Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
sea of tranquility
[go: Go Back, main page]

2004.2.1 Sun.   手抜き治療?/年下くん占い
就寝時間が遅かったので(早かったと言うべきか?)お昼まで寝るだろうと覚悟していたのに、何故か思ったより早く目が覚めてしまった。しかしお天気は良さそうだし、せっかく午前のうちに起きたのだから二度寝するのは勿体ない。と言うので活動開始。

実家に戻ると昨日負傷したちび@甥っ子が帰るところで、母がチャリに乗せて送る用意をしていた。「くつ履けへん」「歩けへん」とか言いながら娘に向かって「こっち来るな、悪いコや!」と叱りつけている。しかし機嫌は悪くなく、痛みは大したことないけど少し腫れているらしい。そう言えば私も噛まれた翌日腫れていたっけ。おまけにまだ傷跡が残っている。つか、消えるのだろうか。何にせよちびはやや距離を置いてはいるものの、昨夜の一件で娘を嫌うところまでは行ってないらしい。まぁ良かった。

午前中に帰るつもりがブランチ後結洗濯したりゴソゴソしてたらお昼を大幅に過ぎてしまった。久し振りの陽気なので住処に戻ってから花鉢の水遣りをしたり(予報では明日雨とか言ってるが)、ちょっと目に付く雑草退治をしてから室内に移動し、淡麗を飲みながら巡回。が、淡麗が効いて眠くなり、敢えなく睡没。

夕寝して実家に戻ったら少し遅れて祖母のお見舞いに行ってた母も帰って来た。容態は相変わらずだが「点滴ごっつい勢いで落とすんやで、弱ってるんやからゆっくり入れんとあかんと思うんやけど」とかで、何となく治療する気合いが感じられないらしかった。うーむ、どうなんだろう。もし本当に看護士や医者が祖母のことを「治らないだろう」「どうせもうトシなんやし」と投げ出し気味なのだとしても、露骨に態度にするのは如何なものかと思うなぁ。イナカだからそうなのかも知れないけど、都市部だったらアトで訴えられるかも知れないぞ。手抜き治療だったとかな。

夜ごはんは出来合いの赤飯と鶏の唐揚げとサラダ。「200X」の鳥インフルエンザを見ながら洗い物をしていたらいつの間にか慎吾ちゃんに変えられていたので諦めてお風呂に入り、行列のできる何トカを見てから帰宅し、「ウルルン」とか「世界遺産」をBGMに日記を作成・更新する。その後本日CSN1から新生したムービープラスにチャンネルを合わせてみると『ボーイズ・ドント・クライ(Boys Don't Cry)』をやっていて、クラい気持ちになるので別の局に変えた。

【今日のニュースめも】

自然・環境:
雑種クワガタに2代目 繁殖力確認、外国産野生化の恐れ(在来種も元を糾せば交雑種だろうに)
宮城県北部地震、未知の地中断層で発生(未知のアブナイ断層はどっさりあると思われ)

健康・医療:
中国2省の市県、新たに感染疑い…鳥インフルエンザ(日本もヤヴァイのかな)
ダウン症などの症状改善につながる遺伝子発見 住友化学(「たったひとつのたからもの」には間に合わなかった"特許"<「新たに発見した遺伝子を「NXF」と名付け、すでに特許を国内外で出願している」)
10代の中絶:7年ぶりに減少 ピルの影響? 昨年度調査(エエんでないの?)

雑ネタ:
純血種を上回る人気? 雑種ならぬ「ミックス犬」(プードルが人気らしい<ハイブリッド犬?)
バレンタインに「チョコ味ビール」 米サミュエル・アダムス(あまり飲みたくないような)
エアバッグ:歩行者保護機能を車に追加 国交省も規制強化へ(街中走る四駆を許しておいてか?)
漢字検定:中高生受験者が急増 入試、単位取得に必要(自発的ならエエけどな<漢字に興味)

おまけ:
Fカップ弾む大久保麻梨子は進級が危ない!(「現役女子大生」の肩書き使用期間が延長されるわけか)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:年下くん占い

バレンタインの狙い目はこんな彼!
かっ飛んで変人っぽいけど、センス抜群で芸術的な趣味が合うようなタイプ

恋愛運
年下くんとの関係がマンネリ化しないように気をつけて(←大丈夫、そもそもカレなんぞいないから)。ライバル出現の可能性もありますが、被害妄想におちいらないように(←ないない)。「もっといい相手がいるかも〜」みたいな楽観的な考えを持ったほうがいいでしょう。新しい出会いは結構多いみたい。複数の年下くんの出現で、誰を選ぶか迷ってしまうなんてうれしいことがありそうかも(←別に嬉しくない)。あなたが社交性と面倒見の良さを発揮できるので(←どっちも私には無い)、思いっきりアピールで進展するチャンスがありそう。

仕事運
無謀なことにチャレンジをしたい衝動に駆られるかもしれないけど、一発逆転を狙うと裏目に出やすいかも。オープンマインドを心がけて。ひとりぼっちで立ち向かうよりも、プライドにこだわらないで、他人を信頼して頼ったほうが、いい結果が得られそうです。(←ちょっと心当たりがない)

感想:個人的には年上希望。少なくとも精神年齢は。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.2 Mon.   祖母永眠/夜霧/フェロモン度テスト
またもや半分ずり落ちていた布団を戻して眠い目を擦りつつ起き出し、娘@トイプードルを抱いてドアを開けたら小雨が降っていた。しかし傘を差すほどではない。つか、こんな降り方では殆ど水分補給にならないぞ。とぼやきつつ実家の玄関ドアを開けようとしらちょっとヘンな気がしたのだが、朝食の用意をしていて気のせいではなかったことが判明した。二階で寝ていると思っていた母は実家にいなかったのである。その母からケータイに着信があり、祖母が永眠したことを知った。

こんな場合故人の娘である母に次いで血縁付き合いするのは長男である弟で、しかも嫁いだ娘の長女はせいぜい"行事"の裏方に回るくらいで、殆ど無用の長物である。後でわかったのだが、母が電話して来たのは祖母が息を引き取った直後でまだ病院を出ていなかったのもあり、私は来なくても良いと言われたので、そのままいつものように出社した。

ボケボケしながら雑記を作成・更新したものの、どうも「謎解き」が過ぎたようで、一部の方を悩ませてしまった。因みにヒント@疑惑対象は平仮名3文字の「仮名」である。と、ここで補足説明してもわからないか。ともかく時間内に日記の方も作成・更新し、とっとと実家に直帰する。昨日の残りの赤飯とカップラーメンで慌ただしく・簡単にムシ抑えとし、娘たちにゴハンを食べさせて祖母宅、正しくはイトコ宅に向かう。川沿いの谷を抜けるところではうっすらと霧がかかり、ミラーが曇っていた。

山間部なのと薄曇りなのでイトコ宅へ通じる道は私が子どもの頃と同じく外灯もなく、今時こんなトコロがあるのか不思議なくらい真っ暗で、文字通り「鼻を抓まれてもわからない」闇である。勿論対向車にもめったに出会わない。ぽつんぽつんとうっすら現れる民家の灯りだけが頼りなのだが、しっかり一度間違えた。

何とか到着してイトコや義伯母を始め居並ぶ見知らぬ親戚一同に悔やみを述べ(ってのも違和感)、祖母の死に顔を仰ぐ。とても安らかな顔だった。そのトシにはとても見えないほど皺がなくて、冷たい肌に触れてみると信じられないくらいすべすべだった。子どもの頃を思い出し、つい涙が溢れた。

が、一同はお涙タイムはとっくに過ぎているらしく、やれやれと言った表情でリラックスしていて、メソメソ泣いている私がアホのように思えてくる。ってので久々に逢ったイトコたちと談笑したり、イトコのダンナが物凄いハンサムなのに吃驚したり、そのうち「式次第」とか「孫一同は」なんて話題が出始め、それも故人の枕元で相談する絵に気分が悪くなったので頃合いを見て辞去した。

帰り道は来る時より遙かに川霧があたりを覆っていて、視界がかなり悪かった。夜霧を縫いてクルマを走らせているとふわりと霧が漂い、何とも幻想的な光景に包まれると「このままアクセル踏み込んでみたい」誘惑に駆られる。遙か向こうに見えていた先行車に間もなく追い付いてしまったので断念したが、暫し夢見心地だった。

けど先行車は制限速度50km/hのところを40km/hの安全運転をしていて少々イライラした。あんな霧の中を、それもカーヴや坂の多い細い道を60km/hで突っ走る私が非常識なのかも知れないが。それにしても本当に何とも幻想的な光景だった。雲の中を飛んだらあんな感じかも知れない。

実家に戻ってお風呂に入り、タバコの煙で臭くなった服を洗ったりしたので帰宅はかなり遅くなった。今日、私には祖父に次いで祖母もいなくなった。元々片方ずつしかいなかったし、トシもトシだから当然なのだけど、心のどこかにぽっかり空洞が開いたように感じる。そこにはずっと祖母がいた。そしていずれ思い出が埋めてくれるのだろう。

【今日のニュースめも】

天文:
Mars Rover Spirit Restored To Health(フラッシュメモリがマズかったらしいSpiritブートアップ!関連:Thousands of files deleted on Spirit to fix computer trouble火星探査車のプログラム復旧に奮闘する技術者にインタビュー)
Opportunity finds what it went to Mars looking for(水の痕跡を探すOpportunity)
Comm Check...The Final Flight of Shuttle Columbia(web閲覧できるコロンビア"悲劇"、関連:MISSION COVERAGE ARCHIVE)

サイエンス・テクノロジー:
米、宇宙基地撤退を検討 2017年以降、譲渡も(先日の発表時から指摘されてたけど、マジでメリケンは独立独歩・自国至上主義帝国を目指すのだろうか)
人の感情や能力を常時監視するシステム(会議・議事進行には使えそうだけど何となくヤダな<『メンター/パル(Mentor/PAL)』)
髪の毛より小さい直径、世界最小地球儀をNTTが製作(ナノテク)

自然・環境:
南極の微生物の商業利用に待った!国連大学が警告(規制しないと絶滅危惧種入り確実だろうな)
<久米島>ザトウクジラが迫力の横っ跳び(ナマで見たいなぁ)

健康・医療:
鳥インフルエンザ:流行の分岐点に」WHO地域事務局長(これで豚が「仲介役」になったら食肉業界はどうなるのだろう、関連:鳥インフルエンザ、人から人へ感染の疑い昨年密輸のアヒルから鳥インフルエンザ・ウイルス検出)
アルツハイマー病の原因物質、「掃除屋」細胞が除去(「ミクログリア」)
心不全治療:抑制分子を開発 岐阜大など(アポトーシスを抑える分子(ペプチド)を開発)

web・IT関連:
『マイドゥーム』でSCOサイトがダウン(1月27日のピーク時の感染率は12通に1通だったらしいが、まだ来てるぞ)

雑ネタ:
人が寝た頃、街はネタ頃…深夜の築地すしバトル(ホンマかいな<値は回転並み、サービス老舗クラス)
赤ちゃんに「ジュニア」ならぬ「Ver2.0」と命名(「エンジニア・オタク」の父曰く<「バージョン2には、バージョン1の色々な機能のほかに、ジェイミー@wifeの機能も追加されています」)
スーパーボウルのショー、J・ジャクソンの衣装にトラブル(「ぽろり」を隠す前のショット希望)

おまけ:
妖艶な“貞子”、木村多江の余白は何色?Fカップ弾む大久保麻梨子は進級が危ない!(再掲だけど拡大表示されるから良いか)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:あなたのフェロモン度テスト

フェロモン度は並。恋愛経験を積んで

フェロモンがあるといえば、ある。ないといえば、ない。そんな中途半端な状態にあるのが、あなた。外見、内面とも本質的には女性的な魅力を備えているにもかかわらず、なぜフェロモンをそれほど感じさせないのでしょうか。それは、おそらくこれまでの恋愛経験が、それほどないためだと考えられます。女性は恋を重ねるごとに美しくなるだけでなく、体の奥底から性的な魅力、いわゆるフェロモンが出てくるもの。だからといって、やみくもに男性にモーションをかけては女が下がります。あせらず、ゆっくりと一流の男性を見つけて、恋をしていきましょう。たとえ恋が成就せず、片思いだけでもフェロモン度は徐々に高まっていきますよ。

感想:「一流の男性を見つけて」って、これまで三流を相手にしてた、それで「経験不足」と言うことか?ソレはソレで当たっている気がしないでもない。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.3 Tue.   丸かぶり/「Second Genesis/Donald Moffitt」
今朝は晴れ。昨夜母は祖母に付き添っていたので独り寝となった小娘@ミニチュアダックスフントの様子が気になったので少しだけ早く起きるつもりだったのに結局いつもの時間になり、しかも散歩に行こうと誘っても小娘はちび@甥っ子お手製の段ボールハウスの奥から出てこない。もうすぐ一時的に帰宅するはずの母に任せるとしよう。

明日4日は立春(太陽黄経315°)だが葬式には不向きな友引とやらで祖母の告別式は5日となった。まったく妙な風習が蔓延っているものでる。昨夜イトコたちとそのことを話していたのだが、トコロによっては友引には火葬場が休業するそうで、葬式しようにもできないらしい。本来の意味は失われても「葬式と友引」「退院や慶事は大安」「13日の金曜日の仏滅(うそ)」だの、科学的根拠もないバカげた六曜なる吉凶"信仰"はカタチだけの"儀式"と化した葬式とワンセットで絶滅して欲しいと思う。

会社から母と連絡をとった時に故人の娘の嫁ぎ先のご長男@跡取りともかく、長女は用無しらしく「今日は来なくてエエ」と言われたので雑記・日記更新してちょいと寄り道経由で実家に戻る。大人しくお留守番していた娘@トイプードルたちにシッコさせ、パスタでも作ろうかと考えているところへ義妹とちびがやって来た。祖母のところへ行って来たそうで、あちらで言付かった手製の太巻きを届けに寄ってくれたのである。

ともかく本日は節分で、豆まきはガキの頃したくらいでイワシがどうのなんて習慣はムカシから我が家にはなかったが、近年定着した船場の海苔問屋の陰謀@「恵方を向いて無言で太巻きを丸かぶり」で夜ごはんを済ませた。因みに私が「太巻き」と言うのを初めて聞いたのは学生の頃住んでいた京都で、当地では単に「巻き寿司」と呼び、またあんなに「太い巻き寿司」はなかった。

尤も今では京都の「太巻き」ではないフツーの「巻き寿司」が太巻きとして売られている。恐らく手巻き寿司やデリバリー寿司屋の「細巻き」が従来の巻き寿司の地位に取って代わり、細巻きより太い巻き寿司が太巻きとして受け入れられるようになったのだろう。ではあの太巻きは何と呼ばれているのだろう。アレはマクドCMのデカ口でも「丸かぶり」できないと思うが。

今夜の「伊東家」は裏技ラッピングペーパーがスキャナー遊びの応用じゃんと思った程度で、特に「オモシロイ!」と感心するモノはなかったが、お風呂の用意をしていて見逃した「型崩れしない豆腐」はどんなワザだったのだろう。公式ページを見れば良いか。

お風呂から上がったら母と弟が帰って来て、明日・明後日の打ち合わせを少々ヤり(と言っても彼らと私&義妹は別行動だが)、住処に戻る。しかしコトある度に思うのだが、長女って一体何なのだろう。ケッコンしたらヨメと言う名の家政婦及び介護者を割り振られ、オヤよりダンナが先に死んだら赤の他人扱いで、実家の行事では裏方として重宝されるだけ、てなコトを考えると随分アホらしい役回りである。

【今日のニュースめも】

天文:
Are galaxy clusters corrupting Big Bang echoes?(ダラムの研究チームが最初の星から超銀河団を通過して地球に届くビッグバンのマイクロ波エコーがひずんでいる証拠を発見)
Oxygen, carbon discovered in exoplanet atmosphere(熱い木星OsirisことHD 209458b@激しい勢いで蒸発しつつある系外惑星が発見された、関連:酸素と炭素のある惑星、太陽系外で発見)
ハッブル宇宙望遠鏡の存続目指し、抗議運動を展開する科学者たち(上)(上記惑星発見もハップルの成果<ハッブルが酸素と炭素を持つ太陽系外の初の惑星発)

サイエンス・テクノロジー:
子供時代の知的刺激が一流生む…研究者を調査(そりゃそーだろ、と思うのと同時に「ヤラセ」っぽく感じる結果だな)

自然・環境:
「火星より地球の海の研究・保護を」と環境保護団体が結集(ごもっとも)
地球温暖化で欧米は寒冷化か 科学者らが警告(メキシコ湾流の停滞のほか魚類の死滅や山火事の増加などを挙げ、「限界点に達すれば事態は一気に悪化する」前兆?<世界は暑い、昨年の気温は史上3番目)

健康・医療:
新型肺炎の感染防ぐ抗体物質発見…米研究チーム発見(詳細を述べよ)

雑ネタ:
マリリン・モンローの未公開写真、ベルリンで展示(54-58年の幸せな時期の写真だとか)
驚愕!?ワニ丼誕生か…牛丼Xデー切迫で名乗り(やっと話題に上ったな<ステーキから刺身まで 臭みなく)
吹雪の日、路上に迷子のラクダ、「サビシクて?」(そりゃ通報受けたケーサツも真に受けんわな)
馬の事故:タクシーに接触、逃走 ニンジンにつられ御用 川崎(シンボリルドルフの孫らしい)

おまけ:
波紋広がる、スーパーボウルの胸ポロリ(37歳のポロリよりハタチのチラリ<谷間広がる、20歳・宮地真緒の胸チラリ)
森田あつ子が「ババンと!」魅せた黒ビキニ(やっぱ「たまには」なのかね)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【book:第二創世記/ドナルド・モフィット】

数億年前に焚火と呼ばれる小銀河と衝突した渦巻銀河に住む知的十肢生物ナーは3700万光年離れたミルキーウェイ銀河からの電波を受信・解読した。人類と言う知的種族が発信した<メッセージ>には様々な技術や情報が含まれていたが、その中核を為していたのは人間そのものの遺伝子設計図だった。ナーは第二の人類を創り出し、保護者的存在として彼らを教育及び養育し、受け入れ、共生していた。

しかしある時人類の一部の暴力的な集団がナー種族を襲い、彼らは全種族会議にかけ、慈悲深い判決を下した。ナーは人類に<原人間>の全ての情報を与え、<大移動(エクソダス)計画>に協力し、彼らの技術の粋を集めて惑星サイズの船を建造して志願した5000人の人類を故郷を目指す旅に送り出したのである。

ナーの重鎮ヴォスを後見人としていたブラムは根元に彗星を抱え、幹にラムスクープジェットを冠した直径300マイル、長さ1200マイルの星樹(スター・ツリー)イグドラシルの今年度キャプテンを勤めていた。彼らはナーの情報電波を発信しながら父星から5万年離れた銀河中心核に向かっいたが、そこでは天文学者ユン・ダビドでさえ予想もしていなかった事態が進行していた。

渦巻銀河中心部の重力を使ってブラム一行は3700万年彼方のミルキーウェイ銀河に向けてほぼ光速で移動したが、相対理論の遅延時間では540年の旅であった。そして彼らはソル候補の星域で信じられない「人工物」を発見し、そこで愛すべきカドリーと出会うが、<メッセージ>発信から7000万年経った地球とその周辺域の支配者は<原人間>の子孫ではなかった。

*****

再読。恒星間旅行どころか外惑星に探査機を飛ばすのも失敗するような人類が銀河団に向けてその文明と遺伝子情報まで発信する日が来る可能性は今のところかなり低いだろうし、ガニメアンかナーかと言うような善意の知的異星生物がキャッチする確率となると、マイナスぐーぐる乗ではないかと思うが、それでも私はこのテのSFが猛烈に好きなのである。

内容は言わば「渦巻銀河脱出とその運命」、「ミルキーウェイ銀河での出会い」、「故郷を離れる」の3部構成で、主人公のキャプテンを始めとするナーの父星で作られた人類とイグラシドル生まれの新たな世代の人類が協力して故郷ソルとその惑星・地球を目指し、新たに旅立つまでの光速旅行記、と言えるかも知れない。

そこには両銀河の運命までもが描かれており、特に第一部「大移動」にある渦巻銀河の中心核ブラックホール部分の描写にはワクワクしてしまった。ミルキーウェイ銀河の場合は地球で度々起きる「大虐殺」の原因仮説が展開されており、どちらもNASA関係の画像を見まくっている私には鳥肌が立ちそうなくらい素敵な絵が想像できた。

尤もナーの惑星の気候がどうのとか、未来の地球の支配者がナニの子孫だ云々は科学的根拠に乏しいように思う。つまりやや非現実的ではあるが、私はこう言うサイエンス・フィクション萌え♪なのだ。だからファウンデーションシリーズやラーマシリーズ、ガニメアンシリーズなどが大好きなのである。因みに「リングワールド」で苦労したのと同様、「巨大建造物」は紙に絵を描かねばイメージが掴めなかった。<想像力貧困または三次元イメージが浮かばない「地図を読めないオンナ」
(ハヤカワ文庫)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.4 Wed.   お通夜/職業適性チェック
住処の方のゴミ出しして実家に戻り、母と今夜のお通夜の打ち合わせをして出社。母と弟は午前中から出掛けて「湯灌(正しくは「納棺」だと思う)」に立ち会うことになっていて、私は義妹とちび@甥っ子と夜ごはんが供されるとかで夕刻に出る予定である。つーので本日は2時間ばかり早退することとなり、仕事の合間にせっせと日記を作成し、更新後式服他を取りに住処に寄る。

が、服とお数珠はともかく、めったに使わない真珠のネックレスをどこに置いたか思い出せず、探しまくる。ついでに髪留めも必要と考えて何とかどちらも見つけたのだけれど、こーゆー時のために衝動買いした南洋淡水真珠の指輪がどうにも見当たらない。結局時間が迫っているので探し出すのは諦めた。もしものために私にとって貴重品を1カ所にまとめずにいたのだが、物忘れの激しいヤツにはリスク分散型はよろしくないことを確認した。

母の実家に当たるその家は現在イトコが当主である。つまり彼は父、私からすれば伯父の葬儀で既に一度喪主を勤め、その時もお初の親戚が随分いたのだが、今回はそれより一段階上の親類縁者が集まっているのではっきり言ってワメワカメである。母のイトコを紹介されても挨拶するなり忘れて行く。こんな付き合いをしなければならない「跡取り」は大変だ。家系絡みの行事では長女は無意味だと思っていたが、ご長男はもっと厭だと思った。弟@長男がいて良かった。

そしてこんな時には疎遠になってるイトコやその子とか配偶者などと再会したり、自己紹介し合ったり、旧交を温めつつ自分のトシを再認識することができる。こんな機会を得られると言う意味では「儀式」も無駄ではないかも知れない。特に持病のあるイトコと本当に久し振りに再会できたのは嬉しかった。思わずハグしたら涙が止まらなくなってしまったくらいである。

儀式そのものは坊主に合わせて出席者もお経を唱える地域だったことをすぐに思い出しただけで、ともかく自分の役割や居場所が掴めないまま終わったのは前回からかなり間が空いたからだろう。と言うことにしておく。それにしても同じ宗派@浄土真宗お東さんでも地域によってやり方と言うか、習慣が違うものである。因みにうちのエリアでは坊主の独経である。

母はお泊まりで弟は「付き合い」があるので私と義妹は適当なところで辞去し、明日の葬儀に出る時間などを打ち合わせながら実家に戻り、娘@トイプードルと小娘@ミニチュアダックスフントの世話をしたりお風呂に入ってから帰宅し、巡回して就寝。棺に納まった祖母はしっかり死人で、とても小さく見えた。

【今日のニュースめも】

天文:
Supernova blast bonanza in nearby galaxy(矮小近隣銀河NGC 1569のスターバースト領域研究は銀河形成解明に繋がるか)
ハッブル宇宙望遠鏡の存続目指し、抗議運動を展開する科学者たち(下)(関連:ハッブルが太陽系外惑星の大気に酸素と炭素を発見!)
The Fruit Fly in You(いくら遺伝子の影響研究でもISSで宇宙蠅が繁殖したらどうなるんだよ)

サイエンス・テクノロジー:
米政府の「健全な科学」政策に科学者が反発(ホワイトハウス版の「査読」では、政府や企業に都合のいい審査委員会が勝手に作られる可能性がある、他)
2つの新しい元素の創造に成功、米ロ研究者(「超重元素」と呼ばれる原子番号115の「ウンウンペンチウム」と原子番号113の「ウンウントリウム」の2つで、他の超重元素に比べて放射線崩壊までの時間が長い、らしい)

自然・環境:
海のデータ収集に知恵を絞る海洋学者たち(かなり苦労されてるもよう)
[それってなぜ?]千葉の「不思議」に迫ります 黒ずむ九十九里浜 /千葉(「黒ずんだ砂浜は、浜の浸食傾向を示している」とか)
「大人のための1日飼育体験」大人気 今年も3月に開催−−上野動物園 /東京(気持ちは何となくわからんでもないが、かなり臭いそう)

健康・医療:
無申請で着床前診断、2例は男女産み分け(関連:着床前診断、生命の選別進む懸念も)
「低炭水化物ダイエット」隆盛で、「生地なしピザ」も(いくら健康ブームでもねぇ)
インドで無料配布コンドームが大人気=2日間で1500個がはける(再利用しないだろうか、と思ったり)

web・IT関連:
Yahoo! と Microsoft、メール大量送信への課金を検討(カネさえ払えばエエのだろ、ともとれるが)
MyDoomが突き付けたウイルス対策技術への疑問(ワラタ<「これは根本的な疑問だが、Outlookから添付ファイルを実行できるのは、機能なのか、それともバグなのか。私はバグだと思う」)
MS、IE緊急パッチの「副作用」に注意呼びかけ(それでも使い続ける理由を知りたい)

雑ネタ:
残虐!中2男子2人が飼い犬に火放つ(こんなオトナになるのでは<「人が殺したかった」と男性の首絞める、容疑で女を逮捕)

おまけ:
村上恵梨2枚目のDVD、マネキンショット自信(マネキンのポーズなのかと思ったよ)
ボディーはピチピチ…ぷよぷよガールズ出没(きっと数字よりでかいぞ<右端のコ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:あなたの職業適性チェック】情報提供:この方←ぱくり♪


あなたの職業適性はこんな感じ!

