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でめいあ
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でめいあ
過去の日記
  • 2003 [ 01, 02, 03, 04, 05, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12 ]
  • 2004 [ 01, 02, 03, 04, 05, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12 ]

2003.12.1 (月)

  • 宇仁田ゆみ(文:高清水音子)『祝!できちゃった結婚』購入。かなり買うの恥ずかしかった。活字中心なのかなーと思ったけど、漫画中心の内容でした。各章ごとに統計や文章が載ってる程度で『ふたりエッチ』みたいな感じかな。ちゃんとストーリー仕立てにしてあるし、普通に面白かったです。宇仁田ゆみが好きなら買ってもいいんじゃないでしょうか。
  • また雪崩が起きた。そもそも1Kのこの部屋に雑誌1000冊、単行本1000冊(正確な数はしらんが)あること自体間違ってる。つーかいい加減雑誌は捨てよう。実は上京してから一度も捨ててないのです。いい加減読切とか切り抜かないとなー。
  • 各誌新連載がどんどん始まっているので、雑誌を買い始めるなら今だと思います。個人的にはスピリッツがオススメです。

【少年ジャンプ】NO.1

[新連載] 小畑健(原作:大場つぐみ) 『DEATH NOTE』

『ヒカルの碁』の小畑健が早くも新連載開始。人生に退屈していた主人公が、名前を書くだけで人を殺せる「DEATH NOTE」を拾ったことにより何かが変わりはじめる。36号に掲載された読切から主人公を替えて再スタートだが、とにかく連載版の主人公の悪役っぷりが凄い。初っぱなからここまで悪役にして、今後どういう展開にするつもりなんだろうか。それとも何話かで一区切りにして主人公をチェンジしていくのかな。ともあれ「DEATH NOTE」という素材を使って何処まで話を広げるか楽しみです。

[読切] 吉田慎矢 『ダー!!! 〜便所の壁をブチ破れ〜』

第66回手塚賞準入選作。相手に何を言われても言い返せず、見ていて「だ〜・・・こいつは」と言いたくなることからダーというあだ名がついた、無口な少年が主人公のボクシング漫画。ジャンプに珍しいくらいの直球な青春もの。他のキャラクターを使って主人公の良さを徐々に引き立て、最後に主人公の一発、という構図はうまい。それに加えてダーという特徴的なあだ名にすることにより、より一層主人公が際立てみえる。地味で目立たない作風だけど、漫画的なうまさはしっかりしている作家だと思います。

[次号/新連載] 空知英秋 『銀魂』

ジャンプ期待の新鋭空知英秋の新連載が次号よりスタート。巷の評判はそこそこの作家だが、初連載でヒット作を飛ばせるかどうか注目です。

【ビッグコミックスピリッツ】NO.1

次号、伊藤潤二億万ぼっち』が読切で登場。

[新連載] 山田玲司(原作:宮藤官九郎) 『ゼブラーマン』

来年、三池崇史監督、宮藤官九郎脚本で映画公開されるゼブラーマンが、公開に先駆けて漫画化。家族から邪魔者扱いされ、受け持っている小学校のクラスも学級崩壊寸。そんな主人公の唯一の心のやり場は趣味である特撮。30年前に放送されていたゼブラーマンに憧れ、以前から作成していたゼブラーマンの衣装が完成させた・・・。といった感じの一話目で、このまま悪役と戦うことになるのかな?だけど、宮藤官九郎原作で、しかも山田玲司だし、普通の特撮漫画にはならないでしょう。ヤングサンデー連載の『ONE ON ONE〜絶望に効くクスリ〜』の先週分と今週分も合わせて読むと良いかも。

【ヤングマガジン】NO.1

今号よりながやす巧(原作:大友克洋)『沙流羅』の最終章がスタート。合わせて単行本の新装版も発売とのこと。次号、アフタヌーンで『EDEN』を連載中の遠藤浩輝が読切で登場。

【ヤングマガジンアッパーズ】NO.24

2号から『メタルウインド』の吉永祐介の新連載、5号からは2002年「このミステリーがすごい!」で1位となった『半落ち』の横山秀夫原作で所十三が新連載とのこと。どんな漫画になるんだろうか・・・。あと『餓狼伝』が少年マガジンで『餓狼伝BOY』を連載するので、3月まで休止とのこと。ということはマガジンのは直ぐに終わるのかな。まあ外伝的な内容だしね。

[読切] まつながかずまさ 『それいけニャッピー』

2003.12.4 (木)

  • ちょうど持ってた小説とか読み終わっちゃったんで、帰りの電車の中で珍しく寝たんですけど、見事に寝過ごした。しかも折り返しの電車がもう終わってて、しかたなくタクシーで帰る羽目に。2000円は痛いなあ。
  • 編集会議1月号購入。特集としてスポーツマンガベスト200が掲載されています。他にも高橋陽一、小林まこと、塀内夏子、山田芳裕のインタビューや秋田書店、講談社、小学館の編集者による対談などが掲載。今面白いスポーツ漫画って何だろう。パッと思いついたのは『アイシールド21』『おれはキャプテン』『オレンジ』『ジャイアント』『おおきく振りかぶって』『アグネス仮面』くらい。『いでじゅう』も思いついたけどスポーツ漫画・・・ではないな。

【少年マガジン】NO.1

[新連載] 能條純一 『奇跡の少年』

『哭きの竜』『月下の棋士』などの能條純一が少年誌初登場。まさか能條純一をマガジンに引っ張ってくるとは。空中浮遊など不思議な能力を持った謎の少年が、クラスメイトの前で奇跡を起こした。3年後、その少年を探し求め政府の人間が嗅ぎ周るが・・・。オカルト的な1話目でしたが、正直訳が分からなかった。何が起きるか全然読めない。それしてもかなり異様な主人公だ。

[読切] 目黒広浩 『招鳥-ヲキトリ-』

44号に登場した読切が再度登場。ファイル1ってことはまた登場するのかな?内容は悪くはないけど、マンネリ化しそうな内容ではあるので、次は別の作品を読みたいかなーとは思います。

[次号/新連載] 日向武史 『あひるの空』

【少年サンデー】NO.1

次号、万乗大智カズマが来たる!!』が読切掲載。この前やってた短期集中じゃ単行本だせないから、その穴埋めかな?

