前の「夏」だっけ、もその周辺なのかな。

「テロの真相」ムスリム組織、アルカイダにネットで質問「10月24日世界滅亡」 カルト教団、集団自殺準備?

【video:ロード・トゥ・ヘブン】

1835年ジョージア・ロシェ(レイチェル・リー・クック)の親友フィミ(ティナ・マジョリーノ)は父を亡くし、ジョージア州からテキサスの叔母サラ(Dana Delany)の元へ移る。しかしメキシコ軍との戦いに巻き込まれ、サラは流産し、幼い息子も失う。ティナは「アラモを忘れるな」の言葉とともに叔母の勇気ある行動に心を打たれた。一方ジョージアは母チェロキーが祖父ベンジャミンとクリーク族の"トゥカパッチの女王"の娘で、自分が1/4先住民の血を引くことを知り、彼らが州から追い出されるのを黙って見ているしかなかった。

それから7年後、ジョージア(アンジェリーナ・ジョリー)は医者ピーター・ウッズ(Jeffrey Nordling)と結婚し、いとこで奴隷のマーサ(Salli Richardson)と運転手エド・トム(Tony Todd)らとともにテキサスのサギンへ旅立ち、綿花栽培を始めるが、コレラが蔓延していて第一子を病死させてしまう。だが彼女の農場経営は奴隷たちの協力もあって順調に業績を伸ばし、子やがてどもにも恵まれて彼女は幸せに暮らしていたが、南北戦争が勃発し、ビーターが出征する。

叔父バートレットの事故死を機にフィミ(アナベス・ギッシュ)は学校で教育を受け、人権の知識などを得るが、先住民に連れ去られた親友が受けた仕打ちから、奴隷制度は反対しても、先住民に対する憎しみは消えず、奴隷を使っているかつての親友ジョージアと再会しても打ち解けることができなかった。しかしサラはジョージアに演説の才能を見出し、女性参政権運動に参加しているフィミに協力を訴え、2人は互いの偏見や誤解を捨てて再び親友となる。

だが北軍の勝利に終わった戦争は奴隷解放宣言だけに終わらず、ジョージアは屋敷を没収された上に娘を要求した中尉を射殺させるに至った。しかも中尉は彼女に自分の病魔を移していたのである。

*****

原作はジャニス・ウッズ・ウィンドルのベストセラーらしいが、時代背景や舞台が『風と共に去りぬ』に近い感じなので、ジョージアとスカーレット・オハラの姿がカヴってしまう(そう言えば続編『スカーレット』を見ようと思いながらまだ見ていないのを思い出した)。ついでに奴隷解放と言うとチキン・ジョージ、つまり「ルーツ」を思い出す。とにかくそんな時代の3人の女性の物語である。邦題は思い切りアンジー寄りだが。

小説のドラマ化にしても妙に「端折ってる」感が強かったのだが、こちら を見ればわかるように、170分の本編を122分に編集されたらしく、かなり不自然と言うか、違和感がある。またジョージアの両親、つまり先住民との混血である母とその彼女を妻にした父が嫌がらせに屈せず勇気をもって偏見に立ち向かったあたりはもっと描写されて然るべきだろうと言うような物足りなさがかなり目に付く。

つまりタイトルバックでは3番目に出て来るオスカー女優アンジーを前面に打ち出すべく再編集されたとしか思えない仕上がりなのである。どの作品を見ても見事な脱ぎっぷりと熱演には目を見張るアンジーだが、本作でも素晴らしい"主役"を演じているのだけど、字幕も「ん?」と思うシーンもあったし、原題通りサラとフィミはもっと見せ場があったはず。要するに50分もカットされたビデオそのものの出来はよろしくない、と思う。

余談だが、アンジーは『トゥームレイダー』続編の撮影が始まったらしい。あのララ・クロフトにまた会えるのが楽しみだ。と思う私はかなりのアンジー・ファンかも知れない。
(1997年アメリカTVドラマ122分)



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2002.9.3 Tue.   あづい/19年前/流血
ドアを開けた瞬間仰け反り、車までほんの数歩の距離を歩くのさえ悲鳴を上げたくなるほど強烈な日射しがガンガンに照り付けていた。ゴミ捨てに行く母に日傘を差して行くよう忠告したくらい、本日は朝からとんでもない暑さに襲われたのである。気力・体力・忍耐力ともナイ私は当然使いモノにならない。

午前中は半分ヘロヘロ状態で適当にシゴトし、雑記更新後炎天下を実家ランチに戻る。またしても母が留守なので娘のトイレのために日傘を差しても5分以上屋外にいたくない酷暑の中を往復したのだが、今日は眠気より何より外に出るのがイヤで堪らなかった。一体何なのだ、この暑さは。誰の責任なんだ、何故こんなに熱いんだ、小一時間問い詰めたい!どころで済まないほどあづい。

と言う次第で午後もダラダラと過ごしていたのだが、株価、バブル後の最安値に仰天した。何と19年前の水準と言う。1983年度の円相場は最高227.20(1/11)・最低247.80(8/12)・年平均237.51で、つまり現在のほぼ半分である。こちらによると、その年は「おしん」ブーム(私は見てない)、TDLオープン、故角栄にロッキード事件(古っ!)実刑判決、愛人バンク第1号「夕ぐれ族」摘発(「出会い系」にすり替わっただけか)、葉書40円、任天堂「ファミコン」ブーム、流行語は「頭がウニ」「にゃんにゃん」「軽薄短小」(このあたりはあまり変化がない)、映画は『戦メリ』に『SW6:ジェダイの復讐』の頃である。

あまりの懐かしさに目眩がしたが、トシを感じて頭痛がしたのは言うまでもない。とにかくそんな時代の「平均株価」まで下がったらしい。ついでに日本の価値もその程度まで落ちているのではないだろうか。純ちゃんは「政治生命懸けてません」と言ってるけど、北朝鮮行きが「金正日総書記詣で」に終わらないことを祈るしかないな。きっと「日本」は「朝鮮民主主義人民共和国」からもナメられてると思う。

今夜は早く帰って早寝すべく「伊東家」の「タバコの灰で油汚れを落とす(見事に落ちるが口にするモノを洗うのには物凄く抵抗がある)」「マニキュアをフリーザーで冷やすと速く乾く・伸びが良い」「裏技ムースゼリー」などをおベンキョしてとっとと撤退。が、室内の熱さに我慢できず、暫しエアコンで涼む。その間に娘の爪切りを始めたのだが、うっかり深く切ってしまい、慌てて確認すると流血していて私の血の気もさーっとヒいた。

ともかく消毒しなければと思ってコットンに消毒薬を含ませ(この類はきっちり管理しているのだ)、ネットで「こんな時どうすれば」をサーチする。動物病院で犬用の止血剤を塗って貰わなければイカンらしく、途方に暮れる。娘は特に痛がっている様子もなく、流血と言ってもじわっと滲み出す程度なので、取り敢えず今夜はこのまま寝るとしよう。←ダメ飼い主

今日のニュースめも:ヒートアイランド現象 大都市の熱発生は郊外の1.8倍
だから早くドームで覆って気象コントロールしてくれ。「タマちゃん」も川の汚さの上に横浜の暑さで逃げ出したのではないか?もう帰って来るなよ<方向音痴アザラシ。暑さと言えばこの羊たちも悲惨だ。

『リプリー』続編の主役がマット・デイモンでなくマルコヴィッチと知って見たくなった・警官装い高齢女性に乱暴って、ポカスカなのかヤッたのか、すげー気になる・「追い出し」前科があるのなら告知義務もあるだろう・近視の矯正手術で老眼に・是非やってくれ<一箱千円

【裏技ムースゼリー(4個分)】

1.オレンジジュース400ccと砂糖40gを鍋に入れて、火にかけます。砂糖が溶けたら火を止め、水でふやかしたゼラチン15gを加えて溶けるまでよくかき混ぜます。
2.牛乳120ccと生クリーム40ccを混ぜ合わせたものを加えます。もちろん泡立てなくてOK。
3.よくかき混ぜたら器に注ぎ分け、1時間半ほど冷蔵庫で冷やし固めます。
4.牛乳の『たんぱく質変性』によってムースとゼリーの二層にわかれ、上はフワフワ〜、下はぷるるん!ムースゼリーの出来上がり。
(オレンジだけでなくお好みの果汁で作ることができます)

【check:あなたのジェダイの騎士度チェック!

あなたのジェダイの騎士度は【マスター・ヨーダ】並です。

あなたの持っているフォースは、とても強力で、ほかの何者も寄せつけません。
それに900年近く生きているだけあって、大変物知りです。
普段は杖をつき、老人のようにヨタヨタと歩いていますが、ひとたびライトセーバーを振るえば、虫のごとく、恐ろしくすばやく飛びまわることだって出来ます。
もちろん空中浮遊や、未来予知だってお手の物。
これからもそのすばらしい力を活かして、銀河の歴史を見守っていってくださいね。

あなたにぴったりのジェダイアイテム:ベア・クラン

ダークフォース度  83%
青臭い度  25%
説教度  53%
パワーフォース度  100%

感想:とにかくユアン・マクレガーのオビ・ワンでなくてヨカッタ。



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2002.9.4 Wed.   疲労回復術/『Exit』
本日も相変わらず朝から暑い。娘の出血は止まっているので念のため消毒はしたが、動物病院に駆け込む必要はないと見なして様子見することにした。何せ人間と違って実費なので出向く前に財布の中身を確認してないとイケナイ。最低諭吉2人連れでないと会計時は死刑判決を下されるような気分になるのである。

幸い娘は持病がないので助かっているが、息子には度々病院に走らされ、注射を打たれて帰って来ると見事復活し、騙されたような気になったものである。それでももしも何かあったらと思うと居ても立ってもいられず、会社を休んででも血相変えて連れて行き、医者にぼったくられたと憤慨しつつも帰宅するなり元気に走り回るのを見て安堵したものである。人間も動物も健康が一番、ってことだ。

それはともかく、昨夜は早めに就寝したので前日まで私に取り憑いていた睡魔は去ったようである。と言うので少しはおシゴトに励み、いつもよりほんの少しずつ早く雑記・日記とも更新して週の中日は平穏に過ぎた。そして昨夜水遣りしなかったのが気になって真っ直ぐ部屋に寄り、花鉢の様子を見ながら水遣りして実家に戻る。

ガッテン!」で「疲労回復術」をおベンキョする。
・やはりお風呂はぬるめにゆっくりがグッド・大量に汗をかくと体内から塩分が失われるので水でなくスポーツ飲料などで塩分を補給する
・ビタミンCは脳内の活性酸素から細胞を守るので持続性を高めるため空腹時でなく食後に服用するのが良い
・入浴は就寝の1時間前に済ませる
・寝る前に食事を摂る場合は睡眠中に分泌される成長ホルモンを少なくする炭水化物はできるだけ避け、血糖値を下げる蛋白質を多くする(ただし睡眠まで3時間空くなら特に気にしなくて良い)

ポイントは水分補給だろうか。自分の汗を舐めてみてしょっぱい時は塩分補給しないといけないけど、汗かいたからとスポーツ飲料を飲むと、今度は塩分の摂り過ぎを気にしないとイカンと言う、両刃の剣みたいなものだ。うちの母みたいにそそっかしいヤツは「汗をかいたらスボーツドリンク!」と刷り込まれる可能性が高い。何せ何度みのもんたの言いなりになっていたら矛盾や弊害みまれになるぞ、と脅しても娘の言葉よりみのもんたを信じ込んでいるのだからどうしようもない。

今夜も暑くてエアコンなしではいられない。暫くゴソゴソしてからビデオを見る。株価は今日も下がり、不祥事は続き、また不審船とか言ってるし、でかい台風が沖縄を襲っている。平均株価が9000円以下だった19年前の流行語のひとつに「浮沈空母」があった。日本列島は米軍の盾としての機能はまだ保持しているだろうけど、世界はおろか、アジア経済界のリーダーの座から沈みつつあると思う。

今日のニュースめも:worldnews&StoryID=1405429" style="text-decoration:none">5万年後に地球に戻る衛星タイムカプセルに乗せるメッセージを募集
無事帰還するとして、その時ソルはまだ現役だろう。テラもあるかも知れない。しかしホモ・サピエンスはまずいないと思う。

調査:米同時多発テロ、欧州では米国にも原因との見方=調査欧州国民の半数以上、米テロは「米国にも責任あり」イラク攻撃、日本で「反対」77% 米は「賛成」57%、私は個人的には今「テロ撲滅が正義」とアジている小薮がテロを呼び込んだ、と思う。クリントンは「とっさにビンラディンだと思った」らしいが、逮捕できなかったことより政権の座から落ちたことをもっと悔やんだのではないだろうか。とは言え、全て「もし〜たら」のハナシだ。

対比:米同時多発テロ:センタービルからの飛び降りは200人まるで要さい オマル師の邸宅ルポ ブドウ畑に希望のみのり アフガン内戦の荒廃から復活

国内;食品の安全性「不安」87%(13%が本気で信じているとしたら、それはそれでコワイ)・女向け「イクためのビニ本」がバカ売れならば♂には「漢汁」ってか?

海外:記録的なバカだと思う・画像が見たい<28本指の猫クジラ、釣り船“襲う”

エンターテイメント:太った迫力あるなぁ <カオがこちらも<カラダが

【video:イグジット】

拘束椅子に座らされたその男は狂暴性のある狂人の巣・ポンティアック病院で出会ったスタンことスタニスラスについて語り始める。メモを止められた女(ヘレン・ロール)は煙草を吹かしながら彼の話にじっと聞き入る。

母親との特異な関係から自閉症気味になった知能の低いスタン(パトリック・フォンタナ)は妹殺しの容疑で逮捕され、誤審で有罪判決を受けて精神病院に収容されて幻想に閉じ籠るようになった。5年後主治医オルベック(フェオドール・アトキン)らによって退院許可が下り、彼は死体安置所でレオン(セルジュ・ブルメンタル)の助手として社会復帰中に再び連続殺人事件が発生し、スタンに容疑がかかる。

スタンは自分の中に残虐で乱暴な別人格(マニュエル・ブラン)がいて、彼が唆して殺人を犯したと罪責感に戦くが、主治医から受けるセラピーは効果なく、妻子を失って自殺未遂を繰り返したレオンには少しずつ打ち解けていた。ある日彼は精神科の待合室で見つけたカメラのネガを現像し、まだ発見されてない殺人事件の被害者を見て自分の犯行ではなかったと確信したが、セラピーを受けて混乱し、自殺を図る。しかしレオンに助けられ、2人は犯行現場と思われる場所に向かい、そこで病院でも見掛けた売春婦を見つける。

真相を求めてレオンとスタンはその女パール(クロチルド・クロウ)を追うが、彼らをまいたパールは廃ビルに誘い込んだ男の首筋に凶器を突き立て、その舌を切り落とした。それは死体の一部を切り取って持ち去ると言う、連続殺人犯の特徴と同じだった。

*****

おフランス版クラリスとレクター博士?と思わせる舞台背景で、ひたすらスタイリッシュな映像を追求した結果、サイコスリラーの恐怖性が欠けた、と言うような作品であった。ストーリーと言い、またラストも良く考えると心理的にコワイと言えばコワイのだが、映像の芸術性に見とれて筋を追う余裕がない、と言った感じなのである。

終わってからじっと考え、「エ?つまり真相は???」と悩むことになる。観客を騙す手法ではないのだが、劇中の台詞にある通り、「狂気は作られる」「幻想を作り出す」「虚言症の世界へ誘う」展開で、そこへ観客の目と注意を引き寄せ、頭の中で考える余裕を与えず、ひたすら画面に見入らせる映像なのだ。この「絵」を見る限り、ラッシュを見たリュック・ベッソンがプロデュースを申し出たのも頷ける。

ただしこれは映画と言うより映像作品ではないだろうか。画家出身と言うオリヴィエ・メガトン監督の審美眼(配役はハマッていると思う)、美意識はよく伝わって来るが、それに終始した分内容性が乏しいように思う。「思考停止」させると言うか。ま、次回作に期待、ってとこだろうか。
(2000年フランス映画112分)



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2002.9.5 Thu.   飽和状態?/『Coneheads』
今日も朝から暑い。つか、9月に入ってから残暑が異常なくらい厳しくなった。日射し・空気とも真夏並みで、日が落ちても少しも涼しくならない。雨もまるで降りそうにないし、植物だけでなく動物も干涸らびそうである。あづいー。

そんな酷暑の中、母は早朝からお出掛けである。従って日傘を差しても容赦なく足元をジリジリ焼こうとばかりに照り付けている太陽の熱射攻撃にもメゲず、娘のトイレのために実家に戻る。アスファルトよりマシとは言え庭の芝生もゴウゴウと熱気を放っているので、1秒でも早く屋内に避難したい私の気持ちを無視するかのように娘は庭を駆け回り、ウン○排泄ポイントを探している。こんなアツイんだから早くしてくれぇえええー。←半泣きの飼い主

ともかく暑さでヘロヘロになって会社に戻り、午後はあまりアタマを使わなくて済む単純作業をせっせとヤッていたら日記を書くヒマが無くなり、泣く泣く帰宅後更新すべく下書きを自分宛に送信し、住処に向かう。その途中でかなり以前見掛けたコッカスパニエル連れのガイジンさんを目撃した。黒とアブリコットの手入れの行き届いたサマも良いのだがど、その主が私の好きなタイプなので人目でソレ(ってナニよ?)とわかったのである。けどお近付きになるキッカケがナイのが悲しい。まさか車止めて「可愛いワンちゃんズですね♪」なんて声掛けられないし。

今度見掛けたらゼッタイひっかけでやる!と一時的に激しく萌えつつ、せっせと日記を作成して更新し、水遣りしてから買い物@娘のチャム缶経由で実家に戻ると、母はまだ帰宅していなかった。と言うのでまたまた娘をトイレに出し、適当に夜ごはんを作って食し、とっとと部屋に帰る。今夜もあづい。

ビデオを見掛けたのだけど、昼間一人にされていたせいか娘は妙にトイレが近いようで、渋々中断して外に出る。さすがに夜になると夕方より少しは涼しくなった気もするが、秋の空気の冷涼さは微塵も感じられない。やはり季節の前倒しは夏で終わりか。と言うより熱暑期間が長期化しつつあるだけのように思う。10月頃まで「暑い」とぼやき、同じ月のうちに「寒い」と震える予感がする。TVをつけるとCSN1が映り、オンエア中の作品がおもしろそうだったのでついつい見入り、ビデオは後回しとなった。ま、返却期限は土曜日だからイイだろう。

ところで日記才人で或日記が削除されたらしい。運営報告によると「一行コメント」と「カテゴリ」が不適切だったそうだが、アクセス/投票ランキングなどめったに見ないので登録番号だけではタイトルは勿論、どんなコメントだったのか察しがつかない。なかなか新規開拓できないのはマイニッキの弊害だろうけど、21000以上の登録数の中から波長の合うテクストを探し出すのは至難の業と思える。かつては新作リストを片っ端から拾うこともできたが、これだけ数が多くなる、と読んだ端から更新されて行くのでとてもじゃないがトライする気にならない。

しかし新規開拓の難しさは登録数には関係ないかも知れない。風聞帳とテキスト撰がなくなって以来、テキスト庵でピックアップするのも新作リストのみとなり、こちらもなかなかコレと言うのを見つけられない。他にもテクストのリンク集はあるけれど、覗いてみようとは思わない。そろそろこのテのリンク集は飽和状態にあるのではないだろうか。或いは私の熱意が失せたのか。

今日のニュースめも:がん細胞をウイルスで破壊
画期的だ。まるでSFの世界ではないか。本当にガン細胞の天敵なら最良の治療法となるだろう。

おいおい:迷惑メール防止サイトが“スパム”送信 開設直後にふられた腹いせに、元恋人のベッドで排便警備強化のはずが…ナイフ見逃す米空港

食:グルメ怪盗の出没、現金も、食材も「ごちそうさま」目に頼らず、舌で味わう「暗闇料理」 ベルリン米チョコの町「ハーシー」大揺れ 身売りに住民ら猛反対チョコレート好きに朗報!? チョコレート風味のミネラル・ウォーターが登場

憂:日本の秋空から赤トンボが激減 地球温暖化で羽化できず旧日本軍の毒ガス弾発掘へ 中国遺棄化学兵器:廃棄まで「10年はかかる」訪中の内閣府政務官 「マディソン郡の橋」が焼失、放火の可能性(産経)「マディソン郡の橋」が焼失、放火の疑い(朝日)

動物:タマちゃんならともかく、ケイコはデカイ「フセインはザリガニ野郎だ!」と猿がホザいたそうな

【CSN1:コーンヘッズ】

レミュラク星から地球征服の使命を受けてやって来た無毛円錐形頭のエイリアン(異星人)夫婦は不時着したアメリカの地で救出挺が来るまで7ザール過ごすことになった。ベルダー(ダン・エイクロイド)はタクシーの運転手をしたり、地球人に溶け込むために歯の治療をして徐々にアメリカの生活に慣れ、妻プライマット(ジェーン・カーティン)は異星で無事出産した。

ベルダー夫妻は隣人とも仲が良く、教習所経営も順調で、一人娘コニー(ミシェル・バーグ)は高校でも人気者となり、ロニー(リス・ファーレイ)と言うボーイフレンドも出来たが、移民局は彼らをエイリアン(不法入国者)として執拗に追っていた。そしてついに副長(マイケル・マッキー)と部下(デビッド・スペード)らに自宅を包囲されて逃げ場がなくなった時、救助艇が到着する。

副長らは彼らとともにレミュラクに到着するが、ベンダーは歯の矯正を咎められて3つの月が重なった時に目覚めると言う怪物ガーソクとの決闘を言い渡される。次々に罪人たちは自らの名誉を賭けて怪物に向かうが悉くやられてしまい、ついにベンダーの番が回って来た。

*****

いやもう、ナイスなバカ映画である。「サタデー・ナイト・ライブ」と言うコメディ番組から誕生したキャラクターらしいが、その表情と動きは『ギャラクシー・クエスト』を彷彿させる。と言うより、後者が本作をパロッたのだろう。そして字幕頼りではあるが、台詞がケッサクである。

また妻が雑誌を読んで夫に迫ったり、可愛い娘が怖ろしい食べ方をしたり、会話だけでなくその発想や振る舞いも非常に楽しいと言うか呆れると言うか、とにかくひたすらバカバカしい。私はこんな作品が大好きだし、これを見て笑える自分の精神状態も良好と判断できる。ウツでテンパッている時にはこんなのを見ようとも思わないだろうから。
(1993年アメリカ映画90分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.9.6 Fri.   子猫ちゃん/『Thelma & Louise』
アラームが鳴る前に目が覚めた。まだ早いと思って寝直して起きたのはそれから1時間後であった。げっ。

急いで用意して実家経由で会社に向かったのだけど、どうも腰が痛い。おまけにちょっと曇っていると喜んでいたのに日射しが出て来た。なのに関東方面は雨らしい。それも秋を予感させるような雨とのことで、思い切り羨ましい。こちらはどう考えても1滴落ちる気配さえ無い。ここは砂漠か。嗚呼。

などと嘆いている間に午前は過ぎ、雑記更新後外食ランチに出掛ける。薄曇りなのだろう、日射しは強烈ではないけれどやはり暑い。腰は何かの拍子に鈍痛がある程度なので特に支障はないが、何でだろう。俯せ寝でもしたのだろうか。なのであまりウロウロせず早めに戻ろうとしてペットショップで足が止まった。

そこは主に観賞魚を置いていて、たまにハムスターも店頭に並べているのだが、今日檻に入れられていたのは「里親募集」の二毛子猫ちゃん。思わず座り込んで指を差し出すとじゃれ付いて来る。噛まれても痛くない。それに何て可愛い仕種なんだろう。軽やかな動きは犬とまるで違う。半ば本気で連れ帰ろうかと考えたが、昼間娘を母に預けている私に子猫の面倒を見られるはずがないので諦めた。けど泣く泣く立ち去ろうとしたらにゃんこに後ろ髪を引かれ、激写してしまった。はぁと。

会社に戻ってすぐ「何ぃ!?」。宇多田ヒカル(19)電撃入籍、相手は1968年生まれのカメラマンと来た。アムロとサムの電撃できちゃった結婚と年齢差が頭を掠める。まぁ柔道の強い模範生みたいな発言ばかりで閉口する彼女よりは違和感ないけど(蓼喰う虫も好き好き)、結婚が「新しい力」になるなら別に良いだろう。彼女の人生なんだから。

退社間際に日記を更新し、リンクチェックしなかったので部屋に寄って開いてみたら、やはりタグミスがあった。その前はリンクミス、その前は誤字。更新報告後はあまりテクストをいじりたくないのだが、変更(改竄か)しないことの方が少ないのは困ったものである。花の水遣りしてから実家に向かう。

「ぐるナイ」を見て「虎」の途中で帰宅し、BSを見ている途中でCSN1で『テルマ&ルイーズ』オンエア中なのに気付いて切り替える。感動してからネットをウロつき、今度はビデオ。明日はお出掛け予定が入りそうだと言うのに、今夜も夜更かしとなった。起きれらるんか?

