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sea of tranquility
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2001.6.1 Fri.   morning rich?
とうとう寝過ごしすることなく今週は終わってしまった(←狙ってたんかい)。今日も朝から思い切り良いお天気で、かなり暑くなりそうだ。週間予報はこのところずっと「今日は梅雨前の貴重な晴れ間です」と言っているけど、晴天続きでは有難味などこれっぽっちもないのだが、本当に来週は愚図つくんかいな。←まるで信じていない

金曜日と言うことで午前中からぼちぼちとおシゴト。たまにはいいもんだ。はかどるはかどる(←ならためるなよ)。
引越宣言したので日記も書かず、午後もおとなしくお仕事に励む。ちょっと曇って来たかな。と見上げた空に浮かぶ上弦を過ぎて満月に向かいつつあるお月さまに暫し見とれてしまう。満月は6日。そして新月の21日は夏至で、南アフリカで皆既日食があるらしい。いよいよ魔夏がやって来る。

帰宅したらちびがいたのだけど、お岩さんのような顔を見て驚く。本人も説明していたが、ママに聞くといつもやっているソファの背から頭降り遊び中に手が滑って転落したらしい。それも運悪く玩具の上に。幸い大事には至らなかったとは言え、目元なだけに心配は残るし、すげー痛そう。当分残るだろうな。男の子で良かった。いや、男の子だから怪我をするような遊び方をすると言えるか。ま、元気なのは良いことだ。しかし良く見ると腕と脚にも擦傷があり、保育園でこけた時のものらしいのだが、ママの「虐待疑惑かけられそう」には唸ってしまった。確かにそうだよなぁ。最近話題だから告げ口したり陰口叩く人がいるかも知れない。何ともエライ時代になったもんだ。

引っ越しついでにデザイン変更しようと思い立ち、FireworksとDreamweaverであれこれ作っては現行サイトでテスト更新と、かなり夢中でトライ・アンド・エラーを繰返して疲れてから「取り敢えずアップロード」。が、cgiが開かない。と言うよりURLがわからない。某氏にメイルしたら間もなくレスが届き、アドバイスを参考にアクセスできたものの、今度はエラー。うー、パーミッションか?またメイル送信、そして受信をしていてハタと気付いた初歩的ミスを質問して訂正、やっと開く。ああ、良かった。とまぁ某氏のお陰で設置はできたのだけど、今度は別の問題が発生。某氏も出社時間になったらしいので私は寝ることにする。って、もう朝に近いがな。

【fortune:本当!?お金持ちになれる占い

あなたはモーニング金持ちになれます。多分・・・

モーニング金持ちとは、質より量の金持ちのことです。
減ったと思ったら、すぐに増殖するパワーあふれる金持ちです。(減るばかりだが)
とにかく人気も高くて、仕事も多く、お金もどんどん入ってきます。(全然入ってこないぞ)
しかし、親分が分け前の多くを取っていくので、そのことが不満になるかも?(誰だ、その親分は)

天敵→あゆ金持ち

金運アップのラッキーアイテム
黄色い財布

あなたに送るお金の格言
・女房と財布は努めて隠しておけ。あまりたびたび人に見せると、一日借りられる恐れがある。
byフランクリン

感想:ずっと貸してもエエいらん女房やったら見せびらかすとヨイのか?>フランクリン
つーより当たってねぇよ、この占い!どこに量があるねん!...あ、もしかして借金?(←思い当たるらしい)



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2001.6.2 Sat.   『Mickey Blue Eyes』
久し振りに寝てやったり、と言う起床時間は14:00。カーテンを開けるや否や閉じるくらい良いお天気である。しかも暑い。これは毛布を洗うしかないだろう。ってことで洗濯待ちの毛布を数枚浸置き洗い開始。後で「しまった」と後悔するつとになるとは寝起きの私に考え付くはずはなかったのである。

それから朝方格闘の末やっと開いたcgiエラーとあらためて対決。しかしわからん。わからん、わからん、なぜだーーーーっ!?と連呼するばかりで呆気無く降参し、そこで毛布の洗濯途中なのを思い出した。既に陽はとっぷり暮れている。いくら斜め干しの乾きが早いと言ってもさすがに今からでは乾くはずがない。と言ってこのまま放置しておけないし、屋内に干しても水滴が落ちるのは困る。と言い訳してこそこそとベランダに干したのだが、当然翌朝までそのままである。通行人は「朝早くから干してはるのねぇ」と感心してくれるだろうか。んなわけないよな。かっこわりぃ。

ちびがお風呂に入りに来たのでリベンジの目論みは断念してビデオ鑑賞に切り替える。殆ど逃避願望だけど。
それでも何度かあれこれトライしては撃沈され、匙を投げかけたところで某氏を捕まえることができて、昨夜DLしたばかりのICQの出番となった。因みにDL時間は1分弱。会社のwinでICQ2000をDLするのは10分近くかかったような気がするが、一体この差は何なのだ。<マルスらぶ♪&CATV;回線万歳!

で、結局某氏に直接見てもらって一件落着(設定ミス)。と言ってもヴァージョンが変わったICQのhistoryの呼出方がわからなくてかなり手間をかけてしまった上に「telnet」なるものがさっぱりわからず、眠気もあってピント外れの会話を交わしていたのだが。それからサイトにアクセスしてみたら例の「別の問題」が未解決のままなのが発覚して私は一気に意気消沈し、睡眠不足の某氏と「おやすみ」を交わしてログアウト。平日の起床時間近かった。

【video:恋するための3つのルール】
NYのオークション・ハウスの英国人ディーラーマイケル(ヒュー・グラント)は付き合い始めて3ヶ月のジーナ(ジーン・トリプルホーン)にプロポーズするが演出は失敗に終わり、おまけに断られてしまう。実家に帰ったらしい彼女を説得するために向かった彼女の兄のレストランで父フランク(ジェームズ・カーン)に一目で気に入られ、親戚にも紹介される。そんなマイケルを見兼ねてジーナは告白する。彼女の父はマフィアの幹部で、しかもレストランで紹介されたヴィート(バート・ヤング)こそファミリーのボスだと言うことを。

それでも二人は婚約に漕ぎ着けるが、それ以来マイケルの身辺では不可解な出来事が続き、果てはヴィートの息子の作品までオークションに出展され、FBIがマネーロンダリング調査に乗り出す事態に至る。マフィアには関わらないとジーナと約束したマイケルはそれを隠そうとするが、彼女の部屋に競売を邪魔したと乗り込んで来たボスの息子をジーナが誤射してしまい、フランクと死体の始末中に更に嘘を重ねることとなる。そして息子を殺した真犯人を知ったヴィートがフランクに命じたのは結婚式披露宴でのマイケル射殺であった。父と未来の息子は一世一代の大芝居を企むが...

ジューン・ブライド特集コーナーにあったのを何気なく手に取った作品なのだけど、マフィアを扱いながらもなかなか良いロマンチック・コメディに仕上がっている。サエないヤサ男がハマるヒュー、知的美人ジーン、マフィア役で馴染みのある大御所(?)揃いの配役もストーリーも無理がなく、ほぼ全編楽しいドタバタ仕立てだし、イタリア訛りをイギリス人にレクチャーするシーンは何だか微笑ましくて、ヒューもジェームス・カーンもとても可愛い。ラストでうっちゃるヴィニー(ジョー・ヴィテレッリ)はどこかで見たなぁと思ったら、これまたマフィアン・コメディ(なんてあるのか?)『アナライズ・ミー』にも出演していたらしい。

邦題は「小さなウソもついてはいけません」「彼女の父親を受け入れなければいけません」「命をかけなければいけません」と言う二人の恋のルールのこじつけのようだけど、原題はフランクがマイケルにつけた架空の人物の名、つまり「嘘」。どちらかと言うと「小さな嘘の積み重ねは罪重ね」がテーマなのだろうか。つまりこれはスキャンダルにもめげずに「優男ヒュー・グラント」を演出したプロデューサーの皮肉メッセイジが込められているのかも知れない。製作はヒューの恋人エリザベス・ハーレイ。
(1999年アメリカ映画102分)



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2001.6.3 Sun.   『The Cider House Rules』
15時起き。今日も晴れて暑い。梅雨前の貴重な晴れ間はもういらん。
昨夜某氏との会話に出たtelnetを検索し、「ヤメとけ」の忠告を守ってソレとは違う「bettertelnet for Mac」を見つけてDL。少しいじってみて普段使いのFTPソフト機能で例えるとローカルとリモートの直接会話ソフトと言えそうな気がしたので改めてネットであれこれ調べてみる。と、どうやらUNIXコマンド知識が必要だとわかったので今度はコマンド集なんぞを探してみる。けど見つからない。メイルフレンドもネットの知人でもその類に詳しそうなMac使いは思い浮かばないし...うーむ、困った。

しかもディレクトリ構成他に少し手を加えたら再びcgiにアクセスできなくなってしまった。むむむ、パーミッションは何度も確認したのだが。さらにちらりと見つけたコマンドにはパーミッション変更があって、現在やってるdreamweaverでアップロードしてFetchで変更すると言う二度手間を少しは省けそうなのでtelnetを試してみたのだけど、予想通りそれだけではダメらしい。さて、どうしよう...悩むのは諦めてフテ寝に逃げ込む。

定番番組を見てから何となくビデオを見てしまう。それからまたデザインをいじり、就寝前の最終チェックで某氏からのメイルが届き、Qを起動、にわかtelnet講座開始。おかげで少しさわったスクリプトミスを間もなく発見して訂正し、無事cgiを開くことができたのだが、つくづく思ったのはプログラマーである彼はコンピューターと直接会話できるけど、私は何ちゃらソフトと言う通訳付きでwebにアクセスするのを助けられているに過ぎないってこと。言わば字幕なしと日本語吹替で英語映画鑑賞するくらいの差があり、或いはそもそもの出発点や立っている位置も違うことを痛感したのであった。

【video:サイダー・ハウス・ルール】
メイン州ニューイングランドのセント・クラウズ孤児院で生まれたホーマーは2度も引取り手から返され、特別な子と感じたラーチ医師(マイケル・ケイン)が父親代わりとなって育て、自分の技術も全て伝授する。それには非合法の堕胎手術も含まれていたが、ホーマー(トビー・マグワイア)は女性(母)を救う仕事とは思えずにいた。自分もまた同じ運命を辿ったかも知れないからであった。しかしある日手術に訪れたウォリーとキャンディー(シャーリズ・セロン)との出会いが彼に巣立ちを促すことになる。

彼らとともに孤児院を去ったホーマーはウォリー一家のリンゴ園で働き始める。間もなくウォリーは戦地に赴くが、果実の取入れと共に移動する季節労働者たちのボスMr.ローズの手ほどきを受けて徐々に仕事にも慣れて行き、キャンディの父のロブスター漁を手伝ったり、ホーマーは新しい生活を楽しんでいた。やがてキャンディと恋愛関係を結び、移動する労働者たちを見送ってリンゴ園に残り、サイダー・ハウスで暮らすようになる。それはキャンディとの逢瀬の場でもあった。ホーマーの帰りを待っていたラーチは落胆を隠せなかった。

やがて労働者たちが戻って来たが、Mr.ローズの娘ローズの具合が悪く、ホーマーは妊娠していることを見抜いてキャンディと共に力になると説得する。そして不義の子であることがわかり、彼は初めて「女性を救う」手術を執刀する。ちょうどその頃ラーチはエーテルの過剰摂取で命を落とし、彼は医師として孤児院に戻ることを決意する。そして以前のように子供たちに物語を読み聞かせ、ラーチ院長の就寝前の挨拶をしてドアを閉じた。「おやすみ、メイン州の王子、ニューイングランドの王」と。

原題はサイダー・ハウスの壁に貼付けられた「ルール」に対して「(上から与えられたものでなく)自分たちのルールは自分たちが決める」と言ったMr.ローズの言葉を指すのだろうが、これを「自分の人生は自分で決める」と言い換えることができるだろう。育ての親ラーチの意志に背いて孤児院を飛び出し、見知らぬ世界を体験した後、ホーマーは自分の意志で戻って行く。その過程がとても美しい映像で描かれた作品で、各キャラクターも一見良い人でありながら倫理に背く一面を持ち、各々の決断/結末を迎えることになるのだが、あまり無理がなく、落ち着いた仕上がりになっていると思う。

相変わらず眉の細いシャーリズだけど、意外とこのキャラは合っているような気がするし、童顔のトビーは世間ズレしていない初々しい青年が良く似合う。恋愛関係に陥るかはともかく。でも私は憎まれっ子メアリー・アグネス(Paz de la Huerta?)が目に付いた臍曲りなので、実はたいして感動はしなかったのであった。
(1999年アメリカ映画126分)



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2001.6.4 Mon.   sexual dream
艶夢で目覚めた月曜日の朝。原因(記憶の残像と感情の暴走)は思い当たるところがあったのでベッドの上で暫し思い出し笑い。それはともかく、私ってば欲求不満なんだろうか?うーん。

取り立てて急ぎの義務もなく、おシゴトはぼちぼち、と言うよりだらだらと片付けてる間に定時に至る。帰宅して落ち着いてから懸案事項に取り組む。例の問題とは「fw_menu」で、日記indexURLにアクセスするとネスケでは「fw_menuがありません」のエラーメッセージ画面、IEだと画像が壊れた状態でページ表示されるのである。どうやらこれはファイルを放り込んでいるディレクトリが違っているからだと言う気がしてきた。つまり旧サイトと同じ構成ではアカンらしい。

ここはfireworksとdreamweaverで作成しているのだけど、マトモにチュートリアルを見ずにやっているので間違った使い方をしている可能性大であるが、簡単な流れをメモってみよう。

1.FWでページレイアウトとポップアップメニュー、ボタンなどを作成・保存(PNGファイル)
2.DWに書き出し(html/GIFファイル)
3.DWで編集(テーブル挿入など)、保存(htmlファイル)

たったこれだけなのに、何でこんなに時間がかかるのだろう。それはともかく、1から2の過程で「fw_menu」なるモノが自動的に書き出されるようだ。で、旧サイトでは1と2は「元データ管理ファイル(仮称)」ディレクトリ、3を日記cgiが使うディレクトリにテンプレートとして保存していたのだが、どうやら移転先では2=3でなくてはならないようである。と言うので再作成したところ、ネスケの「ありません」メッセージは出なくなった。その代わり「cssがありません」だと。そうか、cssも同じディレクトリに入れないといけないのか...面倒なので一旦外す。するとやっとindexURLにアクセスできた。が、IEで見ても一部画像が表示されない。ナゼ?

良く見ると画面にきちんと表示されているのは元PNGファイルにある部分だけで、壊れているのは「背景に指定」「イメージを挿入」したもののようである。旧サイトではOKだった文字を入れて背景にする、ってのがイカンのか?うーん、困ったなぁ。画像挿入にしても、お利口さんdreamweaverは画像保管庫(仮称)を自動生成してくれるので「SiteRoot」以外から画像にリンクすることができないのだ(と思う)。しかもテーブルを使うにはPNGファイルでテキストスライス指定で書き出して画像挿入するしかない。と言うか、それしか思い浮かばない。どうすりゃいいんだ。ワカラン。ってので匙を投げてしまった。

ふと窓を見ると、カーテンの隙間越しに赤い朧月と目が合って、暫く視線が外せなかった。昂揚感と胸騒ぎを引き起こす、美しくて妖しい満月間近の柔らかな月光に魅入られて。

【check:えっち度チェック

あなたのエッチ度は 68%です (直近 1000人中 348位)
あなたのエッチとの縁は 52歳くらいまでのようです
エッチ道具に例えるとズバリ にんじん
あなたの愛情度は 15%です
あなたの欲求度は 46%です
異性への尽くし度は 75%です
異性からの尽くされ度は 88%です
あなたのえっちの価値は  2級品

ちなみに貴方の今日のエッチの相場は 35946円です。
ちなみにエッチの値段内訳は・・・。
愛情  1249円
欲求 9574円
尽くし 10407円
尽くされ 12211円
アミノ酸等 833円
消費税   1672円

あなたはかなりえっちの領域入ってます。
あなたの本心は、どうやら自分で行動するより、異性の方に尽くされるほうが好きのようです

実際にえっち度チェックを体験してみていかがだったでしょうか?
良い結果が出た人も、あまり良くない結果だった人も、今後の自分にプラスになってもらえたら幸いです。
何事も勇気を出して楽しい21世紀を迎えましょう♪

感想:何だ、私すけべかと思ってたけど、たいしたことないじゃん。艶夢見るのも正常なんだろう。と言うことにしておこう。



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2001.6.5 Tue.   good bye
朝から曇り空。予報によると夕方あたりから崩れるらしい。いよいよ梅雨か。明日は満月なのになぁ。
などと考えながらぼんやりシゴトして妙なテキストを見つけた。何だろう、これは。彼一流のジョーク...だろう。ちょっと悪趣味だけど。メイル送信先アドレスが違うし、他のコンテンツもないけれど、これはきっとジョークだ。そうに違いない。一抹の不安が過ぎるのを無理矢理打ち消した。

午後から雨。そして梅雨入り。訃報が届く。涙が溢れて止まらない。26歳で彼は逝ってしまった。

あまりにも突然の知らせ。しかも自分でも不思議なほどの狼狽。午後はまるで使いモノにならず、共通の知人とメイルのやり取りをしただけで、精神的に疲れ果てて帰宅した。なぜこんなにショックなのだろう。読者歴は2年にはなると思うが、彼とは面識もないし、メイルやコメントのやり取りもそれほど多い人ではなかった。その彼の存在が消えたことでより実在を感じる。あまりにも強く。何だろう、この感覚は。しかも感情の行き場がない。いきなりサイトが閉鎖されるよりは通知があって良かった。今はそれしか考えられない。

深夜過ぎまで彼の断片を求めてネットを彷徨う。喪失感を分かち合うかのように、あちこちで彼の影を見つけては涙して。それらの断片を拾い集めて繋ぎ合わせても「彼」にはならないのに。
彼はもういない。



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2001.6.6 Wed.   basil
雨。1時間ほどしか寝てないのにアラームできっちり目覚める。睡眠不足でも結構頭は冴えている。気が張ってるのかも知れない。
昨夜は何も考えたくなくてページデザインを大幅変更に取り掛かり、元ファイルから再作成、書き出し、アップロード、画面確認を一心不乱に繰返した。でもやはり画像は他の場所から引っ張って来れない。リンクは文字にするか。せっかく作ったボタンを使えないのは悔しいけど、デザイン的にはかなりシンプルと言うか、すっきりした感じなので善しとするか。けどcssはどうすれば良いのたろう。indexテンプレートのテキスト部分は添付は諦めてドキュメントのみ有効としたら適用できたみたいだけど、日記のテキスト部はそのテも使えないらしく、ネスケだと「cssがありません」エラーメッセージ画面に飛んでしまう。うーん、なぜだろう。

睡魔に襲われることもなく、ぼちぼちお仕事してたらCNNで『レッド・プラネット』か?記事を発見。火星緑化計画と言えるだろうが、いずれは移住できるような惑星環境化プロジェクトも進行しているのかしらん。あの映画みたいなロボットの造反とか「先住民」の発見が何となく現実味を帯びて来るなぁ。確か火星には薄い大気があり、水資源の可能性もあるようだし、SFの世界に追い付きそうな予感。勿論「火星転移」までの道程は長いだろうけど、第二の地球にしちゃうのはどうかと思うぞ。文明の名の下に自然環境を自分たち向けに荒らす愚行は再現しないで欲しいものだ。尤も遥か先に太陽が終末を迎えたら火星あたりまでは消滅するだろうから(そんな説があったと思う)、遅いか早いかの違いだけなのかも知れないけどね。

午後さぼり。眠いわけではないのだけれど、殆ど眠ってないのだし、何かシンドイのでともかく寝る。
雨が上がった夜には雲間からやや赤い満月を過ぎた直後の月が見えていた。あらためて見えなかった間の変化に思いを馳せる。しかしやがてこの気持ちも毎日続く日常に埋もれ、記憶の彼方に追いやられてしまうのだろう。束の間の非日常。

【fortune:アロマテラピー・香占い

あなたはバジル香です

バジルの香をもつあなたは清々しい甘い香りで相手の頭をスッキリをさせ、気分を集中させることができるでしょう。そんなあなたが一番力になれる相手は勝負強い能力を発揮し、あなたをも幸せにしてくれでしょう!?