【少年チャンピオン】NO.1

立原あゆみ『Am a boy』の2部が連載開始。んで次号にはちょっと前まで短期集中で連載していたやぎさわ景一『ロボこみ』が本格連載スタート。4本新連載始まって3本あっさり終わって、結局2本復活ですか。

[読切] 上山道郎 『憑鬼忍法帳雷悟(後編)』

細かい設定を無駄にしないでちゃんと後々生かしているのは評価できる。かなり連載化を意識した感じの内容だったかな。雰囲気的にはちょっと古いかなとは思いました。

【モーニング】NO.1

[読切] グレゴリ青山 『もっさい京都』
[読切] 菅原県 『ミレコレ〜ミレ子的生活〜』

先月発売した増刊漫革に読切登場した作品が今度は本誌に掲載。好きなタイプのギャグ漫画だったので嬉しい。他人を観察して突っ込むという感じの漫画で、やっぱり主人公のミレ子のキャラクターがよいし、同級生のカメヤマ君も馬鹿で面白いなあ。

[次号/新連載] 竹田エリ 『メリーちゃんと羊』

【ヤングジャンプ】NO.1

[新連載] 高野洋 『国境を駆ける医師 イコマ』

増刊漫革で連載されたシリーズが本格連載開始。

【ヤングサンデー】NO.1

シリーズ連載『小田原ドラゴンくえすと!』は毎度面白いね。

2003.12.8 (月)

  • 30日仕事なのを忘れててコミケカタログを買ってしまった。コミティアがあるからコミケは別に行けなくていいんだけど、やはり沢山の漫画家さんに会えるのは魅力だよなあ。
  • 金曜日は終電に間に合わず、いつものように漫画喫茶。朝までひたすら『ショー☆バン』読んでました。
  • 山は越えたけど、相変わらずそれなりに忙しい。
  • いくら創刊号だからって、コミックブンブンは買うべきじゃなかった・・・。

【少年ジャンプ】NO.2

[新連載] 空知英秋 『銀魂』

昨年掲載されたデビュー読切『だんでらいおん』が評判だった空知英秋が連載スタート。二十年前突如現れた地球外生命体により侍が弱体化してしまった、近未来的な江戸が舞台のドタバタコメディ。うーん、いきなりこのなんでもかんでも詰め込んだむちゃくちゃな世界設定でちょっと引き気味。勢いもあるし、ギャグも悪くはないんだけど、やはり空知英秋の描く主人公は好感が持てないところが辛い。中途半端過ぎるので、もうちょっと癖のある主人公にしても良かったんじゃないかな。期待している新人ではあるので、なんとかこの世界設定を生かせるところまで続いてくれるといいんだけど。

[読切] 越智厚介 『ハガユイズム』

代原。

[次号/新連載] 梅澤春人 『LIVE』

【ビッグコミックスピリッツ】NO.2

[読切] 伊藤潤二 『億万ぼっち』

いつも通りの伊藤潤二のホラー漫画という感じ。暗い感じの話じゃなかったし、異様な雰囲気を持った明確的なキャラクターもいなかったので、怖いという印象はあまり受けなかったかな。しかし、こういう話を量産できるところはやはり凄い。

[次号/新連載] 花沢健吾 『ルサンチマン』

【ヤングマガジン】NO.2

[読切] 遠藤浩輝 『catch as catch can』

アフタヌーンで『EDEN』を連載中の遠藤浩輝がヤンマガ初登場。アマチュアでは負けなしだったが、プロになってからは連敗中の総合格闘技の選手である主人公と、メル友で知り合った自暴自棄になっていた女子高生との青春ストーリー。派手なシーンや感情描写などはほとんどないが、じっくりとした流れで二人を引き合わせていく人間描写はさすがにうまい。

2003.12.10 (水)

  • 昨日は会社の飲み会。久しぶりに記憶が無くなるまで飲んだ。今日は二日酔いで大変でした。
  • 最後通牒の人も書いてたけど、今週の少年サンデーで発表となった新人コミック大賞で大賞を受賞したネモト摂エッグノック』の絵柄がめちゃくちゃ見たことのある感じで、誰か気になって気になって仕方がないのですが。各雑誌のバックナンバーを探してみたんだけど、それらしい人が見つからない。誰だろう。いずれ掲載されるだろうから、そのときにもう1回探してみよう。
  • 探してたら更新する時間がなくなってしまった。また書いてない月刊誌が貯まりまくり。
  • 噂の真相にちょこっと書いてあったんですが、集英社とか角川書店などの大手出版社は今後2万部以下の単行本は出さないとか。マイナー作家の単行本はこれで余計発売されなくなるのか。
  • 週刊少年「」の本版が売ってたので買おうかと思ったけど、紙質があまりにもしょぼかったので買うのやめました。あえて雑誌と同じ紙質にしたんだろうけど、ちょっとなあ。
  • 2004年版『このミステリーがすごい!』購入。表紙が『フェイスガード虜』だ。
  • ヤングチャンピオン買ったつもりが漫画ゴラクだった。1ヶ月に1度くらいは買い間違えてるなあ。これはこれで普段読んでない雑誌なのでよいんですが、なんで買うまで気づかないんだろうか。

【イブニング】NO.1

[読切] 三宅乱丈 『謀叛「ラーメン説」』

『みんなのラーメン』シリーズに三宅乱丈が登場。明智光秀がラーメン屋を営みたくて織田信長のもとを退職しようと志願するのだが、信長はそれを認めなかった。しかし、ラーメンを作り、「うまい」と言わせたら退職させてやるとふっかけるが・・・。いやー信長と光秀との掛け合いが大変面白い。光秀がホントにラーメン屋をやりたくてやりたくて仕方がない様子が伝わってくるから余計に。森蘭丸などのキャラクターも非常にコミカル。あえて織田信長たちを使ったあたりはうまいなあ。三宅乱丈はシリアスものもギャグ漫画もどちらもしっかり面白い。