明日は新月、日曜日は「白露(太陽黄径165°)と、先月8日の立秋(太陽黄径135°)から30°太陽が移動した(実際には地球が移動した)ことになるそうなのに、一体この暑さは何だろう。一時秋の気配を感じた虫の声を殆ど聞かなくなった。今月になってから残暑と言うより盛夏の暑さが戻ったので、虫たちも時期を誤ったと後悔しているのかも知れない。

今日のニュースめも:HSTが撮影、きれいなリング状銀河
宇宙のこんなにも美しい壮大さを見ると、海自秘密文書、紛失は4〜6月だの同じ日に製造、なのに品質期限まちまち 日ハムだのまた神戸西署……ひき逃げ事件、通報から6時間放置だのバツイチ@しっかりヤることはヤったが祝福なんてどーでも良くなる。

NY:憩いの場が再建地下鉄の案内サイン、間違いだらけぼられるニューヨーカー

余談:「秋」生まれは「春」出生組より長生き?女子中高生に性感染症が蔓延、エイズもエアコンにウイルスを死滅させる効果「本末転倒」――環境サミット、資料ごみの山1日30トン

【csn1:テルマ&ルイーズ】

夫ダリル(クリストファー・マクドナルド)に不満を持ちつつ何も言い返せないほど内気で冴えない平凡な主婦テルマ・ディキンソン(ジーナ・デイビス)と、彼女とは正反対の性格で気性が強く、恋人ジミー(マイケル・マセドン)の煮え切らない態度に苛立っている独身ウェイトレスのルイーズ・ソウヤー(スーザン・サランドン)は彼女の愛車1966年型サンダーバードで週末旅行に出掛けることになった。

立ち寄った"銀の弾丸"と言うバーで酔っ払ったルイーズは駐車場でハーラン(ティモシー・カーハート)と言う男にレイプされそうになったところへテルマが護身用のピストルを持って駆付け、間一髪で彼女のピンチを救ったのだが、彼の一言にキレたテルマは男を射殺してしまう。目撃者もいない現場から2人は立ち去るが、自首を勧めるルイーズに対してテルマは反論する。「あなたたちが抱き合って踊っていたのを何人も見てるのに誰が信じると思う?」。

テルマはメキシコへ逃亡する決意をしてジミーに彼女の全財産を送金してくれるよう頼み、オクラホマシティに向かう。その途中ヒッチハイクしていた青年JD(ブラッド・ピット)を同乗させるが、テルマがジミーと会っている間にルイーズは彼の誘惑に乗せられ、まんまと6300ドルを持ち逃げされる。既に指名手配され、一文無しになった2人はここから立場が逆転する。

JDから寝物語で聞いた手口でルイーズは見事な手際で強盗に成功し、アーカンソー州警察の責任者ハル(ハーヴェイ・カイテル)の説得に応じず、次第に抑圧から解放され本当の自分に目覚めて行った2人は次々と"凶悪犯罪"を重ねて行く。警官を襲い、卑猥な言動を浴びせた大型トラックの運転手に天誅を下し、砂漠を逃亡した2人はついにグランドキャニオンの断崖絶壁で警官隊に包囲されてしまう。

*****

女性版『明日に向かって撃て!(1969)』と言ったところの、痛快なロードムービーである。主役はほんの少し羽目を外そうとしただけなのに、無力な"女"故些細な事から転落して行くことになったトロい主婦としっかり者の独身オンナである。フツーの女だった2人が"凶悪犯"として追われる身になるにつれて悲愴感は失われ、明るさを増して行く。特に顕著なのがテルマの変身振りである。

アーカンソー州から始まった2人の旅はアリゾナ州までの景色の変化と彼女たちの服装が変わるように、どんどん明るく壮大になって行く。それは犯罪者である彼女たちがもう何も失うものがなく、最後に真の友情を見い出し、互いを心底信じ合うラストで昇華する。2人は最高の旅を楽しんだのである。

何度見てもこの痛快さは♂にはわからないだろうと思えるくらい、対照的なテルマとルイーズに私は拍手喝采してしまう。尤も出て来る♂共は典型的な女性蔑視/軽視♂なので、一部のハル的男性は胸がチクチク痛むかも知れない。男女を問わず、あまりにも似通った性格よりは正反対の方が意気投合する場合もあるけれど、ここまでワイルドなアウトローへと変貌を遂げる機会はあまりないだろう。

主演の2人は特に好きではないけれど、これ以上の適役はいないと断言したくなるほどハマッている。ちらりと登場するブラピはとってもキュートだが、所詮脇役に過ぎない。あくまでも主役はフツーを外れた2人のオンナたちである。リドリー・スコット監督は自然のままの風景を巧みに彼女たちの姿に重ね、犯罪者独特の暗さを微塵にも感じさせない。正に「本望」だろうと唸らせるラストは私的にはサイコーである。
(1991年アメリカ映画128分)



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2002.9.7 Sat.   新・人体の不思議展/ペルーバンドの生演奏
照り付けてはいないけど雨の気配はまるでナシ。実家に戻ってウダウダしてたら友人からメイルが届き、時間を逆算して焦る。何せまだ何の用意もしていないのである。慌てて身支度を途中まで整えて部屋に帰り、着替えて更に着替え他をまとめ、ビデオを返却して再び実家に舞い戻る。そこで部屋にあれこれ出してそのままテーブルの上に忘れたことに気付く。何と言うマヌケ振り。しかし時間がないのであるもので済ませるべく格闘する。←どんなんや

要するにサングラスだのピアスだの、どうでも良いようなモノを忘れたので実家に置きっ放しのもので代用することにしたわけだが、母に送って貰うつもりでいたのだが、近くに出掛けたまま戻って来ないので諦め、腹立たしい事に日射しが出て来たので日傘を差してバス停までてくてく歩くことにした。そして日頃の行いの良さであろう(え?)、1時間に何本あるのか知らないが、めったに通らないはずのバスが交差点で信号に引っ掛かり、その間にバス停に到着することができたのである。

金券ショップで乗車券を買い求め、駅に入ると正に目的の電車が発車寸前で、滑り込みで乗込むことができたのも、通過駅が雨だったのに大阪は日傘が必要な天気だったのも、私の日頃の(以下省略)。そしてメイルには到着予定時間しかなかったのに、駅構内で無事遭遇に成功したのも(以下省略)。まずは今夜の宿を確保しようとホテルに飛込み、土曜日だと言うのに空室があったのも(以下省略)。

身軽になってイザ出陣である。目指すは梅田シティミュージアムで開催中の新・人体の不思議展である。ところがアホな私はヨドバシ@ウメダから行けば良いものを日射し浴びまくりの地上から、それも迂回ルートを選択したのである。どうやら本日分の日頃の行いの良さのご褒美は使い果たしていたらしい。

ともかく無事梅田スカイビルタワーに辿り着いたのだが、案内人が「本日は普通の混雑です」などと拡声器でアナウンスしながら観客を誘導しており、「異常な混雑でなくてヨカッタね」などとワケのワカラン会話を交しつつイーストビル5Fに着くと、待っていたのは入場券を買う行列であった。そうか、これが「普通」なのか。

しかし窓口が4-5ケ所あるので行列はすいすい進み、たいして待たずに場内に入る事ができたのだけど、いきなり"全身スライス見本"の人集りに打ち当たる。順路があるわけではないので一向に混雑は緩和することがなく、移動しては覗き込むを繰返して何とか足の先から頭の天辺まで見る事はできたが、焼肉屋のメニューを連想したのは私だけではあるまい。

次に古代中国のミイラである。エジプトの包帯付きミイラも見たことはあるが、こちらはナマ肌である。しなびても男性の象徴がしっかり残っているのが印象的であった(←そこしか見てないんかい)。広いスペースにはガラスケースに入った臓器やスライス標本、窓際には縦切りや横切り、神経丸出しや筋肉観察用などの色んな標本が並べられており、一部は触れるようになっていた。

とは言え所詮は"プラストミック標本"、殆ど干涸びたミイラに過ぎない。温かさもなければ弾力も違う。と友人に述べると「ナマだったら怖いし、犯罪だ」と冷たい目で見られた。元々私はスプラッター系ホラーも平気だし、ディスカバリーチャンネルで免疫が強化されているらしく、かなり際どい"絵"でも目を逸らせない自信がある。それとは別に、私の観察眼は子ども連れのおばちゃんやババアたちの好奇の目や手とはちょっと違うような気がしたが。因みに標本は男性ばかりであった。

会場を出るとビルの間のオープンスペースで生バンド演奏が始まった。南米の雰囲気なのだが、サルサやレゲエなどの底抜けにパワフルなラテン系ではない。何となくモンゴルとかの大平原に合いそうだなと思っていたら、演奏後の「グラシアス」でスペイン語とわかったのだが、ペルー出身のバンドらしい。少なくとも1人は日本語が話せるようで、曲紹介などしてくれる部分はよくわかったけれど、スペイン語部分はモントリオール在住者ならともかく一言も理解できなかった。

通り掛かったカップルやリーマンらしき人も立ち止まって演奏に聞き入っているのだが、彼らが「手拍子を」と盛り上げようとしても反応してるのはごく一部で、つくづく日本人はノリが悪いなぁと思った。サルサでなくてもメリケンなら踊り出す人がいるはずだ。観客・日本人がシャイなのではないだろう。どうリアクションすれば良いのかわからない、そんな感じだったが、大阪人でこの程度の反応では、他の地域ではさぞやりにくいだろう。しかし若者の溜り場でウケるかと言うと、そんな音楽でもないと思う。行ったことのないモンゴルの風景を想像したくらい、高地の冷涼な風が似合う音だった。

「手が痺れた」「あれくらいで?」と語りながら梅田に戻り、「腹減った」「サラミは当分イヤかも」「焼肉は喰いたくない」などとホザきながら私の一存で阪急に出店した名誉フレンチ鉄人の店"クイーン・アリス"に向かう。が、行列しているのは女性ばかりで、良く見ると「どこがフレンチレストランなのだ!?」と問い詰めたいメニューである。これならデザートカフェとだけ表示すべきだろう。

私は石鍋のフレンチ"料理"が喰いたかったのであって、デザートが目当てではない。と言うのでさっさと列を抜け出し、何度か行ったイタリアンの店"ニョッキ"に行き先変更する。毎回一度は道を間違えるのだが、本日は数m戻る程度でビルへの入り口を見つけ、大好きな"穴蔵"に吸い込まれる。

食事の席には不似合いな「人体展」の話題にほぼ終始したのだが、一部の観客は「本物」とわかっているのだろうけれど、死者を悼むと言うような風情は一切なかったとか、カニバリズムに通じるものがあると感じたのが共通の見解であった。ディスカバリーで見た現代ドイツのミイラ作りと良く似ているあの標本は、うまく言えないが、自然が創造した人体の機能美を直視させると同時に"彼ら"が屍体であることを忘れさせるようだ。

ホテルに撤収して阪急大食堂とカレーライスと日本人の関係解説のような番組を見たのは覚えているが、いつの間にか寝てしまったらしい。

今日のニュースめも:なし(ネットせず)



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2002.9.8 Sun.   ちびのおべんきょー
「白露」の日の大阪は曇り空だった。のそのそ起き出した寝坊コンビはチェックアウトまでに退去後ブランチを求めて暫し梅田周辺を徘徊し、適当な店に潜り込んで腹ごしらえを済ませ、ウインドーショッピングする気力もなく大阪を後にして各々の生息地に戻ることにしたのである。

幸い空席にありつけたので目的駅までウトウト寝て過ごし、駅前をブラブラしてからバスに乗り、ぼけーっと窓の景色を眺めていたら突然パラパラ雨が降り出した。日傘しか持ってないぞ!?と頭の中で抗議している間に目がテンになりそうな降り方となった。これはやばい、母にバス停まで迎えに来て貰うべきかも知れないと考え出した頃には小降りになり、バスを降りた時には殆ど上がっていた。結局ほんの数分間のにわか雨だったらしい。

実家に着いたらまず娘が飛び出して来て、さらにちびが出迎えてくれた。そして母が言う。「あんたドコ行ってたんよ。何も言わんと。○ちゃん(娘・トイプードル)なんか夕べ3:00くらいまで玄関で待ってたんやで」。私がテーブルにどーんと置いておいた伝言を見落としていることに全く気付いてない様子である。マイッタ。

「ごはん食べて帰る!」とママに申告すべく「電話して」と言い出し、交渉し始めたちびの傍を離れて「さっきまでグスグズ言うてたんやで。あんたの顔見たらコロッと変わったけどな」と私に耳打ちする。「○ちゃんもビクビクしてたのにあんたが帰って来た途端強気になったわ」。てな具合で、買って来たパンをちびに与え、早く帰ろうと急かす娘を宥めながら暫しちびの相手になり、2日分の日記を書かねばイカンので適当に撤収した。

にわか雨の後日射しが出てきたので室内はかなり蒸し暑かったのでエアコンを付けてPBを起動し、メイルチェックと巡回してから金曜日の日記作成に取り掛かり、更新して実家に戻る。すると私の帰宅が「遅い」ちびが言い、母とチャリで迎えに出るところだった。行き違いにならなくてヨカッタと言うことにしよう。

ちびのリクエストでパスタを作り、そろそろ退散しようとしたら「花火しよ♪」と掴まり、次は「おべんきょーしたい」とちびに強請られ(←「ゆすられ」でなく「ねだられ」、一応)、平仮名で名前を書いたり数字をなぞらせてみた。そしてモノをねだるので欲しい数字を書けとイジワルしてやったのだが、ヤツの方が上手であった。彼が書いたのは「10」。いきなり2桁書いてくれよったのだ。実際には15くらいまで書いて見せたのだが、これには母と苦笑するしかなかった。

それにしても保育園児って、フツーどの程度字が書けて、数字を理解しているのだろう。と言うか、どんな風に書き方を教えるものなのだろう。今ドキのコと比べモノにはならないけれど、遙かムカシ過ぎて自分がどんな「おべんきょー」してたのか思い出せない。お手本をなぞって覚えたんだろうか。ってのは書取りだったっけ?

と言う次第でちびと遊んで、もとい、おべんきょーしてたので予定より帰宅が遅れたけどシコシコと土曜日の日記を作成して更新し、花の水遣りをしてやっと人心地がついた。が、日曜の夜だと言うことをコロッと忘れていて、またまた「世界遺産」を見逃した。

今日(と一部昨日)のニュースめも:豪、「テレポーテーション」実験に成功
うっそぉ〜偽造・捏造とちゃうのん〜。マジで本当ならスゴイことだ。←信じてない

ギモン:追悼になるのか?例え事前警告を受けても、あのやり方は想像できなかっただろうし、大惨事は防止できなかったのではなかろうか(言い換えるとあれがあったから「トンデモナイ」やり方があることがわかったと言うべきかも知れない。さすがにコレはやめたらしいが)・人間の「エゴ」の犠牲シャチではないのか?(うわ、朝日並みにサムいシャレだ)・犬は?

いやん:ぜったいイヤだこわ「友好的」やねぇ過激過ぎる...「ひぇ〜」と驚きたいが、もう慣れっこだぞカマ掘ってやれ日本ではまだ考えられない「物騒さ」だ

ふうん:ワシントンの高官は「外車」が好き(愛国心を煽ってるヒトがねぇ)・カフェインからがん治療薬?(悪役にされるコトもあるような気がするが)・エジプト末期王朝のミイラ、日本の調査団が発掘(不滅の肉体追求も考えモノだ)・良く助かったなぁ1200年めにして初めての公開か(ミイラより新しいけど)

【check:あなたの癒し系度チェック!

癒し系度75%

あなたはなかなかの「癒し系」。
どちらかというと、その「天然ボケ」な魅力で、まわりのみんなを楽しませてあげているのでしょう。
あなたといっしょにいると楽しいので、いつも仲良しの友達や恋人と、笑いながら過ごせそうです。
これから、ますますあなたのその「癒し」を磨いてくださいね。

あなたの癒し度アップアイテム:つっこみハリセン

ほのぼの度  57%
天然度  100%
なごませ度  100%
癒されない度  59%

感想:ウソっポイ。と思ってやり直したら下記になった。

癒し系度0%

あなたは全然「癒し系」ではないようです。
どちらかといえば、人を不快にさせることが多そうです。
あなたは早く、自分のその性質に気がついたほうがいいでしょう。
さもないと、まわりの人々に不幸の道を歩ませてしまうことになりかねません・・・。

あなたの癒し度アップアイテム:アイピロー

ほのぼの度  2%
天然度  58%
なごませ度  100%
癒されない度  100%

感想:当たりっポイ。カモ。



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2002.9.9 Mon.   モチェ文明/『The Mask Of Zorro』
この時期私の住処は朝日の直撃から逃れる場所がないようで、今朝も娘を抱いたまま車の陰に屈み込んで乗車した。つまり本日も朝から激晴れで、残暑が厳しい1日となる予感がする。とは言え昨夜は結構北側から涼しい空気が侵入し、思わず何か被るモノはないかと手探りしたほど"冷え"ていた。フェザーケットをたぐり寄せながら窓を閉めればヨイのだと気付いたが、起き上がる気にはならなかった。つまり睡魔の勝ち。

日曜の夜は早く寝ようと毎月曜の朝に固く決意するのだが、昨夜も結局就寝したのは25:00を軽く過ぎていた。従って朝イチから非常に眠い。未明に爆発・炎上した道頓堀の旧「中座」の火事は午前中に鎮火したようだが、時期が時期だけに、肝っ玉の座った大阪人でもさすがに周辺住民の多くは総毛立ったろう。

ボケボケと仕事しながら雑記・日記とも時間内に作成・更新し、夕陽に向かって帰宅する。相変わらず西日は強烈な眩しさだが、さすがに立秋まであと2週間ともなると、日射しの角度や熱量がかなり変わって来た。1ヶ月もすれば帰宅時間帯にはかなり薄暗くなり、すぐにライトを点灯しての帰宅となるだろう。シツコイ残暑もそれまでの辛抱だ。

月曜定番アニメを見て帰宅し、ディスカバリーで鍛えられた目にはヌルいであろうN○K自然番組はパスしてCSN1の『新・宇宙空母ギャラクティカ/地球征服』『ポネット』を気合い入れずに見ながらゴソゴソし、おもしろい番組はなさそうなので早寝しようとしたところでディスカバリーにチャンネルを合わせたのが運の尽き、日付が変わる前に就寝する目論見は見事に外れてしまった。

「古代史の探究」今夜のテーマは「悲運のピラミッド:血塗られたミステリー」である。泥煉瓦で築かれたペルー北部のピラミッドは風化による損傷が激しかったのが幸いしてスペイン人に略奪されることもなく、20世紀に発見されるまで「シパンの主」と名付けられた埋葬者は財宝とともに眠っていた。

6世紀に完成した太陽のピラミッドと月のピラミッド、そして白い山を意味するセロ・ブランコは南部に栄えたナスカとほぼ同時代のモチェ文明の象徴であったが、美しい手工芸品や金銀細工は残っているものの、その文明に関しては謎に包まれていた。しかしモチェのお伽噺とされていた壺に描かれた絵にある戦士の司祭・鳥の司祭・女司祭に該当する装束と持ち物を携えた埋葬者が発見され、またエル・プルーボから大量の遺骨が見つかり、彼らのお伽噺とされていた生贄大虐殺の図が事実だったと考えられるようになる。

モチェは谷に点在する部族の複合国家で、高貴な血筋の若者が名乗りを上げて儀式の地に集まり、文字通り決闘が行われ、敗者は喉を切られて地を抜かれ、首や手足をバラバラに切断された上に高い場所にある祭壇から投げ落とされたと判明する。

また犠牲者の骨の分析結果と陶器に描かれた絵から、モチェには食人習慣があったと推察された。だがそれは彼らの祖先への畏怖から来る信仰心の現れで、数100年に一度その地を襲う「エルニーニョ(スペイン語で神の子)」を鎮めるために生贄が捧げられたのではないかと研究者たちは考えている。と言う内容であった。事実、その一帯は大洪水に襲われた跡が残っている。

どうも見覚えがあると思ったら、以前見た「古生物病理学」と一部重複していたようだ。←ぐーぐるで検索したら自分の日記がヒットして笑ったらしい

今日のニュースめも:直径20ナノメートルの3次元銀ナノ粒子集合体の光ディスク上への均一成膜に成功
SFに近付いて来たのは医学分野だけではナイらしい。個人的には早急に星間移動ロケットやコズミック・エンジンとかを開発して一般ピープルでも深宇宙に行けるコトを熱望している。<SFの世界

見えない結末:「ブッシュの戦争」にNO 反対派がNYをデモ行進フセイン大統領愛人がビンラーディン会談を目撃

護る:「ベッキンガム宮殿」説もあり観光客の安全よりイメージ優先勝手に繁殖大衆魚の危機沈滞日本経済を彼らが救う!?ターゲットから外れているにも関わらず、いまだに「萌え」な私って...

偶然の産物?:ハート形ブドウ(残念、リンク切れ)・筋子と白子が一体のサケ

【video:マスク・オブ・ゾロ】

1821年カリフォルニアはスペインの植民地支配から解放されたが、庶民のヒーロー・ゾロに敵意を燃やしていたラファエル将軍(スチュアート・ウィルソン)はその正体をスペイン貴族ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガ(アンソニー・ホプキンス)と見抜いて彼の館を急襲した。身替わりに妻エスペランザが撃たれ、娘エレナをドン・ラファエルに奪われたディエゴは復讐を誓う。

それから20年後、ラファエロは金鉱を使ってカリフォルニアを独立させるために娘エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)を伴ってスベインから戻って来た。囚人の死に乗じて牢を抜け出したディエゴは(アントニオ・バンデラス)と出会い、"学ぶ者に師は現れる"と正体を明かして剣術を教え始める。アレハンドロはかつて兄ホアキンとゾロの危機を救ったことがあり、かつての自分のヒーローに憧れ、その愛馬トルネードとすべくゾロの仮面を付けて将軍家の厩舎に忍び込むが、エレナに見つかり、その美しさに心を奪われてしまう。

アレハンドロはおたずねものムリエッタ兄弟として賞金稼ぎジャックに掴まり、逃げる途中で兄を将軍の部下ラブ隊長(マット・レッシャー)に殺されたことを恨んでいたが、ディエゴの言った通り紳士を装って将軍と隊長に接近するのに成功する。そして将軍らの"夢"と金塊の山、鉱山とそこで酷使される人たちを見せられて憤りを覚える。

将軍への復讐を果たすべくディエゴは屋敷に単身乗り込んだが捉えられてしまう。しかし自分がラファエルでなくデ・ラ・ベガの娘と知ったエレナに助けられ、将軍らの裏取引を阻止するために鉱山に向かったゾロことアレハンドロの後を追う。

*****

私の中では「どこがセクスィ?」「カッコイイ2枚目と言うよりはせいぜい2枚目半」の烙印を押しまくっているバンデラスを見直せるかと思って観たのだが、面目躍如とはイカなかった。何せヒーローと悪役が一目瞭然、そして復讐と恋愛が絡むベタなストーリーで、ほぼ全編コメディ風味の西洋チャンバラ活劇である。それなりにはおもしろかったが、ここまでわかりやすいと萎えそうになった。

まぁスペイン人だからバンデラス@2代目ゾロはヨシとしても、どうして初代はサー・アンソニーにしたのだろう。年齢的にもかつてのアクションスターと言う点でもポール・ニューマンの方が相応しいような気がしたのだが、多分バンデラスのとても大柄とは言えない身長が問題だったのだろう。大柄サー・アンソニーなら釣り合うもんな。でも個人的にはベニチオ・デル・トロあたりで観たかった気がする。

しかし特筆すべきはキャサリン・ゼタ=ジョーンズの美しさである。こんなにキレイだったのか。もう涎モンの美しさで、剣を構える姿から彼女の美しさを見直してしまったぞ。冒頭とラストがほぼ近いパパの「子守歌」なのはマーティン・キャンベル監督の一般大衆向け/ウケ狙いセンスなのかも知れないが、とことん「ベタ」と感じたが、マイケル・ダグラス夫人の美しさに免じて許してあげよう。
(1998年アメリカ映画137分)



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2002.9.10 Tue.   チャンピオン・ストライク
寝過ごした。昨夜も結構涼しかったので泥睡したらしい。のは私だけではなかったようで、実家に戻ると母はまだ寝ていた。さすが母娘と言う、いや呆れるべきか。それでも何とか遅刻せず出社したものの、いきなりパズルにハマって仕事を忘れる。イカン、イカン!