あなたに向いている職業は【クリエイティブ系】のようです。
あなたの心のなかに子供の顔があり、どんなことにも好奇心を持ち、一か所にじっとしていられない傾向がありそうです。
どこかでとどまっているよりも、コマメにちょこちょこと動いているほうが気持ちを盛り上げることができるでしょう。
動きまわるのは、場所とは限りません。頭のなかの想像力を常に激しく働かせることも冒険です。
そうして刺激をいつも求めるあなたは【クリエイティブ】なお仕事がぴったりです。
知的好奇心を形に変えることで、誰も簡単に思いつかないことをやってのけることが出来るはずです。

あなたにぴったりの職業:デザイナー・作家・漫画家・企画制作・アーティストなど

容姿端麗派  81%
下克上派   83%
肉体根性派  82%
唯我独尊派  100%

感想:「妄想」は特技だが。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.5 Thu.   吹雪のち晴/隠れた魅力再発見テスト
本日は祖母のお葬式である。儀式ものものは午後からだけど、一応身内なのでそれなりに早めに行かねばならない。が、シゴトの日よりはゆっくりできる。でも日記作成するヒマがあるほどではないのであった。つまりちょいと朝寝坊できただけである。早めのブランコを摂り、義妹とイトコ宅に向かう。因みにちび@甥っ子は弟に先に連れて行かれたそうである。

目的方向にはイヤな色の雲がかかっており、山間に向かうにつれて山が霞んできた。ひじょうにイヤな予感がする。と思ったら間もなくフロントガラスが濡れ始め、やがて白いモノがチラホラ目に見えて来た。そして到着する頃には見事な吹雪となったのである。しかもめっちゃ寒い。

弔問客が揃うまでイトコたちと談笑していたのだが、中の一人が嵐山まで車で帰るのだと知り、「もしかすると積もるで」「チェーン規制されたりしてな」などと散々脅し、もとい、イジメて遊んでしまった。で、時間通りに坊主のお経が始まり、眠いなぁと思いながら「勤行」タイムへと突入したのだが、どこからか怪獣の唸り声が聞こえて来たのである。

最初は風の音かと思ったのだが、それにしてはくぐもっているので妙だなぁと言うので耳を澄ませた。どうやら音源は背後のようである。と思った直後に唸り声の正体が判明した。「ぐぉーーーーー」とデカイ鼾が一部地域に響き渡ったのである。私と隣のイトコは肘を突き合いつつ再び唸りモードに戻ったバーサンの爆睡姿を確認して必死で笑いを噛み殺したのだが、怪獣は独経の終わり近くまで続いたのである。ソレはイトコと私にとっては神妙なカオをしなければならない場における「苦行」そのものであった。

式が始まる頃はどうなることかと思った吹雪はいつの間にか止み、出棺時には日が差していた。天寿を全うした祖母に相応しい門出と言えるかも知れない。尤も息を引き取ってから3日経つと顔もやや崩れていて、それがまた哀れに感じたが、ドライアイスで抑えられいるとは言え、カラダの内部では腐敗が進行しているのだろう。死とは美しいものではない。

荼毘に付し、骨揚げ、そして初七日と言う一連の行事が終わり、私とちびは一足先に帰らせてもらったけれど、結局住処に戻ったのは23:30頃であった。疲れたので日記更新はサボろうかと思ったけど、明日2日分更新する方がメンドクサイと考え直して作成・更新。長い一日が終わった。猛烈な冷気に包まれた夜空にくっきりと白い月が浮かんでいた。

【今日のニュースめも】

天文:
Galactic building blocks seen swarming around Andromeda(共食い・衝突などによる銀河形成の名残りと思われる水素の宇宙雲がアンドロメダ近くで見つかった)
Opportunity sees tiny spheres in Martian soil(火星の土壌<水があった証拠に繋がるか?)
年老いた大質量星の臨終のようすが明らかにされた(再掲)

自然・環境:
Greenhouse gases lead to Earth's atmosphere thinning(温室効果によって大気最上層の熱圏密度が低下し、軌道にあるスペースデブリの漂流期間が縮まるかも知れない、とか)
マングローブが魚を守る さんご礁の調査で判明(珊瑚礁とも関連あるのではないかなぁ<水質とか環境モンダイ)
ハトの帰巣経路は道路沿い 英動物学者の研究で判明(へー)
サファリ・パークの白サイ、車に『ひとめ惚れ』し、猛突進!(怖かっただろうなぁ)

健康・医療:

12年間冷凍された受精胚による出産に成功(出産時期調整がオッケイでタマゴ選別はダメと言うのも妙だよなぁ)
周辺細胞から脂肪酸が流入=脳神経網の形成を促進−理研(「グリア細胞」の1種が神経細胞に接着し、不飽和脂肪酸を流入させることが重要だと分かった、とか)
家の掃除は健康に悪い!? ぜんそくを発症する恐れあり!(ハウスダストが関係してるのでは?<埃が多いトコとか埃が舞いまくる掃除のやり方・器具とか)
米のBSE専門委「新たな感染例発見の公算が大きい」(私は「発見前輸入済みもアブナイ」と思っている)

web・IT関連:
[不正アクセス] データ入手方法「2ちゃんねる」に流出(だろーな)

雑ネタ:
鬼介護士! 86歳の老女にベビーパウダーを食べさせているところを隠しカメラが激撮!(同じ処罰を課すべし!)
立派になった教え子に感激?教授が論文盗用(慣例だったりしてな)

おまけ:
制服にTシャツ…里中あや、美少女クイーン満開(私の好みではないが)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:隠れた魅力再発見テスト

にじみ出る知性美が魅力
流行のヘアやメイクで決めてみたり、派手なファッションで身を飾ったり、最先端のおしゃれを決めても、あなたの潜在的な魅力は開花しません。もちろん、外見に気を配ることも大事ですが、あなたの奥に秘められた魅力は、知性美。本質的にあなたは知的好奇心が強く、感受性も豊かなタイプ。気になる文学や絵画、音楽などに触れれば、知性や感性がブラッシュアップされ、内面から知性美があふれ出てくるはず。表情も豊かになり、行動にも優雅な雰囲気が漂うようになることでしょう。また、日常的に花を飾ったり、緑豊かな公園を散歩したり、自然の美しさに触れることも、知性美を磨くためには欠かせないポイントです。

感想:稚性とか痴性や恥性なら溢れ出ているだろうけどな。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.6 Fri.   優しくて過酷/『Charlie's Angels: Full Throttle』
自分で意識している以上に精神的疲労が溜まっているのか、朝は起きられなかった。けど外に出て冷え込みに負けて布団を抜け出せなかったのだと確信した。今朝もかなり寒かった。モントリオールやNYには適わないけど。でも時間や日にち・曜日感覚は見事に狂ってる。今日は週末だったのか。

だらだらボケボケと仕事して外食ランチに出る。戻ってから雑記を作成・更新し、余裕を見て期限付きデータ作成してから日記を作成・更新する。定時退社して寄り道経由で実家に戻ったら、祖母の遺品整理に出掛けた母はまだ戻っていなくて、その代わりに弟とちび@甥っ子がいた。

彼らが引き上げてからまともな食事をしたような気がしないので久々にパスタを作ることにして、イワシ缶と緑黄色野菜のペペロンチーノを食べていたら母が帰宅した。戦利品(?)を見せてもらい、その中にあった写真を2枚貰うことにした。母と私と祖母の3代ショットと祖母の1ショット@弟の披露宴時のものである。今もまだ祖母の声や笑顔はすぐに思い出せるけど、いずれは写真を見て懐かしむことになるのだろう。時間の流れとはそんなものだ。優しくて過酷。時に鮮烈な記憶を遺すかと思えばいつしか色褪せて行く。

帰宅後ウオッカ・ベースのスミノフ(スミルノフではないのか)・アイスを1瓶飲んでDVD鑑賞。脈略ないけどネタ元を見倣ってキーワード「おすぎ」「似非」「ばくり」「真似っこ」「空更新@最低3回/1日」は今後は放置プレイとする。私はそんなのに構っているほどヒマではないのだ。

【今日のニュースめも】

天文:
New study shows how black holes get their 'kicks'(銀河衝突に伴う超巨大ブラックホールの合体過程に生じる重力波放射反動に関して、は「第二創世記/ドナルド・モフィット」にそんなシーンがあったけど、黒痣銀河ことM64@HSTAn Abrasive Collision Gives One Galaxy a "Black Eye"の逆方向回転ガスもその"kick"に関連しているのかな<An abrasive collision gives one galaxy a 'black eye')
彗星に着陸機降ろし調査へ=欧州が今月、探査機打ち上げ(探査機「ロゼッタ」@26日打上げは10年かけてチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到達、その表面に実験室を着陸させる予定)
ガンマ線バーストによって照らしだされた天の川銀河(既出)

自然・環境:
中国の渡り鳥1万羽、飛行中に次々と落下死 鳥インフルエンザ?(磁場の乱れかも<まるで雨のように落ち…)
ヤンバルクイナを人工飼育へ トキの二の舞い避ける(同じく絶滅目前のネコやウサギはどうするのだろう)
ネズミ不足で輪島塗ピンチ!伝統工芸の用具入手難深刻(マウスのように大量生産できんのかね)

健康・医療:
鳥インフルエンザの死者13人に=新たに6歳女児が犠牲に―ベトナム(関連:豚から鳥インフルエンザのウイルス検出、FAO発表スペイン風邪は「人感染型」ウイルス@「細胞に取り付く部位の構造が変われば、世界的な流行が起きる可能性がある」)
子どもへの抗欝剤投与が増加――問われる安全性(10歳以下の選択性緘黙症の子どもの治療にプロザック、もナニだが「小さな子供がテレビやビデオを見過ぎると対人関係に悪影響を及ぼす・言葉の遅れ」とか<2歳未満はTV控えて…小児科医会呼びかけ)
「ヘルメット」で低温療法=脳梗塞の効果実証−国立循環器病センター(洗脳ヘッドギアを連想してしまった<脳の腫れを抑え、周囲の正常な部分への影響を防ぐ)
ヤコブ病の症状改善に成功 東北大の治療法、英患者で(患者の脳内に血栓予防薬を投与して症状を改善する治療とか)
三菱重工業のウイルス感染対策マスク、14日発売(バレンタイン向け?<「ビーバーマスク」@1枚500円)

雑ネタ:
下品な放送に歯止めを――米政府、取り締まり強化に動く(上)(日本だとまずは「国会中継」中止やな<野次・怒号・ヒトの話を聞かないオトナたち)
「オナ中」とは?「若者言葉事典」でイミプー解消(既出)

おまけ:
六條華、東大卒業後も“華”咲かせます(もっとありそう<「推定Dカップ」)
みさきゆう、ド迫力のFカップシャドーBOX(こっちの動画ほど萌えないと思われ<ミコちゃん)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:チャーリーズ・エンジェル フルスロットル】

ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)の3人のエンジェルたちはモンゴルで政府機関の要人レイ・カーター(ロバート・パトリック)を救出することに成功するが、チャーリーから次のミッションとして奪われた重要証人プログラムへアクセスするため指輪を取り戻すことを命ぜられる。だが対の指輪を持つ要人が殺され、エンジェルたちは実行犯を探し始め、捜査中に元エンジェルのマディソン(デミ・ムーア)と出会う。

そしてボスレー(バーニー・マック)の協力もあって3人は重要証人に関するリストの一部を入手するが、そこには意外な人物が含まれていた。何とかエンジェルたちは指輪を取り戻すが、自分の過去のために他の2人を危険に巻き込みたくないと考えた1人は姿を消す。ところが実はカーターには黒幕がいたことがわかり、エンジェルたちはその正体を暴き、まんまと渡してしまった指輪を奪還するため再び結集する。

*****

確かドリューが企画した『チャーリーズ・エンジェル(Charlie's Angels)』の続編で、前作でもかなりキツイと感じたのだが、本作はそれ以上であった。要するにストーリーは前作以上にあってないも同然、時間とカネをかけてナルシーに浸り切った彼女たちの・彼女たちによる・彼女たちのための娯楽作品そのものである。

前作でナタリーのBFとなったピート(ルーク・ウィルソン)とかアレックスの冷却期間中のBFジェイソン(マット・ルブラン)なんてのが登場し、更にディランの過去にまつわる逸話が絡むのだけど、それより私が驚いたのはジョン・ダジェット@X-Filesだったりする。因みにこのロバート・パトリックは『素顔のままで(Striptease)』でもデミと共演しているようだが、デミ嫌いの私は未鑑賞だったりする。

ってゆーかぁ、3人束になってかかってもちっとも存在感が薄れないデミの存在感を私は見直してしまったよ。つまりそれだけ3人がバカ炸裂つか遊び過ぎだとも言えそうだけど、フツーのオンナノコたちはそんな「天使たち」に憧れるものなんだろうか。はっきり言って私は疲れたよ。3作めが作られても100円サービスデイでないと観ないと思う。なーんも考えずに観る「エンターテイメント」は他にもあるからね。監督はMcGとやら。
(2003年アメリカ映画107分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.7 Sat.   半分こ/『The Hours』
午前中に起床。お天気は良いけど空気がとても冷たい。実家に戻ってブランチを摂ろうとしているところに来客があり、脳内予定より遅れて住処に戻ることとなった。外は寒いので本日は室内で過ごすこととし(いつものことだ)、ゴソゴソしてから巡回とか。

日記を作成・更新して夕寝後実家に舞い戻るとちび@甥っ子がいた。帰りたくなさそうだったのでエサで釣ることにしてヴァレンタイン仕様のパンを見せ、イイコにするならどちらか持って帰って良いよと言ってみた。ちびの答えは最近良く使うようになった「どっちでも」。「どっちでもはアカン、決めなさい」「どう違うの」「ホワイトチョコとミルクチョコ」「両方」「それはダメ、私も食べたい」などと押し問答の末、私とちびは同時に同じ言葉を発したのであった。「半分こしよか」。

えーと。この場合、最善と思える妥協案を提示したちびを褒めるべきなんだろうか。それとも私は6歳児と同じ発想をした自分を情けなく思わねばならんのだろうか。ビミョー。

夜ごはんはきつね饂飩と炊込みごはんのおにぎり。愚図愚図してるうちに地上波『ロード〜』が始まり、主演のコが生理的に好かんので観ないつもりだったのに、エルロンド@ヒューゴ・ウィーヴィング目当てでついつい観てしまうこととなった。私は『プリシラ(The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert)』で彼のファンになってしまい、今更言うまでもないがキアヌにはちっとも萌えない私は『マトリックス』シリーズはエージェント・スミスを観ていたのである。

ともかく私の大好きな女優であるケイト・ブランシェットにリヴ・タイラーも登場シーンは少ないながらも出演しているし、フロド役が気に入らないだけで作品そのものはナイスなのでTV局の陰謀にハマってもエエことにした次第である。あ、ついでにボロミア@ショーン・ビーンも結構好みだったりするし。因みにどうも私は顔に比べて首が太い男優が嫌いな気がする。<イーサン・ホークとかベン・アフレックとかジョニー・リー・ミラー@『プランケット&マクレーン(Plunkett&Macleane;)』とか

【今日のニュースめも】

天文:
Lord of the Rings(太陽系の「指輪の王」3部作はパイオニア、ヴォイジャー、そして2005年のESAホイヘンスのタイタン着陸で完成)
Spirit readies for long drive after rock cleaning, grindingOpportunity cruising to exposed bedrock(双子たちも活躍中<ターゲットAdirondackをブラッシングしたSpirit&ターゲットSnoutに迫るOpportunity)

自然・環境:
南極湖底は緑のオアシス 観測隊が潜水調査(青い惑星もまだ謎・不思議・未知がいっぱい)

健康・医療:
グッドアイディアか非常識か――紙ばさみなど、医療用具の「代用品」で感染事故(UKだけなのかねぇ)
鳥インフルエンザのウイルス、変異していない=国連機関(まだ、が付くんだろうか)

雑ネタ:
乾燥機の中に子ネコ! 蒸気の中で40分間閉じ込められる(良く無事だったなぁ)
イラク駐留米軍などで性的暴行多発、長官が調査指示(レイプ事件が起きないはずない環境ではないか)
ジャネット・ジャクソンの胸露出問題、訴訟に発展(さすが訴訟大国)

おまけ:
森田あつ子、清楚な表情で極上ボディー披露(再掲)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:めぐりあう時間たち】

1941年、サセックスでヴァージニア・ウルフ( ニコール・キッドマン)は長年精神を病んだ彼女を支えてくれた夫レナード(スティーヴン・ディレイン)へ遺書を残し、入水自殺しようとしていた。

1951年、ロスアンゼルスでは妊婦中のローラ(ジュリアン・ムーア)が「ダロウェイ夫人」に熱中していた。その日は夫ダン(ジョン・C・ライリー)の誕生日だったが、祝いの花は彼が自ら買い求めたものだった。2001年、ニューヨークでは元恋人でエイズに侵されたリチャード(エド・ハリス)のために催すパーティーの準備に励むクラリッサ(メリル・ストリープ)が10年来のパートナーであるサリー(アリソン・ジャネイ)に花は自分が買いに行くと声を掛けていた。

1923年、ヴァージニア・ウルフはロンドンから静かなリッチモンドで暮らしていた。執筆中の「ダロウェイ夫人」にのめり込んでいる彼女の元に姉とその子どもたちが訪ねて来て、庭で子どもたちが見つけた瀕死の小鳥のために墓をしつらえ、ヴァージニアは幼い姪アンジェリカ(ソフィー・ウィバード)に死について語った。主人公を死なせようと考えていた彼女は別の展開を思い付く。

ローラは幼い息子リッチー(ジャック・ロベッロ)と夫のためにケーキを焼くが失敗する。そこへ隣人キティがやって来て、夫や友人に恵まれて幸せそうに暮らす彼女が腫瘍の検査を受けることを打ち明ける。ローラは隣人を励まし、バースデイケーキを焼き直してリッチーを連れて車で外出する。息子を知人に預けた彼女はホテルに部屋を取り、バッグから薬と「ダロウェイ夫人」を取出した。

主人公と同じ名から「ダロウェイ夫人」と呼ばれているクラリッサは花を抱えてリチャードの部屋に向かう。彼の小説は難解だったが、その作品が認められ、詩人に与えられる栄誉を受賞することになり、今夜その式典が開催されることになっていた。だがクラリッサのために生きながらえているリチャードにとって賞などどうでも良いことだった。彼は一瞬を刻みたかったのだ。ヴァージニアがダロウェイ夫人の1日を刻んだように。

*****

事前に知っていたとは言え、鷲鼻ニコールは美しくなかった。しかし神経質で繊細な作家とその作品を読む主婦、そしてその主人公と同じ名前の3人の女性の「時間」が錯綜し、やがて「自分か死か」を選ぶに至る展開はなかなか見事なもので、途中で不覚にも私は繋がりに気付いてしまったけれど、巧い編集・脚本と言えるだろう。言い換えると粗筋を書きにくいことになるが。

本作を観る前に「ダロウェイ夫人」を読むか観ようと思っていたのをすっかり忘れていたので個人的には消化不良と言うか、理解しきれていないと思う。例えば一見幸せそうに暮らす家庭の主婦が何故「ダロウェイ夫人」を読んで家族を捨てようと決意するか、またその不満の真相などは推測しきれないし、そのローラとは対照的に職業を持つ、つまり自立した女性で、レズビアンでありながら娘ジュリア(クレア・デインズ)を産んだクラリッサがリチャードに執心する動機などはまるでわからない。そのあたりは著作が鍵になっているのだと思う。恐らく主人公の代わりに死ぬ人物とか境遇に関わっているのだろう。

しかし本作でオスカー女優となったニコールはともかく、メリル・ストリープにエド・ハリスと言う芸達者な俳優陣に混じって"露出狂"っぽいジュリアン・ムーアが結構好演していたように見えた。その息子役も可愛い顔して熱演していた。けどニコールファンの私は正直言ってもう一度観たい・観ようとは思わない。原作はマイケル・カニンガムの同名小説(副題「3人のダロウェイ夫人」)、監督は『リトル・ダンサー(Billy Elliot) 』のスティーヴン・ダルドリー。
(2002年アメリカ映画107分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.8 Sun.   ダラダラ/『Cyborg』『CUBE2』
昨日に続いて午前中に起床。今日も晴れてはいるけど寒い。実家でブランチとお洗濯を済ませて住処に戻ったが、屋外でゴソゴソする気になれないのでダラダラ過ごすこととする。って、いつものことだが。

巡回してからナマ黒を飲みつつDVD鑑賞始めたのだけど、途中で退屈して日記作成に取り掛かり、ロクに見ないうちに終わってしまった。でも見直す気にはならない。夕寝しようかとも思ったのだがアンヨが冷えていたのできっと眠れないと確信し、暫くネットをウロついてから実家に舞い戻ると母は夜ごはんの用意は一切していなかった。うっかり私が朝刊に入っていたピザ屋のチラシをテーブルに置きっぱなしにしていたので「今夜はソレなのね」と決め付けたらしい。

しようがないのでデリバリーにすることにしたが、電話してみると50分ほど掛かると言うのでヤメ。しかし一旦作る気を失った母が動くはずもないので私の特技・必殺残り物でパスタを作ることにした。肝心のパスタが少々心許ないのでおジャガとキャベツスライスで嵩上げすることにして、シーチキンや野菜をぶち込んで再現不可能レシピのパスタを仕上げたが、ピザが配達される時間までに食べ終わることができた。

そんなことをしていたのでマトモにTVを見なかったのだが、チラっと見たNHKスペシャル「探検:溶かされた大地〜謎の洞窟に原始の命を追う〜」が硫黄でできたイエローローズとか、結構おもしろそうだったので、再放送を忘れずに見ることにしよう。<2月11日(水)0:15イコール10日(火)24:15

帰宅してこれまたチラっと「ウルルン」を見てタイ式マッサージ娘は元気なんだろうかと思ったり、こちらのトップページがリニュされたと知ってプロフィールなどを拝見して吹き出したり、「世界遺産」を見てから再びDVD鑑賞。

【今日のニュースめも】

天文:
Rover takes a bite out of rock in the name of science(SpiritがAdirondackに直径45.5mm深さ2.7mmの穴を掘った)
Comet blamed for 6th century 'nuclear winter'(536-540ADの冷夏の原因は彗星が引き起こした"核の冬"説)

サイエンス・テクノロジー:
ナノテク着色術で「天然の緑」再現 三重の食品原料会社(天然そっくり、な気がするけど)

自然・環境:
Landslide warnings from satellites may save lives(衛星から地滑り監視・警告)

健康・医療:
米でも鳥インフルエンザ=人間に影響なし(ヒトのインフルエンザは鳥に影響ないのんか?