[次号/新連載] 島本和彦 『ブレイブ・ピッチ』

『逆境ナイン』の続編が連載開始。でもなんでイブニングでなんだろうか。

2003.12.11 (木)

【少年マガジン】NO.2+3

[新連載] 日向武史 『あひるの空』

以前『Howling-ハウリング-』を連載していた日向武史が連載開始。149cmの少年が主人公のバスケ漫画。不良達を改心させてバスケ部を復活させるといった感じになるのかな?比較的オーソドックスな展開だけど、キャラクターも特徴的だし、ハッタリも効いてて悪くはない。シーンの見せ方もうまいと思うし、意外と面白くなるんじゃないかな。でもヒットするバスケ漫画って絶対天才系の美男子キャラがいるんだよね。逆にそういうキャラを出さないでもヒットする漫画を描いて欲しいところ。

【少年サンデー】NO.2

第53回新人コミック大賞少年部門の結果発表。今年も大賞受賞者が出ています。結局3年連続かよ。審査員全員べた褒めなので、はやく読んでみたいなー。

[読切] 万乗大智 『カズマ来たる!!』

ちょっと前に短期集中連載していた万乗大智が早くも読切で登場。連載終わっても精力的に作品を発表しますね。アメリカの学校に教育実習生でやってきた生徒と同い年の先生がやってきた・・・、というお話。あまり設定が生かされていなかったかなーという気がした。どちらかといえば連載作品の途中の1話を抜き出したという感じで、あまり読み応えがなくて残念。

[次号/新連載] 川久保栄二 『怪奇千万!十五郎』

サンデー超で連載していた作品が本誌に昇格。本誌に読切でも掲載されたし始まるだろうなーとは思ってましたがやはり。

【モーニング】NO.2+3

[読切] 新伊秀策 『色歌 白の歌』

43号に続いて、これで3回目の掲載。秦国の王の影武者である玄尼は、実は太后から仕向けられた暗殺者だった。玄尼は暗殺を試みようとするが、秦王に心を動かされなかなか暗殺できずにいた・・・。今回もうまい。がっしりとした絵柄なかがら、毎回繊細な人間模様のお話を描いてくる。そして必ずラストも綺麗にまとめてくる。かなり実力のある人で思っていますし、個人的に注目している作家の一人。掲載ペースは遅くてもいいから、たびたび掲載して欲しい。

[読切] 山下貴仁 『6mart』

【少年チャンピオン】NO.2+3

やぎさわ景一ロボこみ』が本格連載開始。そして『ドカベン・プロ野球編』が遂に次号で最終回。でも早くも6号から新連載開始との予告が・・・。

【ヤングサンデー】NO.2

第53回新人コミック大賞ヤング部門の結果発表がされています。うーんヤング部門はイマイチ不作かなー。

2003.12.14 (日)

  • ファンロード復活号買ってきました。ながいけんの漫画は残念ながら再録でしたが、次号から新連載が始まるようです。それと過去の作品を復刻する予定もあるとか。ちなみにヤンサンの連載は既に5回分できてるようですが、短期集中連載ではないよなあ・・・。
  • 新潮1月号の佐藤友哉慾望』と舞城王太郎スクールアタック・シンドローム』を読んだ。二人とも同じような題材で書いてきたんだけど、やっぱり圧倒的に舞城のほうが面白い。逆にユヤたんはあまり成長してないよなあ。こうして続けて読むと実力の差がよく分かるね。でもユヤたんは憎めない存在なんだよなあ。
  • 歌野晶午の『家守』と『葉桜の季節に君を想うということ』を買った。葉桜は前から買おう思っていたんですけどようやく買えた。某ダブル1位のお陰でようやく重版がかかったようです。かなり読むのが楽しみ。

【ドラゴンエイジ】1月号

[新連載] よしづきくみち(原作:山田典枝) 『魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道』

アニメ化のされた作品が主人公を替えての新シリーズスタート。前作は昨年買った単行本の中で一番買って後悔した作品だったりするんですが・・・えーとゴメン、今回も無理。ネタ漫画として読もうにも、1話目の展開からしてかなり引き気味なんですけど。そもそも設定の段階で失敗してるよね。扱った題材は面白いんだけどね・・・。よしづきくみちの絵は良いので、別の話を作品を描かせて欲しいなあ。

[新連載] タカムラマサヤ 『真ラーメン三姉妹』

コミックバトル対漫にて見事3号勝ち抜きで連載獲得。でも面白いかと言われれば微妙なところ。

[読切] 小松由佳 『らぶいぬ〜六畳一間の犬神娘たち〜』

コミックバトル対漫挑戦者。アフタヌーンで連載している『犬姫様』のような感じの話。

[読切] 坂捷号 『王宮遊撃隊 ぱにゃ』

コミックバトル対漫勝ち抜きで2回目。トーンを沢山使った綺麗な背景と、ポップなキャラクターが結構好きでかなり期待している作家。是非勝ち抜いて欲しいところだけど、前回接戦だったようで、今回はきついかなあ。デビュー作のようなドタバタ感がもうちょっと欲しいところ。

【コミックブンブン】1月号

創刊号。とりあえず買ってみたものの、小学生低学年向けの雑誌だけにさすがにキツイな・・・。とりあえず知っている作家はエース特農でも連載しているくぼたまこととコミティアではお馴染みの袴田めら。あとベテランのいがらしみきお中川いさみくらい。4人意外でぼちぼち読めたのは大西俊輔からどろ』、みずなともこ(原作:藤真知子)『まじょ子の大冒険』、凪沢亮介スパナ』、小川京美学校の怪談』、丸べこ久字古妖怪伝 ふわゆら』、凪原猫子おかん』。あ、意外と読めてるじゃん。とりあえずみんな女の子キャラがちゃんと可愛い。初めの150ページがあまりにもどうでもよすぎたので騙されてたよ。まあそうは言っても中の下クラスの作品ばっかりですが。それにしてもボッカネムクマ』はもの凄くシュールだな。アックスとかに載っててもおかしく無いような。さて、来月号はどうしようか。