とは言え睡眠は私の唯一のエネルギー源らしく、寝坊した分解消できたのか、本日は昨日よりかなり元気だ。私の場合、少しでも眠りが足りないとカラダやアタマは勿論、ただでさえ低い人間標準装備機能・能力が悉く低下する。そう言えば私は生まれた時から「良く寝る子」だったらしいどうやら私にとって睡眠はパワーキー、若しくはメインスイッチなのかも知れない。尤も充分補給しても全機能・能力偏差値以下なのだが。しく。

いつものように雑記更新後実家ランチに向かい、戻ってから適当におシゴトに勤しむ。それにしてもいったいいつになったらマトモに雨が降るのだろう。洗濯や布団干しには望むところと言えるけど、梅雨明け前から雨傘の出番は皆無である(多分←誇張でなく)。よくまぁこれだけ激晴れが続くもんだ。土砂降り雨がどんなものだったか忘れてしまいそうである(チョット誇張)。

午後もワリとゆっくりしたので日記作成してからビデオ記録していなかった『ゾロ』を書き留めておこうとしてネットで作品情報サーチしながら先週の記憶を必死で手繰り寄せ、何とか書き上げたのが退社時間寸前だった。帰宅後更新しようかと一瞬躊躇したけどメンドウなのでエイヤっ!とばかりに才人とテ庵に報告して帰路に着く。

しかし直帰のつもりが車に乗ってから突然気が変わり、ブックオフに向かう。オンライン注文している本の入荷が予想以上に遅れているので、ヘタすると持て余し気味の読みかけ文庫を読了してしまいそうだとアセッたのである。けどハヤカワSF文庫は殆ど棚に並んでいないし、あっても手に取るのを拒否したくなるシロモノばかりだった。メゲずに数冊購入したが、もうあの店に行くことはないだろう。行ってもムダだ。

寄り道の方向・時間が帰宅ピークに重なったらしく、ブレーキ踏みまくり運転となった。お茶とミルクを切らしたのを思い出して住処近くのディスカウントショップで補充し、部屋に寄って冷蔵庫に放り込み、ついでに水遣りして19:00前でもライトを点灯する暗さになったのを実感しながら帰宅。

今夜の「伊東家」裏技は特に私的ヒットはない。が、母が興味を示したマヨネーズのカロリー1/10マヨだけメモっておこうか。木綿豆腐半丁(サイノメ切)・お酢大さじ2・マスタード小さじ1・塩小さじ1/2を1分ほどミキサーにかけるだけ、である。色はマヨっぽかったが、味はイマイチ不安だ。あと「命のポーズで集中力アップ」も眉唾に近いし、アク取りで牛乳を泡立てて「自家製カプチーノ用ミルクフォーム」はまだ使えるかも知れないけど今回は不作っぽかった。

そして帰宅後明日で"世界が変わった日"から丸1年と言うことで、去年の自分の日記を読み返してみた。雑記はまだ常体で不定期更新だったが、それでも触れずにはいられなかったらしく、あの衝撃直後のことを書いていた。当初から小藪に批判的だったのと、犠牲者への哀悼を述べていないのが目に止まった。敢えて書かなかったのだろう。「安らかに眠れるわけがない」。今もそう思う。

私が「明日平均株価は1万円を割るだろう」と予想したあの日の一行コメントは追悼一色だったらしい。確かにあの日世界が震撼し、一転した。でもそれは小藪が掲げる正義であり、文明「世界」の常識が覆されただけで、元々「世界はひとつではない」ことが明らかになっただけ、と思える。そしてこの「聖戦」は終わりそうにない。

小藪こそ平和の機会の破壊者であり、最悪のテロリストだと思う。今度の作戦名は王者の一撃らしいが(相変わらず悪趣味)、ヤりたいならフセインとタイマンでヤれ。

当日は地球規模で追悼・特番一色だろう。でも1.17が来る度に「忘れたい」のに震災報道を突き付けられ、悲しみと悔しさで胸を剔られる思いをしている被災者/遺族がいるのだから、テロ被害者や遺族の中にも「そっとしておいて欲しい」と思っている人がいると思う。大義名分の前では個人の意志など踏み躙られるものだろうが。例えそれが「世界の警察」、「人権を尊重する」「最高の民主主義国家」でも。

今日のニュースめも:H2Aロケット打ち上げ成功
良かった良かった、また落ちるかとヒヤヒヤしたぞ(←おい)。それにしてもこのロケットに自衛隊機、更に国産旅客機開発計画も全て◆◆◆がカラんでいるんだよな。軍事産業に繋がる飛行物体は4輪車リコール隠し(拒否?)したのと同系◆◆◆押さえているらしい。政府・自衛隊内部に相当深入りしていると見た。

動物:ケイコの越冬処置(フィヨルドが凍結して閉じ込められたらやばいよな)・ポチはなんと言ってる?←誰かくりさんに教えてあげてクダサイ(大きなお世話)・指28本のネコギネス申請へ(MyTownUSAの方が早かったぞ>CNN)・親子ザル、実験室で捕獲(暴れたわりにショックで死ぬほど小心モノだったのか)

オヤジ:“バイアグラ”オヤジ正真正銘<体型も・でっど・おあ・あらいぶ15歳90Gカップでスクール水着(けど顔はおばはん)

いろいろ:上海ファッション事情(大らかと言うべきか)・子どもが独立するまで親は楽できない(いつまでも独立しない/できない子どもが増えていると思うのだが、その親は楽になれないってコトだな)・ベレー帽かぶった「自由の女神」(この程度の「テロ」ならまだ許せるが)・書道ロボット世界遺産・白神山地に「幻の湖」は美しいが、それ目当ての登山者がブナ原生林脅かす植物を運ぶのだとか

【fortune:あなたってゾンビなの??

忍者ゾンビ

秘密好きなあなた。
秘密ってことも秘密にしないと、正体がばれますよ。
世の中きびしいですね!
「極秘でござる〜」

感想:当たってるかも。<秘密好き



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遅ればせながら
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グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
2002.9.11 Wed.   NY911
当事者でなくても「特別な日」感のある911は去年同様、昨日の続きの平凡な1日のように始まった。しかしTVは朝から「1周年一色」の様相を呈しており、現地は昨夜のはずなのに"グラウンド・ゼロ"から実況中継している。朝から重苦しい雰囲気で「あの日のあの時間」へと時が流れて行く。

どこも殆ど「1年」特集が目に付くニュースサイトを巡回していて、ふと朝刊に掲載されていたNY人による911考察関連記事が頭を過ぎった。アメリカ国内でもNYは特殊な街で、正に世界の縮図そのままに色んな人種・民族・信仰が混在し、その上で一種の共通意識体を形成しており、アメリカ国内でありながらアメリカに属していない、観念的には立派な独立自治体であるらしい。

彼らは「自分たちの街」に起きた悲劇を足掛かりに暴走する小藪には批判的で、中には「アメリカはニューヨークから出て行け」とか「アメリカから独立しよう」と言う強硬な意見も出ているそうで、つまりワシントンに少なからず反撥を感じていて、どちらかと言うと「反米」っぽいようである。そんな人があの街を作り、愛し、住んでいる。

ならばヨソモノたちによる"盛大なセレモニー"には閉口してるに違いない。彼らの誇りであるエネルギッシュで危険な街ニューヨークが"爆心地"となり、悲劇の発祥地として報じられるのはどんな気分だろう。辛い、悔しい、悲しい。どんな言葉でも表現できないと思う。それはテロ撲滅を掲げた最先端の文明兵器によって、日常生活を破壊されているアフガンの人も似たような気持ちだろう。「交通事故でも国から補償が出るのに、アメリカは私の家族を殺して何もしてくれない」。誤爆で身内を失った女性の叫びを思い出す。

そして相変わらず残暑にまみれ、ボケボケとシゴトをし、雑記と日記を作成・更新して義務から解放され、実家に戻って夜ごはんとお風呂を済ませ、「あの時」に向かって淡々と時間が過ぎる。昨年の日記を読み返した私の頭の中では既にプレイバックが始まり、追悼"演出"報道特番など見るものかと決意していたのに、ついつい世界同時公開・日本独占放送 0911 カメラはビルの中にいたと言う、ワケのワカランタイトルの番組を見てしまった。

ギデオンとジュールのノーデ兄弟はNY消防署に配属された見習い消防士トニーの密着取材中にテロに遭遇し、偶然WTCファーストアタックの歴史的映像をカメラに収め、更に直後のビル内外の撮影していた、と言うものだが、フラッシュバックしそうなので箇条書きにしておこう。
・タワー1(北棟)内部の異常音が耳を離れない(消防士たちは一生忘れないだろう)
・「その時乗客・客室乗務員と家族たちは」再現ビデオは上出来(泣かされた)
・セレモニーに合わせた番組進行に閉口
・ペンタゴンは殆ど触れられず(ナゼ?)
・自爆テロの「被害者」側のみの構成に辟易(アフガンだって被害者だろうに、日本のマスコミはアメリカ寄り取材・報道しかようせんのか、テロリスト側の言い分は無視・却下かい)
・ナビゲーター"世界の北野武"は不要
・後のニュース番組まで引っ張られたのが更にムカツいた

CM中に見たディスカバリー&BBC;による特番はイスラム側も取材していた。こっちを見るべきだった。「世界同時公開」なのに「日本独占」にダマされた。所詮極東の島国ゆえ、"グローバルな視点"からの報道など100年経っても期待すべきではナイ、のだろう。「世界」は遠く、狭い。そして一つではない。

TV画面から目が離せなかったあの夜から1年が過ぎた。他人の板でNY在住者の安否を気遣ったあの夜から。

今日のニュースめも:不審船内に小型船1隻を発見
会談1週間前に引き揚げたのは偶然なのか?しかしこれが北の船と断定できても強硬な態度には出られないだろうな。<弱腰ニッポン

いろいろ:プラスチック製でも「紙幣」?・スティーヴンの娘もキレイけどミック・ジャガーの娘も相当なモノ約270万円でも赤ちゃんの性別を選びたい人はいるだろう・ジュゴンは発見されずだから基地建設GO!ってか?・男はバイアグラ、女はボツリヌス毒素…って、ビョーキみたい

まかー:2003年よりすべてのMacにおいてMac OS Xのみを起動OSにとは、買い換えは2003年以降に、ってことね。

【check:あなたの希少価値チェック!

あなたの希少価値は?

希少価値度80%

あなたの希少価値はかなり高め。
そんじょそこらにはちょっといないり【国宝級クラス】といったところです。
あなたのそのレアな存在を守るためには、これからも長いものに巻かれずに、独自の思想で独特の道を歩んでいってください。
人に嫌われても気にする必要はありません。
それでこそ、あなたの希少価値がますます高まるのですから・・・。

あなたの希少価値アップアイテム:なめんなよ写真集

レッドデータ度  79%
人間国宝度  100%
クラスの人気者度  59%
凡人度  31%

感想:な、なつかしい...<「なめんなよ」



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2002.9.12 Thu.   チーズ月見バーガー/因縁/『Avalon』
二度寝して母の携帯コールで起床。本日も朝から晴れ。もう太陽は見飽きた。土砂降りが見たい。雷雨が見たい。当地域は平年の1/4程度の降雨量しかないらしいので、日射量が足りない地方には不謹慎な願いかも知れないが、真剣に雨乞いしたくなるのは当然だろう。寝起きには眩し過ぎる朝陽を恨めしく見上げ、実家経由で会社に向かう。

本日はかなりヒマ。適当にアレコレ片付けつつ雑記作成に取り掛かる。敢えて触れるのは止そうと考えていたのだが、やはり"911"に絡まずにいられなかった。更新後久々にまくどに行く。さすがにガッコが始まってから昼間はガキ客が少なくなった。コーヒーが「準備中」らしく数分掛かると言うのでハンバーガーもアトにしてくれと頼んで代金を払い、番号札みたいなのを貰って席に着き、文庫を取り出した。

間もなく店員が配達してくれたのだけど、私の注文したチーズ月見バーガーではなかったのでコーヒーだけ置いて店員は立ち去り、今度はチーズ月見バーガーを持って現れたのだが、「あの、お客様のオーダーは月見バーガーだったんです」と言う。へっ?と思ってトレイに載せたままのレシートを見ると、確かにツキミバーガーとなっている。少々狼狽えて「チーズ月見バーガー注文したつもりなんやけど」と弁護すると「こちらをどうぞ」と差し出され、差額は請求されなかった。つまり私はまくどで30円値切ってしまったらしい。すばらしい。

午後もダラダラ過ごす。不本意ながら"911"ネタ日記になったので開き直ってそのまんまのタイトルを付けて更新。ニュースサイトの速報・迷子アザラシが現れたに呆れる。本来の生息地に戻るには北上しなければいかんのに、カレは南下しているではないか。相当バカなのか、方向音痴である(←野生としては/のくせに、と言う意味)。しかしそれを見に行くバカの方がもっと多いようなので、横浜駅周辺は3連休中大混雑となるだろう。やや雲が出てきた空を見上げつつ実家に直帰。

帰宅してメイルチェックしたらプロバからメイル障害報告が届いていた。道理で今朝会社アドレスに送信したはずのメイルが見当たらなかったはずである。誰かに間違って送信したのかと思い切り焦ったぞ。やれやれ。

その後花鉢の水遣りをサボってビデオを見ていたら雨が降って来た。望むところだ、どっさり降ってくれ。でも本当は私の嫌いな直射日光を遮って昼間に降って欲しかった。

今日のニュースめも:大量破壊兵器で市民社会を脅かすことは許さない=米大統領演説
「最終兵器使用も辞さず」と言ったのは誰?他国なら良いのか?つーよりイラク/フセインに拘るのは湾岸戦争のリベンジではないのか?因縁トリオだし
当時の大統領は小藪の父・チェイニー国防長官(現副大統領)・パウエル統合参謀本部議長(現国務長官)

911関連:タリバンのオマル師は生きている=アフガン大統領(ビン・ラディンは?)世界貿易センタービル内部映像が高視聴率(番組の満足度も調査してくれ<視聴率と正比例ではナイはず)・同時テロ1周年に便乗したウイルスが登場(やぱし)NYテロ、生きているのに「犠牲者」に(石碑だっけ、あれにも名前が刻まれていたりして)・対テロ共同戦線を強調、日本をトップに 米大統領寄稿(事務方のミスで日本が抜けていても許したのに)

サイエンス関連:「地球の温暖化」解決につながる!? 二酸化炭素を海底に封じ込める案が浮上(海はヒトのゴミ箱かい!<核廃棄物も海底に埋めているのでは?)・クヮンソウ、食べることで熟睡時間1.5倍(熟睡すれば短時間睡眠で済み、生産力が向上も期待できるとか?)・イネも観賞の時代?(粒付きススキと思えば←おい)・畑の雑草を見分ける自動除草マシン(薬剤散布よりはマシだな)・クローンは遺伝子異常多発(関連記事:研究報告「クローンには、ほぼ確に異常が発生する)

いろいろ:観光ブドウ園でヤギが人気者(ついでに山羊乳チーズも作れば?)・巻き貝の中に「大エメラルド」 難破船の財宝か?(いいなー)・高層ビル脱出用に落下傘(横移動も必要だと思う)・「猿の惑星」のジーラ博士死去(コーネリアスは?)・アポロ月着陸は作り話? 元飛行士、映画製作者を殴る(ロマンを汚すなよ)・宇宙飛行士が見た地球の夜明け(早く誰でも見られるようになってクレ)

【video:アヴァロン】

近未来、若者たちは非合法集団の群と無数のゲームフリークスを出現させ、未帰還者と呼ばれる廃人を生み出す危険な仮想戦闘ゲームに熱中していた。この呪われたゲーム"アヴァロン"に1人のパーティーを組まない孤高の女戦士アッシュ(マウゴジャータ・フォレムニャック)がいた。そこへかつて無敵を謳われ、謎の解散をした無敵のパーティー"ウィザード"の"ファイター(戦士)"だった彼女を挑発するかのようにその最強ソロプレイヤーのプレイを模倣し、クラスAをクリアする者が現れた。

"ビショップ(司教)"と呼ばれるその男のデータは存在せず、アッシュはゲームマスター(ヴァディスワフ・コヴァルスキ)に訊ねたが、逆に他のプレイヤーに接触しないのがソロプレイヤーだろうと追求される始末だった。そんな時、かつての仲間"シーフ(盗賊)"スタンナ(バルテック・シヴィデルスキ)と出会い、クラスAの隠れキャラとリセット不能の幻のフィールド情報を得る。その"ゴースト(幽霊)"が、スペシャルAことSAのゲートで、そこへアクセスした彼らのリーダーマーフィー(イエジ・グデイコ)が"ロスト(未帰還)"したことを知る。

彼女はニュートラルキャラクターに関する情報検索中に九姉妹、つまり妖精の島アヴァロンの支配者"モルガン・ル・フェ"からのメッセージを受け取る。呼び出された廃虚C66でアッシュはリセットされ、本物の肉と野菜を買って家に戻ると愛犬が行方不明になっていた。

再びスタンナが現れ、ゴーストを倒す条件はレベル12以上の"ハイビショップ(高位聖職者)"と聞いたアッシュを正にそのビショップが訪ねて来る。彼女はパーティーを組むことを提案し、深夜アヴァロンにアクセスする。そして彼女は幻のフィールドClass Realに到達するが、コンプリートの条件は未帰還者を始末することと申し渡され、ゲームクリエイターたちの頭脳と技術が結集したクラス・リアルに一人取り残される。

*****

ロケ地ポーランドとセピア画面、そしてクラシカルな音楽が何とも陰鬱で不思議な雰囲気を醸し出しているので、これが日本映画と言われても俄には信じ難いものがある。私はゲーマーではないのでまるで知らないのだけど、監督の押井守はデジタル・クリエイター界(?)では知られた存在らしい。難解アニメとも言うらしいが。

とにかく全編デジタル処理されたのであろう、素晴らしく美しい画面である。特に"本物の食べ物"だけが鮮やかな色で再現されていて、とても生々しい。ポーランド語らしい台詞はまるでわからなくても、アッシュらの日常生活やその社会がどんなものかは充分に察せられる。そして現実味がない。最後の「クラス・リアル」が通常彩色になるのは現実以上の現実、それ故幻の仮想空間と言うことなのかも知れないが、ともかく不思議なイメージの作品であった。

余談だが、最近アニメのドラマ化が流行っているのと同様に、ゲームの映画化もやたら増えたように思う。本作はその先陣を切った作品と言えるのかも知れない。同じ対戦型でも『トゥームレイダー』とは随分違うが。
(2000年日本映画106分)



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2002.9.13 Fri.   スパム/「The Left Hand Of Darkness/Ursula K. Le Guin」
13日の金曜日、昨夜の雨は路上にほんの少し名残りを留めているだけで、せめて曇ることを望んでいた私を嘲笑うかのように、ジェイソンの代わりに太陽が顔を出していた。要するに残暑は続く。嗚呼。

3連休前だけどシゴトはかなり優雅な状態だったので、来週の予定を考えながら殆どサボって過ごす。雑記を書いて更新し、思い付いてサポートにメイルしたため日記作成がギリギリになって少々焦ったが、何とか時間内に更新して退社時間を迎える。ビデオ屋に寄って物色するがピンと来るものがなく、結局1時間近く悩んだ末に4本選んで実家に戻る。

今夜はプロ野球中継のため大好きな「ぐるナイ」がナイ。あれこれ雑用してから帰宅し、マイニッキを開くと日記タイトルに関する才人運営報告が目に止まり、ついでに問題の"アダルト"カテゴリーリストにアクセスしたところ、マジで開いた口が塞がらなかった。

見事なまでのソレっぽいタイトルやコメントが並んでいる。ビデオ屋でAVコーナーに入ったことはないけれど、しょっちゅうダマされるソフトポルノ系(?)ビデオそっくりである。リストでこんなタイトルに挟まれていた日には情けなくて空更新したくなりそうなレベルに思い切り呆れたのだが、それでも私がついレンタルしてしまうように、クリックするバカ/スケベはどっさりいるのだろう。質の良いエロスも含まれていると思うけど、リストにアクセスする気が失せるほど「如何にも」であった。

呆れ果ててからwebメイルをチェックしたら、このところ毎日数通届く同タイトルのスパムに関する苦情を入れた某プロバイダ管理人から返信が来ていた。既に多数のクレームが届き、ユーザーに警告済みとのことで、なかなか素早い対応に好感を持ったのだけど、他のアドレスに代わっただけで、相変わらず迷惑メイルは数通送り付けられて来るのであった。シツコイっつーの。

しかし海外でもこのようなスパムにムカツいているユーザーは相当いるようで、スパムを放送するサイトがあると知り、大笑いした。そのうち日本でも登場しそうな気がする。スパムがウイルス付きだったら笑っている場合ではないけれど、中には相当ヘタレもあるだろうから(私はタイトルと発信人を見る程度で、まず開かない)、こうして晒しものにしてやれば、撤退する小心者もいるだろう。ってので「スパム晒し」サイト登場を期待することにしよう。

オーダーしていた本がやっと届くらしい。待ちくたびれて未読のあるうちにブックオフで買ったのに、と抗議したい気もしたけれど、取り敢えず手持ちを片付けるのが先だと思い直して読みかけ文庫を読了。チトしんどかったのは女性作家作品だったからだろうか。←言い訳

今日のニュースめも:ハッブル望遠鏡が撮影 宇宙に咲いたバラの花
2010年以降にはもっと驚くべき宇宙の姿を知ることができると思うとワクワクする。待ち遠しいなぁ。

タマちゃん:タマちゃん、お腹減った?横浜の市場近くに「顔」出す(餌付けしようとするバカ続出の予感)・タマちゃん、ゴミで方向感覚失った?(自力で本来の棲息地に帰れるんかねぇ?)・タマちゃん報道冷静に(特に「とくダネ!」女性リポーターに通達してくれ<あっ、ほらタマちゃんですよ、ぼくたち静かに見守りましょうね、カメラさん寄って下さい、ほらタマちゃん、早くお上がんなさい←どこかに"上陸"しようとしていた時の実況←うるさいのはテメーだ)

海外:末息子のお気に入りは「チキチキバンバン」――ブレア首相、家族生活を披露(「パパ」してると言いたいわけね)・国の国民的音楽番組、放送2000回突破へ(これがあのピーター・ガブリエル!?)・女子高生の服装取り締まりを強化 CA(チャパツやガングロはいないんだろうなぁ)・イタリア警察、アルカイダと見られるパキスタン人15人を逮捕(護送先はメリケンか?)・アニータさんにちなみ「ゲイシャワイン」 チリ(呆れてリアクションできない)

国内:「シールはがき」利用の詐欺にご注意(色々考えるなぁ)・浜北人は1万4千年前、旧石器人と確定 骨を直接測定(良く残ったなぁ)・富士通HDDに不良品、他社にも影響(どうりでこのところキムタクCMを見ないわけだ)・永平寺で帝釈天描いた李朝仏画見つかる(きれいだなぁ)

科学技術(?):ウイルスで乳がん治療へ(役に立つウイルスもいる)・パンダにバイアグラ(絶句)

【book:闇の左手/アーシュラ・K・ル・グィン】

「光は暗闇の左手(ゆんで)
 暗闇は光の右手(めて)。
 二つはひとつ、生と死と、
 ともに横たわり、
 さながらにケメルの伴侶、
 さながらに合わせし双手、
 さながらに因−果のごと。」 −トルメルの歌−

ゲンリー・アイが83の惑星と3000の国家を擁する人類同盟エクーメンの使節として惑星<冬>ことゲセンに派遣されて2年経ったが、未だ到着したカルハイド王国の王アルガーベン15世との謁見を許されず、首都エルヘンラングで専らケルム国エストレの領主であり、王の耳と呼ばれる執政者のセレム・ハルス・レム・イル・エストラーベンに加盟を説く程度に留まっていた。

かつてこの惑星にやって来たハイン人は人間の遺伝子操作に着手したが極寒の環境に変化する頃実験を放棄し、植民者だけが残された。彼らは両性具有で、月の周期に合わせてソメル(不活性期)とケメル(発情期)の性サイクルがあり、そのためか戦争と言う言葉すらなかった。

アイが王に謁見することになった日、エストラーベン卿は野心家チベの策略で叛逆者としてカルハイドを追放され、辛うじて隣国オルゴレイン共生国に逃れた。一方アイはハンダラ教徒のとりでオセルホルドで織り人ファクスから「5年以内にゲセンはエクーメンに加盟する」と言う予言を得たが、チベの脅威を感じてオルゴレインに出国し、首都ミシュノリで"最も信頼できない"エストラーベンと再会する。

しかしアイに好意的に見えたオルゴレインの33人委員会は彼を逮捕し、極北の地にあるプレフェン更正施設に収容を命じた。だが彼とエクーメンを信じるエストラーベンがアイを救出し、2人はカルハイドへ戻る旅に出ることになった。ドレメゴーレとドルムネルの活火山の間に拡がるゴブラン氷原を越える約800マイル、最終行程81日間の異星人同士2人だけの、過酷な旅に。

*****

本作は1969年に発表され、女性作家として初めて長編部門のヒューゴー賞とネピュラ賞を受賞したそうである。が、アタマの鈍い私は地理と人間関係がなかなか理解できず、さらに伝承としての「ファンタジー」部分が挿入されているもあって、前半はかなり手間取ってしまった(女性作家とファンタジーはあまり得意ではないのだ)。しかし後半のやや冒険談部分になると俄然脳内映像化能力が発揮され、すいすい読み進んだ。

興味深いのは両性具有ゲセンの性サイクルと社会性である。このあたりは何となく女性ならではの発想と思えるのだが(偏見とも言う)、アシモフの「ファウンデーションと地球」で登場したソラリア人とは背景が違うので比べられないのだが、何となく「違うなぁ」と感じた私は別にフェミニズムを否定する気は更々ないのだけど、男脳なのだろうかと考えてしまう。