雑ネタ:
幻想的な彩り、兼六園の雪吊りライトアップ(積雪がないと絵にならないとも言えそう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:サイボーグ】

文明が崩壊し、無政府状態に陥った世界で疫病が蔓延した。生き残った科学者たちはアトランタでペストの治療法を開発していたが、彼らに情報を運ぶことになっていたサイボーグのパール(デイル・ハドン)が荒廃を好むフェンダー(ヴィンセント・クライン)率いる凶悪集団パイレーツに捕まってしまう。

同じ頃ファイターのギブソン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)はパイレーツに襲撃された村で難を逃れたナディ(デボラ・リッチャー)と出会い、人類を救うためパイレーツと戦おうと説得されるが、彼の生きる目的は恋人の敵を討つことしかなかった。そしてフェンダーこそ憎むべき仇だった。彼らは船でアトランタに向かうパイレーツを先回りして迎え撃つべく移動を開始した。

*****

何と言うか、典型的なアクション・ヒーローもので、あまりにも良くある設定及び展開に途中でダレてしまったのだけど、良く考えたら本作は結構旧い部類に入りそうなので、もしかすると後発作品のベースになっているのかも知れない。でも対決シーン以外は見るべきトコがなかったように思う。監督はアルバート・ピュン。
(1989年アメリカ映画89分)

【dvd:CUBE2】

心理療法士ケイト(ケリー・マチェット)は見慣れないところで目覚めた。壁4面と床と天井に出入り口らしきものがある立方体の部屋を抜けて行くとナイフを持った男に襲われた。2人が移動して行くとジェリー(ニール・クローン)と名乗る男が現れ、やがて宙吊りの男がいる部屋に行き着いた。首を吊っていた男は国防総省の要人マグワイア大佐(ブルース・グレイ)で、「暗号」と言い残して息絶える。間もなく彼らはドレス姿の女性が倒れているのを見つけるが、その部屋は重力の方向が違っていた。

迷路のようなCUBUに取り残されたのはケイト、盲人サーシャ(グレース・リン・カン)、ナイフでケイトを脅した自称経営コンサルタントのサイモン(ジェラント・ウィン・デイビス)、ネブラスカの技術者でこの建物のドアを設計したジェリー(ニール・クローン)、サンタモニカの弁護士ジュリア(リンゼイ・コーネル)、ゲーム作家マックス(マシュー・ファーガソン)、痴呆症のペイリー夫人(バーバラ・ゴードン)で、誰もここへ来たまたは連れて来られた記憶がなかったが、脳天気なベイリー夫人が室内に描かれた図形を見て「テセラクト」とはしゃぎ始めた。

テセラクトとは量子移動する四次元立方体、つまり超立方体(ハイパー・キューブ)のことだとジュリーが解説し、<以下「ネタバレ」含むカモ♪>次の移動先で彼らは理論物理学者ローゼンズワーグ博士(アンドリュー・スコーラー)の遺体を発見する。そして彼を見て一時的に記憶を取り戻したベイリー夫人が兵器メーカーのアイゾン・リサーチで研究していた理論数学者だったことが判明する。噂によるとアイゾンは多次元量子空間を研究しており、伝説的ハイテクの天才アレックス・トラスクが関わっていると言うことだった。

移動に疲れ切った彼らに残されたのは博士が算出した「60659」と言う謎の数字だけだったが、突然不思議なオブジェクトが出現し、彼らを襲う。CUBUに隠されていたトラップが始まったのである。そしてサーシャとケイト、マックスとジュリアなど数人ずつのグループに分かれた彼らは可変タイムスピード空間を体験し、平行現実がクロスオーバーするのを目の当たりにする。時空が交錯するハイパー・キューブに招かれた彼らは全員何らかの形でアイゾンに関わっていたのだが、サーシャ@アレクサンドラの愛称にもケイトにも崩壊が始まった
</カモ♪>CUBUから脱出する方法はわからなかった。

*****

あの理不尽で一方的な恐怖と言うか(理に適った恐怖があるのかと言うのは別にして)、ともかくひたすら怖かった『CUBE』の正式な続編である。が、監督は前作のヴィンチェンゾ・ナタリではないせいか、評価・感想は「そう来たか」と「おいおい」に分かれると思う。因みに私は後者である。前作のこれでもかこれでもかと畳みかけ、恐怖に怯えながらも目を離せなかったうの迫力と衝撃を超えるのは難しかったようである。

前作が四次元ルービック・キューブのような構造で、彼らが集められた理由も建造の秘密も何一つ解明されなかったが、本作ではそれが試みられる。しかも「どんでん返し」とはイカない。おかげで逆に観客は冷静さを取り戻し、「8人を中に入れたヒトはどうやって脱出した?」「建造に関わったヒトはどうしたのだ?」なんて現実的な疑問を抱いてしまうのではないだろうか。少なくとも私はそうである。あまりにも非現実的なハイパー・キューブだから、とも言える。<そんなんホンマにあるんか?

CGは良く出来ていたと思う。キレイだった。ヘタに多用するとアニメちっくになると良くわかったし。監督・撮影はアンドレイ・セクラ。
(2002年アメリカ映画95分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.9 Mon.   ウミショウブ/巨大津波/性身年齢鑑定
立春から「光の春」より「往生際の悪い冬」が大いに自己主張しているような気がするが、恒例ネムネム月曜日は滞り無く終了した。しかし天気予報ではヒトコトも触れなかったのに夕方に雨が降った。尤も霧雨程度で、雨量は1mm以下だったろうけど、雨の後は空気が一段と冷たくなったように感じた。

夕方のニュースによると、ついに吉野屋も米国産牛肉在庫切れらしい。初めて食べに連れて行かれた時に脂身だらけのギトギト丼を見て絶句して以来、アレは脂丼だと決め付けて店に入る気すら起きない私には無関係だが、明日明後日は駆け込み牛丼ファンで大騒動になるのだろうな。2月9日と言う「ニク」の日に確定とは何とも皮肉なハナシだ。ニクだけに(←寒っ)。

けど2月9日は「河豚の日」でもあるらしい。29を「フグ」と読むのはツライところがあるけれど、大阪の河豚屋(?)ではこの日に「てっさ」を1皿「29」円サービスを実施しているそうで、オッサンオバハンが殺到していた。そりゃそうだろ、29円なら誰でも飛んで行くわなとは思ったが、ヌケヌケと「毎月29日にこのサービスして欲しい」とヌかすあたりはさすが「ド厚かましい大阪人」である。因みに私は初めて喰った時にてっさで舌がビリっとキたのとてっちりの脂っぽさに閉口し、吉牛同様河豚が喰いたいとは思わない。第一印象の悪さを払拭できるシロモノを供してくれると言う心優しいヒトがいたら考え直さないでもないけれど。

夜ごはんはお鍋。今週は早く帰りたいので定番アニメ2本目が始まってすぐにお風呂に入ったのだけど、20:00からのN○Kもおもしろそうだったのに、当然ながら途中から「地球・ふしぎ大自然海面を花が走る 西表島 海の神秘」を見ることとなった。

何でも熱帯の海に棲息するウミショウブは陸上生活から水没生活に進化・適応したそうで、大潮に合わせて雄花と雌花が一斉開花するらしい。それも雌花は海上で開花しなくてはならないので制限時間はかなり厳しいようである。なのにまるで申し合わせたかのように数時間の時差で雄花は酸素球に弾かれるように根元を離れて海上に向かい、その瞬間くるっと萼や花弁に当たる部分を反り返らせながら海水を取込み、テルテル坊主かコケシかような形態で波に乗り、雌花の元へとウインドサーフィンして行くのである。

クロースアップなので大きく見えたが、恐らく大きくても数ミリ程度と思われる白い雄花が海面を埋め尽くした様は壮観で、彼らの到着を待ちかねたように潮が引くなり雌花が開いて雄花を迎えるのも自然の妙と言うのか、奇跡のようだ。この生殖システムは1億年かけて完成されたそうだけど、驚いたことにこの"花"は体内時計を持っていて、水槽で育てても大潮を察知すると言う。そして受粉した雌花は台風に備えて根元に巻き付き、やがて根付きやすい場所へ運ばれる種を成熟させるそうだ。

良く考えから雄花が波乗りテクを開発し、雌花共々塩の高さを逆算して一斉開花するよりは、ひとつの花に雄蘂と雌蕊を備えると言う合理的な方向に進化すればこのような「神秘のワザ」を編み出す必要はなかったのではなかろうか。でも環境に適応し、それを利用するあたりは本当に素晴らしい。正に奇跡。体内時計もそうだけど、遺伝子と言うのはきっと「知恵」を持っているに違いない。

帰宅して21:00からディスカバリーチャンネル「セックスの科学WEEK/痛みの研究:恋の痛み」を見る。しかしタイトルか推測した私の予想と違って一組のカップルの危機を通してその心理分析や脳の反応とそれによる体調の変化について解説する、と言うような内容で、不安やストレスがきっかけで副腎から分泌されるアドレナリン@非常事態ホルモンは心拍数を上昇させ、それがまた感情を生む扁桃体などを活性させると言う無限ループに陥る、要するに心がざわめくと心臓に負担が掛かる、ハートはハートを壊す、と言いたそうな、離婚率50%のUSならではの「模範教育的危機克服啓蒙講座」であった。

続いて22:00から「ホライズン:巨大津波の襲来」を見る。これはいつだったかチラっと見て興味を持ち、再放送を待っていた番組なのだ。何でも地震による津波の高さ(正しくは海面上昇か)は10m程度とされているにも関わらず、高さ150mの津波が過去に起きたことが判明し、学者たちはその原因に頭を抱えたそうである。ところがそれより遙かに「高い」津波が1958年7月10日、アラスカのリツヤ湾で発生した。歴史上最も高いとされるその津波の高さは520mと言う。(参照:1958 Lituya Bay Tsunami)

その日湾の奥で大規模な山崩れが起きて巨大な岩の塊が湾内に落ち、その衝撃で発生した大波は全てを飲み込みながら岬から外洋へ一気に流れて行ったのである。エライ学者たちにも思い付かなかった巨大津波発生の原因は「地滑り」だったのである。一気に大量の砂利や土砂が湾内に雪崩れ込む時に海水を掬い上げ、巨大津波となることが実験で検証されたが、速度と距離で津波は際限なく巨大化することがわかった。しかもそれは数100kmに及ぶ長い波長の津波となり、一度陸地に達したら波長の長さそのままに引くことなく内陸部の奥深くまで侵入するのである。

調査の結果、過去にハワイを始め世界各地でリツヤ湾を遙かに凌ぐ巨大津波が起きたことが明らかになった。その多くは不安定な火山岩から成る火山島の崩壊が原因で、長い波長の巨大津波が島だけでなく対岸をも壊滅させたと考えられている。ここ4000年ほど発生していないが、その危険性はどこにでもあり、中でもカナリア諸島にある2つの火山によって形成されているラ・パルマ島が最有力候補と指摘されいいるらしい。

ラ・パルマ島は北が死火山、南が活火山から成る島で、1949年の噴火時に亀裂部分の断層が海側に落ちると言う奇妙な現象が起きたそうである。詳しい地質調査の結果、火山は親水性の岩とマグマが冷えて固まった水を通さない岩の層になっていて、その岩脈がダムとなって火山内部に雨水などを閉じ込めていることが判明し、噴火による熱で水圧が上昇し、岩を動かしたと言う結論に達したそうである。しかも山の西側全体が崩壊の危機にあると言う。

この島の西半分が崩壊した場合、史上最悪の自然災害となるのは必至である。山が海に雪崩れ込み、低い見積で高さ650mに達する巨大津波が発生し、それは少なくとも波長30kmで、700km/h以上のスピードで米大陸東海岸に向かう。約8時間でマイアミは勿論、ニューヨークまでもが巨大津波の洗礼を受けることになる。恐らく被害は北米大陸だけに留まらず、中南米から南米大陸まで及ぶだろう。その時ヒトがどれほど科学技術で武装しようとも、津波を阻止する術はないだろう。高さ1kmのダムを築いたとしても凄まじい破壊エネルギーに粉砕されるに違いない。

しかし心配することはない。山が崩壊するのは次の噴火時か、500年後かは「予知」できないらしいが、少なくとも次の噴火までは結構な猶予があるらしい。その前に「ディープ・インパクト」がある可能性については言及するのは止して、ただ次世代人類の健闘を祈るとしよう。

【今日のニュースめも】

天文:
Spirit prepares to cruise; Opportunity in science mode(両ローバーとも移動距離が不足するのは何故だろう<またフィートとメートル換算間違ってるとか?)
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、爆発的な星形成によってできた銀河の泡構造(既出:スターバースト銀河NGC 1569)
宇宙背景放射は予想以上に銀河団の影響を受けているかもしれない(既出:スニヤエフ・ゼルドビッチ効果)

自然・環境:
「特定外来生物」指定、輸入など許可制…被害防止法案(どこまで「管理」できるかねぇ)
道路騒音を音で打ち消す 国道43号に新型遮音壁(毒を盛って毒を制す発想?音響技術「アクティブ・ノイズ・コントロール(ANC)」)

健康・医療:
米医学研究所、自閉症とワクチンの関連を再検証へ(水銀保存料を使用したワクチンの投与が自閉症の原因となる可能性について)

web・IT関連:
ジャネット・ジャクソン「露出」事件、訴訟や便乗スパムの大騒動に(ポルノサイトに誘導する「ジャネット・ジャクソンの最新ヌード画像」「ジャネット・Jの画像と動画あります」などの件名スパムが急増、トカ<日本でポロリ演出しそうな熟女と言うと、ルミちゃんあたりだろうか)
ドメインの有効期限をうっかり忘れた『Washington Post』紙(意外とよくあるハナシだったりするらしい)

雑ネタ:
性犯罪者は一生涯拘束…スイス国民投票で採択(快挙!素晴らしい!パチパチパチ)
「製造能力あった」ブッシュ氏、大量破壊兵器問題で釈明(断固拒否!テメーは自己チュー侵略者だ<「当時は世界の情報機関がフセインは武器を持っていると思っていた。私の当時の心情を共有してほしい」)
チャールズ英皇太子がイラクとイランを訪問(次期国王の座を息子に奪われるのを阻止するための点数稼ぎやな)
「のぞみ」で人身事故(わからんかったんかねぇ、つか、タルみ過ぎとちゃうのん?<別車両が横付け乗り移り…新幹線に“忘れ物”)
下品な放送に歯止めを――米政府、取り締まり強化に動く(下)(日本の方が無法下状態だもんなぁ)

おまけ:
類家明日香、ホルスタイン並みのHカップ“乳しぼり”(その表現は褒めてると思えない)
悩殺!黒パンチラリ…小悪魔・小倉優子ゆうこりん、後ろからも黒パン大サービス(後ろチラの方が可愛いなぁ)
Vo Vo Tauショートパンツで“ヌード”を歌う(さて、誰が日本版ジャネットになるだろう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:性身年齢鑑定】(情報提供:この方←ぱくり♪)

あなたの性身年齢は39歳です。(がぁあああーん!!!HSTのごとく現役引退目前宣告?いやいや、「熟女」なのだと思うことにしよう←かなり動揺している)
  
あなたのHは今一番脂がのっていい時期です。(あらん♪)
経験とテクニックもなかなかで、お互い満足できるHが出来るでしょう。(うふ♪)
あなたは年齢相応のHをします。
同じ性身年齢の人とHすると、非常に相性がいいでしょう。(つーので♂♀問わず同じ鑑定結果が出たヒトは私にオファーするように<うそ)

あなたは体の成長の割に心が未熟です。(どわっ!←ぱくり♪)
性欲はあまり外には出さない方です。(そうかなぁ?)
女性の場合、痴漢にあいやすいでしょう。(ないない)

あなたが一番燃える体のパーツは
ずばり、唇です。男でも女でも、舌を絡ませた激しいキスや、唇や舌による愛撫を好む人が多いでしょう。(ソレはナイショ、うふ♪)

あなたのオルガズムは(女性のみ)
ほとんどイッた経験がないでしょう。(ちょっと待て、引退控えたトシでソレはないだろ←かなりイジけている)
イキそうになっても自分で抑制してしまいます(いーやー!しくしく←ぱくり♪)

あなたにぴったりのHスポットは
公園です。(インドア派なのだが←違)

今日のあなたのラッキー体位は
駅弁です。(駅弁って?と思わずぐぐってしまったよ<参考:h tp://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/9969/momoziten.html←吹き出すキケンあり)

今後、死ぬまでにするHの回数は
1340回です。(「1回」の基準は何?結合回数?にしても少ないような気がしないでもナイ←おい)

最後のHをする年齢は
83歳です。(どわっ!←ぱくり♪)

あなたの変態度は
34%です。(少なっ!)

あなたが一生のうちHで消費するカロリーは
592960kCalです。ご飯で言うと茶碗3706杯分です。(標準がワカラン)

感想:はぁあああーっ、と溜息しか出ない結果に泣きたくなったぜ。おまけに「灰になるまでオンナはオンナ」と言うけど、83歳まで長生きするつもりはないし(無理だろう)、そもそもヤれんだろーと思うのだが。もとい、役立つと言うべきか。いや、問題は相手か。...あまり深く考えるとますますバカバカしくなってキた。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.10 Tue.   キス/ヴィラ・ルース洞窟/あなたの脳の年齢鑑定
朝は昨日以上に冷えていた。そして火曜日は実家の方のゴミの日なのだが、その日に限って母は寝坊すると言うマーフィーの法則が私的に成立しており、それは今日も破られることはなかった。時計を見てこれはマズイと朝食途中でゴミ収集場所まで走り、数分間ロスしたと焦っていると母が起きて来た。

ぼちぼちシゴトしながら雑記を作成・更新し、実家ランチ後日記作成に取り掛かる。岡大教授もN○K番組をご覧になっていたようで、ネタがカヴるけどしようがない。それを含めて本日はTV番組ネタが3題あったので予想以上に長文になってしまったけれど、これまたしようがないのでそのまま更新する。って、全文読む人はどれくらいいるんだろう。大変だろうな。←他人事かい

天気予報通り今日は雲一つない快晴となり、昼間はとても暖かかったが、やはり夜は寒いと感じる。厳冬期は過ぎたのだろうけど、雪山をナメて公費大盤振る舞いさせた大学生@救助費用5000万円!?…関学ワンゲル遭難がいたりするし、まだまだ冬は現役のようである。ってので、夜ごはんは「伊東家」を見ながら昨夜のお鍋の残りと具入り出汁巻き卵など。それから21:00 からのディスカバリーチャンネル「セックスの科学WEEK:キスってなんだ?」に合わせて帰宅。

社交辞令やサービスの場合もあるだろうが、キスは基本的に親しい者同士で交わされる愛情表現である。日本語では「接吻(因みにgoo辞書によると「吻」は唇ではなく「動物の口の付近から先へ突き出していたり伸縮できたりする部分の総称。構造や機能はさまざまで、吸口器をもつ昆虫類(チョウなど)の口器、哺乳類(ゾウなど)の鼻の延長部分などがある」らしい)」、江戸時代だったかには「吸い口」と称されていた「kiss」はヒトだけでなく、類人猿/霊長類にも見られる行動だそうで、私は知らなかったが、チンパンジーは「でぃーぷ・きっす」もするらしい。<10「へー」

ペストの流行などで一時期中断したり、「寄生木の下でキスすると」云々なんて時代もあった「キス」の歴史はかなり旧いと考えられている。かの有名な「カーマ・スートラ」にも記載されており、性的な快楽を伴うキスだが、ステディーな間柄では安らぎや幸福感を与えるものでもあると言う。そして年代や関係によって「キス」は脳を刺激して様々なホルモンを分泌させる。つまり性的興奮だけではなく、リラックスさせる効果もあるのである。

唾液には1億の細菌と抗菌物質が含まれており、キス1回あたり100-500万の細菌が行き交っているそうである。しかし「ひぇええ、不潔!」と驚いてはいけない。唾液には抗菌作用があるのであり、しかも実験でキス後は抗体が10%増量、つまり免疫力を高めたことが確認されいるのである。別の実験で女性は自分の免疫物質に似た香水を選ぶが、異なる免疫性を持つ男性の"ニオイ"に惹かれることがわかっている。つまりキスによってヒトは黴菌を交換して免疫を高めているのである。そう言えば以前にも「キス」が免疫力を高めると某番組で知って吃驚してたりする。

しかも特に男性は大きくて豊かな唇、即ちふっくらした唇を好む傾向があるらしいが、唇にはその部位には過大なほどの「感度」が脳内に割り当てられており、唇を突き出して相手の唇を「吸う」行為には結構な筋肉を使っているそうで、皺予防になり、唾液分泌が高まって歯周病予防になり、更に心身刺激ホルモン分泌を促す、要するにキッスすると心身ともに活性化させる効果がある、早い話が「キッスはカラダにとてもイイ!」と結論付けられるらしいのだ。

若かりし頃酔っ払うと誰彼構わずキス魔と化した私らしいので(覚えていない)、さぞ色んな免疫を持っていることと思うが、「巧い」かと問われると、ヌケヌケと「yes」と答える自信はない。でも私はkissはとても好きである。相手の意思に関係なく、好きな人にはキスしたいし、それには性別など関係ない。性身年齢鑑定で1歳年下となった某人とはS素質で「お手合わせ」することは困難と判明したが、「健康と美容のため」kissくらい厭わないことにしても誰も責めないだろう。因みに年齢オファーは1件@♂だったが、私は♂♀問わず好きな人とはkissしたいヒトなので、身の危険を感じたヒトには私を酔っ払わせないことを推奨する。見境がなくなる可能性が非常に高い。いかがっすか?>某人

日付が変わった24:15からNHKスペシャル探検:溶かされた大地〜謎の洞窟に原始の命を追う〜の再放送を見た。

メキシコのタバスコ州ヴィラ・ルース洞窟は硫化水素@有毒ガスに満ちており、マスクなしで入ると血液中のヘモグロビンと結び付いて酸欠になるそうである。総延長約2kmの洞窟内には26カ所の噴出口があり、入り口付近で28℃湿度100%、奥へ行くほど硫化水素の濃度が高く、それは原始の地球に似た環境だと言う。そして人類には生存不能環境である奥はイエロー・ローズ@硫黄の結晶に覆われているらしい。

石灰が溶けて硫黄臭のする白い水の川の源泉である洞窟にはヘモグロビンで対応した魚やユスリカ、高いところを飛ぶ蝙蝠が環境に適応して棲息しているが、その食物連鎖の底辺にいるのは硫化水素を食べて硫酸を排出するバクテリアだそうである。彼らは石膏ペーストと呼ばれる石灰岩の残骸を溶かした岩に模様を付け、石膏ペーストが結晶化した幻想的な光景を創造している。硫化水素濃度73ppmの噴出口にはバクテリアがコロニーを形成し、環境に適応・進化した魚や原始的な鰻もどきの生き物たちの生命を支えながらもかつては浅い海だったが、地殻変動で山岳地帯になった石灰岩を溶かし続けているそうだ。

最深部は硫化水素濃度が300ppmを超えているらしいが、撮影用カメラの機材などをオシャカにするその高濃度環境は金色の薔薇に覆われた幻想的な空間を作り出しすこととなった。イエロー・ローズと呼ばれる、研究者たちでさえ限られた数しか目の当たりにしたことがないと言う洞窟奥にはそのイエロー・ローズが壁全面を覆い、原始の地球環境に棲息していたと考えられるバクテリアが存在し、今もなお岩を溶かし、太古から脈々と続く生態を継承しているそうである。

美しい・素晴らしいに加えて「逞しい」と賞したい原始の生命体は天の川銀河のオリオン腕に漂う恒星ソルのシステムだけに誕生し根付いたとするのは時期尚早だろう。チムニーと呼ばれる海底火山の熱水噴出口に生きる生命の親戚は木星の衛星イオでも棲息しているかも知れないし、「知恵があるのではないかと思われる遺伝子」は青い惑星・地球だけで「進化」したとは思えない。どれほど過酷な環境にも「適者生存」しているだろうし、たまたま「落ちた」惑星または衛星の重力や大気にも適応・進化した「知的生命体」はヒトだけではないと私は思うのだ。

エイリアンはきっといる。問題は出会えるか否かだけではないだろか。どちらが早く「恒星間飛行」を実現し、またその存在を察知する時空及びタイミングだけが懸念さけるだけで、今この瞬間にも「we are not alone」を求めて「知的生命体」を探査している「知的生命体」は存在するのではないだろうか。願わくば『コンタクト』が夢想で終わらないことを。私の「意識」が生きているうちにそれが実証されることを望んでやまない。

【今日のニュースめも】

天文:
「宇宙の果て」の光集める2mの鏡 兵庫の天文台に(150億年彼方の世界か...)