感想:ふむ、バジリコか。トマトに合うのよね〜。って、この ハーブのタロット応用法ではバジルは「魔術師」に試用されているではないか。なかなかエエやん。ついでに 星座別ハーブ対応表/リラクゼーション編によると、私@蟹座はレモン「保守的で新しいことに馴染みにくい蟹座の好奇心を高めます」らしい。保守的なのか?<私



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2001.6.7 Thu.   『Logan's Run』
前日たっぷり睡眠を補給したのに何だかダルイ。と言うより気持ちがサボりモードになっている。適当な言い訳して会社をさぼってしまった。お天気は晴れ。遮光カーテンをひいてぼーっと過ごす。

だらだら寝たり起きたりしてる間に日は暮れて、夜になってからトップページのポップアップメニューを変更したり、テンプレートのレイアウトを手直しなど、いい加減慣れて飽きた作業を繰返す。気乗りがしなくなったところでサボリ締めにDVD鑑賞。

【DVD:2300年未来への旅】
23世紀、巨大ドームに覆われたシティは人口統制や都市機能の全てがコンピューター管理下にあり、人々は30歳までしか生きられず、寿命を示す水晶が左掌に埋め込まれていた。赤色になると「再生の儀式」の名目で処分されるのだが、中には逃れようとする「逃亡者」がおり、それを粛正するのが「サンドマン」と呼ばれる管理組織だった。

26歳のローガン(マイケル・ヨーク)はメインコンピューターの指示で逃亡者たちの秘密組織とその本拠地サンクチュアリの調査と破壊任務に就くことになり、特殊処理でグリーンからレッドにされ、彼らの証であるANKH(アンク)と共に制御室を追い出された。彼はそのアンクを身に付けていた女ジェシカ(ジェニー・アガター)に近付き、逃亡者のアジトに潜入することに成功するが、サンドマン部隊に襲撃され、ローガンとジェシカの逃亡が始まる。

氷の洞窟で逃亡者たちを冷凍保存するボックスと言う名のロボットを破壊し、二人は初めて外界へ出る。サンクチュアリを求めて彼らが辿り着いたのは荒廃したワシントンだが、彼らはそんなことは知らない。そこで出会った猫と暮らす老人から過去の話や夫婦の営みについて聞くうちにサンクチュアリは単なる希望をこめた魔法の言葉であり、人は老いること、しかし都市ではコンピューターによって制御されている真実を知り、全てを伝えるために都市へ戻る。そしてコンピューターは囚えたローガンの潜在人格に尋問を開始するのだが、彼の答えが論理に反するため制御機能を失い、都市は壊滅する...

原作はウィリアム・F・ノーラン&ジョージ・C・ジョンソンの「ローガンの逃亡(1967年?)」と言うSF作品らしく、邦題は『2001年宇宙の旅』とは無関係で、単なるウケ狙いだろう。原作についてはネットで調べた知識しかないのだが、発表当時はドームシティやコンピューター管理社会とか人口抑制はそれほど目新しい題材ではないように思うのだけど、読み応えのある作品や作家に恵まれていた時代ではあっただろう。と言うか、科学技術の発展に先んじていたのでおもしろかったのかも知れない。現在は「それはヤめろ」レベルまで技術開発が為されているのである意味「現実」の方が怖い。だからSFは新鮮味がなくて、刺激に欠け、つまらないと言われるのではなかろうか(妄想)。

映画の方は'70年代にしては技術的にもかなり検討していると思う。交通機関や建物はなかなかの出来で、300年でどれだけ寂れるのかはともかく、廃墟と化したワシントンのリンカーン像は『猿の惑星』での自由の女神像を彷彿させる。しかし何故オトコの制服は『スタートレック』のパクリで、オンナの衣装は悩殺ひらひら系なんだろう。悩殺と言えば元祖『チャーリーズ・エンジェル』のファラ・フォーセットも呆気なくヤられる色っぺーネェちゃん役で出演しているが、あの髪型は定番なのねん。
(1976年アメリカ映画118分)



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2001.6.8 Fri.   violence
晴れ。暑くなりそう。しかし今日もさぼるわけにはいかないのでイヤイヤ出社。
いちおうサイトの方は取り敢えずアレで行くこととして、昨夜下書きしていた5/31と6/1分の日記を更新し、画面表示を確認してから通知希望メイルを下さった方々に新URLを送信。しかし実はまだ未完成でパス指定ミスをやらかしているのであった。「/」でひとつ上のディレクトリになると安易に理解していたのでトップページへのリンクのつもりで「/index.html」としていたら、本当のトップページに飛んでしまうのである。つまり他のコンテンツやindexページへも行けないわけだ。どうも私は絶対バスと相対パスを混同しているようである。不本意ながら某氏に「おしえて〜♪」甘えメイルっぽいのを送ってしまったのだが、fireworksとdreamweaverでは指定方法が違うような気もするし、その確認と今後のことも考えて正しいパス指定は自分で試行錯誤する決意を固めている私であった。それに雑記のcgiにも入力ミスがあるのもわかっているし、それも直さねばならない。ってなことがあるので日記才人更新報告はお預け。

お昼前に何気なくニュースサイトをチェックしたら大阪の「高級住宅街(通常は「閑静な住宅街」と表現してないか?)」にある小学校で大事件が起きたらしい。何とも物騒な世の中になったものだ。この時点ではせいぜいその程度の感想で、正直言って「またか」と思っていた。精神病患者の人権と責任能力、そして学校の安全管理体制が話題に上るのだろうなぁと思うと気が滅入っただけだった。

無性にサーモンベーグルが食べたくてドトールでランチを済ませて戻って来ると、例の事件はとんでもない残虐事件の様相を呈して来た。これは色んな意味で転機となりそうだ。今日のワイドショーとニュースはこの事件一色となるだろう。

サイト作成と移転に手を焼いているおかげで先週に続いて今週も4本のうち1本を見れず仕舞いとなったビデオを悔しがりながら返却し、懲りずにまた4本レンタル経由で帰宅。ニュースを見かけたのだが、いたたまれなくなって切ってしまった。殺戮現場に居合わせ、自分のクラスメイトが目の前で次々に刺されるのを目撃した児童に対する情け容赦ないカメラとマイクの嵐。訳のわからないうちに逃げ惑った子どもでも相当な恐怖を体験したはずだ。それなのについさっきの出来事をリプレイさせる報道陣。恐怖の記憶を刷込強要しているのがわからないのか。こういった卑劣な取材体勢は規制しろよ。報道の自由を振りかざす傍若無人なカメラマンや記者たちをブタ箱に放り込んでくれ。もう見ていられない。やりきれない。



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2001.6.9 Sat.   upload-report
昨夜は早寝したので朝起き。午前中から思い切り晴れているのでめちゃ暑い。どこが梅雨なんだ。
パス訂正をローカルで再度チェックしてリモートにアップロード、それからネット経由でIEとネスケでリンクをしつこく確認し、正しく繋がるのを見届けた後、久々の日記才人更新報告。ああ、思えば長い道のりであった。今度引っ越すときは移転作業が終了してから通知することにしよう。それにしても放浪惑星ってのは聞いたことがあるけど、放浪衛星はないだろう>私。それってただの小惑星か彗星だよな、けど放浪太陽系はあるかも知れないぞ。などとゆーつまらんことを考えていたら空メイルが届き始める。うう、まだ見捨てられてなかったのね。嬉しい。

さて怯むような激晴れであるが、先週行くつもりだったのがアシがなくて今週に延期した年に一度の娘のワクチン注射に行かねばならない。この炎天下に外出するのは考えるのさえイヤだけど、愛する娘のためならばそんなことは言ってられない。と言いつつその後の予定にずれ込みそうになるまで散々引き延ばした末に泣く泣く出陣。そして注射代とフィラリアのお薬半年分で計10200円を支払い、ペット向けのサプリメントのサンプルを貰って帰宅。

娘の食費や必要経費を累計するとAIBOのメンテナンス代と変わらんような気がして来る。いやいや、ペットショップで血統書付きのワンちゃんを飼うよりはAIBOの方が遙かにリーズナブルだろう。なんてことを思い付くのはアニバーサリーの限定マジョーラカラーモデルにちょっと惹かれているから。だったりするのだが、初代デザインの方が好きだし、宝くじでも当たらない限り私がAIBOオーナーになることはないだろう。尤もそれ以前にこの柔らかくて温かい生き物以上に私にとって大切な存在が出現する可能性があるとは思えないが。と口にしたら母に「そんな可愛いんやったらさっさとカットに連れてったりよ。暑苦しい」とツッコまれた。すまん>娘@トリミング1回税抜7000円

「ふしぎ発見!」の独マイスター制度とドールハウスの本来の目的なんぞを興味深く見てからあれこれと調べモノなど。

【fortune:幸せのレインボー占い

<○を選んだあなたの性格>

あなたはいつも自分を燃えさせてくれるもの、熱中させてくれるものを探していますね。(かなぁ?)
何をするにも夢中になることが好きです。(だろーか)
しかし、ひとつのことに夢中になりすぎて、ほかのことがおろそかにする傾向もあるので注意しましょう。

<●さんに対するあなたの考え方>

●さんはあなたにとってHの対象です。どうです?当たっていますか?(ぎくっ、その通りです...)

<この診断結果は、ずばりあなたのH度です>

あなたのH度は50%です。いたって、普通のH度ですね。
そんなに積極的にはHしようとは思いませんが、寂しい時には相手が欲しくなったりします。たまには、変わったHをするのも刺激があって良いかもしれませんね。(「変わったH」って...いやん←ナニを想像している)

<今のあなたの気持ちと望んでいる将来です>

今、あなたは幸せをつかもうと一生懸命のようです。そして自分の知性、教養を磨こうと頑張っているのでは?(幸せが自己満足度であるならそう言えるかも)
がんばってください。幸せはあなたのすぐ目の前まできています。あなたなら、きっとチャンスをつかむことができるでしょう!

感想:うーん、この占いの趣旨は「慰め」なのだろうか。



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2001.6.10 Sun.   『The Talented Mr.Ripley』
意地で二度寝して15:00起き。今日は私には嬉しい曇り空。外出の予定はないけど。
何とか再開を果たした日記だが、デザイン的にはどうなのだろう。以前より画像部分が少なくなった分だけ軽くなっただろうけど、cssが適用されていないので読みづらいかも知れないな。でも横枠が広くなっからテキストが少なく見えそうだし(実際はともかく)、結果オーライと言えるだろうか。ちょっと不安。取り敢えず日付が追い付くまで2日分ずつ更新するとしよう。その間は記憶力の勝負だな。と思ったけど、前日の出来事さえ思い出せないことが多いし、かなりアバウトな内容になるだろう。って、捏造不在証明か。それとも創作?

何度か観たのに『ロング・キス・グッドナイト』オンエア鑑賞。
あのメイクは何とかならんのかといつも思うのだが、このジーナ・デイビスはめちゃかっこエエ。確か全編スタント使わず自演したらしいけど、'57年生まれなのでこの作品('96)は39歳の時に熱演したことになる。恋愛遍歴も私の好きなジェフ・ゴールドブラムくんにブラピの名があるし、年上でも年下でもOK...ではなくトシを感じさせない人なのだろう。ダサ主婦からプロの殺し屋までこなす度量もあるし、なかなかイイおばちゃんである(←おい)。しかしサミュエル・L・ジャクソンの殆どゾンビ状態でのラストの活躍は凄過ぎると思う。

定番番組終了後ビデオ鑑賞。

【video:リプリー】
富豪(ジェイムズ・レブホーン)にイタリアで放蕩生活中の息子を連れ戻すよう頼まれたトム・リプリー(マット・デイモン)はナポリに到着した時に声を掛けてきたメレデス(ケイト・ブランシェット)にまだ見ぬジャズ好きの彼の名を語る。偽の署名や物真似が特技のトムの人生はこの時から嘘で塗り固められることになるとは知らずに。

トムは恋人マージ(グイネス・パルトロウ)と浜辺でくつろぐディッキー(ジュード・ロウ)に取り入って同居することになったが、やがてトムは本来の目的を忘れて太陽のようなディッキーその人と彼の優雅な生活に憧れ、惹かれて行く。しかしディッキーはそんな彼を疎み始め、サンレモ沖に漕ぎ出したボートの上でトムを罵った時に悲劇が起こった。彼は敬愛する太陽を殺してしまったのだ。

死体を処理してホテルに戻り、フロントで間違えられたのをきっかけに彼はディッキーになりすますことを決意する。再三マージやメレデスに正体がばれそうになるのだが、その度にうまく切り抜け、それどころか自分の犯した罪までも亡きディッキーに被せ、しかも彼の財産まで横取りしようとする。マージは真相を見抜いたが捨てられた女のヒステリーと扱われ、全てが彼の望み通りに進み、良き理解者を得たと思われたが、トムはさらなる罪を重ねることになる...

アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』は計画的犯行だったように記憶しているが、この作品はそのリメイクではなく、どちらかと言うと嘘吐きホモの物語である。最初はダサイ貧乏人姿のトムが徐々に洗練されて行くのはなかなかの変身ぶりと言えるが、金では品性や人格を買うことはできないわけで、生まれながらの華やかさは当然身に付かない。同性でも惚れるのにナットクするジュード・ロウが出ない後半は退屈で、マット・デイモン@トムの陰鬱さを見続けるのがイヤになってくる。おかげでピーター(ジャック・ダベンポート)に注目してしまったが。でも私はこのマットはとてもハマッててイイんじゃないかと思う。褒めているのか貶しているのかわからんけど。

しかし計画性がなかったとするにはディックの死体を隠した動機がいまいち不明だし、愛した彼と同化を求める故のなりすましなのか、或いは貧乏人のコンプレックスから彼に成り切りたい欲求に駆られるのかわからない。前半は華やかなディッキーに憧れる様が良い感じで描かれてたのに、後半はただ「自己中心的な暗いトム」としか映らないし、しかも不満の残るラストであった。要するに「ジュード・ロウ素敵!」「マット・デイモンはやっぱ好かん!」「ジャック・タベンポートもエエなぁ〜」ってなとこか。
(1999年アメリカ映画140分)

【fortune:てんし召喚プログラム

リリスが現れた!!

