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sea of tranquility
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2003.2.1 Sat.   悲劇再び/『Resident Evil(Biohazard)』
新月の月始めは春節でもあったが先週から続いている寒さに変わりはないようで、時折霙が落ちて来る曇りがちの土曜日が娘@トイプードルアラームで始まった。実家でブランチを摂り、雑用を片付けて住処に戻るとこの冷気にもめげず元気な雑草が目に付いて暫し草抜きに没頭する。冷え込みで萎びたパンジーと植え替えたアリッサムの回復は難しそうだ。雑草の逞しさを分けてやって欲しいものである。

膝が痛くなったところで切り上げてコタツに陣取り、巡回してからDVDを鑑賞し、夕寝して実家に戻る。新しいレシピに挑戦した母の「不味い!どないしよー」に少々手を加えて「イタリアン肉団子」の夜ごはんを頂いてみるとセロリがチト固いけど茄子は激ンマで、改良の余地はあるものの、なかなかイケる出来であった。

帰宅後ディスカバリーチャンネルを見ながらだらだらと日記を書き始め、更新報告してからる。さんのところでコロンビア事故を知り、CNNにチャンネルを合わせて愕然とする。宇宙からの警告の日に「チャレンジャーの教訓は生きているらしい」と雑記で書いたばかりなのに、再び悲劇が起きるとは言葉もない。しかも帰還16分前に交信が途絶えるとは。

かなり遅くまでCNNやNHK、ネットニュースで情報を収拾したが16日間の飛行中に得られた科学実験の成果やデータ、そして何より私など比べるまでもない知識と勇気と活力と能力と未来を備えた7人の命が失われた衝撃は治まらず、事故直後からトップページが変更されたNASAとSpacefightのリポート画面を見つめてはただ涙を流すしかなかった。

しかし各メディアが第一に被害者家族に哀悼の意を表し、干渉を慎む態度は例えしつこく同じ映像を流し続けようと「さすが人権大国」と感心する。日本の記者なら第一報が入るなり家に押掛け、または電話攻勢で「どんなお気持ちですか」と非情にマイクを突き付けるに違いない。報道と言う名の、罰せられない暴力。

この事故が宇宙開発だけでなく世界情勢にどれほど影響を及ぼすかはわからないけれど、宇宙飛行士たちの死を重く受け止めるのならば、開戦した場合の死者は7人を遥かに凌ぐことも考えて欲しいと思う。尤も既にシナリオは完成しているような気がするが。

今日のニュースめも:スペースシャトル空中爆発か 61キロ上空で連絡絶つ
詳細:帰還直前、シャトル空中分解し墜落 7人死亡CNN.com(実際には2/2付け記事なのでややフェイント)
関連:突入角度と摩擦が課題 スペースシャトルWeather radar appears to show shuttle debris'Valiant' crew lost in shuttle disaster

サイエンス・テクノロジー:たんぱく質:水に溶けたまま質量測定 千葉大助教授が成功(活動状態を観察できるとは画期的)・子ども肥満原因、3歳時の生活慣習…富山医薬大の研究(脂肪細胞との関連は随分前から指摘されていたと思うが)・ファスト・フードは麻薬と同じ!? 脂肪・糖分は中毒症状を引き起こす可能性大!(説得力あるぞ)

ネット・IT関連:“ブロッグ”がソフト開発者の重要ツールに(やはり「情報」が命か)・最強のロボットはどれだ 愛好家が格闘技大会(何で戦闘能力なの?)

国内:イワシ1キロ2100円!キンメダイ並み“高級魚”に(諺も変えないとねぇ<鰯の頭も→金目鯛の頭も)・万引き中学生逃走死の古本店、励まし受け再開へ(「人殺し」扱いしたバカ共は嫌がらせを続けるだろうが負けないで欲しい)

海外:ブッシュ大統領、たった1ドルで島を売却(私でも買えるぞ)・米国の不法移民が激増、約700万人に(中南米や中国から、とか)・イラク攻撃論戦中に「戦争ゲーム」に熱中 下院議員(何も考えてないのね)・リトル東京でサクラ満開 猛暑のロス32度(あまり羨ましくない気温かも)・「巨大な猫」が愛犬を惨殺した?−英国(「モルグ街」ではあるまいが)

正義vs邪悪:米大統領「生化兵器には核報復」の指令に署名 米紙報道(待ってるようながする<仕掛けるチャンス作り)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:バイオハザード】

21世紀初頭、全米一の企業で表向きは世界有数のコンピュータ・テクノロジー、医療、健康関連会社であるアンブレラ社はラクーン・シティ地下にある"ハイブ"社員にも極秘で軍事技術開発、遺伝子実験、最近兵器の研究を行っていたが"バイオハザード"が発生して施設は外界から遮断され、500人以上の研究員らは全員ハロンガスによって絶命した。

シティ郊外の洋館でシャワー中に意識を失った女(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が目覚めた時、その記憶は消失していた。邸内を探索している時に一陣の風が吹き、ガスマスクを着用して完全武装した一団が突入し、彼女は侵入して来た男(エリック・メビウス)に庇われるが警官マット・アディソンと名乗る彼は隊員レイン(ミシェル・ロドリゲス)に取り押さえられ、彼女はリーダー(Colin Salmon)に報告を迫られる。

事情の飲み込めないまま彼女・アリスは彼らに連れられて貨車で移動する。そこで同じく記憶を失った男スペンス(ジェイムズ・ピュアフォイ)を見つけ、ハイブ到着後彼女は2人が偽装結婚して移動ルートを守る特殊部隊の戦闘員で、5時間前にハイブの全職員を抹殺し、防御システムが稼動して彼らの記憶を喪失させた施設を管理している超人工知能"レッド・クイーン"を停止するため派遣されたことを知る。

水没した研究棟を迂回して標本室らしき食堂BにレインとJD(パスクエール・アリアルディ)を見張りに残し、一行はコンピュータ・ルームに辿り着き、リーダーらがメインルームに向かうが突然通路が閉鎖される。カプラン(マーティン・クルーズ)が防御システムを解除した時には全員が絶命していた。アリスとカプランはレッド・クイーンを一時停止して再起動不可能にするが、システムを解除された時にT-ウイルスに汚染されたゾンビ"アンデット"と"ケルベロス"が移動を開始したことを彼らはまだ知らなかった。

*****

言わずと知れた人気TVゲームの映画化作品である。『フィフス・エレメント』や『ミリオン・ダラー・ホテル』他でエキセントリックなヒロインを演じたミラ・ジョヴォヴィッチがやたらかっこいい。純情と言うか可憐さを秘めた強い女戦士なのは良いけどその衣装は何でやねん、とツッコミたくなるのは置いておこう。そして『ガール・ファイト』の目付きの悪いねぇちゃんミシェル・ロドリゲスもなかなかオイシイ役どころと言えるだろう。私は特殊部隊隊長のコリン・サーモンがもっと良いと思ったけど。<特にヤられるとこが

まぁ何となくわかるような展開ではあるのだが、そこそこアクションもホラーシーンも良く出来ていて、飽きさせない枠内に留めた上映時間中退屈させないし、音楽もソレっぽくて娯楽作品としては及第点をクリアしていると思う。何故洋館突入時にガスマスクを着用していて施設潜入時にはマスクなしなんだ?を始め、ちょっとツッコミどころもあるけれど。
(2002年アメリカ映画101分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
2003.2.2 Sun.   何の変化もない休日/「The Forge of God/Greg Bear」
今朝も娘@トイプードルアラームで起床。どうやら「きゅうん」以外に前脚で私の腕を軽く叩く(蹴る?)新しいワザを取得したらしい。うまく表現できないのだが、ヒトを起こす時に「ねぇねぇ、起きて」と手を軽くチョンチョンする、あんな感じである。娘は布団の上に飛び乗って四肢を突っ張って全体重をかける荒技は母にヤっても、私には使わない。母はナメられているとも言える。

今日も曇りがちで気温もあまり上がらないようである。なのにブランチ後娘のトイレに出たついでにまたまた庭の雑草抜きに暫し没頭したのは寒がりの私らしからぬ行動だが、ヤり出したら草引きは止まらないのである。終わったつもりで振り返って良く見ると足元部分をすっかり残していたり、何せ目安になるような境界線がないのでキリがないのだ。

住処に戻ってさすがに草引きする気にはならなかったが少し花苗をイジったり、室内をゴソゴソしてたら何となく時間が経ち、コタツに座り込んで巡回してから週末恒例の夕寝と、毎度のことだが何の変化もない休日の過ごし方をしてしまった。動く気力さえ凍ってしまう寒いのがイカンのだ。

夜ごはんは新しいレシピの肉団子入り味噌煮込み饂飩風。お鍋一つなのに結構ヴォリュウムがあって温まった。恐らく定番メニュウになるだろう。お風呂に入って帰宅後ディスカバリーチャンネルを見ながら日記作成し、「地球号」「世界遺産」を見る。そして早寝すべくTVを消して読みかけ文庫を開いたところ、ゆうにDVD1本見るくらいの時間を掛けて最後まで読み終えたのであった。

コロンビア・デブリに触らないようアナウンスされているが、きっとマニア向けにくすねるヤツが出現するに違いない。それで癌になったら「落としたコロンビアが悪い、NASAのせいだ」と裁判に掛けるのだろうか。ヤりかねんな、勘違いの多い国民だからして。<「正義は我にあり」

今日のニュースめも:「力」の象徴墜落、米国に衝撃 威信傷つく
宇宙開発でも主導国たる傲慢さが気の緩みを招いたようにも思う。或いは軍事費に注ぎ込むために予算を縮小されて手が回らなかったのか、長年の慣れから油断が積み重なった結果なのかも知れない。
関連:NASAがシャトルを全面飛行停止=当分取り残される(?)宇宙ステーションの3飛行士(つまりロシア頼みか)・シャトル事故:女性飛行士クラークさん 前日、親族にメール(宇宙から地球を眺めると世界観や人生観が変わるそうなので是非フセインと小藪を片道燃料で送り出して欲しい<打上げ前から天然「デブリ」)・シャトル残がいに触れ50人手当て(もっといるかと思った)・シャトル事故にイラク人は「神の裁き」、パレスチナは弔意(事実であろうが過剰演出の可能性も否定できない)
詳細:asahi.comニュース特集:シャトル空中分解NASA - Space Shuttle Columbia and Her CrewSpaceflight Now

健康・医療:薬を効かなくする性質広げる新型耐性腸球菌を発見(自然界のウイルスも激しく進化している、と)・健康食品の安全性、1万人でチェック 専門家を募集(そもそも安全な食品はもう無いのでは?)・アルツハイマー病:原因物質の分解助ける分子特定 理研チーム(スバラシイ!←兆候がいるらしい)・本気で自殺する人は脳の構造が一味違う(自滅プログラム入りなのか?)

正義vs邪悪:開始48時間で大規模空爆 イラク攻撃で米紙報道(まだヤる気喪失しないらしい)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【book:天空の劫火/グレッグ・ベア】

1996年6月26日、前大統領の元でBETCまたは"ベッツィー"と呼ばれる地球外通信局局長を勤め、現クロッカーマン大統領着任後地位を退いた天文学者アーサー・ゴードンは木星の第6衛星エウローパが突然跡形もなく消失したことを知らされた。約半年後、デスバレーを調査中のエドワード・ショーら地質学者グループは地図にない火山灰の円錐丘を発見し、更に目測で高さ500m、幅その半分、高さ100mの贋物の山でプテラノドンに似た生物らしきものを見つけて南のベイカーと北のファーナス・クリークの中間にある町ショショーニまで運び、エドワーズ空軍基地に通報する。

良く10月オーストラリアのビクトリア砂漠でエアズロックに似せた岩石が突如出現した頃、アーサーは大統領直属特別調査団団長を任命され、親友で生化学者のハリー・ファインマンを訪ねて副団長就任を要請して承諾を得るが、彼の余命が幾ばくもないことを知らされる。そしてヴァーデンバーグ宇宙活動センターで<客>と面会し、2人は「悪い知らせ」を受け取る。

ジャーナリスト出身のSF作家トレヴァー・ヒックスは"焦熱地獄(ファーナス)"に関する情報から現地で秘密裡に緊急事態が進行中と察知してデスバレーに飛び、基地に居合わせた大統領に乞われて特別調査団に加わることとなったが、側近たちは異国人の参加を快く思わなかった。そして忠誠を立てた彼らにも<客>と面談した大統領がやがて信仰に走り、"黙示録"にある罰から逃れられないとして降伏を宣言することになるとは予想できなかった。

一方オーストラリアの岩からロボットらしきエイリアンが現れて政府代表らと会談を持つに至った。その言動は<客>が語った<惑星喰い(プラネット・イーター)>の容赦ない破壊活動とは対照的に極めて友好的だったが、現地時間の10月20日にアメリカからやって来たアーサーらとの会見によって"シュムー"と呼ばれるロボットの態度が急変する。

東部太平洋時間11月1日、ディスカバラー号でラマボ海淵の重力傾斜を測定していた海洋物理学者ウォルト・サムショーらは火球の海面衝突を目撃する。同僚サンドは重力計が刻んだ異常なデータから飛行物体は見掛けの大きさと合致しない1億トンもの重量があると算出していた。アーサーを始め科学者たちがデータを収集して推測に追われている間にもエウローパの破片が火星と金星を目指し、また<キラー探査体>ハンターが密かに活動を開始していた。

*****

"荒涼たる孤独"としか言いようのない夢を見たことがある。私の脳が読み終えたばかりのSF本を映像化した上で私自身をストーリーに投入したものとすぐに察したが、科学的考察からかけ離れているとは言えあまりにも鮮烈で、本のタイトルは忘れてもその記憶は消え失せることがなかった。そして本書が悪夢と言って良いかも知れない夢の根源だった。再読。

絶対的な力の前ではあまりにも人類は無力であることを思い知る展開のおかげで私は本書を読んで以来全てが虚しく、また同時にあらゆる瞬間がかけがえのないものと思えるようになった。それくらい私には衝撃的な内容で、大いに影響を受けた作品と言えるだろう。前もそうだったが惑星崩壊のシーンは何度も同じ行を読み返し、少し朧げになっていたその迫力あるイメージを再び刷込んだような気がする。

為す術もない状況に陥った場合、人はいろんなものに走るだろう。宗教、家族、最も幸せだった過去など、選択肢は数々あるが、何故か旧世界欧州より新興国米国の方がその傾向が強いように感じるのは歴史と文明の長さや深さによるものなのだろうか。まるで根付いたものがないように見える。勿論家族は大切だし、それを守りたいと思うのはわかるけど、突き詰めれば保身のために近付くものに銃口を向ける凶暴さが潜んでいるように映るのだ。旧世界ほど余裕がないと言うか、足元が危ういように感じるのである。それは本書の大統領の姿に象徴されているように思う。

見る人が見ればツッコミどころは満載だろうが、とにかく私には本書は「忘れられない1冊」である(忘れてたけど)。最後の瞬間、私は1人で立ち向かうことができるだろうか。それは今も答えは見い出していないし、そんな状況を迎えたくないと思うが、記憶に留めて伝えるか、その場に残って体験した記憶もろとも理不尽と言えるような死に甘んじるかの選択なら、私はエドワードでありたいと、今は思う。
(ハヤカワ文庫)



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2003.2.3 Mon.   8円合わない/『Quills』
またまた平日が始まった。お天気は結構良いけど相変わらず空気が冷たいし、社内は寒い。ヤる気ナシでだらだらしてたらランチ前に雑記更新できなかった。何となくイヤな予感。<帰宅後更新

予感は的中し、住処で日記を作成・更新して実家に戻るとランチで帰った時にも「計算が合わへん」とボヤいていた母はまだテーブルに帳面(←手書きなので)と電卓とメモを拡げて格闘していた。そして太巻きでなく葱トロ巻きを丸かぶり中も母はブツブツ言い続けるので仕方なく夜ごはん後手助けすることにした。

母は今年度1年間とある会の会計係を仰せつかったそうで、現金出納帳に手書きして管理しているのだが、収支報告をするに当たって帳面と通帳残高は一致するのに明細毎に分類して計算した数字と8円合わないと言うのである。原始的な手書き故書き写す時に間違ったのだろう。と言うことはお昼に指摘したのだが、午後中かかってもまだ見つけられない、と言う状況であった。

まずは念のため元データと呼ぶのもこっ恥ずかしい領収書やレシート、入金メモが貼り付けられたノートと現金出納帳を突き合わせてみる。私が元を読み上げて母が帳面をチェックすると言うやり方で一応記入漏れも記載ミスもないことを確認し、電卓を叩いて支出合計と収入合計、残高を合わせてみる。数字は一致、つまり元ノートと帳面に間違いはない。この時点で私はかなり疲れた。<原始的

母が書き出した項目別の小計と合計を算出してみると確かに帳面より残高が8円少ない。となると項目別のどこかに間違いがあるはずである。と言うので母の項目別を私が読み上げ、母が帳面をチェックすると言う原始的やり方(しつこい)で合わせてみるとこれまた間違いないと言うのである。しかし8円合わない...何でやねん。

ゼッタイ母がどこかを書き間違えているに違いない。あまりの超原始的さに泣きそうになりながら帳面と明細表を1つずつ照らし合わせて行く...と最後から2番目の項目で8円差を発見!さっき照会した時に何で見落としたんや、母。そしてどうして午後中かかって見つけられなかったんだ。「自分は正しいと思い込んでるから見つけられんかったんや、年寄りの証明や!」と叱咤してお風呂に向かったのだが、むちゃくちゃ疲れた。精神的に。手書き。帳面。...原始的(まだ言う)。

母の間違い探し中にたまたま映っていた番組は未婚・既婚・未婚と既婚の二択に当てはまらない離婚経験のある30代女性の生活振りを取材したものだったのだが、結婚願望のある人はそれなりに良妻賢母向きの習い事をしていたり、仕事熱心な人は本人なりの苦労・努力しているのを見て1桁のトシの頃からずーーーーーっとのほほん生活に浸ってなーーーんにも身に付けていない私が結婚にも勤労にも向いていない・できない(したいかどうかはともかく)のは当然だと思った。

帰宅してメイルチェック、巡回、ニュースチェックしてからDVDを見る。思ったより長かった。

今日のニュースめも:不妊の雌ライオン、赤ちゃんレイヨウをさらうが……
レイヨウって何だ?と思ったらどうやら牛の仲間らしい。そんなのに猫科の動物が母性本能を抱くとは、摩訶不思議。

コロンビア関連:シャトルの老朽化と予算制限に関心集まる=コロンビアの事故で(ウリのリサイクルシステムを見直すべき時期かも)・シャトル乗員の遺体、確認急ぐ 破片が貯水池に?(それはとても危険)・事故シャトルの危険物質4種を発表 NASA(それでも売り出すヤツはいる)・車輪収納庫から拡大か シャトル空中分解(「ポップコーン現象」の可能性もあるらしい)・悲しみに向き合う町 相次ぐ遺体片発見に、星条旗供え(それはわかるが新たな「グラウンド・ゼロ(爆心地)」はちょっと...)

健康・医療:携帯電話利用で、脳を有害物質から守るバリア構造に穴が開く?(アブナイのはケータイだけではないと思うが。関連:1/31pick upGSMケータイの電磁界が成長途上のラットの神経細胞を破損)

ネット・IT関連:米国人はネットをますます重要視、ネット上の情報には懐疑的(それは世界的傾向では)・オンライン買物客が病みつきになる「送料無料サービス」(確かに)・Slammerに自分のコードを悪用されたセキュリティ研究者が苦悩する胸の内を明らかに(警鐘のつもりが仇になったわけだしなぁ。関連:Slammerが残した真の問題点と教訓世界で40万台以上感染か ネット障害)ルネッサンス時代のハッカー――NYでレオナルド・ダ・ビンチ展(ハッカーと天才は同義ではないだろう)・二足歩行ロボット「目玉おやじ」誕生!(うう、欲しい!税込6800円は「番竜」より遙かに値打ちがある!)

国内:ナマケモノ、段ボールですくすくと成長(公開できるまで順調に育って欲しいものだ)・顔や虹彩で本人確認…パスポートに生体情報導入へ(ますます紛失・盗難したらヤヴァイ)・ご神体盗んだ米人教諭逮捕、周辺神社でも被害…青森(真似っこ日本人が続出するかも)・新たに「くしゃみ剤」検出、神奈川・寒川の毒ガス問題(そんなもんがあるとは)・未成年喫煙:息子を放置していた両親を書類送検 石川県警(ナンボでもタイホせんとアカンぞ)

海外:「1等40億円」に韓国市民が大熱狂!(観光中の日本人や米兵が当たったら怖ろしいコトになりそうだな)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:クイルズ】

親愛なる読者よ
淫らな物語を聞かせよう
歴史の狭間の真実
好色な香りをまとい
必ずや官能を刺激する秘話

フランス革命を生き延びたマルキ・ド・サド、正式名ドナシアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド侯爵(ジェフリー・ラッシュ)はド・クルミエ神父(ホアキン・フェニックス)が理事長を勤めるシャラントン精神病院に収容されていたが、神父の計らいで貴族に相応しい部屋と少しばかりの自由を与えられていた。それを利用して侯爵は執筆した「ジュスティーヌ」の原稿を小間使いのマドレーヌ・ルクレール(ケイト・ウィンスレット)を使って出版していた。

作者不詳としていてもサドの文体と見抜かれ、時の皇帝ナポレオンは彼を監視するため冷酷な精神科医ロワイエ・コラール博士(マイケル・ケイン)を院長として病院に送り込む。博士は拷問具を使ってサドを矯正すべきだとしたが、神父は「心の毒を文字にして浄化する」と主張して彼の特権を奪おうとはしなかった。しかし治療の一環としてサドが座長を務める病院の劇団が博士と16歳になったばかりの彼の花嫁シモーヌ(アメリア・ワーナー)を題材にした新作笑劇(ファルス)"恋の罪−ファルス−"を本人の目の前で上演したため、神父はサドから羽ペンとインクを取り上げてしまう。

だが侯爵は筆記用具を奪われても別の方法で新作を編み出し、鼻歌を歌いながら執筆を続けた。獣じみたプション(スティーヴン・モイヤー)を始め、問題のある患者らの世話に疲れたマドレーヌは侯爵の書いた物語の主人公になった自分を想像して魂の堕落を自制していたのだが、その想い共々神父は理解しておらず、同時に彼自身がサドの世界に惹かれていることも認めようとはしなかった。神父と院長はますますサドを追い詰めて行った。

一方尼僧院育ちの孤児だった新妻はサドの芝居を見て鉄格子と鍵付きの寝室に閉じ込められた自分の境遇に気付き、入手困難なサドの作品を読み耽って次第に生と性に目覚めて行く。そして皇帝から授かった城の改装を請け負った建築家プルーイに近付いた...

*****

主演のジェフリー・ラッシュ@『シャイン』を筆頭に、ケイト・ウィンスレット@『タイタニック』、マイケル・ケイン@『サイダー・ハウス・ルール』、ホアキン・フェニックス@『グラディエーター』とオスカーまたは絡んだ豪華キャスト、しかも各々が見事にハマッていると言う、ストーリーや官能度、コスチュームやセットより、俳優の演技力によって生まれた作品と言えるだろう。ホント、本作は配役勝負作品だと思う。

どの作品でもジェフリーは「その人」としか思えない演技なのだが、本作でもエクボの出るヒップを露出してエロく、かつ品と知性のある貴族作家サドもこんな人物だったのではないかと思えるほどサドになり切っている。また形の悪いバスト見せるなよ、と言いたくなるケイトも好演しているし、ホアキンも暴君皇帝など比べようのないくらいすごい。脇役の患者たちもまたユニークだし、とにかく俳優陣は本当に素晴らしい。いや、ストーリーもそれなりに迫力はあるのだが。

とにかくサドの執筆にかける執念、熱意は凄まじい。その彼を矯正しようと奮闘する美しい神父もまたサドの世界に引き込まれる、あのシーンはかなり迫力があったと思う。アソコは15禁にしてもおかしくないかも知れない。とても笑えたのがナポレオンの「寸足らず」振り演出であった。因みに「美徳を知りたければ、まず悪徳を知ることだ」とサドが語った通り、公式サイト(注意:アダルトコンテンツ含む)の「悪徳」はとても勉強になると思う。
(2000年アメリカ映画123分)



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2003.2.4 Tue.   垢擦り/『Legall Blonde』
少々寝坊して実家に戻ったら母も寝坊していた。さすが母娘。←感心している場合か

朝は春はまだまだと言うばかりの冷え込みだったが、次第に天気予報よりは協力に晴れ間が出て来て立春に相応しいと思えるようなポカポカ陽気となった。思わず日向ぼっこ居眠りでもしたくなるが、勤め人の悲哀で、室内で黙々とシゴトを片付けるしかない。ちょっとサボッていた作業を少しずつやっつけて雑記を更新して実家ランチに戻る。

午後は朝の続きをしながらネットをウロつき、翌週の手配などしながら日記を作成し、時間内に更新。ガススタンド経由で実家に戻ると既に夜ごはんの用意が出来ていたので妙に早い気がしつつ、夕方のニュースを見ながらおでんを食す。お箸で取り出そうとしただけで潰れかけたくらい良く火の通った大根が激ウマだった。が、今朝私が「同居丼」をリクエストしたことを母はすっかり忘れていることに気付きかけもしなかった。因みに同居丼とは他人と親子の「同居」丼のことで、命名者は勿論私である。

食事時間が早かったので当然入浴時間も早くなる。つまり今夜は早く帰宅出来そうだと思っていたのだけど、お風呂を上がりかけたところでやたら時間を食うこととなった。先日百均で買った「垢擦り」を時々使ってるのだが、カラダを拭いている時に何気なく腿を掻いたところ、小学生の頃の夏以来の「垢」が出て来たのである。驚いて「垢擦り」で擦ってみると出るわ出るわ、仰天するくらい垢が落ちるのである。もしかして垢製鏡面コーティングされていたのかと呆れるくらい取れた。つか、私ってばこんなに汚いコだったのか。いやん。

帰宅して例のごとくネットをウロつき、ちょっと思い付いて壁面腕立て伏せをやってみる。効果あるんだろうか。限りなくナイような気がするけど、寝転んだら娘がじゃれついて来るので運動などできんのだ。重し代わりに腹の上で大人しくしてくれれば少しは役に立つのに。

今夜は時折シャーっと霙に近い雨が降っているので明日の朝は結構冷えそうな予感がする。DVDを見てから就寝。

今日のニュースめも:コロンビアの事故でロシアの宇宙計画も崩壊の危機に=資金難でISSが文字通り宙に浮く
悲観論者なら今回の悲劇を「宇宙/神からの最後通牒だ、人類は宇宙へ出るべきではないのだ」と捉えそうだし、事実その通り(人類は宇宙のバイ菌)なのかも知れないが、宇宙を目指すことを諦めないで欲しいと思う。関係ないけどシャトルは「女性(her)」(NASA - Space Shuttle Columbia and Her Crew)なのね。ま、「母船」と言うもんな。
関連:米シャトル事故で国際宇宙ステーション計画に影

どうも惰性による気の緩みとオエラ方判断の甘さ・慢心による「人災」の様相を呈しつつあるコロンビア関連:スペースシャトルの残骸捜索:市民にサイトへのアップロードも依頼(100年後かも<「今から10年後にも、誰かが森を散策していて破片を発見することになるだろう」)・「コロンビア」の実験データ、一部残存の可能性)機首発見、ボランティア数千人が捜索 シャトル事故相次ぐ遺体片発見に、星条旗供えシャトル打ち上げ直後の損傷、「目視」確認せず打ち上げ時に落下した断熱材が「主犯」に浮上偶然カメラがとらえた「黒い線」とはタイル損傷が最有力要因 シャトル空中分解事故シャトル、80年代から断熱材脱落トラブル 過小評価?打ち上げ時トラブルの影響評価 NASA内部文書を報道シャトル安全性巡る事前警告届かず 大統領へ元職員提出

サイエンス・テクノロジー:世界平均気温、観測史上2番目の暖かさ(アツイやつが増えたからだろう<毛のないサル)・治りにくい傷に効く高性能ガーゼ(ポイントは「エラスターゼと呼ばれる酵素」とか)・インフルエンザ予防接種の副作用、2年間で7人死亡(自然の殺人兵器だな<フルー・ウイルス)・野放しのペット輸入、ようやく法規制へ 感染症予防法改正案に盛り込む(時既に遅し、カモ)・スナック類の「特大サイズ」、心臓病の要因に!?(要するに摂取量が問題なのでは)

ネットIT関連:発表されたばかりの「Opera 7」に早くもセキュリティホール(そんなトコまでM$に対抗せんでも)・世界最大規模のオンラインデータベース「Factiva.com」、日本で本格展開(個人レベルでも使えそうだな)・サイボーグ009をBB.exciteが独占配信。TV未公開映像も(み、見たい...)・史上初のサイバー戦争に備えて……(いつか必ず勃発するだろう)・三菱重工、家庭用人型ロボットを開発! 家庭内の不安解消、100万円ほどで市販(100万の価値があるとき思えんが)

国内:高いレベルの学力持つ子ども少ない 文部科学白書分析(教える側もじゃないのか?)・防大から無届け放射性物質(50-60年代から「防衛」してたわけか)・開館前にマンボウが全滅−美ら海水族館 水槽内で爆発的に寄生虫が発生(うっかりミスで呼び物が無くなった、と)・ルアー刺さり白鳥けが 山形(心ない釣り人の取締と罰則を強化しろ!)・オオタカが撃たれ負傷、種の保存法違反で捜査…松本(心ないハンターの取締と罰則を強化しろ!)・都心の野鳥に新マイホーム…大手町で巣箱かけ替え(空き家率はどれくらいなんだろう)

海外:ペットのウナギ論争、「ベッド」作れば浴槽でOK(「大岡裁き」風「金さん」みたいやな<これにて一件落着)・デイヴィッド・ベッカムは新たな時代の「男性像」!?(「女性像」は誰だ?)・M・ジャクソン「第3子の母親は代理母」(この「手」が遺伝したら確かにキモイ)

正義vs邪悪:アルカイダに毒ガス訓練か=イラク秘密警察が90年代−米誌(しかしそもそもアフガンに武器を与えたのはメリケンやろが)

おまけ:この美脚!「猟奇的な彼女」の素顔とは… 韓国のトップアイドル、チョン・ジヒョン(ウットリ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:キューティー・ブロンド】

女子社交クラブ"デルタ・ヌゥ"会長エル・ウッズ(リーズ・ウィザースプーン)は生まれながらのブロンドで、持ち前の底抜けの明るさでCULA大ロサンゼルス校の人気者だった。しかし求婚目前と信じていた名家出身のワーナー・ハンティントン3世(マシュー・デイヴィス)に「将来のために」別れを告げられる。政界入りを目指す彼にはマリリンでなくジャクリーヌが相応しいと言って。

