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2002.7.1 Mon.
宴の余韻
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カレンダー上の1年の半分が終わった朝は思い切り蒸し暑かった(2/365は7月2日のはず)。昨夜一時激しく降っていた雨は殆ど上がっていたが、先日の走り秋雨(違)の寒さに比べると気温も湿度も殆ど梅雨である(←梅雨だ)。台風5・6号がが南の海上で発生したらしいけど、もうその影響が出ているのだろうか。ってことはやはり今はもう秋なのか。とナットクしそうである(←しなくていい)。
出社してマイニッキを開くと日記才人の運営報告が更新されていたのでそれと併せて雑談掲示板にも目を通してみる。世の中には他人に不快感を与えることにヨロコビを感じるヘンなヒトもいる。そんなヤツとは関わりたくないし、絡まれたらと考えるだけでもキショイ。その削除されたヤツ以外にも何のためにリンク集に登録しているのかわからんはまだいるぞ、と思ったが、読まなければムカツクこともないから良いか。
朝の巡回を終えてから宴の余韻を求めてネットをウロつき、今夜から夜は何をしようと悩みまくる。尤も読みかけ文庫をやっつけないことにはビデオジャンキーに戻ることもできないのだが、困ったことに遅々として進まない。翻訳が悪いのか原作の展開と相性が悪いのかわからないけど、かなり持て余している。ついでにWCのテーマ音楽が耳から離れないのも何とかならないだろうか。
雑記は目安にしているランチ前には更新報告できたのだが、日記更新で躓く。ネスケが表示しよらんのである。恐らくタグミスが原因と見当は付いたけれど、今日はリンクが多かったので見直すだけでも私的には大変だし、時間もないので一旦削除して自宅アドレスに転送。で、何とかタグミスは修正したのだが、結局改行ミスや誤字満載なのに気付かずに更新報告をして実家に戻ったのであった。焦るとイカンな、ロクなことがない。
ややマンネリ気味ではあるけれど、月曜定番アニメの後は見るモノがない。帰宅してメイルチェックしたらもう何もすることがない。いや、ナイことはないのだが、萌えるモノがないのである。何せドラマはまず見ないヒトなので、取り敢えずディスカバリーチャンネルを流しながらボケボケ過ごしていたら雨が降り始めたようである。
中国の皇帝は翡翠パワーを信じていたとか、スベインの教会の黄金の祭壇はインカ帝国から略奪したものだと言う「古代史の探究」を見てから文庫を開く。が、すぐに焦点が合わなくなったので眠気覚ましを兼ねて娘のトイレに付き合って外へ出ると、雨上がりのムシムシした空気が出迎えてくれた。明日もこんな天気なのだろうか。鬱だ。
今日のニュースめも：サッカーＷ杯：ＦＩＦＡ会長が“奇妙な”と認める大会
日本のにわかサッカー熱が定着し、2006年ドイツ大会まで保つかは大いに疑問である。少なくとも私はJリーグにハマらないと思うが、CATVのスポーツチャンネルでたまにやる欧州リーグの試合は見るかも知れない。
宴の余韻：カーンさま・コリーナ氏(←良く見たら昨日と同じ画像だった)・「おもしろ何でも一番」。
翌日の特ダネ：MVPはオリー！
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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。
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2002.7.2 Tue.
半夏生
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夏至から11日目を半夏生と言い、暦の上では梅雨明けの目安とされているそうである。同名の植物もあり、この別名片白草(カタシログサ)の開花時期でもあるが、元々はカラスビシャク(烏柄杓)、中国名半夏が生える時期なので「半夏生」と呼ばれるようになったらしい。ハンゲショウは葉か苞が花のように見える涼しげな植物で、カラスビシャクはサイトモ科の雑草のようである。
しかしその半夏生に当たる本日は湿気をたっぷり含んだ空気と言い、どんより曇った空と言い、正に梅雨そのものである。と思っていたら、お昼前には日射しが出て来て不快指数も急上昇し、癇癪を起こしそうになるほどの蒸し暑さとなった。たまらん。
「星の王子さまに会いに行きませんか」ミリオンキャンペーンの締切が迫ったのに気付いて登録申請した以外は特にトラブルもなく、ランチ前に雑記、終業前に日記を更新し(それもタブーにしていた翌日記事付きで)、義務は終了。シャワーを浴びたい一心で実家に直帰した。
ってので帰る早々お風呂の用意をして汗を流してすっきりしてから夜ごはん。やることが済んだので早めに引き揚げ、新しいドラマをぼーっと見てからディスカバリーチャンネルに変更し、「サイエンスミステリー」を見たのだが、殆どSETI絡みの周知の情報ばかりであった。
興味を覚えたのは科学者の考える地球外知的生命体の外見で、大きさは小さすぎず大きすぎず、手足もそれほどたくさんではないだろうと言う、「知性を持つ」のが前提で、観客ウケを意識したSFクリーチャークリエイターとは根本的に違う観点からの考察は、言われてみればなるほどと、論理的にナットクのいくものであった。でも怪獣系エイリアンがいないとしたらちょっと残念かも。
そして週末からの半額キャンペーン目指して読了しようと決意したのだが、とてもじゃないけど本など読む気にならない蒸し暑さにネを上げてシャワーに飛び込む。そりゃ7月だもの、暑くて当然だ、20日の土用は無論、23日の大暑までは暦の上でも一番アツイ時期なのだし、暑さはこれからが本番である。だからもう我慢せずに明日からエアコンを付けよう。その前にリモコンを探さなくては(←引越直後にどこかにしまい込んだらしい)。
今日のニュースめも：子供２人車内で熱死、母親は美容院
日本かと思ったよ。でも刑罰は米国の方が遙かに重いのだろうな。レイプ魔チョン切りは支持したくなるけど、このチン入者はどんな処罰されるのだろう。晒しモノにしたらヨロコびそうだな。
プリペイド式が役立つこともある、こちらは「悪銭身に付かず」か「猫に小判」、「豚に真珠」ってところか。しかし処分保留で釈放って．．．円谷プロ(か？)やTV局は勇み足で逮捕した警察に損害賠償請求するのかしらん。どちらにしろ一番の犠牲者は「ウルトラマンコスモス」だけど。
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2002.7.3 Wed.