ハーイ!・・・こんにちはっ
あたし?リリスっていうの、覚えてよねっ

なんか、あんたには「ビビビッ」って来たのよね〜
美しさこそ力!
そう・・・思うでしょう?・・・フフフフ・・・・・・。
 
相性の良いのは NO DATA
苦手なのは すべてのてんし

今 あなたは「美に感じ入るカルディア」をとても強く持っています

あなたに惹かれて!?リリスが現れました!!
彼女は、だてんしなので・・・もしもあなたに魅力を感じなくなると離れてしまうかも・・・

感想:堕天使...はみ出しっ子か...なるほど。←ナットクしているらしい



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2001.6.11 Mon.   『Sometimes They Come Back for More』
梅雨はどこへ行った?天気の月曜日。かろうじて遅刻せず出社し、定時までじっと我慢。
プロバイダを解約するつもりでホームページを見回してもそれらしきナビがないのでメイルで問い合わせたのだが、なかなか連絡がないので再問い合わせを毎日送信したら3日経ってやっとメイルでは解約できない、とキャンセルURL入りで返事が届き、その場で手続きしたのが先週の月曜日のこと。しかし書類はまだ届かない。またまた毎日メイル送信しないとリアクションがないのだろうか。エエ加減にせぇよ>interQ(伏せ字にする必要はないと見なす)

クルマを貸していた母が迎えに来てくれたので、そのまま夕食を済ませることになり、怖れ多くも天一の斜め向かいに構えたラーメン屋に行ってみた。そこのウリは「こってりとろみ」とやらで、それと餃子を注文してみる。間もなく運ばれた餃子は口に入れるなり大蒜が拡がる味(と言えるなら)で、これは期待薄と思ったら、ラーメンは天カス入り醤油味で、母が頼んだおにぎりはラップにくるんでチンしただけの飯の塊。チャーシュウの味は良いがとても薄い。モヤシとネギがどっちゃりなのは善しとしても、どこが「こってりとろみ」なん?さらさら醤油味やん。二度と来るもんかと母と二人心に決めたのであった。どうもうちのあたりには旨いラーメン屋に恵まれない。

昨夜録画していた「未知への大紀行・火星探査」によると、地下に水資源がある可能性は意外と高そうである。しかし船体(殆ど燃料)の低重量化も含め、そう簡単に解決できる問題ばかりではないし、現地の薄い大気に超低気圧や昼夜の寒暖差などを考慮すると、人類が赤い星の上に立つのはまだまだ先のことだろう。200年後にはオリンポス観光ツアーが実現しているかも知れないが。それまで地球環境と人類が生き延びれば、の話しだけど。

【video:アイス・ステーション】
南極にある極秘軍事基地で事件が発生し、悪天候を就いて米軍警察隊員が調査と救助に向かう。基地に着くと生存者は女性衛生兵ジェニファー(フェイス・フォード)と男性通信兵の2人だけで、何かを発見したと報告後鉱道レベル6を閉鎖したシリング指揮官(ダミアン・キャパ)は行方不明、他の隊員は殺されたらしいとわかる。やがて外気温が零下60℃まで下がる夜となり、順番に見張りに立つことになったが、収容した死体が消え失せ、さらにMP女性少佐が殺害された。彼女の部下ケイジ大尉(クレイトン・ローナー)は実は指揮官の異母兄弟で、二人の間には明かすことのできない葛藤があった...

ビデオジャケットもオープニングもまるで『遊星からの物体X』風なのだが、スティーヴン・キング原作だけあって(?)、シリングとケイジの秘密の因縁は意外な方向へと向かう。以下ネタバレ。

何とこの地で1000年に一度のタイミングで悪魔復活の儀式が執り行われようとしており、彼らは悪魔の息子たちだったのだ。しかし先の大戦で初めて愛した女性を兄に横取りされた弟は最後の犠牲者ジェニファーを救い、復活の儀式を妨げ、二人で協力して兄に復讐を果たす。

涼しさを求めて選んだ当初の目的には敵ったと言えるが、前半はまぁ見逃すとしても、ツッコミ処が多いと言うか、荒削りと言うか、キングにしては中途半端と言うか、イマイチの出来であった。
(1998年アメリカ映画90分)

【fortune:アイスクリーム占い

Artemisさんはチョコミントです

●性格:…ちょっと考えてみます
何があっても慌てずジタバタしないチョコミントさんは、どっしりと構えて物事を判断できる人。この意志の強さと忍耐力をもっていれば、たいていのことは成し遂げられるのがチョコミントさんの強み。(どちらも持ち合わせてませんが)
ただし、いったん岩のようになってしまったら、誰が何と言おうと自分の信念を貫くので、まわりからは頑固な人だと思われがちです。(実際その通りです)
そんなチョコミントさんは、八方美人的な振るまいを一切しないうえ、義理を重んじて人々と接するので、信頼をわかちあえることも多いよう。心から信頼し合える人とは友情が長続きします。(義理はともかく、確かに友人は少数精鋭制←そんなエエもんかい)

●恋愛:…あなただけ
チョコミントさんの恋愛はとっても一途。「この人!」と決めたら他の人には目もくれないので、浮気なんて言語道断。相手を一生懸命追いかけます。(それは見込み違い)
しかし、自分の考えに固執しがちなので、相手の欠点を一箇所でも見つけてしまったらそれ以上先に進むことはなく、さっさと見切りをつけて乗り換えてしまう傾向が…(ある←断言)
自分の気持ちを素直に言葉や態度で伝えることが苦手なチョコミントさんなので、相手と気持ちが通じ合うまでに時間がかかります。感情を表に出さなくてもしっかり感じとってくれる相手を選びましょうね。(出すと誤解されることも...)

●マネー:…1歩1歩進んで…?
堅実に人生を築き、安定した一生を過ごすチョコミントさんには、ギャンブルよりも地道に収入を得て、着実に貯めていくのが性に合っています。慎重にマネー計画を練り、金運をさらに高めましょう。
でも妙なところでお金をばらまくクセもあるので(あるある)、必要以上の現金は持たないようにしましょう。(と言うより持てません)

●仕事:オモテ舞台には出ないけど…
チョコミントさんは、細かい作業にも丁寧に取り組めるので、「前面に立つ人をサポートする」という意味で事務系が天職。確実に信頼が得られるでしょう。(矢面はイヤかも)
さらにマリンレジャーといった海に関する職場や、放送局など電波と関係する職場もチョコミントさんに幸運を運んでくれますよ!(静電気体質だし)
反対に、証券会社や金融関係といった大きなお金を動かす仕事につくと、運気が下がるので注意しましょうね。(ついてないけど下がりっぱなしだ)

ラッキーナンバー:1、4、5
アンラッキーナンバー:7、10、11
ラッキーカラー:オレンジ、ベージュ、紺(キライ・似合わない色ばかりだ)
アンラッキーカラー:ピンク、赤、黒
ラッキー方位:北北東、東南東、南南東
アンラッキー方位:南南西、南、西南西
ラッキージュエリー:オニキス、スターサファイヤ、サンゴ
アンラッキージュエリー:ルビー、ダイヤモンド、アメジスト (やだ、好きなやつばっかじゃん!)  
 
感想:アイスクリームは好きだけど、占いはあまり当たってないと思う。



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2001.6.12 Tue.   『Une Femme Francaise』
晴れ。あっつーい。暦の上では昨日11日が入梅なのに、既に夏本番を思わせる日射しに朝からぐったり。
おシゴトをテキトーに片付け、そろそろ帰る気になった夕方になってからある方からのご指摘でメイルアドレスミスに気付く。やべ。午前中は大丈夫だろうけど、午後に一度メイルアドレスを変更し、それを戻す時に間違えたらしい。つまり午後送信した私の空/コメントに返信しようとしたら「failure notice」と戻って来るはずである。ひゃー、ごめんなさい>該当の方々。

それもこれも複数アカウント管理機能のないNCメッセンジャーが悪い。かと言ってoutlookに乗り換える気はさらさらないけど。ともかく今度から気を付けよう。

夜半低い空に大きな赤い半月が浮いていた。もうすぐ下弦。

【video:フランスの女】
姉の結婚式に出席途中でジャンヌ(エマニュエル・ベアール)は新郎の父と兄ルイ(ダニエル・オートゥイュ)に一緒になるが、父の具合が急に具合が悪くなって式は中止、翌'39年後姉エレーヌと弟マルク、妹と兄のダブル挙式となった。しかし軍人の夫はすぐに出征し、不安と寂しさから言い寄る男たちに身を任せるジャンヌに周囲の視線は冷たかった。やがて帰国したルイは妻の不貞を赦してナンシーを去り、生まれた男と女の双子を自分の子として育てる。

滞在先のベルリンで再び妊娠したジャンヌはある夜自宅でパーティー中に産気づき、大家の息子マチアス(ガブリエル・バリリ)の車で病院へ向かうが、その途中でルイとメイドは検問のため車から降ろされてしまう。陣痛に歪むジャンヌの美しさに一目惚れしたマチアスは彼女を励まし、彼女は無事男の子を出産する。今度は間違いなく夫の子を。

フランス軍のインドシナ進出のため夫は戦地に赴き、子供たちとナンシーに戻ったジャンヌの元にマチアスが現れ、二人は情熱のままに結ばれた。逢瀬を続け、駆け落ちしようとするが姉に子どもたちを奪われて断念する。そしてサイゴンから一時帰国した夫とずっと一緒に暮らすために一家でダマス・カス(シリア)に移るが、彼を忘れることができず、ジャンヌは夫の元を去る決意をする。しかし引き止める夫を傷付けてしまい、ルイはインドシナ任務に戻り、ジャンヌは子どもたちとパリに移り住んで再びマチアスとの情事に耽っていたが、ルイが離婚に同意しないため、待ちきれなくなったマチアスは別れを告げる。ジャンヌは愛人を取り替えながらルイと表向き夫婦生活を続けるが、心の中では最愛の人を忘れてはいなかった。

顔も体もとってもえっちなエマニュエル・ベアールとダニエル・オートゥイュが本当の夫婦だとは意外だけど、この作品のモデルはレジス・ヴァルニエ監督の亡き母らしい。ヒロイン・ジャンヌの生き様や恋愛遍歴については意見が分かれるところだろう。理解があると言うか、惚れた弱みにつけ込まれた情けない夫にじれったく思ったり、なぜ尻軽美人妻を捨てないのかと疑問を持つ人もいるだろう。また男なしでは生きられない哀れな女と見なす人、また反対に自分の気持ちや欲望に正直なジャンヌに賛同する人もいると思う。私的には人の生き方なんて様々だから賛成も反対もしないが、若い頃は美しさゆえに男たちに翻弄され(してたとも言える)、本当に愛し合える男とめぐり逢って強くなり、そして別れても死ぬまで情念を秘め続けた、この情熱的で破滅的なジャンヌは好きである。それにしてもセクシーな唇だ。<エマちゃん

つまらんことだけど、おふらんすでは写真撮る掛け声のは「アン・ドゥ・トワ」なのね。
(1995年フランス映画100分)

【fortune:国占い!?

Artemisを国にたとえると、「アフガニスタン」です。

他人の物をすぐに壊してしまうあなたは、もちろん非難の的です。もう少し物を大切にしましょう!

あなたと特に相性がイイ人は、イラクの人です。
また、特に相性が悪い人は、アメリカの人です。

アフガニスタン→首都カブール、タリバンの勢力強い、バーミヤン

感想:破壊的な愛も何かと言えばナニだが(←意味を為してナイ前置き)、ワシは破壊主義者かい。



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2001.6.13 Wed.   『Mary Reilly』
晴れ。
うっかり二度寝してしまい、久々に遅刻。本当はついでにサボってレディースデイの映画館に行こうと考えたのだが、休めない事情があったのでイヤイヤ出社した私を歓迎してくれたのはまいPCである。なーんにも変更項目がないのに、朝からネスケフリーズの嵐となり、強制終了や再起動を繰り返し、頭に来たのでマイドキュメントの未整理フォルダとファイル、まだ残っていたメッセンジャーの類と挙動不審の犯人と目星を付けたICQ2000などを片っ端から削除・アンインストールし、ディスクスキャンをかけてドライブのクリーンアップなど、思い付く限りの手を尽くす。でもダメ。いくつかのサイトやメイルをクリックするだけでネスケが固まってしまう。なんでや。いったいどうしたんだよー>バカwin98。
と嘆いている間に1日終わってしまった。何かシゴトしたっけ?<私

午後から雲って来て夜は雨。久し振りのお湿りだ。夜半にTVは勿論、PCの電源も落として暗い室内から外の景色を眺めつつ、しっとりと、時には打ち付けるような風混じりの雨の音に耳を澄ませて聴き入った。

【video:ジキル&ハイド】
ジキル博士(ジョン・マルコビッチ)の屋敷で働き始めたメアリー・ライリー(ジュリア・ロバーツ)は心身共に父親に虐待された傷を負っていた。しかし博士は彼女に関心を持ち、古い使用人たちより信頼を寄せてファラデー夫人(グレン・クローズ)の処へ使いに出したりする。そして助手ハイド氏の採用を告げた頃から博士の様子に変化が起き始めて...

お馴染み「ジキルとハイド」だが、一応メイドメアリーの視点に立ったストーリーとなっている。で、このジュリアがひたすら暗くてメンドイ。そゆスリラーかと言いたくなるほど怖いのである。逆に二重人格を演じるマルコビッチはさすがと唸るばかりの迫力で、互いの一部を秘めた美しいジキルとハイドになり切っている。それだけに無表情で若くして達観しているようなジュリアの影が薄い気がするけれど、画面ではいちおうロマンチックな愛の物語が描かれて行くのである。哀しく美しく。そして暗い。かなり。ま、確かに人間誰しも闇の部分を持っており、ジキルだけでなくメアリーも、また私の中にもハイドはいるのだが。

興味深かったのは19世紀末当時の使用人の生活で、食事が「お粥(オートミールとかかしらん)」だったり、天井裏でメイド同士二人寝してたのが何だかおもしろかったのと、娼館の女主人グレン・クローズのメイクに迫力があり過ぎて(?)一瞬オカマかと思ったのを書き記しておこう。あ、ちらりと聞き取った「(多分)mothers' meeting」は字幕は無駄話だったけど、おばちゃんの井戸端会議感覚の表現なのだろうか。
(1996年アメリカ映画108分)

【fortune:彩数占い

カラーストーンでわかるあなたの性格:濃紺色 透明銀色 透明黒色

あなたは時代の中で冷静に先を見ようとし、たやすく妥協することを嫌い常に反発心をいだいていきます。その反発心が吉と出るか凶と出るかは、あなた自身の成すべきことで変わってきます。あなたは今ある状況や物に納得できず、より一層良いものを便利なものを求め、新しいアイデアや工夫を生み出していきます。基本的には争いごとを嫌う温和な性格の持ち主ですが、人の意見に同調することを嫌う傾向があります。まじめで熱心なあなたは人をサポートする能力に長けています。身内があなたの気持の拠りどころとなっているので、大事にすることで運が向いてきます。

あなたは合わせ上手で優しい人だから、自分の主張より人の主張を優先して考えます。それは波風を立て感情的に、人とぶつかり合う事を嫌うからです。優柔不断で自己主張のない人と思われぬよう、時には自分の意見をハッキリと言うことも必要です。あなたは心の奥底に熱い情熱を隠し持っている人です。

相手のペースに合わせる事が、どこか苦痛に感じてしまうあなたですが、自分の事を理解してもらうためには、まず相手の事を理解しなくてはいけません。公平で冷静な判断をする事で、あなたは信用を得ています。恋をすることによって、新しい自分を発見できますが、成すべき事に集中できなくなってしまいます。

あなたはどちらのタイプ?

橙色の部分が多い人ほど周囲の人たちと協力しあって物事をすすめ、集団の中で個性を発揮します。青い色の部分が多い人ほど物事に対してこだわりを持ち、孤独な作業のほうが集中力を発揮し成果をあげられます。

100%青に見える...けど反論はない。

感想:石は「静」の色ばかりだな。情熱を隠し持っているとして、表に出さずに秘めたままだとどうなるのかねー。<太陽になりそこなった木星か



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2001.6.14 Thu.   I hate "interQ".
朝方は結構激しい雨が降っており、たじろぐ娘をトイレに促すとオシッコだけ済ませてとっとと撤退。そりゃこの雨では仕方がないだろう。何せ玄関からポスト近くまでの飛び石(←何と言うのだろう)まで浸水していて、たった数m往復しただけで私の足元もずぶ濡れになったくらいだからなぁ。ってことで、ウ○コは母に任せよう。因みに娘はトイレに行きたくなるとそれなりの意思表示をする。たまに粗相するのはサインを見落としたか待ち切れなくなった場合のみである。いや、意地悪でスる時もあるな。長時間一人(一匹か)にしておいたり、ストレスが溜ったらわざとオシッコするのだが、それもまた彼女の意思表示なのだ。と見逃す私は「ダメ飼い主」だろうな。

出社してマシンを立ち上げてみると、やはりネスケは昨日と同じ症状のままでフリーズしまくり。それどころかクリックしてから起動するまで猶に1分以上かかるし、他のアプリもめちゃレスポンスが悪い。テキストを打ち込むと苛つくには充分な間をおいて表示され、おかげで変換も選択候補と違うのが反映される、と言った具合。うがー、一体私が何をしたと言うのだ。念のためオンラインウィルスチェックを試みてもIEでなくネスケが優先ブラウザになっているからか、トレンドマイクロのウイルスバスター画面に辿り着くことさえできない。クリックして開いた瞬間にネスケが固まるのでどうにもならん。うーん、どうすりゃエエのだ。何か新しいアプリをインストールしたりフリーソフトをDLしたなら見当も付くのだが...わからん。

で、interQからやっと返答メイルが届いた。何とサポートセンターに電話しろ、だと。なら最初からそう返事しろよ。私は「メンバー解約書類が欲しい」とメイルしたのだから。ったく、要領を得んプロバぢゃ。いい加減その無能対応振りに頭に来てるのに、電話が繋がり用件を伝えると「解約の理由は?」と来た。キャンセルページにも書込んだってのに、まだ訊くんかい。「サポート体制/応対が気に入らないから」だっちゅーの。

さらに別件についても書類を要求すると、私のIDを聞いてるくせにちぐはぐな返答をしてくれる。何のためのIDなんだ?それで私の登録情報全般を確認できんようなシステムなんかい。むかつくー。さすがの私もキレそうになりつつ「とにかくすぐに書類を送って下さい」と言い放ち、「あなた、名前は?」と聞いた瞬間、いきなりガチャンだと。おいっ、こっちは電話代払ってるんだぞ(会社からだけど)。ユーザーに対して何だ、その態度は!?どんな社員教育をしてるんだ、interQ!あんな不親切な問い合わせ・FAQリンク切れページを晒しておいて、確かに「正しい手続き手順」を見落とした私も粗忽モノだが、サポセン泣かせのアホユーザーはこんなもんじゃないぞ!サイテー<interQ。

ぷんすかしながら義務を終え、こりゃ当分wafuのお世話になることになりそうだと言うので久々にfireworksで遊び、ふと思い付いてbacknumberページを開くと日付順になっていないのを発見する。あらら、スクリプト(Akiaryコメント)のコピペをミスったのね。これも直さなくてはならん。が、週末に日記日付もリアルタイムに追い付く予定だし、その時にゆっくり手直しするとしよう。イジって開かなくなる可能性もあるけれど。