彼がパートナー探し目的も兼ねて名門ハーバード・ロー・スクールに行くのだと考えたエルは一念発起して猛勉強の末エルサットと呼ばれる検定試験を見事突破し、入学を許可される。愛犬チワワのブルーザーを連れて勢い込んでエルはハーヴァードに乗り込むが、ファッション・ビジネスで優秀な成績を収めた彼女の西海岸のノリは東海岸と大きくかけ離れていた。更にワーナーがヴィヴィアン・ケンジントン(セルマ・ブレア)と婚約したショックから咄嗟に目に止まったネイル&ヘアサロンに飛び込む。

愚痴を聞いてくれたネイリストのポーレット(ジェニファー・クーリッジ)が自分以上の不運に見舞われることを知ったエルは逆に彼女を励まし、気を取り直してワーナーとヨリを戻そうとするが、婚約者に冷たくあしらわれ、大恥をかかされる。しかしその時ワーナーが「ブロンドには別の道がある」と言われたエルは彼を見返すべくハート形のノートとファー付きペンをシェル型iBookに替えて猛勉強を始める。それでもオシャレには手を抜いたりしなかった。

猛勉強の成果をキャラハン教授(ヴィクター・ガーバー)に認められ、エルはワーナーらと共に彼の法律事務所の弁護団に迎えられる。驚いたことに夫殺し容疑者ブルック(アリ・ラーター)はクラブ先輩で、美容のカリスマ的存在だったことからエルは彼女の無罪を信じたが、アリバイを語ろうとしないため、裁判は不利と思われた。

エルは教授の補佐をしている弁護士エメット(ルーク・ウィルソン)と前夫人(ラクエル・ウェルチ)の供述を取りに出掛け、次に一人でブルックと面会してアリバイを聞き出すことに成功する。だが彼女は「姉妹の約束」を守り、裁判に勝つためと説得されても容疑者の信頼を裏切ろうとはしなかった。ヴィヴィアンはそんな彼女を見直し始めた。

ところが教授の狙いはブロンド尻軽女で、セクハラを受けたエルはLAに戻る決意をしてポーレットの店で泣き崩れた。偶然そこに居合わせた最初の授業でエルを追い出したストロムウェル教授(ホーランド・テイラー)に励まされてエルは驚き、そして再び闘志を燃やす。

*****

キャメロン・ディアズに続くブロンドのコメディエンヌ誕生と言うような作品だが、ノリはモテるブロンドが主役の『メリーに首ったけ』より超楽天家の金髪娘が周囲を振り回して変化をもたらすあたりはファンタジーっぽい『アメリ』に近いような気がした。ま、後者は映像からしてファンタジーそのもので、キャラはカヴるものの、こちらの方が元気が良い。

恋人にフラれたブロンドがヨリを取り戻すために入学した名門大学で当初は浮いていた存在から天然の明るさと偶然に恵まれて人間的にも成長して行くシンデレラ的サクセス・ストーリーなので細かいこと言わず、ただ楽しむだけで良いと思う。大学生と言うのはチト老けて見えようと、あまりに都合の良い展開に「けっ、世の中そんなうまいこと行くかい!」なんてツッコむのは御法度である。

某サラ金CMでお馴染みのチワワのコスプレもナニだが、エルのインテリアやオシャレもなかなかミモノだろう。私には付いてイケないノリだけど、LAってマジでああなのだろうか。さすが快適天候の土地だと呆れるばかりの明るさである。
(2001年アメリカ映画96分)



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2003.2.5 Wed.   シビリゼーション
何か熱いなぁと感じていたのは気のせいではなかった。まさか電気式毛布が「強」だったとは。が、今朝も結構寒い。ゴミ出しして実家に向かう途中微かにフロントガラスに水滴が落ちたけれど、霧雨とも呼べない雨粒の量である。こんな「雨以下の雨」のは何と言えば良いのだろう。

午前中はちょいとデータいぢりして遊び、雑記更新後外食ランチに出る。曇りがちだが予報よりは晴れ間が多く、そのぶん暖かいような気がする。ドトールでいつものサーモンのベーグルではなくシーフードのベーグルを食してみたが、私はやはりサーモンの方が好きだと確信しただけであった。

ランチ後ちまちまと作業しながら日記作成していたら大量のデータが回ってきてテンキーを叩きまくるコトになった。久々のテンキー使いで手首はおろか肘まで疲れてキーボードを打つ気力まで萎えてしまい、日記の時間内更新は断念せざるを得なかった。と言うので住処経由で実家に戻る。

とろろ蕎麦で満腹になった途端に眠くなり、暫しコタツでうたた寝することにした。夜ごはん後はたいてい母とコタツ寝するくせに、何故か娘@トイプードルは私と一緒に寝ようとせず、ダイニングで何やらノートを付けている母のところに行ってしまった。

帰宅してネットしながらディスカバリーチャンネルの「シビリゼーション」を見る。今夜は第二次世界大戦関連らしく、23:00からの「カラーで見る第2次世界大戦−勝利と絶望−」ではドイツのユダヤ人大量虐殺や原爆被害者の、思わず顔を背けたくなる生々しい映像が流れていた。骨と皮だけになった遺体が薪のように積み重ねられた映像はかなり衝撃的だった。どんな戦争映画でもあんな悲惨なシーンはない。

またビッグボーイに破壊された広島の生ける屍そのものの被爆者の爛れた皮膚を見て息が止まりそうになった。北はこの殺戮兵器を開発しようとしているのか。イラクは開発しているのか。小藪は阻止する名目で更に強力になった大量破壊兵器、それも未来まで悪影響が残存する武器を使おうとしているのか。一体人間はどこまで残酷で野蛮になれるのだろう。

「歴史を塗り替えた兵器−航空母艦の登場−」はミッドウェー海戦をメインに当時の日本の軍事力、特に無敵艦隊が優れていたか、それは何故かを説明した上で圧倒的優位に立っていたはずのミッドウエーで惨敗した原因が当時の兵士のインタビュー付きで明かされていた。

日本の兵力や装備が最先端だったと言うのは新鮮な驚きだったが(日本国内の番組や映画でだと信憑性に乏しいが海外の番組だと真実味がある)、撃沈された空母の生存兵は今も無念さを隠さず、逆に攻撃した元兵士は誇らしげに語っていたのが印象的だった。「敵を倒す、それも自分の手で」は相当な快感があるらしい。

小藪はそれを求めている。キムもフセインも。どう言い逃れしようと同じ穴のムジナ、全員諸悪の根元・テロ首謀者レベルに過ぎず、正義などどこにもありはしない。そして犠牲になるのは指導者の策略も事情も知らず、自分の身を守る術のない市民である。その彼ら末裔や生き残りが破壊者に復讐を企てても責めることはできないように思う。イラク成敗の次の戦争のシナリオも既に決まっているのだろうか。

今日のニュースめも:NASA、火星ローバーが着地する候補地の画像を公開
ジョンソン宇宙センターのあるテキサス州知事を務め、自宅が州内にあっても、訪問記録のない大統領、「米国の宇宙開発は続く。それは人の心に書き込まれた願望なのだ」などとホザいてる間にも火星探査計画は着々と進行してるんだなぁ、と関心。

サイエンス・テクノロジー:ロシアの無人補給宇宙船がドッキング(ひとまず安心、と)・温暖化の影響! 花粉症患者1,200万人にとって苦悩の「春」到来が早まる(UKの原因は杉・檜でなく「ハシバミや白樺の木の花粉」なのだとか)・子どものインフルエンザ予防に親指(洗い忘れる部分らしい)・胸骨再生:短期で修復させるゼラチンシート開発 京大(触るとプヨプヨ胸なのかしらん)

コロンビア関連:シャトル主要部分の残がい発見される異常発生直後の破片かシャトル残骸100個以上が盗まれる 回路の一部など、現場から持ち去る(だろうな)・シャトル断熱材落下はフロン規制が原因?(では代替品の安全性確認を手抜きしたのだな)・シャトル事故、はがれた断熱材破片は過去最大だったシャトル、左翼前縁も損傷(どちらにしろ修理不能だったようだが)・「車輪収納部はシャトルの弱点」10年前に専門家警告(後からそう言い出すんだよな)・乗員配置(クルーの平均年齢43.57歳と言うのはチト意外)・米大統領、シャトル飛行士の遺児にイラク戦の決意示す(はぁ?宇宙飛行と戦争に何の関係が?)

ネットIT関連:『SQLスラマー』の感染スピードは史上最高(大したコードだ<攻撃開始後の1分間で8.5秒ごとに感染数を2倍に増やし、爆発的に増加した376バイトの命令)・Slammerに“鈍感”だった米政府(過去形ではないだろう)・天然痘の脅威と戦うグリッドプロジェクト(マカーは外されるんだろうな)・PCと洗濯機でビール造り?(洗濯機で攪拌するのか?)

国内:JR いきな特例 乗り間違い生徒 受験に間に合う(運を使い果たしたのでないと良いが)・老後の子との同居、75%が望まない 核家族化さらに進む結果に(お互いにイヤだろうな)・小中一貫校で「4・5制」導入へ 東京・品川区(6-15歳義務教育制度も再編すべきでは?)・「カラーギャング」25人を逮捕 警視庁(ギャングス・オブ・首都圏?)・サマータイム:自治体首長の7割以上が賛成 「生活改革」調査(ヤメロ)

海外:タイタニック号の犠牲者の多くは蘇生可能だった=英医学誌に投書(しかし全員収容するのは無理だったと思われ)・米WTC跡地、世界最高層ビル建設へ(力の誇示または慢心の象徴っポイ)・中国がウイグル人大量逮捕(何だか気になる数だな)・ボトルキャップを集めて100万ドル獲得(ヤる気になるわなぁ)・看板の英語は間違いだらけ CA (ぎゃはははは!<ドライバーに減速を促す看板が「Slow men working(のろまが作業中)」)

正義vs邪悪:米、核使用のシステム開発か(大量破壊兵器保有国で且つ最も危険な国はメリケンである)・イラクとアルカイダの関係否定=英政府の機密文書−BBC(どっちなん?<英外相「イラクはアルカーイダ黙認」)・国務副長官「ミサイルは日本を」(「ワシらが守ってやってんのやから黙ってカネ出せ」ってことね。でも永田町の政治屋と役人を一掃してくれたら日本も少しは変わりそうなので期待したい気もする)・米国防長官「決定的証拠必要でない」(米英で石油配分密約成立済みなのだろう)

おまけ:BBC、タトゥのPRビデオ放映見合わせ(ブルセラ受けしそうだな)・マドンナ近影(オカマだったのか?)・マイケル近影(やぱしアップはコワイ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:生き方占い

あなたは輝いています
あなたは、努力が実って、勝ち組みにいるはずです!
まだであれば後は信じた道を行くだけです!

あなたのリーダーシップや優れた管理能力を発揮している事でしょう。
社交的で夢大きいあなたは信じた道を歩くのみ

カリスマ性もあり信頼のあるあなたは援助も得られ必ず成功すると思います。 

あなたはもちろんITの勝ち組みです。
 成功は自分の為にあるぞ!と言う生き方が良いと思います。
しかし あまり傲慢にならないように気をつけてください。
忠誠心と誠実さも忘れてはいけません!

有名人であなたと似たタイプは 都はるみさんです。
個人的に差はありますが良く似た生き方をすれば良いでしょう!

感想:ウザイ窓出まくりサイトでそう言われても真に受けられんわ。



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2003.2.6 Thu.   男が食べると.../『Lost and Delirious』
今朝もそこそこ冷えているが、降霜の目安にしていた隣のBMWがいつの間にかすっぽりカーシートで覆われており、霜除け効果を確認できない欲求不満の日々が続いている。恐らく私の霜対策に刺激されて対抗策を講じたものと思われるが、ここ1年で車が動いた形跡は認められない。いや、もしかすると私が不在の平日昼間に移動しているのかも知れないが、停車位置をしっかりチェックしている訳ではないので断言はできない。けど多分動かないと思う。いくらBMWでも。

雲があるので朝陽そのものは見えなかったけれど、東の空が雲ごと赤く染まった朝焼けがとても奇麗だった。そして実家に到着して庭先に停めてある母の車が凍結しているのを見て思わずほくそ笑む。霜除け効果があったのだ。ウレシイ。が、まさか出社時間までに私の車まで凍結するとは予想しなかった。まだ寝ている母とファンヒーターの温もりが残るダイニングに寝そべる娘を羨ましく思いつつ車を解凍してから出勤。

昨夜はパウエル長官の"告発"中継を見てから就寝したので、ある程度発表内容はわかっているつもりだった。しかしどこのニュースサイトを見ても大々的に報じられている様子はなく、私的には各紙とも論評は避けているように映った次第である。発表までに間が開いたのはどこまで・どれを出すかで論議しなくてはならなかったからだろう。機密情報を公開することは同時に自分の手の内、即ち能力も明かすことでもあるから、さぞモメたに違いない。同時通訳と中継映像から判断する限り、せいぜい「隠蔽容疑を深めた」程度で決定的な証拠とは言えないと思ったけど。

午前中はうだうだと仕事をしている振りして過ごし、雑記更新して実家ランチに出る。お天気はかなり良いのに空気が冷たい分だけ寒い。でも車の中はそのまま昼寝なるほどとても暖かった。会社勤めの悲哀で欲望の赴くまま寝ることはできないので渋々会社に戻り、せっせと仕事する振りに励む。日記を更新して帰宅。今夜の夜ごはんは昨夜のとろろの残りを使ったとろろご飯だった。ンマイ♪と無理して食べたら苦しくて動けなくなった。

ここでメルマガにあったなぞなぞをイッパツ。男が食べると、死んでしまう食べ物は?
答え(反転してご覧下さい)→:お寿司(♂死)    だそうですのでご用心>北陸寿司紀行までされた寿司日記氏

住処に戻って園芸カタログを見たり、ニュースチェックしてからDVD鑑賞。

今日のニュースめも:見えはじめた火星
8月の大接近は「実はたいへん希有」なのだとか。望遠鏡欲しいなぁ。でもうちのあたりは空気が澱んでるし、明るいから観測は難しいだろう。

サイエンス・テクノロジー:史上「最硬」のダイヤモンド誕生(そのダイヤはどうやって用途に敵うべく研磨するのだろう?)・南極の魚が深海流使ってグリーンランド沖まで地球半周旅行(寒流に乗れたのは溶けた氷が多かったからではないだろうか)・冷凍保存のマンモスからクローンをつくるのに利用できる生きた細胞を発見=ロシアの研究センター(そのクローンは見てみたい)・西ナイル熱が原因で野鳥生息が激減 IL(いずれ日本も、だろう)・絶滅恐れのクマタカ、鉛中毒を初確認…北海道保護公社(確かハンターが放置した獲物を食べて中毒になるのだっけ。やはりもっと厳しく狩猟制限すべきだ)

健康・医療:「その名前は困る」 バイアグラの対抗薬にクレーム(それは困るわなぁ、つか恥ずかしいゼ)・不妊治療アンケ:夫婦以外の精子や卵子の提供 容認増える(妊娠・出産は通過儀礼なのか)・「夫の賞味期限は10年」夫よりも・・・(10年以内に離婚&再婚すれば良いのね♪今からだと何回できるかしらん?うふ♪←違うだろ)

コロンビア関連:シャトル乗員、1分以上恐怖に耐える…NASAが遺族に説明(不謹慎だがマスコミ好みの話題だと思う)・コロンビア搭乗飛行士の功績たたえインド気象衛星に命名
原因関連:コロンビア、交信途絶後も32秒間信号送信 解析急ぐシャトル事故、断熱材片による可能性薄い耐熱タイル張り「つば吐き」に問題の可能性も 空中分解
破片関連:最大級・長さ6mのシャトル破片、貯水池から回収シャトルの破片を盗んだとして2人を立件 テキサス州これもシャトル破片? 勘違いゾロゾロ

ネットIT関連:勝手にモデムを送り付け 苦情殺到(業者名晒さんかい<悪質)・リモコンで操作できるテレビCM登場(おもしろそうカモ)・マイクロソフト、IEに関する“緊急”のセキュリティホールを警告(毎度のことだが万一ウイルスに感染したら駆除費用として1万円提供を見習えよ。期間限定安全保障だけど)・米軍、電子情報の増加で深刻な帯域幅不足(当然だろ)・出会い系サイトに絡む事件、前年比1・9倍に急増(関連:出会い系サイト:パソコンの利用も禁止 警察庁が法規制を検討ドコモ、携帯写真メール閲覧に回数制限 悪用防止)・米政府ドメイン乗っ取りの疑い(日本のケーサツは健闘してるぞ<サイバー攻撃5万8000件 昨年10−12月)・「目玉おやじロボ」にLEGOが待った(残念)・IT戦士を癒し続けた“社員犬”が退任(メスのオールドイングリッシュシープドック「ハイディ」、その後任「ウエンディ@1月に生まれたて」とか)

国内:タマちゃんに住民票 名前は「ニシ・タマオ」(そこまでやるか阿呆関連:タマちゃん余波、観光コースに 稚内の越冬地)・厳冬が育てた異次元の世界、巨大氷筍が林立…登別(エウロパにもあるかも???)・浅間山が13年ぶりに噴火、灰色の噴煙上がる(富士の低周波地震の余波だったりして)・品川駅で口論 線路に突き飛ばされ死亡(凶悪だがどっちもどっちな気がする)

海外:ギロチン死刑執行人の日記、1千万円以上で落札(20世紀にもギロチン処刑だったのにも驚いたが3代続いた執行人の日記は非常に興味深い)・雨期のサッカーを若者に禁止 農業に身を入れろと(ジョークのようなホントの話<アフリカ西部の国ガンビア)・米で“ヌーディスト橋”建設 のぞき防止で知恵絞る(それは無理だと思う)

正義vs邪悪:「米にテロ危険高まる」と当局 イラク攻撃開始と同時か(次のターゲットはどこだ?)・パウエル安保理証言「ヤシ林にミサイル」(どこまで開示するかでモメたんだろうなぁ)・パウエル情報は「素人だまし」=イラクでの査察継続訴え−元査察官(さらしリーチなのか?)・米国が提出した証拠はねつ造したもの=イラク国連大使(そう来ると思ったよ)・北朝鮮「米国が核施設を攻撃すれば“全面戦争”も」("南朝鮮"を引きずり込む気だな)・北朝鮮、米国への先制攻撃あり得る=外務省(永田町のゴミ一掃ヨロシク)

おまけ:反復横飛び(かわいいROBOだ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:翼をください】

3年前母を亡くしたメアリー(ミーシャ・バートン)は父の再婚相手から疎まれ、森の中にある女子寄宿学校に入寮することになった。父から"マウス"と呼ばれていた臆病者のメアリーの不安は同室のポーリー(パイパー・ぺラーボ)とトリー(ジェシカ・パレ)のおかげですぐに解消され、それどころか初めて"楽しみ"を知って"迷子になった娘たち"の仲間入りを果たした。

ポーリーは生後間もなく養父母に預けられて実母の消息も知らず、家族の愛情に恵まれないためかアウトロー的な少女だが、裕福な家庭に生まれ育った美しいトリーと愛し合っていた。2人の行為を初めて見たメアリーは驚いたが、次第に精神的にも肉体的にも強く繋がった2人の姿に慣れて行く。だがある朝トリーの妹が部屋に飛び込んで来て同じベッドにいるのを目撃され、以来トリーの態度は急変する。

1人の人間としてトリーを愛しているポーリーには「愛しているけど以前とは違うのよ」と拒絶するトリーの気持ちが理解できずに混乱し、森で保護したハヤブサの回復と自分の愛を重ね合わせて行くようになった。メアリーはそんな2人をじっと見守るしかなかったが、母の思い出に繋がるガーデニングの手伝いを申し出た庭師(グレアム・グリーン)やヴァーン校長(ジャッキー・バロウズ)もまた彼女たちのことを案じていた。

*****

実話を元にしたカナダの人気作家スーザン・スワンの小説「The Wives of Bath」の映画化作品で、その衝撃的なラストを含め、思春期の少女たちの苦悩が描かれた美しいストーリー云々と聞いていたのだが、ちょっと説得力に欠けるような感じを受けた。確かに風景は言うまでもなく、ベッドシーンを含めて全編映像は大変美しいのだが、どうも主役の3人の心情描写が弱いような気がする。

パイパー・ぺラーボは役柄より老けているものの『コヨーテ・アグリー』より"熱演"しているが彼女の愛したトリーの豹変動機と過程がやや唐突だし、その2人のどちらにも理解を示すメアリーとの接点も決定力不足のように思えたが、そのあたりはレア・プール監督がワザとドロドロした部分を排除して、ひたすら美しい物語に仕上げる狙いがあったのかも知れない。しかし私的にはあまりにもキレイ過ぎて、わかるけど伝わって来ない、そんな不満が燻っている。

それでもパイパー・ぺラーボは非常に印象的だった。シェークスピアの「マクベス」と「十二夜(多分)」の台詞を使ったシーンや猛禽を手なづけて自らの化身として投影する表情は結構鬼気迫るものがあった。言い換えると暴走気味か。後は制服がとてもキュートなのとウィレム・デフォーが女装したようなジャッキー・バロウズがド迫力だった。顔だけだけは。
(2001年カナダ映画100分)



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2003.2.7 Fri.   眼痛/ヘロン/『Shaolin Soccer(少林足球)』
今朝はかなり厚い雲が拡がっていたけれど、間もなく晴れ出し、午前中からかなり暖かい日となった。車を降りる時に寒く感じなかったのでコートなしで出社したのを実家ランチに戻る時に後悔することはなかった。しかし気候は良くても眼が痛くて気が滅入る。以前から右目がやたら疲れる傾向があるのだが、今日は特に酷い。眼球が腫れてるのではないかと思うくらい痛む。腫れるものかはともかく。

と言うので作成途中で投げ出した雑記をランチ後更新し、一応仕事しながらその前にほぼ下書きしていた日記の続きに取り掛かる。それで気付いたのは暗い背景に緑文字のOA画面時が特に眼の痛みを感じることである。元々この画面操作中はやたら眼が疲れるとは思っていたのだが、どうやらこれが原因らしい。或いは頻繁に手元のデータと画面に視点を切り替えるからだろうか。とにかく今日の眼痛は最悪である。もしかすると右目の視力が極端に低下しているのかも知れないし、一度眼科に行くべきだろうか、と思ったり。

百均に寄ったらいつの間にかレイアウトが変わっていた。半分迷子になりつつ探索し、話題の(?)ヒアルロン酸を見つけたので取り敢えず残っていた2本を含め、結局15点ばかりお買い上げ。実家で焼そばな夜ごはんを食してお風呂に入り、住処に戻る。今夜はそれほど冷えていないので明日から下り坂に向かう予報が当たりそうな気がする。

ETV地球時間「驚異の古代テクノロジー」は古代アレキサンドリアの天才発明家ヘロンとその作品紹介で、乱立する神殿の集客(?)目的で作られた発明のひとつ、自動ドアは扉前のコンテナ風に炎が上がると扉が開くと言うもので、要するに火による温度上昇を利用した仕掛けらしい。またコインを入れると一定量の聖水が出て来る一種の自販機はコインの重みを利用したものだが、これはその前からあった自動補給システムにヒントを得たのではないかと推測されていた。

彼は他にも武器なども考案していたが、専門的な発明ばかりではなく、劇場で一般大衆向けに「科学の紹介」と言えるような機械からくり芝居を上演していた。人間が内部で操作していると疑われないよう小型化された"小劇場"は数学の知識と能力がなければ実現できないほど精密な仕組みだそうで、重りやオルゴール内部のような出っ張りのある丸太もどきに縄を巻き付ける方法などで数場面を完全に自動制御していたらしい。

彼が残した本を元にCGで再現された「からくり」は後世の自動オルガン演奏や日本のからくり人形に通じるものがあると思うが、これは前回の「天体運動測定器」共々2000年後に発明されたコンピュータの基礎と言えるだろう。クテシビオスとアルキメデス、そしてヘロンは古代の天才プログラマーだったのだろう。

しかしヘロンは蒸気を使った「おもちゃ」には興味を示さなかったらしく、そのためアレキサンドリア発の「産業革命」は起こらなかったとされていたが、考えようによってはこれらの発明が埋もれずに科学技術が順調に発展していたら人類はとっくの昔に太陽系惑星探査に向かっていたのではないだろうか。科学の芽を摘み取ったのはジェヴレン人が仕組んでその後出現した救世主信仰だと言う確信を深めた次第である。

それから日課をこなし、DVDを見て大笑いしてから就寝。

今日のニュースめも:NASA、外縁惑星探索を視野に宇宙船での原子力利用を推進
もし事故が起きたら放射能汚染の危険がある原子力使用については反対意見があるが、そもそも宇宙、少なくとも地球の大気圏外太陽系は人類の遺伝子を破壊/突然変異をもたらす危険な放射能で満ちているのだからして、懸念するのはバカげている気がしないでもない。

サイエンス・テクノロジー:宇宙ステーション計画はロシアの肩に(問題は資金力不足)・H2A本体が種子島到着(超高額花火にはならないでおくれ)・ブッシュ大統領、「水素社会」に向けプロジェクト宣言("ディラックの海"を発見して応用できる夢の未来を妄想したりして)

自然・環境関連:ボラ・ボラ・ボラ 品川の川に大群現れる(河川浄化効果より、異変の前触れのようで怖い)・名護沖でジュゴン1頭確認 環境省、希少種指定検討へ(彼/彼女の平和を守って欲しい)

健康・医療関連:児童期に性的虐待を受けた男子の12%が小児性愛者に=通説より少ないことが英の調査で判明(反面教師効果か?)・ジャクジー風呂は腎臓病患者には危険=英医学誌(どんな水圧やねん、とも思える)・クローン羊がなぞの「突然死」 オーストラリア(複製回数制限機能を打破しない限りエセ複写は成功しないだろう)・歯の美白:新商品、続々発売 健康志向の高まりでブーム再来(もっと本来の再生力や自衛機能に着目すべきでは)

コロンビア関連:打ち上げ時の機体撮影画像がピンぼけ シャトル事故(気の緩みでは済まされないような)・コロンビア飛行の写真 米空軍が撮影 専門誌報道(動画であればもっと良かったのに)・調査は長期化とNASA 米シャトル空中分解事故(左翼問題は続く、と)

ネットIT関連:ポイントは「危険な距離」――SecurityWatch開発者に聞く(人間関係にも通じるような)・強気のMSを動揺させるか? セキュリティーホール訴訟(墓穴掘っただけにね)・米大統領、サイバー戦ガイドライン策定を指示=米紙(世界的にケアレスが蔓延しているように思えるので効果は期待薄かも)

国内:「どすこい」夜警団、治安悪化で伊勢ノ海部屋が結成(相撲は本来「神に捧げる儀式」だったはずだか、ある意味「地に落ちた」ようである)・ホラー?死んだはずの弟がこたつに!実は…(警察も兄貴もエエ加減やのぅ)・ゴッホの初期作、日本で発見 8日に競売(絵画の価値は画家の名声にあり、か)・車道と歩道の段差、車いすと視覚障害者「共存」模索(カタイ頭ではできない発想の転換だな)・食品表示に対し、消費者の9割が不満(製造年月日がわかりにくいヤツは特にムカツく)・西日本各地で目撃、巨大な火の玉(くぅぅ、見たかった)

海外:子供8000人を人身売買−ウクライナ 臓器移植や売春目的…(人道/人権国家メリケンに訴えよ)・世界一大きい牛、重さは2.1トン(さぞや"爆乳"なのだろう)・映画「ソラリス」は恋愛面に重きを置いてしまった=原作者(さもありなん)

正義vs邪悪:キューバ工作員、米に“スカトロ攻撃”! 大小便から無言電話まで…(昔の/現在も(?)の拷問に比べれば子ども騙しだろう)・ビンラディン氏、生存の可能性と パキスタン大統領(わざと「生かしている」気がしないでもない)・アル・カーイダの毒物テロリスト、イラクで暗躍か(生物兵器の脅威に躍起になっているメリケンの様子を顧みると信憑性がありそうだ)・英「機密文書」は丸写し(お粗末とはこーゆーのを言うのだろう)・「テポドン2号 年内にも発射」(それもメリケン情報だろ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:少林サッカー】

ファン(ン・マンタ)はかつて"黄金の右脚"と呼ばれるスタープレイヤーだったが、八百長試合に加担して怒った観衆にその脚を折られ、彼の後釜として活躍し、現在はサッカー界の実力者となったハン(パトリック・ツェー)の下で働いていた。20年仕えたにも関わらずお払い箱となって全てはハンの策略だったと知り、己の欲深さが招いた転落振りに自虐的になった彼の前に少林寺研究生と名乗るシン(チャウ・シンチー)と出会い、その"鋼鉄の脚"に惚れ込む。

少林寺の普及方法を模索していたシンはファンの誘いに応じてかつての兄弟弟子たちにサッカーチームに加わるよう訪ねて行くが、"鋼鉄の頭"(ウォン・ヤッフェイ)"はナイトクラブの下働き、旋風脚"(モー・メイリン)"は皿洗い、鎧の肌"(ティン・カイマン)は企業戦士、"魔の手"(チェン・グォクン)は失業中、"水渡り"(リン・ヅーソォン)は肥満と、修行時代の面影すら失われていた。

だが固い絆で結ばれた彼らは参加に同意し、チンピラチームとの練習試合で屈辱を受けたのがきっかけで過去の技を取り戻し、"少林隊"は全国大会出場を果たして勝ち進み、ついにハン率いる"デビル(悪鬼)"と決勝戦で対戦することとなる。シンは太極拳の名手で饅頭屋で働いているムイ(ヴィッキー・チャオ)にチケットを渡そうとするが、彼によって自信を得たものの拒絶されたと感じた彼女は店を解雇されていた。

再びファンを買収しようとして失敗したハンはアメリカの新薬で無敵の肉体となった選手たちを決勝試合に送り出し、少林チームの死闘が始まった。

*****

特筆すべきコトはないと思う。漫画原作とのことだが、そのものと言えるだろう。ともかく見るべし。抱腹絶倒必至。タイトルバックからしてシンプルなのに笑えるくらいである。これが本当にカン・フー(特に少林寺)ブームに貢献しているのかは激しく疑問だけど、たかじんが出ているのかと思ったよ。<ハン
(2001年香港映画109分)



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2003.2.8 Sat.   またまた風邪気味/こたつ猫座
昨夜からチト寒気がしていたのだが、微熱と鼻詰まり症状が出ていた。また風邪っぴきになるのはイヤなので今日はおとなしくしておこう。と決意して起床。お天気は曇り、気温はそれほど「真冬」ではない感じだったので、実家でブランチ後少し庭の雑草引きをしてから住処に戻る。

何となくぼーっとするので巡回してからお昼寝と言うより夕寝。右目の痛みは少しマシになったような気がするが、起きている限り眼を酷使することになるので眠るのが一番の休息になるだろう。ついでに今週はビデオ/DVDも自粛しよう。と言ってもどうせTVか画面は見るだろうから眼の休まるヒマはないような気がするけど。

夕方から降り始めた雨は宵の口には結構良い調子の降り方となっていた。この時期にこれほど本格的な雨ってあまりないのではないだろうか。しかし一雨毎に春に向かっているのだと感じられるほど暖かいので許してやろう。車を降りて玄関に辿り着くまでに激しく濡れたのを。←傘差せよ

夜ごはんはカレー。お風呂は念のためパスして帰宅。雨は殆ど上がったようだ。「ふしぎ発見!」「ブロードキャスター」を見ながら日記を作成し、更新後日課のニュースチェックして早寝しようとしたのだが、何となくAmazonとかウロついていたらいつもと同じ就寝時間になった。

今日のニュースめも:見えないはずの暗黒星雲、撮影に成功!
きれいだなぁ。

サイエンス・テクノロジー:焼きイモ:レンジの加熱だけで甘み 作物研究所が新品種開発(それは素晴らしい)

自然・環境関連:臭化メチル:米が例外使用を要求 オゾン層保護に逆行(傲慢さか唯我独尊の極みだな<何をしても許されるアメリカ至上/私情/市場主義)・「西日本暖冬」予報は、なんとかセーフ? 「総はずれ」心配する声もあったが…(ガッツポーズしたかもな<九州南部地方に「春一番」 昨年より1カ月早く)

健康・医療関連:まずはビスケット1枚をガマン!――「100カロリーダイエット」のすすめ(食習慣の改善からね)・花粉症、ことしも“大飛散”で商戦も激化 ドリンク、サプリ…で1000億市場(未発症の私には無縁だけどスゴイのね)

コロンビア関連:翼の一部? テキサス州で発見 事故直前の写真も公表シャトルの外部燃料タンクと同型のタンクを調査へ「32秒間のデータ」実際の記録は1秒…シャトル事故シャトル原因究明、タイル強度確認の再現実験へ

国内:盗掘穴に銭33枚、墓泥棒のわび銭? 京都・ヒル塚古墳(良心の呵責からと言うのもおもしろいが、お礼の可能性もありそう)・ゴッホの「農婦」、6600万円で落札=広島県のウッドワン美術館で一般公開へ(ばぶりー)・外国人乗り間違え臨時停車、ひんぱん特例に疑問の声も(特例も乱発すると「当然」になるし)・ゴミ処理施設に焼死体、火災現場で見落とされる? 対馬(それは浮かばれんぞ)・45万人学力テストのデータすべて公開します 文科省(比較対象データはあるのかな?)