地球観測所/食器洗い/ヒトとイヌ
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今日も朝から蒸し暑い。しかも昨日以上に照り付けているので直射日光嫌いの私にとっては殆ど拷問である。夏は嫌いだ。冬も嫌いだ。なのに日本はその二季になりつつある。しかし可視地球や海表面温度を見ると世界規模でアツイのが良くわかる。それはともかく、この地球観測所は英語が読めなくても画像は一見の価値があると思う。
相変わらず煙製造器は絶え間なく稼働するので何度も席を離れるが、本人はエアコンの風向きでひじょーに不快なニオイとケムリが私を直撃しているのを気付く気配はナイ。スモーカーでも他人の煙は往々にしてイヤなのだよ。だから私はオフィスでは吸わないだろーが。とろいヤツ。
それ以外はマイペースでおシゴト。以前より何となく作成時間が短くなった気がする雑記・日記とも就業時間内に更新して実家に直帰。食事まで仮眠しようとソファに横になったところへ友人から電話があり、暫くお喋りに付き合う。以前彼女はわりと近くに住んでいたので、ダンナの留守中にお邪魔したものだけれど、ダンナのイナカに引き揚げてから交流の機会が無くなってからは話題にも窮するようになってしまったのがちょっと寂しい。
今夜の「ガッテン！」は食器洗いの鉄則。何でも食事の後片付けは主婦の嫌いな家事の上位らしい。で、要はフライパンなどの汚れは熱いうちにボロ布や古新聞紙で拭き取り、お皿に付いた油汚れも使用済みテレカなどで落としてから洗う、それも水に3分程浸けて置けばご飯粒などのヌルヌル汚れも落ちやすくなって水と洗剤の使用量も少なく、また作業時間も短縮できる、と言うものだった。
根っからズボラではあるけれど、私は洗い物はたいして苦にならない。逆に汚れた食器をキレイに洗い上げることにヨロコビを覚える方である。番組に補足するならガスレンジも使った直後の熱いちに濡れ布巾でさっと拭けば殆どの汚れは取れると言うことと、グラス類は布で水を拭き取ってから磨くより、お湯で濯いで立てて水切りする方が断然清潔でキレイになると思う。食器類も然り。うちでは洗い終わったら乾燥機に立ててそのまま自然乾燥する(何のための乾燥機なのだろう)。
なぜならヘタに布で拭き取ると糸くずがつくし、拭いているうちに布が水分を含むので特にグラス類は水滴のアトがつくからイヤなのだ。何より使った布をもう一度洗わないとイケナイのがメンドウである。と言うのでうちの母の洗い方がアバウト過ぎて気に入らないのと、キレイにするのがやたら好きな私は大昔から食事の後片付け担当であり、洗った食器の水切り台への並べ方にも「平らに重ねず、できるだけ直角に近い角度で立てる」と言う、妙な拘りがある。重ねると翌朝まで水滴が残るから、なのだけど。
メイルしたり、暫くネットをウロウロしてから読書の続き。をしようとしたら、ディスカバリーチャンネル「イクイノックス」がふと目に止まる。何でも犬は10万年前から人類の祖先と共存関係にあった、しかもそれはオオカミがヒトを選び、互いの進化を促したと言う、エライ学者がひっくり返るような学説について論証・考察していたのだが、これはなかなか興味深かった。
ネアンデルタール人とクロマニヨン人が10万年ばかり共生していたわけだが、一方は絶滅し、一方は生き残った。それは狼がペット化した犬が果たした役目が大きいと言うのである。つまりヒトに近付いて自分で狩りをしなくてもヒトからエサを得るようになった代わりにオオカミはその鋭い嗅覚でいち早く危険を察知して警備役、つまり番犬の役割を果たすようになった。
そして犬と"仲間"にならなかったネアンデルタール人は自分で自分の身を守らねばならず、そのため大きな鼻が顔面に突き出ており、声帯を自由に使うようには進化できなかった。しかしクロマニヨン人は"鼻"の代役を得たので鼻そのものは退化したので言語を操ることができるようになった、それによって高度な文明を打ち立てるのが可能になったと言うのである。
事実シベリアで行われたキツネを使った飼育実験で、より人間への敵対心が弱いモノを掛け合わせると、キツネは驚くほど人懐っこい性格に変化し、また外見も人目を引く、つまりヒトの手と目を引き付けてより可愛がってもらえるよう、毛の色や模様はおろか尻尾の長さまで変わって来た、つまりペット化が進行し、奇しくもこの結果はオオカミが意外と速やかにイヌ化したことを推察させるに充分なものだった、と言うことである。
犬の多様化はここ100年の間に劇的に発生したらしいが(人間のイヌ改良技術か進歩したと言うべきだろう)、犬種間の遺伝子は殆ど同じで、それは生まれた直後の子犬を見れば一目瞭然である。色や大きさは違っても、本当に良く似ている。そしてその遺伝子は、オオカミの遺伝子にとても近いらしい。つまりイヌは個別に飼われている時には目立たないが、群れるとリーダーに従うと言う、先祖オオカミの性質が現れる。
また忘れてはならないのが、犬は自分でリーダーを決め、家庭と言う群の中での自分の地位を判断するのである。そこには人と犬の区別はない。小さな子どもとか力の弱いものは「自分以下」と見なされる。だから犬の飼い主は自分がリーダーだと言うことを彼らに示さねばならない。でないとナメられる。けれど一旦リーダーと認めたならば、彼らは自分の命さえ省みず、盲目的にリーダーを信じ、守り、従うのである。娘よ、私をリーダーと認めているだろうな？
今日のニュースめも：遊泳禁止の張本人、都会の「大ガメ」捕獲 ミュンヘン
何と物騒な、と思ったら日本にもいたらしい。噛み付くヤツはカメ以外でもヤだけど、象は好きだなぁ。野生のはかなりコワイらしいけど。
妻の肥満はダンナにも責任があると思うが、公の場での「愛の交歓」には注意しなくてはイカンらしい。
昼寝推進運動しよう！
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2002.7.4 Thu.