サイエンス・テクノロジー:
「老化遺伝子」操作で、簡単に長寿を実現?(欠乏遺伝子が関わっているような気がするな<「SIRT1」タンパク質と「フォークヘッド転写因子」を生じさせる2つの遺伝子)

自然・環境:
Scientists Find Ozone-Destroying Molecule(オゾンを破壊するのは極地の成層圏に存在する"chlorine monoxide dimer"と判明)
有害性指摘される化学物質、全国の水系で検出(もはや「安全な水」などないのでは)

健康・医療:
オフィスの机は細菌の巣くつと、便座より不潔?(飲み食いしたければコピー機で、とか)
がん患者3・2%は診断被ばくが原因(やはり「不健康診断」なのねん)
「インターネットは引きこもりなど精神的に悪影響……」との調査に逆説(「精神的な癒しの効果があり、うつ病を始めとする気分障害の治療に有益」らしい)
現代人の運動不足、幼児期から兆候 英研究(だろうな)
「1日1個のリンゴ」では不十分!? 現在の野菜や果物、50年前よりも栄養が少ない!(品種改良の弊害かも知れないけど、土壌や水質の変化もあるのではないかなぁ)

web・IT関連:
スマッシュヒットとなった、アップル社の『GarageBand』(知らなかった<音楽レコーディング用ソフトウェア)
『MyDoom』ワームの新変種、『MyDoom.C』登場(『ドゥームジュース』とか『マイドゥームC』関連:『マイドゥームA』のソースコードを配布する新ウイルス「マイドゥーム」に亜種、ネット接続だけで感染も)

雑ネタ:
BSE牛、米が調査打ち切り…“疑惑牛”追跡不完全(でも欧米にとって日本の牛は「安全ではない」らしい)
安部被告は「善悪判断できず」…公判停止も(現役の時から「善悪判断できず」とちゃうのん)
「キリスト教徒以外ばか」 米機長、乗客に暴言(「キリスト狂信者はばか」と確信できたな)
「単位ゼロ」指摘され…小泉「留学は経験が大事」(開き直り「ばか」)

おまけ:
特技はハダカ…釈由美子が鍛錬の脚線美披露(キレイやん)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:あなたの脳の年齢鑑定

あなたの脳は現在22歳です。

あなたの脳は全盛期です。

どんな刺激も吸収し、脳の活性化に役立ててしまいます。
今の状態を保ち、さらに刺激を与えてやれば脳の若さを保てるでしょう。
しかし、無理をしすぎると体がついていかず(どわっ!←ぱくり)、疲れが貯まって脳の機能低下をもたらすので注意が必要です。

実際の年齢とは-"xx"歳差があります。
ということは、実際の年齢と比べてあなたの脳は若いです。
周りの人よりも考えが柔軟であったり、革新的であったりしませんか?(うふ、それほどでも)
しかし、それも善し悪しで、考え方が甘かったり、夢のような事ばかり考えている可能性があります。(ぐさっ)
少し、落ち着くことも大切です。

あなたの脳機能が停止するまでの年数:6 年です。(どわっ!←ぱくり)

感想:ふふふ、私の脳は若いのか(hasepに勝っているはず)。つーか、要するに「ガキ」「おこちゃま」なんだろーな。でもあと6年で停止なんて残酷だわん。しくしく。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.11 Wed.   美の科学/『Heaven』
携帯をオフにしておいたのでしっかり朝寝坊した。午前中に目が覚めたのだけど、世間は春の陽気で、紫外線が気になるほどの好天だった。実家でブランチを摂り、だらだらしてから住処に戻り、花鉢の水遣りしたり、ゴソゴソ・だらだら過ごす。暖かいとは言え、窓全開で空気を入れ換えるのはちょっと寒かった。

夜ごはんは焼き魚とお鍋の残りの雑炊。帰宅して21:00からディスカバリーチャンネル「セックスの科学WEEK/美の科学:異性に感じる魅力」を見る。何となく見覚えがあったので書き残しているかログを調べようとしたけど、ぐーぐるには引っ掛かってないようなのでメモっておくことにする。

例えば日本人の美学は「隠すこと」、インド人にとって美のポイントは「目」など、民族や国によって様々な基準があるけれど、どうも人間の遺伝子には共通の「美の基準」があるらしい。それは「左右対称」であること。左右の顔が完全対称と言う人は限りなく少ないと思われるので正しくは「限りなく左右対称に近い」かも知れない。ともかく非対称なのは良くない環境とか良くない遺伝によるものと無意識に認識されるそうである。

左右対称は生殖の動機にも遠因しているとかで、排卵期の女性は左右対称顔の男性の匂いを嗅ぎ分けることができたりすると言う。つまり左右対称は美と健康を象徴しているらしく、男性はそのような美しい女性を見るだけで本能的に性的興奮反応するのだとか。更に女性の生殖能力を強調するのがその体型で、マリリンのようなウエストとヒップの比率0.7(W60cmの場合H85.7cm)が理想とされているらしい。しかしそのような素晴らしい美女をゲットできる男性の数は限られている。

女性は安定した生活を保証する(と思われる)社会的地位や財力などを男性に求める傾向があると言うことだが、これまたそのような素晴らしいリッチマンをゲットできる女性の数は限られている。そして男女とも自分の容貌や地位、収入その他も考慮しないわけにはいかず、自分にそれほど自身のないものは自分に見合った相手で妥協し、自分に適した相手が魅力的に見えてくるものだそうである。あまりにも不釣り合いなカップルはなかなかうまくイカないと言うことだろうか。

まぁ確かに多少の背伸びは何とかなるとしても、例えば私のようにとても美人とは言えず、ナイスバディからは程遠く、学歴や生まれ育った環境も自慢できないようなヤツには頭が良くて見目麗しく、頼もしいリッチマンは分不相応であることは明白である。合わせようと足掻いたところでいずれはボロが出るので身の程を弁えて高望みするなと言うことだろう。けっ。

しかし実年齢より大幅に若いらしい私の脳が停止するまであと6年しか残されていないそうなので(昨日の日記参照)、せいぜい余命を有効に・有意義に使うことを考えるべきなのかも知れない。ラストはできるだけ楽しくハッピィに、笑って迎えたいと思うし。

ところで今日は何で休みだったのだっけ?テンちゃん万歳精神もないし、おクニとそのヘタレな指導者に命を捧げる気など更々ない私には皇紀ってナニ?でしかないのだが、休日なのは喜んで受け入れてあげよう。

【今日のニュースめも】

天文:
M64: The Sleeping Beauty Galaxy(再掲:"黒痣(Black Eye galaxy)"の別名が"眠れる森の美女(Sleeping Beauty)"とは)
Reactor research to power journey to Jupiter's moons(イオを除くガリレオ衛星探査の推進装置研究について<いちおう非核で行くつもりらしい)
Europe's Mars Express spies Valles Marineris region(すごい!<マーズ・エクスプレスが撮った赤い惑星画像)
Spirit rover establishes new Mars driving record(SpiritがMars Pathfinderの火星走行距離記録を更新!<69.6feet)
日本惑星協会:オポチュニティ、地表に含まれる赤鉄鉱の分布などを調査スピリット、本格的活動を開始9日には着陸以来最長の距離を移動酸素と炭素を持つ太陽系外惑星

サイエンス・テクノロジー:
ぶつけると光るダイオード 日新電が開発(ライトセーバー希望!)

自然・環境:
NASA Predicts More Tropical Rain In A Warmer World(温暖化で海面温度が上昇すると熱帯の降雨量やwarm rain頻度が上昇する言う研究報告<よくわかってない)
海から百キロの路上にアシカ出現、パトカー占拠も(川を遡ったのでは、とのことだが日本のようにペットアイドル扱いされてるかは不明)

健康・医療:
肥満の遺伝子治療に光明=米でラット実験に成功(これで安心してデヴになれるってか?<脂肪蓄積細胞を脂肪燃焼細胞に変質させる遺伝子)

web・IT関連:
MS、「緊急」含む2月の月例パッチを公開、Virtual PC for Macにも脆弱性(恒例の「緊急」)
ポルノ系「Whitehouse.com」、実子思い売却へ(いくらで売れるんだろう)
Siemens、“ペン型携帯”をCeBITで披露(悪筆でも正しく読み取ってくれるのだろうか<手書き文字認識機能)

雑ネタ:
「親切」は人のためならず――雪かきをして訴えられる可能性あり!(UKも訴訟大国?<と言うより弁護士天国)
J・ジャクソンの胸露出問題、原告の女性が訴訟撤回(何だ、つまらん)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ヘヴン】

トリノの英語教師フィリッパ・パカード(ケイト・ブランシェット)は高層ビルの会長室に時限爆弾を仕掛け、通報を無視し続けた憲兵隊に爆破予告の電話を入れる。しかし彼女が殺そうとしたアルコム社のヴェンディチェ会長は難を逃れ、無関係な市民4人が巻き添えになったのだった。フィリッパはテロリスト容疑で憲兵隊に逮捕され、ピニ本部長(マッティア・スブラジア)の尋問を受けることになるが、英国人の権利として英語による供述を求める。

着任したばかりの刑務官フィリッポ(ジョヴァンニ・リビージ)が通訳を申し出た直後にフィリッパは事の次第を知らされ、罪のない4人を殺してしまったショックと罪悪感から失神してしまう。彼女は離婚手続中に麻薬の過剰摂取で死亡した夫の友人で、生徒たちを死なせた麻薬取引の元締を殺すつもりだったが、その頃既に憲兵隊への通報記録も何者かによって闇に葬られていたのである。

フィリッポは11歳の弟アーリエル(アレッサンドロ・スペルドゥーティ)が彼女の生徒だったことを知り、その人柄に惹かれて行く。そんな彼を元憲兵隊本部長の父ファプリーツィ(レモ・ジローネ)は心配するが、フィリッポは傷心したフィリッパの脱走計画を立て、実行に移す。そして彼女に本意を遂げさせ、2人はフィリッパの故郷トスカーナへ逃亡する。似た名前を持つ29歳のフィリッパと21歳のフィリッポは偶然にも同じ誕生日だった。

*****

残酷な映像がまるでなく、とにかくラヴシーンから爆破シーンまであらゆるシーンが丁寧に練られ・撮られたとても美しい作品である。そしてケイトがまた素晴らしく美しい。英国人と言う設定なのでほぼ英語だが、イタリア語の台詞部分も多く、ハリウッド作品にありがちな舞台がドイツだろうとフランスだろうと英語と言う違和感はない。英国人なのにイタリア風の名前なのはナゼ?と言う疑問は残るが、まぁ良いではないか。

生徒思いの教師が麻薬元締名士暗殺を企てるところから物語は始まる。そんな彼女に惹かれる純粋な青年、そして2人の運命はまるで坂道を転げ落ちるように脱獄、処刑、逃避行へと転落し、何とも象徴的なラストで終わる。ここは私的にはちょっと不満が残るが、何と言うか、久々に「丁寧に作られた映画」「その美学が伝わって来る作品」を観たように思う。

DVDに収録されていたカットシーンにはもったいないと思えるものもあったが、敢えて「美しい純愛映画」と称えておこう。フィリッポの父の「なぜ最も大事な瞬間に人間は無力なのだろう」が印象的だった。監督は『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ。
(2002年アメリカ・ドイツ・イギリス・フランス映画97分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.12 Thu.   童話占い/あなたの恋愛はどのタイプ?
就寝時にぼんやり考え事をしたのが良くなかったようで、昨夜は目を閉じて数分後には眠りに突入する私にしては珍しく寝付きが悪かった。何となく布団が重く感じられたので毛布を払い除けたのだが、それでも妙に寝苦しかった。ので寝過ごすかとヒヤヒヤしたけど何とか携帯アラームで起床。

昼間は晴れて暖かくなったが、慢性ネムネム病の私には目を開けているのもツライ拷問時期に突入したとも言える。ファイリングしながらボケボケ過ごし、本日も時間内に雑記・日記とも更新して寄り道に向かう。朧気に狙っていたモノは見つけられなかったけれど、チーズケーキの材料はしっかりゲットして実家に戻り、お餅入りラーメンな夜ごはんを食す。

帰宅して21:00からのディスカバリーチャンネル「セックスの科学WEEK/ディスカバーマガジン:セックスの科学」を見たのだけど、ヒトのフェロモンは肌に含まれていて、鼻にナイと考えられていた嗅ぎ分け能力があるとか、何だか見覚えがあると思ったら、再放送だった。

脱力してcsn1改めムーピーチャンネルの『めぐり逢い(Love Affair)』を見る。アネット・ベニングは可愛いけどオリジナルのリメイクでコレのオリジナルになるのだっけ、ともかく何度もリメイクされてるようだが、私はトムとメグの『めぐり逢えたら』に繋がるデボラ・カーとゲイリー・グラントのを観たい。

【今日のニュースめも】

天文:
遠くの銀河ベスト10「すばる」一人勝ち?(「すばるディープフィールドプロジェクト」の成果)
M78星雲の近くに新しい星雲が出現(暗黒星雲(Lynds 1630)に隠されていた誕生まもない星(原始星)がアウトバーストを起こし、その光が周囲の星雲を照らしている、らしい「新変光星雲」)
NASA科学者ら興奮=火星探査車が層のある岩を発見(砂嵐の悪戯かも知れないぞ、足止めされた片割れは大丈夫なのかねぇ<Cold motor causes Spirit to remain parked for a day)
UK and ESA announce Beagle 2 inquiry(残念<Beagle 2 has been declared lost関連:Beagle 2 lander failure investigation formally begins)
Gravitational lens reveals heart of a distant galaxy(重力効果は奇数とするアインシュタインの予言にそった第3のクエーサー幻像探究は遠方の銀河研究に繋がる、みたいなハナシ)
Beyond Our Worlds(ソーラーセイル機による太陽系外恒星間探査に向けて←思い切り気の長いハナシやな)

サイエンス・テクノロジー:
米宇宙計画、費用節約は大事故につながる=専門家(軍事費最優先だからな)
ヒトクローン胚からES細胞作成に成功、米韓研究者(朗報なのかねぇ、関連:クローン技術で万能細胞…韓国で世界初の成功)

自然・環境:
サメ、脚をかみ、離れず そのまま岸まで泳ぎ助け要請(体長約60cm子供のサメでもすげー&こわー)
()http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200402120022.html" style="text-decoration:none">路上で保護のアシカ、頭に弾丸痕 警察が募金運動開始(それで方向音痴の荒っぽい性格になったのか?<「CHIPPY」)

健康・医療:
鳥インフルエンザ、人から人に感染した証拠ない=WHO(でも鳥は警戒すべきらしい<鳥インフルエンザで厳戒 佐渡のトキ保護センター)
子供がほしければ禁煙を=生殖機能に深刻な影響―英医師会(欲しくないなら喫煙を、と言うのでもナイ)

web・IT関連:
MS、「緊急」レベルのセキュリティーホールを半年遅れで公表(再掲、と言うので自衛策@優れたフリーウェアでコンピューターを護ろうファイアーウォールやスパイウェアやトロイの木馬にスパイボット・サーチ&デストロイなど)
オンライン・ゲームにはまる中年女性 AOL調査(ヨカッタ、私は「中年女性」ではないわけだ<違)
カモン京都!携帯で観光もお土産もお任せ!(不携帯なヒトは置いてきぼりか)

雑ネタ:
王子様は“午前様”…王室苦悩、快楽追求どこまで(エエトシしてフリーン・リコーン親父の血筋なんだし、遊び盛りの未成年のご乱交くらい見逃してヤれよ)
アテネなどのレストランは40%が衛生基準満たさず(問題は病院設備と受入態勢が整備されてるかだな)

おまけ:
小向美奈子が解禁しちゃった、これまでにない…(結構ヴォリュウムが♪)
カリスマモデル榮倉奈々が16歳の初写真集(うむ、キュートだ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:童話占い

命数*の姫:ドロシー

恋の得意技:若者のお歳暮&お中元
恋の決めセリフ:「あなたのは特別なの」
恋の落とし穴:愛情が分散
逆境に強く、周囲の反対やライバルの登場に燃えるあなた。欲しいものはガマンできない欲張りな面もあるけれど、おごったりプレゼントするのも大好き。そんなあなたは、周囲に集まる弟のような男友達のなかから、頼りなさげな男性を選び、自分好みにしっかり教育します。出来上がった彼は、まさにあなたの言うがまま。しかし、ときには普段の好みと正反対の情熱的で男らしい人(=ドロシーと同じタイプ)と、激しく燃え上がりぶつかり合うような恋をすることも。周囲にはケンカしているようにしか見えないカップル……怖っ。

当日の運勢
「ライバル姫よりも目立ちたい!」と、変わったことをしたくなりますが、いつもどおりに振る舞うのが吉。また急な出張や残業、先生や親からの断れない用事などなど、理不尽に思えて「カミサマが私のジャマをしてる!?」と、目に見えない存在のせいにしたくなります。忍耐力を試されていると思って、己と戦いましょう……なんでバレンタイン当日に自己鍛錬を? という疑問は置いといて。「早くしないと彼が帰っちゃう!」とか「ほかの姫が彼に……」と、焦ったり不安になったりしたときは、目をつむって深呼吸。ヒッヒッフー(それはラマーズ法)。焦ってもいいことはありません。この日のドロシーに大切なのは、『現状維持&平常心』。

バレンタイン必勝法
ドロシーのバレンタインは、基本的に『若者のお歳暮&お中元』。安くておいしいチョコや、安くてかわいいチョコや、安くておもしろいチョコや、安くて(もういいって)。あちこちに感謝や激励の気持ちとともに贈ります。では、本命には? というと、思い立ったら即行動、好きになったら即告白、というドロシー。年に一度のバレンタインなんて関係ナシ。それでもバレンタインで恋をゲット! と燃えるなら、本命や恋人に「あなたは特別!」と、男友だちとは選ぶのにかかった時間も値段も違うことをアピールすることが、必勝ポイント!

命数*の王子:わらしべ長者 攻略法
明るく積極的な女性が好み。「男勝りの彼女を包み込む自分」に酔いしれます。我(が)を通したり彼に譲ったりして、彼に乗せられてあげましょう(笑)。手作りモノを贈ると「自分のために」と感激してくれること請け合い。

感想:ま、殆ど当たってるとは思わないけど、取り敢えずヴァレンタイン目前と言うことで。(←まるで気合いナシ)

【fortune:あなたの恋愛はどのタイプ?−SEX and the CITY−】

Ashley
優柔不断で流されるままにズルズルと…ってタイプ。押しの強い男に弱いのでは?

アシュレー(from サイドウォーク・オブ・ニューヨーク)「一度でいいから、あなたと腕を組んで通りを歩きたいの」
19歳の女子大生。ベンジャミンの熱烈なアプローチに惹かれつつも、グリフィンとの不倫の関係から抜け出せずに苦悩する。

感想:う、思い当たる...ってか、上のと随分違わないか?<傾向



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.13 Fri.   キレて散財/脳内チェック/『Valentine』
13日の金曜日、でも仏滅ではなく大安だったりする。そんなことは気にも留めていなかったのだが、外食ランチに出たおりに「キリストの恨みか?」のようなムカツく目に遭った。お気に入りのセサミハードを買いにドンクに寄ると、スライスが混んでいるようなので代金だけ支払って後で取りに来ることにしたのである。それなら「お待たせしません」と言うことで。

で、ドトールで新商品のクロックムッシュを食し、ちょっとウロウロしてからドンクに行くと、何と私が到着してから切り始めたのである。スライス待ちを避けて会社に戻る時間を逆算し、受け取るだけと思っていたのに別の客の分をスライスしてから支払済のパンをやっとこさ切り始めたのだ。「お待たせしません」ってのはウソだったのかい!

おかげてランチタイムオーバー必至となり、あまりの客をナメた仕打ちにキレた私は「店長を呼べ!」とクレーマーと化したのだが、肝心の文句を浴びせたい相手は不在で、散々待たされた挙げ句「お待たせして申し訳ありませんでした」の言葉もなかったので更に罵声を挙げたくなった私は自分の口元を抑えて商品を引ったくって店を後にするのが精一杯だった。まったく客をバカにしている。ドンクの社員教育はどうなっとるんだ。指定時間にスライスしておくことさえできんとは呆れたよ。

と怒り心頭で会社に戻ろうとしてフト目に付いたのである。チョコレート売り場が。数分後私はゴディパのチョコ入り袋を下げていた。しかもキレて冷静さを失っていた上にミエも手伝って複数個である。どうするんだ、私。全部自分で喰うのか。それはオンライン発注済みだと言うのに予想外の散財をしてしまったのである。全てドンクが悪い。おまけにクレーム入れてやろうと思っても公式サイトにメイルアドレスを公開していないと来る。むきーっ!

結局帰り道でも数カ所寄り道して散財し、実家に戻って財布の中身を改めると所持金は1000円札1枚と小銭だけになっていた。これで週末はヒッキー生活決定である。だってATMに行くのもめんどうだし。とにもかくにもドンクが悪い。セサミハードは好きだけど、当分あの店で買うのはヤメにする。誰が行くもんか。

夜ごはんはカレー。今夜の「ぐるナイ」はゴチではないのでチャンネルをあちこち変えていて、とある番組に母と2人して釘付けになってしまい、予定より帰宅時間が遅くなり、「セックスの科学WEEK/ホライズン:性の化学 バイアグラ誕生」には間に合わなかった。尤もこれまた見たことのある再放送と思われるので、見逃しても悔いはなかったりする。

【今日のニュースめも】

天文:
Spitzer Space Telescope Sends Rosy Valentine(宇宙赤外線望遠鏡SpitzerからのヴァレンタインプレゼントはNGC 7129@宇宙の赤い薔薇<Spitzer Space Telescope sends cosmic Valentine rose)
'Berries' on the Ground(Opportunityのいる土壌のクロースアップ@ブルーベリーのような粒子)
International interplanetary networking succeeds(赤い惑星でESAとNASAが「国際協力」)
NASA、ハッブル宇宙望遠鏡の補修打ち切りを決定(JWSTまで我等がすばるやチリに建設中のツイン頼み、かな<新発見・うっとり画像)
かつて赤色巨星に飲み込まれていた恒星の存在証拠(伴星より低温だったと言うことでもあるのかな<現白色矮星)

サイエンス・テクノロジー:
A New Form of Matter: II(物質の第6の形態<素粒子の世界っぽい)
燃料電池用水素、無害エタノールから効率的に 米大開発(トウモロコシから水素)

自然・環境:
昆虫は海から陸に上がった最古の動物の1つか=ネイチャー誌(進化については植物との相関関係もありそうだなぁ)

健康・医療:
豚からニパウイルス感染か バングラデシュで14人死亡(ついに豚もか<コウモリ発)
大酒は数カ月後でもバレる=スイス学者らが検出法開発―英科学誌(ひぇ〜<「アルコールの証拠を抹殺するには体毛を全部剃ってしまうしかない」)
「牛肉の安全は全頭検査しかない」BSE発見学者(異常プリオンを無害化できないのかねぇ)
乳ガン多発地域、原因は「出産年齢、ホルモン補充療法、飲酒」?(環境説は否定されたとか)
猛毒ボツリヌス菌、美容用に密輸が増加 成田空港(テロ組織に流れたらどうなるんだろう)

web・IT関連:
Microsoft、Windowsソースコードの流出を認める(M$側の「Windowsのソースコードの一部分が出回っているとしたら、それはセキュリティよりも知的財産権の問題だ」より「短期的には(バグが発見されるなどの)問題があるかもしれないが、長期的にはMicrosoftにとってメリットになる可能性がある。同社のコードがもっと安全になるかもしれないからだ」にナットクしそう)
1日20通以上のケースも…83%が迷惑メール経験(未経験が17%もいる方がオドロキ)
「殺人請け負い」サイトを開設、韓国大学生を逮捕(既に「注文」があったそうな)
IBM、「300年先までの地球の気候を予測するスパコン」を納入(『地球システム・モデリング・ファシリティー(ESMF)』@528ギガFLOPSとか)

雑ネタ:
バレンタイン前に二人の愛を確かめる「愛発見器」(愛は測れるらしい)
股間の沽券もいまや…男の座りション急増のワケ(トイレ環境の変化に合わせないとな<「汚れて困る」と妻が禁止令)

おまけ:
あかね色の下の青空は地球の影…夏も終わりの南極基地南極に夕焼け戻る 昭和基地南に鮮やか「赤ひげ山」(南極の初秋2題)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:あなたの脳内チェック】(情報提供:この方←ぱくり♪)

●あなたの頭脳タイプ <Dc型>新思潮革新タイプ 社長になれる度数95%
あなたは既に何らかの形で、代表か社長またはリーダー的存在で活躍していることでしょう。あなたは発想が豊かというより、人とは180度違う発想をします。言葉について強力なパワーをもち、そのひらめきによって魅力的な思想をくりだします。表現力を身につけて新しい芸術や思潮を開発してください。文学・哲学・美学などで能力を培ったのち、既成の仕事にこだわらず最先端をいく分野を創造してください。

[相性判断]
◇あなたをもうひと回り大きくしてくれる人はDa、Db、Ca、Cbの人達です。 既にこの力もお持ちのあなたはどこの社長さん?
◇Bc型の理論的な人とコンビを組むことによって、あなたの能力は大きくひらかれることになるでしょう。

●あなたの知能領域(考えたり憶えたりする材料 )
あなたは、言葉の意味などを材料に『概念的にとらえ』考えたり憶えたりする能力に優れています。

●あなたの知能活動(どのように頭を働かせるか)
『転換的思考型』
ひらめきが良く、逆転の発想などまったく別の角度からの視点をもって考えられるタイプ。発見・発明タイプ。

感想:素光さんと全く同じ結果だってのでやり直したら<Da型>新感覚推進タイプになった。その「一風変わった感覚を持った個性派です。自由主義で枠にはまらず、規制されることを何より嫌います」はそうかも、と思った。でもどちらも当たっているようで外れていると思う。

【dvd:バレンタイン】

1988年R.F.ケネディ中等学校のダンスパーティーでいじめられっ子がパートナーの嘘のためリンチに遭った。それから13年後、不気味なヴァレンイタンカードを受け取った直後に医学生シェリー(キャサリン・ヘイグル)は殺害された。葬儀に集まった幼なじみの性的に奔放なペイジ(デニース・リチャーズ)、昔は太っていた金持ち娘ドロシー(ジェシカ・キャプショー)、恋人アダム(デヴィッド・ボレアナズ)の飲酒癖で悩んでいるケイト(マーリー・シェルトン)、芸術家マックス(ジョニー・ウィトウォース)がボーイフレンドのリリー(ジェシカ・コーフィール)の4人は刑事からイニシァル「JM」の心当たりを問われる。

葬儀から帰宅したドロシーは奇妙なカードを受け取った。そこへ同じヨガ教室に通うキャンベル(ダニエル・コスグローヴ)が訪れ、義母である「通販妻」のことで父に不満を抱いている彼女はアパートを追い出された彼を自宅に居候させることにした。同じ頃リリーとペイジもカードとチョコレートを受け取っていた。その直後4人はマックスの作品展で再会し、ビデオの迷路でリリーはエンジェルの仮面をつけた何者かに襲われる。