海外:弱虫親父に○○息子…ブッシュ父子比較(「馬鹿」に決まってるじゃないか<○○)・携帯電話型の銃、フランスで押収(スパイの世界じゃないか)・「ラブランド」市の消印 バレンタインで世界的人気に(そう言えば昔「幸福〜愛国」切符ブームがあったなぁ)

正義vs邪悪:北朝鮮、日本のプルトニウム「不足」を問題視する談話(ワシもそう思う)・国民の77%が戦争反対 仏紙世論調査(エスプリのない新興国家単純思考回路国民は違うらしい<パウエル演説でタカ派やや増える 米主要紙社説)・イラク問題:英政府誤り認める 報告書の半分以上引き写しで (英国民の世論調査を知りたいものだ<反対or賛成)・イラク “証拠”施設を公開(蛻の殻確認か?)・米政府、テロ警戒度を1段階引き上げへ(危険を呼び寄せている大統領を支持する国民だからそれなりの覚悟はしているのだろうけど)・コロンビアの社交クラブで爆発、20人死亡(死者は多くても扱いは小さいようで)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:ネコ占い

あなたが猫に生まれたら
こたつ猫座(外に出るのは苦手、内弁慶タイプ猫)

◆性格
お家にいるのが大好き。冬はこたつで丸くなり、夏はクーラーの下でのびのびと涼みながら熟睡。外の様子が気になって窓のそばに行くことはあっても、とりあえずは眺めてるだけ。何がいるか怖いから外へは一歩も出ない有り様というわけ。とはいえ、家の中では大威張り。自分の思い通りにならないとすぐカンシャクを起こしたりする。

◆弱点
病院へ行くなど、どうしても家の外に出なくちゃいけないときは一大事。パニクって命が1年は縮んでしまう。

◆お気に入り
羽毛布団、あじの開き

感想:バカウケ。娘@トイプードルそっくりなのは気のせいだろうか。



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
2003.2.9 Sun.   権力を虜にした女たち/ヒッタイト帝国
昨日しっかり休息したのが功を奏したようで、風邪の兆候は去っていた。やれやれ、一安心。雲が多いな、と思っていたけど実家に戻って間もなく晴れて来た。おまけに妙に暖かい。春到来を待ちかねたかのような芝生の中の雑草の成長振りにムカツいたのでブランチ後せっせと引き抜くことにした。が、芝生が思い切り根を張っているのでむちゃくちゃやりにくい。

この時期枯れた芝生の中に点々点々と拡がる緑は全て雑草である。その旺盛な蔓延り方は言葉にできないくらい凄まじい。芝の根の間から1本ずつ引き抜くのは大変な作業だが、もう少し暖かくなれば蚊が登場するだろうし、少しでも日射しがマシなうちにヤッつけるべくヒステリーを起こしそうになりながら草引きに1時間以上没頭した。おかげで背中と腰が痛い。

娘@トイプードルと住処に戻り、花鉢の水遣りや植え替えなど、暫しゴソゴソしてからコタツに座り込む。気温は上がっているようだけど、まだ足元は冷えるのである。巡回して日記を作成し、更新してから夕寝した直後に呼び出しを喰らって眠い目を擦りながらお出掛することとなった。夕寝できなかった分だけ今夜は早く寝なくては。

実家でパスタの夜ごはんを食し、昨日の分も汚れが出るかと期待して垢擦りしてみたけど不発に終わった。垢ってどんなタイミングで浮いて来るのだろう。ある程度溜まらないと落ちないのだろうか。足の裏の角質は毎日擦ると落ちるのになぁ。

帰宅してディスカバリーチャンネルの「権力を虜にした女たち」を見る。ところがこれが期待外れと言うのか、歴代の「愛人」や「女の色香を武器にした悪女(?)」が軽く触れながら列挙される程度で、知らない「有名な愛人」もそこそこいたけどあまり興味を覚える内容ではなかった。何せ「愛人」は「一夫一婦制」の西洋宗教による結婚制度の副産物なのだからして、多夫多婦制に移行しない限り妻と愛人の葛藤や不倫の暴露は無くなったりしないだろう。しかしジョンにも愛人がいた、それもヨーコが薦めたとは意外。いや、成る程、とも思える。

「地球号」に続いて「世界遺産」を見る。今夜は古代ヒッタイト帝国の首都ハットゥシャ(トルコ)。ここで出土した粘土板に描かれた楔文字を解読した結果、ラムセス2世が勝利したとされていた「カデシュの戦い」結果が覆されたと言う。そりゃ鉄対青銅と来ればヒッタイトが惨敗したとは思えないのだが、この世界で初めて製鉄技術を獲得した帝国が「海から来た民」に滅ぼされたそうで、遺跡が発掘されるのでは伝説の国だったらしい。

ではその海から来た敵はどこの国・どこの民族だったのか、が気になるが、それはまだ解明されていないとか。それにしても楔文字はああやって描くのかとエラく感心してしまったよ。<粘土に割り箸みたいな棒の四隅を使って彫り込む

読みかけ文庫を少し読んでから就寝。なかなか読み進まないのは何故だろう。

今日のニュースめも:2月6日の大火球
すげー。やっぱ実物を見たかった。

健康・医療:エボラ出血熱で6人死亡 コンゴ共和国(前回の原因は感染した猿の死骸を喰ったことらしいが、今回は何だ?)

動物ネタ:モズらしくない? 手に乗り愛敬ふりまく 京都・木津(また名前付けてアイドルにするのかねぇ)・羊の赤ちゃん出産ラッシュ 岩手・小岩井農場(赤ちゃんは可愛い!)・ボラ、神田川にも出現 進む水質改善証明?(違うと思う)

コロンビア関連:シャトル事故から1週間 情報・資料多く解析は難作業シャトル乗組員、不安抱き宇宙に?=断熱材落下の事実を連絡−NASA米シャトルの残がい、ケネディ宇宙センターに移送へ軌道上で小物体と衝突か シャトル空中分解(今まで無かったのだろうか)

ネットIT関連:独裁政権は権力保持のため市民のネット利用を制限=中国とキューバを手本に――米研究所(できないのがwwwだと思ってたよ)・「電波2ちゃんねる」HPからアドレス443人分漏れる(晒しageってか?)

国内:不明姉妹2人の遺体発見 岡山・東粟倉村の山中(最悪の結果だな)・ワカサギ釣りの4人転落 秋田・大潟村(氷って意外と早く融けるのね)・琵琶湖の外来魚、ハンバーガーや給食に 高校生が発案(魚肉バーガーねぇ)・帰国前の「北朝鮮に来て」は指導され 蓮池薫さん認める(やばし)

海外:13人が各6億円当てる 韓国宝くじ大フィーバー(羨ましいっ!)・奥さん抱き上げ大会で10時間超の記録 タイ(お疲れさま〜)

正義vs邪悪:国連事務総長、イラク問題には国連の総意必要と(しかし48時間以内の亡命か開戦 米英が決議案策定か独仏、イラク問題で新たな解決策を策定中=独誌"内紛"中)・北朝鮮、5月にも核8個分のプルトニウム保有か(早く取り締まれよ>世界の警察)

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【fortune:人生のシナリオ・演出法・役柄を知る「マインド・ホロスコープ」

太陽        蟹座 12 ゜
月         蟹座  6 ゜
Asc(アセンダント) 魚座  5 ゜

あなたは… 感情タイプ です。

感情タイプの性格と才能
感情タイプの自我は、まるでひょっこりひょうたん島のように、無意識の大海の中で頼りなげに漂流しています。無意識の流れに翻弄されてそのときどきに表情や考え方を変え、時には人格が一変したようにも見えることも。このタイプが霊感が強いのは、まさに無意識界からの波にいつもさらされているからなのです。また、このタイプは個人的な結びつきを非常に大切にしますが、それは人格を固定するために必要不可欠なことなのです。

感想:何となく当たってるような気もするなぁ。<泣くのはイヤだ、笑っちゃお、ススメー!



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2003.2.10 Mon.   行く末
「ぬくい」と言う予報より「寒いやんか!」な朝だった。「明日は朝寝してエエからね」と言っておいた通り、昨日早起きした母は出勤時間になっても起きて来なかったので娘にお留守番を頼んで出社。

午前・午後ともチマチマとデータ整理で過ごす。軽いネタで短くしようと目論んでいたにも関わらず、堅いネタで長くなった雑記を作成・更新して外食ランチに出る。本日は杉花粉が多数空中を漂流しているであろうと言うお天気である。つまりヌクイ。にも関わらず、チャリなので「風避け」上着を来て出掛けたのだけど、さすがに半袖姿のネェちゃんを見た時は自分の姿が限りなく恥ずかしくなった。

読後及び観賞後覚書がない日の日記は早く書ける、つまりそれだけ"記録"に時間を費やしていることを改めて痛感しつつ日記を更新し、実家に直帰せず野暮用で住処に寄る。こちらの雑草は実家より少ないけれど、やはりあちこちに元気な"若苗"が出没している。それらを見るとムカツクと同時に春夏向きの花苗を手配したくなるが、春夏の花たちを登場させるには時期尚早であろう。店頭にもまだ置いてないのだし。

寒い時期に園芸に走りたくなるのは私的にはあまり良くない徴候である。無意識に、或いは直面したくないが故に意識下に追いやった"問題"があるのだろう。と言うより何となくわかっている。いずれ対決しなくてはならない、私の中の対立。...なんてことを考えると鬱になりそうなので後回しにしよう。

実家に戻ってカレー饂飩な夜ごはん。何気に夜ごはんメニューだけ日記に書くように心掛けているのだが、何とか定食的メニューがごく稀なのは私の気のせいではなく、事実のようだ。うちの夜ごはんは麺類主体が殆どで、ごはんはめったに食べない。いや、食べてはいるのだが、たいていそれは炊き立て白ご飯ではなく再加熱したおにぎりなので省略しているのだ。それにしても我が家は極めて白米の消費量が少ない家庭だと思う。

帰宅してディスカバリーチャンネルとCSN1を切替えながらネットをウロつき、読みかけ文庫を開く。サイエンス・ミステリー「ディスカバーマガジン」は時間についてのトンデモ理論の紹介とでも言った内容で、これはなかなかおもしろかった。それと久々に訪問した孤高の日記書き氏のところで「鼻の病気が原因の眼の痛み」とでも言える記述を見て眼科と耳鼻咽喉科のどちらに行くべきかと思案する。何せどちらも激混みなので。

ちょいと整理しておこう。そもそも911テロ組織壊滅に単を発したアフガニスタン報復がいつの間に「大量破壊兵器保有疑惑イラク制裁」に転じた、或いは「摺り替えられた」のか腑に落ちていないのだが、どうも「米(英)vsイラク戦争は不可避」、或いはその承認済みシナリオに沿って"世界"の動向は操作されているように私は感じていたのだけれど、本日付けで更新された田中宇の国際ニュース解説イラク侵攻をめぐる迷いを読んで混乱してしまった。

元来人類は闘争を好み、それなしでは生存意義を見出せない下等生物で、また基本的に武力による制圧はそれを上回る武力/兵器開発を助長し、血で血を購う抗争に終焉はないと私は考えている。その背後には個人を超越した民族・国家・信仰などの主義主張の受け入れ難い対立と憎悪が利用されていると確信しているが、ソフト・ハードとも自国の利益と言う名目で個人及びその一族の繁栄目的で"戦争"勃発に至る経緯・動機は歴史的にも間違いではないと思う。

その点でも小薮対フセインは極めてわかりやすい「対立」だろうし、互いに決着を付けたがっているのは明白である。ただどちらにも個人を支援するのではなく、対極と未来に着目して回避行動に暗躍する"良心"は失われていないらしく、田中氏の指摘によるとパウエル国務長官がその役柄を担っているようである。私が「決定力不足」と感じた"告発"には裏があった、と言えるかも知れない。

米英は一貫して何らかの裏取引き済みなのではと勘繰るに充分なくらいイラク制裁に協調している。欧州旧勢力が反対に走っているのにも妙な不自然さを感じる。対立国家/勢力間の影の"力"が協力してこれらを動かしているとすれば理に適う、かも知れない。そこにある動機は何だろう。人/国は無償ではまず動かない。何らかの利益配分協定があるだろう。「未来の世代へ母なる惑星・地球を継承する」のが目的なら素晴らしいが、それはないと思う。

いかん、整理しようと思ったのにますます混乱して来た。ともかく私は現時点で「イラク侵攻」は織込み済みと思っている。それは焦土、即ち不毛の大地拡大であり、大量破壊兵器開発と使用を阻止することにはならないと思う。根本は地球規模で貧富の差を失くすこと、対立は終局を招く、それに気付かない限り人類は宇宙へ出ても愚かな侵略者または破壊者であり続けるだろう。

無理矢理整理するとムカシ読んだ「最も愚か/悲しいのは生まれた/知ることだ。次に良いことは今存在を抹消/死ぬことだ」と言うような"アドバイス"と思える世界情勢に私は意に反して巻き込まれている、だろうか。人類は滅びても、惑星・地球はソルが赤色巨星と化して膨張を始めるまで存在し続けるだろう。そしてこの惑星の支配者は傲慢な指導者とそれを支持する"大国"でもなければ、その"反勢力"でもない。

日本はまだUSの属州ではないはずなのだが、経済大国の看板を失った現在、国際的な発言力も実力もなく、その国民はかつての修辞句"勤勉で正直で素朴な"からは程遠い民族となり果てつつあるのがとても虚しくて、悲しい。この国は、そして"世界"はどこに向かっているのだろう。

もっと憂えるべきは自分の「行く末」と思い至ったのでツッコまれる前に自爆しておこう。

今日のニュースめも:宇宙空間へ物資や人を運ぶ「宇宙エレベーター」、実現は15年後?
おいおい、ホンマにできるんか?<「楽園の泉」@アーサー・C・クラーク

サイエンス・テクノロジー:燃料電池自動車の早期普及を目指すブッシュ大統領(石油会社から鞍替えしようとしてるんか?)・Comet NEAT Approaches the Sun(美しい尾を引いたニート彗星@太陽に落下中)

自然・環境関連:今春中に終わる可能性も エルニーニョで気象庁(どうせ今年の夏も激暑に決まってる)・カラスの群れが放牧中の羊を襲撃…19頭を殺害(ヒッチコックの世界じゃん)

健康・医療関連:末梢血幹細胞移植のドナーが白血病で死亡 学会が調査(ドナーにその危険性は開示されているのだろうか)・ブラジル、カーニバル前で豊胸用シリコン不足(自前ばかりではないわけか)・細胞:睡眠病病原虫が持つ植物起源の遺伝子(私はそのムシを飼っているのかも知れん<ネムネム病)・海外の美容整形ツアーで被害相次ぐ(ツアー...)

コロンビア関連:スペースシャトル:60日間で報告書 独立調査委員会が方針(急ぐのは良いけど手落ちがありそうで怖い<短期決戦)・シャトル車輪格納室の扉、テキサス州で発見シャトル翼前縁部に弱点 数年前にNASA報告シャトルの「異常姿勢」、過去にも十数回 米紙報道「シャトル続けるべきだ」米国民の7割以上 世論調査(「科学に貢献している」より「国威の発揚につながっている」が高いあたりに本音が見える<US至上主義)・A Statement from the Families of Space Shuttle Columbia (乗員家族の共同声明から"記帳"へのリンクあり)

ネット・IT関連:地球はインターネットによって救われる?(サーバーがコケなければね)・文化庁、著作物の利用許可範囲を示す「自由利用マーク」を公開(そのマークは著作権放棄されてるんだろうな)・IP電話:近畿CATV各社が「ケーブルフォン」開始へ(ほほう、NTTナシで頑張ってる甲斐があるカモ)・独自画像補間でシャープにリサイズできるソフト(安いのか高いのかわからん<7800円)

国内:「ロン毛、茶髪OK」ヤミ金就職の若者急増(合法的(?)強盗とも思える)・路上強盗へ“前歯の逆襲”…60歳女性も歯折る(その根性は見習わねば)・冬の夜空に紙風船100個舞う 秋田(火事の危険はないのか?)・ゴミの中のダイナマイトが爆発!−大分(物騒だなぁ<ゴミと一緒に焼却)・インフルエンザにご利益? 東京・向島の「咳の爺婆尊」(予防第一だと思うけどね)

海外:中国、パンダの食事は「ファストフード」(だいぶ前にTV番組で見たぞ<食物繊維入りビスケット開発)・砂漠の下に大規模な「地下湖」を発見 中国北西部(すげー)

正義vs邪悪:イラクが査察の新手法提案、地面掘り武器破壊証明へ=ブリクス委員長(時間稼ぎと言われても仕方ない気もする)・仏などの「異議」に米国激怒 NATOのトルコ防衛計画(国民もソノ気らしいからな<米世論調査 75%が「戦争は避けられない」)・アルカーイダがテロ準備完了とFBI(思う壷のような)・「ポストフセイン構想」米で議論活発化(「戦争の成功は中東地域の体制を増強し、さらにはアメリカの国益を高めるだろう」、つまり「イラクの石油はイラクの復興のために@アメリカに@使われる」と読める)・英首相:支持率が44%にまで低下 英紙報道(大爆笑<ブレア首相を「米国の外相」と呼んだマンデラ前南アフリカ大統領の発言を支持するとの回答が63%に達した)

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【check:あなたの自分お気に入り度〜どれだけ自分に自信がある?〜

潜在的自信度70% “自信ありそうだけど…”タイプ

普通の人と比べて自己評価が高いほうです。ただ、見かけほど“自信満々”ではありません。あなたは自分を強い人間に見せたい気持ちがあり、堂々と自信ありげに振る舞う傾向があるのです。でも、そうやって虚勢を張るところに一抹の自信のなさが隠れている様子。実際、デキる 人なのだから、もっと気持ちに余裕を持ってもいいかも!

感想:うん、そう思う。<「自分」を過大評価



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2003.2.11 Tue.   洞窟壁画と音楽/遺伝子移植/「Anvil of Stars/Greg Bear」
予報通り雨である。午前中ショボショボ程度との予報よりマトモに降っていて、しかも午後になっても止む気配がない。映画でも見に行こうかと考えていたのだが肌寒いのもあって断念し、実家でブランチ後住処に戻って片付けては散らかし、片付けては散らかす、を繰り返す。つまり片付かなかった次第である。

ネット巡回したついでに日記を作成・更新し、夕寝しようと思ったあたりで雨が上がったようである。これから明日にかけて冬に逆戻りするとの予報は是非外れて欲しいと思いながら娘@トイプードルとベッドに潜り込み、1時間ばかり仮眠後実家に戻る。

タネが入れ替わったおでんと炊き立てご飯をいただき、お風呂に入って帰宅しようとしたところでN○Kに見とれてしまう。ダッシュで住処に戻って「暗闇に残されたメッセージ〜人類最古・洞くつ壁画の謎」を見る。

ラスコーの洞窟絵は有名だが、あの周囲にはたくさんの洞穴/鍾乳洞があり、旧石器時代の壁画が多数見つかっており、中には数世代どころか数1000年後に描き足されたパイソンの絵などもあるらしい。それらの絵の一部に鼻笛なる楽器のようなものが描かれていて、その演奏家が洞窟に入ってすぐに気付いたのが「音」だった。内部で鼻笛を演奏してみると音の反響が大きなところには絵があり、そこから古代人の絵と音には繋がりがあるのではないかと推察された。

そして鍾乳石の古い傷痕から古代人は演奏していたのではないか、つまり鍾乳石は楽器として使われたのではないかと推測し、特別な許可を得て演奏家は古代の音楽の再現を試みると鍾乳洞に驚くほど澄んだ美しい音色が響き渡ったのである。

壁画と音響効果の関係はこじつけのような新発見と言う気がしないでもないが、1万年以上前にヒトが火と言う灯りを使い、神聖な場所ゆえか炭で動物や自分たちの姿を描き、もしかすると"神に捧げる"音楽を奏でたのかも知れない。移動中に見落としたようなのではっきりわからないのだが、暗闇と目の錯覚で動物画が浮かび上がる云々は、つまり古代人が自分たちの感覚器官のそんな機能を発見していたと言うことだろうか。絵画の腕と言い、ともかく石器時代の原始人を未開人とか野蛮人だのと侮ってはイカンようだ。

ディスカバリーチャンネルに切り替えると法医学ファイルに続いて21世紀の医療として遺伝子治療の最前線が紹介されていた。先天性の遺伝子異常が見つかった赤ちゃんに肝細胞移植治療が為され、同じ病気の姉が亡くなった1歳を迎えても発症の兆候はない、つまり移植は成功したと見られるケースや末期癌患者に免疫力を高めるワクチン注射を試みてサバイバーとなったケース、豚の胚に血友病遺伝子を組み込んで治療薬の大量供給を実現した実例、正常な遺伝子を遺伝子操作したウイルスに運ばせる研究など様々な最新医療の現場や遺伝子移植の可能性がリポートされていた。

しかし最終的には病気の原因となる遺伝子を正常なものと置き換える、或いは正すことと言う。それにはゲノム解読が必要だが、それは既に解析中のはずだから今世紀中は無理でも間もなく先天性疾患や発症の危険因子を排除された「健全な遺伝子」を持つデザイン・チャイルドが誕生するかも知れない。つまり『ガダガ』の世界目前と言うことである。すごいなぁ。

読みかけ文庫を読み出したら止まらなくなり、夜更かしして読了。

今日のニュースめも:本が売れない、何が問題 出版関係者集まりシンポ
そんなん「高い(と感じる)」からに決まってるやん。

健康・医療:進行舌がんに「動注療法」が効果 愛知県がんセンター(うっ、想像したくない...)・多発する「刺青メイク」トラブル(「ノーメイクでもある程度見られる」とか「化粧落としたら別人」よりマシっぽいのでシたくなる気持ちはわかる。けどコレはヤだな<学生の額に刺青、新しい広告媒体に 英国)

動物ネタ:野生のアムールトラ撮影に初成功 中国東北部(画像はこちら)・ハクトウワシの卵2個盗難 茨城の販売店(1コ500万円の価値だとか)・ヒツジとヤギに「癒やし効果」あり(犬猫も含め、「毛」に癒し効果があるのかも)・釣り人もほっとひと安心!? 魚は「痛み」を感じない(いや、別の感覚があるやも知れん)・野良猫どうする、悩む団地の管理組合 法と苦情の間で(渋谷のハチ公前でネズミが異常繁殖してるらしいから捕まえて移動すれば?)・佐渡のオットセイ、保護を検討(アイドル扱いされてるようだが<佐渡・黒姫海岸にオットセイの「くろちゃん」)

コロンビア関連:回収破片、左翼の一部と確認 NASAが復元作業へ(不心得者が結構いるようなので相当足りないだろうな<捜索中にシャトルの破片盗む、テキサス州の警察官逮捕)・NASA、露に宇宙ステーションの補給船打ち上げ要請(ステーション滞在中クルーとその家族はさぞ不安だろう<いつになったら帰れる?)

国内:自殺志願者サイト、集会に行ってみたら…3人が中毒死(死ぬのは勝手だが他人に迷惑をかけるな、と言いたい)・アコム:1字違いの別人に返済催促 住民票交付ミスで(区役所も問題あるぞ)・車から首が分断された死体 富山・魚津市(ミステリーのトリックのようだ)・唐招提寺金堂、創建以来支えつづけた邪鬼3体(地元の寺は猿が支えてる<1匹逃走したらしい)・有名シェフ3人がチョコで「おかしの車」 東京・晴海(石鍋裕名人製作ならナメてみたい)・即席ラーメンの料理コンテスト(あまり旨そうに見えない)

海外:米連続殺人犯、映画“出演”で潜伏先が判明(ほほぅ、ホンモノのレクターみたいやな)・機内で救命胴衣の盗難相次ぐ ビーチで使用?()売り捌いてるのだろう・ネコと話せる少年の物語、英国で2億円の出版契約(既に映画化決定しているのだろうか)

正義vs邪悪:「古い欧州」、米に反旗 独仏のイラク武装解除案(コッチの方がおもしろそうだ<新旧対決)・韓国、イラク情勢備えデパートなど照明制限へ(気が早いように思うが、態度を表明しない日本の政府より信頼できそう、かも)

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【book:天界の殺戮/グレッグ・ベア】

自己複製能力を持つ惑星殺戮探査機によって地球が破壊される直前に<保護者>が送った別のロボットによって救われた人類の生き残りは収容された<中央箱船(セントラル・アーク)>で銀河法典を学び、数世紀の人口冬眠後、火星に移民した両親と別れ、アーサー・ゴードンの息子マーティンは他の子どもたちと共に地球の残骸で作られた<法律の船>に乗船し、「自己複製・破壊装置の製造に責任があるか、またはそれに関わったすべての知性を滅ぼすこと」と言う<法>の施行、即ち復讐とも言える<仕事>の旅に出た。

ドーントレダー(暁に歩む者)号と命名された船では82人のロストボーイ(男子)とウェンディ(女子)ロボット・マムの指導で5年間教育と指導を受けており、マーティンは6代目のパン(リーダー)として子どもたちをまとめ、週(10デイズ)毎にマムに報告をしていた。そして彼にはテレサとウィリアムと言うパートナーがいた。

ある日探索チームのハキムがキラー・マシンの残骸と同じスペクトルを持つ容疑者を発見し、マーティンは棒(ワンド)を使って全員集会を召集する。そして子どもたちすべてがキンポウゲ7、ヤグルマソウ2、ファイアストーム3からなる星団データをモメラス(マムの算術数学)して投票した結果、遠隔探査機を放つこととなり、ノアク(点から点への"非チャンネル")通信で詳細報告が届く。それらはますます疑惑を深める結果であった。

ヨモギ(キンポウゲ7)、リヴァイアサン(ヤグルマソウ2)、ビビマス(ファイアストーム3)と名付けられた恒星のうち、子どもたちはまずドーントレダー号をウサギとカメに分割してヨモギに向かうこととなったが、その頃からアウトサイダー的なローザに異常な言動が現れるようになる。しかしマーティン率いる子どもたちは大切な仲間を失う危険を承知の上で<仕事>をやり遂げようとする。やがてブラザーと呼ぶ群生知性体と協力することになるとは知らず。

*****

再読。「天空の劫火」の続編。どこかで本シリーズが映画化されるとの情報を真に受けて読み直す気になったのだが、はっきり言って殆ど忘れていた。断片的な記憶はあっても本作とリンクしていなかったし、ラストはまるで覚えてなかったから初読のお徳感があった(←それはちょっと違う)。後巻に比べて前巻はかなり持て余し、予想以上に日数がかかってしまった。

ヒモの集合体クミヒモ、その種族ブラザーの数学には整数がない。この設定はとてもユニークで、私の中では「ドジョウが集まったナマズ星人には素数使いによるファーストコンタクトは不可能」と刷り込まれていたのだが、それが本作に登場する群生知性体のことだとは見事に忘れていた。

ともかく現在の状況と子どもたちの境遇が何となくカブり、つい「正義とは何か」なんてことを考えて自分とマーティン、或いはマーティンとパウエル、ハンスと小藪の姿を重ねてみたりしたが、ハンムラビ法典的「殺戮には殺戮で」が果たして正しいのかどうかは私にはわからない。しかしイラク侵攻がこんなラストになるとは思えない。メリケン讃歌映画なら見たくないと思う。因みに人的には登場人物の中で一番好きなのはハキムである。アッラー信者だが。
(ハヤカワ文庫)



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2003.2.12 Wed.   中古/137億歳/『Anywhere But Here』
目覚めた時は水曜日とはっきり認識しており、しっかりゴミ出しして実家に向かったのだが、出社する頃には月曜日と錯覚していた。アルツの兆候ではなく、単なる天然ボケと思いたい。どっちもイヤやけど。

予報通り今朝は少し冷えていた。晴れているのに空気は冷たいままでお昼を過ぎても何となく寒い。梅の開花を始め、春の便りは入って来るけどまだ如月なのだから寒くて当然である。お水取りが終わってお彼岸を迎え、「春はセンバツから」を実感するのだろう。毎年のことだけど。いや、季節が1ヶ月前倒しとなった去年はこの時期既に暖かかったかも知れない。とか何とか言いながら雑記を作成・更新して実家ランチに出る。

夜更かしが祟って午後はめちゃくちゃ眠かった。それでもチマチマとお仕事をして就業時間内に日記更新したのは我ながら上出来である。実は未読の手持ちがあと1冊になり、書店サイトを散々ウロついたので間に合わないかも知れないと大いに焦ったのだった。

ちょっと寄り道して実家に戻り、焼き魚にお味噌汁付きで定食と言うか、旅館の朝食のような夜ごはんを済ませ、お風呂に入っている時に弟とちびがやって来たようで、髪を洗っていたらいきなり浴室のドアが開き、ちびは「ぼく帰って来るな、またねー」と言うだけ言って去って行った。時期外れの台風みたいに。

住処に戻って日課をこなしてから文庫を実家に置き忘れたのに気が付いた。仕方がないのでCSN1を見て過ごす。が、頂いたコメントを見て私はグレッグ・ベアは多少読んでいるけれど、同じグレッグでもイーガンは1冊も読んでいないのを思い出し、またまた古書サイトを漁る。そうしているうちにたまには新刊や新しい文庫が欲しくなってアマゾンあたりをウロついた。でも文庫1冊が800円以上、しかも発送まで日数を要するとなると気持ちは中古に揺れて行く。<2冊買えるやん

今日のニュースめも:宇宙の年齢は137億歳、姿は平らで永遠に膨張
ネタ元NASAA Baby Picture of the Universe Tell its AgeAnimationが美しい。萌え♪Source:Goddard Space Flight Center NewsのNEW IMAGE OF INFANT UNIVERSE REVEALS ERA OF FIRST STARS, AGE OF COSMOS,AND MOREこれなどもビューティフル。

サイエンス・テクノロジー:ESAがロシアと協力してソユーズを仏領ギアナから打ち上げへ(宇宙開発はメリケンだけのモノではナイ!)・直線30キロ、素粒子の謎に迫る「究極の加速器」名乗り(「リニアコライダー」(線形衝突型加速器)だって。関連:ヒッグス粒子:加速器建設の候補地12カ所を公表 )・「穴あきシリコン」で燃料電池は進化する(ハードの小型軽量化より「丸められるノート」を想像してしまった<シリコン)・ニューロンとチップを直接接触、電気信号読み取りに成功("ヘッドギア"実現も近い?)

