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2002.9.1 Sun.
曇り&強風/『Nosferatu, eine Symphonie des Grauens』
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11:00前に起床。それでもまだ寝足りない。激晴れだった昨日のお天気から一転して今朝(?)は曇っている。相変わらず風が結構あるのも有り難い。決して快適気候ではないけれど、昨日のような暑さでヘロヘロになるお天気よりは動こうと言う気になる。それは母も同様らしく、ウロウロしてたと思ったら、いつの間にか私がブランチを摂る横でランチの準備を始めた。
「まだお昼になってないよ?」と言うと「朝早う起きて動き回ったからお腹が空いた」そうで、テーブルにお皿を並べている。それを見て私が「和・洋・中やな」と冷やかすと、母は「ほんまや、ゼータクやな」と笑いながら昨夜の残りの冷麺・おにぎり&納豆・あんパンをせっせと胃袋に収めたのであった。<炭水化物ばっかし
娘と部屋に帰ったそのアシで台所の床掃除を始める。板張りなので(フローリングに非ズ)遠慮なく水拭きが出来るのが嬉しい。洗剤入りと水だけで2度拭きしたので、暫くは裸足でも平気だ。見た目は変わらないのだが、どうも掃除機掛けだけだと裸足で歩き回る気にならないのである。そのまま一気に寝室と居室の掃除を済ませてからソファに座り込む。
何せ私はおバカなサルなので、ソファに座ったら速攻でネットに繋ぎ、マシン前から動かなくなる。要するに座ったら最後、その日は何もしないうちに終わるのである。「ちょっとだけ」のつもりが数時間に至る自分の意志の弱さに呆れてしまう。わかっているけど座った途端に根が生える、ならば座る前にヤるしかナイ!と言うので「今日はどうしてもコレだけはするぞ」と決意した時は「まず動く」のである。寒くなるとこの作戦もあまり有効ではないのだが。
ともかく先に動いたのがヨカッタらしく、適当にマシンを閉じて懸案の玄関部分の壁紙用下地作りに手を付ける。そのまま貼ってやろうかとも思うが、剥がすことを考えると部分的でもベニヤ下地をすべきだろうと言う結論に達したのである。と言うのでまずはカットから。<それも手動ノコ
曇りで風があるとは言え、このような"肉体作業"をしていると汗が噴き出して来る。が、少し前は汗が出てすぐ痒くなったり、時にはピリピリ痛むのですぐにシャワーで汗を流さないと我慢できなかったのに、今日は拭き取れば痒みも出ない。やはり暑さの質が変わったのだろうか。ともあれ、小さなノコでキコギコするのもなかなか疲れるものなので(普段何もしないから)、壁2面分で本日終了とする。
今夜は早く引き上げるつもりで早めに実家に戻ったのだが、結局力を入れて見ていないのでさっぱりワカラン大河ドラマ鑑賞に付き合ってから帰宅。CSN1でやっていた『グロリア@ジーナ・ローランズ』を見ながら日記を作成・更新し、またもやにっくきプロ野球中継で放映時間がズレた「世界遺産」終了後ビデオ。夜に入っても曇っていたのだが、一時的に大粒のにわか雨が降ったようだ。
今日のニュースめも:“合法的”集団レイプ犯に死刑判決…パキスタン 「文化の違い」で済まされたくない憤りを覚えると同時に日本人に生まれて良かったと思う。
web関連:話せるじゃん オヤジと女子高生、ネットでホンネって...朝日よ、恥ずかしくないのか?<「じゃん」@死語。HDデータ消去法を知らないユーザーは多いと思う。
UK:ダイアナ妃事故死から5年、大勢が献花関連記事英国民、王室のダイアナ元妃への対応に不満=調査とのことだが、国民の関心のマトはこちらの方が高いらしい。
サイエンス:卵巣活性化の遺伝子発見か 台湾の共同研究グループ・地球形成まで“たった3000万年”=神戸大など(8/30付)
【video:吸血鬼ノスフェラトゥ】
ブレーメンの不動産屋レンフィールド(アレクサンダー・グラナック)はドラキュラ伯爵(マックス・シュレック) から家を探しているとの手紙を受取り、部下のジョナサン・ハーカー(グスタフ・フォン・ワンゲンハイム)に彼の向かいの家を勧めるようトランシルヴァニア行きを命じる。
ジョナサンは出世のチャンスと喜び、妻ニーナ(グレタ・シュレーダー)を友人宅に預けて単身旅立つ。予定より到着が遅れているのが気になったが、村人に夜は化け物が出ると説き伏せられて一晩泊まった宿に「吸血鬼の書」があり、そこには1443年不死のもの(ノスフェラトゥ)誕生と書かれていた。
馬車を飛ばしてやっと伯爵の城に着くと、痩せ細って奇妙な容貌の男が近付いて来た。彼こそ城の主、ドラキュラ伯爵だった。その夜ジョナサンは悪夢にうなされ、翌朝喉元に咬み傷があるのに気付く。それは書にあった吸血鬼の仕業にそっくりだった。
***** 『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』のネタ元作品である。覚悟はしていたが、モノクロ・コマ送り・サイレントは眠気との闘いである。数回負けて巻き戻したが、ともかく根性で最初から最後まで目を通すのが精一杯だった。
また前述の作品とコッポラの『ドラキュラ』を見ているので「ああ、ココはあのシーンだったのか」とか「これはキアヌだったよな」などと"回想"しながら見ることができた分だけ退屈しなかったと言えるだろう。とにかく声・会話がないと映像から状況を推察するしかなく、その意味ではムカシのヒトは想像力が豊かだったのではなかろうか。或いは現在が情報過多なのか。
とは言えホンモノのシュレックはデフォー以上に長身痩躯で、天然の不気味な「怪人」とわかっただけでも収穫だろう。それと今では子供だまし程度のカメラワークや演出・編集技術なのだろうが、影を使ったり、モノクロを反転させたり、コマ送りならではのぎくしゃくとした動きを逆手に取った映像技術・表現はそれなりにおもしろかったし、彼と一緒に船でやって来たネズミの大群がブレーメンにペストを持ち込んだと言うアイデア(?)もなかなか良いと思う。ドアにつける十字架の印や葬列はなかなかステキだった。
しかし原作ではキーパーソンのヴァン・ヘルシング教授が食虫植物の講義をしている程度の"活躍"ではチト物足りない感じ。映画化権の問題で伯爵の名を「オルロック」にしたと聞いていたけど、字幕は全て「ドラキュラ」となっていたのは何故だろう。時効で解決したのだろうか。それはともかく、近頃の派手で下品で暴れまくる「吸血鬼モノ」に比べるといかにも「正統派」だなぁと思った。 (1921年ドイツ映画64分)
any comment please.
【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。 救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。 グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
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