ケイトらの身辺には奇妙な出来事が続き、彼女たちは6年生の時にドロシーの発言が原因で更生施設に送られたジェイミー・メルトンのことを思い出す。その間にもエンジェルは次々に犠牲者を血祭りに上げ、やがてドロシー邸でバレンタインパーティーが開催され、生き残った彼女たちも次々に恐怖に襲われることになる。

*****

ヴァレンタイン・イヴとやらにこんな"ホラー・サスペンス"を観る私はかなり歪んでいるような気がしないでもないが、まぁそれほど怖くはなかったし、お約束っぽいデニース・リチャーズのビキニ姿やカラみシーンもあったのでヨシとするか。因みにアマゾンなどの本作紹介やレビューには彼女の名前がトップになっているようだけど、主役はバスタオル姿がセクスィなブロンドである。これはどう考えても観客サービスだろうなぁ。いくら何でもNYのアパートの廊下をシャワー途中のバスタオル巻いた姿でウロつくのは無防備・不用心過ぎて現実味が乏しい。

ともかくいじめに遭ったガキがダンスを断った女の子たちを1人ずつ血祭りに上げ、しかも無関係な人間も巻き込まれて犠牲になる、さて、キューピットの仮面を付けた犯人は誰だ?と言う謎解き風になっているのだが、ジェレミーの立場になって考えてみると、復讐相手はまず嘘をついた女の子、そしてリンチにかけた男の子たちではないかと思うのだけど、何故か怨まれるのは女の子たちと言う点からして無理があると思う。

しかも結構抵抗されて傷付いてるはずなのに犯人は流血していなかったり(鼻血は別にして)、犯人候補がラストまでに絞られ、二重どんでん返しを狙ったようだがどうにも説得力に欠けるオチで、単に「恨まれた美女たちが1人ずつ殺されて行く」と言うホラーの定番展開(?)を踏襲しているだけで、まるで目新しさもなければ残酷さ・凄惨さも迫力不足な駄作に過ぎないと思った。監督はジェイミー・ブランクス。
(2001年アメリカ映画96分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.14 Sat.   春一番/『Dragonfly』
お昼近くまで爆睡し、春めいた陽気の中を実家に戻ってブランチを摂ったりゴソゴソしてから帰宅しようとしたら午前中の晴れ間はすっかり雲に遮られ、生暖かい風が吹いていた。どう考えてもこれは雨の予兆である。と言うので暫し屋外で過ごしたものの、花鉢の水遣りはヤメて室内に撤収した。

すると間もなく雨が降り始めた。しかもかなりの強風が吹き荒び、雷鳴まで聞こえて来た。天気予報通り春の嵐のようである。春一番だ。嵐は間もなく治まったけど、何故か日記才人が「Internal Server Error」の嵐となった。キャッシュからアクセスしてるからだろうか。リロードしたら繋がるのだが、読みに行く度にエラーとなるのはかなりウザかった。

ぼけぼけしてたら母から「帰れコール」が入った。毎土曜日は亡き祖母が7日おきに7つの世界を巡るとか言う忌中法要があり、19:00までにイトコ宅に行かねばならないのでお彼岸の中日まで早い時間に夜ごはんを摂ることになっているのである。

と言うので焼きそばな夜ごはんを母と食し、弟がちび@甥っ子を連れて法要に行ってくれた。母は毎週だが、私と弟は隔週制となっているらしく、つまり来週は私の番である。ま、父や祖父の時は毎晩お経を挙げていたことを思えば楽だけど、まるで信心のない私がワケのワカランお経を唱えることにどれほどの異議があるのか限りなく疑問だ。体裁だけ、カタチだけの供養だな。私はそんなの断固拒絶する。

母たちが帰って来る前に住処に戻り、21:00から「世界ふしぎ発見!:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 消えた謎の王国を探せ!」を見る。ローマ帝国崩壊のきっかけとなったゲルマン民族の大移動は「蜃気楼」に由来すると言う内容で、「指輪物語」の元ネタのようなエピソードが紹介された。

その中で印象的だったのは隕石クレーター跡に栄えたドイツのネルトリンゲンと言う円形城壁に囲まれた街で、隕石が衝突した時の衝撃で誕生したモルダヴァイトと言う美しい石が重宝されていたらしい。因みにぐぐってみたらパワーストーン関係でかなりヒットした。そうそう出来るものではないだろうから、大部分は偽物と思われる。信じるものは救われるのかも知れないけど。

そしてメネックを始め、ゲルマン民族が蜃気楼観測に建造したのではないかと考える学者がいるブルターニュの巨石列の重要なポイントを結ぶ線が重なるロクマリアの丘は人工物とかで、巨石群のある地名に多いロクマリアは古代ケルト語で「死者の場所」を意味するらしい。何だかエジプトのネクロポリスを連想するが、もしかかすると冥界或は天上界への扉を築こうとした彼らには共通の"信仰"があったのではないだろうか。ドルイドか?そう言えば巨石文明が巨人伝説を生んだようだが、ゲルマンに追い立てられたケルト伝説とどちらが先だろう。

他にも指輪にまつわると思われる海に沈んだ都「イス」の伝説があり、ブルターニュ沖のエル・ナニック島には半分沈んだストーンサークルがあり、それらは水位が今より低かった6000年前に作られたものとわかったそうだが、英国には8000年前のストーン・サークルがあると言う。個人的には指輪物語もハリー・ポッターもケルト伝説がベースになっていると考えているし、ゲルマン民族大移動と蜃気楼の関係もややこじつけっぽいのもあり、何となく配給元と手を組んで映画宣伝用に作っただけのように思った。

【今日のニュースめも】

天文:
Solar System Portrait(Voyager 1による太陽系ファミリー揃い踏み、でも一部は太陽光に負けている)
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、黒眼銀河M64の不思議な姿(再掲)
宇宙からのバレンタインプレゼント:ばらの花束と巨大なダイヤモンド(再掲、しかし薔薇の中には銀河最大のダイヤモンド@白色矮星BPM 37093の核は炭素が結晶化した10 billion trillion trillion(10の34乗) caratが!<This Valentine's Day, Give The Woman Who Has Everything The Galaxy's Largest Diamond)

サイエンス・テクノロジー:
詰めるには「球より楕円」、米グループがチョコで実験(言い換えると球状は嵩挙げ効果?)
自然・環境:
各地で「春一番」 南寄りの風、気温上昇(春の嵐みたいだった<雷付き)
宇宙の天気予報へ観測網 九大、今夏の稼働目指す(磁気嵐@オーロラの短期・長期予報希望)

健康・医療:
世界初の血管再生治療 京都府立医大 心筋梗塞患者に(自分の細胞を使うのが普通になる日が来るのかなぁ来月にも分配 ヒトES細胞 京大再生医研)

web・IT関連:
Windowsコード流出に関与した疑いの会社が浮上(関連:Windowsの流出コード、ネットで広範に流布)

雑ネタ:
結婚を考える前におすすめ!?――将来離婚する可能性を的確に予想するテスト!(精度は?<「離婚予想方程式」)
<防犯>新看板で犯罪減った 東京・新宿(「“一石二鳥”の文言」の成果らしい)
慎太郎が大胆案、皇居ライトアップを「ご進講」(乱心加速中と見た)
スイス紙がネコの死亡記事掲載し騒ぎに(無関係な「えらい人」よりは関心持ちそうだな)

おまけ:
かすみちゃんの魅力まるごとフォトブック(ほー)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:コーリング】

シカゴ記念病院の緊急救命部長ジョー・ダロウ(ケヴィン・コスナー)は赤十字から派遣された妻エミリー(スザンナ・トンプソン)の任地に向かおうとしていた。同病院の小児ガン病棟に勤務していた彼女は夫の反対を押し切ってベネズエラに赴いたのだが、紛争に巻き込まれたのだった。空港にいるジョーと国際電話で話した直後、エミリーの乗ったバスは崖から転落し、雨期の急流に飲み込まれてしまう。現地に到着したジョーは彼女の遺体を探そうとするが、当局から生存者はいない、全ては終わったのだと断言される。

ジョーは仕事に打ち込むが、管理部長から休暇を取るよう勧められるほど神経が逆立ったままで、妻の死を受け入れられずにいた。エミリーが飼っていたオウムのビッグバードは食欲を失い、喋らなくなった。そんな彼の手元に生前彼女が注文していたトンボのモビールが届く。生まれ変わったらトンボになると語っていた彼女にはトンボの痣があり、それは彼女のシンボルのようなものだった。その夜就寝中に物音で目覚めたジョーはバレンタインに贈ったガラス製のトンボのペーパーウエイト(文鎮)が転がるのを目撃する。

妻との約束を果たすためジョーは小児ガン病棟を訪れたが、半年が経過して大半の患者は「discharged(退院)/deceased(死亡)」となっていた。だが瀕死の患者が自分の名前を呼んだように感じたジョーがICUに付き添って行くと、心停止した黒人少年が彼の目の前で蘇生する。そしてエミリーが可愛がっていたと言うその患者ジェフリー(ロバート・ベイリー・JR)は波の十字架のような絵を描き、虹の中で彼女に助けられたと語る。

同じような絵を描いていたベン(ジェイコブ・スミス)も「エミリーのジョー」を知っており、昏睡状態で運ばれて来る時に彼女から伝言を頼まれ、虹のあるところへ来てとあなたを呼んでいる、と話す。混乱したジョーが帰宅すると亡き妻から写真入りの手紙が届いていた。その夜ビッグバードが突然暴れ出し、ジョーは隣人の弁護士ミリアム(キャシー・ベイツ)に事情を説明して病院に向かった。彼は子どもたちの臨死体験を調査していた宗教部のシスター・マデリン(リンダ・ハント)に会うことを決意する。

奇妙な現象は続き、やがてジョーはついにエミリーのメッセイジを理解し、パイロットのビクトル(ジェイコブ・ヴァーガス)を雇って彼女が呼ぶ場所に向けて旅立つ。

*****

実際かなりびびるシーンが多いので本作はオカルト・ホラーに分類されるのかも知れないが、私はロビン・ウイリアムズの『奇蹟の輝き』系統の「純愛ドラマ」と思った。そしてケヴィン・コスナーはそれほど好きな俳優ではないけれど、これは良かった。ヒーローではなく、見事に自他ともに認める最高のパートナーを失った空虚な男、戸惑いながらも愛する妻に導かれる哀れな(こともないが)夫になり切っている。

特にラストは非常に感動的。私はたいていの作品はオチが見えてしまうのだが、これは驚き、涙が溢れてしまった。正に奇蹟だろう。そこに至る編集・脚本の貢献も大きいだろうが、ケヴィン・コスナーとキャシー・ベイツ以外は大物が出演していなくとも、オウムも大した役者だし、どの子役も素晴らしく、何で乾期に雨が降るんだとか、ヤマノミ族がどことなくインディアンや日本人の容貌で、さすがにアレは過剰演出ではないのかなどとツッコミは入れずに素直に受け入れて鑑賞するのが良いと思う。

死してなおどんなメッセイジを遺したいか、誰に何を伝えたいか、考えてみるのも良いだろう。妙な表現だが私的には「掘り出しモノ」だった。因みに「トンボ(dragonfly)」は色んな象徴的な意味を持っているようである。監督はトム・シャドヤック。
(2002年アメリカ映画105分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.15 Sun.   行列とラーメンの関係/『Billy Bathgate』
娘@トイプードルの気配で目が覚めた。何となく朝の空気。と思ったら、まだ10:00にもなっていなかった。寝たりないけど娘のトイレを兼ねて起き出し、そのまま実家に戻る。天気予報はかなり寒いと脅していたが、覚悟していたほどではない。しかし昨夜お泊まりしたちび@甥っ子とはまた入れ違いになってしまったので結局バレンタインケーキをあげることはできなかった。チョコケイトは衝動買いしたのを言付けたことだし、ケーキは来週末にするとしよう。

朝ごはんと呼べそうな早めのブランチを摂り、お洗濯とかゴソゴソしてから住処に戻る。空気は確かに冷たいようだけど日射しはかなり暖かい。と言うので娘と近くを散歩したり、花いじりしたり、アオサギかゴイサギかシラサギかわからんのが川でエサ獲りしてるのをぼーっと眺めたり、春っぽくダラダラ過ごした。←いつものことやん

昨日はできなかった休日の楽しみである夕寝してから実家に戻り、混ぜごはんとバチのお味噌汁@お味噌の塊入り、出汁巻きにウインナーと温野菜な夜ごはんを食しつつ、今夜は豪華(?)2本立ての「ビフォー・アフター」を観る。1本目はハンコ屋さんだったのだが、内容よりも「印舗」の読みが気になって仕方がなかった。<「in-ho」or「in-po」?

2本目が始まるところで母に「慎吾ちゃん観るんやったらチャンネル替えてエエよ」と声を掛けたら、暫し沈黙の末「こっち観るわ」と返って来た。近藤局長はバリアフリー・リフォームに負けたらしい。私はその間にお風呂に入り、上がってから母とTV番を交替し、途中から「あるある」を見た。

何でも行列のできるラーメン屋が旨いのには理由があるらしい。待ち時間は平均30分ほどらしく、ちょうどその間に味覚が敏感になるラトニン(←みたいな名称だったと思うのだが、当たっている自信ナシなのでどなたかご教示下さいませ>見てた方又はご存知の方)なるのが分泌され、注文してからラーメンが供されるまでの平均5分間に香りや隣の人のラーメンをすする音で更にシゲキをされ、超敏感態勢に入ったところで食すので、行列に並ばず待たずに食べたり、逆に長く待った時より激ンマ!と感じると言うことだった。だから常連は通い、並ぶことが苦にならず、いつも満足するのかも知れない。

また麺とスープに含まれる脂には切っても切れない関係があり、麺は「二度くぐり(と言ってたと思う)」によってツルツル感やスープとの絡みが良くなるらしい。などなどラーメンを美味しく食べる・旨いと感じるのをあれこれ解説していたが、いくら力説されても私は並ぶ気にはならないのであった。<行列嫌い

帰宅して巡回後、日記を作成しながら「世界遺産」を見る。「シメコロシイチジク」なんてトンデモナイ名前を付けられた木が生え、土曜日の朝日夕刊記事にあった「アラン・チューリングの反応拡散方程式」を連想させるジャガーが棲息するアマゾン川の源流のひとつマヌー川を見ていたら『大アマゾンの半魚人(Creature from the Black Lagoon)』がいてもおかしくないなぁ、と思ったり。更新してからDVD鑑賞。

どうもこのところ妄想が暴走気味である。反動がキツそうなので自戒・自重しなくては。

【今日のニュースめも】

天文:
A Spherule from the Earth's Moon(月の小球@隕石衝突痕)
Far away quasars probe end of cosmic dark ages(最遠・最古のクエーサー近くで一酸化炭素が検知され、それはビッグバンから7億年後に超巨大ブラックホールを持つ銀河が誕生していたことを示唆させる、とか)

サイエンス・テクノロジー:
H2A打ち上げ再開へ、改良型18日に燃焼試験(もう失敗はできんぞ>◆◆◆)

自然・環境:
南米のパタゴニア氷河、1世紀で激減 気候変動が影響(角度の差もあるけど、別世界だな)

健康・医療:
乳児期に熱を出した子はアレルギーになりにくい? 米研究(関係あるんやろか?<熱と抗体)
“滅私奉公”型はメニエール病になりやすい(私がなる可能性は極めて低い)
リウマチで骨破壊、仕組み解明 治療法開発へ期待(「関節液の中でさまざまな細胞の増殖を助けるナース細胞が異常に活性化し、成熟する前の未分化細胞がいくつも集まり、骨を壊す巨大細胞(破骨細胞)に変化するのに関わっている」?)
ベビーなでるとママにも癒やし効果 電機大研究員ら確認(ペット撫でも似た効果があると思われ<「マッサージをすることで母親の副交感神経が優位に働き、「休息感」や「ストレスからの解放」を促し、育児不安を軽減させる」)

雑ネタ:
「村」がなくなる? 合併加速化、村の7割が協議会参加(地名の由来も絶滅危惧種らしい)
モスクワの屋内プール施設で屋根崩落、15人が死亡(助かっても凍死しそう)
米占領のフセイン宮殿、娯楽施設付きの豪華基地に(イラク国民にすれば宮殿の住人が入れ替わっただけ、かもな)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ビリー・バスゲイト】

1935年、ニューヨークの暗黒街を牛耳っているダッチ・シュルツ(ダスティン・ホフマン)はその片腕ボー(ブルース・ウィリス)を船上で処刑しようとしていた。ダッチの"ラッキー・ボーイ"ビリー・バスゲイト(ローレン・ディーン)はボーの愛人ドリュー(ニコール・キッドマン)の美しさに目を奪われた...

イースト・ブロンクスに住むビリーはジャグリングでダッチの目を引き、取り入ることに成功する。側近のオットー・バーマン(スティーブン・ヒル)は彼を子ども扱いするが、やがてビリーは下っ端の子分からアーヴィング(スティーヴ・ブシェーミ)に次ぐ地位まで登り詰め、有頂天になった。しかしダッチの代わりに手を汚して来たボーでさえ制裁される非情な掟を目の当たりにして戸惑いながらも大富豪ハーヴィー・プレストン夫人であるドリューの監視兼世話係を言い渡され、死に間際のボーとの約束もあり、奔放な彼女に手を焼きつつ尽くし始める。

しかしギャング撲滅を進める当局にダッチは目を付けられ、脱税罪で告訴される。ダッチは悪名を払拭するため田舎で善行を重ね、敵対するルチアーノ(スタンリー・トゥッチ)を招いて洗礼を受けたり、バーマンらは陪審員を買収するのに尽力するが、既婚者ダッチにとってドリューの存在は邪魔だった。裁判を前にビリーはドリューのサラトガ競馬に同行することになるが、その真意を知って改めて組織の恐ろしさを思い知る。

*****

タイトルは実在のギャングらしいが、ニコール目当てで観たマフィアもの。「ああ、そんな大胆な!」としか言えない脱ぎっぷりの良さにはひれ伏するしかない。二度もヘアー解禁フルヌードはサービス過剰ではなかろうか。それとも脚本家の希望か監督の嗜好なのか。と言いながら咄嗟に停止画面を凝視した私はしっかりエロおやじである。

ストーリーは組織に憧れたガキが度胸と機転でボスに取り入りながら非情なオトナの世界を知っていく、と言うようなもので、そこに知的で奔放なリッチな人妻に恋心を抱き、結局は住む世界が違うことをわきまえ、彼女の言うところの「私のヒットマン」との約束通り愛する女性を守り抜くわけである。

個人的にはやはりマフィアのボスはアルかデ・ニーロが最高。ホフマンも悪くはないのだけど、芸達者の度が過ぎて『クレイマー、クレイマー』だの『トッツィー』なんてのまでこなしてしまうから、つい前述のイメージが浮かんで来て迫力に欠けてしまうのだ。でも何となく物足りなさを感じたのは、配役だけでなく盛り上がりや見せ場に乏しいと言うか、掘り下げ方が中途半端なあたりに原因があるのではないだろうか。監督はロバート・ベントン。
(1991年アメリカ映画107分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.16 Mon.   トライアルメニュー/『The Life of David Gale』
寒い・眠い。月曜日の朝はキライだ。起きるのがつらい。朝方は曇っていたのが晴れて来たけど午後になっても天気予報ほど気温は上がらず、と言うより空気が冷たくて肌寒い一日となった。友人宛の荷物にカードでも入れようと思っていたのに、私用のレターセットもカードも切らしていたので愛想のない状態で発送することとなった。ムカシはラッピングも凝ったものだが、手抜き化進行中である。言い方を換えると「地球に優しくゴミ減らし」していることになりそうだ。

寄り道経由で実家に帰る。が、後続車が追い立てるようにケツぎりぎりにツケていたのでバックで入るどころか減速するのもアブナイと判断し、実家を通り過ぎて空き地で脇に寄せ、追い越させてからUターンして戻ったのだった。車間空けないバカヤロウは大嫌いだ。気持ちに余裕があるかムカツいている時に一度くらい急に減速してやろうかとさえ考えてしまう。金持ちそうなクルマだったらヤってみようか。尤もその場合、クラッシュするのは私のクルマで、頑丈な高級車は殆ど無傷であろう。つまりヤるのはバカげていると言うことだ。

夜ごはんはレンコンのハンバーグ。酢水に晒して灰汁抜きした蓮根の半分をおろして残りは刻み、ミンチと和えて焼き、それにくバターで焦げ色を付くまで炒めたくし切り林檎に砂糖をからませ、同じくバターで炒めたみじん切り玉葱を合わせたのにケチャップとデミグラスソースを加え、10分ほど煮込んだソースをかけると言うトライアルメニューだったのだが、思ったよりあっさりしていた。

定番アニメに続いてたけし番組を見てからお風呂に入り、ぐだぐだしてから帰宅し、巡回後DVD鑑賞。やや気力停滞気味なのは週末の睡眠補給が足りなかったからだろうか。

【今日のニュースめも】

天文:
これまででもっとも遠い、130億光年かなたの銀河が発見された(再掲のような気がするけど、何せ規模は小さくても活発らしい<HSTプレスリリースHubble and Keck Team Up to Find Farthest Known Galaxy in Universe・重力レンズ効果の解説図付き@Farthest known galaxy in the Universe discovered)
アンドロメダ大銀河の周りに取り残された中性水素雲の集まりを発見(再掲)

サイエンス・テクノロジー:
“残飯で発電”の時代だってやってくるかも 生物資源活用のビジネスが一段と活発化(飽食の時代から残飯の時代へ?<違)
目と耳、もとは同じ 遺伝子の働きハエで確認(うーむ、外部情報収集器官だからか?でもプログラムミスしたら耳ナシ四つ目発現しそうでキモイ)
警備ロボをレンタル開始 自動巡回と遠隔操作可能(やだ<「T63アルテミス」)

健康・医療:
乳がん遺伝子診断、予防切除も検討 5施設で共同研究へ(私は切らせないぞ)
人工授精:非配偶者間の子供「出自を知る権利」豪州のケースは(タネ撒きは♂の本能だろうけど"父"の心境も複雑だろうな)

雑ネタ:
ゴクミ&アレジ、9年たってもアツアツ同伴帰国(相変わらずの美少女振り<TBCフーフより「絵になるカップル」)
「スター・ウォーズ」旧3部作、ついにDVD化(条件反射で脳内再生中<オープニングとテーマ曲)

おまけ:
かつてないセクシーカット…大人の栗田梨子
七海薫、悩殺Gカップをプルプル

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ライフ・オブ・デビッド・ゲイル】

ニューズ誌の"性的異常者に味方することで有名な記者"ビッツィー・ブルーム(ケイト・ウィンスレット)は控訴が却下されて金曜日に処刑執行が確定した死刑囚デビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)の指名により、3日間2時間ずつ彼のインタビューをすることになった。50万ドルの言い値が付いた全米が注目している元死刑反対運動の指導者であり、ハーヴァード出身のエリート哲学教授にして憎悪すべきレイプ殺人犯の口頭「手記」のため、彼の犯行を確信するビッツィーは懐疑的な見習いザック(ケガブリエル・マン)とテキサス入りした。

1日め
彼が収監されているエリス刑務所は安全をモットーに厳重に管理されていた。ゲイルは彼女に何故スペイン大使の娘シャロン(エリザベス・ギャスト)を妻に持ち、不倫を黙認しながら可愛い6歳の息子ジェイミーとの暮らしが奪われ、邸と友人を失い、大学を追われたかについて語る。それは退学処分になった"何でもする学生"バーリン(ケローナ・ミトラ)が拒絶された復讐のために彼を誘惑し、レイプ犯の汚名を被せたためだった。

2日め
会見前にピッツィーとザックはオースティンに立ち寄る。犯行現場となったゲイルの同僚で運動の仲間でもあった被害者コンスタンス(ケローラ・リニー)の邸を訪ねると、得体の知れない女ニコ(メリッサ・マッカーシー)が住んでおり、遺体発見現場のキッチンを現場検証時の状態で公開していた。彼女はレイプされた後、全裸のまま後ろ手に手錠をかけられ、ビニール袋を被せられて窒息死していて、体内からゲイルの精液が採取され、ビニール袋には彼の指紋が残っていたのである。

ゲイルはコンスタンス殺害方法がルーマニア秘密警察のやり方だと言うことをオフレコで語り、離婚を告げられ、別れ際にぬいぐるみのクラウドをくれた息子と引き離された悲しみから心が荒み、アルコール依存症に陥った経緯を明かす。そんな彼を唯一見捨てなかったのがコンスタンスだった。だがその彼女は白血病を病んでいた。

ピッツィーがインタビューしてる間にザックはゲイルの担当弁護士ベリュー(ケレオン・リッピー)の風評を調べていた。そして報酬50万ドルの入ったトランクを抱えて2人がモーテルに戻ると彼女の部屋に何者かが侵入し、ピッツィー宛のビデオテープを残していた。2人はずっと後をつけ回すピックアップトラックに乗ったカウボーイの仕業ではないかと考え、テープを再生してみると、果たしてそこには息絶えて行くコンスタンスが映っていた。