健康・医療:視力回復、それとも副作用? レーザー治療は大いなる「ギャンブル」!(英国人好みっポイ)・エイズ予防に「見えないコンドーム」が有望 米英研究(それもまた不安<ナマ?)・頭部大けがで昏睡など1か月以上、3人に2人意識回復(早々と諦めるでない、と)

コロンビア関連:地上との会話記録を公開 NASA(日本語でも結構生々しいな)・原因解明には自信、情報公開は後退? シャトル事故(隠密調査かい)・宇宙ステーションの3人「1年以上の滞在も大丈夫」(無事帰還を祈る)

ネット・IT関連:「ソフトメーカー」としてのAppleの現状(ハードはセンス良いんだけどね)・『マックOS X』にカスタムメイド・アプリケーションを広める新ソフト(何かおもしろそう)・廃棄コンピューターに個人情報残る エイズ感染歴など(日本の役所はもっと酷いと思う)・「世界で最も有名なハッカー」の会社、ハッキングされる(腕が落ちたと言うことか)・自殺願望、書き込み1000件 掲示板は利用停止に(「公序良俗」に反するため、とか)

国内:霞が関のパートはコネ天国 「公募採用にする」人事院(ホンマか?)・京阪バス、急患降ろさず通常運行 77歳女性が死亡(電車でも「特例」やってるんやから止まれよ)・名古屋刑務所・副看守長を逮捕 高圧放水で受刑者急死か(無茶苦茶やな。関連:「ホースの使用、きょう知った」 名古屋矯正管区で会見)・「ブッシュはバカ」本バカ売れのワケ(ホントのことだからだよ)・“大麻ケーキ”を摘発〜大阪〜(医療用らしいけど美味しいのかねぇ)・アカデミー賞候補、日本のアニメ2作品(大健闘!)

海外:武装勢力「ニンジャ」が襲撃事件、10人死亡=コンゴ共和国(何でそんな名前に)・オクラホマ連邦ビル爆破の情報、FBIが事前に入手か(誰が「握り潰した」んや?)・テキーラ1万本分が下水へ流出 タンクからあふれ(サカナが酔っ払うかも?)・渋滞解消で中心部乗り入れに通行料 ロンドン(某都知事も導入しそうだな)・コスプレマニア? 手術着姿で強盗に入る(マンガみたい)・ GKカーン、「顔」けなされてガ〜ン(あのワイルドさがエエのがわからんらしい<CM共演モデル)

正義vs邪悪:イラン核開発:米が重大な懸念表明(あっちもこっちも)・ラディン、イラク国民に「特攻テロやれ」米、イスラエル標的に具体的戦闘方法を指南(米が大義名目のために生かしているような気がしないでもない<テロの首謀者)・インドネシアのイスラム教指導者、ビンラディン氏の声明を拒否(こちらも"分裂"?)・近いうちにテロが起きる可能性を警告=CIA長官(関連:米国:テロ攻撃に備え、3日分の水や食料備蓄を 国土安保省ワシントンで厳戒態勢 ミサイル配備も英国厳戒体制! ヒースロー空港に戦車)

おまけ:元RQ、“艶ジン全開”のSEXY度…(これくらいでエエわ←巨/爆乳は食傷気味らしい)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【csn1:地上(ここ)より何処かで】

退屈な再婚相手、退屈な田舎生活に我慢できなくなったアデル(スーザン・サランドン)は78年型金色のベンツを手に入れ、14歳の一人娘ヘザー・アン(ナタリー・ポートマン)を連れてウィスコン州ベイ・シティから憧れのビバリーヒルズへ向かった。アンは祖母や従兄のベニー(シャーン・ハトシー)から引き離し、自分を女優にするつもりの、見栄っ張りで派手でどこまでも楽観的な母を心の中で憎んでいた。

だが田舎から出てきたばかりの貧乏な2人がビバリーヒルズの住人に相応しいはずはなく、アデルは教師の資格を使って何とか就職したもののタイルがひび割れたボロアパート暮らしが精一杯で、しかもお金を貯めるには不向きな性格の彼女は金遣いが荒く、ベッドを買うこともできず、おまけに電気まで止められる始末だった。

美しいだけでなく優等生のアンは友人も出来てLA生活に馴染んで行ったが、アデルは「ポケットに10セントしかなかったら靴を磨きに行け」、「泣くよりは笑おう」と言う祖父の教えを守り通し、豪邸に住む夢を忘れなかった。いつまでも自分のことしか考えず、いい加減な母の元を早く離れたいアンは友人たちに勇気付けられ、思い切って実の父に連絡してみることにした。

*****

本人は娘のために考え、選んでいるつもりなのに、結果的に自分勝手で的外れな言動で空回りする陽気な母と、そんな母に反発を覚える真面目で冷静な娘、そして夢に満ちたロサンジェルスの街が主人公と言える作品で、2人の女優の演技力と風景が勝負の映画と言い換えられるかも知れない。ウェイン・ワン監督は女性・家族モノには定評があるそうだが、確かに本作もその部類に入るだろう。

2人の人生の転機を象徴するベンツは無理して手に入れられても、どんなに背伸びしても届かない、夢に見るしかない豪邸の暮らし、憧れを追い続ける母と対照的に現実的な娘は自分で自分の人生を切り開こうとする、しかし最後には「娘のためなら何でもできる」と言う母の愛によって新たな道を切り開くことができたのだった...

と言うストーリーそのものはわりとシンプルで、母と娘の心のすれ違いから葛藤し、理解し合うまでが丁寧に描かれている。しかし取り立てて印象的・感動的とは思えなかったのはスーザンの目がデカイからではあるまい。ナタリー・ポートマンはハマリ役と言う感じだったけど、スーザン・サランドンはアデルになり切り過ぎて空回りしていると言うか、少々オーバーに映った。ま、佳作程度かな。
(1999年アメリカ映画114分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
2003.2.13 Thu.   ニュースめも/何度見ても泣く
ちょうど住処を出る頃が朝焼けのピークらしく、毎朝朱赤の陽光が雲間から輝いている。この光景を見る度に日本の国旗は朝陽を描いたもので、やはり東の果ての島国は「日出ずる国」なのだと思う。けど日章旗は何かイヤだし、日の丸もシンプル過ぎてあまり好きではなかったりする。実家に戻ったら水溜まりに氷が張っていた。つまり出社前に車を解凍しなくてはならなかった。春はまだ遠い。眠気は既に春だけど。

ぼちぼちお仕事しながらwebを徘徊し、雑記更新して実家ランチ。お天気は良いけど空気はまだヒンヤリしている。最厳寒期に壊れていたのが発覚したエアコンが新しくなったのでオフィスは暖かいけれど、階段やトイレなど無加温場所に行くと思わず「さむっ」と口走ってしまう。春はまだ遠い。眠気は既に(以下略)。

時間内に日記更新して実家に直帰せず、このところ毎木曜日のデフォルト寄り道コースに向かう。そしてもう少し暖かくなるまで新しい花苗導入は我慢しようと思っていたのにアレコレ買い込んでしまった。本格的に春が来るまでに枯らせてしまう気がしてちょっと後悔したけど、もう遅い。週末に植え替えて室内で越冬させるとしよう。それもあと1ヶ月くらいだろう。

夜ごはんはオムライス。オニの前にお風呂に入りたいと母に急かされて早めに入浴し、住処に撤収。ニュースチェックをしていてフト去年の今頃はもう少し暖かかったのだろうかと思って日記を読み返してみたところ、ほぼ毎朝車を解凍していたようなので似たような気温だったらしいとわかった。そして少なくとも1年前から「ニュースめも」を始めたようである。

何となくその日の一番印象的な記事をメモるようになり、それも当初はリンクすらしてなかったのが文中に組み込んだり、見出しをそのまま使うようになり、だんだんトピックも記事数も増え、最近では1トピックに5記事目安も破られ、そこそこヴォリュームのある日記コンテンツ(?)へと成長を遂げてしまった。もはや「メモ」を超えているような気がしないでもない。と言うより別コンテンツにするべきかも知れないなぁ。今日のようにピックアップ数が多いとトピックを細分しないとわかりにくくなりそうだし(勿論私が)、どうしたものか。

と悩みつつ番組表を見たら「あしたのジョー」オンエア中なのに気付き、慌ててチャンネルを合わせたら力石との対決前であった。間もなく力石の死で終わり、続けて劇場版が始まった。そして見てはいけない、寝るのが遅くなる、それにゼッタイ泣く、だいいち何度も見ているし、などなど散々自分にツッコんたのだが、しっかり見入る。カルロス、ホセ・メンドーサ、そして矢吹丈に。

やはり何度見ても泣いてしまう。葉子にチャンピオンとの死闘を刻んだグローブを託すあたりにこみ上げて来て、ラストシーンではハナをかんでいた。「燃え尽きた...真っ白にな」

今日のニュースめも:今日のニュースめも:海中の不審物発見でアシカも米軍訓練参加…ペルシャ湾
ペットのウナギを「虐待だ!」と騒ぐ"動物愛護団体"はこーゆーのこそ抗議しろ!

天文:相次ぐプラネタリウムの閉館(存続運動へのリンクあり)・完成が近い双子の火星ローバー(ハテ、この打上げも当面延期されるのでは?<5月22日と6月4日)・ダイナミックな渦巻銀河の深部(比べてみよう<可視光X線)・ハッブルによる、あれい状星雲M27のクローズアップ写真(何とも美しい惑星状星雲だなぁ。しかし「亜鈴」って英語まんまやん<Dumbbell Nebula Close-Up from Hubble)

サイエンス・テクノロジー:原発事故のリスクを増大させる、原子炉の老朽化と人為的要因(上)&(下)(人類も老朽化しつつあるのでは?)・普賢岳:火道掘削で噴火の活動メカニズム解明へ 世界初 (なかなか興味深い)・人間襲うライオンは「若くて元気な個体」と 米研究(動物園のトラはどうなのだろう<トラにかまれ飼育係重傷 北海道・旭川市の動物園)

健康・医療:英国版「夢判断」――「悪夢」の原因は仕事のストレス!(日本版は"リストラ"のストレスだろうな)・あなたのキスは“右利き”? “左利き”?(右が多いらしい)

コロンビア関連:「言葉にできないほどの悲しみ」 NASA長官が証言シャトル事故、2日前に技術者が警告メール破片1万5千個、シャトル機体の復元作業始まる中分解する「コロンビア」の新映像

ネット・IT関連:米国の犬は英語でほえる? バウリンガル、今秋米上陸(ふぁっく!しっと!は使ってるのだろうか)・アンドロイドも夢じゃない!? 女性の「魅力」を認識するロボットが完成!(ロボットにまで「ブス」「ババア」なんて言われたら再起不能になりそうや...)・電力線でブロードバンド接続が実現?(なるんかねぇ)・「3年で買い換え」説崩壊後のIT購入はどうなる?(メーカーは未来のゴミを作るばかりでなくリサイクルも考えるべきだろう)・Apple、Safariブラウザの新ベータリリース(焦るなぁ<ヴァージョンアップ)・球形PC「ZXL Artemis(アルテミス)」(単なる自分用防備録)

国内:駅ホームでの酒販売再開に賛否 JR東日本15日から(新幹線に乗る時は必需品だ<ビール)・マンション:12億7000万円の超億ション発売 野村不動産(需要があるのね)・天武天皇の皇族クラス埋葬か 奈良・高取町で円墳出土 (未発見があったとは)

国内(政治):小泉潰し始まる、仕掛人は古賀前幹事長(そろそろ先が見えて来たか<『丸投げの殿』小泉)・慎太郎の対抗馬に菅直人「夫人」擁立論!(日本版クリントン夫妻目指してるのか?<素質はあるぞ)

国内(教育):「大学で知識身につかず」が7割…読売調査(常識もな)・「教授の研究」学生が講義する授業開始…京大工学部(当たると良いが←ギャンブルかい)・誤りだらけの地理教科書、作り直し再配布へ 東京書籍(さすが「雪国はつらいよ条例」出版社)・小学生:学校でうんちしない派4割 TOTOがアンケ(学校ではモヨオさなかったなぁ)

国内(お役所仕事):ヘリ乗り継いで買春出張、役場課長逮捕(どこが「綱紀粛正」や)・受刑者暴行死:昨年暮れに内部告発あった 法務省矯正局が謝罪(得意の「後手」陳謝か)・同名で誤配、他人の郵貯1千万使った66歳に返還命令(どっちもどっちやけどな)

海外:マイアミ警察、盗難の名画2点を回収=映画スティングばりのおとり作戦で(あれくらい軽快だったのかしらん)・珍味?「ドジョウ入りアイス」はいかが?(うっ、想像したくない...)・「ブタの耳」3万2000個盗まれる デンマーク(犬の餌らしい<豚耳)

正義vs邪悪:スコセッシ監督「暴力は国際問題の解決にならず」(「私の考えでは、分別のある人間は、暴力では世界は変わらず、変わったとしても一時的であることを認識しなければならない」その通り!<小藪は無分別)・ビンラディン氏、殉教行為による死を予告=通信社(誰と相打ちするつもり?)・CIAテロ警告でニューヨーク超厳戒態勢(結局市民は自己防衛を強いられるんだよな)

正義vs邪悪(フセイン退治):米特殊部隊、すでにイラク内で展開=米紙(そりゃそうだろ)・米国、フセイン大統領の亡命計画を検討(小藪が怒り狂うぞ<「パパの敵討ちするんや!」)

正義vs邪悪(北):北ミサイル、米西海岸に到達の可能性(イラク以上に「査察」対象だろうに何故メリケンはスルーしてるんだ?<石油がないから)・米国への憎悪で士気高める北朝鮮国民=「攻撃してきたら皆殺しにしてやる」と若い女性(本気だろうな<洗脳成果)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:納音五行で知る魂の本質(女性用)】

あなたの日柱納音は 霹靂 です。
霹靂 は 火精 に属します。

■魂の本質と本質的な気質■

■火精の女性■

“炎上する魂”を持った活力と情熱・創造の人

 火精は、地上の事象にたとえると火山・火事などすべての火になり、天上の事象にたとえると、太陽に相当します。そこからわきでてくるイメージが、火精の女性の秘められた魂のキーワードになります。すなわち、地上にあっては常に天に向かって炎を伸ばす“炎上(えんじょう)する魂”。天上にあっては、万物に熱と光を与える“活力の源泉としての魂”が、この人の本質なのです。

感想:ハンドルはArtemis(月の女神)なのに私の本質はアポロン@太陽神なのか。ま、「アルテミス」と「アマテラス(天照)」は似ているが(違)。



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2003.2.14 Fri.   久々のレンタル店/『The Majestic』
火曜日が休みだったために曜日感覚と時間の経過が少々狂っているけれど、とにかく金曜日の朝だと認識してイヤイヤ起床。今朝もそこそこ冷え込んでいるようだ。本日はチョコレートが飛び交う日、即ち明日から売上が激減する日であると同時に2月前半最終日である。どうして先人たちは1年を12ヶ月に分けて30日と31日をごちゃ混ぜにし、何でまたそのうち1ケ月だけを28日にしたのだろう。と訝りながら出勤。

新しいエアコンはなかなか強力で、先日までの寒さがウソのようフロアを温めてくれている。つーより本体の近くは暑いくらいである。幸か不幸か私の席は一番遠い窓際なのだが、それでも顔が火照るほどヌクい。しかし足元までは温めてくれないので電気ストーブは手放せ、いや正しくは足放せない、か。

テキトーにシゴトして雑記更新し、実家ランチに戻る。お天気が良いので車の中は暑いくらいだけど、空気は少し冷たい感じだろうか。午後も新しいエアコンの上部のみ温々空気がもたらす眠気と闘いながら仕事の合間に日記を作成し、いつもより早く更新報告しようとしたところ、何故かネスケで開けない。つまりタグミスがあると言うことである。

しかし就業時間内に修正できず、放置したまま帰途に就くこととなった。住処に真直ぐ向かおうかと思ったけれど週末はCSN1もディスカバリーもコレと言った惹かれる番組がないようなので久し振りに少し離れたビデオ屋に向かう。

以前は真直ぐビデオの「ありがとう価格」とか言う旧作扱いの新作コーナー、そして準新作コーナーなどを物色していたのだが、DVDプレイヤー導入以来あまりビデオコーナーに足が向かなくなり、ここでもDVDコーナーを目指した。が、このところ近くのビデオ屋ばかりでココは本当に久々だったし、PBでもDVDは見られるので何度かこの店でもDVDを借りたことがあったのだけど、品数が少ないのと探し難いことを再発見して途方に暮れる。

結局貸出中で諦めたのとかDVDにないビデオなどを含めて選んだが、DVD棚でお目当て作品を手早く見つける術を得る、つまり慣れるまでは時間が掛かりそうだ。それだけまだビデオデッキほどDVDプレイヤーが普及していない証かも知れない。でも今後はビデオテープに比べると遥かに省スペースで、しかも字幕と吹替を分ける必要のないDVDが主流へと変わって行くだろう。

住処に寄って数カ所訂正して更新報告後実家に戻り、親戚製の混ぜご飯と揚げ立てトンカツの夜ごはんを食し、デザートはヴァレンタインなのでチョコレートケーキなど。お風呂に入り、少しゴソゴソしてから帰宅。ニュースチェックやら何やらしてたら日付けが変わっていたけれど、明日はたっぷり朝寝坊できるのでビデオを見る(DVDは2本ともレンタル中でビデオはずらりと並んでいた)。久々だったので危うく巻戻しを忘れそうになった。

今日のニュースめも:今日のニュースめも:バレンタインデーに贈る「暗やみに浮かぶハート」
ぐーぐるのロゴも可愛かったなぁ。このThe Heart in NGC 346の画像も美しいけどリンク先にあったAstronomy Quote Quiz: Name the Authorの"質問"がシャレてる。
Question # 71
Q: Who said: "Gravitation cannot be held responsible for people falling in love."

天文:近距離の恒星の発見(近いと言えば近いか<2.3パーセク@7.5光年)・ニート彗星(C/2002 V1)がSOHO/LASCO C3の視野を通過する(そりゃ凄い<「ひょっとすると彗星がバースト(爆発)するところを目撃することもできるかもしれない」)・火星の両極に氷、水は存在しない=米誌(それでも探査は続く)

サイエンス・テクノロジー:八丈島の下で新タイプのマグマ振動 予知への応用期待(ほぉー、そりゃ興味深い)・宇宙誕生の時に迫る〜 リニアコライダー計画 〜(2/12の「ヒッグス粒子」詳細)・炭疽菌より危険な生物兵器?(野兎(やと)病(ツラレミア)とか)・細胞 :魚でも見つかったプリオンタンパク質(魚もアブナイのか?と考えてしまったよ)・細胞 :臍帯血バンクに疑問あり(日本にもバンク@将来対策があるのだろうか)

コロンビア関連:「超高温気体の流入が原因」と断定 シャトル空中分解(してその原因は?)・7人の宇宙飛行士の遺体の識別が終わる=コロンビア事故(黙祷)

ネット・IT関連:携帯メール略号が日常読み書きに 懸念示す言語学者も(日本の絵文字もナニだが、言語は変化するものなのだろう)・ADSLのNTT回線使用料、東は値下げ西は値上げを認可へ(遡って精算ってどうよ?)・今日の注目サイト:友達も検索する時代「Yahoo!パーソナルズ」(宅配みたい)

動物ネタ:ヨークシャー・テリア犬「ウィットニー」、世界で最も小さい犬としてギネスブック入り!(飼い主がポケットに入れて散歩してたコかな?)・ホワイトタイガー、宝塚から埼玉へお引越し(モノクロの美しい虎だわん)・()・キリンの赤ちゃん誕生 市立桐生が岡動物園(赤さんは何でもカワイイ)・「ペットプレゼントやめて」愛護団体抗議で住宅会社中止(ネットでも買えるけど「在庫切れ」と言う表現は気に入らん<「商品」そのもの)・「キツネと見誤り」犬を射殺した2人を逮捕 山形(私がその飼い主なら最低でも「目には目を」しないと気が済まないぞ。厳罰を望む)

国内:ポイ捨て阻止“エンジェル隊”が拾います(新しいアプローチの効果や如何に?<注意はせずマナー促す作戦−神戸)・「万引きダメ」指導徹底を…川崎の少年死で文科省要請(私の世代の"常識"崩壊/喪失を憂える)・大阪のホームレス襲撃、注意に逆上(どっちもどっち)・日本マクドナルド、29年ぶりの赤字に 176店閉鎖へ(デフレ牽引商法で自滅か?)・イラク問題:井上ひさしさんらが攻撃反対集会 2万5千人集う(しかし政府は「日和見」)・北のニュース・ドラマ、大人気のワケ…(洗脳されるバカが続出するのでは?<視聴者の受けよく、“高視聴率番組”に)

海外:世界一492メートルビル建設再開 森ビルら日本企業(人間版摩天楼群<背の高い人が大集合、米でパーティー)・英国で39万人の“ジェダイ信者”(以前にも話題になったのでは)・高級公衆トイレ、制限時間は20分 PA(ま、20分あればコト足りるだろうけどね<ナニの?)・金大中、北朝鮮への「秘密送金」認める(「平和と国益のため」と釈明<「私利と私欲のため」だろ)

正義vs邪悪:「米への汚い爆弾テロ差し迫る」の警告はデッチ上げだった=情報提供者がウソつく――ABCテレビ報道(マジかよ?)・米政府、国民にテロ攻撃を受けた場合の手洗いなど呼びかけ(本気でそんなんでダイジョーブと思ってるのか?)・米90都市がイラク攻撃反対決議を可決(残念、NYは参加してないらしい)・戦争回避へ「人間の盾」覚悟で平和団体続々イラク入国(動物まで動員せんでも)

おまけ:さんまとお泊り、巨乳美女は「売名」か?(でかっ!)

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【video:マジェスティック】

1951年、脚本家デビュー作『サハラの盗賊』がチャイニーズ・シアターで上映され、恋人はその主演女優と言う幸福に浸っていたピーター・アプルトン(ジム・キャリー)は突然非米活動委員会エルビン顧問(ボブ・バラバン)らに共産主義者として摘発され、B級からA級に伸し上がる意欲作『灰は灰に』の未決定稿を没収される。HHSスタジオを去り、失意のうちに海岸線をドライブ中に彼は事故に遭う。

砂浜に打ち上げられた彼を見つけた老人スタン(ジェームズ・ホイットモア)は「見覚えがある」と言い、静かなローソンの町へと案内する。その町では62人もの若者が出征して戦死または行方不明となっていた。メイベルの食堂でも彼は「見覚えがある」と言われたが、海岸で目覚めるまでの記憶は失われていた。その彼をハリー・トリンブル(マーティン・ランドー)が息子のルークだと認めて自宅に連れ戻る。そこは"威風堂々(マジェスティック)"の名前の栄光を失った映画館だった。

彼の戸惑いをよそにアーニー・コール町長(ジェフリー・デマン)を始めWW2の英雄ルーク帰還を町中上げて喜び、ハリーはかつての従業員エメット(ジェリー・ブラック)らを呼び戻し、映画館再開を決意する。かつての恋人アデル(ローリー・ホールデン)との仲も深まり、"ルーク"は街の"希望"となって映画館再建を果たすが、アデルの父スタントン医師(デイビッド・オグデン・スティアーズ)は彼が行方不明の9年半の記憶を取り戻すのを懸念していた。一方ハリウッドの"赤狩り"たちも容疑者ピーターの消息を追っていた。

*****

前半は特に冗長と言うことはないのに何せ主演がジム・キャリーなので『トゥルーマン・ショー』番外編の感があるが、彼が記憶を取り戻すあたりからほのぼのファンタジー色し、ある意味社会的映画作品の様相を呈してくる。そして非米活動委員会の聴聞会で前半の伏線が見事に繋がり、そこから別の意味でメルヘンへと変貌する。ナルてかかったのに、私的には生々しい戦闘シーンがないのに充分に戦争の悲惨さを伝えた素晴らしい作品であった。

『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』の監督フランク・ダラボンは作中のように脚本のマイケル・スローンとアイデアを出し合って議論したのかはともかく、親子を映画館経営者と新進脚本家にしたのもそうだが、2人が本当に映画を愛しているのがそこここから伝わって来る。旧き良きアメリカの『ニューシネマパラダイス』と言ったところだろうか。

配役も言うところなし、と言うよりあちこちでお馴染みの脇役が良い味を出している。特にハリーが死ぬシーンは両者とも目や表情で台詞以上の感情を体現していて(それが俳優の仕事だが)、これには泣かされてしまった。また編集も堅実だが2時間半を超える長丁場をうまくまとめていると思う。

イラクへの武力制裁に走る一部のアメリカ国民に問い詰めたい。本作によると大戦では「自由」を守るために多数の若者が命を捧げ、「United States of America」のために戦った。なのに小薮の個人的な感情と利権絡みの侵略戦争に若い命を投げ出させ、税金が巨額の軍事費に化けるのをみすみす見逃すつもりなのか?他に道はないのか?シャトルの悲劇以上の死者を出してもアメリカ国民ではない「異教徒」なら構わないのか?例えそれが誰かの愛する人であっても、胸を張って誇りを持って「正しい」と世界に宣言できるのか?

とは言え言語も人の心も変化するものなのだ。国民が国を愛する気持ちも動機も変わって行くだろうから武力行使による国の威信証明は望むところなのかも知れない。日本の常識や礼儀も昭和時代とは随分変わってしまったのと同じように。
(2001年アメリカ映画153分)



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2003.2.15 Sat.   雑草/始皇帝/『Dark Prince:The True Story of Dracula』
夜更かししたのと平日に積み立てた寝足りなさ解消も兼ねてしっかり朝寝坊した。と言うか、起きたらお昼に近かった。外は快晴、ぽかぽか陽気である。実家に戻ると母も南側の窓を全て全開にして室内越冬中の観葉植物や花鉢に水遣りしていた。私もヤらねば。2月も後半に突入したのだし。←脈絡ナシ

と言うのでブランチを摂ってすぐ帰宅し(でないと庭の雑草退治に没頭しそうだった)、車を駐車エリア外に停めてパーキングスペースの雑草抜きを開始する。夜間は車体で防寒し、昼間はヌクヌクしているので雑草の育ちの良さはムカツクばかりである。生き生きとした緑の草どもをせっせと引っこ抜いて行く。マジで腹の立つ元気の良さだったが、すっかり一掃してやった。ザマミロ。と言ってもすぐまた生えて来るのだろうが。

続いて先日買ったミニ薔薇の植替えに取り掛かる。1鉢100円の処分品で、どうせ3本立てなのだろうと思っていたら何と4本と5本の計9本の寄せ植えだった。花壇の縁取りか何かに使うつもりだけど、何だかとても得した気分である。花かんざしもテラコッタ鉢に植付てみた。ドライフラワーのようなカサカサした花だけど、とても可愛い。それから玄関の温室と屋外の花鉢に水遣りし(草退治より先にやるべきだった)、室内を少々片付けてコタツに陣取り、巡回&徘徊してから夕寝。

夜ごはんはコロッケとおでんと素麺バチのお味噌汁。入浴して帰宅後おもしろそうな番組がないのでビデオを見ながらだらだらと日記作成しかけたところ、お約束通りしっかり見てしまう。結局未来の担い手である若者を戦争に奪われて絶望と失意のうちにあったローソンの人たちは皆彼が彼ではないとわかっていたけど、何らかの希望を求めていて、そこへ彼が舞い込んで、停滞していた町に活気が戻り、偶然得た唯一の希望を失いたくなかったのだろう。人心をまとめるのは他者/敵への憎悪となることもあるだろうけど。

更新報告してからビデオを見て、その後ディスカバリーチャンネル「アジアン・アワー」を見る。数々の功績にも関わらず悪名高い秦の始皇帝はまぁ知っているが、景皇帝なんて教わったっけ?漢代の皇帝だろうか。それすらわからん。尤も日本の天皇名だってロクに知らんし、圧政を布いて文化革命など弾圧した毛沢東と穏健政治で繁栄に導いたトゥ(字がワカラン)小平と例えられてもピンと来ない。

だいたい近代史と言うのは学年最後なので大雑把にぶっ飛ばされる運命にあるし、じっくり教科書を読んだ記憶がない。言い訳じみてるが、戦後史をマトモに知らないから半島の事情にも疎いと言える。いっそのこと歴史は近世から遡って教えて欲しかったと思う。ついでに日本史と世界史も並行して、或いは世界史と日本史を統一した歴史と言う科目にして学んでいればある年代の日本と世界の事情の横繋がりを知ることができただろう。日本は教育方針まで自国中心の縦社会なのよねぇ(違)。

今日のニュースめも:クローン羊ドリー、誕生時から老化か?
ドリー関節炎の謎によると「ドリーは6歳の羊の乳せん細胞の核をもとにしたクローン」らしいので"親"の6年分の"老化"を複製されたと考えると、平均寿命の12年生きたことになるかも。

健康・医療関連:G型肝炎感染者、エイズ生存率が約2倍に 米国立研調査(正に「毒をもって毒を制す」?)・インフルエンザ 突然の「脳症」症状よく見て(見てても間に合いそうにないやん<急変)・子供の1割、アトピーに 乳幼児発症率10年で2倍(耐性が低下しているとも言えそう)・急ピッチで進む「レジオネラ菌」対策(だから団体入浴はイヤなのよ)・向精神薬:「秘薬」と大量処方、自殺も 読者から深刻な事例(一部の医者なのだろうが酷過ぎる)・紫外線と戦う日々…チリ南端でオゾン層破壊の影響深刻(グリーンランドとかも同様なのでは?)