ル・タン・モール/「The Wanderer/Fritz Leiber」
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毎日毎日何なのだ、この蒸し暑さは！梅雨だから・夏だからとわかっていても文句の10や20も言いたくなるくらいの責め苦である。バテるぞ。と言いつつ、食欲はまるで衰えないのは何故だろう。しかも毎晩のようにビール飲んでるし。見ない振りをしてもその効果はしっかり下腹部に出てたりするが。ヤヴァイ！
午前中は何となくファイリングを中心にちまちまとお仕事し、合間にネットをウロついて何度も厳戒態勢にある独立記念日のクニに異常はないかニュースサイトをチェックしてしまうのは、事前にあれこれ噂と言うか、ガセネタを見聞きしていたからかも知れない。それに時差があるから向こうはまだ昨日なのだけど。英国前首相の像が攻撃を受けたらしいが、これはテロに非ず。でもアルカイダのテロ対象国はUSAだけなのだろうか、と考えたり。どうも最近私は妄想が過ぎるような気がしないでもない。
雑記を更新してからランチは外食。ついでに買い物をして会社に戻り、午後は来週の手配をしたり、一瞬冷や汗をかいた問合せを捌いたりしながら日記を作成・更新して本日も無事業務終了。ここ数日実家に直帰していいるため、明るいうちに観察していない花鉢が気になるので真直ぐ部屋に向かう。
先日植替えた花たちに特に異状はなかったけれど、良く見たら薔薇の葉に何と言う名前か忘れたムシがわいていた。慌てて病虫害用スプレーを噴射して退治しておいたが、これからの時期は雑草の他に虫や病気との戦いに気を抜けないのだ、と気を引き締めた。つもり。そう言えば実家のセントポーリアも随分良い調子で、6株全て元気な新葉が伸びて一回り大きくなった。そろそろ開花を促す液肥をあげるべきかも知れない。
実家では覚えていても、食事と入浴を終えて帰宅すると見るつもりだったTV番組のことをたいてい忘れてしまう。と言うので今夜も「どっち」を忘れてCATVを見ながらゴソゴソしてたら友人から電話が入り、世界杯のことなどを熱く語り合った。そしてやはり共催国が話題に出ないはずはなく、現地で何試合か観戦した友人が感想を話し始めたところで携帯のバッテリーが切れてしまった。何てこった。予選リーグ中のことでも、ネットや報道で知ることのできなかった事実と言うか、現場の声や市民の様子を聞きたかったのに。すっげー不完全燃焼。
仕方がないのでイヤイヤながら読みかけ文庫に手を伸ばし、えらく持て余してしまったが、やっとこさ読了。フランス語で無駄な時間、空白の時間を「ル・タン・モール(死んだ時間)」と言うそうだが、良く考えたらこいつのせいで結局6月は映画・ビデオを観ずに終わったではないか。無駄死に時間を過ごしてしまった。
今日のニュースめも：３億５千万年前の化石、最古の「５本指」動物と判明
生命の誕生・進化は星や銀河の生成同様、従来の学説/理論より早く、爆発的に進んだのかも知れない。しかしホモ・サピエンスの現実はSF本にはまだまだ遠く、やっと公的機関がロボット開発支援に乗り出した程度に過ぎず、大人は高額おもちゃに走り、迷老犬は主人の元へ走るレベルらしい。
奇跡？。私にはこちらの宇宙の花火こそ奇跡に見える。何て美しいのだろう。超低温の沈黙の世界で拡がる高温のガスはあたかもそれ自身が命の火花で、一瞬の生を光に閉じ込めているようだ。
【book:放浪惑星/フリッツ・ライバー】
「惑星(プラネット)という名詞はだね、ミス・カッツ、ギリシア語のプラナスタイ、すなわち、さまようという動詞に由来する言葉なのだよ。本来惑星というのは、ただ単に＜放浪者(ワンダラー)＞という意味だった。つまり恒星間をあちこちさまよい歩く物体を指していたわけだ」
月食の夜、月のまわりの星が動き、突如現れた月の直径の4倍はある紫と黄色の惑星は地球の衛星を捕獲し、その強烈な引力で月は崩壊し始め、月面基地にいたドン・メリアムは命からがら小型ロケット＜バーバ・ヤーガ(古いロシア音楽に出てくる脚のある魔女の小屋のこと)＞に乗込み、月の割れ目を通過したところで宇宙船に誘導されて未知の惑星に降り立った。
ドンの恋人マーゴ・メリアムは2人の共通の友人ポール・ハグボルトから内外惑星近くで撮影された星が歪んだ4枚の写真に関する機密情報を聞きながらロサンゼルス近郊を月計画本拠地ヴァンデンバーグ2に向かっていた。途中で見かけた＜空飛ぶ円盤シンポジューム＞に参加したところで＜放浪者＞の出現に立ち会うこととなり、惑星が引き起こした大地震と火山噴火の混乱の中を円盤研究家らと避難することになった。
刻々とその表面の模様を変える＜放浪者＞は、まずアメリカ大陸を襲ったが、その大質量がもたらす災厄は地球の自転とともに大平洋からヨーロッパへと拡がり、またその磁場がヴァン・アレン帯を引き裂いて地球全土に無線障害も発生した。しかし更に深刻な事態が予想された。月に代わって地球並みの惑星が、即ち月の80倍の質量をもって潮の干満を引き受けたと言うことは、単純に考えても80倍の高潮が発生するのは時間の問題であった。
陰陽シンボル、Dの文字、T・レックスなど、様々な表面の模様を見せながら＜放浪者＞は自転していた。その模様そっくりな円盤が高波から逃げるマーゴたちの頭上に現れ、彼女の猫ミャウを海中から救い出したポールが連れ去られる。一行は高潮から逃れるために高い山を目指し続けるが、ポールは＜放浪者＞の宇宙船から地球の惨状を目撃し、その乗組員で猫のような容姿の高等生物タイガリシュカから彼らの歴史と運命を聞くことになる。