3日め
意外なことにカウボーイの正体はゲイルが知っていた。彼はダスティ・ライト(ケマット・クレイブン)と言い、彼もまた死刑廃止運動の活動家で、コンスタンスと懇意にしていた。彼は彼女の体内で精液が見つかった理由を始め、全てをビッツィーに語り終え、24時間後にはいなくなる彼が何故死なねばならないのか答えを見つけてくれと言い残して立ち去る。冤罪の確信を深めたビッツィーは必死でその証拠を探そうとする。

*****

実は日曜日の昼間に一度観たので「意外な結末」を知った上で再鑑賞したのである。尤も意外性については宣伝効果の反作用で察知していたので一度目でもそれほど驚かなかったし、二度めは緻密なストーリー・構成の再検証と言う感じだったが、決して「意外」ではない結末に至る台詞や事件の伏線が見事に組み込まれているのには舌を巻いた。しかし作品の真意が死刑反対論なのか、或いは冤罪抗議なのか、または父の息子への愛にあるのかはわかりにくいように思った。

しかしケヴィンとデイヴの方のケイトはたいへん良かったし、脇役陣も出しゃばらず、さりとて目立ち過ぎずで、とても良い作品ではないだろうか。フラッシュで繰り返し登場し(←勘違いっぽい)、ゲイルとコンスタンスの会話で明かされる「怒り」「拒否」「駆け引き」「落ち込み」「受容」の言葉は死を受け入れる段階を表しているようだし(クブラー・ロス博士の"死に至る段階")、監督か脚本家は「自由への鍵」を含めて謎掛け好きなのかも知れない。私はビッツィーがどうするか言い当てる自信がある。あれだけはっきり出ていたのだから。

ラストのオペラはプッチーニの「トゥーランドット」で、プリマが独唱しているのは「氷のような姫君の心も」と言う曲らしい。音楽を担当したのは監督の息子アレックスとジェイクらしいが、結構イイ感じだった。監督はアラン・パーカー。

ラカン"夢想は非現実的でなければならない"

実現するとたちまち興味が失せてしまう
生きるためには夢は決して叶えられてはならない

バスカル"人は将来の幸せを夢見る時だけ幸せである"

夢を生きがいにすると決して幸せは得られない
知性と理性を持って生きるのが充実した人生
夢が叶うか叶わないかで人生の価値は決まらない
大切なのは一瞬の誠意 思いやり 知性の輝き そして自己犠牲
人生の価値を究極的に決めるのは他人の命を尊んだか否かなのだ

−個人的に印象的だったゲイル教授の授業(日本語字幕)より−
(2003年アメリカ映画131分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.17 Tue.   やや低調/『Life or Something Like It』
朝から薄曇りの1日で、予報のような強風は吹かなかったが、何となく肌寒かった。相変わらず寝足らない感と気力停滞が心身ともに漂っていて、テキトーにシゴトして雑記・日記更新して終業時間を迎えた。本日もちょいと寄り道してから実家に戻ると、ちび@甥っ子が来ていた。

ちびが帰ってから昨日のデミグラスソースの残りを使ったパスタな夜ごはん。今夜の「伊東家」は特に目に付く裏ワザはなかった。「相手の気持ちを〜」にしてもいつもミエミエだし、アルミホイルカーラー代わりは目新しいものではない。今日一番マシだったのはアイスクリームを使う5分で固まるババロアかなー。味はわからんが。20:00台の「パンドラ」も既におもしろくなくなって来た。

帰宅してもぼけぼけ・だらだら。ちょっと調べものしてからDVD鑑賞。はっ、もしやこのところの低調は睡眠が充実していないからではなかろうか。良く考えたらまだ「真冬仕様」のままなので、夜中に熱くて布団か毛布をはねのけ、明け方寒くなって整え直しているような気がする。で、眠りが中断するから寝足りないのかも知れない。←もっと早く気付けよ

【今日のニュースめも】

天文:
Rosetta: A space sophisticate(ESAの彗星探査ロゼッタ・ミッション始動)
Auroras Dancing in the Night(萌え<ISSからオーロラ観測)
スピリットが1日の火星走行記録を再び更新(わかりきったことを<US独走中)

サイエンス・テクノロジー:
超伝導MPU開発 高速・低消費電力スパコンも可能に(どっちが早い「未来」だろう<分子に“バーコード”刻む 未来の量子計算機に道)
H2A失敗、原因は燃焼ガスによるノズル内壁の損傷(テストせんかったんか?)

自然・環境:
2千頭生息のボルネオ象、独自進化? 体小さく耳大きく(進化と違って目立つ突然変異@血の悪戯は哀れ<オリの中も外もストレス…人気の白シカ死ぬ)
世界最高齢?絶滅危機の“パンダ”死ぬ(老衰は病死より苦しみが少ないであろうだけマシなのかなぁ<ヒョウが鳥インフルエンザで死亡、トラは回復 タイの動物園)
ダーウィンが乗ったビーグル号を発見 英調査(位置確認だけで引き揚げ・観光地化はしないらしい)

健康・医療:
遺伝子ドーピングで「筋肉ネズミ」成功 人体への応用も(「脳ミソも筋肉」人間出来るんやろか)
C型肝炎の母子感染1割 インターフェロン治療で効果(ただし効果のホドは未知数)
抗生物質多用女性は乳癌になりやすい=米の研究(「大量の抗生物質を取る女性は体に免疫反応の弱まり、あるいはホルモンのアンバランスなど別のプロセスを起こしており、乳癌の素地を作っている可能性がある」)
新型のBSE病原体を発見、CJDに類似(ニクのクニはそれでも「うちのはダイジョーブ」と断言するのだろう)
大分の鳥インフルエンザ、「H5亜型」感染を確認(渡り鳥由来説濃厚だな)

web・IT関連:
日本語OS狙うウイルス発見…中国人が作成か(会社は98だから心配ないか<ターゲットは2000)

雑ネタ:
高さ5メートル、世界最大のウエディングケーキ(どうやって切るんだ?)
“東京人”は“大阪人”より高モラル?!(要するに「関西は野蛮」と言いたいんやろ?)
「男らしさ・女らしさ」日本の高校生は意識希薄(そもそも「らしさ」って何だ?)

おまけ:
岩佐真悠子、セクシーな“いたずっら子”にドキリ(16歳...)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ブロンド・ライフ】

シアトルのローカルテレビ局リポーターのレイニー(アンジェリーナ・ジョリー)の夢は「グレート」、即ち全米ネット局の人気キャスターになり、豪華な家に住み、リッチな夫持つことで、既にメジャーリーガーの婚約者を得、自身も毎朝ジムで体を鍛えて充実した人生を送っていた。そんな矢先彼女に"AM USA"キャスターへの昇格のチャンスが巡って来た。しかし推薦するための実績を積むためにNY出身で彼女とは犬猿の仲のカメラマン、ピート(エドワード・バーンズ)と組まされることになる。

2人は悉く対立するが、ある日ホームレスの予言者ジャック(トニー・シャローブ)を取材した時、レイニーは彼に「来週の木曜日にきみは死ぬ」と告げられる。ピートの嫌がらせと当初は真に受けなかったレイニーだが、スポーツも天気も彼の言葉通りの結果に終わり、彼女は自分にも異変が起きるのではと心配し始める。

レイニーはジャックを訪ねて別の予言を求める。ところがまたもや予言が的中し、彼女は自分の人生が本当に残りわずかなのだと焦り始め、父(ジェームズ・ギャモン)や姉との関係を修復しようとしたり、昔のように身なりを構わず、婚約者が帰宅した時には興醒めするような姿のままで出迎えた。心細さからレイニーはピートを訪ね、挙げ句の果ては酔っ払ったまま実況中継をしてしまう。

*****

大好きなアンジェラのコメディである。しかしブロンドのイケイケねーちゃん姿はもとより、彼女のキャラの「重み」はコメディ、少なくとも本作には向いていないと思う。勿論彼女のことゆえ鼻持ちならない自信過剰気味の可愛いけどイヤな女、上昇志向の若い美人キャスターはソツなく演じているのだけれど、このテのはやはりもっと「軽い」キャメロン・ディアスやドリューのようなコメディエンヌがヤるべきだった。

コメディなのだし、ストーリーもとやかく言いたくないのだが、やや単調と言うのかミエミエでありながら説明不足気味だったり、相手役も魅力不足で、アンジー主演でなければ観なかったと思う。監督はスティーヴン・ヘレク。
(2002年アメリカ映画104分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.18 Wed.   辛勝/こんな男が幸せを運んでくれる診断
今朝もやや寒い。ゴミ出しして実家に戻り、相変わらずヤる気なしモードのためシゴト逃避にメイル整理なんぞに励み、実家ランチ後雑記更新してダラダラしてたら日記作成するヒマがなくなってしまった。いつもならこんな場合、下書きを自宅アドレスに送信し、住処に寄って仕上げて更新するのだけれど、今日は母が留守なので実家に直帰しなくてはならない。WC1次予選もあることだし、日記更新は帰宅後にすることにした。

ダイニングに閉じ込めていた娘@トイプードルを解放し、2階に隔離していた小娘@ミニチュアダックスフントを回収して庭に放してトイレタイム。中に入ってベランダに干してある洗濯物を取り込んだり畳んだり、雑用を片付けてからさて、何を食べようかと冷蔵庫他を漁って残り物でテキトーにパスタを作り、わんこたちを侍らせて一人で夜ごはんをつつく。

食後娘たちは私の膝争いを始めたので仕方なくいつもは母担当の小娘を膝に乗せ、「そこは私の場所よっ!」とばかりに威嚇している娘を抱いた状態で前半を観戦していたのだが、どうも精彩を欠いているように見えたので途中でお風呂に入ることにする。と言いつつゴールシーンはリアルタイムで見ないと意味がないので早々に上がったところ、前半は0-0で終了していた。と言うので後半開始直後に住処に移動。

で、観戦しながら日記作成に取り掛かったのだが、1球ゴトにチンタラグズグズしている野球ならロクに見ていなくても決定打を見逃す心配はないのと違ってサッカーは目が離せない。でもなーんか動きが悪いなぁ。こりゃ引き分けか。ホームで。格下に。と思っていたらロスタイム残り1分で劇的な決勝ゴール!やれやれ、ほっとしたぜ。けどオマーン善戦と言うより日本苦戦、予想外の辛勝だわな。ホンマにこんなんでドイツに行けるんか?前回共同開催国揃って出場せんとカッコ悪いぞ。きっとアッチはまたまたアツーイ応援してるんだろうな。

そのまま何となくディスカバリーチャンネルあたりで見覚えがあるような番組を見てから巡回し、あまりにも眠いので本日はDVD鑑賞はヤメて早寝とする。って、辛うじて24:00台だっただけだが。明日19日は雨水(太陽黄経330°:16時50分)、そして春分との間に来る二十四節気は啓蟄(太陽黄経345°:3月5日14時56分)だ。ムシさんたちを見習って私もそろそろ見切りを付けて穴蔵を抜け出さなくては。

【今日のニュースめも】

天文:
Anvil Cloud Over Sicily(シシリーに浮かんだ不思議な雲)
Opportunity digs Mars(穴掘り指令もM$OSではナイらしい<火星探査車を支えるOSとハードウェア)
直径4千キロのダイヤを発見…「お値段も天文学的」(遅っ!<私は2/14にNASAサイトでチェック済みだぞ)
日本惑星協会:オポチュニティ、 赤鉄鉱分析調査を開始スピリット、総走行距離の新記録を達成ハッブル宇宙望遠鏡の延命に強い要請

サイエンス・テクノロジー:
「M&M’s」チョコで物理学に新境地 米研究者(既出)

自然・環境:
「使用済み油に混ぜると洗剤に早変わり」しません(公表しろよ)
海の異変、教えてあげる「貝リンガル」(そのネーミングセンスはダサすぎ)
温暖化で豪雨増加 日米共同の人工衛星観測(濃ゆい酸性雨なのだろうか)

健康・医療:
米BSE牛は「へたり牛」でなかった?…関係者ら証言(いやいや、それでも安全宣言は撤回されないに違いない<全頭検査のクニのニクはキケンでも)
デング熱で91人死亡=インドネシア(致死率の高い伝染病が続発するな)

web・IT関連:

新型「ベーグル」コンピューターウイルスの感染拡大
(関連:件名が「ID」から始まるメールに注意―― Bagle.b ワーム拡大中)

雑ネタ:
死体をライオンのえさに? 南アで男性殺害容疑事件(!!!)
ニュージーランドの乳牛、洪水から飼い主救う(ばーさん牛らしいが)
ペットが子供代わり!――子供のいない共働きカップルの間でペット・ブーム(日本のドレスアップわんこもそれに近いモノがあると思うが、お誕生会とは...)
ソニーDVD機「スゴ録」、同時多発フリーズの怪(へー<14日フジ系「めちゃイケ」録画中…突如)

おまけ:
楊原京子が「ちょっとオトナな私を見てネ」

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:こんな男が幸せを運んでくれる診断

幸を運んできてくれる男はズバリ!!!
そして風水の結果はこのように出ています。

ストーカー風水

見かけはおっとり見せているけど、いざ獲物が前を横切るとハンティングモードに入るアナタは黒ヒョウのごとし。かっこいいものや目立つ人が好きな上、自分に不幸菌を運びそうな人には鼻が利き、するりとかわす逃げ足ぶりもアニマル。そんなエリート好きなアナタが、ゲットした途端飽きたりしないと誓うなら恋愛風水を伝授してあげる。まずエリートとお近づきになりたいなら、その人の服装、持ち物行動パターンを真似ること。そうすると不思議に波長があってくる。相手の使っているコロンの女性版が出ていたらそれを使うなんてのも良し。まあ一歩間違えればストーカーと言う説もあるけど、持ち前の社交性と会話術で「偶然ですね」と交わせば○。告白はピンクの服で恋愛運アップ。しかし伝授していて気が付いたけど人の後を追っかけピンクの服を着ている人って言えば「ぺー&ぱーこ」?くれぐれもピンクの濃度を間違えないように。

感想:あまりにも当たっていないので再診断↓

幸を運んできてくれる男はズバリ!!!
そして風水の結果はこのように出ています。

東西の風で不倫撃退

ずばり!「俺の言うとうりにしろ!」的な強引かつモノホンの実力を備えた地位ある男に弱いのでは?気が強く理想の高いアナタは、そんな男の言葉のバイオレンスに酔いやすいはず。しかしそんな男が若くしてそうそう転がってるわけがない。てことで過去にどこぞのシャチョサンや叔父様と不倫経験を積んできたんじゃない?まだなら自分のお眼鏡にかなう男が見つからぬ欲求不満が、理性の膜を破かないように助言を聞いておきたまへ!風水的にはまず安物を身につけるのはやめ、部屋はクールな色調を止めること。ノーブルな雰囲気が増幅されて近寄りがたい女になっちゃうぞ。で、東南に風を入れよう。窓がなければ風を呼ぶ道具うちわとか扇風機を置く。ハロゲンヒーターは扇風機に形が似てるけど風をおこさんからパスね。そして年齢より老けて見える白飯をよく食べる筋肉質の男を狙うべし!地に足のついた年下男もいいもんよ。

感想:一番キライなタイプだ。<「俺の言うとうりにしろ!



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.19 Thu.   ナメとんか、ぼーだふぉん/『Short Circuit』
母がいないので実家に戻るなり小娘@ミニチュアダックスフントをトイレに出そうとしたのだが、予想通りと言うか、ちび@甥っ子製ハウス奥から出てこようとしなかった。仕方がないのでごはん争奪戦を回避すべく娘@トイプードルはキッチンに、小娘はリビングにトイレトレーとお水とごはんを用意して出勤。

実家ランチに戻るとどちらも喜び勇んで庭@トイレに飛び出して来た。小娘がごはんを平らげていたので今度は隔離せず、そのままどこでも出入りできるようにドアを開け放して会社に戻った。で、ふとボーダフォンに放置プレイされていることを思い出し、何で私の方から問い合わせねばならんのだと不条理さにムカツキながら電話してみると新人らしきコが入荷連絡しているはずだとヌかしよったのである。

メールも電話もないと言うと2度目の「ちょっとお待ち頂けますか?」にキレそうになり、慌てて口元を抑えたのだが、マジで「イヤです」と言いそうになったのである。だって機種変申込みしたのは入荷してるか、1/25頃と聞いたのに何も連絡がないが、と最低限の必要事項を伝えるのに私は1分も要しなかったはずなのに、この時点で既に4分経過していたのである。待たせ過ぎやって。時間が掛かりそうな時は折り返し掛け直しますと言うのが礼儀ではないのか。

更に待たされた挙げ句、まるで「欲しいなら置いといてやるが、どうすんねん」と言うような尋ね方をしたので真剣に解約したろかと思った。どうやらボーダフォンは、少なくともこの店は「客は新規のみ」で「機種変はどーでもエエ」らしい。機種変だって有料なのに、何だよ、その殿様商売態度は。ナメとんか。と、かーなーり私はムカツいたのである。

寄り道経由で実家に戻ると母も帰っていた。で、夜ごはんは炒飯。帰宅してちびも好きらしい「エース」を見てから巡回し、DVD鑑賞。とても楽しい映画だった。

【今日のニュースめも】

天文:
Home On Lagrange(5つあるラグランジュポイントについて)
Giant black hole destroys unlucky star(←恒星が巨大ブラックホールに引き裂かれ、超新星爆発並みの高温を発しているX線が観測された、の絵が一番多い。関連:Black Hole Mayhem星のみ込むブラックホール観測 NASA・ESA共同研究チーム)
McNeil's Nebula(発見者の名前が付いたM78近傍の星雲状新天体「新変光星雲」<参考@2/12:M78星雲の近くに新しい星雲が出現)
Prime mission half over, Spirit looks for bonus time(Spiritのミッションも半分経過<Pathfinderみたいに「火星の夜明け」を撮影・公開してくれぃ)

自然・環境:
ザトウクジラ個体数回復目指し、日米などが調査へ(エンタープライズが迎えに来るまで絶滅させたらイカン<それはスタトレ)
ボストンファーン人気に 空気浄化の観葉植物(へー)
違法伐採で壊滅の危機に瀕するボルネオ島の熱帯雨林(「地球の肺」がヤられたらこの惑星は「慢性呼吸困難」に陥るわけやな)
南海地震直前に潮位上昇 前兆現象を解明、気象庁(「発生の2−3日前から上がり始め、約30センチ上昇していた」とか)
カラス、もう電線にとまれず 襲来に悩む園部 関電が防止ロープ(うちの近所の電線も野鳥の集団が集合場所にしてるなぁ)

健康・医療:
ダイオキシン血中濃度、都会も農村も同じ…環境省調査(「環境の違いよりも、食生活の影響が大きいため、地域差が生じなかったと推定される」だって)
インターフェロンが新型肺炎に効果か、サルで症状抑制(効果があるとわかっただけらしい)
腹痛の原因は大量のコイン 医者もびっくり(「異食症」<10年間で約6kg貯め込んだらしい)

雑ネタ:
小学校で英語必修化検討 文科省、中教審に専門グループ(個人的にはTV番組や映画の英語字幕を追うのはキツイのでポピュラーなビートルズやカーペンターズの歌で発音と聞き取りのお勉強すればイイと思う)
ヘンリー8世はサッカー・ファンだった!? 注文伝票にサッカー用シューズ!(かなり野蛮だったようだが<当時のフットボール)
妻のパスポートでも海外へ行ける!? ――出入国管理のずさんさを露呈(有色人種だけチェックしてるんとちゃうか)
25年前の4倍! 新生児の40%は婚外出産(出生率低下の歯止めになってるのかしらん)
夫婦の会話で“離婚度”わかる?…米大学グループ(何か見覚えがある記事だが)

おまけ:
超全開…藤川京子が衣装ナシの写真集発売
ささやくように…小雪の姉、弥生が歌手デビュー(この写真を見て「ゲームのCG主人公かアニメの美少女」と思ったのは私だけではないだろう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ショート・サーキット】

軍関係者を集めてノヴァ・ロボテックス社の人工知能兵器"セント"のデモンストレーションが華々しく催された。それはオレゴン州ノヴァ研究所でクロスビー博士(スティーヴ・グッテンバーグ)が20年かけて完成させたプログラムの集大成だったのだが、5体のうち1体の落雷で動力スイッチが作動したナンバー5が行方不明になると言うアクシデントが発生する。

強力な武器を備えたロボットが市民を傷付けては一大事と言うことで、クロスビーとベン(フィッシャー・スティーヴンス)はナンバー5とコンタクトを取ろうとするが指令が伝わらず、社長のマーナー博士(オースティン・ペンドルトン)はやむなく警備主任スクルーダー(G・W・べイリー)に捜索・回収を命じる。

その頃ナンバー5はステファニー(アリ・シーディ)の移動軽食車の屋根に乗って発信源探知圏外に移動していた。わんこビーズリーを始め、子猫や兎の他、たくさんの動物に囲まれて一人暮らししていた彼女は突然現れたナンバー5を異星人と勘違いし、地球人の代表として友好的に接する。そして「インプット」を求める"エイリアン"に家中の本を読ませ、TVを見せて、かれにインプットすべき情報を与える。まさかかれが殺人兵器で、しかも感情や知能を備えた「生きているロボット」とは知らず。

*****

戦闘用ロボットが回線不良を起こした時点で『レッド・プラネット』の展開を予想したのだが、実はかれは非常に楽しいロボットだったのである。その動きはメカ好きが見たら目を輝かせそうなくらいステキで、CGを駆使した上に妙にシリアスな『アンドリューNDR-114(Bicentenial Man)』よりはアトムに近いノリだった。つまりナンバー5はこんなオモチャが欲しい!と言うようなブツだったのである。

配役は大したことはないし、ストーリーもバカバカしいと言えばそれまでだが、とにかくロボットが素晴らしい。ムカシの「手作りメカ」映画の方がやたらキレイな「特殊効果満載」よりよほど良く出来ているのではないだろうか、とつくづく思った。監督はジョン・バダム。
(1986年アメリカ映画98分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.20 Fri.   機種変/Who's Your Inner Artist?
やっと週末。けどさすが逃げ足の速い2月だけあって、もう2/3が過ぎてしまった。と言うことで午前中はせっせと月次処理作業に励む。外食ランチに出て昨日電話で入荷確認したケータイの機種変更すべくボーダフォンに向かう。日射しも空気も暖かくて春の陽気だが、紫外線と花粉が気になる。まだ花粉アレルゲンではないけれど、いつ発症するかわからないので少しは心配しているのである。

機種変はポイントが低いので13000円必要とのことで、しかもそれは有料アフターサービスか何とかに入った場合に適用されると言われた。それって詐欺紛い表示やん。月額300円とのことなので10ヶ月でチャラと一瞬で計算し、入会拒否。結局16000円プラス消費税、更に事務手数料1900円プラス消費税がかかるとのことだった。顧客の方から問い合わせるまで放置しておいてソレかい。2年間契約したので今回は我慢してやるが、いずれは乗り換えることになりそうだ。

あちこち買い物に寄ってガラ空きだったロッテリアの半熟卵何とかを食し、ケータイを引き取りに行くと唯一の留守番役は電話中、しかもなかなか終わりそうにない。減点追加。おまけに機転の利かない大バカヤロウで、奥でさぼっているであろう他の店員にも来客を知らせよらん。更に減点。「店頭にいるのは1人だけなのか」と叫んでやろうかと思ったぞ。

怒りを理性で抑えて待っていたらのっそりと店員の1人が登場し、頼みもしないメモリ移行を確認してからやっとブツを受け取ることができたが、私は「X:XXに取りに来るので1分以内に出られるようにしておけ」と頼んでいたのだぞ。そのために精算他を先に済ませておいたのに、これでは意味がないではないか。と言うので今回の機種変は非常に印象が悪かった。

住処で前機種のマニュアルを発掘し、寄り道経由で実家に戻り、ちび@甥っ子に譲るつもりなので念のためデータを照会してから個人情報の消し込みに取り掛かる。マニュアルのどこかに一括削除方法があったはずと思いながらチマチマとメモリを消して行き、ふと暗証番号を思い出して設定クリアしたら1つずつ消去した手間がアホらしくなるほど呆気なくデータが消えた。

今度は新ケータイの設定である。が、母の機種の方がボタン操作がしやすい気がしたのと、どうにも手触りや色が気に入らないのでやっと手に入ったばかりのケータイにちっとも愛着が湧かず、壁紙設定しただけで投げ出した。しかも小娘@ミニチュアダックスフントを激写しようとした時にヤキモチを妬いた娘@トイプードルが小娘に飛び掛かり、咄嗟に出した手を噛まれてまた流血。この機種の寿命は長くないと見た。

夜ごはんはキツネ饂飩。しかし麺が激マズで散々だった。帰宅してだらだらとディスカバリーチャンネルの「謎の島」を見る。古代太平洋の文明都市ポンペイの"空間の間"ナン・マトルと言う遺跡は中央が1.6km×0.4kmもの規模で、45000tの火山岩と珊瑚で出来ているらしい。死者の魂が住む海底都市もさることながら、ピラミッドに匹敵する「謎の巨石文明」はまだ謎に包まれていると言う。ハドソン湾沖のマーブル島とイヌイット伝説も興味深かったが、歴史以前の文明には「死」が深く関わり合っているように思った。

そう言えば今日の雑記も死に纏わる内容だったのだが、立て続けに死を意識するDVDを見たついでに遊びでやったタロットにも悉く死に結び付くカードを引いてしまったからだったりする。死そのものは恐れているつもりはないけれど、私は最期の時に誰もいないことの方がもっと怖い。結局は独りで迎えるものとわかってはいても、一番その存在を感じていたい人の手を握っていたいと思うから。

【今日のニュースめも】

天文:
Fading supernova producing a spectacular new light show(17年前に発見されたSN1987Aの真珠のネックレスのように見える超新星爆発痕関連:ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、宇宙に浮かぶ1光年サイズの真珠のネックレスSN1987A's Cosmic Pearls)
紀元536年に起こった彗星衝突?(既出:上空で大爆発した小さな彗星の塵が空を覆ったためではないか←読んだ覚えがある)
巨大ブラックホールによって星が引き裂かれ飲み込まれる現場を初めて発見(既出)

サイエンス・テクノロジー:
「政策のため事実を歪曲」科学者らがブッシュ政権を批判(こーゆー研究もどうかと思う<「5日間食料なしで戦える兵士」開発プロジェクトに取り組む米国防総省)

自然・環境:
SORCE Celebrates One Year in Space with Once-in-a-Lifetime Observations(太陽放射と地球の気候観測衛星SORCEのデータから太陽の活動と「小氷期」の因果関係が過去に遡って検証された、と言うような記事のリンクが充実している<去年の太陽面爆発@Space Weather Gone Crazy -- Another Historic Flare・太陽放射減少の影響@THE SUN'S CHILLY IMPACT ON EARTH・過去の炭素濃度の変化@SeaWiFS: NASA Carbon Cycle Initiative)
英テムズ川でピラニア発見、体長10センチ("捨てられたペット"なのかしらん)
飼いネコ、トラが鳥インフルエンザ感染か、タイ医者(猫や鳥飼いは戦々恐々だな<タイ、飼いネコ2匹が鳥インフルエンザで死亡タイ、死亡した約200頭の牛について鳥インフルエンザ感染を検査)

健康・医療:
肺がんワクチンに効果、3年再発しない患者も 米チーム(副作用も少ないのでは<「患者自身のがん細胞に免疫刺激因子(GM・CSF)の遺伝子を組み込んだワクチン」)
ウイルス侵入を早期検知 阪大などが免疫の仕組みを解明(「免疫細胞がもっている「TLR」と呼ばれるたんぱく質がセンサー役」らしい)
カナダ西部の養鶏場で鳥インフルエンザ、人体感染の恐れない(米デラウエア州と同型とか)
メラニン抑制の成分発見 岐阜県国際バイオ研究所(美白の味方?<アジアの熱帯地域に分布するグネツム科の植物に多く含まれる成分「グネトール」とリン脂質分解酵素(PLD))
肥満防止に「脂肪税」検討=乳製品、宅配ピザなど対象に−英(いっそのこと体重や体脂肪率に課税すれば<特にUS)

雑ネタ:
<黄色いハンカチ>「兵士の無事願うことと違う」 山田洋次監督(その映画も元を質せばドーンの"幸せの黄色いリボン"になった服役囚と妻の実話だしな)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:Who's Your Inner Artist?】(情報提供:この方←ぱくり♪)

Your inner artist is Ansel Adams!