コロンビア関連:そろそろネタも尽きて来たか<NASA、事故直後の地上管制室のビデオ公開NASA、コロンビアの航跡図を公表

ネット・IT関連:Opera“支離滅裂語”版ブラウザでMSNに返礼(そのセンス好きだわぁ)・ネットで買い物や銀行取引のユーザー大幅増加(時間と労力の節約だよ)・ノーベル賞受賞・小柴昌俊名誉教授の講演、ネットで生中継(平日の昼間やん<2/17)

国内:大検合格の16歳、高校を飛び越え米で大学生に(家庭環境が"イイコ"と"クソガキ"の分かれ目なのだろうか<「怖くなった」 少年17人出頭 大阪のホームレス襲撃@自分で善悪の判断だきなかった)・「日本は米国のお先棒担ぎ」 菅代表が政府の対応批判(実質的に日本は51番目の州なのだろう)・東西たこ焼きが本場で激突、関東チェーン相次ぎ関西へ(規格統一か)・4世帯の郵便受けに現金計19万円 埼玉(是非うちにも投げ込んでクレ)

海外:未婚者はイーストサイドがお好き? NY (西はファミリー向き環境なのかしらん)・ウサギを虐待し、調理した親子を逮捕(残虐性は遺伝と環境によるのだろうけどヒドイ)・米、「テロ警戒度」引き下げを検討(ガセネタで踊らされたことを認めるのか?)・左翼ゲリラが米国人らを処刑−コロンビア(早く軌道修正しないと世界中から嫌われるゾ<US)

正義vs邪悪:世界は反米(英)の様相(とは言えイラク正義に非ズ)<イラク:「米国悪玉論」を展開 攻撃回避を図る作戦へ仏、安保理の査察委報告に勢いづくイラク問題:苦しいパウエル氏 追加報告、米主張と食い違い米、国連「離脱」判断へ欧州で百万人超す反戦デモ「危機原因はイラクでなく米国」 ゴルバチョフ氏が批判(正しくは「米国を率いる小薮」だろう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【video:ドラキュラ・イン・ブラッド〜血塗られた運命〜】

ルーマニア国王ブラッド(Vlad)・ドラキュラ(ルドルフ・マーティン)はオスマントルコ帝国に同調する貴族たちから「串刺しのドラキュラ侯」と怖れられていたが、民衆は彼を愛していた。しかし正教会はカトリック信者である王を君主と認めようとせず、シュテファン司祭(ピーター・ウェラー)を送ってスナゴフ修道院で無神論者か判定する審問を開始した。ブラッドは語り始める。

1431年トランシルヴァニアのドラキュラ城でブラッドが誕生した時、マリア像が血の涙を流したと言う逸話があり、また教会には反キリスト誕生の予言があった。1446年彼の父(Dan Badarau)は幸運の指輪を彼に譲り、スルタン(Claudiu Bleont)の年貢要求を拒否した帝国に抗すべく諸侯を説得する旅に出るが、留守中に彼と弟ラドゥーはトルコに捕えられ、弟はスルタン・メフメトの寵児となり、彼は拷問を受ける。そして父が生き埋めにされて殺されたことを知る。

だが1455年ブラッドは解放され、その足で父の死の復讐と祖国の統一、そして弟ラドゥー(Michael Sutton)の救出を誓い、父の友人であるハンガリー王(ロジャー・ダルトリー)に援助を乞う。宮廷で尼僧院に入ると言うルーマニア貴族アーロン(Razvan Vasilescu)の娘リディア(ジェーン・マーチ)を見初め、カトリックに改宗して結婚する。祖国に戻ったブラッドはブルーノ(Christopher Brand)と言う側近を得てかつての領主の座に就き、腐り切った貴族たちの抹殺を開始する。その夜妻が息子を産み、ブラッドと名付けた。

*****

ヴァンパイア・フェチゆえつい手に取ったのだが、実在の「ドラキュラ」のドラマ化作品だとかで、吸血鬼モノではなかった。まぁ不死者には違いないようだが、なかなか美形の「串刺し侯」であった。

後に「串刺しのドラキュラ侯」の異名を取ることになるブラッド・ドラキュラは悪魔でも救世主でもなく、血塗られた運命の元に生まれ、正教会から破門された結果「魂は永久に救われず"清く健全"となる道はなし、天国にも地獄にも入れない」呪われた人生を歩むことになったと言うことだが、何となくコッポラの『ドラキュラ』と似ているような気がした。特に妻を愛すあたりは。

その妻ジェーン・マーチは『ラ・マン』『薔薇の素顔』に比べたら随分老けていて(当たり前か)、口元が蛍@「北の国から」そっくりだった。それにあの細いのにしっかりある美しいヌードは見せてくれなかったし(濡れ場皆無)、ちょっと残念。しかしThe Whoのvocalロジャー・ダルトリーの王様姿は異常にハマっていたなぁ。

それにしてもこれが本当なら随分哀れな運命だと思う。<ブラッド候
(2000年アメリカTVシリーズ92分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2003.2.16 Sun.   スミレ/クルスク/「A Princess of Mars/Edgar Rice Burroughs」
昨夜半から降り始め、予報よりは未明まで結構本格的に降っていた雨は朝、もとい、お昼前にもまだ残っていた。夜更かしした翌朝はきっちり正午近くまで眠らせてくれる娘@トイプードルに多謝。

実家でブランチを済ませて帰り支度をしているところにちび襲来、さすがに今日は相手してやらねばアカンと諦めてプロレスごっこ他にお付き合いしたのは良いが、運動不足と体力低下の相乗効果であっと言う間にヘトヘトになった。情けない。しかしいつまでちびに勝てるのだろう。良く考えたら「相撲」のはずだったのに、何で蹴りっこしたり噛み付かれたりしたのだ。しかも痣になっていた。

何とか住処に退散する頃にはすっかり雨は上がっていた。住処周囲の片付けがてらウロウロしてたらコンクリのひび割れ部分に可愛い紫のスミレが咲いているのを見つけたので隙間をこじ開けて鉢上げした。根付いてくれると良いのだが。

それで移植後殆ど放置しているニオイスミレの存在を思い出し、1鉢ずつ温室から出して枯れた枝や葉を丁寧に取り去り、元気良く伸びているランナーを整理してみた。気のせいか葉っぱが活き活きして見える。それにいくつか蕾が付いていた。去年の春購入したのは4号鉢の苗だったのに、1年で5号鉢3つと8号鉢1つに増えた。これは我ながら快挙である。開花が楽しみ♪

それから散乱している9cmポリポットを洗って整理していたら晴れ間が出て来た。何とも極端な天候の変化である。室内に入って巡回してたら間もなくまた雨が降り出した。先程の日射しがウソみたい。しかもすぐに上がった。雲の切れ目だったのだろうか。

夕寝せずに実家に戻ったらとても奇麗な月が上がるところだったので母を呼び出し、2人で「もうちょっと前の上りかけやったらもっと大きくて奇麗やったやろなぁ」と惜しみながら明朝満月となる美しいお月さまを鑑賞した。

夜ごはんはお好み焼き。登場する匠の心遣いが悉く素晴らしい「ビフォアアフター」を見てから帰宅し、何度見てもイイ『ロング・キス・グッドナイト』を見ながら日記作成に取り掛かり、更新報告後「世界遺産」を見る。今夜はインドのエローラ石窟群。数世紀をかけて異なる宗教が共存し、完成した寺院の彫像の中でもヒンドゥー教の破壊と再生の神シヴァ神像が一際美しかった。

その後残り僅かだったので読みかけ文庫を読了し、ディスカバリーチャンネルのロシア原潜クルスク引き揚げ番組を見る。北海の悪天候とロシア軍事機密の集大成とも言える本体の切断作業、高水圧環境で困難な作業に従事するダイバーたち、理論上は可能な2万トン以上の潜水艦の引き揚げと移動、その他諸々の問題に立ち向かう国際的な大事業となったこの作業に参加した技術者たちのプロ意識は各国政府の思惑も絡んでいるにしろ、本当にスゴイ仕事だったのだと感心した。尤もN○Kならもっと感動的に製作しただろうけど。

来週はディスカバリーチャンネルのスペース・ウィークである。21:00迄に住処でスタンバイしなくてはならない。時間的に厳しいが頑張ろう。それと念のためビデオ録画の用意をしておこう。わくわく。<宇宙もんフェチ

今日のニュースめも:Southwest Mercury
お月さまかと思ったよ。ホント、そっくり。<痘痕面

サイエンス・テクノロジー:悪用の恐れある論文を不掲載に サイエンスなど主要科学誌(判定基準が難しいよなぁ)・アマミノクロウサギ巣穴にマングース 移入種の食害裏付け(ある意味グローバル化←違う)

健康・医療:「ウエスト÷身長=0・5以上」は「隠れ肥満」(それってかなり太いと思うぞ)・糖尿病患者に「笑い」の妙薬(他の病気にも効果あるのではないかなぁ<自然治癒力増強作用)・「人の長寿遺伝子、見つけた」米研究チームが発表(自分のことは元気でできる長生きならまだ良いけど、寝たきり長寿が増えるのはちょっとなぁ)・夢のタンパク質作る細菌、米で成功(一瞬「ブラッド・ミュージック」を想像した)・サリドマイド、遺族から知人のがん患者に譲渡の事例報告(そこまで病院側に管理責任を求めるのは難しいだろう)

コロンビア関連:交信途絶後も飛行継続 シャトル空中分解シャトル破片捜索、ニューメキシコでも

ネット・IT関連:懸賞はがきをネット競売 毎日新聞元社員の家族が出品(会社も故人も家族もエエ加減やのぅ)

国内:元米空軍将校「核さえ使われかねない」 銀座で反戦演説(他国に比べると盛り上がらないなぁ<自分も参加してへんやん)

海外:ジャクソンさん「整形は2回だけ」 整形医は「50回以上」と(見え透いたウソの極み)・FBIとCIAのテロ情報統合センター5月に設置(内紛のキケンはないのかね)

正義vs邪悪:国連査察団が安保理に追加報告、査察継続を表明 (開戦を先延ばしするに留まるだろうけど国連の存在意義を期待したい)・フセイン大統領「イラクはイスラム教国だから標的になる」(あるかも知れんが、アンタもアカンわ)・世界各地で反戦デモ、600万人以上がイラク攻撃反対訴える(しかし小藪@メリケンはヤるだろう< イラク武装解除に許容できるのは「数週間」=米国務長官)米大統領、テロ攻撃を警戒するよう国民に呼びかける(どう「警戒」しろと言うのだ?中も外もキケンではないか)・ビンラディン氏、新たな米国人攻撃を計画=アラブ紙(小藪vsフセイン/金の三つ巴に乱入?つーより当初は小藪vsラディンだったのよねん)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【book:火星シリーズ@火星のプリンセス/エドガー・ライス・バローズ】

バージニアのジャック・カーター大尉で知られるジョン・カーターは南北戦争後元南軍将校パウエル大尉と共に南西部で金鉱探しをしていたが、1866年に鉱脈を掘り当てた。そして採掘の準備のため出発したパウエル大尉がアパッチ族に襲撃されるのを察知したカーターは後を追い、亡骸をインデアンから奪ったが、月光を浴びてアリゾナの大洞窟で気を失う。そして予期しない変化が起き、次に彼が気付いたのは火星の大地の上だった。

彼は4本腕の緑色人サーク族の副首領タルス・タルカス率いる一団と出会い、火星の重力ゆえの跳躍力と持ち前の筋肉で一族の称賛を受け、それと知らず族長の座に就いた。サーク族の皇帝タル・ハジェスのいる本拠地に向かう途中で一行は赤色人の飛行船を襲い、ヘリウムの皇帝の孫娘デジャー・ソリスが捕らえられた。醜悪な緑色人と違って地球人そっくりの、そして美しい姫にカーターは目を奪われる。

カーターは侍女ソラから言葉や習慣を学び、精神感応力を身に付け、また彼らとは違う扱いで怪物キャロットのウーラと馬(ソート)を手なづけ、冷酷なサーク一族に少しずつ変化をもたらして行った。

*****

1978年発行の第40版中古本。価格は何と260円。と言っても当時の物価価値がわからないので高いのか安いのかわからないけど、現在は恐らくシリーズの一部をまとめたもので、本書の数倍の厚みがある「火星のプリンセス第1集」1700円で取引されている。1917年に発表された作品が、である。

ま、本作は所謂"スペース・オペラ"と言われるチャンバラ英雄モノだろう。書かれた頃と違って火星の素顔がほぼあばかれつつある現在にあっては、ストーリーはあまりにも喜劇的、或いは茶番のように映るが、それでもスーパーマンやスパイダーマンのように「変身」して超人力を発揮するのではなく、異星で素の地球人が活躍する爽快感は未だ支持されるに値すると思えるし、ジョン・カーターは時代を超えてSF少年少女の永遠のヒーローの1人であり続ける気がする。
(創元推理文庫)



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2003.2.17 Mon.   SpaceWeek1:銀河系宇宙の生涯を探る
月曜日の朝は特にベッドから抜け出すのが苦痛だが、今朝はこの時間に起きていて良かったと思った。ちょうど建物の影から出たばかりの真っ赤で大きな朝陽を見ることができたのである。初日の出は拝めなかったが、久し振りに見た昇りかけの太陽はとても美しかった。その光は苦手だが。

一応週明けなのでそこそこお仕事をする。雑記を書いて更新し、ランチに出たら目的の店が休みだったのでとぼとぼと書店に向かう。しかしSFの新刊文庫は目新しいものはなく、手ぶらで店を出てフト目に止まった「ハニーマスタードチキン」につられてロッテリアに向かう。が、マクドよりマシだろうと思った読みは見事に外れ、チキンの風味はイマイチ、レンジでチンしたようなバンズは美味しいとは感じなかった。やはり私はドトールのベーグルがよい。浮気するのはもう止そう。と失望する度に思う。

午後もちょこちょことお仕事しながらネットをウロつき、時間内に日記を更新して実家に直帰する。何せ今週は早く帰宅しなくてはイケナイ。昼間あれだけ暖かかったのに鍋の用意をしている母に昨夜の残りを先に片付けようと提案し、八宝菜の出来損ないみたいなスープとお好み焼きと言う妙な組合せの夜ごはんを食し、定番アニメに後ろ髪を引かれつつお風呂に入り、しっかり20:00台に住処に戻ることができた。テープの用意もして準備は万端である。これでつまらん内容だったらどうしてくれようと構えつつディスカバリーチャンネル:スペース・ウィーク開始を待つ。今夜は「銀河系宇宙の生涯を探る」。

周知の通り、我らが天の川銀河は中央部のバルジと呼ばれる部分が膨らんだ平たい円盤状をしている。銀河系は現在「恒星の時代」と呼ばれる成熟期にあり、安定しているかのように見えるが数10億年後恒星が大変動し、やがて銀河衝突が予想されている。この美しい渦巻銀河の将来の姿を模索して行く、と言う内容である。

150億年前のビッグバンで宇宙が始まり(つい先日宇宙の年齢は137億歳と発表されたが)、超高温高密度空間が徐々に冷え、虚空が拡がり、5億年後ついに最初の恒星が誕生した。中心部では核融合反応から炭素や鉄の重い原子が形成され(少なくともFeはもっと先だと思うが)、恒星最期の超新星爆発によって生成された金属が宇宙に拡散し、やがてそれらのガスと塵が集まって星が生まれ、重力によって銀河が形成され、銀河団と呼ばれる銀河密集空間も同じく重力によって銀河が集まったと考えられている。

天の川銀河のバルジは恒星が誕生と終焉を激しく繰り広げており、その放射能とガスで生命が存在する可能性はないが、観測された恒星は480万km/h(!)で移動しているものがあると言う。その動きは超重力を持つ巨大ブラックホールの存在を暗示していて、現在ある科学者チームが異常な動きをする恒星の観測からブラックホールの位置を特定するプロジェクトに取り組んでいるとのことである。このあたりのCGを見ていて巨大ブラックホールとはその大きさでなく、重力の大きさを言うのだと今更気付いた大ボケは私である。恥。

そして現在48万km/hで移動中のアンドロメダ銀河といずれ衝突すると予想されている。70億年後くらいに現在の地球がある位置にある惑星から見ていたとすると、接近するに従って夜空には大きなアンドロメダ銀河が輝き、銀河外縁部が接触する頃には天の川とアンドロメダの腕か弾き出されたガスなどから新しく生まれた恒星が溢れるばかりに夜空を照らすと想像される。

しかしやがて2つの銀河はどちらも姿を変えながら回転し始め、やがて中心部のブラックホールが合体し、1つの楕円状銀河となる。天の川銀河誕生から250億年後のことである。新生した銀河は今度は乙女座銀河団に向かって行くのだそうだ。

このあたりはマジで長生きしてこの目で見たいと思った。赤色巨星化するソルよりも、ここに銀河衝突シミュレーション・ムービーのリンクがあるが、もっとダイナミックで美しいCGだった。って、TV番組だから当然だわな。

しかし番組はこの銀河系の最後の姿の先まで推測を進めて行く。星の時代が終わり、最後に残る"生命体"は炭素とケイ素から発生した電気信号で、寿命の尽きた銀河や恒星の残骸やガスをブラックホールが吸い込み、今度はブラックホールの共食いが始まる。これがまた素晴らしく美しいシミュレートCGで重力波のうねりで「共食い」の様子を見せてくれた。うっとり。

そしてグーグル(10の100乗)年後、量子力学の領域問題らしいが、ともかくブラックホールが消滅(原子を吐き出す)して終わる、と言っていた。つまりビッグクランチではないけれど、グーグル年経つと宇宙は"無"の虚空空間に戻るらしい。と言うところで本日は終了。

続いて見たナチュラルミステリー:心の力も興味深いものだった。麻酔なしで外科手術を受けている患者は痛みを感じていないのだと言う。これは「意志の力」によるもので、あるドクターが研究し、彼を信頼する患者に勧めているのだとか。見ている方が失神しそうだったが、例えば少林寺など武芸で鍛えた体や技も「意志」でコントロールされている、と言うよりカンフーは精神修行から始まり、鍛えられた心が体を鍛錬するらしい。

と言うのも信じられないことだが、イメージトレーニングで筋肉が鍛えられることが実験で証明されているのだ。要するに腹筋マシーンさえナシで鍛えるのは可能と言うことである。これには本当に驚いた。しかしいくら妄想が得意でも私には難しいだろう。<軟弱な肉体に軟弱な精神宿る

ニュースチェックして、久々に24:00台に就寝すると言う快挙を遂げてしまった。

今日のニュースめも:オノ・ヨーコ、NYタイムズに反戦広告
"War is over over, If you want it...(fade out)"でなくfade in/upして欲しい。

サイエンス・テクノロジー:石器時代の脳で現代戦を戦う人間たち=人類を滅ぼす恐れ――米学者が警告(最終兵器を持った猿か)

自然・環境:森林再生へ、21世紀グリーンプラン発表(在来種を植林するのがベストだろうけどな)・皇居のお濠で水抜き始まる 移入種の魚一掃めざし(無理無理、きっとまた誰かが放流する)・水道水の検査機関、1割以上が精度に問題(水もか<データ改竄・偽造)

健康・医療:クローン羊『ドリー』の早すぎる死で、さらに高まるクローン技術への懸念(考えてみると人間の都合で作られた最も哀れな羊と言えそうだ)・卵子あっせん:韓国の会社が日本で業務開始 法整備求める声も(商売として成立するとゆーのがコワイ)

コロンビア関連:大気圏通過時に異常振動音

ネット・IT関連:科学研究のネット環境は大陸間もギガビット接続へ(『インターネット2』は高エネルギー物理学を始め、遠隔医療や天文学などへの応用が期待される、らしい)・クリック一つで通話できる電話帳サイト(ますます人間は横着になりそうだ)・『SQLスラマー』の兆候を早期に察知していたシマンテック(テロ情報を隠したFBIと同じだな)・NTT、ブルーノート他が共同で、高品質ライブ映像配信のトライアルを実施(エエなぁ)・手のひらに載せると「ピヨピヨ」 トミーがひよこのマスコット(なかなかカワイイので一時的「ブーム」にはなるかも)

国内:無駄な公共事業「地方空港」乱立に歯止め(遅いわ)・男女教諭がわいせつ行為 島根(小学生以下の道徳観念と常識かい)・きれい? うるさい? 銀座に続々登場の街頭ビジョン(「低俗」だろ)・小型犬ほえ転倒・骨折、その後死亡…飼い主に賠償命令(やばっ!気を付けねば<娘)・愛犬家の9割がペットの“高齢化問題”に関心(歯磨き嫌がるんよねー)

海外:パリの赤線地帯ピガールで人気集める開放的セックス・スーパー=女性に人気(「経営者のロラン・シェリ氏はエロス産業で帝国を築いた立志伝中の人物」なのだとか)・米首都で7年ぶり大雪 2空港が一時閉鎖(休みで良かったね<17日は「大統領の日」の祝日)・米のナイトクラブに催涙ガス?出口に殺到し21人圧死(テロ?事故?事件?)

正義vs邪悪:アルカイダが米連邦議員暗殺を計画か=タイム誌報道(またガネネタ?<米国内で神経ガス、毒物あるいは放射線装置を使う陰謀が存在する)・タリバンのオマル師が声明、聖戦呼びかける=報道(こいつも生きてるんか、それとも「敵」が生かしてるんかねぇ)

正義vs邪悪(イラク):シラク大統領「不戦でも反米でもない」 米誌に語る(「まず武力行使ありき」の小藪@武器を持った猿を制すべきと思う)・ポスト・フセイン巡り米国務省と国防総省対立(内紛勃発?)・世論の支持なければ、戦争は難しい=英外相(弱気になった?んなワケないな)・消えたミサイル「アル・フセイン」の恐怖(エエのよ、メリケン領土とちゃうから<射程650キロ、迎撃例はわずか…)

正義vs邪悪(北朝鮮):「生活を楽にできず」金総書記悔やむ?(うそうそ)・北「金王朝」、正日後継に二男が急浮上!(兄貴と同じくオヤジそっくりなんやろか)・米国と核戦争になれば勝利は確実=北朝鮮(よそでやってくれ)・ブッシュ政権、北朝鮮に制裁発動を検討(フセイン退治足止め中の暇潰し?)・「北朝鮮問題が続けば、日本の核武装も」とマケイン氏(出た!<不沈空母日本)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:指紋占い

占いの結果
一徹紋
何ごとも徹底しないと気がすまない人です。こうと思いこんだら、とことんやります。しかし、やりすぎて失敗するということもあります。落ち着いた判断が大切です。またこの人は、強くて横暴な人に圧迫されることがありますから、気をつけてください。

感想:む、大当たりではないが近いかも。



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2003.2.18 Tue.   SpaceWeek2:小惑星の解明/『The Glass House』
今朝の天声人語は命懸けで森を守った町長のお話だった。伐採を拒んだために相当な嫌がらせを受けられたようだが、それでも66年当時の日本人は美しいモラルを持っていたと言えるだろう。もし今「山を伐るなら私を斬ってからにしてくれ」と言おうものなら忽ち斬り付けられるだろう。それどころか口にする機会すら与えられないかも知れない。遊ぶ金目当てのガキどもや借金返済に困ったオトナたちが引ったくりから強盗殺人まで犯す殺伐とした時代である。戦後の平和と繁栄の功罪なのだろうか。

午前中は単純作業を片付け、雑記更新して実家ランチ。朝はまだ冷えるけど昼間は本当に暖かい。庭に植えっ放しの水仙が咲いて辺り一面に香りを漂わせ始めた。そしてますます強烈になって来た日射しに春到来目前を実感する。眠い...←それは1年中

午後も平和に過ぎ、日記更新して実家に直帰して母初挑戦の「鮭のミルク鍋」を食べ、バタバタとディスカバリーチャンネルのスペースウィーク番組開始の21:00迄に住処に戻る。今夜は「小惑星の解明」。

地球には年間3000個の隕石が飛来していると言われており、過去の小惑星には衝突エネルギーが600万メガトン、広島型原爆が毎秒13年間分にも相当するものがあるそうだが、尾を引く彗星は早くから人々の興味を掻き立て恐怖心を呼び起こしたが、1995年シューメーカー・レビー彗星が木星に衝突するのを目の当たりにしてその危険性を改めて認識し、小惑星探査が重要視されるようになった。

太陽系生成期の記録・記憶を留めた隕石及び小惑星ハンターは世界各地に点在し、プロ・アマを問わず特に近年は近地球型小惑星が盛んになり、1996年には小惑星探査機ニア・シューメーカーが打ち上げられ、計画より1年遅れたものの2000年2月14日に愛の神の名を冠した小惑星エロスとのランデヴーを果たした。探査機は約1年エロスの周回軌道上からデータを送り続け、この小惑星が地球より古い星の欠片であることが判明するなど、予想以上の成果を上げ、計画外の最終ミッションである小惑星着陸を成功させた。参照NEAR・ミッション

とまぁ、比較的既知の情報ばかりで少々期待外れだったのだけど、隕石ハンターのコレクションは素晴らしかった。石マニアの気持ちが少し理解できる。小惑星を1000個見つけたハンターにも言えることだが、とにかく「見つけるヨロコビ」に一度ハマると抜け出せなくなる世界のようである。

ユカタン半島に落ちた巨大隕石が恐竜を絶滅させたように、地球は過去何度も小天体衝突によって環境が激変し、その度に種が滅び、別の種が台頭した。つまり破壊が進化の引き金になったとも考えられるが、そもそも地球に生命をもたらしたのも隕石や彗星、小惑星ではないかとする説もある。地球と彗星の水の成分がとても似ていることもあるし(何で地球に集中的に墜落したのか不思議だが、たまたま通り道に近い公転軌道を回っていたのかも知れない)、かなり有力な説だと思う。と言うより、私はその前から信じている。「生命は宇宙からやって来た」と。

DVDを見てから就寝。明日は「雪が雨に変わる」雨水(太陽黄経330度)である。春は近い。

今日のニュースめも:韓国の地下鉄火災、134人死亡・99人行方不明
他人事ではない。関連:地下鉄放火、死者120人超か…韓国・大邱朝日特集産経特集

サイエンス・テクノロジー:中国が初の宇宙船搭乗の飛行士を選定へ=11月前後に打ち上げ(宇宙食も中華なんだろうか)・イルカのように優秀? 次世代魚群探知機研究始まる(ついでにイルカ語を解明してクレ)

自然・環境:ネコが日常的にヤンバルクイナ捕食/沖縄フィールドワーク指摘(ウサギも猫にヤられてるんだよねぇ)・世界最大の海亀、オサガメが絶滅の危機(無茶苦茶な減少率やん<22年間で95%減少)・森林税一律「500円」、高知県が条例案の詳細を発表(ソレはなかなかエエと思う)

健康・医療:妊婦に警告! マグロ缶は週2個まで…(大丈夫な魚はナイと思うが<蓄積水銀が胎児に悪影響の恐れ)・アレルギーの人はキスにもご用心("口移し"されるわけね)・女性の過労死が増加、初めて2ケタに(オンナの悩みは尽きない<過労か老化)

コロンビア関連:超低周波音に注目 シャトル空中分解の原因調査

ネット・IT関連:IT教師、犯罪記録管理局のミスで「極悪前科者」に!(先日のサラ金催促状もナニだが、個人情報を掴んでいる役所/役人にはミスや漏洩に関して厳罰を設けるべきだと思う)・Googleも“ブロッグ”ブームの波に乗る(次のブームは何だろう)・CATVの高速化、「慎重に検証を進める」とJ-COM(うちの方も頑張って欲しい)

国内:歌舞伎町火災、オーナーら6人を逮捕(ま、妥当だろ)・「日本も核ミサイルを」 拉致被害者「救う会」会長(はぁ?純ちゃんよりボケてんのとちゃう?)・女性専用車両:男性の乗車多発で、常習犯は通報も JR西日本(男性専用車両も作れよ)・身近な乗り物に潜む子どもの危険(前後にガキ積んで傘差して片手運転のママチャリもいるぞ<コワ過ぎ)・犬じゃない! 「盲導馬」が永田町に出現(でもやはり犬より嵩張ると思う)

海外:米ナイトクラブ事故、「出入り口」に問題(テロの恐怖がパニックを誘発した可能性大)・大雪で「非常事態宣言」、首都マヒ−米国(脳天気な記事もアリ<NY市民、「白い非日常」に興奮? 米北東部の大雪)・インドネシアの島、1000増えた 衛星映像分析で(海面水位が上昇したらまた減るんだろなぁ)・性器拡大の手術、英男性に人気と 美容整形外科店(紳士のクニにも「巨根」神話があるらしい)・ニコール・キッドマン、演技に恐怖心抱いていることを告白(あんな美しい人が悩むなんて!)