やがて虎のようなトゥ・ダンサー(エンスカ、スカヤ、イシュカ)が語り、怖れた通り、逃亡者＜放浪者＞を追って警察星＜異邦人(ストレンジャー)＞が現れた。
*****
1964年度ヒューゴー賞長編賞の受賞作品と言うことだが、月から火星、そして地球全土をカバーする登場人物の多さ、またその行動があまりにも複雑多岐なために私の感覚では「ごちゃごちゃ過ぎ」て、どうも読み難かった。ミステリーじゃないんだからもう少しすっきりできなかったのかと思う。私の頭の悪さと単純さがイカンのだけど。
宇宙船ができるのだから、超空間航行は大きな宇宙船、即ち惑星でも可能だろう。がそもそもの発想に思えるが、実際＜放浪者＞は超大型宇宙船なのである。ダーク・スターかい。と言うツッコミはおいといて、とにかくそんな大質量の物体が地球に及ぼす影響力・破壊力の描写部分はなかなかおもしろかった。確かに地球は内部から揺さぶられ、とんでもない天変地異が起こるだろう。電波に障害が起きたらブロードバンドも役に立たない。個人も地域も国も孤立するだろう。そして何の情報も得られず、人々は路頭に迷うことになる。その意味では「アルマゲドン」ものと言えるかも知れない。
しかし＜放浪者＞自身についての行は災害や避難行動描写に比べると極めて少なく、しかもその真実はタイガリシュカの独白と言う形で描かれているのだが、ほんの数頁である。どうもこの猫型エイリアンや放浪者・異端者に割かれた文字数が少ないのが私には不満で、これでは突然現れて月を壊して去って行っただけの厄星に過ぎないような印象を受ける。もっと悲劇性を述べて欲しかったと言うか、要するに無駄に長い気がするのである。
ま、そのあたりは個人差があるので好きな人は好きだろうし、おもしろいと思う人もいるだろう。とにかく私はこのドイツ系アメリカ人作家は猫好きだと確信する。それだけ。
(創元SF文庫)
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2002.7.5 Fri.
サボリ/X線
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限りなく確信犯と言えそうであるが、本日はサボリ。貴重な平日午前の行動時間を有効利用するつもりだったのに、朝食後部屋に帰って雑記を作成・更新し、気が付いたら娘と寝ていた。何故だ。
あまりの暑さに目が覚めて、これではイカン！と思い立ち、娘を実家に置いて買い物に出掛ける。まず百均へ行く。平日の昼間だから空いていると思っていたのだが、考えが甘かった。ヒマおばはん団体が店内のあちこちをたむろし、それはまだ許せるが、狭い通路を占拠して商品談義に花を咲かせており、なかなか目的地に辿り着けない始末である。ここは迷路だったのか。しかも良く聞いたら単なる井戸端会議であった。ヨソでやれよ。
次はホームセンターである。が、こちらも駐車場が一杯であった。ヒマなやつらが多いのか、それとも孫連れジジババや子守ママたちが涼みに集まるのか、やたら混んでいる。ともかく娘連れでは出来ないブツをいくつか購入して戦利品を部屋に下ろし、そのままゴソゴソしていたら食事時間になってしまい、慌てて実家に向かう。
「なーんも見るモンないなぁ」と母と2人でぼやきながら夜ごはんを食べ、お風呂を済ませて帰宅し、ボケボケとCATVを見ながら日記を作成・更新する。読む本も観るビデオもないのでぼーっとネットをウロついていたら娘が「早く寝よう」と催促するのでベッドに移動。何だかまた奥歯が痛み始めた気がする。悪化しなければ良いのだけど。
この夏初めて蝉の声を聞き、蜻蛉を見た。どうやら今年は空梅雨で終わるらしい。
ウイッシュリストに追加？：「火星の女神イサス」/エドガー・ライス・バロウズ&「グレイベアド−子どものいない惑星」/B.オールディス
今日のニュースめも：脳の小さい原人化石発見 「出アフリカ」説見直し示唆
定説が覆される可能性があるらしい。エライ先生方はあせっているだろうな。考古学絡みで思い出したが、朝日夕刊記事によると、遺物分析にX線が随分貢献しているらしい。構成元素を知る「蛍光X線分析法」や元素の並び方を探る「X線回析法」によって石の産出地を割り出して交流ルートを推察しているらしい。
例えば「エジプシャン・ブルー」は銅鉱石に現地の砂を混ぜて1300度の高温に過熱すると発色する人工の青とわかったが、古代人は触媒を使って800度でそれをやってのけたそうで、その科学技術の高さが見直されているようである。そりゃ今だに謎が解明されないピラミッドを建設したくらいだから、相当な知識や経験があったはずである。
しかし現代までその科学技術が伝わらなかったのは単に彼らの文明が滅亡したから、だけなのだろうか。インカ文明は武力と言う野蛮な文明で破壊したからだろうけど、どちらも後継者が皆無だったとはどうにも考え難いのだ。それともいたけど継承するには技術や物質、また資金などが不足したために途絶えてしまったのだろうか。いずれにせよ現代人には想像することしかできない。
珊瑚を守ろう！か。リサイクルしていたムカシのヒトは「環境保全」や「地球に優しく」なんて考えもしなかっただろうな。モノを大切にすることや自然への感謝は当然のことだっただろうから。これもまた想像の域であるが。ま、国宝仏像画像をネット配信も文化財保護のひとつかも知れない。
肌の色の違いによる悲恋。「白人」は差別用語ではないのね。こちらは「白」塗りした間抜けな強盗。
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2002.7.6 Sat.