【コミックビーム】1月号

付録として『エマ』のブックケースが付いてきています。各雑誌に付いている付録中でもこれは一番実用的だと思った。ブックカバーもいいんですけど、どのみち2枚も付けられないので、ケースにしたのは正解だと思います。森薫女史のイラストもいい感じ。流石ビームは読者の求めているものを解ってる。んで次号の付録は・・・えー『シャーリー』着せ替え人形だってー。嬉しいような嬉しくないような・・・。

[新連載] 市橋俊介 『敗北DNA』

4コマ漫画。そこそこ面白い。

[新連載] AZUSA 『私のいる風景』

いつも巻末に載っているカネヒラ漫画が先月で終わってしまい、替わりに始まった作品。3話短期集中連載。12年間特別な不満もなく生ききた少女がだが、気づいたら人生やりなおし病院に来ていた・・・。枠線を引かない独特の作風で雰囲気も悪くない。でもこれってやっぱりカネヒラじゃないのかな・・・。3号後には「人生やりなりおしてきましたー」ってまた普通に戻ってきそうな感じ。

【コミックフラッパー】1月号

[読切] 山本明 『MOONLIT-月光-』

第8回フラッパー新人漫画大賞奨励賞受賞作品。スペースパイロットを目指していたメイは、とある事情で夢をあきらめた。現在は教師として、ヒトゲノムを解読したチームの一員でもあった12歳の天才少年を教えていた。スペースパイロットと遺伝子工学、天才少年と扱ったテーマも面白いし、それがうまく組み合わさって、きっちりと一本のストーリーとしてまとまっている。作画は荒さが目立つけど、ストーリーセンスは非凡だし、魅力的な絵を描ける人なので、将来的に期待したい新人です。

[読切] たかぎ克彦 『平安陰陽寮』

陰陽寮になろうと試験を受けにきた、若き日の安倍晴明のお話。普通に楽しく読めました。

【少年ガンガン】1月号

1月30日に創刊される「ガンガンYG」の掲載作がちょっとだけ解禁に。まずカラー見開きで『ロトの紋章』のアルスの絵が載っていて、「紋章を継ぐ者達へ・・・!!」と書いてあるが、もしかして続編?結構嬉しいかも。他は『ハレグゥ』、『これが私のご主人様』、『ぽにぽに』とエニックス系の外伝漫画が掲載とのこと。って全然ヤング誌じゃないじゃん。他の連載陣がどうなるかは気になるところですけど。

[読切] 火村正紀 『中島ファイナル』

巻末の方で毎月ギャグマンガで対決しているGGグランプリの決勝作品。一応決勝ということで16Pの掲載なので今回だけは読切枠に入れておこう。

[読切] きいち 『君と僕。』

決勝作品2。

【コミックバンチ】NO.1+2

[読切] KU・SA・KA・BE(原作:茜色雲丸) 『摩虎羅』

第2回世界漫画愛読者大賞準グランプリ作品が読切で再度登場。理想郷を目指して旅を続ける女剣士摩虎羅の物語。レベルの低かった愛読者大賞の実質トップの作品ではあるが、個人的には結構好きな作品。ベルセルク風のファンタジーですが、主人公のキャラクターもいいし、バトルシーンも迫力があり非常に爽快。一つ足りないのは、強大な敵キャラの存在でしょうかね。是非連載化して欲しい作品です。どうでもいいけど、読み直してふと『スレイヤーズ』にどことなく似てるなーとか思った。

【ヤングジャンプ】NO.2

[新連載] 竹田エリ 『メリーちゃんと羊』

『私立T女子学園』の竹田エリの新連載。オールカラーの4コマ漫画。

[読切] 吉沢緑時 『エレベーターガールズ』

ホラーもの。ヤンジャン系の新人が描くホラーと歴史ものはそこそこ読めるね。

[次号/新連載] 坂本眞一(原作:荒仁) 『にらぎ鬼王丸』

【ビッグコミックスペリオール】NO.1

第53回新人コミック大賞一般部門で大賞が出ています。一般部門での大賞はサンデーGXで描いてるいけだたかし以来かな?

[新連載] もりやまつる 『WARAKADO〜笑う門には福来たる〜』

シリーズ連載されていた作品が好評により連載化決定。連載1発目は主人公蛸庵がお坊さんになるまでの話。毎度もりやまつるの描くキャラは暑苦しくて面白い。

[読切] 永松潔 『ゴーストリーマン田中(後編)』

【ヤングアニマル】NO.24

[読切] まつもと剛志 『まじかるストロベリィ』

16号に続いての掲載。先日発売した増刊嵐のほうにも掲載されています。とにかくいちこちゃんが可愛い4コマ漫画。是非連載化して欲しいなあ。

2003.12.16 (火)

【少年ジャンプ】NO.3

[新連載] 梅澤春人 『LIVE』

前作、ロックなファンタジー漫画を描いて、壮絶に突き抜けた梅澤春人が再び連載開始。内容はまあ『BOY』と似たような感じかな。主人公が神様から悪魔に替わっただけという感じ。

[読切] やすべえ 『夢泡釣団〜ビートルズ編〜』

第59回赤塚賞佳作受賞作品。

【ビッグコミックスピリッツ】NO.3

[新連載] 花沢健吾 『ルサンチマン』

ちょっと未来の2015年が舞台。彼女もできず、毎日退屈な仕事を繰り返す主人公たくろーであったが、友人の家で最新のバーチャル美少女ゲームを体験して以来、その道に踏み込んでしまう・・・。また一つ癖のある作品が始まったなー。1話目から「おにいちゃま(ハート)」かよ。仮想現実で女の子と話すことができるって話はそれほど新しくはないけど、スピリッツだけに完全なヲタク絵じゃないので、それなりに新鮮さはあります。作画は新人ながらなかなかこなれた感じだし、期待度はかなり高め。それにしてもスピリッツは駄目人間な主人公が多いなあ。

2003.12.17 (水)