正義vs邪悪:ブレア英首相の支持率が急落 イラク攻撃反対は52%(さもありなん)・貧苦の国民を襲う飢餓の危険=既に人口の8分の1が餓死?――北朝鮮ルポ(上層部は肥えてるのに)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:グラスハウス】

プロデューサーのベイカー夫妻が交通事故死し、16歳のルビー(リリー・ソビエスキー)と11歳のレット(トレヴァー・モーガン)は両親が指定した後見人のグラス夫婦に引き取られることになった。会社経営者テリー(ステラン・スカルスゲールド)と医者のエリン(ダイアン・レイン)は以前隣りに住んでいたが、現在はマリブにガラス張りの豪邸を構えていた。

2人は両親を亡くした彼らに気遣いを見せるが、ルビーは個室を与えられないことやテリーの振舞いに不満を感じ、遺書と信託を管理しているベグレイター弁護士(ブルース・ダーン)を訪ね、グラス夫妻の元を去った場合は施設に行くしかない現実を指摘される。そして両親の遺産が400万ドル
もあると聞いて驚く。ルビーは両親の事故記事を調べて彼らが所有車サーブでなくBMWに乗っていたことに疑問を抱く。

更に2人の言動に不審を募らせたルビーはテリーを連れてグラス邸脱出を試みる。だが弟はプレステとゲームソフトを与えられてすっかり夫妻に手なづけられていた。

*****

事故現場が「マルホランド・ドライブ」だったのでつい本作もヒロインの妄想かと考えてしまったが、先の先の先まで読める"サスペンス・スリラー"だった。しかしもう一捻りあるだろうと見込んだラストは、その意味では騙された。あれで終わりかい!とツッコミながらエンド・クレジットまで見届けて再度騙されてたりする。

私が鈍感なのもあるだろうけど、「ガラスの家に棲む、見えない疑惑と恐怖。もう誰も信じてはいけない。」のキャッチコピーほど緊張感もなく、少しも怖いとは思わなかったのはヒロインがあまり可愛くないからかも知れない。何となく「演技してます」感が漂っていて、グラス夫妻の熱演レベルまで引き下げているように映った。
(2001年アメリカ映画106分)



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2003.2.19 Wed.   SpaceWeek3:異星人の惑星探査
雨水の朝は少し冷えていたけどお天気は上々。そろそろコートの出番も終わりだな。ゴミ出し一番乗りして実家に向かう。

のらりくらりと書類やデータ整理をしながら雑記を作成し、更新後チャリで外食ランチに出る。この予定があったのでコートを着て来たのだが、日射しは強くても空気が少し冷たかったので正解と言えば正解だった。しかし自分の中では違和感がある。この日射しにコートはないやろと自分にツッコミたくなる。かっこわりぃ。恥ずかしい。おばはんみたいで。←自覚ナシ

午後は少し調べモノをしながら目前の仕事を片付け、日記更新して実家に直帰。弟が何やら母に文句つけてるのを横目にお風呂の用意をして夜ごはん前に入浴を済ませることにした。そしたら弟は小一時間どころか数時間母を問い詰めており、怒鳴られるのを覚悟で少し窘めたところ、やや冷静になったのか、捨て台詞を残して帰って行った。ヤツの高圧的な態度と口調は大嫌いだ。そのあたりは何となく小藪に通じるものがあったりする。

ともかく本日もディスカバリーチャンネルのスペースウィークに合わせて21:00迄に住処に戻る。今夜は「異星人の惑星探査」、早い話が「惑星ハンター」である。中世キリスト教全盛期は即ち科学否定時代でもあり、星々に生命が存在すると唱えた異端者ブルーノは火刑になったそうである。彼の死後ガリレオ・ガリレイが木星の4衛星とその天体運動を発見することになったのだが、この「唯一神信仰強要運動/キリスト教会と為政者の談合或いは陰謀工作」がなければゼッタイ「2001年宇宙の旅」は実現していたに違いない。

とまたまた思ったのはともかく、ここ数年の間に結構な数の惑星が発見されたのである。それらは観測中の恒星の「揺れ」が黒点や振動のせいでなく、惑星の存在を示していると言う、言わば演繹法的理論のようだが、分析結果から予測された恒星の動きと実際の動きは一致しており、単体の惑星ではなく連星系も既に発見されていると言う。

ただし恒星に引力の影響を及ぼす、少なくとも地球から観測できるほどの変化を与える惑星は比較的恒星の近くを公転していて、例えば木星のような大質量のガス巨星であり、従って生命体の発生または存在は期待できない。しかし生命が存在しないと思われた深海の冷たい海底やデスバレーのような乾燥高温地帯でも、また人間には有毒な環境下でも生命体が見つかったことから、過酷な環境でも何らかの生命が存在する可能性が期待されるようになったそうである。

因みに私自身は放射能を糧とする生命体やヒトの可視光・可聴域外の形態(?)を有する異星人の存在を期待している。ヒトは何故宇宙を目指すのか、或いは惹かれるのか、また何故有人飛行に拘るのかと問われれば「We are not alone」を自分の目と耳で、感覚の全てで確かめたいから、そして本能的に他の生命体の存在を察知しているのだ、と答えるだろう。『コンタクト』ではないけれど、宇宙は人類の存在だけには広すぎる。

しかしもっと小さな惑星を見つけるために新しい天文台が建設中らしい。それは世界最大8×4mサイズのレンズを持つ双望遠鏡で同時に違う星域を観測できる機能だけでなく、鏡で恒星の光を調整して地球のような小さな惑星を発見したり、また天体の成分分析(だったっけ?)を目的としているそうなので、もしかすると10年以内に地球型惑星が発見されるかも知れない。

連星系発見者によると、ほぼ全ての恒星は惑星を従えていると考えて良いらしい。となると約1000億の恒星を有する天の川銀河には少なくともその数倍の2000-3000億の惑星とその衛星があるわけで、人類がその唯一の知的生命体と決め付けるのはあまりにも傲慢ではないだろうか。何にせよ、ファースト・コンタクトはまだ夢の夢の夢である。しかし少なくとも最初に異星人と出会うのは武力行使至上主義の軍人でなく、好奇心旺盛な科学者であって欲しいと思う。

今日のニュースめも:灼熱の赤い大地オーストラリア
NASDA EORC(宇宙開発事業団 地球観測利用研究センター)の気象衛星みどり2の画像。地球・大地の美しさを再確認。

天文:「星の王子さまに会いに行きませんか」ミリオンキャンペーンから・・・(商魂よりも「宇宙ショッピング」なる表現より絶句<「♪」」)・地球軌道の内側を回っている最初の小惑星(見落としてた<小惑星2003CP20)・広島に落下のいん石、9000万年宇宙漂ったと判明(所有権は誰にある?屋根の修理代は誰が出す?のか気になる。映像<倉庫に直径10センチの「いん石」落下)・次世代シャトルで設計基準 NASA(省エネ小型化?)・加州上空で分解開始か=「コロンビア」のレーダー映像−米シャトル事故調査委(海洋上でなかったから破片回収できたわけだが...)

サイエンス・テクノロジー:豪に人間が現れたのは5万年前=化石化した人間の遺体を調査(既に豪州大陸は独立していたはず、と言うことは5万年前に人類は航海術を会得していたわけか)・ロンドン人は冷たい? 英都市住民の「愛想」調査(大阪と東京でもやって欲しいな)

自然・環境:養殖で魚資源に枯渇の恐れ=世界の漁獲高の3分の1が養殖魚の餌(悪循環<人為的食物連鎖)・環境に優しい企業、トップは日本IBM(イメージ戦略とも言える<「国内では環境を守っても、海外の工場などで配慮しない企業が多い」)・珍しい雌雄合体のチョウ 大阪の昆虫館(何故見事に左右に配分されたのだろう)

健康・医療:「O157」分泌の毒素、無毒化にホップが有効(快挙だね)・「シワ消し」用ボトックス治療は、新たなシワを増やす!?(タダでもシたくない<菌注入)・モデルはもともとスリム、摂食障害に悩まず=ブラジルの調査(体質だよね<肥満度を示すボディーマス指数(体重=キロ=を身長=メートル=の2乗で割った数字で、22が標準とされる))・減量成功はわずかと ダイエット市場成長の欧州(リバウンド率は公表できないほど高いのだろう)・世界一?猫の体重は小学1年生並み(猫はどこまで太れるか?犠牲猫<23kgのカティーちゃん)

ネット・IT関連:500万件以上のビザ、マスターカード口座情報がハッキング被害(サードパーティーの情報処理会社のセキュリティまで責任持てないだろうな)・ケチケチ精神で成功するか? 不況時生まれの新興会社(何か「おしん」みたい<倹約がモットー)・カメラ付き携帯でblog、アイルランド企業が本格的な売り込みを開始(日本も携帯画像公開/提供サイトは結構あるぞ)・Webの“トレンド”を発見する新手法をコーネル大学教授が提案(「作る」方法もありそうな)・MSの新IM、ターゲットは交流好きの「ネット世代」(聞き覚えのある名前だ<「3°(threedgrees)」)・日本のITネット化は世界20位 首位はフィンランド(北欧が上位を占めてるのは意外かも)

国内:「男は仕事、女は家庭」73%が否定(現実は逆っぽいが)・国立大の化学実験施設、3分の1が安全衛生管理に不備(さすが「お役所傘下」と言いたくなる)・特養ホームで94歳が83歳を殴り、死なす?(老人性痴ほう症のジジイでも殺人は可能、しかも無罪(心神耗弱)、となるとホームも安全ではナイわけだ、国会は老人天国のようだが<中曽根84歳、宮沢83歳−定年除外!)・バレぬように盗んだ通帳、持ち込んだ銀行に被害者が勤務(何という偶然!の「明」と「暗」<5年前に母と愛犬輪禍死、同じ場所で愛犬と息子が事故死)

海外:特集:放火犯「自殺図った」と供述、死者126人に(心中サイトを探せよ、ってのも不謹慎だがハンデゆえの苦悩があろうと無差別大量道連れは許されない。関連:火だるまの放火犯、煙のホーム 地下鉄出火1分間の映像地下鉄火災:電源遮断で被害拡大 暗闇、乗客閉じ込め)・ ドラキュラ・パーク、地元反対で計画見直し ルーマニア(あまりにもマニアックだもんなぁ)・ボノ、ノーベル平和賞候補に(次はオノ・ヨーコか?<意見広告だけでは無理)

正義vs邪悪:ブッシュ大統領、反戦デモに反論(私はアンタを「平和に対する脅威」と見なす<反戦はイラク支持でなくアンチ米国主義)・ロンドン秋冬コレクション、ハムネットの「反戦Tシャツ」も登場(日本版も...は絵にならんな)・無神論なのに世界で最も宗教的な国に=金日成一家への個人崇拝で――北朝鮮ルポ(金神教やな)・恐怖再び!北がサリン原料大量購入!(日本のメディアより韓国@南朝鮮の次期指導者は慎重らしい<北朝鮮の核兵器開発問題、米国と姿勢に相違=韓国次期大統領)・前線取材の大幅規制緩和へ イラク武力行使で米軍(楽勝と見込んでいるからだろうが犠牲者が出たらどうするつもりなんだろう)

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【check:あなたの記憶タイプ診断!!

★意味記憶★ 自分とは無関係な情報の記憶。一般常識など、ほとんどの学術的知識がこれにあたります。
★エピソード記憶★ 自分が体験したエピソードの記憶。旅行、恋愛、試験、対人関係など自分に関連した出来事の記憶です。
★熟練記憶★ 体で覚えていて、一度覚えたら忘れにくい動作の記憶です。
★認知的記憶★ 簡単な計算やゲームの仕方など、若干の判断が伴う記憶です。

意味記憶      29 点
エピソード記憶   14 点
熟練記憶      14 点
認知的記憶     14 点

・ 0〜10点・・・平均より劣る記憶力です。
・11〜20点・・・平均的な記憶力です。
・20点〜 ・・・完璧な記憶力です。

そほっとチェックおまけ

★あなたは他人の誉め言葉に弱い?★

誉められてもお世辞だと思い、自分の能力を押え込んでしまうタイプ

感想:良かった、まだ大丈夫らしい(と思っておこう)。おまけは大当たり。<イジケ気味@真に受けない自覚アリ



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2003.2.20 Thu.   SpaceWeek4:衛星に潜む生命を探せ/『Christine』
昨夜帰宅する頃からふわふわと落ち始めた雨は朝方まで残っていた。しかし夜半ほど「雨」と言える降り方ではなく、本当に霧雨どころか微雨と言うか、少しも自己主張しない雨である。そして晴れ間が見えたと思ったらまた雲が出てパラリ、と思ってる間に照って来る、それも10分おきくらいのペースでコロコロ変わっていく。この忙しないお天気は結局ほぼ1日中続いた。

午前中は翌日以降の手配や下処理をし、雑記更新後実家ランチに往復する間もお天気は目まぐるしく変化していた。午後もぼちぼちと下準備や前倒し作業の合間に日記を作成し、更新報告後実家に直帰した。朝はそれほど寒くなかったけれど日没から少し冷えて来たようだ。

昨日は黒豆入り散らし寿司、今夜は焼きソバと、オカズとゴハンの組合せではない夜ごはんが続く。母も私もご飯は1日1度で充分、私に至っては月イチでもOKゆえ、我が家の米の消費量は極めて低い方だと思う。とにもかくにも今夜もディスカバリーチャンネルのスター・ウィークに合わせてバタバタと帰宅する。問題は寄り道しなくてはイケナイ明日だ。

今夜は「衛星に潜む生命を探せ」。海王星の衛星トリトンは太陽系最果ての凍える衛星だが、火山活動は活発で、溶けた氷の溶岩や間欠泉が幻想的な世界を作り出し、ほぼ全てのものを凍らせる液体窒素の湖があると言う。

木星の衛星イオは300を超える活火山を有し、地球誕生直後と同じくらいの1410度以上の超高温の溶岩が毎秒4万5000トン流出しており、プロメテウスは80kmもの高さまで噴煙を上げ、ロキは地球全ての火山以上のパワー(?)を持ち、アモラニ480kmに渡って溶岩を流し続けている。地表を覆った硫黄はカラフルに変色し、限りなく美しい地獄絵が展開されていると想像される。

火星の衛星フォボスの重力は地球の1/1000しかないので、ヘタにジャンプすると軌道に乗ってしまうほど身軽になれると言うことで、土星の衛星タイタンは液化ガスの湖と薄い大気を持っていて、重力が弱いので「人力飛行」が可能である。だが最も生命体が存在しそうなのは木星の衛星エウロパで、その表面を覆う厚い氷の下には液体の海があると見込まれている。

と言った内容だったのだが、これは一度見た記憶があるのでもしかするとこのシリーズは再放送シリーズなのかも知れない。と今日になってやっと気付いた。ま、昨日と一昨日のは見覚えがないからヨシとするか。

DVDを見てから就寝。今夜は少々冷えている。

今日のニュースめも:火星表面の峡谷は溶けた雪でつくられた=米科学者
火星の重力は地球の約1/3だから、相当な量と重さの雪が降った/存在したと言うことか。すげー。

サイエンス・テクノロジー:シャトル事故:実験データの半数以上を地上に送信済み(でもカタチあるものは再現できない)・衛星を活用して産廃不法投棄を監視(検挙もしなくては)・初の「内小惑星」(昨日の詳細/補足)・ノーベル賞・田中さん、新装置を開発へ(本人も島津も何かとプレッシャーがあって大変そう)

健康・医療:「鳥インフルエンザ」に9歳男児が感染! 97年以来2度目−香港(例の謎のウイルスだろうか)・新タイプのインフルエンザ脳症、8例報告 半日で急死も(かなりコワイ)・携帯電話の送受信塔からの放射線は、「無害」!?(ンなわけないやん)・ダイエットで本当に成功するのは100人に1人!(だろうね)・移植手術暗転、17歳少女が血液型取り違えで重体 米国(そんなミスするかぁ!?)

動物ネタ:効果は抜群! 腐蹄症(ふていしょう)予防に、靴下」が活躍(シマリスの寝袋用ソックスを履いた羊)

ネット・IT関連:「量子コンピュータ」に大きな一歩――NECと理化学研(すげー表現やな<破壊的な処理能力を持つ“夢のコンピュータ”)・昨年のハイテク犯罪検挙数が1,000件超え、児童買春が急増(だろうね)・携帯電話からワイヤレスでプリントアウト(何となく便利そうな気がする)

国内:3月になれば一気に春、気象庁が3か月予報(懐が凍える値上げの春到来か)・ボディーガード代名目で50万円脅し取る 少年6人逮捕(今時のガキはコワイ)・お見事 女性3人 泥棒捕まえる(元気な58・54・51歳おばちゃんトリオ)・5億円横領OL、「馬」に貢いだ私生活… 住居や服は地味、男の影もなく(寂しい48歳)・無職女性、1カ月間何も食べずに餓死… 衰弱の女性は徐々に回復(侘びしい30と32歳)

海外:“誘拐プレイ”を事件と勘違い カナダ警察ぶ然(そりゃ怒るわ)・旅行中のセックスを邪魔と夫婦が訴訟 ドイツ(見せてヤれば良かったのに←おい)・庭師が154億円の宝くじに当選 NY(7400万ドル受け取って雲隠れ)・イランで軍用輸送機が墜落、302人死亡(事故なのかねぇ<革命体制を守る精鋭部隊輸送機)・指令室との交信記録を公開 韓国地下鉄放火事件(関連?:韓国地下鉄火災に北朝鮮が「同族として深い哀悼の意」全駅が生物・化学テロ対応 シンガポールの新地下鉄)

正義vs邪悪:覚醒剤の助けで戦闘に臨む米軍兵士たち(殆ど強制的<スピード服用)・イラク侵攻は米電気通信業界を活性化させるか(石油以外にも金蔓があるわけね)・「パニックにならず備えを」 米政府、対テロで呼びかけ(期待してるように聞こえるぞ<「テロに備えようキャンペーン」)・化学物質搭載?イラク“謎の船”が漂流中 CIAなど諜報機関、血眼で行方追い…(ジサクジエンっぽい)・北朝鮮挑発! 戦闘機が韓国領空を侵犯 20年ぶりの挑発行動(喜んでいるだろう<「北朝鮮ウォッチャー」)

おまけ:
コレを着たら誰でも「巨乳」になれる! 根本はるみ、MEGUMIの実寸大Tシャツ
(おもしろそう)・Gカップダイナマイトボディー揺れた! B92吉沢萌がDVD発売(ダイナマイトか?)・ウルトラ爺ちゃん、モンブラン滑降成功 三浦雄一郎さん父・敬三さん、99歳!(巨乳以上のインパクト<白寿)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:クリスティーン】

カリフォルニア州ロックブリッジのサエない高校生アーニー(キース・ゴードン)はいつまでも子ども扱いする両親への小さな反抗心から車整備のコースを取っていたが、ある日バディ(William Ostrander)を中心とする不良たちに絡まれ、フットボールの花形でもある親友デニス(ジョン・ストックウエル)に助けられた。デニスの車で送ってもらう途中でアーニーは色褪せたポンコツ車に心を奪われ、クリスティーンと言う名の1958年型プリマス・フューリーを手に入れる。

両親に車を敷地に置くなと言われ、アーニーはダーネル(Robert Prosky)のセルフ修理工場でクリスティーンを元の美しいフォルムと真っ赤なボディカラーを取り戻させようと修理に励む。その頃からカマッぽいアーニーの言動が変わり始め、眼鏡を外して親に向かって自己主張するようになり、いつの間にか学校一の美少女リー(アレクサンドラ・ポール)とイイ仲になっていた。

生まれ変わったクリスティーンとアーニーを見てデニスは試合中に相手選手と激突して大怪我をする。彼はリーのことも気になったが、クリスティーンに夢中のアーニーの変貌振りが心配で、また彼らのせいで退学処分になったバディの復讐が気懸かりだった。不可解な出来事の後に事件が起きる。

*****

『遊星からの物体X』『ヴァンパイア・最期の聖戦』のジョン・カーペンター監督、スティーブン・キング原作作品と言うだけでだいたいの内容・雰囲気は察せるが、期待を裏切らないナイスなB級作品で、それも残虐シーンがないのに充分凄惨なあたりはさすがとしか言いようがないと思う。

キャストも大御所と言うのか有名どころはいないし、サエない主役の変身もやや唐突な感があり、はっきり言って「いつの間にデキたんや!?」とツッコミたくなったほどだが、それでも許せるロックンロール振りなのである(意味不明)。

カーマニアな男性は車を女性に例えることが多いように思うが、このクリスティーンみたいな車に惚れられたらさすがにちょっとヒかれるかも知れない。でも私は"フォン・ノイマン"型の彼女が欲しい気もする。いやいや、とても楽しかった。大笑い。ホラーだけど。
(1983年アメリカ映画110分)



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2003.2.21 Fri.   SpaceWeek5:スペースウォーカー:究極の綱渡り/『La Riffa』
辛うじて今週は寝過ごさずに済んだ自分を誉めつつ起床&出勤。午前中は黙々と月次処理に励み、巡回は自粛しなかったために雑記更新が私的予定よりズレ込んだのは悔しいけれど、何とか作成して実家ランチに戻る。お天気は良いのに体感的にはちょっと寒い。弟の車に停車場所を占領されていたので急遽別の場所に停めたため、気分的に落ち着かず慌ただしくランチを済ませて会社に戻る。

ぼけぼけと月次作業をやっつけている途中で本日提出期限のデータがあるのを思い出し、ダッシュで作成して発送の手配をしながら自分の怠慢さを叱咤する。どうもこのところ私は怠慢極まりない。原因は察しが付くし、それなりの対処法は自覚しているのだけど、なかなか次に進まない。まだお尻に火が付いてないとタカをくくっていたらイタイ目に遭いそうだ。のほほんとしはいてはいかんのだ。とせっついても焦らない自分の愚鈍さにムカツキつつ日記更新して帰途に就く。

ビデオとDVD返却に寄り、半額キャンペーンの店でレンタルしようかと考えながら適当に4本選んで実家に向かう。と、またもや弟の車が停まっていた。しかも母は留守。娘のトイレをさせてお風呂の用意をしていたら弟から「車を移動しろ」コールがあり、思いクソ悪態付いて車を移動した直後に「空いたで」と来た。姉弟の相性の悪さを痛感する。

醤油ラーメンの夜ごはんを摂り、お風呂に入っていたらちびと弟がやって来た。しかし母が留守と知ってすぐに引き上げて行った。つくづく実家に寄り付かない時と寄り付く頻度のギャップ持ち弟を一度でイイから思い切り蹴り飛ばしたいと思った。あまりにも似ていて、あまりにも対照的な性格の姉弟はいつか破滅的な衝突に至りそうで怖い。

何とか21:00までに帰宅してディスカバリーチャンネルのスター・ウィーク最終日を待ち構える。今夜は「スペースウォーカー:究極の綱渡り」、要するに宇宙飛行士の「船外活動(「宇宙遊泳」なる表現は生死を賭けた任務に従事する飛行士たちへの「冒涜」と思えるので私個人としては一刻も早く表現変更、或いは死語にして欲しい)」がテーマで、地球を3万km/hで周回するシャトルの船外活動の困難さや訓練の様子を知ることができた。

如何にも「当然」と映る彼らの作業や操作の裏には疑似無重力圏体験及びその環境内での訓練、それも気の遠くなるくらい何度も同じ作業を反復し、あらゆる事態を想定して即時トラブルシューティングできるよう様々な訓練をこなした上で彼らは「宇宙」を体験する「特権」を得ているのである。シロートにはできそうに見えることでも無重力下では限りなく不可能に近い動作なのである。命綱さえコントロールできないのだから。

それでも彼らは過酷な訓練をこなし、例えばハッブル宇宙望遠鏡の困難な修理を"宇宙オシメ"をつけて数時間で夜と昼が交代する急激な気温変化に耐え、エンジニアらの叡智を集約した宇宙服に命を託し、地上でも難しい複雑なデリケートな作業をやり遂げたのである。それは宇宙ステーション建造に従事する飛行士らにも共通している。一瞬の判断ミスで彼らは"衛星"になる危険と隣り合わせなのだから。

しかし地球より弱くても重力のある月面での作業や宇宙服は短期或いは長期滞在ミッションを課せられた飛行士らとはまた違う。つまりシャトルや宇宙ステーションに従事するクルーと天体に着陸して帰還するクルーとは訓練内容はもとより、気構えからしてまるで別物なのである。ただ共通しているのは、彼らが宇宙空間から母なる地球を見下ろす義務と能力を備えた「選ばれた人」と言う点であり、常人とは精神また肉体構造からして違うのだ。真に健康な人でなければその栄誉と重責は担えない。少なくとも今は。

帰還を命ぜられて「帰りたくない(いつまでもここに居たい)」と応えたクルーの言葉は宇宙から地球を見る権利を自力で、その能力の全てでもぎ取った「選ばれた人々」宇宙飛行士の本音を集約していると思う。悲劇的な最期を遂げたコロンビアのクルーたちももしかすると命に換えても惜しくない母なる惑星の美と宇宙の神秘を体感し、地に繋がれた私たちを憐れみ、同時に謎に満ちた宇宙へいざなっているのかも知れない。

その後の「エイリアンはもう来ている/エピソード1」は国産番組よりマシだったけど、彷徨う魂を地上に戻すべく、エロっぽいビデオを見る。

今日のニュースめも:宇宙で一番低温の天体、ブーメラン星雲
ビッグバンの名残である宇宙背景放射の温度(絶対温度3度)よりも低い絶対温度1度(-272℃)とは凄い。関連:Cold Wind from the Boomerang Nebula

サイエンス・テクノロジー:月面ミステリー、50年ぶり解決 隕石衝突の目撃談証明(衝突の瞬間を撮影できる確率も天文学的偶然と言えるのだろうな。source:NASA Solves Half-Century Old Moon Mystery)・シャトルに代わりソユーズで飛行士を宇宙ステーションへ(冷戦が開発競争及び先発救援関係に貢献したとは皮肉だな)・2化石は実は同一種、「最古のヒト」論争に幕()・Newton(巨大惑星の形成・1000年あまりの短期間で巨大惑星は形成されるのかもしれない岩石の水がおこす地震・じゃ紋岩の脱水作用は,プレートの沈み込み帯でおきる地震の原因となる)

健康・医療関連:「がん死激減」に新戦略(「テーラーメード医療」だと)・薬が効かない! 抗生物質の多用に警鐘 耐性菌が増え子供の病気が深刻に(濫用して中毒になったようなものか)・「痛がり」は遺伝子のせい? 米研究(SM嗜好の解明に至るか?<「神経伝達物質ドーパミンの代謝に関わる酵素「COMT」の遺伝子は含まれるアミノ酸の種類によって「メチオニン」型と「ヴァリン」型に分けられ、両親から1つずつ受け継がれて一対を成している」)・1日1個のリンゴは「ガン」をも遠ざける!?――子供時代に食べることが大切(日本産農薬漬け摂取過多は怖いと思う)・血液型ミスで重体の女性患者に2度目の心肺移植(良くこのタイミングでドナーが見つかったなぁ)

動物ネタ:「ライオンのふん」効果抜群、シカ逃げる JR西日本の紀勢線、衝突事故がゼロ(日本鹿が"百獣の王"の危険性を認識するのは遺伝子に組込まれていると言うことか?)・中国のトキ、400羽超えるまでに回復(日本の朱鷺はいつになるのだろう)・ヒメマスの「性転換」技術に成功(正に「姫」鱒、と)・事故対策、馬のしっぽが夜道でピカッ 宇都宮競馬場周辺(「虐待」ではないのだろうな)

スパム:スパムメールに返事を出したら――体験レポート(物凄く興味深い記事なので是非ご一読を)

ネット・IT関連:『ウィンドウズ2000』起動ディスクで『XP』パスワードが無効に(あらゆるOSに潜む「欠陥」らしい)・プライバシーの新たな脅威はカメラ付き携帯電話?(気付くのが遅い)・37グラムの超小型携帯MP3プレーヤー発売(そりゃ良いね)・goo、実効速度を計測できるスピードテストコーナーを開設(NTT東日本のimageDLしただけだった...<Mac&IE5.1;)・楽天、テーマ別に売れ筋情報を提供するコーナー「ランキング市場」を開設(「満足度ランキング」希望)

国内:「誕生日」にアトムが目覚める(夢を破るような「アトム」やな)

海外:韓国地下鉄火災、対向電車運転士の対応など中心に捜査(運転士の判断と行動が惨劇の原因と思われるがかのアツい国民性を考えるとリンチに遭う可能性が高いような<対向車の運転士、マスターキー持ち退避…地下鉄惨事)・NY市長、大雪降って「寝間着で執務できた」(臨時収入の道を得たホームレスも喜んでいるだろう)・スーツケースに人間入れ密航図る 香港で逮捕(輸送中に凍死しそうだ)・米コンサート会場で火災、10人死亡・100人以上負傷(テロではないようだがその脅威がもたらす恐怖心の方が危険な気がする)

正義vs邪悪:送金先はテロ組織?不気味な口座が判明 イラン人が4億円を不正送金−警視庁(きっちり取り締まらないと日本も「支援国家」扱いされるぞ)・豪州は世界4番目のテロ標的国に=テロ問題の権威が警告(日本は何位?)・米政府、フセイン政権崩壊後の全権掌握を計画=米紙(建国は近い?<アメリカ帝国)・米、イラク攻撃に“電磁パルス爆弾”使用の可能性(自滅しかねんぞ<「e-bomb」)・米国人、仏バッシングに仏ワインを廃棄(アホ丸出しの短絡思考国民性と思ったが、核実験直後は私もフランスワイン不買運動に参加したのだったが、紳士のクニも低レベル仲間らしい<英国紙:仏大統領は「虫けら」 対イラク攻撃反対で批判←十字軍遠征を持ち出したイラクと同じだ<過去2回の世界大戦で「米英の兵士がフランスのために払った犠牲を忘れて米国民を見下している」)・戦闘能力ゼロ、北のミグ19は博物館級 50年代の旧式機、たった2分で引き返し(そう言えば軍事先進国は型落ち兵器をどう処分してるんだろう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【video:モニカ・ベルッチの情事】

大富豪の夫を交通事故で亡くし未亡人となったフランチェスカ(モニカ・ベルッチ)は幼い娘を抱えて夫が遺した莫大な借金の返済を迫られ、抵当に入った別荘も差し押さえられているため、豪邸の高価な絵画や家具を始め車や毛皮も処分し、ロルッソ弁護士にヨットを売る。しかしそれでも生活費を得る目処すら立たなかった。

若く美しい彼女に次々に男たちが言い寄り、友人たちとの関係もぎくしゃくして行き、夫が浮気していたことを知らされ、フランチェスカは愛人にしたがる男たちが絶えないのを逆手に取り、賞品ゲーム(La Riffa)を思い付く。1人億リラの掛け金で20人で懸賞を争うと言うもので、チェーザレが密かに4年間彼女を愛人にできる権利を賭ける参加者を集める。だが地位も名声もある出資者は亡き夫に関わりを持つ知人ばかりで、次第にフランチェスカは発案を後悔し始める。