午前中に雨は上がって晴れ間も出ていたのに午後から曇り始め、夜になってから再び雨となった。雨音を聞きながら「プロジェクトX」の再放送を見る。

技術者たちの奮闘振りには感動したが、日本の科学技術は国際基準にはまだ遅れをとっているのか、それはつまり戦後実質的には兵器に転用できる技術開発が成されているのだろうけど、良きにつけ悪しきにつけ表向きは軍事産業から撤退している日本の現状にもよるのだろう、と思ったり。そもそも科学技術が軍需に応用されてしまうことは研究者や開発者たちにとって逃れることの出来ないジレンマなのだろうな。莫大な研究費や開発費用は国家と企業が出資しており、それに頼るしかないのだろうし、フォン・ブラウンやノーベル、アインシュタインを始めとする傑出した科学者たちも政治と戦争の道具に転用されたのはさぞ不本意であったろう、と思う。

ご多聞にもれず購読申込みした「らいおんは〜と」創刊号は無事登録したwebメイルアドレスに配信されて来た。購読者は100万人を超えたらしいが、配信数が人気のバロメーターになるのだろうか。少なくとも支持率の目安になるとは思えないけど、ネット接続できない環境層からすれば「公的」でも「公正」な情報公開ではないだろう。ところで首相交代したらこのメルマガはどうなるのかしらん。始まったばかりなのに、今からそんな心配するのは私だけだろうか。

【fortune:惑星占い

あなたは<天王星>型人間です

天王星は地球の4倍もの大きさの惑星です。水素及びメタンで構成され、内側にはアンモニア水が流れています。現在、11本のリングと15個の衛生(←衛「星」だろ)が確認されています。自転軸は公転面に対して98度も傾いているので、横倒しのような状態で公転しています。

あなたの性格
天王星のキャラを持つあなたは、非常に自立心が旺盛です(うんうん)。
そのため自分の考えをしっかりもっていて、他の人の真似をすることを最も嫌います(bingo!)。
自分が困った時でも決して弱音をはきません。しかしその反面、優柔不断なところもあり、人から誘われると断ることができなかったりします(...かも知れない)。
ただ困っている人を見ると放っては置けないなど、やさしく温かい人が多いのも天王星の人の特徴です(「善きサマリア人」なのか<私)。

あなたと相性のいい惑星
土星(友達)
ハレー彗星(恋人)

感想:その公転軌道と自転軸から太陽系の所属惑星と言うより、でっかい彗星ではないかと論議されたと記憶しているが。いやあれはウラノスでなくてネプチューンか。
ま、要するに私は「はみ出しっ子」要素持ちなのね。



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2001.6.15 Fri.   summer Santa Claus
昨夜の雨は朝まで残っていなかった。けど曇天。私はとても嬉しいが。
エッセイの感想メイルを送ったのがきっかけで、たまにメイル交換して頂いている富山商船高専助教授の金川欣二教官が「ズームイン」に出演されるのを知り、チャンネルを合わせて構えていたらほんの数分のオンエアだった。ちと残念。なんてメイルを送ったら、早々に件の「富山美人の謎」URLを知らせて下さった。早速拝見してニヤつく私。

「教官」(←わざわざこうしている理由は右サイト内のFAQ参照)は「マックde記号論(言語学のお散歩)」と言う楽しいサイトを公開されていて、たまたま私が感想を述べたエッセイに女性からの反応があったのは初めてだったそうで、それをご縁にメイルのやり取りをして頂いているのだが、とにかく読みごたえのあるテキストばかりで(実はまだ読破していない)、啓発/触発されることが多い。

私は「〜論」と言うような「括り」表現はあまり好きではないけれど、個人的見解として見る分には構わない。と言うより、自分とは違う考えや発想を知るのはおもしろいし、興味深い。中には「ゴミ」もあるが、それは私的感覚でそう思うだけで、他の人にとっては「最高のテキスト」であったりするだろう。それはそれで良いのだが、それを押し付けられるのはイヤだ。尤もそう「読む」のも個人差と言えるだろうけど。私自身はここで自分の意見や考えを他者に押し付けるつものはまるでないし、読み流しテキストだと考えている。あ、正しくは「書き流し」か。それもあって登録しているリンク集では目立たないようにしているし(一行コメントとか)、幸い「日記批評」はされていないようだけど、アクセス解析していないから批評されても気付かないだろうし、多分見ないだろうな。「批評/批判」って、押し付けがましい気がするから。話がずれた。とにかくここは独立独歩のつもりだ、と書いておこう。要するに批判されるのがいやんなだけだけど。←小心者

実は金川教官以外にもふと私のツボにハマってアクションを起こして「女性からの反応は初めてです」のリアクションを頂くことがある。そもそも自分の理路整然とは程遠い思考にコンプレックスを持っている私は理論的・けんきう系と称されるサイトやテキストに憧れと尊敬を抱く傾向があるのだが、それゆえ「女性的」価値基準と言うか「反応のツボ」から若干ハミ出しているような気がする。良く言えば私は「学者肌」なのかも知れない。ただし自分の興味に対してだけだが。いや、その興味の対象が女性的ではないと言うべきか。と、こんな風に自分で表現できないドツボにハマる「私」がコンプレックスの原因なのだろう。なので「論」そのものを支持/賛同する/しないは別にして、「論」を拝読するのは好きなのだ。ってことにしておこう。結論(仮):「言語学のお散歩」はおもしろい。

曇っているので買い物ついでにランチは外食にする。でも時間的制約によりジャンクフード@まくど。と言うのも、祭りシーズンを控えてついついちびに浴衣を買ってやる約束をしてしまい、それっぽい店を覗いて価格リサーチしてたのだが、とある店の隣の新装開店花飾り(何て言うんだ?)に手を伸ばすおばはん約1名、それが瞬く間に黒山のオバハン集りとなったのを横目に見ながら中に入り、数点値札を見て「高いじゃん!」と驚いて店を出ると、見るも無惨な花飾りの残骸と化していた。その間3分もなかったろう。すげぇ。恐るべし、おばはんパワー。

で、子ども用浴衣の相場は安くても4000円程度と見積もり、この前ちびの甚平さんを買った店で安易で安価な甚平にするか大判振舞いで浴衣を選ぶか悩んだ末、「夏のサンタさん」になる決意をする。探せばもっとナイスでリーズナブルなのがあるだろうけど、その時間と労力を上乗せしたつもりでミシン仕立て浴衣と兵児帯合わせて15000円で妥協。買い物気分の時は徒労に終わっても苦にならないし、見る/探すのも楽しいけれど、今はそんなモードではないのだ。しかし散財だなぁ。DCブランドものなら浴衣だけでもそれ以上してたけど。見くびるな、お子ちゃまファッション。

何度観たかわからない『カリオストロの城』が終わる前に金曜日のお約束、早寝撃沈。
あ、書き忘れてた。2日続いたネスケフリーズ現象がおさまったのである。いったい原因は何だったのだろう。謎だ。

【fortune:ガンダム人物占い

ミケル=ニノリッチ

いつでも恋人の事を考える、あなたはまさにいろぼけです。いつも手紙を書いて、その日にあった事を報告。そんな事では生き残れませんよ。たまには女に冷たくするのも良いのではないでしょうか。あまり根を詰めると、女に愛想つかされます。注意が必要です。[ガトー]

感想:う、わからん<ミケル=ニノリッチ。アニメキャラはさっぱりなのだ。←どなたか解説してクダサイ←なら占うなっちゅーの。



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2001.6.16 Sat.   『Being John Malkovich』
早寝効果で二度寝したのに11:00に目が覚める。正確には階下から聞こえる騒音、もとい甲高い大声に惰眠を遮られたのだが、要するに母の友人オバタリアンご一行来訪中と言うことである。社交辞令挨拶するのもウザイし、たいていこぞってランチに繰出すので1時間ばかり自室に潜んでいるとしよう。外は外で梅雨の中休みなる晴天である。げっそり。

ドップラー効果で騒音集団が出掛けたのを察知して階下に移動し、娘のトイレとブランチを済ませ、自室に退散するのと入れ違いにご一行ご帰還。と思っていたら、間もなくちびの声が聞こえて来た。ママも一緒らしいので昨日買って来た浴衣を合わせてみるよう声を掛け、来客に退いているちびをなだめつつ試着させてみると5-6才用なのでさすがにチト大きい。で、母を含めて3人掛かりで脱ごうとするちびを押さえ付けてピンを打ち、あとの身上げは母に任せる。しかしあの様子では祭りに着て行くかどうか怪しいなぁ。小さい子の兵児帯浴衣姿ってとっても可愛いのだけど、果たして見られるのかしらん。大枚はたいたのに。←やや大袈裟

取り敢えず日記を更新してからまたfireworksとdreamweaverで遊んでみる。と、使ったことない機能で色々試していたら元データに上書きしてしまい、頭を抱える(←バカ)。はー、保存する時には神経質なくらい気を付けなくては。

ゴソゴソしながら1日中ぐうたら過ごしているうちに日付が変わり、志野さんの6/14にあった診断モノ(かな?)をやってみて、私と同じ結果がとある掲示板に既に書かれているのを見つけて吹き出したり。それからさっさと寝れば良いのに劇場で見そびれた『まるこびっちになっちゃうのん♪(私的原題和訳)』鑑賞を終えた頃には世間が明るくなっていた。

【video:マルコヴィッチの穴】
チャンスに恵まれないことを嘆く人形使い(puppeteer)クレイグ・シュワルツ(ジョン・キューザック)は求人広告を見て7と1/2階にある会社で働き始め、ファイリング中に不思議な穴を見つけて中に入ってみる。するとその「穴」は俳優ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ(ジョン・マルコヴィッチ)の脳に繋がっており、15分間だけ彼の体に入れることを発見する。同じフロアで働くマキシン(キャスリン・キーナー)にそのことをょ話すと初めは相手にされなかったが、折り返し彼女にそれを商売にしようと提案される。

クレイグの話を聞いた妻ロッテ(キャメロン・ディアス)は自分も体験してみたいと言い出し、初体験で自分の中の男性願望に目覚めてハマってしまう。夫婦とも恋してしまったマキシンはジョンの中に入っているロッテと愛し合うことに夢中になるが、嫉妬したクレイグが妻を脅してジョンに入り、マキシンと結ばれる。そして彼はジョンをコントロールする術を見つけ、俳優をやめて人形使いジョン・マルコヴィッチとして活躍する。しかし「穴」は今はクレイグの会社社長レスター(オースン・ビーン)の体に入っているビル建設者でもあるマーティン船長が発見したのであり、マルコヴィッチは次の「乗換え用の器」だと言うことをロッテに明かした...

フランシス・F・コッポラの娘婿スパイク・ジョーンズ監督作品だが、かなりきついブラックがちりばめられたコメディと言えるだろう。一人エエトコ取りっぽいキャスリン・キーナーはともかく、よれよれジョン・キューザックと可哀相な被害者としか言いようのないジョン・マルコヴィッチ(声は好きだがおやぢ体型)、彼女だとはわからないブス振りのキャメロン・ディアスの「熱演」は見物である。それにしても天井高160cmのオフィスを歩く姿は誰にしても情けないと言うか、つらそうであった。チンパンジーのトラウマってのも何だか説得力があったなぁ。猿芝居でなく、ありゃ役猿だわ。

冒頭の人形劇「(クレイグの)苦悩と失意のダンス」は暗示的。それにしても人形たちのリアルな動きにはたまげた。人形浄瑠璃と操作方法は上下逆で、一人で操るらしいのだが、見事なものである。クレジットに出ないとか言うカメオ出演者探し(ショーン・ペン、ブラッド・ピット、ウィノナ・ライダー、デ ビット・フィンチャー、監督自身とか)も気が抜けないが、誰でもわかるチャーリー・シーンは見直したと言うか...笑った。けどラストは辛辣。
(1999年アメリカ映画112分)

【check:ツキアイゲノム

あなたは岩を砕く波のような冬の稲妻タイプ8です。

私は私、ヒトはヒト。自分だけの世界観を持つ人です。
「みんなと同じ」であることに価値観をあまり感じず、自分の個性/信念に基づいて行動する。タフガイ。
周りのヒトがなにを言っても、それほど動じません。

感想:当たり。



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2001.6.17 Sun.   『Webmaster(Skyggen)』
14:00まで惰眠を貪る。お天気は曇りがちの晴れと言ったところか。昨日サボった雑用をちょこっと片付けたりベランダの花の手入れをしてからネットに繋いで日記を更新。あとはダラダラ溜まった雑誌やカタログなどに目を通したり。「to do」はイヤになるほどあると言うのに、毎週末このザマである。いつになったらカタがつくのだろう。

「200X」の別腹はなかなかおもしろかったが、安倍晴明だからと言うので見た「知ってるつもり!?」はタイトルまんまの内容で、どうもこの番組の制作者は「知ったかブリ」のように思えて仕方がない。その後「世界遺産」終了してからビデオ鑑賞。文字数同様、まるで中身のない日曜日を過ごしてしまった。

【video:ウェブマスター】
テクノビル第4居住区に住むJB(ラース・ボム)はハッキングに成功した手腕を買われてストイス(ヨルゲン・キール)のドメインのシステム保護担当バーチャル管理人として働いていた。闇組織には個人ディスクキーを使って1テラ・ビットのアクセス対応が可能のレベル1と呼ばれ、ミロス、ローゼンスタイン、JB、ストイスのみがアクセスを許可されていた。

賞金稼ぎ探偵ミア(プック・シャボウ)と監視中にローゼンスタインが殺され、レベル1に何者かが侵入していることを知るが、JBは資金が盗まれていることを察知したストイスに35時間以内に犯人を連れてくるよう命じられる。そして彼に時限装置付きの人工心臓が取り付けられた。ディスクを奪われ為す術もないままミアとともに調査を開始したJBにストイスの女バービー(カリン・ローベック)が近付く。そして地下に管理外の端末があることを突き止め、変態が集まる倒錯世界に乗り込むが...

トーマス・ニールセン監督の「サイバーパンク・ムービー」と銘打たれているものの、そこはかとなく低予算B級アクションの雰囲気が漂う作品である。まぁデジタル処理は「こんなものだろう」程度なのだけど、日本的健康オタクのJBがパンツ1枚コウモリスタイルでアクセスする姿も呆気にとられるが、TVN社員とか言う水色の髪カップルにオカマのマーリンのキャラ設定に至っては目眩がしそうであった。それとサイバーワールドには各々自分の分身"サイバー・エゴ"がいるらしいのだが、JBのエゴは座禅組んでいるのだ。何だか笑える東洋趣味。つか、何を意図しているのかさっぱりわからんのだが、こちらから見た北欧観もあちらからすればツッツミたくなるレベルなんだろうなぁ。

ストーリーそのものはスパイモノに置き換えても良さそうな気がするし、アクションやサスペンス性も大したことはないけど、"エゴ"の動きが妙に気に入ってしまった私である。因みに人工心臓のデザインは『クロノス』、アクセスするのに使う「眼鏡」は『マトリックス』としたが『X-MEN』か「スタートレック3シリーズ」(←訂正)のパクリだと思う。
(1998年デンマーク映画102分)

【check:妖怪度測定

あなたは、妖怪度 50% 妖怪強度 20万パワー のぬらりひょんです

街中では夕方になると、夕食の買い物や仕事を終えて家路に急ぐ人たちでせわしくなります。このような時刻にどこからともなくやって来て、勝手に人の家に上がり、座敷に座ってお茶などを飲んで、のんびりする妖怪がいます。
これは、ぬらりひょんという妖怪で、商人のような格好をしています。勝手に他人の家に入り込み、その家の主人の煙管を使って煙草をふかしたりもするふてぶてしい妖怪です。家人はバタバタとせわしなく家事をこなしているので、主人が休んでいるぐらいにしか気にとめません。

感想:ううむ、この程度なら安倍晴明でなく犬夜叉で間に合うぞ。<問題外

【check:魑魅魍魎度鑑定

Artemis様、あなたの魑魅魍魎度は167ぺリカでした。

さすがです、利根川(カイジの登場人物)レベルです。
エスポワールでは敵なしでしょう。 カイジさえいなければ・・・

いずれ闘うことになるかもしれませんね・・・ザ・ワ・・・

でも、かなりのやり手ですので
自信を持ってドラを切っても通るでしょう。  ザ・ワ・挫・話

感想:意味不明じゃ〜!



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2001.6.18 Mon.   『La Mirada del Otro』
だから私は「どっち」で三宅裕二の応援をしたくなるのだ。←脈絡ナシ
それと「あべのせいめい」で変換してくれなかったATOKが悪いのであって、誤字は私のせいではない。<正しくは「安倍晴明」

二度寝しそうになりながらも無事6:30に起床。突然食べたくなった半熟目玉焼きにマヨ塗ってクラッシュバジルをパラパラ、それをトーストにのっけて朝刊読みながら/めざまし見ながらもぐもぐ。油断すると口の周りと 手が汚れるけどうまいのだ、これが。と、月曜日の朝からそこそこ元気な私。曇り空のおかげだろうな。

出社してメイルチェックすると何だか数が多い。そりゃま、このアドレスで登録しているメルマガやMLがあるもんな。ついでにwebメイルを見ると「H系出会いサイト」のお知らせ他が届いている。ここに来るのは殆どがSPAMメイルなのでゴミ収集アドレスのようなものである。新しいゴミの下にあるのは「らいおんは〜と」。すまんな、純ちゃん。<ゴミ扱い

締切が近いのでちょいと真面目におシゴトしながら占い/診断モノ新規開拓ナド(←どこが真面目や)。しかし当たり外れは別にして、よくまぁこれだけ占いがあるもんだ。する方もする方だが。午後から蒸し蒸しして来たなぁと思っていたら、帰る頃には気持ち悪いくらい湿気てた。

週明け唯一の楽しみ「犬夜叉」〜「コナン」を見てたら雨の音。天気予報では明日午前中10%午後60%だったぞ?今夜降るなんて言ってたっけ?「ところにより、やろ」「うちのあたりはそのトコロなんかいな」「所ジョージみたいやな」「それは所沢!」と母子漫才をかましながら風があるのでベランダに干したままの洗濯物を取込んだ。因みに勿論私がツッコミで、母は天然ボケである。

娘のトイレのため外へ出るため玄関を開けた瞬間、甘い香りに包まれる。湿気で口梔子の香りが空気中に溶け出しているかのようだ。雨を受けながら夜の闇に白い花が浮かんでいる。梅雨は山梔子の季節でもあるのだ。

【video:セクシャリティーズ】
36歳のすけべな独身ベゴーニャ(ラウラ・モランテ)の遊び友だちは身を固め始め、家族の中でも孤立していた。クリスマスに引っ掛けた若いダニエル(ミゲル・アンヘル・ガルシア)と一夜を共にしたが、なぜか彼が気に掛かっていた。そして彼も彼女に惹かれていたのだが、エリオ(ホセ・コロナド)を始めとする長年の恋人たちとの享楽振りを見せつけて諦めさせようとした。

しかしエリオに騙されて街角に立たされ、強姦されて心身共に傷付いたベゴーニャはダニエルに救いを見い出し、やがて二人は結婚し、子どももできるが、彼女の生来の欲情を抑えることはできなかった。その淫乱さを軽蔑してダニエルは去り、彼女を理解していると言うエリオもまた「一人が好きなんだ」と言い残して立ち去る。彼女に残ったのは無償の愛を限りなく注ぐことのできる娘だけだった...