歯医者/『Original Sin』
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この暑さでは昼まで眠るのは不可能である。と言うので娘が起こす前に目が覚めたけれど、どうも歯の具合はよろしくない。実家に戻って何とかブランチを食べたものの、片方しか噛めない。幸い今日は土曜日なので歯医者は午前中営業しているはずである。一応電話を入れて診察時間ぎりぎりに駆け付ける。その頃にはかなり疼いて来ていた。
痛み始めたのは昨夜なのでまだ腫れはたいしたことまないらしいが、麻酔・切開で膿を出してもらい、思わず「どんな色の膿なんですか？」と質問すると「んー、殆ど血の色やねー」と言って先生が脱脂綿を見せてくれた。ふーむ、黄色とか茶色かと思ってたのだが透明なのか。「相当悪くなるとそんな色になるかもね」とのことだった。しかし治療箇所は同じところなので、検査・治療次第では抜歯を考えないといけないとキョーハクされた。いやん。因みに私の歯は親知らずがナイので上下合わせて28本しかない。32本揃っていれば1本や2本減ってもエエやろけど(違)。
実家に戻って昼食代わりにヨーグルトを食べて薬を飲み、娘と部屋に帰り、暫くゴソゴソしたけれど、なかなか痛みは退かない。これでは先行も無理だ。となると、もうこれは寝るしかない。しかし蒸し暑くてあまり眠れず夕方に起き出し日記を作成・更新。で、夜ごはんにはまだ早いので久々にビデオ屋に寄ってみることにした。
数カ月御無沙汰なので観たいものは結構あるが、例えば『ファースケープ』などはどこまで観たのか思い出せない。アレはカネ出してまで観たくない、が、観たいモノは貸出中．．．と、あれこれ悩んで結局2泊3日で2本レンタルとした。つまり私はまだビデオジャンキーには復帰していないらしい。
帰宅後ボケボケしてから久し振りにビデオ鑑賞。歯のおかげで予定が大幅に狂ってしまった。抜いた方がさっぱりするかなぁ。と思ったり。ともかく本日は台風の置き土産なのか、やたら南風が強くて時折にわか雨の降る不安定な天気の1日であった。明日の七夕は晴れるのだろうか。晴れても天の川さえ見えないけど。
今日のニュースめも：【湖南】不思議な村落「女性の国」を発見、炎陵
女の子しか産まれないってのも妙だなぁ。そう言えば九州の地名に「女の都」があったように記憶しているけど、そこもかつてはそうだったのかしらん。
女性が大胆になったと言うべきなんだろうか。それにしてもアホなやつ。夫婦喧嘩2題。TV音量で口論した60と61と浮気で口論した51と34。トシは関係ないのね。＜夫婦喧嘩も命がけ
【video:ポワゾン】
「ベッドでコーヒーが飲めたら幸せな気持ちで1日が過ごせるわ」
キューバでコーヒー輸出会社を経営するルイス・バーガス(アントニオ・バンデラス)はボルティモアの新聞の広欄で知り合った文通相手と結婚を決意する。彼は愛など信じず、誠実で子どもを産めば容姿にもこだわらなかった。しかし彼の前に現れたジュリア・ラッセル(アンジェリーナ・ジョリー)は写真とは大違いの美人で、外見に興味を持つか試したと告白する。彼女の正直さにうたれて彼も自分の身分を偽っていたことを打ち明け、2人は幸せな新婚生活を始めることになった。
ルイスはジュリアに夢中になり、共同経営者アラン(ジャック・トンプソン)に「愛は全てを与え、欲望は全てを奪う。君はどっちだ」とからかわれても「両方だ」と答えるほど美しく官能的な新妻にのめり込み、彼女の手紙とは違う嗜好やトランクに触れさせようとしないことにも不審を抱かなかった。姉エミリーから届いた手紙に返事を出すよう促し、やがて彼女が自由に使えるよう銀行口座を共同名義に変更するに至った。
ところがデラウェアからエミリーが返事の筆跡が妹のものではないと言ってルイスの前に現れ、また彼女に雇われたと言う探偵ウォルター・ダウンズ(トーマス・ジェーン)が彼に接近して来た。その直後にジュリアは衣装や全財産を持って姿を消してしまう。ほんの僅かな預金残高と結婚指輪を残して。
愛は憎悪に変わり、ルイスはジュリアを殺すつもりで本物のジュリアの消息を探している探偵と共に事の発端があったと思われるハバナに向かう。そして偶然ホテルでジュリアを見つけて部屋に忍び込むが、彼女を殺すことはできず、「君は僕の命なんだ、君なしでは生きられない、愛しているのがかわらないのか」と抱き締めた。
彼女はボニー・キャッスルと名乗り、一緒に施設で育った男と組んでジュリアに成り代わったと語るが、ルイスは過去を捨てて自分だけを見るよう説得する。しかし本物のジュリアの死体が発見され、殺人罪の嫌疑がかかった"妻"とともにルイスは逃亡する。カルデナスからハバナのスラム地区へ。そしてボニーを操るビリーが2人の幸せな生活をぶち壊す。
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原作はウィリアム・アイリッシュ「暗闇へのワルツ」で、トリュフォー監督のジャン＝ポール・ベルモンドとカトリーヌ・ドヌーヴ主演『暗くなるまでこの恋を』のリメイク、になるのだろうか。R-18となっているが、ボカシが入るのはほんの数分だけで、ソレ目当てで観たらアテが外れるのは必至である。私はメロドラマだと思ったが。何てこと言うとマイケル・クリストファー監督は怒るかも知れない。
物語は死刑執行前のジュリア/ボニーが司祭に語る、と言う形で進んで行く。ここまでは良かった。ラストは完全に「蛇足」だろう。二転三転するスリリングな3人の騙し合い・人間模様が凝った美しい映像で描かれているのに、余裕で予想した通りのオチはちょっと拍子抜けであった。それに何だ、あの日本人は。
しかしアンジーは凄い。相変わらず(?)脱ぎっぷりが良いと言うか、惜し気もなく素晴らしい裸身を晒しており、しかも男優の吐いた唾液を飲み込む芸当までやってのけて暗い過去を持つ偽レディを見事なまでに好演している。これにはさしものバンデラスも愛と憎しみの間で揺れ、それでも純愛を貫く伊達男を素敵に演じているけど喰われているような気がする。ソソるケツでもないし(←おい)。とにかく私は「メロドラマ」だと思う。
ところでハバナにはあの時代ホテルで孔雀が放し飼いにされていたのだろうか。
(2001年アメリカ映画116分)
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2002.7.7 Sun.