So you might not have the gray beard and black-rimmed glasses, but chances are you share a few things with the master of photography - like your appreciation for honest living and the great outdoors. You don’t need the flash and panache of big-city living to get you going. (Though there’s a time and place for everything). But it wouldn’t surprise us if it’s the simple things in life that mean the most to you - like true friends, family, and the call of the wild. Like any true pioneer, you probably have your hands full with multiple projects at one time. And from the outside, it may look like you’re burning the candle at both ends. But those that really know you would say you’ve always got an eye on the big picture, and that nothing short of a mountain will stand in your way.

感想:ふーむ、そのフォトグラファーは知らないけれど、私はアルフォンス・ミュシャやカシニョールのトーンやイメージに妙に惹かれるものの、確かに一瞬の美、それも白黒に集約される色にはこだわりがあるような気がするなぁ。写実的でありながら幻想的、その裏・奥まで知ろうとすると言うか。ただし白黒に単純化したいのではなく、グレイゾーンの多様性が好きなのだと思う。全ての色を含む黒、それを打ち消す白の間には人間の視覚では感知できない"色"が潜んでいるはずだから。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.21 Sat.   史上最大の火星探査/『Rue des Plaisirs』
娘@トイプードルに起こされて予定外に早い起床となった。しかし既に世間は春の陽気に包まれており、絶好の洗濯日和である。と言うので実家で早めのブランチ後、洗濯したりゴソゴソしてから住処に戻った。天気予報では明日は雨らしいが、この暖かさではさぞ鉢花も乾いているだろうから、予想をアテにせず水遣りし、ついでにそのへんをぶらついたところ、川辺では私が植えた水仙が元気よく蕾を伸ばしていた。

帰宅して少し片付け、溜まった通販雑誌に目を通したり、巡回してから本日は亡き祖母の3七日法要に行かねばならないので早めに日記を作成・更新し、暫し夕寝とした。が、何をしているのか知らないし知りたくもないけれど、隣の物音が耳障りで寝付けず、とっとと実家に戻ることにした。近くの総菜屋のトンカツ弁当を食べてからイトコ宅に向かう。

お参りして買い物に寄って戻ったらNHKスペシャル「史上最大の火星探査−地球外生命体を探せ−」が始まっていた。300以上もの候補地の中から「水の存在」と「生命」を求めてツインローバーの着陸地点が最終的に2つの地点に絞り込まれ、Spiritはグセフ・クレーターに、Opportunityはメリディアニ平原に見事着陸を果たした。

比較的起伏が少ないことから湖の跡ではないかと考えられているグセフ・クレーターのSpirit着陸地点は科学者が"魔法の絨毯"と呼ぶ粘り気のある土壌があり、赤外線観測装置による分析調査の結果、かつて大量の水が存在した有力な証拠と言える炭酸塩(カーボネイト)鉱物が発見されたのである。余談だが「全地球凍結/川上紳一」でキャップ・カーボネイト@縞状炭酸岩塩が重要な鍵になっていたことを思い出した。

そして黒っぽい砂に覆われたメリディアニ平原はマーズグローバルサーベイヤーによる赤外線調査の結果、火星で唯一熱水を起源とするヘマタイトが見つかった地点で、Opportunityから送信されたデータからその鉱物が平原の表面に薄く堆積しているらしいことがわかった。生命の痕跡または生存発見も期待されるが、ヘマタイトを含まない岩石及びその周辺で見つかった"ブルーペリー"と名付けられた丸状粒子についてはまだ謎に包まれている。

と言う、マーズ・エクスプロレーション・ローバあたりを見ればわかる内容を、CG合成を使って解説していたが、実物より何倍もでかいローバーはイカンだろうと思った。確かせいぜいロボコンに登場するくらいのサイズのはずなのに、人間の背丈もあるようなCG模型は誤解を招くだけではないだろうか。でもヘマタイト分布と丸い粒子の謎はかなり興味深い。火山活動があった時代に「汚れた雪玉」が衝突でもしたのだろうか。えらい科学者たちに早く解明して欲しいものである。

帰宅したらもう23:00近くだった。早めに日記を更新しておいて正解。それから巡回し、DVDを見る。それはそうと、どうもメイルサーバーが不調である。受信どころか接続すらできなかったり、送信時にドメイン拒否みたいなエラーが出まくっている。プロバイダのサイトに障害情報と復旧報告が出ているが、送信できないので下書きがバカみたいに溜まっている。どうしたものか。

【今日のニュースめも】

天文:
Planetoid found in Kuiper Belt, maybe the biggest yet(カイパーベルトで300年周期で公転・直径1400kmと思われる「小惑星(not "asteroid" but "planetoid" ←邦訳を再検討すべきでは)」が見つかった、関連:直径1400キロ 新たな小惑星を米の大学が発見)
Dying Planet Leaks Carbon-Oxygen(例の「初」ずくしオシリス@ハッブル宇宙望遠鏡、太陽系外惑星の大気に酸素と炭素を発見の続報)
Radio Storms on Jupiter(木星の「音」が聴ける!)

サイエンス・テクノロジー:
福岡の商店街でロボットが買い物?特区認定受け実験へ(アトムにはまだ遠そうだが)

自然・環境:
グレートバリアリーフの珊瑚礁、2050年までに死滅の危機(温暖化が歯止めされた効果が現れるまでにほぼ絶滅するだろう、とのこと)

健康・医療:
ベルギーでも「非定型BSE」見つかる(原発US説が否定されそうだな)
ネコの鳥インフルエンザは人間に影響ない=WHOが声明(犬には移らんのだろうか)

雑ネタ:
ギョッ!74歳女性が私服警官に売春もちかけ…(唖然)
「緊縛」愛好者、縛り過ぎて動けず、警察に救援要請(爆笑)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:歓楽通り】

娼館が廃止され、街角に立つようになったパリの娼婦たちが商売の芳しくない雨の夜、かつて歓楽通りにあった娼館"オリエンタル・パレス(東洋の宮殿)"に生まれ育った彼女たちの世話係で弟のような存在と1人の娼婦にまつわる思い出話に花を咲かせる。その彼プチ=ルイ(パトリック・ティムシット)は娼婦と客との間に産まれ、白粉とたくさんのママたちに囲まれて育ち、「女の人の世話をすること」が夢だったと語る。

半生を娼館の雑用係として過ごして来たプチ=ルイの前に新入り娼婦マリオン(レティシア・カスタ)が現れる。彼は自ら"日替わり定食"と名乗った彼女の世話をしたいと申し出る。それは一生を捧げることだった。彼は暗い表情のマリオンを慰め、励まし、有名になりたいと言う彼女の夢を叶えようとする。そして美しい彼女を幸せにするはずの"運命の男"を探そうとしたのだった。

折しも娼館廃止の噂が流れる頃、プチ=ルイはマリオンにラジオ番組のオーディションを受けさせる。彼女に有名人になるチャンスが訪れたその日、マリオンは"運命の男"ディミトリ(ヴァンサン・エルバズ)と出会い、恋に落ちた。そしてプチ=ルイの"世話"で彼女はABC劇場と歌手として契約を交わし、閉鎖された娼館を出て3人の共同生活が始まるが、実はマリオンの運命の男は闇商売のトラブルでルーマニア人に追われるケチな詐欺師で、博打打ちでもあった。

*****

タイトルは扇情的だが、実は「純愛」もので、美しい娼婦たち、華やかな娼館は確かにエロテッィクではあるけれど、その描写そのものは期待に反して皆無である。そしてひたすら美しく哀しい。愛する女性に捧げ尽くす男と、運命の男に全てを委ねる女の奇妙な三角関係は娼婦たちとプチ=ルイの懐古同様、言わばお伽噺なのだ。私には彼らに同調できなかったが。

シュヴァリエの「手のひらに書いてあったから」の"出会う日が来ると手のひらに書いてあった"そのままに娼婦と言う底辺の存在でありながら純粋に1人の男を愛し、尽くすマリオンを演じているのはモデル出身だそうだが、サエないプチ=ルイと好対照でありながら「薄幸」と言う運命を背負った共同体を儚げに美しく演じている。でもさすが『髪結いの亭主』『橋の上の娘』の監督パトリス・ルコントらしいと言うべきか、その彼女に奉仕する「痴人の愛」みたいな男の愛も、彼女の純愛も、個人的にはちょっと苦手だったりする。
(2002年フランス映画91分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.22 Sun.   温々のち嵐/嫌われる仕種/『Heavy Metal』
かつて寝貯めは私の特技だったはずなのに、最近は週末でも8時間睡眠しなくなったのは何故だろう。と寝不足のアタマで悩んでも解答が得られるワケはない。カーテンを開けると雨との天気予報は夢だったのかと思えるような明るい曇り空が拡がっており、また外しよったんか?と呆れているうちに日射しが出てきた。そして昨日にも増して空気はかなり温い。

実家でブランチを摂っていたらちび@甥っ子がやって来た。独楽回しの新しい芸「紐渡り(?)」をやって見せてくれようとするのだが、数回とも失敗し、多少イジけたのか、外に出てしまった。母は友人たちとお喋りに興じており、その賑やかさにネを上げてお昼前に退散することにしたのだが、ちびが庭木の水遣りしているのも頷けるほど屋外は猛烈に温くなっていた。半袖でもイケそうなほどで、コートを着てる人が異常に思えるくらいの温々さである。ホンマに2月か?

娘@トイプードルと住処に戻り、ウロウロ・ゴソゴソしてるうちに風が出て来て、夕寝前に娘をトイレに出したら猛烈な風に乗って雨が降り出した。とにかく風が凄い。台風より強烈ではなかろうか。早く待避したい私の気持ちを察してくれない娘は風の様子を窺いながらマイペースでウン○&シッコしてからやっと戻って来た。

が、眠いのに1時間もしないうちに目が覚めてしまい、二度夕寝は諦めて実家に戻ることにした。雨は一時的に治まったようだが、まだ風は強い。しかしこの程度の雨ではクルマの汚れは落ちるどころか埃が雨粒模様に固まるだけではないか。洗車効果を期待していたのに。とブツブツ言いながら母の友人からの差入れらしい幕の内弁当な夜ごはんを食しているうちに大雨になった。嬉しい。

「鉄腕ダッシュ」の最もリラックスできるお茶はどれか!?実験でストレスを課せられる城島くんに少し同情しつつ思い切り爆笑したが、どうやらハーブティーが一番鎮静効果があるようだった。お茶の成分やお茶を飲む行為そのものに「癒し」効果があるのだろうけど、香りがかなり作用しているように見えた。

お風呂から上がると母が「あるある」を見ていた。上司と部下の意志疎通云々で、やる気を起こさせ、信頼関係を築く「コーチング」なる方法が紹介され、更に無意識にやってしまう「嫌われる仕種」が心理学的な側面からも解説された。何でもワースト3の「舌打ち」「溜息」「指差し」は上下関係を示唆させたり、不安感を与える仕種で、会話中にケータイを使ったり、腕や足を組むのも相手に不快感を抱かせるそうだ。一部は何かで見聞きした覚えがあったが、ワースト3はそんなつもりはなくてもヤってるような気がする。イカンなぁ。因みに更新の遅い「あるある」の先週の行列とラーメンの関係詳細はこちら

帰宅して日記作成しながら地球号を見ていて「砂漠緑化にロック・マルチングが有効」らしいことを知った。昼夜の気温差が激しい砂漠では昼間は岩が地面の温度上昇を抑え、夜間は空気中の水分が岩に付着して自然に水分補給できるので、植物の成長を促すことができると言う。しかも冬でも農作物栽培が可能とか、予想外の効果も確認されたらしい。全ての植物に使えるワザではないだろうけど、砂漠緑化のお手軽救世主となりそうだ。

「世界遺産」を見て日記更新してからDVD鑑賞。昨日のメイルサーバー障害発生の余波なのか、IPと一致したドメインのアドレスでないとメイル送信できなくなった。おかげで空・具メイルとも本日は送信できず。しかしこれはかなり困った状況である。ネスケメイラーのSMTPサーバー変更方法がどうもワカランし、そもそも変更したところでgatewayで弾かれそうなのだからヤってもムダそう。しかもプロバイダはサポートのアドレスすら公開しとらん。どこに苦情を入れるか泣きつけばヨイのだろう。むー、困った。

【今日のニュースめも】

天文:
Seeking new Earths? Look for dust, researchers say(地球型惑星の発見には系形成と塵の調査・研究が必要、みたいな内容)
Was Einstein right about dark energy after all?(自然自身の"大量破壊兵器"検出によってアインシュタインが逡巡したダーク・エナジー@日本語で「宇宙項(多分)」を検証)

サイエンス・テクノロジー:
神舟6号打ち上げは来年、2人が搭乗…中国のTV報道(順調そうやなぁ)

健康・医療:
禁煙指導、主治医が直接 医療9学会が指導指針づくり(まず医者自身が禁煙しないと説得力がないのでは)
体外受精は「危険な操作」、とローマ法王=一方で自然な不妊研究は認める(神様のサイコロ遊びに任せろ、と?)

雑ネタ:
悪臭付きの「鼻つまみキッズ」人形、米で新発売(家族は嫌がると思われ<「スティンク・ブラスター」)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ヘヴィ・メタル】

黒い影が宇宙を覆い悪が蝕んでいく 死は空からやってくるだろう

プロローグ:ソフト・ランディング
宇宙からコルベットで父は娘の待つ家に帰還した。

第1話:グリマルディ
父(グリマルディ博士)が持ち帰ったおみやげを開くと、中に入っていた緑の球体が輝き始め、彼を溶かしてしまう。それはあらゆる悪の化身"ロック・ナー"で、すべての時間と空間と次元を支配する緑の宝石は怯える娘に自分の力について語り始める。

第2話:ハリー・キャニオン
2031年、NYのタクシー運転手ハリーは古代の遺物ロック・ナーが展示される博物館前で発見者の教授の娘を助けた。彼女はロック・ナーを狙う悪徳商人に追われていた。

第3話:デン
庭で隕石を見つけたひ弱体型のデンは突然輝き出した緑の光で別の時空に弾き飛ばされ、逞しい肉体を得、女王が取り仕切るウーラテクの儀式で生け贄にされようとしていたキャサリンを救出する。

第4話:キャブテン・スターン
極悪人スターン大尉の裁判中に被告が買収した証人ハノーバーが悪事を暴露した上で変身する。彼の手には緑の球体があった。

第5話:B-17
交戦中に多数の死者を出した戦闘機に緑の隕石が衝突した。唯一生き残った機長はパラシュートで脱出し、無人らしき島に漂着する。

第6話:美人は危険
宇宙からの緑色の光線で突然変異が続発し、その方面の権威アンラック博士がペンタゴンの会議に招集された。間もなく上空に宇宙船が飛来すると博士は緑の球のペンダントを付けた向かいの席の美女に突然欲情した。

第7話:ターナ
緑に光る山で緑の溶岩に汚染された暴徒たちに議事堂が襲われ、長老らは守護族ターラク最後の生き残りターナを呼び出す。しかし彼女が戦いの装束に身を包んで到着した時には既に全員殺されていた。ターナは先祖の交わした契約に則り、復讐に挑む。

*****

アメコミ「ヘビー・メタル」によるハードSFアニメ映画で、アニメーターにとっては伝説的なカルトムービーらしい。悪の化身が緑の球で、それに纏わる7話のエピソードから構成されているのだが、全編にロックが流れるエロティックなアニメにSF的ストーリーは20年以上も前の「旧い作品」とは思えない新鮮さがあり、驚異的なロングランとなったと言うのも頷ける。

いかにもアメコミらしい「絵」と言えばそうなのだけど、荒削りでありながら斬新的で、しかも♂はそうでもないのだが、登場する美女は悉く爆裂ボディで、チチやシリの揺れ具合が妙にリアルなのである(言い訳:つい目が奪われてしまうのだよ)。ついでにR指定はないのんか?と思うようなシーンも少々あったりするのでオコチャマの前で安易に見ない方が良い気がする。

製作はアイヴァン・ライトマン、監督は ジェラルド・ポッタートン、ジミー・T・ムラカミ、ハロルド・ウィッテイカー、ピノ・バン・ラムスウィアード、ジャック・ストークス、ポール・サベラ、ジュリアン・スズチョパ 、バリー・ネルソン、ジョン・ハラス、ジョン・ブルーノ。音楽はジャーニー、 ブラック・サバス、チープ・トリック他の懐かしの80年代サウンド。しかしチープ・トリックってヘビ・メタだったっけ?>渋谷陽一氏

そうそう、書き忘れていたけど特典の没エピソードはアニメーターのラフスケッチから彩色途中のとか、正に「メイキング」と言える興味深いものだった。エンディングも別パターンがあったもよう。
(1981年アメリカ映画90分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.23 Mon.   ティント川/つき合う確率
ワリと暖かい朝だったが、お天気の方はやや不安定で、予報にはなかったはずの通り雨があったり、かと思うとまた晴れて来たり、また雨が降ったりと、何とも奇妙な空模様となった。何でも雪国は大荒れで、各地で強風の被害が出ているらしい。春一番から数えて二つめか三つめになるのかわからんが、今年の春の嵐はなかなか激しい。このぶんでは台風襲来も去年並みに早いかも知れない。

お天気と違ってシゴトは特に荒れることもなく、本日も時間内に雑記・日記とも更新して終了。実家に直帰してボケボケしてから定番アニメ@殺生丸さま萌え♪を見ながらコロッケ&海老フライとサラダ、お味噌汁に昨日の頂きものの残りの赤飯な夜ごはんを食す。さすがに夜になるとチト冷えて来た。

帰宅して22:00からディスカバリーチャンネル「サイエンスミステリー:リオ・ティントに生命の起源を探して」を見る。スペイン南部にワインのような赤い水が流れる川があるらしい。上流にはかつて栄えた鉱山があり、鉄や鉛などの鉱物で汚染された水は高い酸性を示しており、殆ど顧みられなかったのだが、アミルズ教授チームが水質調査したところ、糸状の藻類が棲息していることが判明した。ティント川は死の川ではなかったのである。

更に詳しく調べたところ、とても生物が生存できる環境ではない水の中に藻類の他に微生物が見つかったのである。この定説を覆すような発見は研究者の注目を集めた。水質を詳しく分析した結果、ティント川はほぼ太古の地球環境そのもので、即ちそれはかつては似た環境だったであろう火星の水と生命の存在が期待が高まることでもあった。

ティント川は原始の頃は海だったオーストラリアの大気が生成されたのは18億年前と言う定説を覆した分子化石が見つかった地域の環境と酷似しており、過去の海の微生物が膨大な酸化鉄を作ったように、ティント川の過酷な環境に適応・進化した微生物はケツ岩(黄鉱鉛?)を食べて硫酸を作っていることがわかった(←鉱物名などは間違っている可能性が高いので信用しないように)。

研究者たちはティント川の生物が「生命はいつ、どこで、どのように誕生したのか」と言う謎を解く鍵になるのではと考えているらしいが、先日のヴィラ・ルース洞窟でも思ったが、生命は意外としぶとく、環境への順応度が高いようである。適応後は環境そのものを変えるものでもありそうだけど。

<業務連絡>事情により、自宅からメイル送信できません。拝見しても足跡を残してませんがお見逃しのほどを。</業務連絡>

【今日のニュースめも】

天文:
Heaven on Earth(ビューティフル!<アリゾナの空に横たわる天の川)
南極の夜空に緑のカーテン 昭和基地でオーロラ観測(緑は酸素だっけ)
Explaining the colors of Mars(火星の南極@可視・氷・二酸化炭素イメージ)
Mars Express shoots Kasei Vallis outflow channel(Kaseiって日本語の火星由来?)
銀河衝突の際には、重力波キックでブラックホールがはじき出される(既出)

サイエンス・テクノロジー:
「宇宙兵器」開発プロジェクトを進める米国防総省(過去形でなく現在進行形らしい<「風向きの検討は行われたが、島の人たちのためではなく、米国側の安全のためだった」@ 「第五福竜丸」死の灰運ぶ風、前夜から観測…米公文書)
抵抗消える温度が変化した 不思議な超電導物質を発見(イットリウムと炭素の化合物Y2C3とやら)

自然・環境:
人類の祖先は殴り合いで異性を獲得? 米学者が仮説(殺し合うのはその血筋ゆえ?<「原人には頭を殴り合う風習があり、勝った者だけがパートナーを得て子孫を残した」)

健康・医療:
“ベジタリアン”は大腸がんが少ない…英研究(「果物を週に5回以上食べるだけでも危険性は下がる」そうな)
ミス多い医師に研修、事故報告義務化 日本産婦人科医会(常習犯がいると言うことか<実名を公表しろ)

web・IT関連:
NASAサイト、65億ページビューを記録--火星探査プロジェクトが大人気(地球の全人口以上とはスゲェ)
Windowsのコード流出に感じる「ゼロデイ」の危険(ホンマにキたらえらいことだぞ<「ゼロデイ・エクスプロイト」)

雑ネタ:
陸自ヘリ2機が接触し墜落、機長ら2人死亡…三重(咄嗟に「早速ヤられたか」と思ったのは私だけではあるまい<戦地でなくても死者は出る)
「個室ビデオ」は都会の“オヤシス”(情けなさ過ぎ<すけべオヤジたち)

おまけ:
まだ17歳だけど…オトナの石井あやを見てネ(カラダはリッパなオトナや)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【fortune:おさむの部屋 <恋人ができる確率を占います>】(情報提供:この方@2/20付←ぱくり♪)

Artemis さんのこの半年で恋人ができる確率は54.4 %です。
さらにそれが半年間続く確率は 70.4%です。

もうすぐ恋人ができる予感が・・・。少し勇気を出せば、いいと思うよ。好きな人がいるなら頑張って。

こんにちはー。顔は○○か?じゃあ、ハート&笑顔で勝負だね。笑顔はホント大切だよ・・。明るい子が一人いるだけで、その場が明るくなるんだもん。みんな恋人をどこでつくっているのかな?
(中略)。
でも、前の人達とは何故別れたの?それを考えたことある?もし、相手のせいにしてたら、考え直すべきだよ。自分のせいにしてたらすばらしい人だね。ほれちゃうよ・・そりゃ恋人がいないっていうのはちょ〜寂しいよ。でも、やっぱり自分に原因があるんだろうね。
(中略)。
Artemisさんは何回くらい告白したことあるの?えっ、告白したことないの?もっと、積極的に行こうよ。もったいないよ。ふられるのを怖がってちゃ本当に恋人できないよ。大丈夫、ふられたときは慰めて上げるからさ。待ってるだけの人生じゃつまんないもんね。ちなみに、告白されたことある?
(中略)。
とにかく、あせらず、もう一度自分と向き合ってみよう。出会いは偶然起こるものだけれど、キャッチできるかどうかはArtemisさんの努力しだいだよ。
(中略)。
じゃあ、心理テストの結果をおじさんから聞いてね。おじさん頼みまーす。

はいよ。自分の性格はなかなかわからいもの。心理テストの結果です。
1の図形のテストは根本的な性格をあらわします。
○○○を選んだあなたはとても素直な性格の持ち主です。ただ同時に優柔不断で人にだまされやすいので注意しましょう。
2のTVorHOTELのテストは恋に対する姿勢をあらわします。
○○○または○○○を選んだあなたは恋に対して慎重になりすぎるきらいがあります。何事ももう少し軽く考えれば、さらに楽しい人生になるでしょう。
3の分かれ道のテストは人に対する態度をあらわします。
○○を選んだあなたは何事も平穏無事に終わることを望んでいます。できれば人と会わない方がいいと思っているでしょう。これは人生においてマイナスです。いろんな人と出会っていろんな事を経験して下さい。きっと貴重な財産となります。

これがあなたの性格です。自分の性格を知っていることはこれからの生活上かなり役に立ちます。もし対人関係、恋人関係で悩んでいたら、少し立ち止まって自分を知ることに時間を費やしてみてはどうですか?