多分R18指定のヘア無修正「ポルノ」映画。でもボカシは入っているし、全編エロエロでもない...こともないか。出産シーンは何が何だかわからなくて巻き戻ししてもさっぱりわからんかったが(←そこまでするか)、このシーンはTVでも流される程度だったと思う。ま、実際にはラウラのナイスバディあればこそ、つか「だけ」の映像と言えるだろう。乱交パーティのストリップ嬢もおいしそうだったけど(←どこを見ている)。けど彼女の部屋はとても素敵だった。特にあの家庭用スクリーン(と思う)とシャワールームは欲しくなった。

その素敵な部屋で日本製(プレゼンは日本語だった!)映像と音声、さらに字幕まで記録・再生できる"キュクロプス"に語り、使うベゴーニャの姿は確かにイカレて見えるが、子どもの頃目にしてしまった父と姉の姿がトラウマとなって淫行に走った、らしい。つまり男によって父の影を求め、寂しさを紛らわせようとするファザコン要素もあるようだ。ちょいと無理があるような気もするけど、本当の自分を掴め切れず、周囲から不可解な女のレッテルを貼られても、ペゴーニャは自分に正直に生きたいだけなのだろう。同情的な見方をすれば。カナダの方に教えて頂いたところによると、原題は英訳すると『The glance of the other』、ニュアンスとしては「覗き見」ってとこらしい。

それはそうと、スペインでは赤ちゃんにオムツはしないのだろうか?<下半身すっぽんぽんだった
(1998年スペイン映画98分)

【check:性的魅力度チェック

あなたの得点は75です!

■解説
自分がどうすれば相手を惹き付ける事が出来るか、もう知っていますね?(まぁね)
ただし、押してばかりではなかなか上手くは行きません。(私は押す方ではない)
経験豊富な相手なら、すぐに見抜いてしまいます。「あれ?」と思わせる肩透かしな行動も又、手段の一つとした方が良いでしょう。
過去になぜフラれたのかわからないという経験はありませんか?(ない)
「自分史カウンセリング」でもう一度振り返ってみましょう。きっと次へ前進出来るはずです。

感想:何だか「分析センセ」みたいなその言い回しは気に入らないぞ。<解説



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2001.6.19 Tue.   『The Mummy Returns』『The Kid』
起きたら昨夜の雨はすっかり上がっていた。でも曇っていてかなり湿度も高い。朝食はコールスローサラダ(キャベツの千切りにちぎったハムを散らせてドレッシングで和えただけ)。

午後からポツポツ落ち始め、時折激しい雨が降る悪天候となったのにもメゲず、ヤボ用ついでに久し振りにレディース・デイの映画館行き。 「これは劇場で観ないと」が動機だったのだけど、あまりTVCMを目にしていなかったので変な先入観や予備知識を仕込まれずにいたのが良かったのか、なかなか楽しめた。映画のスポットCMは両刃の剣だ。やり過ぎると期待を煽り、見せ場に慣れさせた結果、期待外れを招くし、情報がないとビデオ/TV待ちになってしまう。どちらも悔しい思いをするわけだが、前者の方が罪深いと言えるだろう。それに本当に映画好きの宣伝マンなら過剰CMの功罪を知っているはずだ。

その点月末公開予定の『A.I.』はスピルバーグと故キューブリック監督の名だけである程度の宣伝効果はあるにしろ、殆ど影像が公開されていない。そう言えば『ゴジラ』は小出し作戦を展開したが、功を奏したとは思えないな。でもこちらはアレ以上の極秘戦略路線を走っているらしく、配給会社の宣伝担当は泣いているそうだが、私的には好印象を抱いている。観に行くぞー!<ジュード・ロウ@ジゴロ・ロボット

映画を観て帰って来たら何となく娘の調子がおかしい。ごはんを食べないのだ。うーん、何か悪さでもしたんだろうか?そうでもなさそうだけどなぁ。でもお風呂上がりにトイレに出してからいつもはおやつをあげるのが日課になっているのだが、口を付けずそのままだったのを手に取って差し出すと食べ始めた。でも器からは食べない。どうしたんだろう。そう言えば溺愛の息子もこんなことがあったっけ。彼も一時私の手からしかゴハンを食べなかったのだ。それを思い出しながら少しずつすくっては差し出し、何とか全部食べてくれたので一安心。おかげで手はベタベタになったけど、洗えば済むことさ。

ところで末尾が「ca(Canadaか?)」なるアドレスよりメイルが届いたのである。新手のウィルスかと構えたが、幸い添付ファイルもなく、私にでもわかる数行の英文だったのでリプライしようかと思ったところでチト考えてしまう。どうやらサーチしていてここのタイトルがヒットしたらしいのだけど、英語圏でこのURLを見つけることはあり得るのだろうか。IPサーチしてもわからんし、気持ち悪がるべきなんだろうか。英文書くのに躊躇したのが本音だったりするけれど。

【film:ハムナプトラ2/黄金のピラミッド】
B.C.3000頃、7年越しの闘いに破れたキング・スコーピオ("The Rock")は魂と引き換えに復讐神アヌビスの軍を治めたが、今は伝説の都となったアム・ショアの地で復活の日を待っていた。それから時は流れて1933年、邪悪な高僧イムホテップ(アーノルド・ボスルー)との対決で協力したリック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(レイチェル・ワイズ)は結婚し、8歳になる息子アレックス(フレディ・ボース)を連れて遺跡を発掘していた。以下ネタバレ→そこでエヴリンは不思議な幻覚に襲われ、簡単に扉の細工を開いて奥の間に入り、リックが止めるのを聞かずに曰くありげな箱を開けると、そこにはサソリの黄金のブレスレットが入っていた。それこそスコーピオ王を蘇らせる儀式が始まった瞬間であった。

ロンドンに戻った彼らをイムホテップを復活させて世界を手にさせようと企む大英博物館館長とミラ(パトリシア・ヴェラスケス)たちが急襲し、彼らの動向を見張っていたハムナプトラの番人アーデス・ベイ(オデッド・フェール)も援護するが、伝説のオアシス都市へ導くと言うブレスレットをはめたアレックスをさらわれてしまう。そして義兄ジョナサン・カーナハン(ジョン・ハナ)も加えた彼らは再び砂漠に向かう。今度の敵はもっと手強そうだった...

前作『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』のお馴染みの面々が大活躍。勿論スカラベも登場する。と言うか、やはりエヴリンがいらんことをしたことから騒動が始まる、CG、アニメなどを駆使した冒険活劇映画である。似たような路線のシリーズものとしては『インディー・ジョーンズ』が挙げられるが、私の感覚ではこちらは香港映画に近いノリだと思う。そして冒頭から最後までこれでもか、これでもかと繰出されるアクションとスリリングな展開、スクリーンならではの大迫力シーンにクリーチャーと娯楽度満載。何て観客サービス精神旺盛な監督なんだろう。<スティーヴン・ソマーズ

本作では彼らの前世での因縁が明かされる。即ちミラは王を裏切ったイムホテップの恋人アナクスナムンの、エヴリンは王の娘ネフェルティティの、リックは神の戦士の生まれ変わりだったのだ。それはそれでおもしろいのだが、見どころは他にもどっさりあって、砂漠での戦闘シーンは目が眩みそうな人海戦術だし(デジタル処理だろうけど)、レイチェルとパトリシアの対決シーンは5ヶ月もの古代日本武術トレーニングの成果らしいが、圧巻である。何で日本なのかはともかく。

ブリンダンは元々のでかいガタイがまた大きくなったような気がするが、アーノルドは相変わらず素敵だし、子役のフレディも『ホーム・アローン』張りに「お利口で喰えねぇガキ」を好演している。そう言えば同じ名前だ。<アレックス。

で、私が一番ウケたのはサソリ王のクリーチャーなのだけど、多足類が大嫌いなのに出て来た瞬間吹き出してしまった。このドゥエイン・The Rock・ジョンソンはWWFで人気プロレスラーだそうで、王のキャラで別の作品製作予定があると聞いてもナットクできるくらいハマっている。いやー、ナイスキャラクター。って、実は私の好みはオデッドなんだけ ど。
←以上ネタバレ

これは必ず続編があるはず。そして前作を忘れた/観てない方はゼヒ観てから映画館に行くべし。これは劇場向け作品。私はエンドロールまで楽しめた。しかしレイチェルが'71年生まれってのはウソだろう。<あの頸の皺は何だ
(2001年アメリカ映画130分くらい?)

【video:キッド】
40歳の誕生日を目前に控えている売れっ子イメージ・コンサルタントのラス(ブルース・ウィリス)は高価なスーツに身を包んでポルシェを乗り回し、豪勢な住居、地位・名声も手に入れ、それなりの成功者として暮らしていた。ところがある日彼の前にどこか見覚えのある少年が現れてから彼の生活は一転する。彼の名はラスティ(スペンサー・ブレスリン)。同じ処に痣や傷跡があり、彼しか知り得ないことも知っていた。ラスティはラスの過去、ラスはラスティの未来だったのだ。

自分が思い描いた通りの大人になっていないことを知ってラスティは失望するが、最初は幻覚と思い、ラスティを毛嫌いしたラスだが、仕事のパートナーであるエイミー(エミリー・モーティマー)に惹かれていることを自覚させてくれたのは少年の頃の自分だった。そして二人はラスティが現れた理由を検討し、やがてある事件に思い当たる...

『A.I.』→ハーレイくん→『シックス・センス』→ブルース・ウィルス→『キッド』に至ったのだが、作品に込められたわかりやすいメッセージと言い、さすがディズニー、と唸らせるファンタジーである。過去と現在の自分が同じ時間軸に存在するかどうかなんてことは脇に追いやり、素直な心で観るのが良いだろう、と思って観たら、感情移入が激しすぎたのか、涙がボロボロ。いやー、たまにはこんな夢のあるお話も良いものだ。でもガキの頃の自分が目の前に現れたら、私はひじょーにイヤだけど、きっとガキの私も同じ思いだろう。だから自分の生き方を反省して変わるべきなのはわかっていても、なかなかできないものなのだ。ね、ラス。
それはそれとしても、冒頭の赤い飛行機を見て『紅の豚』を連想したのは私だけではないと思う。
(2000年アメリカ映画105分)



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【attention】
『ハムナプトラ2』は現在公開中なのでネタバレしないよう背景と同じ文字色にしていますので読みたい場合は反転してご覧下さい。
2001.6.20 Wed.   phalaenopsis
起きたら曇り。昨夜の大雨は上がったようだ。梅雨の後半ならわかるけど、この時期にあんな降り方は珍しい。ラニーニャ現象&ダイポールモード現象とやらの合わせ技による異常気象のひとつなんだろうか。それもこれも地球と言うテラリウム崩壊の前兆なのかな。

午後には弱いながらも日射しが出て来たのでたまには日光浴しようと思い、ランチはチャリで外出。と、その時目に止まったのが花屋の処分品コーナー。何と胡蝶蘭3本立てが桁落ちで1000円となっているではないか。まだ鑑賞に堪えうるレベルだし、水苔をほじくって(←するなよ)根っこを確認するとちゃんと生きてる。これは買いだ。つかこれを買わんでどうする。と言う次第で表に出されていた大輪白花赤リップと白縁ピンクの2鉢計6株を購入。この冬うっかり育てていた3株を枯らせて悔しい思いをしてたので嬉しい。家に帰ったら早速植え替えるとしよう。素焼鉢はあるはずだけど水苔あったかな。やっぱし前と同じ慣れたプラ鉢にするか。でもちょっと変わったやり方も試してみたい気もする。しかしその前にどうするよ、私。前カゴに2鉢も入らんがな。<欲張るからや

ファレノプシスたちを持ち帰ったらちぴが出迎えてくれた。が、下半身下着姿。トイレ直後なんか?ちょっと相手をしていたらママが来たので帰るのだろうと自室に戻ってメイルチェックとかしていたら階下から呼び声が。「ねんね、スパゲティ食べたい、作って」。
...はい。

と言うのでまずは材料探し開始。ミートソースが1缶あるのでこれを使うとするか。次は冷蔵庫。野菜室を漁っていると漬物化進行中の茄子と胡瓜を発見。おい、またかい。何回言うたらわかるねん。白いスーパーの袋に野菜を入れるのはヤメレ。何を入れたか忘れていっつも漬物にするくせに、ナゼ透明袋を使わないのよ、ぶつぶつ。使えそうなのはキャベツと玉葱、人参くらいかなー。あ、エリンギも入れるか。

氷温室に肉類なし。ベーコンさえないのでフリーザー探査。んーこれは何肉だろう???と悩んでいたら横から母が「トリや、チンしよか?」「いや、ちょっと待って、この緑のは何よ?カビとちゃうやろな」「生姜醤油の鶏肉やって」。
...ホンマか?

数分後母の報告。
「あーごめん、あれ生姜焼きのブタやったわ、はははー。何か買うて来るわなー。トリでエエ?」

かくして鶏肉と残り野菜炒めをコンソメ風味で煮、それにミートソースを加えた再現不可能レシピのバスタソースの出来上がり。ちびのために本日のパスタはアルデンテを少し過ぎた柔らか仕上げ、ソースの味付けは塩胡椒とクラッシュバジル、サルサをちょっと足した程度に抑えたが、まぁまぁの出来であった。

ところが食べかけたばかりのちびが「あーちゃん、おにぎり」と来た。パスタにおにぎり?って、スパケディはおかずなのか?まぁいいか。しかし母のおにぎりはでかい上にヤワイ(一口で原型が崩れる)のだ。しよーがないので「おねーちゃんが作ったろか?」「うん!」。で、小さい三角おりぎりを5つばかり握って「どうぞ」。結局彼はそのおにぎりを3つ食べ、普通のお店なら1人前近いパスタも平らげよった。よぅ喰うのぉ。

因みに私の作るおにぎりは普通より小さい。でかいのもたまには良いけど、色んな具やふりかけのを食べたいのでせいぜい3口サイズってところだろうか。ちびにはさらに小さくて大人なら一口で食べられるくらい。でも母も義妹もこの大きさのおにぎりは「できません」。なのでちびは私にしかできないミニおにぎりを時々リクエストするのである。今日は半強制かも知れないけど。←喰いモノで釣るやつ

今夜はこちらにお泊まりかと思っていたちびに「おうち帰る、ねんね送って」と言われてしまい、ドア・ツー・ドアのちび配達@夜間指定。戻ってからぼーっとして、お風呂上がりビールを飲んでだらだらしてたらビデオも観ていないのにいつもの就寝時間になっていた。

【fortune:恋するあなたのビールうらないっ!

今のあなたにピッタリのビールは 「1弾搾り」(シマウマ ビール)です。
あなたの「恋してる度」は 25.254%です。

■「告白」するなら?
「・・・・(←気がついたら付き合っていたパターン)」

■2人で見るならこんな映画
「13日の木曜日(←きゃーきゃー言いながらどうぞ)」

■ひとこと
あ、ちょっとだけ恋してますね。(え?)
え?まったく心当たりない・・・とは言わせませんよ。たしかにまだまだ恋には遠いかも。
でも、かすかに心のどこかに引っかかっている人がいるはず・・・。(いるのはいる<たくさん)
あとはほんのちょっとの勇気があれば・・・。え?勇気がでない???
そんなあなたにはやわらかな味で飲みやすい「1弾搾り!」。
その気になるまでグイグイどうぞ!