  • 季刊エスVol.5購入。漆原友紀の短編読切が掲載。他、田中達之加藤しげる(=加藤和恵)の読切も載ってます。
  • 加地尚武福音の少年〜錬金術師の息子〜』って小説が本屋でみて、何となく面白そうだなーと思って買いました。帯に「30万人が熱狂したWebノベルス」って書いてあるんだけど、これってそんなに有名なんですかね?始めて知りましたけど。ライトノベル風だけど、500ページ以上あって結構読み応えはありそう。
  • WEB漫画サイト「COMPLEX POOL」で公開された作品が出版されたのか。好きなWEB漫画サイトの作品が本になるのは嬉しいですね。
  • 22歳の誕生日。会社の先輩に2日連続で飯を奢って貰いました。

【大阪芸術大学 河南文藝漫画篇】Vol.3

小池一夫責任編集の大学が創る漫画雑誌。巻頭で手塚眞と小池一夫の対談が掲載されています。商業誌に掲載できるレベルまで行ってない作品がほとんどだが、それでも各作家ともに少しながら光る部分はある。田雑芳一(原作:柴崎友香)『京都観光2024』。第1回小池賞大賞作家。魚喃キリコのような作風で、ちょっと未来だけど今と全然変わらない京都の街並みを描いた作品。若槻久美子フリーキップとともだち』。作画ははっきりいって、荒くて下手くそなんだけど、ストレートな青春もので気持ちよく読めた。山崎陽平meme self duplicate』。これは凄い。カラー作品なんですが、まんまSTUDIO4℃の森本晃司という感じ。どうせだからこの作品の短編アニメーション作っちゃって欲しい。

【ヤングマガジン】NO.3

次号はめずらしく休載なし、隔週連載も総掲載で558Pだとか。

【少年サンデー】NO.3

[新連載] 川久保栄二 『怪奇千万!十五郎』

2003.12.21 (日)

  • コミック13冊、雑誌4冊、小説3冊で1万4千円也。俺ステイツに対抗して、とらのあなで買って糞長いレシートの写真を撮ろうかと思ったけど、とらのあなのポイントカードは金にならんからやめときました。それにしても水曜日にも9千円くらい本を買ってるので、1週間で3万円くらい使ってるな・・・。いつも毎月買ってる本の金額って気にしてないのだが、いくら使ってるんだろうか。
  • 倉阪鬼一郎『The End』、伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』購入。最近1500円以上の小説沢山買ってるなあ。伊坂幸太郎作品は全部読もうと思います。
  • 締め切りが近づいてきたので、ついつい『Fate/stay night』を池袋とらのあな店で予約してしまいました。458番目でした。最近エロゲーに全然興味が沸かないんだけど、とりあえずこれだけはプレイしておこう。

【ウルトラジャンプ】1月号

久々に代原がない。11月号、12月号と灰原薬今村陽子大野ツトム矢口岳とAクラスの新人作品が掲載されていただけに、むしろ休めよ!とか言いたくなる。

[新連載] やまむらはじめ 『蒼のサンクトゥス』

ヤングキングアワーズで『カムナガラ』を連載中のやまむらはじめが新連載開始。精力的に仕事してますなあ。宇宙から突如やってきた直径200kmを超える人間の入ることの出来ない空間、「A-NEST」。その空間の周辺の海底からは豊富なレアメタルが採掘されることもあり、やがて資源採掘を専門とする集団が多数現れ始める。主人公も少年少女で構成される民間採掘業者ハルナ・カンパニーの一人だった。初回からキャラ出過ぎじゃないかな。謎の空間とか主人公の過去とか引きつけるものはあるんだけど、場面がコロコロ変わるのでイマイチ展開が頭に入ってこなかった。やまむらはじめだけに手堅く読める作品にはなりそうですけど。

[読切] 真島悦也 『きらめきブックマーク』

11月号に続いての掲載。

【サンデーGX】1月号

[読切] 吉田蛇作 『デス・プリ』

エロ畑から吉田蛇作が読切で登場。古井戸に落ちて行方不明になった少女と13年前振りに再開。しかし、その落ちた古井戸には見たこともない生物が蔓延る異世界で、さらに世界の女王になっていた。こっちの世界でも小さい頃、主人公と約束した世界征服をするという夢を実現させようとするが・・・。といった感じのドタバタコメディ。この人の作品は始めて読むが、シンプルな線でなかなか可愛らしい絵柄。明るいながらちょっとダークさがあるのも良い。最後の放り投げっぷりも素晴らしくて、スカッと気持ちよく読めた。こういう何も考えないで読める作品はいいですね。

【コミックバンチ】NO.3

次号、『エンジェル・ハート』のブックカバーが付録として付いてくるとのこと。

[次号/新連載] 藤栄道彦(原作:いしぜきひでゆき) 『コンシェルジュ』

48号に読切掲載された作品が、シリーズ連載化。

【ヤングジャンプ】NO.3

[新連載] 坂本眞一(原作:荒仁) 『にらぎ鬼王丸』

以前漫革のほうに読切掲載された作品が連載化。江戸中期、刀鍛冶のもとで修行をしている鬼王丸が主人公。刀を求めて少年が訪れるが、師匠が不在中だったため自分が打った刀を手渡す。しかし、その刀のせいで一人の少年が殺されてしまう・・・。がっちりとした作画で読ます。しかし、1話目で綺麗にまとまっちゃった感じがあって、どちらかといえば読切向きの作品かなーとは思った。そういえばこの作家って昔少年ジャンプで『モートゥルコマンドー GUY 』を描いてた作家か。どんな漫画だったっけか。

2003.12.22 (月)

  • 加地尚武『福音の少年 Good News Boy 〜錬金術師の息子〜』を読んでるんですけど、なんだかキャラの性格がエヴァンゲリオンに似てるなあと思ってたら、元ネタが『錬金術師ゲンドウ』というエヴァの二次創作小説で、キャラ名を変更して出版しただけだったんですね。それにしてもこの作品、『鋼の錬金術師』やら『月姫』やら『魔法遣いに大切なこと』をごちゃまぜにした感じなんだけど、この作品が書かれたのが、これらの作品の前だからある意味時代を先取ってたんだなあ。面白いんだけど、作者の構成の下手さで損をしてると思いました。