そんな折に彼女は事故を起こし、車で撥ねた青年と深い仲になる。

*****

『マレーナ』で脚光を浴びた"イタリアの宝石"モニカ・ベルッチのデビュー作である。これを見たコッポラに『ドラキュラ』に抜擢され、後に夫となるヴァンサン・カッセルと共演することになったことを考えると正に彼女にとっては運命的な作品と言えるだろう。

心なしか現在よりふっくらした顔に初々しさを覚えるが、脱ぎっぷりの良さは当初から変わっていないらしく、あのリュウリンの大きいバストは私の好みではないのだけれど、惜し気もなくムチムチと言うのか、肉感的なヌードを披露している。下着姿も美しいし、コートの下はストッキングだけと言うのもエロっぽくてよろしい。

しかしストーリーは駄作だろう。もう少しヒネればサスペンスタッチのエロ作品になっであろうに、ちょっと惜しい気がする。ハリウッドでリメイクしないだろうか。娘役のコは男の子っぽかったし、他の出演者も特に目を引かなかった。監督はフランチェスコ・ラウダディオ、出演はモニカの他マッシモ・ジーニ、ジュリオ・スカルパティ、パオロ・ブシーリ。←誰が何だかわからん
(1992年イタリア映画90分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2003.2.22 Sat.   冷たい雨の1日/『28 Days』
いつから降り始めたのか知らないけれど、とにかく起きたら天気予報通り雨だった。しかもかなり寒い。実家でブランチを摂って娘@トイプードルと住処に戻るなりコタツから離れられなくなった。それどころかますます手が冷たくてキィボードを触るのもイヤになるくらい室内が冷えて来た。よって適当に巡回して夕寝。

陽が落ちても(雨雲で1日中太陽は見えなかったが)雨は止まず、パスタな夜ごはんを食してから久々に時間に追われずダイニングで温々過ごして「ふしぎ発見!」途中で帰宅し、日記作成に取り掛かる。TVを見ながらぼーっとしつつ書いたのでえらく時間が掛かってしまい、日付けが変わる頃から日課のニュースチェック、そのまま寝ようかと思っていたのだが何となくDVDを見たら目が冴えてしまい、読みかけ文庫を少し読む。

ディスカバリーチャンネルのアジアン・アワーは「忘れられたクメール寺院」とかで、インド南部を中心に栄えた都市とその寺院及び芸術、伝統に関するものだった。古代インドのラジャーラジャー王は寺院建築に力を注ぎ、踊るシヴァ神の像に象徴されるように、音楽や踊りに秀でた者たちを寺院に集めて神に仕えさせた。しかし王国は外敵に滅ぼされ、14世紀になって新たに興った王国がその信仰と芸術を継承する。その王国もまた同じ運命を辿り、古代ローマをも凌いだ大都市は廃虚と化した。

ちらちら見ただけなので詳しいことはわからないが、ともかくその寺院とその彫刻は目を見張るものがあり、後に流行った(?)カラフルな山門(寺門?)も含めて素晴らしい芸術性で、もしまだ世界遺産に登録されていないのなら、一刻も早く保存すべきだと思うほど大したものだった。インドは中国以上に不思議の国だと改めて思った。再放送を見なくては。と思った時に限ってナイような気がする。<マーフィーの法則

今日のニュースめも:コロナ物質放出、ニート彗星直撃、か?
SOHOが撮影した「太陽に襲われる彗星」の図。

サイエンス・テクノロジー:シャトル断熱材、NASAが改良準備中に落下(ますます「見込みの甘さ」「過信」が事故原因に思えて来た)・船舶が観測した100年前からの海上気象記録をDB化(「神戸コレクション」にはエルニーニョ現象や「気候レジームシフト」現象の貴重な記録が含まれているらしい)・オオタカ恐れカモ激減 東京港野鳥公園(喜ぶべきなのだろう<絶滅危惧種)・Superwind sculpts features in spiral galaxy(渦状銀河生成の鍵と見られる"超風"の美しい画像)

健康・医療関連:「遺伝子組み換えコメ」食べて花粉症治療(花粉症にされたマウスが可哀想<マウスでの実験成功)・妊娠中はコーヒーの飲みすぎに注意! 死産率増加につながる?(しかしコーヒー好きはタバコやアルコールも好む傾向があるので断定はできないもよう)・「健康と経済のため、定年後も働きましょう」――政府が奨励!(でも仕事を斡旋する人たちは仕事が不健康の原因のようだぞ<原因は仕事のストレス? 「ジョブセンター(職安)」職員の病欠が最も多いのは月曜日!)・「着るだけダイエット」が世界中で大反響(楽して痩せたい女性が多いと言うことだろう<“やせる下着”に英米からも問い合わせ殺到)・2度目の心肺移植の女性患者に「回復不能な」脳障害(ミス発覚後代用した人工心肺が原因らしいがもっと助かる見込みのある患者を優先すべきだった、かも)

ネット・IT関連:コンピュータ犯罪の被告、一般よりも重罰の傾向(見せしめの意味もあるのかねぇ)・迷惑メール対策迫られる米ISP(健闘してくれ<スパムフリー)

国内:「住民票を」 タマちゃんに扮した在日外国人ら訴え(そりゃそうだろ)・東海道新幹線、3月末から全トンネルで携帯電話通話可能(使うなとアナウンスするくせに使えと言わんばかりのサービスするなよ)

海外:トイレ休憩、給料から差し引く 英労組が反発(それもわかるが「清潔で適切なトイレを提供しない雇用主の名前を公表」ってのもナニだな)・米NYスタッテン島沖の石油施設で爆発、当局は事故との見方(クラブ火災もそうだけど政府が「テロ恐怖」を煽っているのも一因しているのではないだろうか)・ハリポタの新校長役が決定 オールドマンも出演(こりゃ是非観なくては)

正義vs邪悪:ノドン:弾頭部分日本越え太平洋に 93年発射で米関係者明言("頭上"を通過された国が把握していないのは問題だぞ<危機管理能力ナシ)・「フセイン亡命なら戦争ない」 パウエル国務長官(どこの国が受け入れるねん<小薮の私怨相手)・米のイラク原油輸入が倍増(悪の枢軸に最も"外貨/資金提供"しているのはメリケンと言う「二律背反」)・国連決議なしにイラク戦なら辞職も IAEA事務局長(バカにはわからんらしい<「軍事的圧力をかけることと、実際に武力行使することには大きな差がある」)

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【dvd:28デイズ】

NYの物書きグエン(サンドラ・ブロック)は恋人ジャスパー(ドミニク・ウェスト)といつものようにバカ騒ぎして花嫁付添人を頼まれていた姉リリー(エリザベス・パーキンス)の結婚式に遅刻する。しかも泥酔状態で披露パーティーをぶち壊した挙げ句、新婚旅行用リムジンで民家に突っ込み、服役の代わりに28日間の中毒者更正施設入りを命じられる。

施設の厳しい規則は無論、中毒と決別する祈りの詠唱に反撥し、面会に来たジャスパーと施設を抜け出して酔っ払って帰って来た"茶化して逃げるクチ"のグエンはついに"眼力で人を脅すクチ"のコーネル所長(スティーヴ・ブシェミ)から刑務所に移送すると言われて改心を誓うが、アルコールと薬物依存はなかなか抜けず、アル中で死んだ陽気な母や子どもの頃の思い出に苛まれていた。そんな時にプロ野球選手エディ(ヴィゴ・モーテンセン)が入所して来る。

「告白し合う」会でやっと仲間たちに受け入れられ、次第に「普通の暮し」に戻る決意を固めたグエンはジャスパーのプロポーズを受け入れるかどうか気持ちが揺れ始める。また唯一の肉親である姉とも意思疎通できずにいた。そしてソープオペラ「サンタクルーズ」ファンのアンドレア(アズラ・スカイ)の出所を祝ってダニエル(レニ・サントーニ)やゲハルト(アラン・テュディック)たちと「サンタクレイジー」を上演した後で事件が起きる。

*****

『何とかデイズ』ものは多いけれど、本作はリハビリ施設の更正プログラムである28日間がタイトルとなっている。施設内の様子はイメージほど暗くはないが、確かに宗教じみて見える。また入所している依存症の人たちも各々問題を抱え、自分の弱さと闘っていることを映しているのだが、何となく雰囲気は『K-Pax』に似ているのでついそのテの病気に対する偏見を払拭する目的もあるのではないかと勘繰ってしまった。

サンドラ・ブロックはどの作品でも同じ口調に思えるのはあの声ゆえかも知れないのは別にしても好演、いや熱演していると言っても良いだろう。ただ姉妹の和解もそうだけど、現実には4週間の入所で人間が生まれ変わる、或いは考え方が一転するのはちょっと無理があると思う。それでもこれは隠れた佳作だろう。

エディとの関係がどうなるのかチト気になるし、ジャスパーが間抜けで可哀想にも思える。スティーヴ・ブシェミとアラン・テュディックはなかなか良いキャラだった。エンドクレジット途中にも「ラスト」があったけど、どうせならハッピーエンドにすれば良かったのにと思う。
(2000年アメリカ映画120分)



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2003.2.23 Sun.   背中乗り犬/良心的な匠
午前中に娘@トイプードルに起こされた。明け方近くまで夜更かし(と言うレベルか?)した身にはつらい。はっきり言って寝足りん。しかし彼女はずーーーっと私の膝で爆睡してたし、そろそろトイレの限界なのもあって「くぅん」くらいでは目を覚まさない私に業を煮やして珍しく強硬手段に出たのだろう。<布団の上に四つん這い

さすがに昨日の雨はほぼ上がったようだが、空一面雲に覆われて日射しはない。私好みと言えるだろう。幸い寒さはそれほどでもないので実家でブランチを摂ってとっとと住処に戻り、雨に当てた花鉢を並べついでに屋内の花鉢を移動することにした。うっかりアリッサムを水浸しにしたらしく、萎れつつあるのを発見して慌てて植え替えたけど回復するだろうか。無理だろうなぁ。我ながら何たるドジ。

植え替えついでにレインボーファンを株分けし、今更ながら薔薇の剪定をしてからお風呂用椅子@100yenに座って溜まりに溜まったポリポットの水洗い兼整理を始めたところ、膝で寝ていた娘が肩に乗り上がると言う芸当をヤらかしてくれたため前屈みの状態から動けなくなった。オマエは猫かい!それともワシのハラでつかえて居心地悪い、つか苦しいっちゅーことかい!と背中に向かってツッコミつつ、微妙にバランスを取って寝そべる娘の大胆さに呆れ果てる。それとも私は娘にナメられてるとゆーことか?

が、上に乗っかられている間はまだ良かったのである。問題は娘は猫でない、つまり肩から飛び降りられないことである。まず立ち上がろうとした私が気付き、続いて娘も焦り始めた。ニャンコならひょいと降りられるだろうけど、いくら娘が身軽でもこの体勢から飛び降りた経験がないため、肩を下げようが背中を反らせようが娘は私の背中に必死でしがみついている。どうすりゃいいんだ。

背中に乗られたまま玄関に入り、上がり口でやっと降りてくれたが、ヘタに落として骨折したら大変なのでマジであせった。そう言えば先々代のマルチーズも良く私の肩に乗って来た。と言うより殆ど襟巻き状態で散歩したものである。この位置ならば下ろすこともできたけれど、完全に背中側に貼り付いた娘を剥がすのは楽ではなかった。

それから室内に移動してざっと掃除機掛けし、巡回して暫し夕寝。のつもりが結構寝た。実家で天ぶら蕎麦の夜ごはんを済ませてお風呂に入るつもりが「ビフォーアフター」にハマってしまう。この番組は難題改造のみ請け負っているのだろうが、どの匠も悉く細部まで心遣いが行き届き、しかもデザイン料以外の費用合計にしても物凄く良心的だと思う。

そのへんの工務店やデザイナーに依頼したら軽く倍額はふんだくられるだろうし、まして家の歴史の重みや家族の思い出を尊重して壁土や瓦、果ては廃棄予定のガラクタの再利用など考えかけてもくれないだろう。匠の技やアイデアは敬服モノだが、相場も現場もあんなモノではないはずである。その点誤解を招きそうだけど、改造前後のギャップと途中経過は見る度に感心する。

てな次第で帰宅が遅れ、ちらちらとディートリッヒ@『検察側の証人』を見ながら、途中で「世界遺産」に切り替えて日記を作成し、更新報告後文庫を読み、結局夜更かし(昨夜ほどに非ズ)したのであった。

今日のニュースめも:これも反戦、裸の男性が「ピース・マン」
平和だ...

生物ネタ:ボラの大群が戻ってきた 品川・立会川再び活況(お約束のバカ丸出し「ボラ・フィーバー」<ボラちゃんマップ・イラスト入りの記念Tシャツ)・カワハギ・マサバ、養殖魚に新顔 高値狙い続々と(その餌の安値魚もいずれは「高級魚」になるわけだ)・ザトウクジラSOS 定置網から救出、海原へ/読谷村沖(良かったと言うべきか、漁法とエリアに問題があると言うべきか)・「牧羊の国」ニュージーランドのヒツジ、20年で半減(ウールが高くなるかも?)

健康・医療:マウスを炭疽菌耐性にするモータータンパク質(どれくらいのマウスが犠牲になったのだろう、とも思う<科学に貢献)・胎児の脳発達、MRIで診断可能 日大など研究(選別に繋がるような)・「奇跡の再移植」の少女が死亡、人為的ミスが原因(ドナーも無念であろう)・シックスクール:教科書で児童ら症状悪化 表紙の溶剤が原因か(近頃のガキどもはヤワ過ぎんか?)・携帯電話中毒を女子大生が分析 椙山女学園大(どちらが重症?<依存症と中毒)

国内:縄文の漆器に巻き貝の装飾…青森・向田遺跡(さすが「海の民」)・障害者虐待:布団はがされ、尻スリッパで 鹿児島・元女性園生(隠れた"実態"はもっとスゴイかも)・米スノーボード選手、ホテル階段の手すり滑り転落死(気の毒だがバカだと思う<ヨッパライ)

海外:「誤作動多い」と警報無視 韓国・地下鉄放火(ありがち)・日韓で再燃?日本海呼称論争 韓国側「東海」を積極PR(その粘着性には降参)・タイソンの入れ墨にマオリ族専門家が不快感(勝ってもダーク・ヒーローの烙印は消えず)・女子フィギュア元米代表のハーディング、プロボクサーに(順調に"転落の人生"を歩んでいるようだ)

正義vs邪悪:24日にもイラク新決議案提出 ブッシュ大統領(いよいよカウントダウンか)・炭疽菌、VXガス「疑問点」イラクに迫る…査察委文書(いい加減に諦めたら?)・イラクと北朝鮮の陰でイランの「核」疑惑晴れず(そのうち正義執行官@大量破壊兵器保有大国が"制裁"するだろうよ)・英世論調査:45%が「脅威は米大統領」英に嫌米感広がる(私と気が合うねぇ<英国民)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい




【check:束縛されたい度チェック

あなたの得点は0です!

■解説
恋愛と私生活を全く別なものと考える貴方は、束縛されるのが大嫌い。
少しでも決まりを作ろうとすると、とたんに気持ちが冷めてしまいます。
貴方を一歩引いて見てくれるクールな大人の人がお相手にはベスト。
案外、上手に不倫が出来てしまうタイプです。
自由を愛する貴方は、少し相手を思いやる気持ちを育てましょう。
「つぶやき掲示板」で皆と触れ合ってみませんか?

あなたの得点は15です!

■解説
束縛はされたくないけど、放っておかれるのもイヤ。
でも、寂しさは恋人に伝えるのが下手なのではありませんか?
素直に伝えられなくて、八つ当たりしてしまう事も・・・。
格好つけないで、素直に甘えるのがうまく行く秘訣です。
意地っ張りな貴方には「電話カウンセリング」がオススメ。
何故口ベタなのかをカウンセラーと一緒に探しましょう。

感想:「手を繋ぐのは恥ずかしい」ことはないけど「あまりシたくない」のでやり直した上のが近いと思う。けど下のも多少自覚があったりして。←どっちやねん



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2003.2.24 Mon.   ホーキング博士の宇宙/『What Ever Happened to Baby Jane?』
曇っていると思ったら雨、と思ったら晴れ間が出て、と言う、朝から何とも不安定なお天気である。しかし出勤時にはコートが必要なくらい寒いと感じなかったので上着なしで出社した。何となく条件反射で履いているタイツもヤメなくては恥ずかしい気がする。と毎朝思う。←引き出しの取り出しすい位置に置いているらしい

午前中は明日でも良い単純作業を片付けて過ごし、雑記更新して買い物がてらランチに出る。上着ナシでチャリはキツイかと覚悟していたのだが、それほど寒くはなかった。しかし帰り際になってまた雨が降り始めてから肌寒くなった。あと半時間保ってくれたら良かったのに。

でも震え上がるほど午後も寒くはならなかったし、そろそろ本格的な春は近いのだろう。私の苦手な太陽光線もますますキツくなると言うことだ。チト憂鬱。午後もテキトーに仕事して日記を書いて時間内に更新報告することができた。ヨシヨシ。

夜ごはんは焼き肉。と言っても母と私の2人だけなので圧倒的に野菜が多く、お肉は1人100-150g程度である。月曜定番アニメを見てお風呂に入り、先週と違ってゆっくり帰宅し、22:00からディスカバリーチャンネルのサイエンス・ミステリー「ホーキング博士の宇宙/すべてを解き明かす答え」を見る。リマインダーサービスがなければ忘れていただろう。

150億年前にビッグバンで宇宙は誕生した(宇宙の年齢が137億歳と発表される前に製作された番組なので)とされているが、宇宙の始まりの法則及び理論はまだ解明されていない。70年代に2人の科学者リンデとグースがカリフォルニアとソ連で唱えた「インフレーション理論」は有望に見えたがホーキングによって否定され、彼自身もまた自分が提唱した「特異点」を解決すると言う問題を抱えていた。

それは「虚時間」と言うSF的説明を与えられたが、「インフレーション理論」同様、決定的な理論ではなかった。次いで注目されたのが宇宙は1/10億×10億cm(電子をソルのサイズにした場合、「ひも」のサイズは原子大)のヒモであるとする「超ひも理論」で、これこそアインシュタインが目指した量子力学と一般的相対性理論の融合、つまり「統一理論」と見られた。しかし5つもの理論が提出され、その信頼性もヒモと同じく揺らぎ始めた。

ホーキング博士は一つの法則によって力と物質を結びつけられると信じて研究を続けているが、物理屋には理論家以外に実験屋もいて、宇宙でプラズマが発生した直後の温度分布を観測して壮大な宇宙地図から誕生の"秘密"にアプローチしようとしている科学者がいるそうである。

私にはさっばりわからん世界のハナシで、どの理論もそれなりに聞き覚えがあるし、どれを聞いても尤もらしく思えてしまう。このようなシロウトが立ち入ることはできない、超カシコイ人だけが口にすることを許される話題だろうが、何でも小数点以下15位が違っていたら宇宙は膨張せず、或いは萎んだであろうと言う、めちゃくちゃ偶然・奇跡に恵まれて宇宙は誕生したそうである。

門外漢にはそれが唯一の法則で括られるとは思えないのだが、マクロとミクロを扱える「量子重力学」が明かすだろうと期待されているらしい。とにかく私にはさっぱりわからないし、私に言わせるとあーゆー超カシコイ人たちのアタマの中こそ「宇宙の神秘」に思えるのはともかく、興味深い分野である。<「神はサイコロ遊びをしない」

ニュースチェック後DVDを見る。まさか2時間以上の作品とはツユ知らず。

今日のニュースめも:A Twisted Solar Eruptive Prominence
地球10個丸飲みできる怪物プロミネンスのド迫力!

天文:銀河から吹くスーパーウィンドが作り上げたフィラメント構造(再掲:Superwind sculpts features in spiral galaxy)・火星のガリー構造は雪解け水によってできたらしい(再掲:Melting snow could be cause of gullies on Mars)

サイエンス・テクノロジー:シャトル事故で問い直される「有人飛行」の意義(結局人間が作るモノだから無人だろうと事故の危険は常にあるはず<「コロンビア」左翼表面仕上げ粗かった)・UFO飛行機、空を舞う 奈良先端科技大が開発(欲しいっ!)

自然・環境:温室ガス観測衛星開発へ、「空白」地域もカバー(「GOSAT」@253億円)・救え!オガサワラオオコウモリ 地元NPOなど生態調査(棲息地の環境を再生しないと無理だろう)・「沙漠緑化実践協会」補助金を不正受給(やはりあるのね<悪徳NGO)

健康・医療:70年代生まれ、9割がアレルギー体質(過保護の弊害?<日本では70年代に乳幼児を取り巻く衛生環境が劇的に改善)・エイズワクチン効果なし 米臨床試験で米紙報道(なぜ効果に"人種差別"があるのだろう)・ピロリ菌で胃かいよう発症、仕組み解明(名前はカワイイ菌なんだけどねぇ)・糖尿病新薬に光明? インスリン分泌の「かぎ」明らかに(「かぎ」は「Gたんぱく質共役型受容体」のうち膵臓に大量にあるGPR40らしい)・大腸がん:遺伝子異常で内壁細胞が変化 東大の研究所が究明(「APC遺伝子」の異常とか)・日赤医療センターの急患仮払い、未清算8700万円に(そんなに取り込んでたんかい!)

ネット・IT関連:大丈夫か、デジタル放送(詐欺も心配だ)・体温を電力源にワイヤレス通信 SIIらが開発(そりゃ素晴らしい)・未来の読書は、3Dバーチャル「洞窟」で(ますますヒッキーになりそうな気がする)・『モザイク』誕生から10年、アンドリーセン氏に聞くウェブの未来(進化の途中らしい<10/25年)・ドコモ、505iシリーズに「Flash」を搭載(どこまでPC化するんだ)・国内で「ワーム」検知急増(今頃?)

国内:マヨネーズ消火、一応有効 「過信は危険」と神戸消防(結果的に広めたのでは<マヨ消火)・ATM手数料の土曜有料化で大手4行から聴取 公取委(ムカツク!の一言)・100円ショップの商品棚に火、8歳の男児を補導 静岡(5or10年後が怖ろしい<「火がきれいで、楽しいから火をつけた」)・ノンキャリアも「天下り」「渡り」 国交省労組が調査(役人天国はデフレなし、か)・スーパー狂言:「王様と恐竜」の試演会開く 世界情勢を風刺 (これもひとつの「反戦運動」?)

海外:大邱市地下鉄放火、死者200人前後か(自然災害よりも理不尽な「人災」<中国・新疆ウイグル自治区で地震、257人死亡)・アフガン閣僚ら乗せた小型機が墜落 パキスタン沖(テロでなく事故らしいが)・カラチのシーア派葬儀参列者、米系ファストフード店襲撃(嫌米感情が拡大してるのかねぇ)・イラク攻撃はイスラム教徒への宣戦布告=マレーシア首相(そう受け取る可能性は大いにありそうだ)・

正義vs邪悪:露の戦争研究家「イラク兵ら50万以上殺される」(既に人道的な危機は始まっているらしいのに<国連児童基金、イラクの子ども400万人にワクチン投与開始)・米大統領は人間性と騎士道精神に欠ける=イラク大統領(アンタにはあると言うのか?>フセイン)・「戦争」めぐり活発な討論 米教育現場(悪対悪であり正義対正義だから難しい)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:何がジェーンに起こったか?】

彼女を模した人形ができるほど少女"ベビー"・ジェーン・ハドソンは人気者だったが、実態はワガママで傲慢な小娘だった。成長後ジェーンの人気は翳り、逆に姉ブランチが女優として成功を収めていた。ある夜事故が起きる。

車椅子生活者ブランチ(ジョーン・クロフォード)は通いのメイドのエルバイラ(メイド・ノーマン)に家を処分して酒浸りの妹ジェーン(ベティ・デイヴィス)を入院させるつもりだと打ち明けた。彼女は食事の支度さえ妹頼みの身だったが、小切手を切る、つまり生活を支えているのは彼女だったし、良く話し合えば妹もわかってくれると信じていた。

しかしジェーンは姉の企みを盗み聞きして知っていたし、彼女の主演映画がTVで流れたのも気に入らなかった。何しろ彼女は一家を支える人気者"ベビー・ジェーン"なのだから。姉の声色を使って酒を注文したジェーンはある計画を実行に移す決意をする。

呼び出しに応じず、食事の世話をせず、一人では自由に動けない姉を部屋に閉じ込め、かつてのステージを再現すべくピアノ伴奏者を募集する。面接にやって来たエドウィン(ヴィクター・ブオノ)の伴奏で脚光を浴びていた頃のように「パパに手紙を」を歌い始める。

*****

モノクロだからこれだけ迫力があるのだろうか。化粧崩れしたマドンナかトーキー時代の女優メイクをしたドラッグクイーンかのようなド迫力のベティ・デイビスは正に鬼気迫る怪演で、魘されそうなほどコワイ。ぴらぴらドレスに身を包み、あくまでもゴーマンなナルシー振りは聖子のイメージ(演技力や歌唱力ではない)である。

対照的に美徳の化身のようなフランチ@ジョーン・クロフォードはあくまでも「イイひと」で、それがいっそう「ジェーン」の異常さを強調している。ブロンドとブルネットの姉妹と言うのは珍しいのではないかと思うが、とにかく非常にわかりやすい設定なのだ。

しかしラストで観客はどん底にたたき落とされる。あまりにも虚しく、哀れで、衝撃的である。ロバート・アルドリッチ監督は怖ろしいほど残酷だ。旧い上に重い作品だが、一見の価値は充分あった。
(1962年アメリカ映画134分)



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2003.2.25 Tue.   晴れると暖かい/「Eon/Greg Bear」
やはり朝は少し冷える。しかし本日は非常に良いお天気なので太陽が上がるにつれて気温も上昇し、とーーーっても暖かい1日となった。つまり睡眠不足もあるけれど、ひたすら眠くて堪らない1日となったのである。と言うので午前中からダラダラ過ごす。

雑記更新して実家ランチに戻り、そのまま娘@トイプードルと寝たい気持ちをぐっと抑えて会社に引き返す。この素晴らしいお昼寝日和にオフィスでじっと座っていなくてはイカンのはツライと言うかもったいないと言うか悔しいと言うか、とにかく理不尽である。鬱々と午後の仕事を片付けつつダラダラ日記を作成してたらいつの間にか終業時間寸前だったので慌てて更新し、テキスト庵の更新報告をせずに離社するハメになった。教訓:余裕があると思って油断してはイカン。←何度経験しても学習しない

高野豆腐にウインナー、出汁巻き、プチトマトに菜の花と言う、お弁当のオカズのような夜ごはんを食し、弟がオークションで落札したガラクタを拝見して帰宅。たいしたTV番組はないようなので昨夜見た『何がジェーンに起こったか?』を再鑑賞しながらネットをウロついてから読みかけ文庫を開き、読了。

今日のニュースめも:海上風観測装置(SeaWinds)の初画像
肝心の日本が観測幅の隙間ってどうよ?

自然・環境:最新技術で鳥葬を(パワーや如何に?<太陽光反射器)・世界最古級の海底林発見 青森(5万年以上前のヒバ林だとか)

健康・医療:米国で小児ぜんそくが激増 屋内の空気汚染が原因?(大気汚染は惑星規模デショ)・鳥から感染を確認 鳥インフルエンザ(ヒト以外には移らないのか?)・Q熱:感染拡大か 13人から病原体 静岡県立総合病院が調査(どこから来たんだろう)

ネット・IT関連:ベンダー各社、外部からのリモート操作が可能なウイルスを警告(センスある命名だ<「Lovgate」)・マシンに潜む“害虫”ソフト、急繁殖(プログラムは虫の巣だしな。関連:スパイウェアから身を守る方法)・ビル・ゲイツ氏が小学校で特別授業(講演料はいくらなんだろう<世界一のお金持ち)・ネットに3児童殺害予告、中2男子生徒を書類送検へ(こっそりヤるより「カキコ」するだけマシか)

国内:落書きはいかんぜよ…鹿児島の竜馬夫妻像、無残(いかんいかん)・トヨタ、「そっくりマーク」の中国車メーカー訴える(そのトヨタも真似っこデザインしてるような)・イラク攻撃「反対」78% 本社全国世論調査(メリケン支持首相には「たいしたことない」数字だろう<民意)・映画「猿の惑星」登場の賢者像が住宅街に出現 東京(いいねぇ)

海外:雪合戦の報復で父親が発砲、10歳の少女重傷(さすが悪を退治する正義のクニのヒト)・タコがえさ入り瓶のふたを開ける ドイツの動物園(そりゃおもしろい)・宝石入れたコンドーム10個飲み込み密輸、失敗(どうやって出す予定だったのだろう)・仏の3つ星シェフ自殺 格下げ悲観か(自分の腕より他人の口を信じたのか)・結婚妨害されて?オランダ王女が「王家の醜聞」暴露(母娘2代で国会に刃向かったわけね)・英国名物パブが存続の危機? 月20軒が閉店(だいぶ前に見た気がするぞ)

正義vs邪悪:イラク大統領、米大統領とのテレビ討論を希望(ヤれヤれ)・フセイン氏、米大統領と直接対話要求 米CBSの会見で()・北がついにミサイル発射!米韓に挑戦状(コケ脅しの度に惨めさを晒しているような気がしないでもない)・中国の2つの名門大学で爆発事件、9人が負傷(テロ?北の工作?)・NZでシアン入り郵便物 イラクとア杯ヨットに警告(テロ?便乗/模倣犯?)