根底に二元論がテーマとなっているように、人類とゲセン人、アイとエストラーベン、カルハイドとオルゴレイン、ハンダラ教とヨメシュ教と言うように、少なからず比較対象されている。勿論陰(イン)と陽(ヤン)は表裏一体で、どちらが正しいとか悪ではない。男と女を同時に持つことがどのような思考形成に繋がるのかはわからないが、ゲセンには貞子はいないようである(違)。

非常に興味深いテーマではあるけれど、私的にはチト展開に不満が残る作品と言えそうである。もっと長い方が伝わるような気がする。関係ないが、タイトルを見て「光と闇の姉妹/ジェイン・ヨーレン」を連想した。これは私的にはかなりおもしろいファンタジーだったと記憶している。
(ハヤカワ文庫)



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2002.9.14 Sat.   結婚報告に驚く/『Blow』
一度目が覚めた時に鼻が詰まり、肩が凝っているのに気付き、何となく風邪気味だ、寝ようと考え(たどうかは不明)、お昼前に娘の「くぅん」&ぺろぺろ攻撃で起こされるまで爆睡。曇りがちのお天気のせいもあるのか、どうも頭が重い。こんな日は大人しく過ごすに限る。

と言うので実家でブランチを摂って帰宅するなりネットを徘徊する。が、この3連休中に何かしなくてはっ!と思い立ち、玄関をターゲットとする。つか、さっさとヤッつけろよ>私。である。何せ壁紙貼りの下地張り途中で放置したままで、正直言ってかなり見苦しい状態なのだ。つーのでベニヤ板をきこきこカットする。しかし1枚で挫折し、娘と夕寝。一体いつになったら片付くのだろう。

ウトウトしかけて間もなくシゴトでミスする夢を見た。と言うか、忘れているような気がして飛び起き、それは1週間前が期限のやつで処理済みだと思い出すまで暫しパニックに陥った。こんな混乱をすると言うのは、やはり体調がよろしくないのだろう。気分直しに花の水遣りをして実家に戻る。

ロクなTV番組もないのでさっさと帰宅し、オンエア中の『グリーン・マイル』はあの死刑執行シーンがどうも苦手で(想像力過多でニオイまで再現しそうになる)、ついでに「ふしぎ発見!」のことも忘れてCATVを流しながら日記を作成・更新する。

webで交流があるだけでお会いしたことはない方の突然の結婚報告に驚いた。と言うより「いつの間に...」が本音だけど、良く考えたら先日大阪に舞い戻った某御仁も東京−大阪ブーメラン生活が東京赴任と成り、更新をサボっていると思ったら結婚されていたわけで、これまた「いつの間に...」のクチであった。どいつもこいつも「深く静かに潜行」しよってからに。くそ、うらやましいぞ。

とは言え、私もweb日記に私生活の全てを暴露しているわけではない。つーよりそんな色っぽい・浮ついた話題がナイのである。嗚呼、悲しい。つーか、これで良いのか?>私。などと嘆いている間に、去年の今頃「新居オフ」に押し掛けて醜態を晒し、迷惑かけまくった御仁も「深く静かに潜行」されているやも知れぬ。「いつの間に...」第3弾となる前に是非もう一度お邪魔したいものである。←懲りてない

今日のニュースめも:新しく見つかった地球の月はアポロ計画のロケットか?
月の他に自然衛星Cruithne(小惑星3753)があるなんてオドロキ。知らなかったなぁ。月と言えば民間初、米企業が月面探査へ来年6月に打ち上げるそうである。本来は何の会社なんだろう。

動物:サルはどうして数が分かる? 米チームが新説(まぁヒトのDNAと殆ど同じなのだから思考回路も近いのではないだろうか。尤もこんな無法猿もいるらしいが)・ゴミあさり犬、ガスコンロつけ火事起こす(困ったちゃん)

国内:ビックリ! 発掘現場から“燃える岩”(見てみたい)・イタメシの次はスペイン料理――伝統料理が受け静かなブーム(パエリアしか思い浮かばない)・愛知の会社員になりすましNASAにハッカー行為(私もCATVモデムは繋ぎっ放しだぞ)・張り込み62歳女性、カニ泥棒捕まえた(執念やな)・「研究」より「教える」大学、重点助成へ(読み書きからか?<日本語の)

海外:「強い」女性は、男の子を産む確率が高い!?(ってことは私は娘持ちになってたカモ←おい)・マリフアナ合法問う住民投票実施 米ネバダ州が11月(非合法ゆえ飛び付いているバカは多いと思う)・「悪魔通り」は不適切? 名称変更要求 CA(カッコエエやん←不謹慎)・サウジ国王、消費税8億円踏み倒す スイス紙報道(それでも庶民とは桁違い)・デ・ニーロが脚本募集、科学技術物で優秀作は製作へ(日本語はダメ?)

【video:ブロウ】

マサチューセッツのウェイスマスで母(レイチェル・グリフィス)に生活苦を責め立てられながらあくせく働く父(レイ・リオッタ)を見て育った少年は1968年親友トゥナ(イーサン・ラブリー)とカリフォルニアに移り住んだ。後にドラッグ・マーケットをほぼ独占し、アメリカの裏社会のキングに君臨したジョージ・ユング(ジョニー・デップ)はポット(マリファナ)元締めデレック・フォーリール(ポール・ルーベンス)と組んでビーチでグラス(マリファナを独占し、"ボストン・ジョージ"と呼ばれるようになった。

そしてスチュワーデスの恋人バーバラ(フランカ・ポテンテ)を運び人にして東部へと市場を開拓し、さらに翌年には小型飛行機でメキシコ産マリファナを安く大量に手に入れることを思い付き、1970年にはアカプルコに豪邸を購入した。しかしその頃からバーバラの体調に異変が起り、1972年300kgのマリファナ不法所持で逮捕されたジョージが服役中に死んでしまう。そして保釈中に逃亡した彼は生家に寄り、母の通報で再び投獄される。

だが同房のディエゴ(ジョルディ・モリャ)からコカインの市場性を教えられ、1976年釈放されるや否やコロンビア産コカインの運び屋を始め、やがて組織(カルテル)の頂点に立つ麻薬王パブロ・エスコバルの信任を得て1980年代にはアメリカ市場の80%以上を占めるまでになった。そしてマーサ(ペネロペ・クルス)と結婚し、西海岸の征服者として6000万ドルを稼いで全盛を極めたが、娘クリスティーナ誕生前後から少しずつ歯車が狂い始めたのだった。

*****

本作は栄華を極めた果てに母・妻・仲間の密告によって逮捕され、現在も服役中の囚人番号ジョージ・ユングの実話を基にした映画である。彼の売人としてのサクセス・ストーリーは正にブロウ(ドラッグ)が与える刺激と"ハイ"な気分を追い求める中毒者そのものと言えるだろう。事実はともかく、彼は「良い暮らし」「贅沢な生活」、そして幸せと平和が満ち足りた家庭を望んで"堕ちて"行き、最後に望んだ"ハート"をも失った、愚かで哀しい人生である。

舞台はバブル期前からその全盛期と言うことで、衣装や音楽も60年代から80年代まで懐かしさを覚える演出となっているが、何より若さ溢れる20代から疲れた中年オヤジまで見事に老けて行くジョニー・デップが時代を象徴している。恋人と妻もなかなか対照的で好演しているが、彼の熱演振りを前にすると所詮引立て役に過ぎない。とは言え、金髪やモミアゲ、出っ腹のデップは見たくなかった。似合ってない。

作品そのものは私はさして興味を持てなかったのだが、父と息子、父と娘の愛情を描いたヒューマン・ドラマでもあると思う。父の言葉は名言かも知れない。が、一度くらい"景気のいい時"を実感してみたいと切に思う。
「人生なんてこんなものさ
 景気のいい時もあれば最悪の時だってある
 それでも生きていかないと
 金なんて幻だよ
 大事そうに見えるだけだ」
(2001年アメリカ映画123分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.9.15 Sun.   ケイロウノヒ/『Nasty Hunter』
本日は固定でなく変動制案が出た時に「ないがしろにしている!」とか何とか文句・お叱りが殺到したと言う曰く付きの「敬老の日」である。どう考えても変動制にした方が孫や子が寄り付きやすくなると思うのだが、断固拒否するあたりが頑固ジジイどもの可愛げの無さを象徴していると言うか、だから敬われない「老人の非」或いは「軽老の日」になった気がするのは私だけだろうか。

しかし5.4人に1人が65歳以上の現実を突き付けられ、自分がジジババと呼ばれる頃はどれほどジジババが溢れているのだろうと想像すると鬱になる。老いが尊いと崇められたのは寿命が短い時代のことなのだし、100歳以上が17,934人の時代に年寄りを敬えと言うのもチト難しいのではなかろうか。矍鑠なんて形容を超えた元気の良いジジババなんて珍しくないし、若いモンの方がよほど気力・体力が劣っていると思える。

と言う訳で、ジジババの元気さに負けている私はお昼近くまで惰眠を貪っていたのである。って、単に怠けモノなだけか。それはともかく、雲の多いお天気である。涼しさは扇風機ナシでOK程度、まだ長袖でなく、半袖で十分である。やはりまだ秋より夏に近い感じ。

それでも真夏の暑さではないので実家から帰宅後ちょっとだけ玄関改造に着手してみた。1面半ほどやってみたところ、思い通りにはなってないけど、それでも薄汚れた木枠色と白ペンキが剥がれかけた土壁よりはマシになった。と思う。どうせ仮の宿、自己満足で良いのだ。と、自分に言い聞かせる。←手抜きの言い訳

実家で夜ごはん後部屋に戻って暫くぐだぐだしてからやっと日記作成に取り掛かる。どうも休日はダラダラ生活と性格のせいと思うが、やたら作成に時間が掛かる上に更新時間が遅くなる。コンスタントに毎日同じような時間にアップされている方を尊敬してしまう。

などとほざきながら反省の色もなく、「地球号」「世界遺産」が終わってからビデオを見て夜更かしする。さぞ私は可愛げのないマイペースばばあになることだろう。B型祖父@ゴーインにマイウエイ直系の面目躍如と言うべきか。

今日のニュースめも:南京の食中毒事件、飲食店店長の身柄を拘束
殆どTVを見ていないのもあるだろうが、毒物混入の疑いとか死者100人以上の可能性もと言うワリに報道されていないような気がする。テロではないだろうけど、カレー事件や雪印並みに騒がれて然るべきと思うのだが。

イラクお仕置き関連:英政府、「アル・カーイダ訓練にイラク関与」公表へ(何でそんなに引っ張るの?)・米大統領がイラクに圧力高める、軍事行動懸念の声も(誰も小薮の暴走を止められないのか)・山崎幹事長「国連決議あれば日本も行動とれる」(決議なくても反対できるはずだが)・イスラエル軍参謀総長「イラクによる攻撃に備えている」(この危機はわざと見落とされているのだろうか)

動物関連:花の都の蜜は甘いぞ オペラ座のミツバチ、パリを飛ぶ(何となくナットク)・存続できるかイルカ療法 合併の余波で見通し暗く(実は観光客興しではないのか?)・南下するタマちゃん、専門家は「海流」「迷子」(だろう)

【video:スネーク・ターミネーター 蛇女は二度死ぬ】

体内に蛇を潜ませた魔性の女が男に蛇を奪われ、100年後曾孫に報いがあると言い残して海に去った。その"南海の女王"伝説を研究している人類学者タニアは女王の秘密が書かれていると言う呪いの本を手に入れ、魔力を持つ短剣を求めて海に出る。

伝説を信じる漁師たちを説得して女王の島があったと思われる海域でタニアが潜水中に大波が船を襲い、彼女自身はどこかに捕えられ、体内に蛇が侵入する。イリアスと言う男に魔力を奪われた女王が蘇ったのである。

岸に上がった彼女は次々に男を殺し、彼女の魔力を取り戻すため、ライヴハウスでイリアスの曾孫に当たるスターのエリカを襲撃する。そこに居合わせた刑事マックスはエリカを連れて逃げ回るが、女はどれだけ銃弾を受けても死なず、ついにはモニカを匿った警察本部まで車で押し入り、次々に警官や応援に駆付けた兵士たちを皆殺しにして行く。そしてイリアスの命を受け、短剣を護って来たモニカの叔父も彼女に殺されてしまう。

*****

いやもう、マジで笑ってしまうほどぶっ飛んだ作品である。男を誘惑しては行為中に蛇がイチモツを噛み切り、銃火器でバンバン大量殺戮をヤりまくる不死身の"蛇"オンナ。配役がわからないのだが、彼女の初々しさの残る乳房が非常に魅力的で、冒頭に出て来た"南海の女王"や"スター・エリカ"などメではなかった。って、そこしか見てないんかと言われたら「そうだ」としか答えられないのだが。

とにかく景気良くヤられるのである。しかも相手は傷付いても眼球を取り出して洗えばアラ元通り、ってな具合の不死身振りと来る。何やら目から光線まで出せるのだから武器を持つ必要があるのかとツッコミたくもなるけれど、そんなことはお構いナシ。男共がこれでもかと言わんばかりに殺されて行くのはそれなりに爽快である。

おまけにラストはゾンビまがいの姿に成り果てるのだが、それでも曾孫を追う執念は正に蛇そのものである(違)。しかしやはり「愛と正義は勝つ」わけで、最後の最後までとことんC級に徹している本作は、ある意味「さすがインドネシア」と言えるだろう。原作は「南海の女王伝説」らしきタイトルの小説らしいが、いやはや邦題のセンスともども、なかなか笑える作品であった。ホラーなんだけどね。
(1987年インドネシア映画82分)



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2002.9.16 Mon.   匠の技/『Memento』
今朝も涼しくて娘ともども快眠してたらしく、目が覚めたのは3日連続お昼前であった。暑くて寝ていられなかった夏の間に蓄積された睡眠不足を解消するに相応しい気候になったけど、いくら何でも10:00くらいには起きないと1日が短くてしようがない。こんな時間から行動開始すると、お昼寝するヒマがナイではないか。←まだ寝るつもりか

実家でブランチ後少し大回りして資源ゴミ捨て&買い物経由で帰宅し、暫しネットをウロついてから昨日の続きの下準備に取り掛かり、何とか1面半終了と言うところまで漕ぎ着けた。しかし貼り方は手抜きもイイトコで、ちっとも美しくナイ。以前よりマシと言うだけである。長く住むつもりならもう少し気合いも入るだろうが、はっきり言って出来るだけ早く出て行きたいと願っているので、ついついシメが甘くなる。いかんなぁ。

たまにしか見られないのだけど、私は日曜日の「大改造!!劇的ビフォーアフター」が結構気に入っていて、今週はリフォーム総集編とでも言うか、不要、つまりゴミと化すはずの家具や建具その他をリメイクする"匠の技"大公開編だった。見たモノもあるのだが、あのシゴト振りは本当に惚れ惚れする。私のようなヘタなド素人と違い、細部まで拘り、ガラクタの寄せ集めや継ぎ接ぎに留めず、しっかりひとつの家具として見た目とも再利用するあたりは心底感心する。さすがプロ、正に匠である。

それに比べるのはあまりにも悲惨だが、相当いい加減にやっつけている住処の改造ももう少し手を加えれば、現在の如何にもビンボーくさい手抜き応急処置丸出しよりは、ほんのちょっとは見栄えが良くなるのではなかろうか。と、未だ完成が見えない雑然とした玄関と部屋を見回しながら名案が浮かばないかと期待したのだけど、世の中そんなに甘いはずはなく、ひたすら思案に暮れるだけであった。

実家に戻って夜ごはん&しっかり月曜定番アニメを見て帰宅し、日記作成していたら雨が降り始めた。夕方からオニのように湿気てたのは雨の前触れだったのか。それにしても蒸し暑い。まるで梅雨のように空気がもわぁ〜っとしていて、ついエアコンをつけたくなる。と思っていたら、雷鳴が聞こえた。わくわくして外を眺めて次のカミナリを待ち構えていたのだが、イッパツだけだったらしい。つまらん。

とは言え久々に「雨だ」と実感できる本格的な降り方になって来た。これで今夜は水遣りはしなくて済みそうだ。と言うのでビデオを見る。そして巻戻ししながら再生、巻戻し、を繰返し、アタマの中が「???」状態のままベッドに倒れ込んだら、珍しくなかなか寝付けなかった。

今日のニュースめも:死者100人以上か 南京中毒事件で香港のTV報道
箝口令ねぇ...この人にも布いてクレ。或いは冗談だと言ってクレ。

ケーサツ:スカートの中を盗み見ようとした疑いで巡査部長逮捕(「まだやってなかった」ってナニソレ?<田代まさしかい)・約束の時刻過ぎ凶行、福岡・小3刺殺「最悪の結末」(警察の判断ミスの疑いが濃厚)

国内:カラスのゴミあさり、黒い袋は無視と判明(野良猫/犬はどうなんだろう)・白星ならハンバーガー無料 両国国技館近くのマック(さすがに利用者は下っ端だけだろうな)・海外ツアー、一段安――欧米向け、今夏比半値も(オフシーズン価格は、だろーが<稼ぎドキはぼったくり)

海外:悩み多き若い女性が増加 英女性誌調査(今までは悩んでなかったと言うコトか?)・電磁波通さないジーンズがお目見え 来春欧州で(何かすごく重そうなイメージがあるケド)・抗議が殺到 一時取り調べ医学生3人の行き先の病院(傍目にはヒストリー反応としか思えない)

【video:メメント】

保険調査員レナード(ガイ・ピアース)は自宅に押し入った強盗に妻(ジョージャ・フォックス)をレイプして殺害された上、その時に頭を殴られたショックで事件以後10分以上記憶を留めることができなくなった。かつて彼が担当したサミー(スティーブン・トボロウスキー)も同じ症状だったが、レナードは忘れてはいけない大切なことは体にタトゥーを彫り、会った人や自分の車、宿泊先はポラロイドに撮り、メモして"記憶"を保管していた。長く話していると最初に何を話したか忘れ、常に彼の過去は真っ白、または空白だったが。

モーテルにテディ(ジョー・パントリアーノ)がやって来て、2人は廃屋に向かう。そこで彼は比較的新しい轍をつけたピックアップトラップの運転席で銃弾を見つける。レナードが持っていたテディのポラロイドには「やつのウソを信じるな」「やつが犯人だ、殺せ」と彼の筆跡で書かれていた。

ナタリー(キャリー=アン・モス)から情報を受け取るためレストランに行くと、サングラスをかけた女に声を掛けられた。彼に彼女の記憶はない。しかし「恋人を亡くし、同情で協力を」とポラロイドに書かれていた通り、彼は犯人の車に関する資料を渡された。白人、男、ジョン.G、麻薬の売人、車のナンバー。全てはテディことジョン・ギャメルが妻殺しの犯人であることを示していた。

バーテンダーのナタリーはレナードを自宅に連れて行き、互いの身の上話をする。目の前で妻を殺された男に同情して、恋人ジミー(ラリー・ホールデン)を亡くしたと語ったナタリーは自由に使って良いと言い残して外出する。そして戻って来るなりトッド(カルム・キース・レニー)について話し始め、レナードは彼女に代わってカタをつけるべく、彼のいるモーテルに向かう。

「サミーを忘れるな」。左手の甲に書かれたその言葉は、彼が初めて担当した調査対象で、心理的な原因で短期間の記憶を保つことができなくなったが、事故前の習慣は身に付いたままで、妻に乞われるままインシュリンを注射したのである。妻に試されていることに気付かず、短時間に何本も。そして彼は妻が死んだことさえもう忘れている。

*****

タイトルバックが巻戻し映像なのが暗示しているように、そしてレナードの記憶そのままに、本作は途切れ途切れにフラッシュバックし、冒頭の「ラスト」からラストの「冒頭」まで逆回しに展開される。思わず面喰らう手法だが、クリストファー・ノーラン監督はとても親切で、始まってすぐに「巻戻し」されていると気付くように編集している。

ところがストーリーが「過去へ遡る」につれてレナードの周囲の人々が全て一癖ありそうな人物ばかりで、彼の記憶が短時間しか保たないのを良いことに、利用されているように見えてくる。更にシーンが「戻る」前に挿入されるモノクロ映像で、彼は電話相手にひたすら語る。サミーのことを。そして彼のことが語られるのはこの「反転」シーンだけなのである。

他にもアレコレ「え?」と頭を抱えさせられる「謎」がテンコ盛りなのだが、見ている途中は映像にぐいぐい引き込まれて疑問を解決して行くヒマなどない。2時間以上の「大作」なのに少しも飽きることはなかった。何せ次から次へ驚かされ、アタマの中でストーリーを再構築して行かねばならないので退屈するヒマなどない。本作のように、終わった瞬間に「見直そう」と思う作品はめったにナイと思う。

ともかくあすこであの写真があったと言うことは、アノ前にヤッてたということになって、それでアレとコレだから...彼が殺したのは今のところコノ数でイイのか?と悩みまくる私であった。配役はとてもイイ。ガイ・ピアースなんて「キミ、何で自分の名前は忘れんの?」と訊きたくなるほど「前向性健忘症」レニーにハマっていた。
(2000年アメリカ映画143分)



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2002.9.17 Tue.   52円/生存と死亡確認
朝になってもまだ雨だった。3連休中にすっかり朝寝坊癖が付いたようで、携帯アラームを止めたまま娘ともども爆睡していたら母から携帯コールが入って起床。ネムイ。ひたすら眠い。

最近やたら見聞する「歴史的」だが、本日はその修飾語が相応しいかは正にアトの「歴史」が判断してくれる、日本の首相が国交のない通称北朝鮮、正式には朝鮮民主主義人民共和国を訪問し、そのトップと会見する日である。何やらソレを暗示するような「暗雲立ちこめる」天候なのがチト気懸かりである。

と言いつつ個人的には所詮「他人事」である。午前・午後とも月次作業に励み、合間にニュースチェックしながら雑記・日記とも時間内に更新して帰路に着く。部屋に寄って昨日荒らしたままの玄関をほんの少し片付けてから実家に戻る。それにしても日暮れが物凄く早くなった。18:30にはもう暗くなる。それはそれで嬉しい。<日光嫌い

J-phoneの請求書が届いていたので開封し、その額を見て驚く。何とたったの「52円」。今月から基本料無料となり、基本使用料も長期割引サービス対象となるためらしいが、思わず笑ってしまった。たまたま通話・メール・ウェブ全てを使ってコレである。如何に私が普段使わないか良くわかる。今後は「目指せ、支払いゼロ円!」としよう。

で、結局雨は朝のうちにほぼ上がり、時折パラリと落ちる程度の終日曇り空となったのだったが、久々のお湿りであった。しかし純ちゃんは拉致被害者に晴れ晴れする成果を持ち帰らなかった。生存4人死亡8人不明1人と言うことで、身内の安否を気遣い、今日の会談に期待を抱いていらしたであろう拉致疑惑被害者の家族は一瞬にして生存者の家族と遺族との明暗を分けることになった。本人は勿論、身内の方々はさぞ無念だろう。

しかしだからと言って北朝鮮を非難するのはどうかと思う。誰も心の中では「そんな国」だと思っていたはずだ。言い出すと埒があかないが、そもそもの原因はかつての日本にある。過去の尻拭いをする過程で、各国との公式発表で日本はどんな言葉・表現を使っただろう。そんな仕打ちをして来ておいて、果たして「拉致」の文字が無いと一方的に責める権利はあるのだろうか。しっぺ返しを喰らっただけと、かつての「被害」国は小気味よく受け取っているかも知れない。

だからと言って北の肩を持つ訳には行かない。彼らの死亡状況を確認し、補償問題に片を付けてから交渉の席に着くべきではなかっただろうか。このままでは補償と謝罪を求めても、「既に国家間で解決済み」と門前払いされる気がしてならない。訴えた被爆者を、慰安婦を、日本がそうして来たように。

国交が回復すれば「拉致」の必要性は失せるだろう、と思う。では不審船はどうか。不法侵入はなくなるのか。他国に潜入してその国民と財産を略奪しないと言う絶対的補償は得られるのか、その前に信用できるのか。疑念が晴れることはないような気がする。しかし断じてこのような「不幸な過去」をもたらす独裁政治に荷担してはならない。これだけは日本政府に死守して欲しいと思う。

また外務省や公安部の対応にも問題はなかったか、厳しく追求されるべきだろう。何かあった時に守ってくれるべき国が無能を晒すだけでは、愛国心など持てるはずがない。アメリカや韓国の国民があれだけ国を愛し、支持するのは「もしもの時に国は守ってくれる」と信じられるからだと思う。日本はどうかと言うと、不手際・不祥事は絶えず、相変わらず大企業と癒着し、組織ぐるみで保身に走り、天下りや口利きで私腹を肥やすことしか考えていない、議員や役所の実態を見れば一目瞭然だろう。

そしてまたもや「日本国は日本国民を守ってくれない」ことが露呈したと言えるだろう。それでも私はどこかの国のように子々孫々怨恨と憎悪を捨てないとか、ただ毛嫌いするのはどうかと思う。そのような「反感」に私は反発を覚えるから、それはしたくない。過去は過去であり、歴史は無力な市民の犠牲の上に成り立つものだ、と割り切るのも難しい。けれど憎み合うだけでは犠牲者は浮かばれないだろう。踏石でなく布石として、未来に繋がらなければ本当に「無駄死」で終わってしまう。

色んな意見や考え、捉え方はあるだろう。国内報道はしていなくても、国際的に北は国家として罪を認めた。これはあの国にしては大きな譲歩・妥協と思う。合点の行く「会見」ではなかったけれど、それでも「4人も生きていた」。こう受け止め、二度と同じ悲劇が起こらない未来を模索すべき、と私は思う。その前に無事な姿を公開し、帰国意志があれば祖国に返して欲しいけど。そして勿論それができなかった方々とその家族の想いも忘れてはならない。何か自分でも考えがまとまらないのだが、とにかく泥沼だけはイヤだと、今はそう思っている。合掌。

今日のニュースめも:雑記帳:太陽系外100個目の惑星発見 豪州
地球型惑星が発見されてもその住人は相変わらずいがみ合っているのだろうか。やれやれ。

不審船:不審船「軍部の一部が行った」総書記発言紹介 首相会見(さて、隠蔽・転嫁なのか、実権が失墜しているのか)・不審船の正体は… 川口外相、講演で一瞬ためらう(笑いを取れて良かったケド、これが真紀子おばちゃんだったらマジで日本中引き攣っていただろう)

物騒:南京中毒事件で容疑者逮捕(関連記事:毒物混入事件、中国各地で多発)・貨物列車から硫酸が流出、8000人避難 テネシー州(殆ど化学兵器だな<発煙硫酸)・コピー機が胞子をまき散らした? 炭疽菌事件でFBI(攪拌機能があったとは)・女性同性愛者向け精子あっせんウェブサイト ロンドン(偏見との闘いと言えるか)

いろいろ:「恋人を募集」(歌は好きだけどなー)・愛の秘め事(場所を選ぼう)・口うるさい女房と離婚(ムカツクやつ)・カップ焼きそば(試してみなきゃ♪←カップ焼きソバ好き)・まかー(私は要らないけど)

【fortune:あなたはどんな本の主人公?