【少年ジャンプ】NO.4+5

クリスマススペシャルということで、各連載作品のクリスマスにちなんだ4コマ漫画が掲載されています。次号には以前掲載された江尻立真World 4u_』が再度読切登場。

【ビッグコミックスピリッツ】NO.4+5

[読切] とんだばやしロンゲ 『クライマー外伝』

3号連続掲載。ロンゲはIKKIで『答えは3つ』を連載しているとんだばやしの作画担当の方。犯罪者を題材にしたギャグマンガ。好評だったら連載化とのことだが、IKKIでそこそこ実績のある人だし連載させてもいいんじゃないかなーと思う。

[次号/新連載] 中原裕(原作:神尾龍) 『ラストイニング』

奈緒子を長期連載していた中原裕の新作が連載開始。このコンビは『赤松さん』などでもお馴染み。

【ヤングマガジン】NO.4+5

連載作品、隔月作品総掲載や袋とじグラビア2本などで558Pとめちゃくちゃ分厚い。そういえば桜場コハル『今日の5の2』が3刷目だそうです。春あたりにはどこかで連載予定だとか。

【電撃大王】2月号

表紙にちょこっとだけ『ラブやん』のカズフサ君が。なんでだろうと思ったら、今月発売のアフタヌーンに付いてくるCD-ROMにゲストとしてあずまきよひこが登場するからか。あと桂遊生丸『ゆめりあ』が再度短期集中で連載開始。桂遊生丸はオリジナルの読切の評判はいいんだから、原作ものはやめて欲しいなあ。

[読切] 結城みつる(原作:F&C;・CF01) 『木漏れ日の並木道』

F&Cの同名の作品を漫画化。でも結城みつるがPS2版のこの作品の作画で忙しいので、次の掲載は5月号とのこと。じゃあ初めから掲載するなよ!とか思った。

[読切] 宮越和草 『ATTACK NOISE』

7月号に続いての登場。

[次号/新連載] 介錯 『鍵姫物語 永久アリス輪舞曲』
[次号/新連載] むっちりむうにい(原作:大知丙太郎) 『十兵衛ちゃん2-シベリア柳生の逆襲-』

2003.12.23 (火)

  • 少年エース2月号早売り。『ケロロ軍曹』&『GIRLSブラボー』アニメ化決定とのこと。ようやく発表されました。来月号からはアニメ化が決定している『サムライチャンプルー』の漫画版も連載開始。作画はゴツボ×リュウジの弟のゴツボ★マサル。あと伯林の連載も始まるようです。さらに『涼宮ハルヒの憂鬱』の漫画版も春より連載開始だとか。
  • 今日は休日出勤だったんだけど、午前中で終わったので午後から買い物。コミック新刊17冊、雑誌4冊+中古で『度胸星』全巻と乙一『ZOO』を購入。あと『もえたん』も買ったな。金使いすぎだ・・・。これで今月1日で1万円以上買ったの3回目だよ・・・。

【イブニング】NO.2

4号からは、赤名修(原作:真刈信二)『勇午-日本編-』が連載開始。アフタヌーンとダブル連載になるようです。同じく4号からは、吉田戦車サマータンク』、5号からは、片山まさゆきぎゅわんぶら自己中心派R(仮)』が連載開始。イブニングは半分近くリバイバル作品になってきたな・・・。

[新連載] 島本和彦 『ゲキトウ』

あの『逆境ナイン』の続編がスタート。戦力外通告を受けた選手のための入団テストに、10年前引退した主人公・不屈闘志が現れる・・・。といった感じで、素直にプロ野球編に入るかと思いきや、既に逆境に立たされていたのでした。島本和彦漫画だけに、いつものように無駄に熱くてテンションが高すぎます。果たしてどんなむちゃくちゃな展開になるんでしょうか。

[読切] 桃左 『ブら珍』

第2回イブニング新人賞奨励作品。

[次号/新連載] 山本貴嗣 『ガリバーゲイト(仮)』

現代版『サバイバル』といった話になりそう。監修はあの『空想科学読本』の柳田理科雄とのことで、科学テイストも入ってきそうな感じ。

2003.12.24 (水)

【少年マガジン】NO.4+5

[読切] 本島幸久 『丸山茂樹物語』

プロゴルファー丸山茂樹のドキュメンタリー漫画。作画は同誌でゴルフ漫画の『空の昴』を連載していた本島幸久。実はこんな大変な状態になってたんだ、と興味深く読めた。でも物語っていうほど物語はしてないですけど。

[次号/新連載] 久保ミツロウ(原作:小森陽一) 『トッキュー』

『3.3.7ビョーシ』の久保ミツロウの新連載が次号よりスタート。原作は『海猿』の小森陽一。話は『海猿』に近い感じになりそうですね。新連載攻勢の中では一番期待してる作品です。

【少年サンデー】NO.4+5

高橋しんきみのかけら』が連載再開。かなり久々。でもはっきりいって失敗作だよねこれ。

2003.12.25 (木)

  • 30日夜勤になった。コミケ3日目行けるじゃん!カタログ買っておいてよかった。でもコミケ後に仕事ってかなり辛いな・・・。
  • 書いてない雑誌雑誌メモ。近代麻雀2号分、ヤングキング2号分、ヤングチャンピオン2号分、ヤングキングアワーズ1月号、キングダム1月号、ZERO-SUM1月号、コミックガオ1月号、サンデー超2ヶ月分、マガジンSPECEL2ヶ月分、月刊ジャンプ1月号、フィールヤング1月号、チャンピオンRED1月号、ヤングアニマル嵐Vol.17、エース桃組2004Winter、コミックブレイドMSAMUNE冬、ガンガンパワード冬季号、漫戦スピリッツ11/24。なんかまだ書いてないのがある気がする。何とか年内に埋めておかなきゃ。
  • 読んでも読んでも減りません。正月もそんなに休みないんで、積み漫画雑誌、積みコミック、積み小説減らせそうにありません。