感想:できない確率45.6%ってのもビミョーとゆーか、要するにワカランのね。しかし私の場合、シツコク「積極的に行こう」とススメられてもコクることない。はず。



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.24 Tue.   レベルup/『Final Destination 2』
2004-02-24 11:57:05 xp-fairyがartemisのレベルが19にあがったお知らせを持ってきた!

上記の通り、午前中に有効得票数57票のレベル19になった。レベル17になったのが11月4日、18に上がったのが12月26日で、その時予想した2ヶ月半よりは早かったが、さすがに今度は3ヶ月くらいかかるだろう。と言うと連休頃か。さて、どうなることやら。

本日は朝から一方通行に入ろうとするヤツや入って来るヤツ、前も見ずに出て来るヴァカ、制限速度を知らないヴォケえとせとらと、アフォなドライバーと遭遇しまくって非常に疲れた。と言うので実家に直帰後暫しコタツ寝したところ、一時中断後から爆睡モードに突入したらしく、起きたら「伊東家」が半分終わっていた。母と「最近の裏ワザも新発見もつまらん」とぼやきつつミートソースパスタな夜ごはんを食す。

それにしても祖母が亡くなった上旬に比べたら一気に春めいて、まだ夜はひんやりするけど寒さ・冷たさに震え上がることはなくなった。つい先日までは帰宅前の娘@トイプードルたちのトイレに外へ出るのもつらくて急かしていたのに、今夜は雲で月は見えないけれど、雲間に霞む木星や金星を探しながら待っていられるのだから大した違いである。

コタツ寝したのがまずかったのか、早寝するつもりだったのにしっかりDVDを見てしまった。

【今日のニュースめも】

天文:
Scientists watch neutron star explosion in real time(25000光年彼方の中性子星の"superburst"によるfluorescenceで星やブラックホール形成に関わっているであろうaccretion diskの様子が観測された←自分にしかわからん説明やな)
Europe prepares mission to search for life on Mars(長期太陽系探査計画オーロラプログラム@ESAは火星探査機を準備中らしいが、日本だって「計画」はあるんだぞ<金星探査計画@2008年)
Ulysses' Second Rendezvous with Jupiter("太陽圏"研究に次いで木星の磁場観測に就いたユリシーズ)
すばる望遠鏡が捉えた宇宙の宝石箱(矮小不規則銀河「ろくぶんぎ座A(Sextans A)」)
一般相対性理論が予測していた奇数の重力レンズ像が確認された(既出)

サイエンス・テクノロジー:
拡大を続ける遺伝子組み換え作物――安全性への懸念も(主要な生産国は米国、アルゼンチン、カナダ、中国)
受付係のロボットはうわさ話が大好き 米大学が開発(名前は「ヴァレリー」、ただしキーボードとディスプレイが必要らしいので協力するとおもしろいことになるかも?<レイア姫をめざして――360度どこからでも見られる立体映像ディスプレイ)

自然・環境:
地球温暖化で国際紛争多発 米国防総省、対策求める(独善大国体質は変わらないと思う)

健康・医療:
潜伏するSARSウイルスに油断は禁物(「ウイルスは現在休眠状態にある可能性があり、別のさらに悪性の形で再び活発化することもありうる」そうな)

web・IT関連:
精子提供サイト開設者、今度は卵子提供へ(これで「男女同権」?)
「ヤフーBB」460万人分の顧客情報流出 入手の会社役員、恐喝未遂(氷山の一角やったりしてな)
宅配便を24時間コンビニで受け取り…ファミマで試験(持たないヒトはノーIDってことか?<携帯電話番号で本人確認)

雑ネタ:
チェーン店に知恵で対抗、「トップレス」コーヒ店を開店(そう言えばムカシ「ノーパン喫茶」があったよな)
有料の死刑中継、見たいのはビンラディン氏がトップ=米調査(やっぱ悪シュミな国民や)
地下鉄車両、ソロ〜リ地下14mへ 東西線の醍醐車庫(地上部分がない路線なのか?)
無人販売オフィスグリコ人気のワケ 利用者7割はサラリーマン(禁煙環境との関連はないのかなぁ)

おまけ:
六條華、B92の水着を初ナマ披露(卒業できてもできなくても「元」になるのね<現役東大法学部生タレント)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい




【dvd:デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2】

アブラハム高校の180便事故から1年後、友人たちと休暇に出掛ける途中でキンバリー(A.J.クック)は大事故に巻き込まれた。次の瞬間、彼女はハイウェイ入り口で予知夢を見たことに気付き、合流ポイントを閉鎖した。後方に居合わせたバーク警官(マイケル・ランデス)がキンバリーを車から下ろして事情を聞いていると、彼女が見た通りの衝突事故が発生した。

キンバリーの機転により、宝くじが当たったエバン、ティムとノラ親子、ユジーン、キャット、ロリーらが難を逃れたが、死のリストから外れたわけではなく、墜落事故を免れた生徒たちが不可解な死を遂げたように、1人めの犠牲者が発生する。当初はキンバリーの予知さえ信じようとしなかったバークも死に筋書きがあるのではと考え始める。

そしてキンバリーはストーニーブルーク研究所精神医療センターに自主入院中の唯一の生き残りクレア(アリ・ラーター)を訪ね、逃れる術はないのか問い詰める。狭い部屋に閉じ籠もって身の安全を図っている彼女は「予兆に注意を」との助言を与えてから、キンバリーに挑発されて運命と戦う決意をする。3人は死のリストを無効にするため死神の筋書きを変えようとするが...

*****

『ファイナル・デスティネーション』の続編。前作の詳細は覚えていないが、確か死のリストとその順番を突き止めると言うサスペンス部分があったように思う。で、死神の筋書きに逆らえず、次々に「そんなアホな」死に方をしたのではなかったか。しかし壮絶度は思い出せない。多分本作の方が「エンターテイメント」ではないかと思う。とにかく見事な死に様なのである。

冒頭のカークラッシュに始まり、犠牲者にキケンが迫っては危うく逃れ、と思ったら、の繰り返しでかなりスリリングで呆気ないほど無惨な死に方をするので妄想癖のあるヒトやビビりなヒトは見ない方が無難だろう。私のようにスロー再生してリアルな映像に「うほほほ、すげー」といちいち感心するヤツは少ないだろうから。

身代わりで死んだヤツらは生死の均衡に絡まないのはナゼ?とかツッコミたくなるところはあるものの、和製ホラーによくある「じわじわ」「ぎゃあああ!」とは違う「どきどき」「!!!」風味のアクシュミなノンストップ・ホラーだと思うが、なかなか楽しめた。監督はデヴィッド・エリス。
(2003年アメリカ映画90分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.25 Wed.   乱入犬/『An Affair to Remember』
今朝は何を思ったのか、ちび@甥っ子が「行って来ます」と朝の挨拶に実家に寄って来た。彼の声でいつもは母が起こすまで寝ている小娘@ミニチュアダックスフントが飛び起き、ちびの見送りがてら珍しく朝から母と庭にトイレに出たのだった。つまり「いつもと違う朝」ではあったのだが、異変が発生したのはそろそろ出ようとした時のことである。

「きゃうううううん!」と言うただならぬ小娘の啼き声に慌てて窓辺に寄ると、見知らぬワンコに押さえ付けられているではないか。一緒に外に出たはずの母はどこにいるんだ。何をしてるんだ。と考える間もなく私は玄関を飛び出していた。裸足で(スリッパは上がり口で脱いでいた←習慣ってすごい)。

その時にはオモテにいただけ早く母が乱入犬を小娘から引き離していたが、逆上しているのか、とにかくなかなか立ち去ろうとしないのである。クツを履いて再度外に出ると、今度は開け放ったドアから娘@トイプードルが飛び出して来て自分の倍以上でかいヨソの犬に挑み掛かったのである。咄嗟にその辺にあった武器になりそうな棒を手に取り、娘をこちらに呼びながら母と2人して乱入犬を追い出そうとしたのだが、マジでこいつしぶとい。つか、ワシらをナメとる。

小娘危機一髪だけでなく娘まで危ないところだったので母以上に私は怒り狂っていた上にその態度である。基本的に私はネコもワンコも好きだけど、ヒトの敷地に侵入して来て自分ちのコたちに危害を加えようとするようなヤツは許せない。真剣にイッパツくらいシバかないと気が済まない。それほど私もケンカ売って来るヨソの犬にブチギレ寸前になったのである。

我ながら直情型・攻撃的とゆーか、本能に近い行動だったと思う。子を護ろうとする「野生の反応」か。路地まで追い掛けて行ったらたまたま飼い主らしきジジイが出て来たのでその場はソレで治まったのだが、普段抑えている分アドレナリンが過剰放出されたような感じで、とても車の運転などできんと判断し、遅れて出社することにしたのである。因みに乱入犬を追い出すのに必死で、すっかりその存在を忘れていた娘と小娘は玄関前で大人しく母と私を待っていた。

つか、2人して娘たちの安全確保を忘れてワンコに気を取られていたとは呆れた。さすが母娘と言うべきか。しかしそれ以上に出来が良いのは家で待っていた娘と小娘だろう。特に小娘は怖い思いをしただろうから、もしかすると動けなかっただけかも知れないが、何にせよ流血に至らなくて良かった。母に聞いたところでは、ケンの飼い主は「放し飼いの不手際」を謝りに来たそうである。しかし次はもうないぞ。今度乱入して来たらタダでは済まさない。冷血・非情になってやる。娘たちを護るためなら。

朝から気分的に疲れたのでシゴトはかなり手抜き。寄り道経由で実家に戻り、穴子を乗せただけの殆ど素蕎麦な夜ごはんを食す。「カテイの魔法」は花粉症特集だったのでパス。お風呂上がりにちらっと見たトリビアでアンコールワットの落書きが「ムダ知識」扱いされているのに呆れた。そんなん誰でも知ってるやん。ボタンを押すゲストは「あほ」か「マヌケ」としか思えず。

それにしても今日は朝から疲れる1日だった。←夜中に資源ゴミ出しに行ったらゴミ漁り屋と遭遇したらしい

【今日のニュースめも】

天文:
遠方クエーサーによって宇宙の暗黒時代末期を探る(その史上最大の宇宙地図作成プロジェクト「スローン・デジタル・スカイ・サーベイ(Slone Digital Sky Survey; SDSS)計画」って、いつ完成するんだろう)
Greenhouses for Mars(着々と『レッド・プラネット』化計画進行中)
日本惑星協会:スピリットとオポチュニティの調査活動順調に推移130億光年かなたの最も遠い銀河太陽系最大のKBOを発見

自然・環境:
世界最大か?9百キロのブタ、運動不足で死亡(ブタにも肥満は命取りらしい)
アザラシら130頭以上の死がいが漂着、メキシコ(何だろう<「麻薬密売人が海に投げた発光効果がある物質が動物の大量死につながった可能性」)
<サンゴ白化>琉大・山崎教授らが初期メカニズム解明(「高温によりサンゴに共生する藻類(褐虫藻)の光合成タンパク質の合成機能が低下するため起きる」「白化に対する耐性度の違いは褐虫藻の高温耐性能によるもの」とか)
あっ、あれは…富士山頂に「ダイヤ」出現(日没時の現象@期間限定)

健康・医療:
臓器提供、年齢問わず家族同意のみ…自民改正案固まる(嫌がる親の方が多いのではなかろうか)

web・IT関連:
さらに悪質な『マイドゥームF』に警戒を(学習しないバカM$ユーザーに言ってくれ)
携帯“会社変えても番号同じ”制度を導入方針 2005年度中に(ばいばいボーダフェン確定かも)

雑ネタ:
「川で洗車」の見通し甘く、車流され家族「大救出」(アホ)
ウルトラQ 38年ぶり復活 佐野史郎がナレーション(ピグモン萌え)
アンジェリーナ・ジョリー、アテネ五輪聖火リレーに参加へ(TV放映されたら見てしまいそう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい




【dvd:めぐり逢い】

世界的プレイボーイのニッキー(ニコラ)・フェランテ(ケーリー・グラント)がNYの大富豪ロイス・クローク(ネヴァ・パターソン)と婚約したと言うニュースが全世界を駆け抜けた。NY行き豪華客船コンスティテュウション号でも彼は注目を浴びるが、彼が忘れたシガレットケースを見つけたテリー・マッケイ(デボラ・カー)は他の人々と違って彼に媚びようとはしなかった。またボストン出身の元歌手の彼女にはケン(リチャード・デニング)と言う恋人がいた。

機知に富む美しいテリーに惹かれ始めたニッキーはヴィル・フランシェで下船し、彼女を誘って隠居生活をしている祖母ジャヌー(キャスリーン・ネスビット)を訪ねる。手入れの行き届いた庭と礼拝堂を見てテリーは天国のようだと感動し、住みたいと言い出す始末だったが、ジャヌーは若い時は思い出を作るのと窘め、ニッキーには画才があり、何でもこなしてしまうだけに将来のことが心配だと打ち明ける。それはテリーとって忘れられない素晴らしい1日となった。

2人は惹かれ合うが、互いにステディのいる身なので乗客たちの好奇の目やスキャンダルを避けるため距離を置くよう勤めるが、入港前夜になって開き直って仲睦まじくダンスを楽しんだ。そして半年後の7月1日午後5時にエンパイアステートビル屋上での再会を約束して互いのパートナーの出迎えを受けて別れた。ニッキーはこれまで仕事などしたことはなかったが、ロイスの元を離れて画家として独立することを目指した。そしてテリーは故郷で歌手として働き、約束を果たすためNYに向かった。

*****

トム・ハンクス&ログ・ライアン『めぐり逢えたら/Sleepless in Seattle』(1993)のモチーフにしてシャルル・ボワイエ&アイリーン・ダン『邂逅/Love Affair(Sincerity)』(1939)のリメイクであると同時にウォーレン・ベイティ&アネット・ベニング『めぐり逢い/Love Affair』(1994)の元ネタ(?)である。1994年版は伯母がキャサリン・ヘップバーン、ケンがピアース・ブロスナンと豪華キャストなわりに、出会いがちょっと「最近」に変わった程度で、後はほぼ同じなのにちょっと驚いた。

1950年代と旧いだけあってキスシーンさえ画面には映らない。ただソレと示唆させるカットなのがかえって新鮮で、また下船直前の2人の「目で会話」は台詞ナシで、彼らの目と表情で観客に想像させようとしているのも近頃の「ふきだし付き」と言う過剰説明に慣れた身にはイカして見えた。考えようによっては最近のTV番組も映画も説明が多過ぎて観客から想像力を奪っていると言えそうだ。

アネット・ベニングもキュートで良かったけど、本作のデボラ・カーは更に「華」があり、優雅さも備えている。それは単に時代の違いではないのだろうが、とにかく彼女の美しさもさることながら、、近年の「過剰」と違って「観客に察せさせる」映像がとてもステキだった。ストーリーやヒロイン像は何度もリメイクされた『君の名は』もそうだろうが、ウケのイイ「永遠の好印象」があるように思った。監督はレオ・マッケリー。
(1957年アメリカ映画115分)



let me know you come here.




any comment please.
2004.2.26 Thu.   SMTP/「The Moon is a Harsh Mistress/Robert A. Heinlein」
2月も今週末で逃げてしまう。早っ。と呆れながら本日もちょいちょことおシゴトし、雑記・日記更新して寄り道経由で帰ろうとした時に事故を目撃してしまった。正しくは聞いたと言うべきかも知れない。後続車がいなかったのと特に急いでいなかったので赤に変わるのに合わせて減速し、私は比較的広い交差点に入る先頭で信号待ちしていた時のことで、事故は対抗車線で起きたのである。

多少時差があるのかも知れないが、私の向かいにはグレイのおベンツがいた。かなり距離があるので一瞬聞き間違いかと思ったのだけど、キキッ、ドン!と言う音がしたのである。恐らくおベンツもアクセルを踏み込んでも信号は真っ赤っかな状態で交差点に突っ込むことになるので無理せず停止したのだろう。つまりあちら側の信号も赤になっていたと思われる。従って強引な後続車かトロいドライバーがカマ掘ったのだろう。つまり全面的にヤツに非があると言うことだ。

だがおベンツがヤられたのだと思ったのに、運転手は動かない。その後ろだったのだろうかと考えていたら後ろからオッサンが出てきておベンツのドライバーに声を掛けていた。やはり被害者はおベンツだったのだ。で、交通妨害にならないところでカタを付けようと言うハナシらしい。そりゃ交差点の入り口に停まったままではイカンよ。これからクルマも増えるのに。

ちょっと気になったので交差点を抜けながらおベンツと後続車の様子をチラチラ見ていたら、果たしておベンツはほぼ無傷だった。そのおベンツさまにケンカ売ったのは軽で、フロントにダメージを受けているのを確認することができた。人相の悪そうなオッサンだったけど運も悪そうだ。おベンツ相手にカマほるとは。

そう言えば私の知人はBMWに乗っていて、国産車にカマられたらしいのだけど、良く見たら相手@ギャル系のクルマは潰れていたけど自分のはほぼ無傷で、怒鳴ったものの、あまり強く出られたかったとボヤいていたっけ。あとはヤ系のおベンツのドアミラーに掠ったご夫人は「すみません」と顔を出すなり「何や、おばはんか」と見逃してもらえた、怖かった、おばちゃんで良かったと初めて思ったとアツく語っていた。「本日の教訓:カマほる時は相手を選べ」。

実家に戻って12円差と言う激戦だった「1ヶ月1万円生活」を見ながらお鍋な夜ごはんを食し、またまた「1円合わない」と嘆く母に付き合っていたら帰宅が遅くなってしまった。で、先週末のメールサーバー障害以後IPと一致しないドメインが使えない件についてメイルで問い合わせたのに未だパロバイダから回答がないのに業を煮やして電話したら「セキュリティのためにそうした」と言われ、その旨報告せんかい!ついでに問い合わせのフォームくらい設置せぇ!とオペレーターさんに当たってしまったのだが、ともかくSMTP(送信メイルサーバー)を変更しなくてはイケナイことが判明したのである(←すげー長い一文)。

と言うので変えてみた。忘れないように書いておこう。Mac版ネスケ7.1のメイラーの場合「編集」→「Mail&Newsgroups;アカウントの設定」→「左フレーム一番下のSMTP」→「追加」つーか、何でこんなことがわからなかったんだ?>私。おまけに変更してもハネられるし、どうすれば良いのだ。嗚呼。もう。ワカラン。と嘆いていたので週末お出掛け予定なのにその準備をするヒマがなくなってしまった。うーむ、困った、何を着て行こう。暖かいのか寒いのか当日にならないとわからんし、悩む。

【今日のニュースめも】

天文:
Second star, not planet, explains 'winking star'(ウインク星KH 15Dはダスト雲の内側で隠れん坊する連星系、とする新説)
Cosmic dark ages lasted for more than a billion years(ビッグバンから10億年後も「暗黒時代」だった<遠方クエーサーの"bubble"観測で再電離が計算より進行が遅れていたことが判明)
生命の起原を探る彗星探査機『ロゼッタ』、打ち上げへ(天候不良で延期になったようだが<MISSION STATUS CENTER)
第2の地球を探すなら、ダストに注目しようアインシュタインはやはり正しかった?暗黒エネルギーの性質に関する新たな手掛かり(既出:spaceflithtnow)

サイエンス・テクノロジー:
議論呼ぶ、生体組織と無機物を合体させたマイクロマシン研究(上)(「ブラッド・ミュージック」?)

自然・環境:
シロクマが緑色に「変身」、藻繁殖で シンガポール(見たいっ!<グリーン・ベア)
スペインで巨大恐竜の骨化石発見(そう言えば恐竜時代は今より「温暖」だったはず、なので熱暑化が進行すると生物の巨大化ブーム到来か?)
高温に弱い海亀の卵 温暖化の影響を指摘(要するに茹だってしまうのね)
Scientists Find Ozone-Destroying Molecule(多分再掲)

健康・医療:
長生きには7時間睡眠?…10万人・10年間調査(したくない場合は外せば良いのか<7時間)
サルのエイズ抵抗力の「正体」を発見 米チーム(ヒトも持っているらしい<「TRIM5−アルファ」と呼ばれるたんぱく質)
青年期からの体重増加で乳がんリスクが増大? 米研究(ホルモンと関係あるのかはともかく、早い時期に照射開始のリスクもあるのでは<乳がんのX線検診見直しへ、対象40歳以上に拡大)

web・IT関連:
「コンピューターは信頼できる友達」!――現代の子供とコンピューターは切っても切れない関係に(電源切れるかクラッシュしない限りな)

雑ネタ:
米女性が心臓発作で死亡、ギブソンのキリスト映画鑑賞で(観客動員に貢献しそうやな)
英国で発見されたコインの肖像は、古代ローマ帝国の「忘れられた皇帝」!(ドミティアヌス帝とやら)
ホーキング氏の肺炎悪化か(ちょい気になる)

おまけ:
プレスリーの孫娘、モデルデビューを飾る(ライリー・キオウ@14歳)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【book:月は無慈悲な夜の女王/ロバート・A・ハインライン】

地球は北アメリカ理事国、大中国、インド、ソ同盟、パン・アフリカ、ミッテル・オイローパ、ブラジリアン連邦の拒否権を持つ7国家を中心に世界連邦が支配していた。その衛星は罪人の流刑地で、前科者とその子孫たちは連邦から派遣された行政府長官の圧政に喘ぎながら部族婚や審判制度などの独自の社会システムを確立していたが、母惑星に食糧供給する奴隷に過ぎなかった。

デイビス家系の共同良人の1人で計算機技師マヌエルは月世界を制御している思考計算機ホームズ4が目覚めたのに気付いてマイクロフトと言う名を与え、彼の興味に応じてある集会に参加したが、政府側に襲撃され、混乱に紛れて月香港からやって来た活動家ワイオミング・ノットと無政府主義者ベルナルド・デ・ラ・バス教授と親交を深め、マイクと引き合わせた。その日から4人は地球と直接対決する日に備えて組織を作り、革命の準備をすることになった。

そして本物の思索家マイクはアダム・セレーネと言う架空の指導者を作り上げ、対戦の勝率を計算しながら影の指導者として3人と相談・協力し、攻撃に備えた。マニーが偶然助けた旅行者スチュー・ラジュアは地球側の協力者となり、彼の地位と身分を使って月世界の自由のため活動した。月世界に飢餓が訪れる前に彼らは勝利する必要があった。

*****

本作はハインラインの芸風/作風が変わったとされながらも根強い人気のある作品らしい。私は「夏への扉」の方が遙かに好きだが、攻撃を受けた時のアメリカ人の反応だけは大いにウケた、と言うよりきっとこんなリアクションをすると確信する。人道主義を掲げながら軽蔑する相手には容赦なく非人道的な武器使用も辞さない国・国民なのは当時のままらしい。

軍事戦略と情報伝達システムなどはなかなか興味深いものがあるが、どうも私は人間対人間の戦争作品は好きになれない。あまりにも現実に溢れているから。しかし「悪役エイリアンをやっつけろ!」は北アメリカ理事国民と同じ発想だな。つまり同じ穴のムジナだ。

人気があると言われても、私はあまりのめり込まなかったし、物凄くおもしろいとは思わなかった。それよりこの邦題はイカンよな。だから私は「イメージと違う!」と感じたのではないだろうか。
(ハヤカワ文庫)



let me know you come here.




any comment please.





↓via Nikki-Site




日記才人ユーザー専用

last month ----- new -----index ----- top page ----- next month

Copyright (c) 2001-2004 Artemis. All rights reserved.

Akiary v.0.42