感想:最近ビール飲むと眠くなるので「その気」になる前に寝てしまいそうだ。



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【attention】
6/21夏至/新月に南アフリカで皆既日食が観測されます。ジンバブエの場合、日本時間20:52に欠け始め、皆既継続時間22:15-22:18、欠け終わり23:29となっています。こちらでインターネット中継されますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
2001.6.21 Thu.   『Pierrot Le Fou』
傘の要らない霧雨程度の雨は午前中にすっかり上がり、午後は晴れ間も出て来た。こう言う傘か日傘か悩むようなお天気は困る。しかし良く考えたら私の日傘は晴雨兼用なのであった。それにしても「自分の人権に関わる」とか言って「実名は好評していない」と言い張るオバチャンにえらい剣幕で捲し立ててるオッサンは非常に滑稽である。「黒幕は自分ではない」と身の潔白を晴らせて名誉回復を謀っているようだが、どう見ても「ワシがやったんや」と自白しているようにしか見えないよ。<執拗な熱弁

ほぼ1日中真面目に月次処理作業に専念し、最近テキスト量がまた多くなっているように感じつつ、ビデオも観ていないのに長くなった日記を更新して帰宅したらまたちびがいた。勝手な言い分だが、来ない時は1週間くらい顔を見せないのでそれはそれでちょっと淋しいのだけど、毎日だとチトつらいものがある。何やら組み合わせて作るオモチャで色々形を組み代えては「これ何に見える?」「えーと、飛行機かな」「これ何に見える?」「んー、トカゲ」ってな具合に想像力を鍛えてくれるわけだが、5分おきに訊かれると逃げたくなってしまうのだ。で、母にバトンタッチするとあっちも「ねんねに見てもらい」と言って振ってくる。確かにこれに1日中付き合うのは親でもシンドイだろう。だからって毎日うちに置いて行くなよなー。

先日お風呂上がりに「ねんね、ぼくウルトラマンタロウ歌えるで」「おねえちゃんも知ってるよ」と会話を交わして以来、ちびはよくこの歌を聞かせてくれる。と言っても私は「ウルトラの父がいる♪ウルトラの母がいる♪そーしーてータロウがここにいるー♪」までしか覚えていないのだけど、ちびはその先も延々と続けて歌っている。が、なぜか今日は違った。「ウルトラの父がいた♪ウルトラの母がいた♪そーしーてータロウがここにいたー♪」
...何で過去形になるねん。

日蝕中継を見ていたらまた指名が入り、ダッシュで夜間配達を済ませ、ンビアのカメラがやたら揺れて気になったが「今世紀最初の」皆既日食を堪能。しかしやはり中継でなく実地で体験してみたいなぁ。オーロラでもそうだったけど、与えられる情報とその場に居合わせる感覚は想像以上に差があると思うのだ。個人差もあるのだろうけど、太陽と月と地球が一直線上に並び、距離も直径も遙かに違う2つの天体が重なる壮大なエンターテイメントは一見(一感か?)の価値があるはず。しかし問題がある。私は太陽が苦手なんだよね。皆既時間は良いけど、太陽光を浴びながら観測するのはつらいような気がする。

【video:気狂いピエロ】
現実生活に幻滅しているフェルディナンド(ジャン=ポール・ベルモンド)は不可解な殺人事件に巻き込まれ、金持ちの妻と子どもを捨てて若い恋人と逃避行する。車を盗んでは乗り継ぎ、南仏に辿り着くが、結局彼はその女マリアンヌ(アンナ・カリーナ)を殺して自滅する。ストーリーとしてはそれだけの、ヌーヴェル・ヴァーグの代表ジャン=リュック・ゴダール監督作品。

サーチすればいくらでも「レビュー」や「解説」がヒットする有名な監督の代表作のひとつなので、あまり詳しいことは書かずにおこう。私にはちょっと難解で退屈だったが、とにかく生活感と言うか、生活の臭いがない映画である。フェルディナンドは生活、即ち現実にもはや意義を見出せず、そう言う意味では既にイッちゃってる。冒頭のパーティーシーンの赤や青は彼にはもう縁のない世界であることを象徴しているのだろうか。その彼の前に現れて現実を捨てさせるミステリアスなマリアンヌもまた地に足をつけず、漂っているような女である。逃亡中の美しい南仏の風景に赤いドレスが良く映えている。この赤は彼に残っている情熱を意味してるのかも知れない。そんなことを思わせるカット/シーンの果てにあるのが恋人を射殺し、自らは顔にペンキを塗ってダイナマイトを巻き付けて自爆する男の最後である。カメラはゆっくりパンして何事もなかったかのように波静かな青い海を映し出す。

乱歩の「パノラマ島」も最後に花火と共に爆死したと記憶しているが、こちらは血肉の雨は降らず、美しく終わる。あくまでも生活感と現実味を切り離すかのように。マリアンヌにピエロと呼び掛けられる度に「フェルディナンドだよ」と訂正していた彼の台詞がとても印象的だった。

僕らは夢でできている。
夢は僕らでできている。

言葉は闇の中でも輝く。

(1965年フランス映画112分)

【fortune:悪女占い

「阿部定(アベサダ)タイプ」悪女

■性格
尽くして捨てられるストーカー女

■長所
誰にでも奉仕的で、包容力がある。自己犠牲的で、情緒的。

■短所
盲目的で複雑な性格。分裂的な思考回路。不安定で強情な性質。

■診断結果
根は恥ずかしがりやでデリケートなんだけど、我が強くて自分の意見をはっきりと主張して他人に押し付けるワガママな性質がある(うむ)。外交的に見えて、実際はけっこう内向的な複雑な分かりにくい性格(そうだ)。そんなあなたは、まさに「阿部定タイプ」の悪女と呼べるわ(クラそうやな)。

いつもオトコに自分勝手な"完全な愛"を求めて、白昼夢にふけることが多いあなた。カレが今考えていること、興味があることとか全てを知っていないと気がすまない異常な執着心があるタイプ(ではないぞ)。
だから、カレがトイレとかに行ってる間に、システム手帳を勝手に見て最近の行動をチェックしたりするのはもちろんのこと、携帯メモリーや着信履歴までチェックしてカレの行動範囲すべてを把握しようとする恐いくらいの独占欲。もう、ストーカーとかいう域を越えているのかも(そんなヒマでメンドクサイことはせん)。
そのうちあなたも、彼の大切な部分を側にいつも持っていたい…とまで言い出すんじゃないかと思うと背筋が寒くなるわ。どうか過ちだけは犯さないでね。(切り落としたら役に立たん←おい)

感想:私はあそこまでのめりこめないと思う。<『愛のコリーダ』

悪女占いでは「アル・カポネ」。



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2001.6.22 Fri.   is it true?
昨日同様、今朝もシトシト雨。午前中に上がるのかな。と予想して本日は晴雨兼用日傘にて出勤。
月次処理データセーブ中にうっかりミスをやらかして二度手間をとったものの、無事終了。そう言えば今日の占いカウントダウンでそれっぽいこと言ってたような...?たまにはカスるのか<めざまし

ランチはまくど。その前にヤボ用を済ませ、またまた「買い」はないかと花屋の前を通過したが、やはりその考えは甘かった。\100shopでファレの植替に使えそうなブツはないかと物色したけど決定打はなく、自宅でまとめ髪にする時用のシュシュ(ゴムを布でくるんだやつ)をふたつばかり購入。って、あまり使わないのにアホほど持っているのだが。それからまくどに行ってカレーで胸焼けする傾向があるので「うわぉ」はヤめ(約1名にはこのネタがわかるだろう)、チリ・ペパ・ダブルだったかな、とやらにしてみた。一口めの感想は「ケチャップ味やん」。どうやらまんべんなく胡椒とチリソースがかかっていないらしい。ま、期待はしてなかったけど。どうせまくど@B級ジャンクフードなんやから。

家に帰ると3日連続ちび登場、勿論配達付き。ヤツが来ると私のタイムテーブルが狂うので困るのだが、相手をしないわけにはイカン。可愛いけどつらい。そんな次第でやっと落ち着いてビデオでも見ようかと思ったところで「うわぉ」がわかる人からのメイルが届き、とあるサイトにアクセスしてみた。

...ホント?どこに?でもナゼ?それならそれで良いのだけど、でも、でも...なんで?どうして?とにかく「???」の山。まるで狐につままれた気分。真相も信憑性も不明。わからんが、どうしようもない。いずれわかるだろう。

ビデオで気分転換しようと思い、何気なく合計時間を見てのけぞった。1時間は60分、2時間は120分、3倍で360分、と真剣に計算し、再度時間を見直して茫然自失。こりゃ椅子に座って見るのは無理だ。ってのでベッドに寝転がったのが運の尽き、1本目が終わる前に夢の世界へ飛んでしまった。3本組を甘く見てはイケナイ。つか、借りる前に確認しろよ>私。それにしても週末で良かった...で済むのかイマイチ不安ではあるが。

【fortune:やまとなでしこ診断 ♂はコチラ→男性用 愛のカタチ診断

あなたの愛のカタチは ルドュス(族愛)にあるようです。

 ルドュスはエロス(性愛)の対極として見られますが、種の保存本能から見れば本質はまったく同じで、家族・仲間を強くしたい、殖やして守りたいという本能です。群れをなして生活するトリやシマウマなど比較的弱い生き物に強い愛情のひとつです。生殖は同族子孫を殖やすための手段で、仲間・家族が殖えることに絶対的価値を見出しています。

 ルドュスは「遊びの愛」「ゲームの愛」とも呼ばれています。恋愛行動は、多くの出会いを求め、性的関係も奔放です。多くの人と知り合い、肉体関係によって仲間を増やすことに歓びを感じているので、本人にはもちろん罪悪感はありません。移り気、浮気性、自己中心的、周りが何をいっても、ゲーム感覚で次々と新しい相手を求めていくことでしょう。ルドュスにとって安住の場所は、確かな家族形成にあるので、子孫繁栄が約束されるパートナーを得るまではその行動が止むことはありません。エロス(性愛)との違いはエロスが性的関係そのものに意義を感じるのに対し、ルドュスは出会い、仲間の数にこだわりを持ちます。(そうかなぁ)
 根底には、一人では生きていけない存在の弱さ、家族関係のコンプレックスがあり、極端な淋しがり屋で、孤独に恐怖します。恋愛で傷つくことがイヤなので、決して深く相手にのめりこまず、相手が自分の世界に踏み込んでくることも嫌います。いつも別離を想定し、次をキープしておきたいのです。そのため一つの恋愛からは、大きな充足感を得ることができず、また次の恋愛に走ってしまう・・・。恋愛の自転車操業を続けてしまう場合が多々あります。(あ、ちょっと思い当たるカモ)

 友人関係は広く浅く、どんなタイプとでも付き合えますが(いやいや、それは違う)、同じルドュスとエロスには対抗心が湧いて仲良くはなれません。アガペータイプを平気で利用する一面も持っています。ただ、妙に義理堅いところがあり、恩は決して忘れず、借りはきちんと返したがります。

 恋愛においては、エロス、プラグマのどちらかに強く惹かれます。ともに社会的成功や、他人の羨望を集める能力に長けているので、それにあやかりたいのです。性的関係を、利益を得るための報奨・道具として使う能力はなく、こういったタイプに騙される場合もあります。失恋コンプレックスから、極端な異性不信や、シングルマザーを選択する場合もあります。信頼できるパートナー選びがルドュスの最大の課題なのです。

 ルドュスの因子を自覚する場合、現在の自分に悩むことはまったく意味がありません。原因は過去の家庭環境、恋愛関係にあるのですから。もしも、本気の恋がしたいけれどできない、パートナーをどうしても信頼できないといった苦悩がある場合は次のことをお勧めします。

過去の家族、または恋愛にケリをつけること。

 ルドュスの因子は家族は永遠のもの、切っても切れないものと考え過ぎます。家族は新しい生命の誕生と共にまるで違った形になるものです。これまでの家族関係に束縛される必要は、あなたには、ありません。あなたは新しい生命のことを考えるだけで十分なのです。
 過去の恋愛にケリをつける場合必要なことは、相手の存在の確認です。会ってみることもよいかもしれません。あなたの存在なしで、相手が幸せであることを確認すると、きっと何かふっ切れるものがあるはずです。あなたを苦しめたり、喜ばせてくれた相手のことを過去の思い出に瓶(ビン)詰めにしましょう。そのことであなたの恋愛観は大きく変わります。

ルドュスは性格・性質というよりも現象的なものであることを覚えておいてください。

あなたの恋愛がいつも素敵でありますように。 

感想:因子の自覚とやらはないけれど、家/家族のコンプレックスはあるような気がする。でも家族は永遠とは考えていない。血族はDNAのキャリアに過ぎないと思う。



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2001.6.23 Sat.   『The Godfather 1901-1959 The Epic』
11:00に目が覚める。外は雨。と言っても梅雨らしいシトシト程度。適当に雑用を済ませてからネット徘徊し、日記を更新。その前後に「true?」の疑問が少しずつ解けて行く。憶測で無責任な発言が出て来そうな予感がするが、それはそれで仕方がないだろう。現実世界でもそうだけど、何が事実なのか見極めるのは難しいし、少ない情報をどう判断してどんな反応するかは人各々。面識のないネットの知人、それも一方的に「知っている」相手をどこまで信頼していいものか、なんて殆ど賭けみたいなものだし。

肌寒いので今夜はおうどん。TVをつけると「驚異の恐竜王国」とやらをやっていて、龍脚類(この字でいいのだろうか?<りゅうきゃくるい)の何とか言う恐竜の誕生から成長過程をCGで再現していたのだが、これがなかなか素敵であった。名前を失念したこの地上最大の恐竜は10歳まで森で暮らし、平原で大人たちに守られながら徐々に70t(だったと思う)くらいまで成長して、寿命は100年ほどだったらしい。まぁ恐竜が地球の覇者と言うか、全盛期は人類のたかだか1万年程度の歴史に較べるまでもないほど長かったのだから、この100年と言う寿命が長いのか短いのかは良くわからんが、とにかくおもしろかった。

21:00からの出雲大社番組もこれまた興味深かった。様々な分野の専門家が集まって鎌倉時代の高層建造物を技術的に再現しようと試行錯誤を重ねた結果、当時の建築技術が現在に劣らないほどの高水準であったことが解明されたのだが、確かに地面に鎮座する本殿よりも空中に浮かぶ本殿の方が神を祀るに相応しい気がする。と言うか、高い所、例えば山に「神の座」を見立てたのは日本民族に限ったことではなく、様々な民族・文化に「高みから我々を見下ろす存在」を崇めると言う不思議な共通点がある。これは生命が宇宙からもたらされたことを記憶しているDNAの為せる技なのかも知れない。などと妄想してしまった。楽しいなぁ。

ご本人と思われる人物の書込みがあった。それを知って雑記を書いてテキスト庵に更新報告したのだけど、よくよく考えてみると、電子媒体を通じて「知っている人」でも現実の存在は「知らない人」であることが多い。しかし今回のような「事件」は彼だけの問題ではない。誰でもいつ「被害者」になるかわからないし、リアルでの生死を確認する手段を持つ「友人」は限られているだろう。ならばオフなどを通じて現実にも交流を深め、まさかと時の連絡先を交換するのが自衛策になるかと言えば、そうでもないだろう。少なくとも私はネットで知り合いの現実部分、つまりプライベートにはあまり深入りしようとは思わない。と言うより、どこまで「親しく」していいのかわからないのだけど、せめてネットではリアルでの疲れる人間関係から離れたい、或いは違う交友関係を求めているような感覚があるので、「友人」と呼べるようになるまでの道程は長く険しい。うまく言えないが、そんな気がする。だから「友人」が少ないのかも知れないけど。

【video:ゴッドファーザー特別完全版】
1901年、シチリアからアメリカに渡って来た少年がいた。彼の名はヴィトー・アンドリーニ。父と兄、そして母を当地の支配者ドン・チッチオに殺された少年の姓はイタリア語を知らない入国管理官によって出身地のコルレオーネで登録される。

職を失い、妻子を養うためにヴィトー(ロバート・デ・ニーロ)はクレメンザとサルと組んで強盗で稼ぐようになったが、上納を強要する地元のギャング・ファヌッチに後盾などいないことを見抜いて射殺し、以来彼は尊敬をこめて「ドン・コルレオーニ」と呼ばれる実力者に成り上がって行く。オリーブオイルの輸入業に進出したヴィトーは故郷シチリア島に戻り、家族の復讐を遂げる。

組織はコルレオーニ・ファミリーとして一大勢力を持つようになり、血の気の多い長男ソニー(ジェームズ・カーン)、憶病者の次男フレド(ジョン・カザーレ)、ファミリー稼業に反撥している三男マイケル(アル・パチーノ)とコンシリアーニ(相談役)でもある養子のトム(ロバート・デュバル)、一人娘コニー(タリア・シャイア)も各々パートナーを得るまでに成長したが、ヴィトー(マーロン・ブランド)は襲撃され、それを機に対立するタッタリアとソロッツオとの全面抗争か始まり、マイケルはNYを逃れ、ソニーは殺される。

シチリアでドン・トマシーニの庇護を受けていたマイケルは美しいアポロニアと結婚するが、彼女もまた敵の手に掛かって爆死してしまう。帰国したマイケルは父の後継者として本拠地をラスベガスに移し、ファミリーを合法的組織化しようと奔走する。孫と遊んでいる最中にヴィトーは死に、マイケルは名実共にドン・コルレオーニとなった。

妹コニーの娘(ソフィア・コッポラ)の洗礼式の日、マイケルは対立していた5大ファミリーのドンたちを血祭にあげ、以後も敵や密通者、裏切者を次々に粛正する。冷徹さを増す夫の元から妻ケイ(ダイアン・キートン)が去り、ママ・コルレオーニの死後、兄フレドをも亡き者とする。コルレオーニ・ファミリーのドン・マイケルにはもやは「家族」は失くなろうとしていた...