【少年チャンピオン】NO.4+5

[次号/新連載] 水島新司 『ドカベン スーパースターズ編』

今号で『ドカベン プロ野球編』が終了しましたが、休みを入れずに、次はパリーグに2球団新たに誕生させてスーパースターズ編が開始。まあ今までのように、ダラダラやるよりはいいんじゃないでしょうか・・・。

【モーニング】NO.4+5

桝田道也朝倉家騒動記』が最終回。最近のギャグ漫画の中でもかなり面白かった作品だったと思います。あといとう耐純喫茶のりこび』も最終回。はははは、昨日丁度、文化庁メディア芸術祭の発表があって、マンガ部門で奨励賞を受賞したのに終了してしまいました。アクションでの99話目で打ち切りなど、毎度狙ったような終わり方だなあ。

【ヤングジャンプ】NO.4+5

[読切] 松田望(原作:爆裂Q中村好夫) 『性的人間』

3回目の掲載。今回登場する女の子のモデルっているんだろうか・・・。

【ヤングサンデー】NO.4+5

次号、佐藤秀峰が原作の『幸子 sachiko』が読切で掲載。作画は壽エージ

[新連載] ながいけん 『神聖モテモテ王国YS』

少年サンデーで連載の突如連載休止となり、それからまったく音沙汰がなかった『神聖モテモテ王国』がヤングサンデーにて復活。でも残念ながら5話も短期集中連載のようです。もう連載休止が嘘のように、以前と変わらないノリ。というか何事もなかったように始まってるし。でもイイ意味で変わって無くて良かったです。この短期集中連載と単行本未収録を合わせて単行本だしてくれないかなあ。

2003.12.26 (金)

  • ハハハ、また1万円飛んだ。なんでこうも毎日買うものがあるんだ。とりあえず今年発売の雑誌は全部買ったんで、あとは買い忘れのコミック5冊買って終わりかな。ぎゃーまだコミケがまだあるんだった・・・。まあエロ同人にはあんまり興味ないんで、そんなに使わないとは思うけど。
  • ぱふ2月号。モリタイシ志村貴子のインタビューが載ってます。あと11月号で募集してた、橋口たかしと読者との合コン企画の模様も掲載されてます。
  • ようやくボーナスが出た。うわー少ねぇ。せめて手取りの半分は下さい・・・。

2003.12.27 (土)

  • ああ、明日はコミケ初日か。企業ブースの出版社のところはまわりたいんで、めんどくさいけど行くか・・・。昼前に起きられなさそうだけど。

【少年エース】2月号

連載権を掛けての第2回新人バトルロワイヤル「エースをねらえ」の5作品が掲載されています。個人的には、えすのサカエ>片岡人生>児玉樹>SU>>>今ノ夜きよしという感じ。順位予想なら、ASU>えすのサカエ>片岡人生>児玉樹>今ノ夜きよしという感じになりそう。

あとエヴァ2発売記念で吉田かば夫SAA伊藤砕虎桂明日香の新人4人のエヴァ漫画も掲載されています。

[新連載] 大岩ケンヂ(原作:滝本竜彦) 『NHKにようこそ!』

『GOTH』を同誌で連載していた大岩ケンヂが、滝本竜彦の同名の小説を漫画化。ひきこもりが高じて大学も中退してしまった駄目人間が主人公。なんとか社会復帰をしようとするが、そこには色々な障害が待ち受けていた・・・。一応原作は読了済みなんですが、大岩ケンヂのうまさのあり漫画版のほうもなかなか楽しく読めた。ちょっと前の短期集中連載は(つか単行本でねぇのか?)イマイチかなーと思ったけど、原作ものになると面白い作品に仕上げてきますね。

[読切] ゴツボ×リュウジ 『青春のささめきFINAL』

先月『ササメケ』が終了したゴツボ×リュウジ読切シリーズ『青春のささめきシリーズ』の完結編。このシリーズは割とシリアスで好きだったんだけど、『ササメケ』同様、適当に放り投げやがった。IKKIで連載している『パンテラ』も糞つまんない(今年買った単行本の中でワースト1位)し、急速にゴツボ×リュウジの評価が下がりつつあります。原作付きでもいいから一度シリアスなものを描かさないと駄目だと思うな。

[読切] 今ノ夜きよし 『非公認!!恋愛支援倶楽部』

エースをねらえ1作品目。恋愛の手助けをする部活「恋愛支援倶楽部」とその活動を阻止する生徒会とのドタバタ漫画。うーん微妙。これといって絵に特徴がある訳でもないし、話も普通。設定の理由付けも弱いし、キャラも無駄に多すぎ。読切なんだから、使わないキャラはばっさりと切り捨てて、キャラの魅力をもうちょっと引き出して欲しかった。この手の話も読みたいとも思わないので、連載化はして欲しくないなあ。5作品の中ではワースト。

[読切] 片岡人生 『鬼顔坊』

エースをねらえ2作品目。主人公は昔「赤鬼の町蔵」と恐れられた侍であったが、現在はとある理由で刀を捨て、お坊さんになっていた、という時代もの。全体的な構成も悪くないし、キャラの動きもしっかり描けておりなかなか良かった。シリアスとギャグを使い分けもしっかりしてるし、総合的に見ればこれがマイナス部分が少ない分一番良かったんじゃないかなとは思う。連載向きな話ではあるんですが、この手の雑誌にしては萌え要素が弱いので票を集めるのは難しそうだけど。

[読切] 児玉樹 『怪談・喜談もののけ屋敷』

エースをねらえ3作品目。主人公の住む築百年以上の屋敷はその怪しさからいつしか「もののけ屋敷」と呼ばれるようになっていた。だが実際にももののけが住み着いていた・・・。ちょっと絵柄が少女漫画風だし、古くさい感じかなー。悪くはないんだけど、今風の絵ではないな。読んでて一番気持ちよく読めたんですが、もののけ系統を扱った話って個人的にあんまり好きじゃないんすよね。安定して描けそうな作家だと思いますけど、エースでは読みたいとは思わないなあ。