3タイプ壁面/『Dracula 2000』
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あまりの暑さに飛び起きて外を見ると、朝からガンガンに照り付けているではないか。台風一過の激晴れなのかはともかく、殺人的直射日光と言うか、日射しを見ただけでクラクラする。本当に今は「梅雨」なのか？と午前中からボヤきまくり、暑さでヘロヘロの私であった。
ブランチを済ませて娘と車で部屋に帰り(とてもじゃないが炎天下を歩く気にならない←行き倒れになる自信アリ)、のそのそと居室の改装に手を付ける。何せまともに図面も引いてないので壁紙手抜き下地用のベニヤ板がどれだけ足りないか見当も付かないのである。取り敢えずやってみてから考えよう・決めようと言う、正に典型的なB型精神であるが、私はO型である。要するにアバウトなのだ。
とは言えこの部屋は出来合い寸法ではないので、どうしても板をカットしたり、邪魔モノに合わせて切り込みを入れなければならない。これがまたシンドイ。家庭用チェーンソーなんてのはナイので手動ノコである。玄関先でキコキコ切ってる間に体中を汗が流れる。また釘と金槌でコンコン柱に板を打ち付けるのもなかなか難しくてアレコレ試行錯誤するので一向に作業は進まない。汗と暑さで思考力も気力も萎え、ついでに板も足りなくなったところで本日の作業は打ち止め。つまり壁紙を貼り終えたところと手抜き下地の途中、そして手つかずのままと、何ともむさ苦しいと言うか、見苦しい3タイプ壁面が出来上がったわけである。いつになったら完成するのだろう。鬱だ。
とにかくそんな調子で数回シャワーに飛込ぶのが精一杯で、本日は昼寝するヒマがなかった。尤も暑くて眠ることなどできなかっただろうけど、娘はどうも不満らしい。ま、両手を使う作業だったから殆ど構ってやれなかったし、放置されて寂しかったのだろう。いくら休みでもキミを1日中抱いているわけには行かないのだよ。わかってくれ。＞娘。
反町信長の最後を見て帰宅。尤も番組CMで何度も同じシーンをシツコク見せられたので、特に驚きも感動もなかったが、やはり彼の方が主役より華がある、唐沢クンは地味だ。と思った。でもあと3ヶ月ほどドラマ自体は進むのか。もう見る気もないが。いや、始めからだけど。
ビデオを再鑑賞しながら日記を作成し、更新後別のビデオを鑑賞。つまり今夜も「世界遺産」を見逃したのであった。みのもんたは見る気もしないが。それはそうと、あれだけ晴れていたのに陽が暮れる頃から雲が出て来て彦星・織姫の年に1度の逢瀬は覗き見拒否されたようである。旧暦にリトライするとしよう。
今日のニュースめも：Ｗ杯燃え尽き症候群７月に入り続出
暑さもあるのだろうけど、わかるような気がするなぁ。爆乳と美乳くらいでは萌えないだろうな。地上の「天の川」でも見て和んでくれ。
しかしどんな臭いなのか、どんな音だったのか気になるなぁ。こちらは(被害者も加害者も)またかいとしか思わないが。これは怖かっただろう。近未来SFっぽい。果たしてどこまで取り替えても人間なのか、私なのか、が問題だけど。この条例は賛成。日本も見習うべき。取り締まってれ。＜犬猫以外の路上用足し
【video:ドラキュリア】
ヴァン・ヘルシング教授の末裔(クリストファー・プラマー)は祖父の遺した骨董品を収めたカーファックス博物館を営んでいたが、館員ソリ−ナ(ジェニファー・エスポジト)の手引きでマーカス(オマー・エプス)らが強盗に入り、金庫の奥の厳重に警備された祭室から銀の棺を盗み出す。ヘルシングは警察沙汰にせずサイモン(ジョニー・リー・ミラー)に後を任せて旅立つが、彼を父のように慕うサイモンはこっそり尾行する。その頃、ニューオリンズ近くに小型機が墜落したいた。
乗員は全て悲惨な死を遂げていたが、彼らは強盗団で、機上で棺桶から出て来た怪物に襲われたのだった。それはヴァン・ヘルシングが生涯賭けて研究していた死なない吸血鬼・ドラキュリアで、彼の血を吸わせた蛭を使って100年も生き続けたヘルシングの一人娘マリー(ジャスティン・ワデル)を求めていることがわかる。彼女にはドラキュリアの血が流れていたのである。
自らの秘密をサイモンに語ったヘルシングは12年音信不通の娘の元に駆け付けるが、既に吸血鬼と化したルームメイトのルーシー(ジャスティン・ワデル)とドラキュリアに襲われ、彼女を守ろうとしたサイモン共々吸血鬼たちに捕えられてしまう。そしてドラキュリアは彼の築く王国の後継者であり、永遠の姫であるマリーに誰にも見せたことのない彼の正体を体験させる。何故彼が銀とキリストを嫌うのか、全ての秘密が暴かれる。
*****
ドラキュラの謎の新解釈と言うか、こじつけではあるが、何となく一理あるような気がして来るのはともかく、途中まではなかなかスリリングで如何にも吸血鬼モノと言う素敵な雰囲気なのだが、肝心の主役が現れるあたりから質がやや低下する。まぁ、最後のオチにも関連しているのだろうけど、女性を虜にするフェロモンが感じられない、妙に地味なドラキュラなのだ。