1972年のpart1、1974年のpart2に未公開映像を加えて時系列に再編集されたフランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』の7時間を超える特別版である。Part1/2ともに観たはずだが、かなり記憶は曖昧であったが、セピアっぽいトーンの映像と、仰々しいとも言えるニーノ・ロータの音楽が流れる中、次々と冷徹な殺戮が繰返される。しかし芸術的とも言えるほど美しい殺害シーンである。日本の仁侠モノに見られるドロドロさや陰湿さは見られない。コッポラならではの巨費投入を惜しまない(無駄遣いとも言う)演出と編集は見事としか言いようがない。

マーロン・プランド(1924生まれ)はこの当時('72)からジジイくさいが『地獄の黙示録』('79)ではいったい何歳だったのだろう、と思ったらかなり老けて見えるのに意外と若かったんだ。それにしてもアル・パチーノ(1940年生まれ)とロバート・デ・ニーロ(1943年生まれ)の若いこと!当然現在の面影があるし、逆に言えばいい男になった、またはいいトシのとり方してるなぁと改めて惚れ惚れしてしまうが、それにしてもデ・ニーロの美しいことと言ったら涎モノである。私はこの部分だけ見直してしまったよ。先は長いってのに。でもクライおっさんやなぁと言う印象を受けた『タクシー・ドライバー』('76)の数年前の作品とは思えない...あ、そうか、私が当時の彼らの年齢に近付いたからそう見えるのか。うう、藪蛇と言うやつか。現実は厳しい。マイケル以上に非情だ。

さて、マフィアの検閲を受けて公開に漕ぎ着けたとか言うこの作品は数々のアカデミーを受賞し、今尚賞賛に値する不朽の名作であるのは誰もが認めるところであろう。が、私はコッポラらしからぬ演出の手落ちに気付いてしまったぞ。それはキューバのシーンで、人の手から手に回される純金製の電話。あの大きさならかなりの重量で、両手にズシリと来そうなのに、そうは見えず、妙に軽々と手渡されて行くのである。中は空洞なのだろうか。ともかくえらい軽そうな「純金製電話」であった。
(1990年アメリカ映画442分)



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2001.6.24 Sun.   『Marquis de Sade』
午前中に一度目が覚め、外を見ると昨日の雨はすっかり上がって晴れているようだ。寝足りないので二度寝したけど、暑くて13:00過ぎにgive up。蒸し暑くて過去ログ移行作業にも手を付けず、ひたすらだらだら過ごす。長編2-3本分ありそうな大作を見た後ではさすがにビデオを見る気にもならない。お昼寝するにも暑過ぎるし、エアコンつけると寒そうだ...とぼーっとしてたらそれで1日終わってしまった。うーむ、今週も何もせずに過ぎてしまったなぁ。←毎週言ってる

国政ならともかく、無関係な自治体の選挙速報とかプロ野球なんぞ見たくないので録画していたビデオを整理し、30分遅れの「世界遺産」を見る。今夜は中国の龍門石窟。唯一の女帝・則天武后がモデルと言われる石仏も風化が激しいようだ。ま、爆破されるよりはマシか。

【video:マルキ・ド・サド−悦楽禁書−】
妻の傷ついた表情に快感を覚えて以来、妻の目前で背徳行為を繰返し、果てはメイドにまで手を出すマルキ・ド・サド侯爵(ニック・マンキューゾ)のあまりの乱交振りに業を煮やした妻と義母は彼の小説を違法と密告し、侯爵はバスティーユに投獄された。そこへ若い女ジュスティーヌ(ジャネット・ガン)が訪ねて来る。行方不明の姉ジュリエット(シャルロッテ・ニールセン)の消息を問い質す彼女に侯爵は自分の小説について語り始め、最初は性的倒錯行為を軽蔑していた彼女は少しずつ彼の「美学」に惹かれて行く。

ジュスティーヌの衣装が彼女の心の変化を顕わすかのように清楚なブルーからロマンティックだけど胸を強調するピンクのドレス、大人の女の色である黒、そして娼婦のようなドレスを身に纏い、実際「堕落」して行くのがおもしろい。しかしどうも釈然としないのが彼女の髪型で、他の女性は髪を結い上げているのに彼女だけ垂らしたままなのだ。これは何を意味しているのだろう。

結局侯爵は「愛は幻(love is illusion)」と言いながら、自らの手で「堕落させた」ジュリエットを愛しており、ジュスティーヌを置き去りにして彼女と去るのだけど、正に「悪徳の栄え」のジュリエットと「美徳の不幸」のジュスチーヌの名前そのままと言えるかも知れない。つまり史実を再現したのではなく、創作のようだが、さすが悪名高い(?)サド侯爵モノだけあってエロティックシーン満載である。ただし『ソドム』のような殆どグロでなく、せいぜい鞭でピシパシする程度だけど、多分R18だろう、ヘアーは無修正である。ストーリーは稚拙だが、作品としてはまぁまぁの出来ではないだろうか。

そもそも大好きなジェフリー・ラッシュがサド侯爵を演じると聞いていたので見てみたのだけど、やっぱしこのようにえちシーンがいっぱいあるのだろうか。ちょっと気になる。
(1997年アメリカ映画97分)

【check:心の性別鑑定

■鑑定結果

頼りがい度42%
あなたはあまり頼りがいがありません。リーダー的な役割をする仕事には今のところ向いていません。(望むところだ)
「我が道を行く」あなたですが、そこが魅力と思っている人もいます。しかし、誉めているわけではありません。あしからず。(悪かったな)

甘えん坊度61%
あなたはかなり甘えん坊です。周りの人達から少し子供っぽいと言われたことはありませんか?少し考え方を改めないとこれから先苦労しますヨ。(ええ、考えは「甘い」です。文句あるんか)

■総合評価

あなたの女らしさ度は61%です
あなたの女らしさは普通です。女性としての控えめさや情緒性は一般人のレベルであり特に問題はありません。逆に60%を切るようですと女として生まれてきた以上、少し気にはなります。(ちょっと待て、すると私は1%だけセーフで女と認められたのか?)

■解説

男性度を評価する指標はいくつかありますが、指標のひとつに「頼りがい度」があります。これは大きければ大きいほど男性的であると言えます。また同じく女性度を評価する指標のひとつに「甘えん坊度」というのがあります。これは大きければ大きいほど女性的であるといえますが、大きすぎてもよくありません。これらは男らしさ、女らしさを鑑定する上で重要な指標ですので掲載しています。
ご自身の鑑定結果は自己評価と比べていかがでしたか?この機会にお知り合いも鑑定すれば客観的に自分を知ることが出来るかもしれません。

感想:何かセクハラみたいな結果だなぁ。つか、「らしさ」の意味を取り違えてないか?<ジェンダーギャップ
どうも「らしさ」って言葉はキライだ。



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2001.6.25 Mon.   『Blackout P.S.Redout』
昨日から世間全体暖房と加湿がガンガンに効いているおかげで朝からへろへろ。我慢できずにシャワーに飛び込む。ベランダの花たちにも忘れずに。蘭たちは夕方の水やりに切り替えるべきだろうか。とにかくこの暑さは堪える。ってので少しでもサワヤカサを求めて朝食の目玉焼きやチーズトーストに自家製青じそを散らしてみた。

おおっ、アーサー・クラークがほくそ笑んでいる様が見えそうな記事を発見!「2010年」でデイヴがHALに地球へ送らせたメッセージは「エウロパには近付くな」だったと記憶している。そして「3001年終局の旅」ではフランクが彼らと再会する舞台でもある、木星の衛星エウロパ。その" style="text-decoration:none">海に生命エネルギー源が含まれる可能性があるそうだ。木星がルシファーとなることはないだろうけど「宇宙の旅」がますます身近になった気がする。

ランチに戻ってTVをつけたら破局会見を中継していて、ついつい見入ってしまう。彼女はPTSD(心的外傷性ストレス障害)のため夫に対して異常なまでに恐怖心を抱くようになり、ついに別居に踏み切ったところ1週間で病気は治ったそうだ。それって単に恐怖心を抱く対象を取り除いただけのことではないのか?「これは病気だから」「私は繊細過ぎて」と言うのは現実からの逃げ口上に聞こえるし、もし別の人が現れても、何かのきっかけで再発するような気がするのだが...まぁ、私が鈍感過ぎてわからないだけなのだろうけど、傍目には被害妄想ではないのか?と見えるPTSDの原因と症状については理解できるが、その対処法やどう対応して「治った」のか説明がないのに暴露本のタイトルが「PTSDからの旅立ち」。どうもよくわからん。脅威が去ったら不満が爆発して愛が冷めたと言うことなのか。それを病気からの「旅立ち」と呼ぶにはどうも違和感が拭えない。

娘とベッドに寝転がって「犬夜叉」「コナン」を見ている時にはなかなか良い風があったのに、夜が更けるにつれてまた蒸し暑くなって来た。なので淡麗を飲みながらビデオ鑑賞。

【video:ブラックアウト】
カメラマンの恋人スタブロス(カリオフィリア・カラムベティ)との歪んだ生活に疲れたモデルのマリア(ハンナ・シグラ)は空軍パイロットのクリストス(アルキス・コルコロス)と出会い、結婚する。しかしスタブロスは二人に近付き、夫婦の仲は少しずつズレが生じ、ある日クリストスは航空機事故で海に墜落し、捜索期間内に発見できなかったため、死亡手続きがとられた。

ところが葬式後マリアの元に彼の伝言テープが届き始め、次第に彼女は混乱して行く。しかしスタプロスのスタジオで夫の影像を見つけ、不審に思って調べを進めて行くうちに彼の影の顔を知る。そして夫が生きていて、二人とも彼の術中にハメられたことを悟るがもう逃げ場も行く宛もなかった...

現在と過去(回想)がモノクロとカラーで交錯してちょっとわかりにくいが、影像がものすごく美しいエロティック・サスペンス。特にモノクロシーン、鏡を使った表現はかなり秀逸(私的には)。何せ言葉がさっぱりわからんうえにストーリーもちょっとトンでいるので置いて行かれそうになるけど、不思議なことに最初はカッコ良いと思わなかったクリストスとスタブロスが、ラストに近付くにつれてドキッとするほどステキに見えてくるのである。

タイトルは飛行中に暗黒視症(ブラックアウト)になると頭が痺れ、全てが白黒に見えはじめ、やがて頭に血が上って視力赤化喪失(レッドアウト)となることからのようだが、随所にレッドアウトカットが見られる。何だかとても「前衛的」と言う表現が似合いそうな作品であった。2文字変えるとヤらしくなるクリストスはどうやらキリストのギリシア語名らしい。つまりマリアとキリストの愛の物語でもある。ラストはなかなか壮絶、と思う。

因みに唯一聞き取れた単語は「カミカゼ」だった。
(1998年ギリシア映画117分)

【check:Tokyo City占い

あなたは「上野御徒町」型人間です

若さ度   44 点
洗練度   54 点
パワフル度 32 点

【あなたの特徴】
あなたは、全盛期を超えて円熟した伝統を感じさせつつも、怪しげな色気を漂わせています。 言うなれば、クラシックカーに乗ったロマンスグレーの紳士、といった印象でしょうか。周りの人の「定年後の人生」の理想像です。このまま古きよき日本文化を体現した隠居生活を極めるかのもいいかもしれません。しかしあなたがまだ若いなら、それはちょっと早いかな?

【あなたへのアドバイス】
もうひと咲かせたいなら、過去の栄光にとらわれてはいけません。すべてをなげうって最初からはじめる覚悟が必要です。

感想:随分前にやった占いだったのでやり直したけど結果は同じだった。私は「熟成中」らしい。と言うことにしておこう。



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2001.6.26 Tue.   『Flames of Death-The Attack of the Fire Devil-』
今日も朝から蒸し暑い。時間がないので諦めるつもりだったけどシャワーなしでは着替える気にもならない。今からこれでは先が思い遣られるではないか。真夏に突入したらどうなるんだろう。水不足か。そう言えば洪水のパニックものは多々あれど、渇水モノは見たことないなぁ。あるんだろうか。映画化しにくい地味なテーマだけど現実に起こる可能性は高いと聞いたが...想像するとかなり怖いぞ。

シゴトの合間にニュースチェックしていて海外にリタイアしたタレントが参院選に出馬することを知り、唖然とする。毎回各党ともゲーノージン候補が「目玉」になるけど、知名度或いは人気だけに依存するってのはいかがなものか。それも党ごと「おんぶにだっこ」だし。日曜日の某自治体選挙ではその党は「ミスなんとか」を担ぎ出して落選に終わったらしいが、どうも最近の選挙は政策以前に名前/顔つか、人気=獲得票数合戦と化しているよなぁ。某自治体選では看板の「好感度」で勝利したのだろうが、来月も似たような結果になる可能性が高い。その看板は前任の超不人気親方の子分だと言うのに「改革」が実行されると本気で期待しているのだろうか。私は現在の異常なまでの高支持率が失望率に転じる可能性高いと思うのだが、その時国民の怒りはどこに向かうのだろう。

だいたい某政党の支配が現在の自分たちの利益だけを追求する官僚と政治家のもたれ合い政治/政策と破産目前財政を招いたのではないのか?歴史には疎い私だけど、ムカシのエライ人(政治家)は10年や100年のスパンで自国の将来を考え描いていたように感じるが、現在そんな政治家は皆無ではなかろうか。主婦の台所感覚を国際政治に持ち込むのもどうかと思うが、えらそうな肩書きと権力を振りかざした今のお偉い方々も結局一般庶民と同じく目先のことしか考えていないように見える。だから政策/対応が行き当たりばったりとか、急場しのぎ、後手に回るなどの不手際続出となっているような気がする。果たしてこの転がり出した石を止めることはできるのだろうか?決定力不足は球蹴りだけの問題ではないよなぁ。かと言ってどうすることもできない。うーむ、困ったものだ。取り敢えず参院選では某党と某党に投票するのだけはヤメておこう。

【video:レッドストーム】
美術館で展示品と見学者もろとも消失する爆弾テロが発生し、ガイド代理を頼んだために親友を失ったレナ(ナタリア・ヴェルナー)は罪悪感に呵まれながらもドクター試験にパスして美術史学者となり、初仕事として被害状況調査を任じられ、警察の犯罪心理捜査官ベンダー(ハイノ・フェルヒ?)に協力する。そして検証の結果、爆発はロケット燃料になる化学物質を電球に仕込み、フィラメントの熱で爆発を誘発したことが判明するが、さらに事件は続く。

しかしレナの元に届けられた絵画パンフレットからヒントを得てボスと言う画家の地獄を描いた作品が狙われており、同時にとある美術収集家が所有作品の鑑定を依頼して断った教授が犠牲になっていたことがわかる。次の標的を見抜いて駆け付けた彼女たちの目前で正に空気が爆発し、また一人教授が犠牲者となった。だが彼女は発火直前に聞いた音から携帯電話が爆破装置役になっていることを突き止め、画家のデータから番号を探ろうとする。そして彼女自身も狙われて...

絵画と爆弾の組合せもめずらしいと思うが、なかなかおもしろいサスペンスであった。舞台が美術館なので建物の内外だけでも一見の価値があるかも知れない。ストーリーとしてはちょっと薮から棒なところも見受けられるし、若く賢い女学者とそれを補佐する捜査官の組合せは目新しいものではない。でもだらだらした展開ではないので(予算不足で撮影時間をカットしたのだろうか)、オチは見えても退屈はしなかった。あ、でもプラチナが残る程度の超高温爆発を引き起こす化学物質は市販されているらしいのだけど、犯罪に悪用される心配はないのだろうか。と言うのでここには書かない。←実は覚えていない

英語のドイツ映画と思ったのだけど、どうやらドイツ映画の英語版らしい。それで口の動きと音声にちょっと違和感があったのか、とナットク。でもわからなくても原語の方が良いな。その方が雰囲気あるような気がするから。
(1999年ドイツ映画98分)

【fortune:パソコンパーツ占い

記憶力が抜群によいあなた。そんなあなたはコンピュータのパーツに例えると『ハードディスク』人間です。

周りの全てのデータを記憶するあなたは、よっぽどのことがない限り覚えたことを忘れることがないようです(何を仰る、しっかり忘れますがな<オーバーフロー)。記憶の容量も最近では非常に大きくなっています。しかし、調子が悪くなるとガリガリ言い出すようです(ぎゃあぎゃあカモ)。

そんなあなたのベストパートナーは『CD-R』人間です。あなたの情報をバックアップしてくれる強い味方です。

記憶力が大容量化し、回転数も上がったあなたですが、やはりあなたを揺るがす出来事には弱いようです。仕方ないので、周りの振動を避け、安定な場所にいることをこころがけましょう。

役に立つ用語解説:「ハードディスク」とは?
ハードディスク(Hard Disk:ハードディスク)は代表的な外部記憶装置の一つです。数枚の金属(あるいはガラス)円盤によって構成されています。振動に弱い。

感想:デリケエトなのねん<私。(ツッコミ却下)




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2001.6.27 Wed.   「Moonlight Becomes You」
私が起きた時には上がっていたが、明け方に雨が降ったらしい。頼むから昼間に降ってくれ。それにしても本当に梅雨か?「中休み」と言うけど晴れ間と雨が逆転しているとしか思えん。朝のシャワーが習慣になってしまった。起床時間を早めなければ毎朝スリルあり過ぎる。<遅刻寸前

出社する頃には日陰に雨の形跡がある程度。今日も良いお天気なのでだるい。ダレる、ダレれば、ダレる時...には占いだな(←おい)。何かおもしろいモノはないかとネットをウロウロしてたらお昼になった。やべ、マトモに仕事してないぞ。まぁ週の中日だから良いか。本を読みたいのでランチはまくど。その前に花屋の前を通ったら...あった。今日は白大輪の胡蝶蘭。根っこを確認して3本立て(3株)1000円ゲット。しっかり店の人に顔を覚えられてしまった。それよりこの前ゲットしたコたちを植え替えしなくては。母が「もうちょっとこのまま置いとこ〜」と言うのでそのままにしているのだが、ちらっと見たら僅かの間に根腐れが進行していた。せっかくお買得だったのに大損ではないか。と考えながら外食の度にちまちま読んでいた文庫を読了。

レオさまなんぞに興味はないが、たまたまチャンネルを合わせたら「あら?マルコヴィッチじゃん?」。そのノリで『仮面の男』を見てしまう。が、興味がまるでないので寸分違わぬ鉄仮面を作れるもんかね、などとツッコミまくり。6年も付けっ放しとゆーコトは髪は勿論、顔も洗ったことがナイのよね...ぎゃー、きったねー!さぞ垢が積もりまくりの不潔なツラなんだろなーとか。考えるなよ、ワシ。てな具合でロクに見ていないので最後あたりでやっと三銃士プラスワンあんどルイ14世太陽王の物語なのに気が付いたけど、タダでもつまらんモノはつまらなかった。

ビデオを観る前にピンクファレの植え替えに取り掛かる。しかし予想以上にコンディションが悪い。1株は完全にダメ、もう1株もヤバイ。残りそうなのは1株だけである。うーん、失敗したなぁ。やはり持ち帰ってすぐに植え替えるべきだったと反省し、残りのファレも早々に植え替える決意をした。意外と手間取ったので今夜はビデオ鑑賞はナシとする。しかし運動嫌いの私は当然テニスもしないのに、どうしてついついウインブルドンを見てしまうのだろう。多分球を打つ音と選手のうめき声(?)、そして観客の拍手程度しか聞こえない静かな雰囲気に妙に惹かれているのだろう。他の競技とは違って声援すらない神聖な「音の世界」は変な例えだが他人の寝所を覗き見する気分に通じるモノがあるような気がする。おかげで毎晩寝るのは3:00を過ぎてしまう。週末まで保つだろうか。←寝不足積立中

【book:月夜に墓地でベルが鳴る】
NYで活躍中の写真家マギーは死別した夫の影を引きずりながら一人で暮らしていた。ある日彼女は投資会社を経営するいとこのリーアムから彼の一族のパーティに誘われ、そこで亡父の前妻ヌアラと偶然再会し、彼女がレイサム・マナーと言う高齢者用高級施設(マンション)入居を検討中と知る。そしてヌアラの暮らすニューイングランドに招かれるが、マギーが見つけたのは変わり果てた義母の姿だった。

マギーは継母の遺品を整理しながら少しずつ生前のヌアラの生活や交流関係を知るが、彼女を殺した犯人の目星すらつけられずにいた。ヌアラの家を買い取って愛人と一緒になる計画をしていた弁護士と妻、そしてその甥である投資アドヴァイザーやレイサム・マナーの責任者である医師、その若く美しい妻、住人に不評な看護婦、リーアムのいとこの葬儀研究家など、怪しい人物に囲まれて独自の調査をしていたマギーが行方不明になる。NYから来た彼女のボーイフレンドとその両親は必死で捜索するが、彼女は墓に埋められていた。かつて生きながら埋葬されるのを怖れたヴィクトリア朝の人々が息を吹き返した時のために死者の指に鐘を鳴らす風習になぞらえて、ベルを引く紐はついていたが、その鐘に舌はなく、当時のように墓守も居合わせなかった...