ミステリーの主人公

一見常識人のあなた。じつは心の中に非日常への憧れがあり、それを本人も楽しんでいます。或る意味大人ですので、あまり大胆な行動にはでないようです。

感想:ふはは、当たっているやも知れぬ。



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2002.9.18 Wed.   同じ日本人として恥ずかしい/『Secret Society』
昨日と一転して朝から秋晴れとなった。それを予感させるかのように昨夜は結構涼しかったのだが、まさか車に朝露が降りているとは思わなかった。まだ9月だぞ。尤も私の車は乗り手同様、極めて熱しやすく冷えやすいようだが、ボディが薄いからか、素材がヘタレだからなのかは不明である。

午前中は月次処理の前倒ししながら雑記を作成し、更新後自宅ランチに戻る。朝から母は留守なので、一人でお留守番をしていた娘@トイプードルは私に貼り付いたままである。気温はそこそこ上がっているのだろうけど、空気が爽やかなので毛皮が背中にもたれて来ても苦にならない。このまま一気に秋に突入するのだろうか。ならばそろそろ毛布の用意をしておかねば。

会社に戻って午後はまったりと過ごす(←サボっているとも言う)。日記を作成・更新して実家に直帰し、夕刊と夕方のニュースを見る。巡回先も昨日の訪朝関連に言及されているところが多く、意見が分かれていたようだけど、TVでも「評価する」「評価しない」「仕方ない」の意見にほぼ三等分したと伝えている。

私は条件付きで評価する、と言ったところだろうか。だが残念なことに、911以後イスラーム排他行動に走るバカがどっさり発生したように、怒りの鉾先を無関係な弱者に向けるクソボケが出たらしい。同じ日本人として恥ずかしいし、情けない。また朝鮮籍の方には本当に申し訳ないと思う(もしかすると韓国籍も?<南北の区別すらないような気もする)。

それにしてもお門違いの脅迫・嫌がらせ行為に走るのは国籍も民族も信仰も関係なく、人類共通項なのかと考えると溜息が出る。ヒトがいる限り、世界平和はあり得ないのかも知れない。いや、きっとそうだろう。少なくとも現在の地球及びその生態系にとって、ヒトは宿主ごと自滅する癌そのものに違いない。

帰宅した母とほぼ入れ違いで住処に戻り、娘と夜のお散歩後ビデオを見る。外は半袖では涼しいどころか寒いくらいになったけど、ある日突然キタの異国に連れて来られて、ひとりぽっちで見知らぬ人たちに囲まれて常に身の危険を感じながら暮らした彼・彼女たちの心はいつも凍えていたに違いない。例え娘がいても。その遺児を祖父母は孫と認めるのだろうか。その複雑な心情は察するに余りある。

今日のニュースめも:米情報機関、同時テロ前に旅客機を利用した国内攻撃の情報を得ていた
ガセネタが多くて見逃した、つまり情報過多が見落とさせたのではないのだろうか。どちらにしても今だから追求できることであって、今後も資金面から些細な情報まで全てを調査するのは不可能だろう。増して「戦争中」で新たに「開戦」するのなら。

天文:活動銀河核を持つ古い銀河は意外と多いようだ("鍵"は中心核の超巨大ブラックホールの成長過程と安定度なのだろうか)・球状星団の中心に見つかった中質量ブラックホール(超巨大銀河中心の超巨大ブラックホールは大銀河同士の衝突によると言う説もあるが、小さいブラックホール同士も合体するのだろうか)

調査:謎の穴の先に「小部屋」−エジプト(関連記事;ロボットがピラミッドを探索 映像はテレビで生中継)・??香り?≠ェ質量感覚に影響、資生堂が世界で初めて発見(完熟果実香は「重い」イメージかも)

UK:ペーパーワークに追われる警察官、巡回時間は一日平均4分!(いずこも同じか)・派出所から友人が盗んだパトカーでドライブ――16歳少年を逮捕(同じく)・運転手乗せず電車発車 必死の100メートル走で飛び乗る(あり得るだろうな)

US:遺体の届け先、間違う CA (裁判沙汰必至?賠償金が気になる)・会社の金で73万円のシャワーカーテン(さすがエンロン←ではなかった)

動物:シャチのケイコ、ノルウェーで冬を越す見通し(もう自然には戻れないだろう)・ハリポタ人気でシロフクロウが危機!?(私も欲しくなったもんなぁ)

取りこぼし記事;<研究者>大学院卒は期待外れ 民間企業の評価厳しく(そりゃそうでしょ、大学のセンセが大学生の国語力を嘆いているくらいだから)・アレルギーの人はユーロ硬貨に注意=反応を起こすリスク高い(プラスチックにしてくれ)

【video:恋はハッケヨイ!】

南ヨークシャーに住むデイジー(シャーロット・ブリテン)はぽっちゃり体型を気にしていたが、夫のケン(リー・ロス)はそんな彼女をこよなく愛していた。だが彼がリストラされ、2人は生活に行き詰まる。ケンは彼女の写真を使った絵ハガキを売って稼げると楽観していたが、デイジーは地道に缶詰工場で働き始めた。だが処遇に失望し、彼女は辞める意志を固めて主任のマーリーン(アネット・バッドランド)に申し出る。そこでデイジーは意外な秘密を打ち明けられる。

日本に滞在経験のあるマーリーンは肥満に悩む女性を集めて秘密クラブ、即ち相撲サークルを組織していたのである。各々四股名を持ち、日々「心・技・体」の精進に励む肥満仲間を見てデイジーはいつしか相撲の魅力に目覚めて行った。

ところがそんな妻の変化に疑問を抱いたケンはエイリアンおたくのビリー(ジェイムズ・フートン)に勧められた『スペース・アマゾン』を見てデイジーが異星人に乗っ取れようとしていると思い込み、妻の後を就けて湖でカラフルな衣装(着物)を付けた"異星人"たちが不可解な動作(まわし稽古)をしているのを目撃し、いよいよエイリアン変移を確信する。

そしてケンはデイジーを"異星人"から救出するため相撲の公開試合会場に乱入し、大怪我をする。事件を機にデイジーはクラブを辞めるが、肥満女性に自信を持たせたいと願うマーリーンはブリックソン・ビールに100周年記念に相撲大会主催を提案し、ヨークシャー中から集まった女性相撲レスラーと横浜の力士がドンカスターで対戦することとなった。勝ち抜き戦の優勝"横綱"には賞金1万ポンドが用意されたが、デイジーはTVで女力士たちが次々に倒されて行くのを見守るばかりだった。

*****

何かの予告編で「これは相当バカバカしそうだ」と目に留めていたのだが、確かに笑える作品であった。何せいきなり肥満と相撲がリンクして「いち・に・さん・し」の掛け声に合わせて着物を付けた(着ていたと言えないこともナイ)ドラム缶たちが行進し(アレは何なんだ?)、太股をパシっと叩きながら(叩くものなのか?)シコを踏むのである(いや、あれは土俵入りか?)。

その様子を見て英国男性が「妻がエイリアンに乗っ取られる!」と勘違いするのもわからんでもない。国技と称されているこの競技用語を、日本人の私でさえロクにわかっていないのだから、ガイジンから見ればさぞ奇異に映ることだろう。が、この女性による相撲競技はメジャーににりつつあるそうで、世界大会も開催されているらしい。まさかこの作品のようなシコ名は付けていないだろうが。因みにシコ名はクラゲ姫(Great White Jerry Fish)、ピンクパォーン(She-Elephant)、イカ桜(Sea Squid)、黒風(くろかぜTyphoon)など。

が、しかし!

中途半端にニッポンのスモウを題材にしているわけでなく、土俵入りの手かざし(何と言うんだ?)が「武器を持っていません」だとか、化粧マワシに刺繍された主催者名がしっかりカタカナだったり、物言いに登場する審判団が黒装束(式服)で、「ビデオで確認しろ」と日本語が入っていたり、帯はともかく着物はきちんと左前に着ていたりと、なかなか気合いが入っているのである。

折しも現首相の「感動した!」の一言と引換に引退の危機に見舞われた横綱貴の花が勝ち越しを決めたどころか優勝戦線に名を連ねているトコロだが、白人の行司が「ノコッタ、ノコッタ!」と仕切るシーンは本作でなければお目にかかれないと思う。ストーリー・配役ともかなり低レベルではあったが、肥満イコール巨乳か否か確認したい方にはオススメしたい。
(1999年イギリス映画96分)



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2002.9.19 Thu.   迷い犬/まだ何か隠しているだろう
昨夜もそこそこ涼しかったのでぐっすり眠れた。しかし「もっと」の時点で非情にもアラームは定められた時間に私を起こし、目を開けた私を見て娘@トイプードルも追い打ちを掛ける。<起きよ〜!

シゴトはぼちぼち片付け、雑記を更新してランチはマクドに向かう。ついこの間喰ったばかりなのに、私は期間限定チーズ月見にメがナイのである。ゼヒ定番メニューに昇格して欲しい。尤もそうなると「いつでも食べられるから」足が遠退く可能性大であるが。結局「たまに食べるから」喰えるのであって、期間限定でなければ「食べに行こう!」とは思わないと言うコトだ。そしてマクドはそゆ消費者心理をよーく心得ているのである(消費者が戦略に乗っているとも言う)。このあたりが自社の看板にふんぞり返っているバカな大企業との違いだろうか。

などとハンバーガー3個分価格の期間限定ぼったくりバーガー(?)を喰らいながら考え、午後もボチボチおシゴトしてたら母から電話が入った。何でも庭に迷い犬が入り込んで来たらしい。それも良く聞くとヨークシャである。思わず私は「欲しい」と口走っていた。

行方不明になった溺愛の息子はヨークシャテリアだった。14-15歳くらいだったろうか、とにかく一度寝たきりになったジイさん犬で、いつものように一人で散歩させている間にいなくなってしまったのだ。あの時の不安感・喪失感を迷い犬の飼い主も抱いているだろうと思うと、主が名乗り出ないで欲しいと一瞬でも考えた自分がイヤになった。犬だって見知らぬ家で他人に飼われるより慣れ親しんだ家と主人が良いに決まっている。

息子のことを思い出すのは彼を失ったことと同時に、如何に自分がアホだったか思い知った記憶に繋がるので二重につらい。恐らくあれ以上私は自分に失望し、落胆することはないだろう。ある時から私は安易に誰かを"友だち"と思い込むことはなくなった。慎重になり、同時に疑い深くなった。いつ信頼を裏切られても傷付かないだけの心構えをするようになった。あの時以上に己の愚かさを嘆くことを私は自分に許さない。それでも息子を思い出す度に苦い記憶は甦るだろう。

が、実家に戻ったらその迷い犬はもういなかった。残念。でも私には娘がいる。息子の分も盲愛しているカワイイ娘が。

その娘と帰宅するなりネットをウロつき、唸りまくる。どうにも外務省と言う組織は完全に腐っているようで、特に官僚と呼ばれる部位に腐敗源が集中しているらしい。以前から所謂先進国以外の大使館・領事館は日本国民旅人に対して非常に横柄な態度を取るばかりで自国民の安全や利益を考えてる節がないと見聞きしたが、隠蔽工作報道"官"制となると、いよいよ解体するしかないのではないかと思う。

喰えないオヤジ率いるキタの国は信用ならんが、それ以上にやつらは信じられない。ウソがバレた時、人はどう思うかイヤになるほど見たはずなのに、雪印・日ハム・東電と言う日本を代表するような大企業の隠し事が露見した時、殆どの国民が「まだ何か隠しているだろう」と不信を抱いたことを目撃したはずなのに、「自分たちだけは大丈夫」と思っているのか。甘い。

私は時々「害務省」と揶揄していたが、自分たちの組織以外は念頭にない「外無省」に訂正すべきかも知れない。「もしあれが自分の身内だったら」と想像できなかった非・人道的役人たちが仮に持ち札全てを晒しても、私は「まだ懐に隠しているだろう」と疑うだろう。どさくさに紛れて首相に署名させたのは「億万長者」政権とキタの仲を取り持つ裏工作だったのではないか、もしかしたら日本の外務省は米国の腰巾着で、その官僚は大統領の小姓ではないのか。とさえ思えて来る。

10年前は水面下交渉すらできなかったかも知れないが、懐が乏しくなり、熱血正義漢カウボーイに「悪の枢軸」と名指しされたキタが今回折れた狙いは日本の財政援助と米国の制裁逃れではなかろうか。それでもこれまで外務省は何もしなかった。そして依頼数以上の生死報告を文面通り受取り、事実確認すら怠って日朝合意に漕ぎ着けた。何を企んでいる?

さて、問題の"田中"局長は誰と相打ちするのだろう。つか、国民に官僚不信任投票権をクレ。メッタ斬りにしてやる。<成敗!天誅!

今日のニュースめも:・「反水素」の大量生成に成功
反核融合もあるのか?

動物:宮城にも子アザラシ(潮流異常か?)・前歯しっかり“ウサギ恐竜”(木を囓ってたのか?)・西部アフリカのゾウは独自の種(しかも絶滅寸前)・ニホンオオカミに固有の遺伝子配列?(だから「ニホン」ではないのか?)

ミステリー:幽体離脱!右脳の電気刺激、肉体の外に意識出た感じ(宇宙酔いも平衡感覚の狂いが原因、つまり位置認知がポイントなんだよな)・UFOの仕業!?(またあいつらが遊んだのか<ミステリーサークル)・

消滅;宇宙はあと100億年で「終わり」? 米の新モデル(うーむ、ビッグランチはないのが定説になりつつあるみたいだけど、やはり問題はダークマターか)・南極上空のオゾンホール、50年後には消滅と予測(そう言って油断させて金星化を推進する魂胆だろう)

イロイロ:大麻密輸(正に異文化だけど大阪本社だからCMで「関西人」が独立してたのか)・雇ったホステスは女装の男子中学生(CNN"こぼれ話"に載せて欲しい)・切断された手を冷凍庫に保存し、助かった男("他人の手"にならなくて何より)・ウェブデザインで勢いづくフラッシュ(次は何だ)・フセイン大統領追い詰めれば、クウェート油田攻撃も(あのオヤジならやるだろう)・愛称募集(賞金50万円)

【fortune:恋物語〜前世編

危険な恋をした18歳

Artemisの前世は、フランス人女性でした。あなたの母親は、一年前に病死してしまい、父親と二人きりの生活を南フランスの別荘地で送っていました。大好きなお父さんに新しい恋人が出来、あなたの前世は、彼女に嫉妬するようになったのです。18歳の暑い夏の日、あたかも父親に反抗するかのように、出会ったばかりの男と恋に落ちたのでした。

感想:何となく「悲しみよこんにちは」を連想してしまった。



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2002.9.20 Fri.   生を担う性/『Bruiser』
2週連続3連休前の朝はやや曇りがちであった。照り付けないのは大いに結構だが、先日の単発お湿りだけでは潤おうには程遠かったようで、そろそろ花鉢も乾き気味のようである。要するに私が水遣りをサボっているだけなのだが。

出社すると昨日退院したばかりの同僚の奥さんが産後の不正出血のため再入院したと言う。いくら医療が発達しても女性にとって出産は命懸けの「大仕事」であり、ベビーも誕生する前から生/運命との闘いが始まっており、所詮男性は生殖行為に参加しただけで後は主役を励ますだけの脇役、見守ることしかできない傍観者に過ぎない。その女性を男性より劣る性とし、出産、そしてその準備である生理を穢れと見なすのは合点が行かない。両性とも女の血から産まれるのだから、生を担う女性こそ崇められるべき性だと私は思う。

話が逸れた。ともかく彼は出張のため先週第2子の出産に立ち会えず、本日からまたもや泊り掛け出張予定が入っているので妻に付き添うこともできず、まだ事情が理解できない第1子をその祖父母に預け、不安を抱いたまま留守にしなくてはならない。私がその妻の立場だったら予定日前後に出張を組んだり、容態確認せず仕事に行く夫を許さないだろうけど、この夫婦は特にそのあたりに拘わるタイプでなく、今どき珍しい「男は仕事、女は家庭」思考なのだ。

こんな夫婦は少ないだろうけど、政府の少子化対策案によって人口の老齢化が改善されるとは思わない。そもそも一夫一婦制はキリスト教が持込んだもので、強い・優れた牡が子孫を残すと言う自然の摂理に反しているのではないだろうか。制度そのものを否定するつもりはないが、産む・育てる自由または選択権は女性にあるのだから、例えばもっと精子バンクの利用を奨励するとか、母子家庭への偏見を払拭して非婚女性を社会的に優遇し、生を担う性優位の法改正を考えない限り、出生率が増加に転じることはないと思う。と、たまにはチト過激な発言をしておこう。

何だかんだ言っても拉致問題同様私は第三者であり、コレは彼ら夫婦の問題で、結局は他人事なのである。なので朝からせっせと月次処理に励み、後はネットしながら雑記・日記を更新し、ビデオ返却と新規レンタル経由で実家に戻り、12歳のイラストレーターがNYで個展を開いたと言う番組を見て帰宅する。

ぼけぼけしてからビデオを見て、終了後ディスカバリーチャンネルの心臓手術に見入ってしまう。弁異常のある肥大心臓にメスを入れて行く生々しい映像から目が離せず、あんなに大量に体内に注入された栄養剤や生理食塩水はどうなるのだろう、あの程度の縫合で大丈夫なのかと、息を呑んで見守った。

今日のニュースめも:ブッシュ大統領、米朝対話再開を「真剣に検討」
やはり拉致被害者は捨て駒で、信憑性が疑わしい報告と"隠蔽"の裏には米朝関係緩和"露払い"日本の密約が交されていたのではないかと思える。外務省が照会した以外の安否情報を北が提出したのは番狂わせだったかも知れないが、如何に外務省が「手抜き」していたかを露呈した点は北の姿勢を評価すべきではないだろうか。それだけ北は追い詰められているわけで、会談が物別れしていたら「悪の枢軸」を実演した可能性もある。しかし当面の問題は「今後」だろう。外務省は信頼できないので公平な第三者に生存者とその遺児が本物か否か、また死亡確認と状況調査を任せ、「信頼できる外交関係」に繋がる交渉をすべきだろう。

サイエンス:南極のオゾンホール、過去10年で最小水準(でも油断は禁物)・アポロ12号、30年ぶり「里帰り」か 地球周回軌道に(やはりそうだったか)・自分で起き上がれるロボット公開 ヒト並みサイズで世界初(アトム誕生はまだまだ先のようだ)

動物:目の前にホッキョクグマ 北海道の動物園、観察窓を工夫(順番待ち行列になりそうだなぁ)・タマちゃん 行政は当面保護せず(ケイコ保護よりは楽だと思うが)

恥:NHK大ミス…「朝ドラ」翌日分を放送(ワラタ)・空海筆の赤外線写真公開(「弘法も筆の誤り」があるそうな)・「小学校構内で“美少女”撮影許可」の波紋(逝ってよし<校長)

その他:「日本海」の名称削除提案、一転して撤回 国際水路機関(韓国の反発はなかったのか?これからか?)・死後の冷凍保存 英誌がプレゼント(悪シュミ)

【video:URAMI〜怨み〜】

男性雑誌「Bruiser(タフガイ)」の編集者ヘンリー(ジェイソン・フレミング)は真面目に働いても未完成のままの新築した家のローン返済に追われ、株式仲買人の親友ジミー(アンドリュー・ターベット)に任せている投資も儲からなくても文句を言えず、美しい妻ジャニーン(ニナ・ガービラス)の浪費癖も咎められず、編集長ミロ(ピーター・ストーメア)にバカにされてもじっと堪える男だった。

そしてミロ邸のパーティーで妻が彼と情事に耽っているのを目撃し、帰りの車でそれを追求すると、逆ギレした妻に「あんたは存在しないのも同然だ」となじられる。翌朝目覚めると、彼の顔は前夜のパーティーでカメラマンのロージー(レスリー・ホープ)が作ってくれた白いマスクになっていた。

「顔のない男」となったヘンリーはこれまでの鬱憤を晴らすかのように、まず自宅の銀食器や現金をくすねていた家政婦ケティー(ペアトリツ・ピザノ)を殺し、帰宅して着替えてすぐ外出した妻の後を就けてミロとの浮気現場に遭遇する。だがそこにいたのは彼だけではなくミロの妻ロージーがいた。証拠写真を撮影した妻を追ってミロが出て行った隙に彼はジャニーンを殺害する。

それを見ていたトム(ジェフ・モナハン)に口封じしたヘンリーは自分が襲われたかのように室内を荒らして逃走し、家政婦の死体を始末してから彼の財産を横取りしていたジミーと対峙する。そしてジャニーン殺害の容疑を掛けられたロージーとトムの嫌疑を晴らすためラジオ番組に「罪を告白」後、ミロへの怨みを晴らすため仮装パーティー会場に向かう。

*****

本作は『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロが久々に監督したホラーである。前半は周囲からバカにされ、コケにされてもじっと堪えるだけのヘンリーが少しずつ怨みを抱いて行く過程が描かれ、時たま「おっ」と言うフラッシュ映像が組込まれているものの、まぁ大人しくストーリーは進んで行く。

だが白仮面が貼り付いたところから『マスク』と違って主人公は一転して殺人鬼となり、次々に彼をバカにしたやつらを血祭りに上げて行く。が、それほど戦慄する恐怖を煽るのでなく、シーンそのものは残虐ではない。ただ存在を否定されて「顔」即ち「自分」を失った男の悲哀と葛藤に重点が置かれているので、どちらかと言うとファンタジー(幻想)っぽい。

怨みの権化となった後半より前半の方がホラーっぽいことからも、誰しも自分の存在意義を求めて生きているのであり、プライドは捨てるべきではない、と言うような監督のメッセージが込められた作品ではないだろうか。つまりホラーとしては恐怖が足りず、ロマンス性も説得力に欠け、怖いはずのヘンリーよりも逆に罰せられる側のミロやジミーの方が魅力がある人物に見える。これは監督のハリウッドのエグゼクディヴへの皮肉だろうが、要は人は素顔と仮面/顔なしのどちらが「Bruiser」かと言うことかも知れない。
(2000年アメリカ映画100分)



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2002.9.21 Sat.   野良子猫ズ/『The Affair Of The Necklace』
珍しく娘@トイプードルに「トイレ〜」と起こされる。寝惚け眼でドアを開けた途端、強烈な日射しに足が止まる。慌てて内に戻って日傘を差してから道路へ走り出した娘を追い掛ける。何なのだ、この激晴れ振りは。お彼岸に入ったと言うのに、とんでもない「残暑」襲来ではないか。サングラスを掛けるヒマがなかったので目がチカチカする。トイレを済ませた娘を抱いて室内に戻り、足を洗ってから「どうするの?」と訊く前に娘はベッドに上がっていた。そうか、んじゃ寝よう。

二度寝から目覚めたら既にお昼だった。カーテンの隙間から少しは雲が出ているようだと外を眺めていたら、プレハブ物置前に白い子猫がいるのに気が付いた。ちょっと前に近くで啼いていたコのようだ。そして娘を抱いて外へ出ると、慌てて床下通風口に潜り込んで行った。あんな小さな隙間に入れるのか。と呆れつつ、住み着いたらどうしようと悩む。可愛いんだけど。

実家でブランチを摂って帰宅すると、二毛ちゃんが慌てて隠れ、次いで先住人が残して行ったこぼれ種から生えたらしいペチュニアの上で日向ぼっこしていた白ちゃんが物置床下に姿を消した。本気で住むつもりだろうか。なら家賃取り立てないと(違)。