[読切] ASU 『純情ブライガンズ』

エースをねらえ4作品目。日本最大勢力のヤクザの娘と警視総監の息子の幼なじみ二人の恋愛ドタバタ漫画。絵柄もエースに合ってるし、萌え要素も高いので票は獲得しやすい気がするな。でもちょっと無駄な部分が多いかなー。その分もうちょっと主人公とヒロインの個人同士の掛け合いに力を入れて欲しかった。ヒロインのユキノをもう一度見てみたい気がするが、話的にはもういいって感じです。

[読切] えすのサカエ 『花子と寓話のテラー』

エースをねらえ5作品目。寓話探偵・亜想大介が色々な不思議な事件を解決するという話。前回は2位だったんですが、今回の方が良くなってると思う。細かなキャラ設定が面白いし、キャラに厚みがでて良いです。内容的には都市伝説を扱った話なんだから、オリジナルの話を作って欲しかったなーとは思った。「ベットの下の斧を持った男」の話は古いんじゃないかな(どれだけの人が知ってるかは分からないですが)。エースで連載してても一番しっくりくる内容だし、1話完結でいけるので、これが連載して欲しいな。

2003.12.28 (日)

  • 結局コミケには行きませんでした。
  • 有馬記念も買いに行こうと思ったけど、ダルくて家から出られませんでした。◎ウインブレイズ○ツルマルボーイ△アグネスデジタルという無謀な穴狙いだっからいいんけど。

【コミックバンチ】NO.4+5

エンジェルハート』のコミックカバーが付録で付いてます。

[新連載] いしぜきひでゆき(原作:藤栄道彦) 『コンシェルジュ』

48号に登場した読切作品がシリーズ連載化。就職難の中、ようやくホテルに就職できた主人公・川口涼子。仕事でまかされたのは、お客様に素敵な一時を提供するコンシェルジュという仕事で、上司である最上拝とお客様の要望を解決していくといった感じの話。話も手堅く読めるし、作画も新人ながら安定している。ちょっと昔のエロゲーっぽい絵のような気がしないでもないけど。

2003.12.30 (火)

  • コミケ行きました。すげーテンション低くて、会場に着いたのは12:30。カタログまったく見てなかったんで、創作のところざっと見ただけ。8冊(内100円のコピー3冊)しか買いませんでした。企業ブースに行って電撃帝王Vol.0買おうと思ったら売り切れてたので、コミックガムの本だけ買って、帰りにLEGIOんさんにちょっと声を掛けて帰りました。
  • はぁ、これから夜勤だよ・・・。コミケ後に仕事ってもの辛いな。
  • 今年の単行本100選とか読切50選とか色々やろうと思ってたけど、結局時間がなくてできなかったな。

【コミックマーケット65】

[同人誌] 硬柔 『たつ子とこぼると』

主人公鯖輝たつ子(14)は親が作った500億の借金のために賞金稼ぎの殺し屋をやっているというお話。表紙を見て真っ先に買おうと思った作品なんだけど、大抵そういうのってイラスト集だったりしてがっかりするんですけど、ちゃんと漫画で、しかも面白かった。特に、主人公のたつ子や相方のこぼると、敵キャラなどそれぞれコミカルでしっかりキャラが立ってる。主人公の武器が包丁だったり、キャラぱんだやなまずだったりするのに、舞台が現代の平凡な街並みだったり、ミスマッチなところも面白い。絵もトーンをふんだんに使った作画(コマ枠もトーンだったりする)でなかなかうまいです。これが初参加らしいですけど、コミティアなんかでちょくちょく本を出して欲しいなあ。

[同人誌] 相模屋(國津武士) 『あいてむりぼん』

エロ方面で活躍している國津武士を中心にお絵かき板に集まっている人達と作った本。國津武士はイラストのみでしたが、木尾信二の漫画がなかなか良かった。トーンを使ってないながらも、太い線でなかなか見栄えする絵。こういうタイプの絵は好み。

[同人誌] ぱへかへ(かずといずみ) 『貧乏姉妹物語』

「まんがライフMOMO」や「まんがタイムきらら」などで描かれてるかずといずみの本。タイトルの通り二人だけで暮らしている貧乏姉妹のお話。貧乏ながらも、明るいお話で良いです。来月発売のサンデーGX2月号にこの姉妹のお話が掲載されるようです。

[同人誌] 幻燈オジサン(山本京) 『香箱』

イラストコピー本。漫画の新刊がなかったのは残念。来月発売のドラゴンエイジ2月号のコミックバトル対漫の挑戦者なので、その漫画に期待するとしましょう。

2003.12.31 (水)

  • 今年はとにかく漫画を読んだ年でした。ほとんどの雑誌を買い始めたのは今年の2月くらいからで、今までは出会い無かっただろう沢山の漫画を読むことができました。そしてなにより、単行本を買っているだけじゃ読めない、面白い読切作品に出会えたのはが一番の収穫でした。やはり各漫画雑誌を買い始めて良かったなーと思います。
  • 読切ではこうの史代『夕凪の街』(アクション)、藤田和日郎『美食王の到着』(サンデー超)が文句なしに良かったです。
  • 今年はアクション休刊、まんだらけ漫画原稿流出事件などあまりいい話題はなかった気がします。IKKI月刊化、イブニング隔月化などありましたが、特にこれといった動きもなかったですし。1月に2雑誌創刊がしますし、来年は新創刊ラッシュが続くような気がします。
  • 今年のMVP雑誌は文句なしにビッグコミックスピリッツだったと思います。『20世紀少年』『ペット』『オメガドライブ』『アグネス仮面』『高校アフロ田中』『ティーンズブルース』『THE3名様』の既存の漫画に加えて『ホムンクルス』『団地ともお』『極道一直線』『鬼虫』『女神の赤い舌』『ルサンチマン』などの新連載がほとんどが当たりで非常に面白かったです。
  • 今年目立った漫画家は志村貴子、宇仁田ゆみ、コージィ城倉辺りですかね。新人では桜場コハル、宮野ともちか、椿あす(まっつー)、きづきあきらが局所的にブレイクしました。
  • 時間もないので適当に振り返りましたが、来年も金の続き限り沢山の漫画を読んで行きたいと思いますので、でめいあを宜しくお願い致します。
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