メアリー・ヒギンス・クラークの最新作。「恋人と呼ばせて」に続いてジャズの曲名にもあるタイトルがついているが、こちらは魅力的なヒロインとボーイフレンドが主人公のサスペンスである。相変わらず複雑な人物相関図は途切れ途切れに読んでいると誰が何だかわからなくなりそうだったが、前半からは想像できなかったくらい(つまりダマされた)、真犯人は意外な人物であった(いちおうわかったけど)。しかしそろそろこの「最後の最後に間に合った!」は飽きてしまった。70歳を超えたクラーク女史に「新作」を求めるのは酷かも知れない、かな。

【fortune:ギタリスト占い

あなたはジミー・ペイジです

得意技:ロックギター史に残るリフ
相性良し:ギブソン・レスポール
欠点:ギタープレイの良い時と悪い時の差がありすぎ
総評:最初で最後のロックバンドのギタリスト

感想:きゃーーーっ!やった、ジミーだーーー!!←内容はどうでもいいらしい

それよりヌけてるわん。<プレイの特徴:ギターのセットポジションが低い(腰あたり)
ついでに「チャームポイント:くわえ煙草でプレイ中のキュートな笑顔」も忘れないでねん♪



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2001.6.28 Thu.   『Vulcan』
梅雨の中休みは続く。って、ずっとやんか!いつまで休んでるねん、私よりサボり魔やん!>梅雨。朝は腕、昼間は脚、夕方は顎から肩にかけて太陽光線を浴びながらの出勤はつらい。

本日はせっせとファイリング。明日は月末の金曜日なので書類やデータの締切日をチェックして優先順位を決定したり、ぼちぼちお仕事。しかしやっぱ睡眠不足と暑さと湿気でだりぃ。

帰りにファレの植替に使えるものはないかとホームセンターに寄ってみたけどめぼしいものがないので園芸センターに移動。ううむ、ユーワクが多いなぁ。花を買い込みたくなるぞ。しかし我慢ガマン、目的はファレの植込み用素材だ。が、こりゃ良いと思ったヤツがウソやろ?と言いたくなるほどバカ高くて断念し、ヘゴ板に変更する。しかしこれまた結構高いではないか。小1枚で3本立て価格ときた。仕方がないので一番でかいのをカットするとしよう。だからと言ってその代わりにまた買ってしまうか?>私。と言う訳でまたもや1鉢ゲット。ミニタイプのとっても可愛いこいつが「私を買って」と呼んだのよ、うん。あと全体的にピンクのが欲しいな。←おい

ちびが来ていたので一緒に素麺を喰ってからウトウトしてしてたら「おうち送って」と起こされる。娘とともにちびを送って戻ったら「どっち」が終わっていた。ま、良いか。目の毒だ、あの番組は(←負け惜しみ)。青い瞳のサムライ、ジャン・アレジの特集をちらっと見てからビデオタイム。

【video:ヴァルカン】
フィリピンで火山が噴火、その影響で太古の昔に絶滅したプテラノドンの卵が孵化する。偶然生れたばかりのプテラノドンを見つけた少年は、プテラノドンとの交流を深めて行くのだが・・・。少年とプテラノドンの交流を描きつつ、突如現代に甦った大恐竜のパニックをミックスした、ファミリー向けモンスター・パニック!
出演:トム・タウス、ダイアナ・バートン、エミー・オーストリア、ロバート・ボーン、ニック・ニコルソン

と言うのがTSUTAYA ONLINEの作品紹介で、ちょっと補足すると少年の名はペドリング、怪鳥はヴァルカンと呼ばれ現地ピグミー族聖典には「400年に1度復活し、7日7夜後に火山に帰る聖なる神の鳥」と記されている。彼の父は音信の途絶えた米軍将校で、フィリピン人の母は軍部と繋がりのある男と暮らしているのだが、いつもペドリングを虐待していた。そこへやって来たアメリカ人キャスタージェイコブズ(C・J)は神父から頼まれて彼の父親の消息を調査する。突然現れた怪鳥を捕らえて一儲けしようとする悪党たちが入り乱れて...と言う単純なストーリーで、モンスター・パニックと言うよりは大昔の「東宝(東映?)夏休み子ども怪獣映画大会」みたい。

怪鳥に少年が乗って空を飛ぶシーンはどう見てもアジア版『ネバーエンディングストーリー』だし、CGでなくミニチュア実写のような影像はかなりチャチである。しかしツッコミどころは多々あれど、怪獣世代の私はこんな映画が大好きなのだ。出来の悪い『ゴジラ』『モスラ』『キングキドラ』と思えば腹も立たない。こう言う作品は童心に帰って素直に楽しめば良いのである。
(1997年日本映画85分)

【fortune:恐竜占い

始祖鳥

仲間探しのコツは・・・悠然と構えていれば
恋をする相手は・・・オビラプトル
好きなスポーツ・・・どんなスポーツでもこなす(誰のこと?)
好きなこと・・・皆を喜ばさせる事(違うなー)
嫌いな事・・・他人に文句を言われる事(それは言える)
何時もいる所・・・役所関係の待合室(何だ、そりゃ)

何時も全体を見て皆が楽しく生活出来るように気配りをしているが、自分の意見を押し付けて嫌われる事も・・・。
金銭感覚は普通で、お金は有るでも無いでもなく、どちらかといえば貸す事が多い。
恋愛は自然と恋人関係なりますが、相手の気持ちより自分の気持ちを優先しがちで別れることも。

感想:当たっているとは言えない。ってのでもいっこ。↓

【fortune:変な動物占い

あなたは”ジュゴン”です!!

特徴
1.おっとりしている
2.包容力がありそう
3.いい人と思われているが実はそうでもない
4.争い事は嫌い

今日の危険人物は
おならをしようとしたら具が出てきちゃった寿司屋で修行中の23歳の男

感想:ま、始祖鳥よりは当たっているかな<ジュゴン。しかし「今日の危険人物」って何なんだ?



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2001.6.29 Fri.   『The Lost World 2』
本日も梅雨の中休み。今朝は6:20起床。何とか今週は睡眠不足と蒸し暑さを乗り切ることができたらしい。しかしシャワータイムは必須となったので来週から目覚まし設定を6:00にすべきだな。と考えながらアラームを解除。面倒だけど私は日曜の夜に携帯のアラーム設定を「毎日」とし、金曜日に「指定日」に変更するのである。これが私の小さな週末の楽しみ。小市民と呼んでくれ。

シゴトはファイリングの続きをだらだらと。定時まで大人しく席に貼り付いている私だが、最近とても脚がむくむのである。もしや湿度と関係あるのだろうか。確実なのは運動不足が原因なのだろうけど、車生活者なので脚がものすごく退化しているだろうなぁ。かと言ってウォーキングすらしないことをババアになった時に後悔するかも知れない。←なら生活改善しなさい

夕方から降り出した雨の音を聞きながら何気なくETVをつけたら早老症の子どもの番組「サブリナ〜老いていく少女〜」をやっていた。遺伝子異常によるらしいと言う、原因も治療法も不明の病に侵された少女が13歳で亡くなるまでのドキュメンタリーだったが、通常の8倍で老いてしまう子どもを持った親の気持ちはどんなものだろう。生まれた時から自分たちより早く死ぬ運命にあり、可愛い盛りに既に老人の容貌となり、年々健康な子どもたちとの身体的な差が広がって10数年で生涯を終えてしまう我が子の姿は見守るのさえどれほどのつらさなのかは測り知れない。

番組では子どもとその病気を受け入れ闘う親が映っていたけれど、恐らく中には育児放棄する親もいるだろう。私にはそれを責めることはできない。あまりにも惨い現実に目を背けたくなるのは当然だと思うから。そこで逃げるかどうか、つまり「人間の器」が試されているのだろうが、背負うことを選択するのさえとんでもない重圧だと思う。誰のせいでもない、背負うには重過ぎる理不尽な十字架だ。親にとっても子どもにとっても。しかも皮肉なことに知能の優れた子どもが多いとどこかで読んだような気がする。やり切れないだろうな。

【video:ザ・ロストワールド2 -ピラミッドの謎-】
恐竜が棲息する世界に迷い込んだ探検家一行は人食族から埋葬されたミイラを救う。彼は妹にファラオの座を追われたと語り、彼らは前王が埋葬されたピラミッドに向かうが、事実は彼の話と逆で、妹ともどもピラミッドに閉じ込められてしまう。他の恐竜に荒らされたTレックスの巣を見つけた別の一行は母レックスの執拗な追跡に遭い、ジャングルを逃げ惑う。果たして彼らは助かるのか...?

恐竜の世界からの出口を探している時に蛮族に襲われて男は刺され、女は生け贄の儀式のため連れ去られる。そこへ現れた不思議な力を持つ少年が彼の命を救い、その力を封じ込めている老人を水晶の剣で殺すよう求める。再び襲撃された男は岩に刺さったその剣を抜き、少年に仕える女に老人は殺されて封印を解かれて成人した男は時空を超えて世界を手中にしようとしていた。また彼らの本拠地である木上の家は別の一団に奪われようとしていた。その家で生まれ育った女ターザンと探検隊の一人は死守しようとするが...

予言者と名乗る女と遭遇した探検家たちは寝てる間に全てを奪われるが、その女を別の強盗団が襲い、女の不吉な予言が当たるのも構わず、強盗の村に潜入して捕われた仲間を救うためにリーダーに決闘を挑む。別の場所で気球を見つけた学者たちは銃火器の威力を知った上で彼らを狩ろうとする恐竜に追われながら何とか気球を手にするが...

と言う、多分3話がおさめられたTVドラマ「ザ・ロスト・ワールド」の2作目。らしい。つまり1作目は見ていないので若干事情が飲み込めないまま見た次第だが、コナン・ドイル原作の「失われた世界」をドラマ化したとは思えないめちゃくちゃな設定で、何でジャングルにラーを信仰するエジプトまんまの世界があったり、出口を探しているわりにはいろんな族がいたりとか、ツッコミ出したらキリがない。楽しけりゃ良いってことなんだろうけど、素晴らしいCGの『ロストワールド』と紛らわしいタイトルにするなよなー(比べるまでもなくチャチ)。しかし既に3作目もビデオが出ていたっけ。ま、気晴らしにはなるかも知れない。
(1999年アメリカTV映画?120分)

【fortune:ゲゲゲの占い

あなたは”O玉の親父”です。

総評
あなたは知識が豊富な人でいろいろな人に絶えず話題を提供する人です、がしかし人によっては「おまえうざい!!」と思われているかもしれませんおしゃべりもほどほどにしましょう。

妖怪度数
90%

欠点
いつも裸

今日のラッキーお仕置きは ハリセン です

感想:裸でいるの結構好きなんだけど...お風呂も。ま、エロおやぢよりマシか。<目玉親父



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2001.6.30 Sat.   Digital Character
雨は夜だけだったらしく、友人からの電話で目覚めた時には薄曇りであった。かなり蒸し暑い。ふと思い出してドデカ純ちゃん看板にあった自民党のURLを打ち込んでみると他の党にはついている「or」ナシの「jimin.jp 」でちゃんとアクセスできる。なぜだろう。政府でも「go.jp」がつくのにどうして自民ドット日本なんだ?政府与党だからNICだっけ、ドメイン管理してるトコでそんな登録が認められたのかしらん。つーことはメリケンも共和ドットとかなんだろうか。などとつまらんことを考えるのはこの暑さで脳みそがうだっているからかも知れない。健康のためそろそろエアコン解禁しろってことだな。うん。

毎度のことながら待ち合わせに遅れて友人と合流し、最近できた古本屋(中古本屋と呼ぶべきか)に行ってみる。文庫本100円でっせ、奥さん!(←誰やねん)。こら買わんとアカンでしょう。と物欲の神が降臨し、店内をウロウロ...しかしめぼしいモノはナシ。朝日ソノラマで狙っていたシリーズものは肝心の第1巻を始め何巻かとんでいるのでまとめ買いはヤめ。何を思ったかムーミンと未読のアシモフ、山田正紀計3冊を購入。ついでにちび用に数字とひらがな学習帳みたいなのと。しかしタイトルを見れば見るほど読んだような気がして来た。<「最後の敵」

夜になって異常に蒸して来たと思ったら雨が降り出した。昼間に降れよ。とぼやきながらイタリアン・ディナーで腹の皮が突っ張った私の瞼の皮は弛んでしまったのであった。そうそう、ネスケでアクセスしたら66664だったのでIEで再アクセスして見事ゲットしたキリ番66666の景品が頂けるらしい。狙った方々、申し訳ない。

【fortune:デジキャラ

<TEL番号>
種族:みずのえ族 名前:トップンです!
ダイナミックな冒険家。クールに賢くプライド高く!

☆本当の性格☆ 【地格数:09 】
持って生まれた勇気と、どんなことでも受け止められる度量の広さで、自分のやりたいことを現実化できる人です。ただし、自分の世界に生きているのでかなりクール(言えてる)。ドラマチックな生き方をします(そうかなぁ)。
電話での会話が、どんな雰囲気でもこの人の本音は、クールでドライ。人の悩み事を聞いていても、解決策を考える方に頭を使ったり、恋人からの電話でも、駆け引きを楽しむばかりであまり相手の気持ちに共感することはありません。反面、ドラマチックやロマンチックは大好きなので、電話でもそうした主人公のように自分を演出して一人で楽しんじゃうかも!?(半分聞いてないことはあるやも知れん)

☆外からの印象☆ 【天格数:09 】
束縛されるのを嫌い、いつも自由でいたい人。頭の回転も速く、冷静な判断力の持ち主なので社会で活躍する人も多いはず。ただプライドが高く、アイデアだけ出してあとは人まかせにして、周囲から反感を持たれることもアリ。(おお、当たってるかも)
頭の回転が速く、話題も面白いものが多いこのタイプ。でも実は人の話を聞いているようでまったく聞いていません(ぷ、ビンゴ!)。その場のノリで相づちを打ったり、早合点して勝手に動いて、後から周りが「話が違う」と迷惑をこうむる場合も。しかし本人は、そうしたアクシデントもどこ吹く風でまた楽しい話題を求めてさまよい始めます…。(自分にとって「楽しい話題」ね)

<メールアドレス>
種族:ひのえ族 名前:ヒートです!
ひらめきだけで生きているのんきもの。遊び大好き!

☆本当の性格☆ 【地格数:03 】
些細なことは気にせず、自分の直感を信じて前へ前と進んでいくタイプ。移り気なので、飽きたら「もういいや」などと思ってしまいがち(そうだ)。また、ちょっとしたことでくじけてしまったり、世間体を何かと気にするのもマイナスポイントに。
メールでの文章がどんな形でも、この人の本質は礼儀正しく、どんなメールにでも返事は出さなきゃと思い込んでるふしがあります。基本的に明るく軽いノリが大好きで逆に湿っぽい愚痴や、悩みごとの相談などはちょっと苦手。返事を出すにも、適当なことが言えずに、真剣に悩んでしまいます。したがって、いつもディープな話題を語る人とのメール交換は長続きない結果に。(クドイのはイヤかも)

☆外からの印象☆ 【天格数:08 】
華やかでプライドも高く、一見“とっつきにくい人”という印象を与えます。ワガママな性格でもあるので、孤立してしまうことも。ただし、いったん打ち解けた相手には誠実できめ細やかなサポートをします。だらしのないタイプを嫌います。(そりゃ自分だ<だらしのないタイプ)
このタイプのメールは基本的に几帳面で誤字脱字にうるさいタイプ(送信後に気が付く)。内容も、相手の感情を気づかって、言葉を選び何度も書き直すことが多く、生真面目な文章になりがち(そんなこともあるだろう)。メールひとつ書くだけでもかなり神経質になるこの人にとって、メール交換はものすごいプレッシャーです。ストレスを感じることも多く、とはいえ関係を切る事もできず胃を痛めているかも…。(軽いノリでやってるのが多いな)

感想:これは結構当たってるぞ。

どうでも良いけど「け」のキィか外れてめっちゃ打ちにくい。PB1400と違ってマルスくんのキィは差し難いなぁ。しかし引っ掛けもせんのに何故外れたんだろう。代理店に持ち込むか。って、キィが外れたくらいで行くのは気が退ける。ついでにメモリを増設してOS Xにするか。しかし支給されたらしいボーナスの形跡すらナイのはナゼ?



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