娘を室内に置いてあまりにも酷い玄関部分の整理に着手する。壁紙を整えてから家具のレイアウトを変更し、床に積み上げていたものを少し片付け、ちょっとすっきりしたところで切り上げる。大物をリフォームしようか、それともアレをこうするか、などなど考えながら日記を書いて更新し、再び実家に戻る。

今夜は仲秋の名月なのだが、昼間の晴天とは裏腹に夕方から拡がった雲のお陰で満月は朧げに見えるだけで、何とも悔しい月見日和となった。まぁ雨よりはマシだが、よりによって今夜曇るとは、どうにも「理不尽だ」と感じる。空に文句を言ってもしようがないのだけど、月光好きの私としてはかなり悔しい。

帰宅後ちょっとゴソゴソしていたら「ふしぎ発見!」を見忘れていた。きっかけは何かの本の記述だったと思うが、私は何故か古代エジプトで太陽信仰を奨励したアクエンアテンとかネフェルティティに興味があり、もっぱらTVだけではあるけれど、機会があればできるだけ見るようにしている。尤もこの番組ではそれほど新しい史実とか掘り下げた見解は期待できないだろう。

と言うので市川監督作品自身のリメイクなるドラマを見る。が、演技力は二の次で、顔と名前が通っているだけの所謂人気女優を配したらしく、見る気が失せてネットをだらだら徘徊する。娘がトイレと言うので子猫たちがいないか確認してからドアを開けて娘を放す。すると彼女は一目散に車の方に向かい、次の瞬間子猫たちが車の下から飛び出して来た。やはりまだいたのか。

娘は夜のお散歩中でも茂みや暗がりに猫が潜んでいても気付かないことが殆どで(私でさえわかっているのに)、あまり犬の自覚が無いと思っていたのだけど、一応本能はあったと言うことだろう。野良子猫ズはもしかすると微かでもエンジンの温もりを求めて床下から出て来たのかも知れないが、犬に追い掛けられたことで住処を移る気になってくれることを期待しよう。<花壇の敵

今日のニュースめも:ジャワ原人はかなり“石頭”だった!?
上部からの危険/攻撃が多く、それに備えたヘルメット機能だったのだろうか。

拉致関連:日本赤十字社、当惑 外務省が一方的に安否リスト公表と(日朝赤十字会談で依頼した調査の結果って、外務省は一体何の役回りで首相に随行したのだ?<署名のため)・疑いのある行方不明者は約70人 全面解決の道遠し(少なく見積っての人数だろうな)・拉致死亡8人、やはり「処刑」だった(家族の気持を無視した、北への反感「煽り」報道だな)・横田さん両親、めぐみさんと「娘」のDNA鑑定を要望(当然だろう)

UK:ロンドンは「面白い」けれど、「物価が高」くて「汚い」!(だそうです>渡英予定センセ)・ガーデニング番組の庭は非現実的な「高嶺の花」!(日本はその「英国庭園」ブームがまだ続いている)

いろいろ:金鉱脈:兄弟が発見した場所 心ない人に荒らされる(やっぱりねー)・「心の傷」乗り越えて店を再建 NY(その通り<「時間は手品師じゃないからね」)

【video:マリー・アントワネットの首飾り】

1767年、改革主義者の父ダニエルが失脚して王族に領地を没収され、かつてのヴァロア王朝の末裔はその娘一人となった。そして1784年、美しく成長した彼女はニコラ・ド・ラ・モット伯爵(エイドリアン・ブロディ)と政略結婚してジャンヌ・ヴァロア・ド・ラ・モット伯爵夫人(ヒラリー・スワンク)と名乗り、失った館と平和を取り戻すべく王妃マリー・アントワネット(ジョエリー・リチャードソン)に取り入ろうとしていたが、見向きもされなかった。

そんなジャンヌに惹かれた高級娼婦の息子でジゴロのレトー・ド・ヴィレット(サイモン・ベイカー)は権力と財力を備えた名門ロアン家のプリンスで王妃と不仲の枢機卿ルイ・ド・ロアン(ジョナサン・プライス)に近付くことを勧める。そしてロアンが庇護しているドイツの神秘組織"啓明結社"の首領カリオストロ伯爵(クリストファー・ウォーケン)も仲間に引入れたジャンヌは偽手紙で王妃と彼の仲を取持つ振りをして大金をせしめる。

更にジャンヌはルイ15世が愛人デュ・バリー夫人のためダイヤの首飾りを作らせた宝石商ベメールに泣き付かれ、その2800カラット、10万ルイ金貨の首飾りを横取りすることを画策し、"ヴィーナスの木立"でロアンと偽王妃に仕立てた芸人ニコラを密会させてまんまと念願の生家を買い戻すことに成功する。しかしこの事件は白日の下に晒され、王室の権威を失墜させ、後のフランス革命へと繋がる一大スキャンダルへと発展する。

宝石商と枢機卿に次いでジャンヌは宮廷大臣ブルトゥイユ男爵(ブライアン・コックス)に逮捕され、王妃は醜聞を抑え、自分との関わりを否定するため公開裁判を開くよう王に申し出る。だが判決はロアンを無罪とし、国民感情は有罪となって鞭打ちの上、voler(泥棒)を意味する「V」の烙印を押されたジャンヌへの同情へと摺り変わり、裁判は革命への橋渡しとなったのである。

革命から2年後、回想録を出版したジャンヌは滞在先のロンドンのホテルから転落死する。

*****

今だにフランス最大のスキャンダル、192億円と言われるダイヤの首飾りをめぐるこの陰謀は謎を残しているるそうだが、本作は首謀者ジャンヌ・ド・ヴァロアの視点から事件の真相を描いたもので、宮廷大臣の語りで、家名の誇りと屋敷を取り戻すために奔走し、結果的に王妃を巻き込んだ"悲劇の主人公"の生涯が宮廷とその取り巻きを舞台に、豪華絢爛に"再現"されている。

史実や「王妃の首飾り/アレクサンドル・デュマ」はともかく、私には何と言ってもかの「ベルばら」のイメージが強烈過ぎて、どうにもあの"悪女"ジャンヌが"悲劇的"とは思えず、鑑賞に専念するには頭の切替えが必要だった。何せあのローアン大司教がジョナサン・プライスである。こちらが実像に近いようだが、カッコ良過ぎだってば。

主演のヒラリー・スワンクは『ボーイズ・ドント・クライ』(未見)の男装少女役でアカデミーを獲ったそうだが、確かに少年っぽい顔立ちなので、情熱的な野心家と言うには少々インパクトに欠けるような気がした。つまり屋敷を取り戻したい一念だけで陰謀を思い付く"悪女"に見えず、チャールズ・シャイア監督の意図なのだろう、可哀想な"聖女"そのものであった。その意味では適役だったかも知れない。

とにかく歴史は正義/善と悪者、勝者と敗者を始め、視点を変えるだけで解釈が随分違って来るもので、池田理代子女史もかなり文献を漁って描いていたのだなぁと妙に感心したものの、いまひとつジャンヌには同情できなかった。孤児時代がカットされているので、どこでハングリー精神を身に付けたのか説得力がないからかも知れない。ついでに「ベルばら」を知っている人はあのキャラクターを頭から一掃して鑑賞すべきだろう。
(2001年アメリカ映画118分)



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2002.9.22 Sun.   禁断の溝掃除/『The Second Arrival』
9:00過ぎに目が覚め、まだ寝足りないけれどせっかくなのでエイヤっと起き上がる。昨夜の名残り雲は見受けられるが、相変わらず残暑が頑張っている模様である。今朝は庭周辺に子猫ズは見当たらなかったので、どうやら娘@トイプードルに追い掛けられて身の危険を感じて引越してくれたらしい。可愛いのだが、いずれ蚤をそのへんに撒き散らすであろう野良はあまり出入りして欲しくないので一安心である。

実家でブランチ後歩いて帰ろうかと思ったが、日射しにメゲて車で帰宅し、メイルチェックと巡回をしてから久々に気合いを入れて掃除に取り掛かった。そして何気なく先日水拭きした台所の板張りの溝を古歯ブラシで擦ったのが運の尽きであった。思わず「ウソだと言ってくれ」と呟いたくらい、見ない振りするには恐ろしい現実がそこにあった。

板張り床はフローリングと違って板と板の隙間は深めで形もやや歪である。従って埃が非常に溜まりやすい。しかも先住人は隣人曰く「掃除機の音を聞いたことがない」(←観察していたらしい)ほどズボラな人だったらしく、マメに拭き掃除したとは思えない。おまけに私も引越以来、掃除機掛けはしても水拭きはめったにしなかったし、増して「溝掃除」は本能的に禁断の領域と察していたので、敢えて手を付けなかったのである。なのにうっかりヤってしまったのだ。マジで吐き気をモヨオしそうなくらい、塵や埃が溝を埋めているのを見てしまったのである。これはもうヤらないわけにはイカない。

水に浸した歯ブラシで溝を擦ってもテキはビクともしない。長年の間に積もり踏み固められた埃の塊は相当手強そうだと覚悟を決め、擦っては掃除機で吸い、また擦る、と言うのを繰返していたのだが、埒があかない。ふと目に止まった釘で掻いてみると、溝の埃をイイ感じで寄せ集めてくれるではないか。おお、これはイケそうだ。しかし巾の狭い溝は釘では相手にならん。と言うのでキリを引っ張り出すこととなった。

湿らせた歯ブラシで溝のゴミを浮かせ、釘で引っ掻き、さらにキリで擦る。掃除機を掛けて再び同じことをして雑巾掛けし、また擦る。この繰返しである。何とも気の長い作業であるが、一体何10年放置されていたのかわからないくらいの溝はこうしないと「底」が見えなかったのである。手の届く範囲でその作業を繰返し、背中と腰がヤバくなって止めるまで、延々3時間掛けて終わったのはほんの1/3程度であった。いつ終わるんだろう。しかも玄関部分に手を付ける気力も失せてしまったぞ。

しかし良く考えるとあまり水浸しにしすると、溝部分から木が腐りそうな気がしないでもない。尤も旧い建物だから床は既に凸凹してるし、腐ったところで出て行けば済むことである。それよりあの塵を放置しておくことの方が大罪であろう。アレはゼッタイ黴菌や虫の卵の巣窟候補に思えるので見過ごすことはできない。一度では除去できないだろうから凡その溝掃除した後は月一ペースで掘り返し、徹底的に退治してやる。つか、入居前にやっておくべきだったろう。と反省しても遅いのだが、いつ一通り終わるのだろう。鬱だ。

日記を書こうとしたところで母とちび登場。と思ったら、ちびを置いて母は買い物に行ってしまった。溝掃除直後なのもあり、あまり美しいとは思えない室内に入れるのはチト気が退けるのだが、ちびは平気であれこれ触ったりして一人で機嫌良く遊び始めた。焼きりんごコアラのマーチなんぞを与えたり、ミルクを出して持て成していたら半時間過ぎた頃に「帰ろ」と言うので実家に向かう。そして昼寝と言うか夕寝していた弟と帰って行った。

19:00のニューストップを見て貴が優勝を逃したと察知したら案の定、負けていた。しかし1年以上土俵を離れた復帰場所で12勝は大したものだ。実戦の勘が戻るか気掛かりだったけど、これだけの結果を残せたのは本当に強いからなのだろう。男前の寺尾がついに引退するのは寂しい限りだが、どうせ相撲なんて気合い入れて見てないから支障はナイ。

帰宅後ゴソゴソしてから日記を書いて更新し、娘と夜のお散歩に出たら満月過ぎの奇麗なお月さまが中天あたりで輝いていた。今夜はちょっと冷えているようだ。空き地の草むらでは涼し気な虫の大合唱が聞こえるし、さすがに夜だけは「秋」到来らしい。

今日のニュースめも:米国で200ドルの自走型掃除ロボット発売
日本製よりリーズナブルだし、なかなかキュート!←どこが?

すげー:怖くないの?いいえ、私は“蠍座の女"(喰えるのかなぁ)・「うるさい」とブルで高速道路に墓石投げ入れる(それだけ行動力があるのに何故ホームレスしている)・店内に12時間潜伏の宝石泥棒、粘りむなしく御用(良くそんな長時間トイレ我慢できたもんだ)

謎:上陸用水中スクーターも 北朝鮮の工作船(やはり軍と上層部はカネに困ってないと見える)・南京毒物死、動機や経緯に残された謎(日本のニュースはあまり取り上げてないみたいだなぁ)

USA:同時テロ以降、ホワイトハウス上など禁止空域進入157件(「侵入」だろが)・権力中枢を集中攻撃、イラク攻撃で方針と米紙報道(田中宇の国際ニュース解説米イラク攻撃の謎を解くイラク攻撃・イスラエルの大逆転を読むと、どうにも小薮はフセイン抹殺を避けるつもりはないようで、妄想を逞しくすると半島統一も推進しないような気がする<強大/大国化阻止)

熱暑化:熱帯夜減る? ヒートアイランド抑制へ調査(エイリアンの策略だから抑制は無理と思われ←それは『アライバル』)・氷河崩落で20人死亡、80人以上行方不明 北オセチア(言わば氷の火砕流か)

【video:アライバル2】

エイリアンの陰謀を暴いた電波天文学者ゼイン・ジミンスキーNASAを解雇された後潜んでいたアラスカで死亡したが、カナダ国家宇宙局に勤めているその義弟ジャック(パトリック・マルドーン)らにエイリアンに関する書類を郵送していた。郊外の「冷蔵庫」に集まったメンバーは天文物理学者ネルソン・ザルコフ教授(マイケル・サラジン)、センティネル紙記者ブリジット(ジェーン・ジベット)、ゼインのNASAの同僚と観測所の同僚だったが、うち一人はエイリアンで、突如発生したブラックホールに敵の仮装映像起動装置を吸い込まれてしまう。

何とかその場から逃れたジャックは前夜バーで知り合ったサンドラ(Catherine Blythe)の身を案じて部屋に戻ると、室内はもぬけの殻になっていた。そこへサンドラと髭面の男(Michael Scherer)が現れて彼に薬物を注射した。2人ともエイリアンだったのだ。意識朦朧のままジャックは走行中の車から逃げ、機転を利かせたブリジットに助けられる。だがもう一人の生き残りである教授はホテルで死んでいた。

2人はスパイ容疑を掛けられてカードも預金も差し押さえられたが、ゼインの遺志を無駄にしないため指輪と時計を現金化し、何とか仮装映像発生装置を起動させようとする。そしてレーザーを使って小規模の映像を発生させることに成功し、中南米のプラネット工業を中心とするエイリアンの本拠のひとつが数日中に稼動するケベックのマルクー原発と知り、それを止めるためにカナダ環境委員会主催の国際会議に潜入する。同僚バーク(Larry Day)と映写準備をしているところへ彼を告発したジュノーから赴任して来たデイヴ(スティーブ・アダムズ)があらわれる。

*****

いくら眼鏡を掛けてパソコンに向かっても科学者に見えなかったチャーリー・シーン主演・デビッド・トゥーヒ監督の『アライバル』はなかなかおもしろいB級映画だったが、本作はその続編で、ケビン・テニー監督は前作でも使われたブラックホール発生装置以外にもCGI(Computer Genarated Image/Imaginary)を駆使したものの、失敗したように見える。←とことん目線が合ってない

他にもカークラッシュやアクションも満載なのだが、前作ほどスリルも迫力も笑い(バスタブシーンとか)もなく、例の膝が逆に折れるエイリアン足も1カットしかなくて何だか物足りない気がした。元々の地球温暖化/熱暑化は異星人の陰謀説は非常におもしろい設定なのに活かされてない感じで、兄弟関係も殆ど説明されず、そこそこ当たったので続編を作っただけ、と言う作品であった。

因みに一番笑えたのは冒頭で流れるニュースのゼインの扱いだった。
(1998年アメリカ映画105分)



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2002.9.23 Mon.   溝掃除の続き/「When The Worlds Collide/Philip Wylie&Edwin; Balmer」
朝起きると案の定、肩から背中、腰にかけてバンバンに張っていた。何度間も同じ態勢でせっせと溝掃除したので予想はしていたが、痛いものは痛い。かと言って一気にクリーンナップする方法も思い付かないし、放置することもできず、辛くてもチマチマほじくるしかないだろう。

と言うので本日も実家で早めのブランチを摂ってすぐ帰宅し、素晴らしい秋晴れと爽快な空気を堪能することなく、台所に座り込んでせっせと溝掃除を再開する。まずは昨日塵の塊を掻き出したあたりをくまなくやり直す。要するに「濡らして掻き出す」の繰返してみると、やはり頑丈にこびりついていた汚れが浮き上がって来る。よくまぁここまで溜めたものだと感心してしまう。

私は先住人ほど不潔な環境で暮らすことはできない。いったん埃や汚れが目に付くと、とことん掃除しないと気が済まない。と言うより汚れ落としが大好きである。やり始めたら止まらない。さすがにこの溝掃除は一気にやっつけることはできないが、溝から塵を掻き出す時は快感を覚える。例えて言うなら久々に耳掃除してでっかい耳垢が取れた時の「おおーっ!」と言うアレである。

しかし張りがあるので昨日ほど長時間頑張ることは叶わず、ともかく掃き出しになっている部分だけ何とかやっつけて本日分は終了とする。モノの下に隠れているトコロは次の週末に取り置きしておこう。そして10月の東京オリンピック開催日故に体育の日と定められた10日の意義を捨てられて3連休となる第2週に再度徹底的にほじくり出してやることにしよう。覚えていれば、の但書きが必要だけど。

昨日帰りがけに「また明日ねー」と言っていたのに、待てど暮らせどちぴからのコールがない。彼はたいてい"約束"を忘れないコなのだが、珍しくガキの気紛れをほざいたのだろうか、いや、母ならともかく、私を無下にするはずはナイ、と思って携帯を見たら画面が真っ黒だった。<電池切れ

動いているついでとばかりに玄関にもう少し手を入れて床面積を更に拡げ、文庫本を積み直してこれまた床面積を拡げたら埃溜まりを発見したので挫けそうになりながら掃除機がけし、何とか連休前よりマシになったところで淡麗で休憩する。当然そのまま娘@トイプードルと撃沈。

昨夜はうっかり日曜の夜なのを忘れて「世界遺産」を見逃したけれど、今夜はしっかり覚えていた。ところが月曜のお楽しみアニメはプロ野球中継に取って変わられていた。何てこったい。くそぅ。ますますプロ野球がキライになる。

母はお泊まりだし、実家にいてもするコトがナイのでとっとと帰り、雑記を書きかけたものの頓挫し、日記を作成して更新。ぼけーっとTVを見てから娘と夜のお散歩に外へ出てみると、裸足では寒いくらいだった。今夜は晴れているので明日の朝は10月下旬並みに冷え込む(!)らしいが、立待月がくっきりと夜空に浮かんでいた。

今夜はビデオをお休みして読みかけ文庫を読了。

今日のニュースめも:オトコなんていらない? メスだけでサメが子づくり 米国
ハテ、何だったかも干ばつなどの異常な自然環境に見舞われた場合、♀が♂化或いはその逆化することがあるとか、比率が変わるなどの「不思議」があると記憶しているが、霊長類ではあり得そうにないなぁ。

国内:生態系乱す外来種ワースト100、日本生態学会が選定(突き詰めると在来種は非常に少ないと思うが)・常温核融合、それってなに? 科学用語はやり廃り調査(単なる流行だったのか)・直径3・44m、広島で「世界一」のお好み焼き(ようやる)

海外:ウィーン、再びスパイの街に?ロシアが諜報活動を活発化(やはり「仮想敵国」が必要なのか)・ロシアの氷河崩落、映画撮影の火薬原因説(だから異星人の仕業だってば←シツコイ)・靴を履けば全裸ではない? ヌードで行進の男性、罪に問われず(そう言えばアチラの映画では靴履いたままヤッてる時もあるなぁ←違います)・「日本海」表記削除の撤回に反発 韓国与野党(だろうな、いっそのこと「極東海」にでも改称すれば?)

おまけ:小さな体のFカップで男たちを悩殺(デカイのも考えモノだと思う)

【book:地球最後の日/フッリップ・ライリー&エドウィン・バーマー】

株式市場に影響を及ぼすほど南アフリカで何か重大な出来事があったらしいと言う噂が飛び交う最中に1人の男がその南アフリカからNYの天文学者コール・ヘンドロン博士の元を訪れた。彼がはるばる運んで来たのは南半球で観測した天文写真の感光板だった。そこにはブロンクス教授が発見した2つの移動する天体が映っており、慎重に観測を続けた結果、怖ろしい進路が予測され、世界中のトップ科学者たちは暗号を用いて秘密裏に議論を重ねていたのだった。

飛行機乗りデイヴィッド・ランズロンが届けた感光板は科学者組織<審判の日>協会の予測を完璧に裏付けるだけだったが、翌日世界中の紙面を埋めたのは科学者グループ合意による緊急声明であった。曰く、地球大の惑星ブロンクス・ベータを伴星とする天王星大のブロンクス・アルファは遙か彼方の恒星系から太陽系へと迷い込み、その第3惑星の公転軌道を通過することが確実となった。

博士の娘イヴの恋人トニー・ドレイクは観測に加わった彼女自身の口から新聞発表以上の情報を得ることができた。いずれ地球はその11-12倍のアルファと擦れ違い、その8ヶ月後にはほぼ正面衝突するだろうと科学者たちは結論を出していたのだった。しかし彼らは破滅を避けるために協会を結成したのであり、それは宇宙船を建造し、衝突直前にベータに移動すると言う生き残り策であった。

密かに集められた1000人もの学者や技術者たちは宇宙船開発に従事しながらミシガン集結センターで再接近の時を迎えた。その前日から押し寄せていた高潮は大津波となって各地の海岸を襲い、アルファの引力によって地球は内部から猛り狂い、火山噴火と大地震が全世界を変貌させその後を計測不能のハリケーンが猛威を奮い、正に人類誕生以来未曾有の大惨事となって逃げ惑う人々を死に至らしめた。

しかし生き残った者たちは暴徒と化し、かつての野蛮人状態に先祖帰りしてしまい、ついにはセンターを襲撃するほど凶暴化した。その時の応戦で大多数のメンバーが失われたが、博士は当初の計画を変更し、100人乗りの「ノアの箱船」の他にもう一つ大型宇宙船を建造し、全てのメンバーでベータを目指すと発表する。そして準備が整った頃、再びアルファとベータが現れた。

*****

本作は一度ジョージ・パル監督によって映画化され、数年前に「神の鉄槌/アーサー・C・クラーク」と共に『地球最後の日』のリメイク『ディープ・インパクト』の原作とされたのを機に「初めて大人向け完訳版として」出版されたと言うことだが、発表されたのは1932年である。何せ冒頭でいきなりフランスからニューヨークへの定期便が4日掛かるとあり、いつの時代だ?と思わず解説を読んでしまったくらい、時代背景は「旧い」。

しかしこれは同じ惑星大接近モノ「放浪惑星/フリッツ・ライバー」とは比べモノにならないほどおもしろかった。さすがに電子メールでほぼ瞬時に情報交換できる現代では戸惑う描写が数多くあるし、ツッコミ処と言ってしまえばそれまでのアイデアも多々あるけれど、とにかく頁を繰るのに「わくわく」させられた。

特に大接近時の大異変はなかなか見事に描かれていると思う。その時に前述の小説と同じく、地球はその巨大な衛星を失うことになるのだが、あまりハマっていたので何度も私は夜空を見上げて月の無事を確認してしまった。恒星や惑星同士の天体衝突の確率は非常に低いと言うことだけど、仮に200年後大きな小惑星が地球を掠め、破壊的な打撃を受けると予測されても、現在から近未来人が博士らほど一致団結して目標に向かうとは思えない。こんなに悲劇的でありながら都合の良いストーリーとなるはずナイが、ロケット開発能力と協調性は比例しないだろうと私は「予測」する。
(創元SF文庫)



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2002.9.24 Tue.   「誠意」の基準が一致しない
連休中にしっかり寝坊癖がついたので(戻ったと言うべきか)、朝起きる自信はなかったけど見事アラームを止めて20分後に目覚めた。エライぞ、私。しかし昨夜に続いて今朝も結構涼しいを通り越して肌寒い。半袖パジャマだとはっきり言って「寒い」。今夜から長袖にしなくては。尤も外出着(?)はずっと季節感ゼロの長袖だけど。

午前中は月次処理などして過ごし、雑記を更新後自宅ランチに戻ったら母は帰宅して再びお出掛けのようであった。まったく呆れるほどウロウロするヤツである。午後は明日以降の手配とか提出期限データの作成しながらせっせと日記を作成し、就業時間内に更新完了。よしよし、我ながら良いペースだ。

帰りにビデオ屋に寄ろうかと考えたのだが、1日中眠気が取れなかったので今夜は早寝すべく新規レンタルは諦め、明るいうちに水遣りしようと部屋に向かい、結構乾いているのに驚く。これだけ朝晩涼しくなっても梅雨入り宣言後の雨不足は継続中で、しかもずっと晴天なので地面はカラカラである。少しくらいの雨ではとてもじゃないけど「潤う」レベルには達しないだろう。

実家に戻ってから近所のババアとトラブってしまった。完全にこちらの手落ちなのでそれを素直に認めて謝ったのだが、どうやら「他人のすることは全て気に入らない」タイプらしく、謝罪に赴いた母も鼻先でドアを閉められた、と少々ムカツきながら帰って来た。どちやらこちらの先方の「誠意」の基準が一致しないようである。

勿論うちに非がある。だからそれは認めて謝ったつもりだが、あのババアは「とにかく他人のアラをつついてやる」「どんな謝り方をしても許すもんか」が顔に出ているタイプだったのである程度覚悟はしていたが、とにかく「通じない」。どうすれば気を静めてもらえるのか問うても言わない。そのくせ暗に責め立てる。まるで×××××××××(←自主規制)みたいだ。

近所に住んでいてコレである。個人と個人でさえ「誠意」を伝えるのが難しいのだから、もっと大きな単位になればますます困難になるだろう。拉致問題で対話再開が危ぶまれるキタだけでなく、半島のクニ、ヒトと理解し合い、和解に至るにはまだまだ時間と忍耐が必要だろう。けどあのババアみたいに「聞く耳持たない断固とした拒絶」されては妥協点を見出すことすらできない。

策略もあるのだろうが、あの国が公式に事実を認め、信頼できないにしろ情報を渡したのはかの国の精一杯の「誠意」かも知れない。日本にその「誠意」は通じなくても。と言うか、こちらの「誠意」を求めるのもいかんだろう。軍国主義時代の日本人は私たちとは違う思想に汚染されていたはずで、当時の「正義」と今の「正義」も違うだろう。「洗脳」されているキタの国民は過去の日本人の姿ではないだろうか。ならば「誠意」が一致しないのは当然だろう。

と書くとキタ贔屓と見られそうだが、要するに今は「基準が違う」、そして基準が一致しないと話がかみ合わない、つまり前進しない、と言いたいのである。違いを知る、つまりまず互いの基準を理解し合う努力から始めないと歩み寄ることはできない、一見できてもいずれ破綻するだろう、と私は思うのである。

しかしクニ対クニは国家レベルで進めるしかないのだし、対個人でも認識・見解の近い者同士でないと相手にならない・話もできない。と思う。何にしろ、目下の課題はあのババアだ。さて、どうしたものか。けど会話も成立しそうにない、ってことは気の済むまで怒らせとくしかなさそうだ。でも放置すればしたでまた怒るだろうな。あのテの人はこちらがどう出ても怒るだろう。真に受けてたら気疲れするだけカモ。

と言うので住処に帰って暫くボケボケし、娘@トイプードルと夜の散歩に出て、戻ってからまた少しダラダラして、とっとと寝ることにする。あのババアは怒りで眠れないかも知れないが、私は寝れば気が鎮まるのだ。脳天気な性格でヨカッタ。

今日のニュースめも:スーパーカミオカンデが復旧
ニュートリノ解明に邁進してクレ。

海外:深夜の英国でマグニチュード4.8の大地震(それくらいでビビるなって)・イラク、命令伝達後45分以内に大量破壊兵器の使用可能=英調査報告書(早速反論)

国内:朝日新聞、コラムに読売新聞記事の盗用を認め謝罪(アホとちゃうか)・柳さんの「石に泳ぐ魚」出版差し止め 最高裁判決(個人を踏み躙って成立する「文学」は単なる作家の奢りと思う)・狙いは女子大生 駅構内で新ビジネス JR東日本(日本の経済活動の中心は女子大生ってことか)・ビッグにゆらり 巨大クラゲ公開中 大阪・海遊館(私はUFO@『未知との遭遇』みたいに光るやつが見たい)・健康ベルトでやけどの恐れ(もう忘れてたわ)・送信アンテナ:上野に「新東京タワー」検討(つまり新名所/デートスポット?)