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【book:永劫/グレッグ・ベア】

21世紀直前、地球軌道に近付く小惑星が現れた。ジェット推進研究所所長兼ISCCOM(国際宇宙協力委員会)委員長ジュディス・ホフマンは米国大統領に調査隊派遣を要請し、質量の40%を失った全長292km・最大直径91km、3本の溝のあるベイクト・ポテトに似た豆型<ストーン>に民間総責任者としてギュリー・ラニアーを派遣する。自転軸と7つの巨大な空洞を有する<ストーン>には先に到着したNATO=ユーロスペース主導で調査隊が組織されており、ソ連は交渉して彼らの言う<ポテト>調査参加許可を得たが、行動を制限されていることに不満を募らせていた。

2005年4月、プラズマチューブの光で常に照らされた夜のない世界に天才数学者パトリシア・ルイーサ・ヴィスケスが到着した。彼女はラニアーらの導きで<ストーン>が1200年前に地球人に作られ、5世紀前に第2空洞のアレキサンドリアを始め全ての都市が捨てられたこと、1993年の<小破滅>を経て2005年5月に<大破滅>、即ち全面的核戦争が勃発し、地球と人類は壊滅的な打撃を受けた「未来の歴史」を知る。だが彼女が連れて来られたのは第7空洞にある小惑星の全長を遙かに超えて続く<通路>の謎を解き明かすためだった。

ロシア人たちは<ポテト>が巨大な小惑星ジュノーであることもスパイから図書館の存在も聞き及んでいた。<ストーン>内の通行権を含めて調査権利を求める最後の米ロ会談は決裂し、<ストーン>の歴史のハルマゲドンから1週間後、ソ連軍のパーヴェル・ミルスキー大佐は7隻の重輸送船による奇襲作戦任務に就いていた。<ストーン>と地上で<大破滅>が始まったのである。

600年前に<技師>コンラット・コジェノフスキーが創造した<道>の先100万kmに無限ヘクサモン・ネクサスがあった。21世紀の科学技術を否定したネイダー正教徒と科学技術集団ゲッシェルのシティ・メモリーにある人格と有体者計9000万人を擁するアクシス・シティは中央シティと3つの自転円筒アクシス・ネイダー、アクシス・ソロー、アクシス・ユークリッドから成り、フラントやタルシットなどの友好種族と交易していたが、敵対するジャルトの脅威に晒されていた。

アクシス・シティのエージェント、セル・オルミイは大主教から<冠毛>に侵入した人間たちを調査している時にパトリシアを知り、ソ連軍襲来の混乱に紛れて彼女を連れ出す。

*****

再読。見開きの登場人物紹介を見た瞬間にほぼ内容は思い出したのだが(しかも断片的にはっきり浮かんだのは悉くエチシーンだったりする)、好きな作品なので読み返すことにした。巻末にある解説にある通り、小天体/小惑星モノと言うとクラーク&リーのラーマ・シリーズが連想されるが、本書は上巻は<ストーン>、下巻はアクシス・シティを舞台に展開される、敢えて言うなら平行宇宙モノである。空間的スケールは壮大だが、ストーリーそのものは半年間あるなし、せいぜい数カ月以内に起きたドラマである。ただし地質学用語Eonが10億年の意味で、宇宙の寿命「永遠」を表すタイトル通り、時間的スケールも実は大きい。

プロローグとエピローグが「4つのはじまり」となっているように、主役はパトリシアとラニアーだがオルミイとミルスキー、つまりNATO側とソ連側、アクシス・シティの状況と人間関係から並行して進むので登場人物が非常に多く、人間関係が複雑に絡んでいるので混乱しそうになるし、その空間的スケールに圧倒されて想像力が追い付かない上に殆どトンデモ系の<道>は再読でも把握できないのだが、私的にはとにかくおもしろい作品である。

ベアが本作を発表したのは1985年、まだ米ソ冷戦時代なので対立した関係で描かれているが、現時点ならイスラーム対キリスト教勢力圏と言ったところだろうか。聖戦だろうと最終戦争だろうと、テメーらの私欲で無関係な人類全てを不幸と破滅の道連れにはしないでくれと言いたい気持ちに変わりはないが、まだ<大破滅>の危機は去っていないことを痛感した。
(ハヤカワ文庫)



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2003.2.26 Wed.   光る頭蓋の洞穴
アラームを止めた時に娘@トイプードルが布団に潜り込んで来たのがイカンかったことにするが、要するに迂闊にも三度寝したのである。しっかりゴミ出しして実家に向かい、大急ぎで支度したので遅刻は免れたけれど、ひたすら眠くて普段以上にアタマが回らない。お天気も同じくぼーっとした曇天である。

いつものごとくぼちぼちお仕事しながら雑記を作成・更新して実家ランチ、午後もちょっとばかりシゴトして日記を作成しかけたところへテンキー入力作業がやって来た。この時点で本日の就業時間内日記更新はほぼ無理と諦めてせっせとデータを片付け始め、終業前にニュース記事と書籍タイトルを入れた程度の下書きをメイル送信し、住処に直帰して日記の続きに取り掛かる。手元にある文庫を飛ばし読みしながら読書覚書を作成したのでめちゃくちゃ時間が掛かった。

更新報告して実家に戻る前後にぱらぱらと雨が降っていたけど、焼き魚(鰆)とおでんの夜ごはんを喰っている間に上がったようだ。しかし私の瞼とハラと頭は重くなる一方で、これはもうアカン、我慢の限界だと言うので1時間ほどコタツ寝した。それでもスッキリしなかったので今夜は早寝の決意を固めて帰宅。

眠いなぁと思いつつニュースチェックしていたらディスカバリーチャンネルのシビリゼーション「光る頭蓋の洞穴」が始まり、目とココロを奪われる。中米ホンジュラスのタルグア洞窟の奥で偶然見つかった穴の奥には大量の人骨があり、そのまま持ち込まれた死体や複数人の骨をまとめて葬ったと思われる形跡があった。

洞窟は鍾乳洞で、古代人の墓と見られる穴の奥には水の浸食作用により、石の壁でできた天然のダムがあった。水中に葬られた骨は風化を免れ原型を留めたまま方解石にびっしり覆われており、光を当てると発光することから「光る頭蓋の洞穴」と呼ばれるようになったそうである。中には赤く塗られた骨もあり、分析の結果この塗料は無害な黄土とわかったが、埋葬時に朱や赤を施す慣習はマヤは勿論、中国や日本とも共通していておもしろい。何故だろう。魔除けの意味もあったろうけど再生を信じて母の胎内を再現したのかも知れない。

洞窟内では儀式に使ったと見られる土器が数多く発見され、中には大理石を削ったものもあると言う。それも最新技術を駆使しても難しいほどの薄さだそうで、それを惜し気もなく儀式で壊したと推測されている。古代マヤでは忠誠の証として土器を壊したり、副葬品を使われないように穴を開けたりしていたとのことである。

1年後洞窟周辺の地理調査が行われ、川沿いに集落が点在していたことがわかったが、このタルグア地域は遺跡の存在は知られていないが、有名な洞窟では貴石(何だったか忘れた)が見つかっているそうである。そして大の男が身動きできなくなるほど狭く高低差の激しい曲がりくねったクモの洞窟の奥でも人骨が発見されたのである。そしてこの洞窟入り口には壁画があった。

炭素同位体年代測定の結果、タルグア洞窟の骨は紀元前7-10世紀、クモの洞窟の骨は紀元前10世紀とほぼ同時代のものとわかった(年代は記憶違いの可能性あり)。タルグアの洞窟入り口でも壁画が見つかり、近くの谷で試掘された遺跡からも同じような絵が描かれた石があったことから、両者は同じ文明圏に属していたと見られている。そして骨から分析された食生活や遺跡の特徴などはマヤとインカが入り交じっており、この地域は古代の交易中継地として繁栄していたと推察されるそうである。

確かにホンジュラスは地理的にはマヤとインカの中継地だが、両文明の年代とは外れているような気がしないでもない。尤も正確な洞窟周辺の文明が栄えた年代は今後の調査次第で変わってくるだろう。それより「光る頭蓋」と言うと連想せずにいられないのがマヤ文明の有名なオーパーツ、水晶髑髏である。確かこちらも光を当てると不思議な現象が起きるとか何とかだったと記憶しているのだが、両者には関連があるように思える。

とにかくこの遺跡と頭蓋は「新発見」のようなので、そのうち「200X」や「ふしぎ発見!」、たけしの番組当たりでメジャーデビューを果たすのではないかと思われる。ついでに番組では触れられていなかったが、あれだけ狭い穴を伝って奥まで骨を運ぶのは大きな体では困難である、小さな体格の方が自由が利く、従って子どもが先祖の骨を埋葬したのではないかと私は思う。

となると儀式を執り行ったのも子どもと言うことになるが、インカでも子どもが主役の儀式があったはずなのでその可能性はあるだろう。もしくは巫女、つまり女性が儀式を司っていたとも考えられる。以上は私見の覚書。

今日のニュースめも:パイオニア10号から最後の信号が届いた
1972年3月に打ち上げられ、木星探査後太陽から約5万AU/天文単位(7.5億km)にある彗星の巣・カイパーベルトを抜け、地球から120億km以上離れた地点からの送信が最後になったそうである。因みにこの距離は光速(30万km/s)で換算すると4000秒、つまり"開拓者"は打ち上げから370ヶ月後の先月時点では木星の探査期間21ヶ月を差し引いた349ヶ月掛けても地球からまだ1光時間先の距離を超えたばかりと言うことになる。そして68光年離れたおうし座アルデバラン方向への孤独な旅は続くのだとか。

サイエンス・テクノロジー:小惑星探査機ミューゼスCの打上げが正式に決定(5月1日から25日の間らしい)・シャトルの操縦室映像を発見 大気圏再突入時を撮影(いずれ一般公開されるそうな)・シャトルの破片、これまでで最も西の地点で見つかる(太平洋にも落ちているかも知れない)・NASA、事故直前のシャトル画像公開 マウイ島の高性能望遠鏡で撮影(問題は下部では?)・Strange Clouds(原因はともかく、本当にビューティフル)

健康・医療:米アルコール売上高の半分は未成年者と依存者=大学調査(すげー悪循環)・エクスタシーなど合成麻薬の使用が急増中 国際麻薬統制委報告(これぞ世界的「ヤク物テロ」かもな)・「健康、気になる」4人に3人…本社青少年調査(摂生を自覚してると言うことか?)

動物ネタ:世界最高齢のアジアゾウ、86歳で天寿を全う(戦前・戦中を生き延びた老象の大往生)・ワニをひき、看護するも、罪と知り放置 女性を拘束(結局ワニは死んだらしい)・動物園の展示用動物にも「休憩時間」を! 環境省、飼育基準を年内に改正(あの「ふれあい」は動物の身にすればよろしくない企画だろうな。私も触りたいクチだが)・動物に原告適格なし 東京地裁(じゃあもっと保護法と罰則を強化しろよ)

ネット・IT関連:松下電工、携帯電話からマンションの自室をコントロール可能なシステム(良いねぇ)・既存回線を高速化する「i-Accele」(そんなことできるん?)・家電ではなく、ひとりひとりが利用する“個電”  NTTコム、個人向けのネットサービスをパッケージ提供(ますます「個」化が進むのね<家庭内独立)・通信規制緩和の悪影響は? 「料金体系複雑に」が6割(確かにわかりにくい)・インターネットの音声付き広告は有効か(スピーカーオフにしてるさ<騒音の暴力)

国内:大停電必至? 今夏の電力供給は綱渡り ひび割れをすべて修理するには半年必要(関西は大丈夫だろうな)・日本最古の暦記した木簡出土…奈良・石神遺跡(現代日本人から見れば殆ど暗号)・ブームなるか?女性向け日本酒続々登場 30代働く女性がターゲット(口臭と二日酔い度によるだろう)・就職面接で高3女子にキス、63歳社長を逮捕(職権濫用セクハラ)・ひかり号、岡山駅手前で停車 運転士が8分間居眠りで(よく事故に至らなかったもんだ)・痴ほう診断…それでも運転、死亡事故(つまり無罪?危ないジジババの免許は没収しろ!)・冬の富士山に離れ笠(確かに「笠」だわ)

海外:巨乳の正体は雪の塊だった!? オハイオ(溶けないのか?その前にチチが霜焼けしそうだが)・魔女は邪悪で醜い老婆から魅力的な若い女性に変身(TVドラマシリーズ「吸血鬼バフィー」「魔女サブリナ」の影響だとか)

正義vs邪悪:北のミサイルは東京に照準、迎撃は絶望 ズバリ命中、核や化学兵器搭載も(たいした精度なのね)・亡命しないし、油田に火も放たない=フセイン大統領、米テレビとのインタビューで語る(半分ホント・半分ウソだろ)・イラク、他国に化学兵器隠匿か=米国防長官が可能性指摘(チクリを察知したらしい<イラク、生物兵器爆弾発見を報告)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:星座のらん

ファレノプシス Phalaenopsis

熱帯アジア原産の着生ランでその形状から「コチョウラン」の名で親しまれています。優しさを持った上品な花で 贈答用の鉢物は一年を通して花屋さんの店頭で見受けられます。また特に白色の花はウエディングブーケ・コサージュとしても人気があります。

花ことば「わたしが楽しくなければ、いや」
胡蝶蘭のなかまは、熱気の集まるところが好き。双子座のちょっと自分中心的な気質があります。でも、そこが魅力になることも。

感想:一番好きな胡蝶蘭とはウレシイ。でも「新双児座」はイマイチ好きではナイ。



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2003.2.27 Thu.   プリンターの騒音/『84 Charing Cross Road』
ナゼこう毎朝起きられないのだろう。自分で感心してしまうほど今週は毎日モノの見事に寝過ごしている。それでも遅刻しない自分を褒めておこう(違)。

本日は昨日と違って朝から室内に籠もっているのがもったいないくらい良いお天気である。尤も春先の国民病患者にすれば少しも嬉しくないだろうし、日射し嫌いの私にすれば有り難くない春の陽気快晴である。つまり室内に居られるのは幸運なのだと自分に言い聞かせ、ふと思い付いたギモンがあったので午前中はほぼ調べモノに熱中して過ごす。

雑記を作成・更新して実家ランチ、ついでに郵便局に寄ろうと思ったのだが年度代わり前の掘り起こしシーズンゆえ時間的に無理だった。おまけに午後も調べモノの続きだの脱線して深みにはまったりしてたので日記更新も時間的にヤヴァイところだった。終業直前に更新報告し、寄り道に向かう途中でトンデモナイ大ヴォケをカマしたことに気付いた。何でその時にわからなかったのだと私のアタマを大いに責めてみたがもう遅い。開き直って住処に帰ってから訂正または改竄することにする。

よくよく考えてみるとここ数日私の席のすぐ横、視界の範囲内にあるプリンターがフル稼働しているのである。これが意外とうるさい。電話に出ても相手の声が聞き取れないことがあるくらい騒音を立てているのである。肩凝りも大ヴォケの原因もヤツのおかげでただでさえアブナイ集中力が掻き乱されてるためだろう。それであーゆー「考えられないミス」をヤらかしたに違いない。マジで何とかならんものだろうか。<騒音発生機

ともかく昨夜のおでんの続きな夜ごはんを喰って帰宅し、ソッコーで修整。相変わらず特にソソられる番組がナイのでディスカバリーチャンネルのサイエンスミステリー「ニューディテクティブ」なる犯人を割り出す法医学モノを見ながらニュースサイトを巡回し、DVDを見る。サー・アンソニーの襟足が妙に目に付いた。


今日のニュースめも:When Moons and Shadows Dance
ラヴリィ♪自爆テロは興味深いけど無粋っポイ。<木星探査機ガリレオ、残す任務は木星突入のみ

サイエンス・テクノロジー:水の存在に関心 NASA、火星探査機を打ち上げへ(ドライアイスに決定せんかったっけ?)・ニュートンは2060年の世界終末を予言していた=イスラエルの図書館で文書発見(科学的根拠のある理論ではないのね)・光が速いのに、音と「同着」になる理由…映像認識に脳が時間かかる(補正と取捨選択処理もあるしな<視覚)・シャトル事故の可能性、技術者が1日前に警告メール(無駄な激論に終わったことを一番嘆いているのはクルーの家族だろう)・記者がロスアラモス核研究施設への侵入に成功(上)(下)(ヤる方もナニだがめっちゃエエ加減な警備システムやなぁ)

健康・医療:ジェットコースターが脳を損傷する可能性は小さい=米の研究で判明(事故に遭わない限りはね)・遺伝上の親、子が望めば全面開示 不妊治療で厚労省方針(知らない方がイイこともあるけどな)・アレルギー症:原因となるたんぱく質を迅速に発見する手法開発(それからどうするの?)・前立腺がん、「大豆好き」は発症少ない? 京大、北大が共同で調査へ(陛下はどうだったのだろう)・英国人女性の5人に4人は運動不足!――自分でガンを招いている!?(私は一応日本女性だが仲間かも知れない)・手つかずの旧ソ連の生物兵器、対抗策は科学者の倫理観(それで人類を撲滅・一掃するのが最善の「地球に優しい」選択かもな)

ネット・IT関連:イスラエル研究者、「世界最小のバイオコンピューター・デバイス」(私の想像領域を超えている<スプーン一杯分の溶液に「1.5×10の16乗」(1京5000兆)のDNAコンピューター・デバイスが含まれ、毎秒330兆回の演算が可能)・うわぁ、IBMの最終兵器だ。その秘密のベールがついに……(既に博物館に入ってるような<“アンビリーバボー”なほど猛烈絶対究極に素晴らしい、“ウルトラスーパーハイエンドマッシーン”)・リムネット、ナローバンドでも高速表示の「スピード アクセスポイント」(そう、環境はブロードバンドだけではナイ!<ブロードバンド時代の課題は 「メタデータのコンテンツ化」)・PHS戦争、春から激化 ドコモ「つなぎ放題」スタート(携帯画面で見たいとは思わんが<DDIポケット、Webも見放題の「AirH" PHONE」)

国内:「マンサク咲かぬ春」、広がる 糸状菌の感染か?(自生種も園芸種も一気にと言うのは気懸かりだ)・ネコの背中に、羽のついたクギ−神奈川 命に別条はなし(早く犯人を見つけて同じ目に遭わせてヤれ!)・居眠りの新幹線運転手、就寝前に飲酒(10時間寝ればヌけると思うが、ともかく早急に運転席に監視カメラを設置すべき)・最古の「贄」記録した木簡出土 石神遺跡(お上に取り立てられていた証拠と思える)

海外:世界貿易センタービル跡地、独建築家案を採用へ(傲慢さの象徴とも思える<独立年1776feet高)・米テレビ強化月間、最後は「フセイン対ハリウッド対決」(これまた「象徴的」)・便器でアート、風変わりなプロジェクト進行(小藪・フセイン他悪玉共のツラを描いてクレ<汚物は流せ)・スペイン観光局、抗議殺到でセミヌード広告を一時撤去(観光向きとは思えんケドそれくらいエエやん、英国を見習おう!<G型ヘアのグッチ広告、英国でもOK←コッチの画像が見たかった)

正義vs邪悪:北朝鮮の原子炉再稼働、米も確認(北はどこまで米を挑発するつもりなのだろう)・米国民の64%、対イラク軍事行動に国連承認が必要と(「お墨付き」が欲しいのね)・体重超過の兵士は給料が半分に フセイン大統領が通達(これもひとつの「締め付け」?)・「国民は庭に塹壕を」フセイン大統領(本気で勧めてるのか)・「80歳」男性に召集令状 イラク攻撃準備で英国防省(そこまで兵隊集めに苦労してるんか?とトッコまずにいられないミスだな)

おまけ:ボヨヨ〜ンビキニだ! 井上和香(モンローと同じボディサイズとか)

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【dvd:チャーリング・クロス街84番地】

それは1949年10月5日付の手紙兼注文書から始まり、1968年9月30日付手紙の返事が届くまで続いた。NYに住む古本好きの貧乏作家とロンドン、チャーリング・クロス街84番地にある絶版本を扱うマークス社との交流は海と時間を超えて文学と心を繋いだのである。

ぼろアパートに住む作家の卵ヘレーヌ・ハンフ(アン・バンクロフト)は雑誌広告で見つけた英国の古書店にNYでは手に入らない彼女が求めている本のリストを送った。すると丁寧な返事と共に驚くほど安価で望みの本が届いた。御礼と次の注文を兼ねた手紙に代金を同封した彼女はFPDの署名でから郵便為替の方が安全と言うアドバイスと在庫状況や問い合わせを受け取る。

送った本に関する感動や苦情がユーモアたっぷりに綴られたヘレーヌの手紙はいつしかマークス社全員の、とりわけフランク・ドエル(アンソニー・ホプキンス)の楽しみになって行った。彼女は彼女で友人から肉と卵は配給制と知り、デンマークの会社に缶詰ソーセージや乾燥卵などを手配する。闇市場でしか手に入らないものばかり受け取った一同は感激し、個々に彼女に礼状を書くなど、ジョージ・マーティン(Maurice Denham)、セシリー・ファー(Eleanor David)、ビル・ハンフリーズ(Ian McNeice)、メガン・ウェルス(Wendy Morgan)ら5人の社員と1人の貧乏作家の交流は次第に深まって行った。

チャーチルが首相に選ばれて英国食糧事情改善が期待され、間もなく国王死去に伴いエリザベス女王即位が決まった。戴冠式に合わせてヘレーヌは渡英することにしたが、アクシデントで予定が流れてしまう。フランクは大いに落胆し、その妻ノーラ(ジュディ・デンチ)は彼女の贈り物に感謝しながら2人の仲に嫉妬を感じていた。だがその後もフランクは彼女のため英国中を回って本を探し、ヘレーヌは脚本家の道を歩みながら大好きな英国文学古書を注文し、時節毎に真心を込めたプレゼント交換が続いた。

*****

究極のプラトニック・ラヴとも言えるが単なる純愛モノではない。海と時を超えた心の交流でも感動押し付けドラマでもない。「古色蒼然」なる言葉が似合いそうな時代の倫敦と紐育で暮らす人々の生活と日々の触れ合いが淡々と描かれているだけである。シーンによってはぎこちないカメラワークが少しも飾らない彼らの素朴さを引き立てているように感じるくらい、さり気ない内容なのだ。

何と言うか、懐古趣味や主義に走るほどではないけれど、「良い時代だったんだなぁ」「こんな人たちがいたんだなぁ」「ディケンズの世界まんま時代に取り残されたような古書店の何と素敵なこと」「さすが英国紳士、靴磨きが堂に入ってる」「何か美登利みたい<おきゃん」などなどアレコレぼんやり考えながらしっとり心に浸み込んでくるような、そんな作品だった。

それにしても特殊メイク効果もあるだろうけどアン・バンクロフトとアンソニー・ホプキンスの若いこと&素晴らしい老けっぷりに驚いた。そして素っ気ない文庫本専門の自分を少し恥じるほど"古本好き"ヘレーヌの台詞が良かった。本好き、ちょっとレトロ好き、倫敦と紐育好きにオススメしたくなる映画である。きっと印象的な台詞や涙ぐむシーンが見つかると思うから。

あと英国式紅茶を煎れるシーン(正に熱湯を注ぐ)や食卓事情なども結構目に付いた。ヨークシャー・プディングやミンス・パイのレシピはこちらが参考になりそうだ。そしてこの物語は何と実話だそうで、現在チャーリング・クロス街84番地に古書店はないが記念の真鍮プレートが掲げられているそうである。渡英カウントダウン中の方には是非ご覧の上探索して頂きたいと思う。監督はデヴィッド・ジョーンズ。
(1984年アメリカ・イギリス映画95分)



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2003.2.28 Fri.   乱立ドラッグストア/『LIES』
やっと週末、しかも月末である。早い。2月は逃げるとは良く言ったものである。同時に2月は日射しの有無で冬と春が同居していて気候や天気が目まぐるしく変動する月でもある。数日毎に雨が降り、寒気と陽気が入り乱れ、北風と太陽の闘いは絵本通りの結果に落ち着くのである。が、本日は日射しは春でも空気は冬の名残りを留めているようである。早い話がチト寒い。ただし気持ちの良い冷気と言える。

やっつけ仕事が早く終わったので雑記をいたもより早めに作成し、その後はちまちまとファイリングを始め、一段落したところでランチに出る。定番ドトール周辺にはドラッグストアが乱立しているのだが、本日始めて同じチェーンと思っていた店の名前がコク○ン・○ダイ・ダイ○クと、微妙に違うことに気が付いた。どうりでどこの店先でも手を叩いて客寄せに必死なわけである。

今まで競合してるのに気付かなかった私も相当トロいと言えるけど、どうも生理的に手を叩いて客引きされるのが嫌いで(何となく追い立てられる鶏の気分になる)、どの店にも近寄らなかったのである。当然看板など見向きもしない。しかし今日はたまたまアーケードを見上げた時に看板が目に入り、やっと店名を認識した次第である。ついでに定番ヘアケアの価格調査してみたところ、談合が発覚した(違)。

でもモノによっては価格差があるだろうから、賢い消費者は10円差のためにハシゴしているのだろう。私は呼込みしていないヒ○チを御用達にしているのだが、多分それは変わらないと思う。しかしいつでも浮気する準備はできている。598円のが498円だったりしたら。←小市民

午後もファイリングの続きをしながら日記を作成し、終業前に更新報告してビデオ屋に向かう。私としては字幕/吹替一体でしかもかさ張らないDVDをレンタルしたいのだが、生憎品揃えが悪い上に品数も非常に少ない。ビデオ棚で新作落ちをチェックしてからそのDVDを探してもまず置いてない。せいぜい既に鑑賞済みの最新または話題作のみである。すっげー不満。仕方がないのでビデオにしたらその重さでまた腹が立った。

夜ごはんはハンバーグ。帰宅後CSN1の『海の上のピアニスト』とやっと最初から『ヴァイラス』を見た達成感(?)に浸りつつニュースチェックし、それからビデオ。2時間無駄にした(早送りしたけど)。

今日のニュースめも:カンガルー望遠鏡、銀河にガンマ線の「後光」を発見
800万光年離れたちょうこくしつ座にある渦巻銀河NGC253の"ハロー"が高エネルギーのガンマ線の放射源とわかったらしい。もしかして天の川銀河も"後光"に包まれているとか?

サイエンス・テクノロジー:シャトル事故を予見していたNASAのエンジニアたち(警告をトップに伝えなかった中間管理職の判断ミス/責任かも知れないが、巨大組織/機構では避けられない問題かも)・コロンビアの左翼写真を公表 事故調査委(耐熱タイルがこれでは...)・ジャワ原人は「絶滅種」 ヒトのルーツ論争決着へ(ヒトに至るまで一体どれだけの試行錯誤種が生まれて滅んだのだろう)

自然・環境:世界の数十億人が暴風雨や洪水、干ばつの被害を受ける恐れ=WWCが温暖化に警告(人口が減少してエエと言えるかもな<世界の降雨災害、40年間で7倍に急増 地球温暖化でさらにひどく…)

健康・医療:水道4割が微生物対策なし(ウソだと言ってくれ)・食中毒の原因、腸炎ビブリオのゲノム解読 新たな治療法への応用期待(兵器化しないことを祈る)・ニンニク抽出液:動脈硬化抑える働き 湧永製薬など発表(血がニオイそうな気も)・運動ギライ?――英国内の学校でまったくスポーツをしない子供は全体の18%!(私もそのクチだった←現在進行形だろ)・室内のカビや花粉を自分で検査(知るのが怖い気がする)

動物ネタ:ご先祖はファラオにも仕えた? ドッグ・ショーで珍種の犬がお目見え!(日本のアイドルには勝てまい<ど〜する?アイフルのあの娘が初写真集)・ニワトリ1000羽を棒で殴殺−鹿児島 鶏肉・鶏卵業者が自社工場で独自に(野蛮としか言えん)・ショッピングセンターに「水族館」登場 千葉・八千代(「癒し」がウリか)

ネット・IT関連:私は、サイボーグ(現実がSFに急接近中?)・ユーザーの抗議活動が奏功? アップル、製品のノイズ問題に対応(笑うしかない)・“恐いおばちゃん”の下着店がネット上陸 大阪の激安下着店「ファンデ」(サイトは可愛いやん)・合併にも対応?、方言も対応のソフト発売(今よりウザくなりそうな<警告)

国内:風俗店社長を殺したのは人気“フードル”(だろうとは思ったけけどスゴイ<自宅は芦屋のマンション1棟、日収2000万、資産20-30億の「関西の風俗王」愛人兼秘書)・NOVA講師、生徒と交際禁止は「差別」(人種差別ではないと思うが恋愛の自由を制限したのは人権に反するかも知れない)・祭祀用?縄文ワイン、新潟で出土の水差しに痕跡(何の果実酒だったんだろう)・女子中学生をホステスに使う…静岡県の飲食店主ら逮捕(先日の女装坊主よりノシか←そゆ問題か)・ウルトラマン、タイに権利(しゅわっち!←意味ナシ)

海外:ゲイツ氏が9年連続の首位 フォーブス誌の長者番付(イラク侵攻軍事費程度?<資産額407億ドル/約4兆8000億円)・「性器サイズ」示し、無罪主張 医師の暴行事件(「被告が犯したとされる行為は、曲芸師か超人的な体を持つ人でないと不可能」を証明するためとは言え...)・60歳農場主の逆襲――獣医の頭を家畜の汚物まみれに!!(う、臭いそう)・ミラノコレクションも「平和」を着る(Give Peace a Chance)・M・マクダウェル、名探偵ホームズに(ホームズはクリストファー・リーってことはマルコムはモリアティ教授?入れ替えてもエエように思うが紛らわしい見出しや)

正義vs邪悪:NY市検視局がハイジャック犯の死亡を初確認(そりゃ被害者遺族にすれば一緒にして欲しくないわな)・経済に懸念 ブッシュ氏再選支持が初めて50%を切る(侵略開始後はどうなるかな)・ゲームをしている時ではない=イラクのミサイル廃棄報道で英首相(テメーもだろーが)・「シルクワーム」射程300キロの可能性も(日本は韓国より無防備だぞ)

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【video:LIES−嘘−】

18歳の高校生Y(イ・サンヒョン)は親友ウリ(チョン・イダ)の憧れの彫刻家J(キム・テヨン)に電話してその声に惹かれ、18歳年上の男に会いに行く。2人の姉はどちらもレイプされ、1人は自殺してもう1人はブラジルに移住したことからYは20歳までに自分が選んだ男と初体験すると決めていたのだった。

だがJには妻がパリに逃げ出したくらい異常な性癖があり、Yにのめり込むにつれて彼は「お仕置き」したくなるのを抑えられなくなったのである。Yは前戯として小枝や金串、その他自ら作った責め具でJを打ち、彼女は彼への愛から痛みに堪えた。腿や尻が痣だらけになっても。

一時的に妻の元へ行っていたYは帰国するなり大学生になったJに会い、2人は再び情事に更ける。その日初めてYの涙を見たJは自分を打つよう言い出し、躊躇う彼女を説き伏せてYがこれまで堪えた痛みを知り、同時に快感を覚える。やがてYも彼が喜ぶのを見て大胆になって行く。だが2人の関係はYを案じる兄の知るところとなる。

*****

金出して見たのを大いに後悔した。こんな愛の形もあるだろうが、全編に渡ってほぼ2人の行為シーンばかりで胸が悪くなった。ボカシは最低限のようだけど、18禁は当然だと思う。ばかじゃねぇのかとしか言いようがない。としか思えないのは「異常行為」にハマる2人の「愛」が追求されておらず、芸術性どころか単なる「衝撃映像」、と言うよりAVか裏ビデオ程度に終わっているからである。早送りしてでも見る価値はない。

つーより全裸にソックス履いたままセックスって何だよ、脱げよ!←白いソックスに苛ついたらしい
(1999年韓国映画113分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。

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