まぁそれも良いとしよう。しかし襲う女は皆お色気系で、ついには衣装もワイヤー・アクションも「これはヴァンパイア・エンジェルスか？」と目を見張るばかりのB級のノリに落ちるのである。しかもヒーロー役は『プランケット&マクレーン』で「好かんヤツ」と思った間抜け面である。もう、脱力。ヒロインもいまいち垢抜けない感じで、後半やたら目に付くのは「Virgin(record)」の文字ばかり。処女の生き血の代わりなのか知らないが、宣伝し過ぎ。
多分『ブレイド』の悪影響なのだろうけど、ヴァンパイア・フェチの私としては、そもそも吸血鬼アクションってどうよ、と思うワケである。最悪なのは無重力ベッドシーンだろう。何で浮かぶねん。私もやってみたいわん♪と思ったのはナイショだが、とにかくクリストファー・プラマーが画面から去ってからは緊張感がぶっつりキレて、ホラーなのかコメディなのか謎解きなのか何やねん!?状態に陥り、おいおい、まだ襲われたヤツ総退治してへんやろが!!で終わってしまうのは、思わせ振りなラストショットも併せて続編を目論んでいるのかも知れない。まぁ仮面ライダーもついに女性が登場するそうだし、パトリック・ルシェール監督は『女ブレイド』路線を狙うつもりと見た(違)。
(2000年アメリカ映画98分)
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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら
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2002.7.8 Mon.
暑い/『Far Scape Vol.6 #11 Til the Blood Runs Clear #12 Rhapsody in Blue』
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朝から強烈な日射しがギンギンに照り付けている。けれど太陽の昇る位置が変わったので(正しくは地球が傾いて公転しているのだが)、車に乗込む時は向かいの高層建築できっちり遮られるようになった。暑さの本番はこれからだけど、昼間の時間は徐々に短くなっているのだ。と思って堪えることにしよう。でもやはりこの暑さは早急に何とかして欲しい。
午前中は単純作業を片付け、雑記を更新してから歯医者に向かう。洗浄だけなので待ち時間はあまりなかったのだけど、結構時間が掛かってしまい、結局日記作成途中で時間切れとなった。しかも本日は親戚の不幸ができたため、速攻で実家に戻って母に車を貸してあげる予定なので、日記の更新は帰宅後となる。ま、しようがないか。
午後から少し曇り始めて一時雨がパラついたが、母が出掛ける時はただ鬱陶しいだけのお天気だった。娘と食事を済ませて入浴し、ちらっと「ダークエンジェル」を見たけれど、昨夜のパイロット版でエピソードを少し省いたのかな、と言う感じだった。マックスにはあまり興味がなく、眠くて堪らないし、また二度手間を省くために母の帰宅を寝て待つことにした。
帰宅して暫くネットをウロつき、日記を作成・更新してからビデオを借りてきたことを思い出し、日付が変わる頃から鑑賞開始。眠いので早寝するつもりだったのに結局夜更かしとなったが、暑くてなかなか寝付けなかったので早寝しても無駄だっただろう。と言うことにしておこう。
こっそり時々訪問させて頂いていたサイトが突然「Not Found」になった。とても寂しい。私はネットを去る時、何か言葉を残すだろうか。それても何も言わずにある日突然サイトを閉鎖するかも知れない。今はそのつもりはないけれど。
今日のニュースめも：花嫁は強し 強盗を拳銃で撃退し挙式
凄いなぁ。こりゃダンナもなかなか逃げられないと見た。しかし「退屈しのぎに」って．．．何考えてるんだ？
【video:ファースケープ−宇宙からの帰還−VOL.6 真実】
#11 流れる血脈
クライトン(ベン・ブロウダー)とエアリン(クラウディア・ブラック)はモヤの通信機器を搭載した自分の宇宙船で太陽フレアに接近し、そこで時空を繋ぐワームホールに似た現象が発生しているのを目撃する。彼は吸い寄せられそうになったが、ワームホールが非常に不安定なのと自分一人ではないことから突入を思い止まる。しかしそのため機は損傷し、モヤの胎児への悪影響の危険があるため、砂漠の惑星で修理をすることになった。
次のフレア発生は4.8サイクル後と聞いてクライトンはデータ収集のためファーロウ(Magda Szubanski)に夕方までに修理するよう依頼した2人はピースキーパーの指名手配ビーコンを目撃する。手配されているのはルクサ人カー・ダーゴ(アンソニー・シムコー)、デルビア人ザーン(ヴァージニア・ヘイ) 、ハイネリア人ライジェルだけだったが、ボーカリアの猟師ローフ(Jeremy Sims)とその女ローグ(Jo Kerrigan)が一行を狙っていることを知ったクライトンは自分たちのことをブッチとサンダンスと名乗って近付き、賞金稼ぎ仲間に加わる。だが臭覚の鋭い2人にダーゴが捕らえられてしまう。
#12 ラプソディ・イン・ブルー