キタ:日本人拉致の実施機関は「35号室」 韓国政府関係者(暴露本を期待)・拉致事件:北朝鮮、日本に「情報網」か(日本の諜報活動能力はどの程度あるのだろう)・有本さん、会談直前まで「生きていた」(何を信じるかが問題だ)

科学:階段も楽々 装着型ロボット、筑波大が開発(人の代わりに動いてくれたらもっと楽そうだが)・昔「豆単」、今「ケー単」(日本語版も必要かと)・これが「理想の精子」の「指紋」です(「理想の卵子」はないのか)

おまけ:Googleで「"go to hell"」を検索(フレーズ検索)すると(ただし""ナシではヒットしない)

【check:お金に対する貴方の本音チェック

あなたの得点は70です!

■解説
躾の厳しい家庭に育っていますね?
自分の事は自分でするように教えられてきたようです。
逆に失敗を許されないできてしまったので、お金で安心を求めています。
頑張り過ぎて、生活が楽しくなくなってはもったいない!
もっと人を頼りにしても良いのですよ。
精神的な安心はお金では買えません。
人を信用するためにはは、まず自分を信用する事です。
「電話カウンセリング」でカウンセラーと信頼関係の作り方を一緒に考えましょう。

感想:ウソくさいなぁ。まるで「ここをクリック!」と送り付けてくるスパムみたいだ。



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2002.9.25 Wed.   文庫のフォント/『O Brother, Where Art Thou?』
昨夜早めに就寝したけど朝はやはり眠いことに変わりはなく、さすがお彼岸と言うべきか、今朝も肌寒い。こうなるとさすがの直射日光嫌いの私でも太陽の恩恵を感じずにいられない。とは言え、昼夜の時間配分はともかく、春分と秋分では太陽光の強さがまるで違う。立春を過ぎると日増しに日射しはキツくなるが、立秋の太陽はまだ夏の強さを留めていても、秋分あたりから照っても激しさは薄れてくる。角度と距離で随分違うものだと感心する。

午前中はチマチマとアタマを使わない作業に勤しみ、雑記更新後買い物がてらランチに出る。が、さすがに月見バーガーは飽きたので別の店に入り、先日ブックオフで買った文庫を読み始めたところ、店頭で立ち読みしようと開いた瞬間「ダメだ」と閉じたヤツだけに冒頭から挫けそうになる。以前から気になっていたモノで、100円だから買う気になったとは言え、これは相当苦戦しそうだ。しかも生理的にイヤンなデカフォント。既に読み始めたことを後悔中である。嗚呼。(←私は近視ではナイのでデカ印字は苦手なのだ)

そして午後はまったりと別のおシゴトをして過ごし、日記を更新して本日終了。ちょっくら寄り道経由で住処に戻り、乾いた鉢だけ水遣りして実家に向かう。母によると昨日のババアはとてもムカツクリアクションはあったものの、その後は特に何もナイらしい。隙あらば誰にでも噛み付いてやる!とばかりに構えいてるヒステリーババアのことはもう気に病むまいと母と話し合い、これ以上波風の立たないことを祈るだけ、と決めた。あんな聞く耳持たんババアの相手なんぞやっとれんわい。

突然「気になる」と言い出した母が娘@トイプードルの顔と足先のカットを始め、妥協できるところまで出来上がるまで待ってから撤退し、CSN1オンエア『テルマ&ルイーズ』を見てからビデオに切替え、のんびり過ごす。今宵の寝待月は鱗雲に覆われていた。


今日のニュースめも:地球の誕生は月よりも先 神大助手ら証明
「地球形成時期を"太陽系ができてから六千万年後"と推定していた」と言うことは、その前は原始地球を含む太陽系と言うことで、正しくは「原始太陽系」ではないのか?こちらは末期"太陽系"のようだが。

海外:韓国、7割の世帯にブロードバンド接続(日本が遅れたのはNTTの陰謀だろう)・炭酸飲料はソーダかポップか? ネット上で大規模調査(そもそもの由来は何だろう)・KFCでビスケットの代わりにマリファナ(喰えねーよ←そゆ問題ではナイ)・ロシア版「出会い系サイト」 世界の男を手玉に(どこへ行こうとオスはオスってことだな)・燃える氷の採取に成功 米オレゴン州沖で(次世代エネルギー源のひとつになり得るのだろうか)

国内:バカ医師(38歳)・バカ巡査長(43歳)・バカもの共(結局イジメ/弱者いたぶりの延長だな)・バカカップル(同じホテルの備品でトータルコーディネイトを目指したのか?)

サイエンス:日本上陸は時間の問題か 米国で猛威の西ナイルウイルス(来ーる、きっと来る♪←貞子かい)・コーヒーに鎮痛作用、ただし効果は女性だけ(ナゼ♂には無効なんだろう)・チンパンジー:ヒトとDNA共通部分に意外な差 米研究者発表(それでも「共通」と言うのか?)・火山灰:300年前の富士山噴火 東大構内で見つかる(富士は休火山*なんだよなぁ)・体内時計、調整DNAを特定――東大、睡眠障害など解明へ(18塩基はかなり重要ってコトか)・家庭用の窓清掃ロボ開発 香川大(汚れないガラスを作ってくれ)・学ぶと膨らむ神経の「とげ」(脳と深海と宇宙は謎の世界だな)・見えた! 鞭毛「逆転」のからくり(近頃の流行はナノテクらしい)
*補足:現在は「休火山」と言う用語は使わないようです。←旧い人間の証明

おまけ:正に「仁義なき戦い」か(72歳)・復興運動(おーるどマック)・「どこでもキーボード」(あると便利だけどまだデカイよ)・ロシア宇宙機(すげーおもしろい!ただしオタク向けかも)

【video:オー・ブラザー!】

ユリシーズ・エヴェレット・マクギー(ジョージ・クルーニー)に唆されて脱獄したデルマー(ティム・ブレイク・ネルソン)とビート(ジョン・タトウーロ)は通り掛かった手動卜ロッコに便乗し、盲目の「名など無い」老人から「予言」される。宝物を求める彼らの旅は長く辛いものとなるだろう、だが宝物は手に入る、しかしそれは求めていた宝物ではないだろう、と。また「乳牛を見るだろう、綿花小屋の屋根の上に」とも。

彼らのお宝はエヴェレットが隠していると言う120万ドルだったが、最初に訪ねたビートのイトコに鎖を外して着替えを与えられたものの、賞金目当てに密告され、すんでのところでその息子に助けられる。彼から車を奪った3人は「悪魔に魂を売ってギターの名手になった」黒人のトミー(クリス・トーマス・キング)を拾い、金目当てで"ズブ濡れボーイズ"の名でレコーディングする。だが野宿中に保安官に見つかり、さっさと逃げ出したトミーと分かれた3人は鞄からドル札を溢れさせた男に道を聞かれ、そのまま便乗する。その男は伝説的銀行強盗ジョージ・"ベビーフェイス"・ネルソン(マイケル・バダルーコ)だった。

強盗に加わった3人はネルソンに分け前を貰い、"ズブ濡れボーイズ"が大ヒットしてるのも知らず、車で逃走中に3人の美女に出会って誘惑される。目が覚めた時にはビートの姿はなく、彼の服の下から出てきたヒキガエルを彼と思ったデルマーはカエルを捕まえて大切に扱い、レストランまで連れて行く。2人の会話を聞いた聖書売りの男(ジョン・グッドマン)は儲け話の振りをして近付き、彼らの金を奪った上、カエルを握りつぶしてしまう。

それでも2人は知事選まっただ中のミシシッピーでエヴェレットの妻(ホリー・ハンター)を見つけ、次いで女たちに売られて再び投獄されていたビートを脱獄させる。しかしエヴェレットのお宝話がウソだったと知り、ケンカ中に3人は何らかの儀式でジミーがリンチされそうなのを見つけて乱入する。知事(チャールズ・ダーニング)の対立候補ホーマー・ストークス(ウェイン・デュヴァル)の選挙参謀と翌日再婚予定の妻を引き止めるため、急遽"ズブ濡れボーイズ"はパーティー会場に潜入して歌うことになった。

*****

ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が送るホメロスの長編叙事詩「オデュッセイア」の舞台を1930年代のアメリカにアレンジしたロードムービー仕立ての冒険譚である。と言っても私は彼らの作品は『ビッグ・リボウスキ』くらいしか観た記憶がないのだが、アレに優るとも劣らない作品だと思う。

気障っチイ"オデッセイ"を演じているのは、ファンには申し訳ないが、私にはショーン・コネリーの二番煎じとしか思えないジョージ・クルーニーで、これが『ER』や『パーフェクト・ストーム』より良い意味でイカしている。全編通じてこれほど芝居がかった軽妙で滑稽なストーリーが、しかもそれがハナにつかない仕上がりとなったのは、あとの2人は勿論、脇役もすべてが適材適所だからだろう。お見事!と唸るしかない。

何となくレトロっぽい映像、軽快な音楽、さり気なく紹介されているミシシッピの風景がまたヨイのである。これは『ビッグ・リボウスキ』が気に入った人にはウケると思う。肩の力を抜いて、例えばバスタブに浸かってワインを飲みながら観たいような、そんな作品であった。
(2000年アメリカ映画108分)



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2002.9.26 Thu.   ファン度調査/『The Score』
天気予報によると今日は崩れる確率が高いとのことだが、朝は日傘を使えるくらい晴れていた。くそ、また外しよったな<気象庁!と怒っていたのにだんだん曇ってきて、雑記更新後自宅ランチに戻る頃にはポツポツと落ち始めた。くそ、当てよったか。←どちらにしてもムカツクらしい

が、実家に帰宅すると玄関はロックされて母の姿は見当たらず、ベランダに洗濯物が取り残されていた(干してあるだけだが)。取り敢えず風向き次第で雨の当たりそうなものは中に取り入れ、残りはできるだけ軒下に寄せてヨシとした。全部取り込むのはメンドウだし、まだ完全に乾いていなかったから。と言うことで。

結局午後は傘が欲しいと思う程度の雨が時折降るだけで水不足解消にはまるで役立たずの、鬱陶しいだけのお天気となった。シゴトの方はエアポケットに入ったようなのんびり状態で、適当に前倒しや先送りに振り分けて片付け、日記を更新して定時に退社したら曇っているのでやや薄暗く、気の早い車はライトを点灯していた。ま、点灯運動(?)もあるみたいだけど。しかしちょいと百均を冷やかしに寄って店を出ると思わず時計(携帯)を見たくらい見事に暗かった。本当に陽が落ちるのが早い。画期的スピードでトシ喰うわけだ(違)。

部屋に戻って戯れに本格ミステリファン度調査をやってみたら島田荘司と岡嶋二人で稼いで辛うじて15冊。他にも一時ちょこちょこ国産ミステリーを読んではいたが、殆ど覚えていない。ここに越す時に大量処分して、残しているのはクイーンとポアロもののアガサくらいだからして妥当と言えば妥当だろう。<「ミステリファンとは言えない」

その前にやった翻訳SFファン度調査も18冊と、散々たる結果に終わったのでこれまたとてもじゃないけど「SFファンとは言えない」。尤も今では大部分が入手困難だろうし、ある程度長く読んでいる人でないと送信ボタンを押す勇気さえ失せると思う。でもミステリの方は比較的最近のモノが多かったような気がする。どちらにしても情けない結果に変わりはないが。

娘@トイプードルと夜のお散歩から帰ってからビデオを見る。終了後CSN1にチャンネルを合わせるとニコラス・ケイジの吸血鬼モノをオンエアしていた。それはともかく、運悪くゴキを飲み込むシーンをバッチリ目撃してしまったのだ。夢に出ませんように。

今日のニュースめも:野辺山電波ヘリオグラフ、太陽表面での超高速伝播現象を捉える
0.5秒で45,000キロメートル(地球の直径の3.75倍)!9万km/sで磁場が移動して粒子を加速してるって?←既に桁に付いて行けない

国内:スーパー「ノー・レジ袋の日」運動 毎月5日に(その前に袋・トレー・ラップの「過剰包装」をヤメるべきでは?<スーパー)・「極めて忠実な摸本」…実は本物 最澄の手紙(ナゼ今までわからなかったのだ?)・「知ってるのに思い出せない」 東大チームが脳の働き解明(「知っているから思い出す」方法を見つけてくれ)

US:ノーベル賞有力候補、データをねつ造(アセッたのかねぇ)・けんかで相手の耳を噛み切って禁固1年(すげぇ歯やな)・ディズニーが294億円支払い合意 アイディア盗用問題(日本のアニメに「そっくり」なのは「偶然」なのに?)・NYに秋の到来を知らせるお菓子、発売開始(日本の焼き芋が冬の風物詩なのと似たような感覚なのかな)・ぐぁああ、天誅!当然捨てたヤツもろとも!

海外:インチキ・トイレットペーパー!――契約違反で、お役所に18,000ポンドの弁償(計測後巻き直して使った?のだろうな)・氷河崩落:原因は火山活動か 北オセチア共和国(それだけだろうか)・リオデジャネイロでビル倒壊、救助作業続く(一瞬またか?!と驚いた)

キタ;むちゃくちゃ北朝鮮、世界中の人を拉致とか拉致「過度の騒動」と北朝鮮メディアが日本非難と非難・反感を煽るのはどうかと思う。かの国の名は朝鮮民主主義人民共和国だが、外部世界から見た実態は「君主」主義「金」民「独裁」国だろう。"神"の命令通りに命を捨てるかつての軍国主義日本人と同じで、日本とは善悪の基準からして違うのだ。泣く前に渡された報告を真に受けた愚かさを悔やむべきだろう。理不尽極まりない死に至らしめたと責めるより安否情報確認が先決だと思う。場合によっては大韓民国との協調捜査もアリ...いや、ヤメておくべきだな。

おまけ:「吸い込まれそうな」「たわわに実った」らしい。

【video:スコア】

ジャズクラブのオーナーで盗みのプロでもあるニック(ロバート・デ・ニーロ)は25年やって来た泥棒稼業から引退してスチュワーデスのダイアン(アンジェラ・バゼット)と落ち着こうかと考えていた。そこへ長年の"仲間"マックス(マーロン・ブランド)が大きなヤマ(スコア)を持ち掛けて来た。しかしターゲットがモントリオール保税倉庫と聞いてニックは「住んでいる町では仕事はしない」と言う流儀に反すると断る。

しかし身体障害者"ブライアン"として内部調査に潜入しているジャック(エドワード・ノートン)に急かされ、マックスとの長年の付き合いもあり、「冒険をしたことはない」彼はこの大仕事を引き受けることにした。

そして暗号解読や最新金庫の破り方、新しく設置されたカメラなど次々に降りかかる問題を解決しながらニックが計画を組立て、ジャックは内部からバックアップを受け持って難攻不落の地下室金庫に収められたアンティークのフランス王室の笏を盗む時が来た。

*****

フランク・オズ監督とマーロン・ブランドが撮影中「対立した」ことしかアタマになかったのだが、コネと最新の小道具を使いこなす盗みの天才とブローカーは考えもやり方も言わば昔気質で、それに対してひたすら野心的で自己中心的、しかも自信過剰の若造と言う、新旧世代の対比を描いた犯罪サスペンスだが、何と言うのか、見事に「定石通り」であった。

名前もガタイもでかい大御所は要するに貫禄出演、若造は引き立て役、主役はデ・ニーロ、ストーリー的にはそれで終わり、と言っても良いかも知れない。見どころは本来なら盗みのシーンなのだろうが、緊張感がチト足りない。それぞれの役者はイイのに、だ。伏線がわかりやすいせいだろうか。何せ途中からラストが見えてしまう。『ユージュアル・サスペクツ』ほど「わかってしまった」悔しさはなかったけど、でもミエミエはイカンだろ。脚本が甘いのかな。

それは別としてジャックのアパートの階段がとてもオシャレだったり、ニックの店の雰囲気や家のインテリアなどは別の意味で興味深かった。それとニックが何の料理を作ってたのか、仕上がりが映らなかったので確認できず、とても気になる。でもモントリオール在住の方なら街並みや景色、ちらっと飛び交うフランス語に目と耳が奪われる、かも?
(2001年アメリカ映画124分)



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2002.9.27 Fri.   なぜ「犬」@天文現象?/『Vidocq』
目覚ましアラームを止めてそのまま俯せになったら娘@トイプードルがふくらはぎあたりに乗って来て、再び寝る態勢に入った模様である。と言うので20分ばかり二度寝して改めて起床。それほど肌寒くはないが、お天気は下り坂に向かっているらしく、夜の間に少し雨が降った形跡があった。

午前中はゴソゴソとお仕事に励み、雑記を更新して自宅ランチに戻ると本日も母は留守だった。よくまぁこれだけ毎日ウロウロするなぁと呆れてしまう。でも家に籠ってワイドショーおたくババアになられるよりは健全と言えるかも知れない。やや湿気があると思っていたら、午後になって時々雨が落ち始めた。さて、どれくらい降ってくれるのやら。

日記を更新して今日も寄り道経由で実家に帰宅した頃から本格的な雨となった。夜ごはんを食べた直後に睡魔に襲われ、1時間ばかりリビングのソファに睡没。おかげでいつもより住処に戻るのが遅くなり、しかも結構な雨の降り方なので娘との夜のお散歩をどうしようと思案しながらネットをウロつく。雨のせいか、今夜は肌寒い。

娘がねだるので雨の中散歩に出る。実家では雨が降っている時は足元が濡れるのを嫌ってどうなだめすかしても叱りつけても外へ出ようとしなかのだが、雨に当たるのも殆ど気に掛けることなく、娘は元気良く跳ねながら散歩を楽しんでいる。帰宅したらお腹回りから汚れていて閉口したが、娘はもう"夜のお散歩"が習慣化したらしい。娘が喜んでくれるのは私も嬉しいけど、冬場の寒さを考えるとちょっと複雑である。

それはそうと、母がばったり例の「とにかく他人のやることは気に入らないからケチつける」ババアと出会ったらしい。予想通りネチネチ言いた気な雰囲気全開だったそうだが、世の中には何かの不満を他人にぶつけたくて仕方ない人種がいるのは確かで、彼らは怒りや憎しみをエネルギー源にしており、知ってか知らずか他人に不快感を与えるのが最高に悦びであるようだ。

彼らは自分が正しくて他人は悪と信じている。だから何をしても許される、悪を懲らしめて当然と思っている。攻撃的であることを非難するつもりはないけれど、私や母のように平穏と安定を好む人種とは相容れない相手と言えるだろう。放置してくれてる時はウザイだけで済むのだが、標的にされた場合はチトしんどい。ナメてかかってると大人しく見えても平安を乱すヤツは容赦しないのを知らないのなら、教えてやらんでもない。まだまだ我慢/無視の限界まで余裕はあるが、その時は覚悟しとけよ>ババア。

今日のニュースめも:Venus Pillars and Dogs
天文/気象現象で言う「太陽柱」「幻日」の金星版らしいが、なぜ「犬」なんだろう。事象そのものよりそっちが妙に気になる。

キタ:北朝鮮工作員事件、これまでに50件も摘発(通報無視は含まれていないのだろうな)・「拉致疑惑の過剰取材抑制を」…日本新聞協会(写真誌と女性誌、ワイドショーが悪の枢軸か)

たるんどる:USJ爆破予告で誤認逮捕 10日間の勾留後に釈放(彼の名誉はどうなる?)・同時テロ被告に機密文書渡す 米政府のミスが発覚(日本なら「隠蔽」されていただろう)

オドロキ:タイでライオンの虫歯治療(ライオンも虫歯になるのか)・10年ぶりのオックスフォード辞書最新版に、スターウォーズの「ジェダイ」登場(まだ載っていなかったのか)・阿寒湖マリモ「30cmに9百年」は俗説、十数年で成長(なら900年でどんな大きさに?)・エイズ発症を阻止する体内物質を発見か 米チーム(使えそうだけど元を断たねば)

【video:ヴィドック】

愛人の裏切りで逮捕され、脱獄を繰返し、変装の名人でもあった囚人ヴィドック(ジェラール・ドパルデュー)は犯罪を取り締まる警察側に就いて活躍したが解雇され、ニミエ(ムサ・マースクリ)と探偵社を開設した。フランス革命が崩壊し、再び王制復活したものの民衆の不満が募っている時期に武器商人と火薬製造法を開発したばかりの化学者が落雷で焼け死ぬ事件が発生し、警視総監ロートレンヌ(アンドレ・デュソリエ)はヴィドックに捜査を依頼したが、その1週間後の1830年7月24日、彼がガラス工房の窯に落ちて死んだと言うニュースがパリを駆け巡った。

ヴィドックの伝記を書くと言うエチエンヌ・ボワッセ(ギヨーム・カネ)が探偵社を訪れ、ニミエから犠牲者の帽子に金色の女性用の中国製髪飾りがあったことを聞き出す。無人の事務所で隠し部屋を見つけた作家はそこで猿の頭を持つ悪魔のついた髪飾りを発見し、東洋の踊り子プレア(イネス・サストレ)から第3の犠牲者、医者ラフィットらが"自己愛"しかない人間で、そのために殺されたと言うヴィドックの見解を聞く。

そして作家は彼らの変態趣味を満たしたと思われるタンプル地区を訪れて新聞記者フロワサール(フランソワ・シャトー)の取材記録から3人が純潔の処女を集めていたことを知る。記者に言われて次にアヘン中毒のラフィット夫人を訪ね、彼らが鏡の仮面を付けた錬金術師と取引きしたことを聞き出す。その頃総監の部下トゼ(ジャン=ピエール・ゴズ)もその地区に伝わる言い伝えを調査していた。「その仮面に顔が映った者は命を落とす」と言う言い伝えを。

*****

日本では殆ど知られていないフランスの伝説的ヒーロー、ヴィドックと言う実在の人物を描いたゴシック・ホラーである。その凝った映像は非常に素晴らしいのだが、超ドアップとか角度的にスクリーンで見るのはかなりきついショットが多いように思われた。しかし『エイリアン4』、『ロスト・チルドレン』を手掛けたと言う映像クリエイター出身のピトフ監督と、2作でキャラクターデザイン担当マルク・キャロ他美術や映像効果はなるほどと唸らせるに充分と思う。

天然『シラノ・ド・ベルジュラック』の探偵とその死の真相を追うひ弱そうな作家、奇妙な髪型の悪役っぽい総督、一癖ありそうな相棒と愛人が絡むミステリー性のあるストーリーは、作家の調査状況である現在とヴィドックの捜査状況の過去が交差させながら違和感なくラストに導かれる。このあたりは昨夜の『スコア』に比べると遥かに上出来と言えるだろう。

クレジットからしてなかなか素敵で、しかもその間に無駄なく(?)ヴィドックの経歴や状況を流すと言う手法はイカシていたし、音楽も特殊効果も全て群を抜いて良いもので、全体的に見ても非のうちどころがないと思う。しかしどうにも「目が疲れる凝り過ぎた映像美」感が強く、時代背景などももう少し活かしても良かったのではないかとか、イネスは結局何だったの?と思ったけれど、まぁ鑑賞価値はあるだろう。

それはともかく、何となく"ヴィドック"はホームズのモデルでなくても、キャラクター性の一部のような気がした。<頭の良さと変装の名人
(2001年フランス映画98分)



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遅ればせながら
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2002.9.28 Sat.   役に立たない教育係/『The Forsaken』
二度寝して11:00過ぎに起床。一体何時間眠れば気が済むのか自分でもわからないが、一応これで先週の平日中に積み立てた睡眠不足は利息付きで解消できたであろう。お天気は曇り、しかし昨夜は結構降ってくれたようで、その痕跡が路面のあちこちに残っている。

実家でブランチを摂って帰宅し、先週の溝掃除の続きに取り掛かる。本日のエリアは長年剥き出しになっていたらしく、ガチガチに塵が溝を埋めており、非常に手強い。私は何をやっているんだろう、溝掃除したところでどうせすぐ元の木阿弥になるのではないかと、一抹の虚しさを覚えつつせっとせ泥と埃の混合物をほじくり出す。うっかり手袋(作業用軍手)をはめなかったので手が痛くなったところで本日分は終了とする。

これで玄関に移動する予定の棚を動かす目処がついたので明日は大工仕事をすることになるだろう。背の高いこの棚を分割して使おうと言う魂胆なのだが、うまく行けば玄関部分がかなりすっきりするはずである。頭の中で台所の新しいレイアウト(←そんな大層なものではナイ)を構想し、玄関部分では靴はこう整理しよう、園芸用具や混合土他はああして、その次は...と果てしなく妄想しているのだけど、どうなることやら。ま、イメージの50%を実現できればヨシ、とすべきだろうな。励んだところでどうせ元がボロ家だし、大して変わり映えしないし。←既に諦め気味

日記を作成しようとしたところでちびから「来てるよ♪」コールが入り、娘@トイプードルと実家に戻る。お絵描きしたり、字のレッスンをしたり、久々にお風呂に入れたり、あれやこれやお付き合いして自宅まで送り届けて帰宅したら22:00を過ぎていた。ま、たまの甥っ子孝行だ。仕方ない。それにしても私は字が下手なだけでなく、画才も無い、まったく役に立たない教育係である。お絵描きが「あてっこ」とは、何とも悲しかった。←猫と犬の見分けがつかない

夜のお散歩後日記を更新し、ビデオを見る。本日も平穏と言うか、変化のない週末であった。

今日のニュースめも:ブッシュ氏「フセインは父さんを殺そうとしたやつ」
それがイラン攻撃の本音か<小薮@ファザコン野郎。そもそもテメーの強硬策がテロを呼び込んだのではないか?なのに私情から国民を延々とテロの脅威に晒し、国税を使ってまだまだ兵士を殺すつもりなのか。

サイエンス:太陽光と新触媒使い水素を発生、東北大教授が開発(科学界も省エネ?)・電波を吸収する木材開発 岩手大(色々使えそう)・未成年からの喫煙→50代で肺がん危険(ぎくっ)

国内:ミスタードーナツの餃子に小石混入 公表せず販売中止(懲りてないらしい<ダスキン)・ハサミをキー代わりに自動車盗、容疑の少年ら18人逮捕(どこのメーカーや)・全日空副操縦士、あわや酒酔い乗務 出発7時間遅れる(災難だな<乗客)・会場予約忘れイベント延期 大阪(たるんどる)・被爆のマリア像を国内初一般公開 名古屋(そんなのがあったのか)・プリペイド式携帯を回収 北朝鮮の工作船から(プリケーは問題あるよなぁ)・スリムな少女、手錠外して逃走−長崎(身長163センチ、体重30キロってスリムどころではないだろう)

海外:夫婦は同じ病気にかかり易い――「汝、病める時も」仲良く?(同じ生活習慣なのもあるだろう)・82歳のホームレス 銀行強盗に失敗 NY (お元気なことで)・猫の解剖を拒んだ生徒をキックアウト MD(なぜそんな授業が必要なのだ?)・高圧電流銃で「しつけ」? 米、キレる親相次ぎ逮捕(信じられん)

【video:ヴァンパイア・ハンター】

LAの映画会社に勤めるショーン(カー・スミス)は1週間の休暇を取り、子どもの頃から世話になった姉の結婚式に出席がてら5万ドルの復元ベンツをマイアミまで届けることになった。途中でパンクし、しかも財布も失い、結婚祝い金を使い込んで修理の間立ち寄ったモーテルで幻覚のような夢を見たショーンはヒッチハイカーのニック(ブレンダン・フェア)を同乗させ、更に妙に怯えた娘ミーガン(イザベラ・マイコ)を拾う。

実はショーンはヴァンパイア・ハンターで、彼女が"ウイルス"に侵されていると見抜き、ヴァンパイアを誘き寄せる囮にするつもりだったのだが、ニックが彼女に咬まれてしまう。ショーンはかつて咬まれた医者が処方したと言う吸血鬼化の進行を抑える薬をニックに飲ませ、彼自身が1年前吸血鬼に咬まれたことと、吸血鬼の歴史について語り始める。

トルコの戦いで血の海で生き残った十字軍の8人の騎士たちの前に地獄の使者アバドンが現れ、彼らは契約して永遠の命を得たが、拒んだ1人を殺したことから闇と血に生きることになった。その"呪い"は病気となり、やがて感染源は"堕落(フォーセイクン)と呼ばれるようになった。4人は既に死に、アフリカと東欧に1人ずつ、北米大陸に2人いて、ウイルスは感応し合うので感染源を断てば消滅するが、吸血鬼を倒すのは"神聖な場所"でなければならないと言うことだった。

そしてミーガンに感応した吸血鬼のキット(ジョナサン・シェック)がシム(フィーナ・オルーシェ)と運転手ペン(サイモン・レックス)を従えて彼らを追跡し始めた。カーチェイスや銃撃でボロボロになったガス欠高級車で彼らが辿り着いたのはアイナ(キャリー・スノッドグレス)と言う老女が一人で住む墓地の傍に建てられた家だった。

*****

吸血鬼モノにも色々あるが、本作では十字軍の騎士が地獄の使者と契約し、ヴァンパイア・ウイルスの感染源となった、しかも元を断てばOKと言う、何ぢゃそりゃとツッコまずにいられない設定で、連続殺人しながらポンコツ車でさすらう、何ともアメリカンなヴァンパイアなのである。

冒頭の体に付いた血を洗い流すシーンは『キャリー』を彷佛させてくれたが、バストを晒しているのは『コヨーテ・アグリー』のコだったが、お色気はフィーナ・オルーシェに完全に負けてる状態。つか、これでもヒロインなのか?と言う地味さで、ヴァンパイアもややカリスマ性に欠け、ハンターズもごくフツーっぽい、とまぁ吸血鬼モノはこんな程度だろうと言う作品だった。

同じハンターものなら『ブレイド』の方が断然派手でおもしろい。しかし何となく続編を作りたいようなラストだったなぁ。
(2001年アメリカ映画91分)



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2002.9.29 Sun.   ミミズ字体/『Far Scape Vol.9 #17 Through the Looking Glass #18 A Bug's Life』
昨日よりほんの少しだけ早起きした。予報では曇りがちで雨が降るかも知れないとのことだったが、どう転んでも雨など降るはずはナイ!と断言したくなる晴天である。と言うので実家に戻るなり押入から毛布を引っ張り出してベランダに干す。これでこの次寒くなった時にはすぐに使えると言うわけだ。いつでも来いよ。<放射冷却

住処に戻ってメイルチェックと巡回を少しして、台所の棚切断に取り掛かる。その前にまずは移動である。どっこいしょと背の高い棚を居室まで移し、せっせと溝掃除に励む。掃除機を掛けて再度溝に詰まった埃の塊をほじくり出し、水拭きの後乾くまで暫く放置、その間に棚をカットすることにしたのだが、何せ手動ノコ作業なので大変である。

いつ終わるとも知れないキコキコ作業に半泣き状態で精出していたら中央部分が空洞とわかった。つまりかなりカットが楽になるわけだ。しかしシンドイことに変わりはない。日射しが出ているせいか、久々に気温が上がっているようで、肉体労働(←私的には)をしていると汗が噴き出して来る。暑い。が、休んだら動く気力を喪失する自信があるのでとにかくノコと板と格闘する。

やっと終わったと気を抜いたらお約束通り木屑受けをひっくり返し、また掃除機をひっ張り出してガーガー唸らせる。この間中、娘@トイプードルはたまに私の様子を見に来るものの、殆どベッドかソファでウトウトしていた。私もホントは一緒にお昼寝したかった。

カットできた棚を玄関に設置し、分解した状態の残りの部分をどう使うか思案する。ある程度のイメージはあったのだが、どちらかと言うと計画性無しで「切る」ことに走ったような気がしないでもない。とにかく玄関部分は見苦しくない程度に仮完成する目途が立ったと言えるだろう。まだまだ余地はあるが、来週末には一応ヨシとしたい。

台所に戻って棚のあった場所に冷蔵庫を移動したところで力が尽きた。娘のトイレに付き合い、ちょっと目に付いた雑草を引き抜いてとっとと中に入り、ビールを飲みながらネットをウロつく。暗くなって来たので半額ビデオ屋に走り、そのまま実家に戻る途中で空を見ると、雲を茜色に染めた西日が真上に向かって真っ直ぐ残光を放っていた。太陽そのものは沈んで見えないのに、それでもとても美しい光景だった。

弟と来ていたちびと少し遊んでいると、書き順は滅茶苦茶、ミミズ字体ではあったが、自分の名前の何文字かを書いて見せたので「書いたぞ、読めるぞ!」と大騒ぎした私は完璧なおばバカと言えるだろう。なので開き直って親戚宅に行っていた母にも帰宅早々見せびらかしてやった。←バカ

激ンマ栗おこわを食べて住処に戻り、日記を更新後娘と夜のお散歩。そして「地球号」と「情熱大陸」かに悩みつつ、忘れず「世界遺産」を見てからビデオを見る。が、それは1時間枠ドラマ2本分だったので、終わったら当然ながら26:00を過ぎていた。←明日起きれるんか?

今日のニュースめも:人工透析、自宅で…帝人が04年春にも開始計画
画期的。実現したら透析患者の自由時間が増え、家族負担が減るだろう。透析そのものは無論苦行なのに大して変わりはないだろうが、通院しなくて済むだけでも随分患者の精神的・肉体的負担は軽減されると思う。

国内:プラズマTV80台ごと大型トラック盗まれる(被害総額は5000万円から1億円程度!防犯ろう人形「こわもて大男」@80万円を導入すべきだったかも?)・日本海からマイワシが消えた 水産庁の資源調査で判明(マグロ養殖に次いで「大衆魚」も「珍味」となり、そして養殖化か)

海外:韓国政界「女性タレント上納」騒ぎ 大統領選前、沸騰(日本にもあるのではないのか?)・有本恵子さん「最後の手紙」よど号グループが偽装か(「敵」は「身内」でもあるワケだ)・北朝鮮、日本向け日本語放送でも拉致評論伝える(キタの国民に伝えても批判など出ないと思うが<"マインドコントロール")

UK:英国で大規模な反戦デモ、数十万人が参加(USの独走を止められるのはやはりUKか)・英前首相、同僚議員との不倫が発覚(さすがだ、USに負けてない!←そゆ問題かい)

US:ドライブ・スルーでマリファナ販売(先日のこれは偶然にも「合い言葉」を使ったと言うワケか)

【video:ファースケープ−宇宙からの帰還−VOL.9 閃光】

#17 異次元発生の危機!

妊娠しているモヤの能力を疑い、下船や売却について話し合うクルーたちにピースキーパーから逃げ切れる能力があるのを証明するため、モヤはパワー不足にも関わらずスターバーストを実行し、何かに衝突して止まってしまう。ライジェルとパイロットの姿が消え、更にダーゴ(アンソニー・シムコー)、次いでエアリン(クラウディア・ブラック)もいなくなってしまう。

クライトン(ベン・ブロウダー)はモヤが不思議な光に包まれているのに気付き、司令室にいたパイロットからDRDを含め全システム機能停止状態だったが、エアリンらが船内にいることを確認する。だが司令室から移動しようとして突然赤い光に包まれ、激しい吐き気に苦しむ。そこにはダーゴがいた。その空間を抜け出すと今度は青い光が差していて耳が聞こえなくなったが、そこでエアリンを見つける。次にクライトンは黄色い光の中で笑い転げるライジェルを発見する。

ザーン(ヴァージニア・ヘイ) らの元に戻った彼はパラレル・リアリティに陥っていることを報告し、モヤが次元の狭間で動けなくなったのではないかと考える。4つに分裂しつつあるモヤと子どもを救うため、クルーらは脱出方法を模索し、クライトンはチアナ(Gigi Edgley)を伴って各空間に作戦を伝えに行く。だが彼らを襲う光の帯が壁に付けた傷跡が素数で、何ら彼のメッセージと考える。その光の中に吸い込まれたクライトンは次元の亀裂の修復役と言う生物と対面する。

#18 ウィルス蔓延

接近中のマローダーを発見したクルーは囚人護送船を装い、エアリン"大尉"とクライトン"大佐"はピースキーパーに変装してララック大佐(Paul Leyden)一行を出迎える。彼らはピースキーパーの管轄外にあるガマック秘密基地まであるモノを運ぶ途中で船が燃料切れとなったため、モヤを奪おうとしたがDRDに阻まれ、クライトンの監視下に入ることに同意する。

エアリンはララックに接近し、彼らがブラックゴーストの呼び名で噂されていた特殊部隊で1サイクルかけて発見したモノを科学者の基地に届けるところと聞き出すが、チアナが大佐の部下ソーン(Zoe Coyle)から容器のキィをくすね、"重要なモノ"をライジェルと共に開けてみると、そこには醜いエイリアンが1体収められていた。

彼らが運んでいたのはインテラント・ウイルスで、宿主に一定期間留まると胞子を放出し、ウイルスが去った後体内が酸性になることがわかっており、細菌兵器に活用するため宿主ごと捉えていたのだった。だがライジェルに転移したと思われたウイルスは大佐の部下からチアナ、そしてクライトンに移っていた。そしてウイルスに操られたクライトンはハッサン博士(Zoe Coyle)を撲殺し、全員が集まった所で彼の体内から飛び出した。急遽ザーンが試薬を処方し、誰が宿主か調べることになった。

*****

私のお気に入りTVシリーズである。相変わらず最終的にクライトンが仕切り、しかも「正しい」のがややムカツクが、#17の次元の狭間で色と事象が分裂する、と言う設定はなかなかユニークだと思った。が、コミュニケーションへのアプローチが素数と言うのはあまりにもありがちで、どうせならもっと「トンデモ」にして欲しかった。尤もこれでもツッコミ出したらキリがないような気もする。

#18は私の好きなエアリンが活躍したのでそれだけでヨイ。クライトンが上官と言うのも、制服が似合わないのも見逃してやろう。まぁ「かしこいウイルス」はどこかにありそうな気がするし、それが兵器に改良/改善(←良でも善でもないと思うが)されるのはヒトに近い生命体ならさもありなん、と言うストーリーだ。

2本ともクルーはまんべんなく出番があったし、ほぼ『スタートレック』並みに悠然と見ていられるようになった。同じく人気TVシリーズでも『ダークエンジェル』はまるで萌えないのに、やはり私は結局宇宙人との共存関係、と言うのが好きなのだろうか。このシリーズはクライトンの活躍に毎回イライラさせられるのだけど、なぜか妙にテーマ音楽とも好きなんだよなぁ。
(1999年米・英・豪他TVシリーズ100分)



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2002.9.30 Mon.   既に死語に思える/『Far Scape Vol.10 #19 Nerve #20 The Hidden Memory』
今週はきっちり5日出勤、ついでに月変わりと言うことで何となくユーウツである。そんなわたしの気持ちとは裏腹に本日は朝から快晴で、それも車を降りてから日傘を取りに戻ったくらい久々に日射しが強い。ますますウツになる。

それでも午前中は何だかんだと適当におシゴトに励み、雑記更新して実家ランチに戻る。存分に日射しを浴びた車内は大変温かくて、久々にエアコンをフルパワーにせずにいられなかった。何でこんなに暑いんだよっ!もう秋になったんだろーが、エエかげんに鎮まれ>残暑!と叫んだかどうかはヒミツである。

午後もウダウダと遊びながらシゴトし、早々と下書きできた日記を更新。したら途中がヌけていた。報告する前に気付いて良かった。でもアンテナにはどのように表示されるのだろう?と考えつつ(←実はまるで考えてナイ)、入力画面でそのまま書き足して今度は間違いなく「更新」して才人とテキスト庵に報告して本日終了。一応終業時間まで座っていたが。

内閣が改造されたらしい。誰がナニで、前はダレだったか、なんてのはまるでワカランが、とにかく株価・国債が世界市場から見放されているのは私でも察しが付く。で、公的資金で何チャラするためどーのこーのと新聞・TVなどのニュースで解説されているが、何でまだクニ、つまり税金を金融機関に際限なく注ぎ込むのかが私には理解できない。もう何度も「援助」されたのではなかったか?なのにまだ足りないのか?

それに一体いつまで「不良債権」を放置しているんだ?どこもかしこも子会社にせっせと回して身ギレイにしたのを黙認して来たこれまでの政策が間違ってるのではないの?銀行にカネ預けてもぜーんぜん増えない状態が続いて、あれこれ優遇措置受けて、金融機関はボロ儲けしてるのではないの?自分の「借金」は「見ないこと」にして。

だいたい自分のカネを動かすのに手数料取られるわ、平日昼間しか店頭業務は受付ないわ、しかも思い切り待たされるわ、土日は入金できないわと、役所並みにサービス悪いやん。どうせ甘い汁吸ってるのは経営陣だけだろけど、せめて土曜日午前中だけでも営業してくれたら随分便利になるのに、ATMの充実程度の「顧客サービス」しか思い付かないのだろうか。

しかも働いてるのは機械なのに(メンテナンスは人間だろうけど)時間外料金分捕るし、結構あくどい商売してるくせしてナゼいつまでも「健全」にならないのだ?あの童顔大臣ならできるのか?既に死語に思える「構造改革」が。どうにもこうにもようワカラン。

月曜定番アニメが今週もなかったのでとっとと撤収。ゴソゴソしてから散歩に行き、ビデオを見る。明日から神無月だ。あと1ヶ月で年末だな。<11月突入と共にクリスマス商戦&迎春準備スタート

今日のニュースめも:大人の脳神経、光の刺激で訓練可能 渡邊米大教授ら発見
それはトシ喰ってからでも「おりこう」になれる可能性がある、と理解して良いのだろうか。

癌:リンゴ成分にがん細胞死なせる効果 弘前大が研究(農薬もタップリ入ってるもんね♪<発抗両効果アリ?)・がん細胞の「身分証明書」破壊し退治…京大グループ(その「知能」を別方面に活かすことはできないのか)・ポテトチップス中の発ガン物質、アミノ酸から生成か(「健康のため食べ過ぎに注意しましょう」)

国内:古代の鏡を三次元解析 データ共有し比較 橿原考古研など(大陸由来と国産の比率トカもわかるのね)・市営住宅の家賃滞納9億円 横浜(正直モノがバカに思える金額だな)

ウザイやつら:西友返金パニック、“あさましい客”が殺到(店側の読みも甘かっただろうけどヒド過ぎる)・視覚障害の疑似体験と女子高生目隠し、スカート内を盗撮(35歳)・交際断った女性を脅迫、容疑の僧りょ逮捕 警視庁(生臭い30歳)・生徒にメル友紹介を依頼、高校講師逮捕(30歳)

海外:漂流で船を失った男性に寄付 米国(「イイ話」なのか?)・「おむつ」はぜいたく品?(資源ゴミにはならないだろうけど)・途上国のコンドーム、需給ギャップ拡大(貧しい→仕事/することがない→励む→子沢山でますます生活が苦しくなる→テロリストが洗脳する、の悪循環だな)・アフガンで米軍が民間人に暴力行為 米誌が報道(さもありなん)・職場でこっそりネットサーフィン…その実態は?(ウソだ、もっと多いだろう)

おまけ:Iカップ(確かにデカすぎ!つか、ここまでイクとキモイ)

【video:ファースケープ−宇宙からの帰還−VOL.10 拷問】

#19 頭脳ゲーム

ララックに刺された傷は完治したが、エアリン(クラウディア・ブラック)は毒素を分解するパラフォラル神経が損傷しており、合う神経細胞を移植しなければ助かる見込みがなく、自身の診断では余命60アーンだった。それを知ったジョン・クライトン(ベン・ブロウダー)はドナーを探すためチアナ(Gigi Edgley)と共にララックのIDチップを使ってガマック基地に潜入する。

ジャビオ司令官(Stephen Leeder)と警備責任者ヘスコン大尉(Anthony Kierann)は不信を抱きながらも彼らを基地内に招き入れる。そして驚いたことに宇宙平和維持軍(#7)でクライトンに協力したジリーナ(Alyssa-Jane Cook)がいて、クライトンの危機を救い、更に人工神経も入手してくれたのだが、クライトンは最高責任者スコーピアス(Wayne Pygram)にスパイと見抜かれてしまう。

その頃船内ではダーゴ(アンソニー・シムコー)のアイデアでエアリンをモヤに繋いで毒素が溜まるのを何とか抑えていたが、彼女の容態は危険な状態に陥っていた。意識層剥ぎ取る"椅子"による拷問を受けたクライトンは牢獄に入れられ、そこにはイカれたスターク(Paul Goddard)がいた。一方クライトンの記憶を見てスコーピアスはクライス大佐(Lani John Tupu)を基地に召喚した。

ジリーナの機転でチアナはプローラーで脱出し、無事エアリンに神経を届けることはできたが、クライトンは強力なオーロラチェアで更に記憶を抽出されていた。

#20 消された記憶

ジリーナの細工のおかげでクライトンは"秘密"を隠し通すことができたが、基地が研究しているワームホールの情報をクラリスが持っていると言う偽の記憶が再現され、それを確認するためスコーピアスはクライスをオーロラチェアに座らせる。痛め付けられたクライトンは牢獄でスタークに介抱され、彼ら労働者種族にも感情があり、その"光"が心や記憶を隠すことができるのだと聞いていた。

モヤの出産が始まった頃、ひとまず神経が繋がったエアリンはクライトン救出に向かう決意をした。そしてダーゴとザーンと共にポッドで基地に向かい、優秀なピースキーパーらしく、まんまと内部に侵入してジリーナと再会し、クライトンとスタークを救い出す。ジリーナを含めた3人はスコーピアスの部下(Nicole Roma)の足元で息を潜めて追っ手をやり過ごしたが、基地の閉鎖を解くためには将校のチップが必要だった。

その頃モヤは難産の末に前代未聞の武装したリバイアサンを無事出産していた。

*****

いよいよ1stシーズン終了目前となり、本巻は2本で1話、つまりタイトルは別だが、前後編となっている。オーロラチェアが暴くクライトンの記憶は懐かしいシーンのオンパレードとも呼べるもので、おまけに懐かしい人物が登場するなど、なかなかのサービスパックと言えそうである。(←そうか?)

今回は白塗りエイリアンのキアナが大活躍で、これがまたなかなか良いキャラクターなのである。戦士のエアリンと僧侶のザーンにはない娼婦っぽさとオチャメ振りが炸裂とでも言うか、とにかくカワイイ。そしてエアリンもカッコいい。ザーンはやや控え目だけど、ダーゴもヨイ。

そして今後完全武装のベイビー・リバイアサンとスタークがモヤとそのクルーらとどう関わって行くのか今後の展開が非常に楽しみである。それにしてもビデオで良かった。TV放映で1週間待たされたらジタバタしてただろう。<早く続きが見たい!!!
(1999年米・英・豪他TVシリーズ100分)



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