突然モヤが長いスターバーストに入り、一行はとある惑星に到着した。クライトンとダーゴ、ナイジェルはその直前に妻や恋人の夢を見ていたのだが、それはパウ・ゾーダ・ザーンを呼び寄せたデルビア人僧侶タリーン(Kate Raison)の仕業だった。彼女の父で"聖なる炎の探索者"リーダーのチュザック(Max Phipps)は隠遁して修行するため配下の僧侶らとこの惑星にやって来たのだが、彼は禁断の心の闇を開いて正気を失っていた。
タリーンは独裁者を倒してテルビアを解放するため恋人を殺しても正気を守ったザーンと魂を分け与える"統一の儀式"を望み、悩んだ末にザーンは了解する。しかし彼女が求めていたのはレベル9の僧侶が心の底に潜めている憎悪と憤怒だった。クライトンは恋人アレックスに扮したロラーナ(Darlene Vogel)たちににせの記憶を埋め込まれるが、タリーンの暴走を懸念する僧侶たちは真実を打ち明け、モヤで幻想に取り憑かれているエアリン、ザーン、ライジェルらを解放する。
そしてタリーンに代わって汚れない心の象徴である"聖なる木の根"を破壊したクライトンがザーンと"統一の儀式"を執り行い、心の闇に侵されつつあるザーンを救おうとする。
*****
4月に見たVol3-5以来、久々のモア・クルーとの体面だったが不思議なテーマ音楽とともに、内容は忘れていなかった。相変わらずエアリンはカッコ良い。このクラウディア・ブラックもハスキーヴォイスなのだが、デミ・ムーアと違って少しも不快に聞こえないのは何故だろう。
ともかく#11ではエアリンがそこそこ活躍し、#12ではザーンの秘密、つまり犯した罪が明かされるわけだが、それに比べるとナイジェルとダーゴはあまり目立たなかったように思う。特に私の好きなパイロットがあまり登場しなかったのがチト寂しかった。
しかし重力波異常がワームホールの証明になるとは思えないのだが、TV作品にしてはヘタなSF映画より余程良くできた映像であった。やはりこのシリーズはおもしろい。
(1999年米・英・豪他TVシリーズ100分)
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2002.7.9 Tue.
ネムイ/『Far Scape Vol.7 #13 The Flax #14 Jeremiah Crichton 』
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昨夜も暑かった。寝室にはエアコンがないので扇風機を使ったのだけど、この回る音がうるさくて眠れない。で、止めると汗か吹き出してキモチ悪くて眠れない。シャワーを浴びてもムダ。で、しにーがないので扇風機、の繰返しで熟睡できなかったのである。と言うので母アラームで起床。
お天気は曇り空、そして朝から湿気ムンムンである。かなり大きな台風が近付きつつあるようなので、その影響だろうか。と思っていたらパラパラ雨が落ちて来た。と思ったら土砂降りに。と思ったら雨が止んで曇りに戻った。と思ったら日射しが出て来た。と思ったらまた雨。と言う天気予報向け(どんな予報でも当たり)の、呆れるくらい目まぐるしく変化する空に振り回される1日となった。
その止み間を縫って雑記更新後歯医者に行き、慌ただしくランチを喰って会社に戻ってから急ぎのシゴトを片付けて日記を作成し、更新してから終業時間を迎える。何とか今日もうたた寝せずに頑張ったが、とにかく午後になると眠くてかなわない。適度にエアコンの効いた部屋でお昼寝したい。と心底思う。思ったついでに実家に戻るなりソファに睡没。
冷麺をいただきながら「伊東家」を見る。換気扇の汚れをドライヤーの熱風を当てて浮かせ、乾いた雑巾で拭き取るとか、枝豆を鞘の端から切り落としてひたひたの水で煮ると短時間でしっかり塩味が付くとかだったが、私は浜ちゃんのヨメの「ムース」がまぁまぁ気に入った。一度試してみよう。
＜小川菜摘ムース(7個分)＞
1.牛乳400ccを沸騰させてマシュマロ120gを加え、弱火にしてかき混ぜて溶かす。
(マシュマロを加える前にココアや抹茶を加えるとチョコレートムースや抹茶ムースになる)
2.マシュマロが完全に溶けて、全体が泡状になったら火を止める。
(マシュマロは卵白に砂糖を加えて泡立てゼラチンで固めたお菓子なので、牛乳で溶かすとムースのモトであるメレンゲ状態に戻したことになる)
3.器に注ぎ分けて細かく切ったフルーツなどを加える。
4.荒熱がとれてから冷蔵庫で3時間冷やし固めれば出来上がり。
帰宅後TVを見ながらネットをウロウロしてる時に雨が降り始めたようである。それは間もなくなかなか激しそうな音になったが、ちっとも涼しくならない。台風が太平洋から熱気と蒸気を運んで来ているだけのようである。ビデオを見てからトイレをせがむ娘のために土砂降りの中に出ていくハメになり、濡れるのを嫌う娘のために乾いた地面を探して何とか用足しをさせたが、私の足元は濡れてしまった。
今日のニュースめも：白人夫婦から黒人の双子生まれる
人種差別問題なのか医療ミスなのか、どちらにしても物議を醸しそうだな。尤も不妊治療の中でも人工授精は「高額医療」らしいので、医者も患者も裕福だろう。精神的苦痛の代価争いになるのかな。一番可哀相なのは「親の望み」で生まれたベビーだと思うが。
やはりフジヤマは絵になる。こちらは絵と言っても漫画だが、どんなキャラもんだったのだろう。ネット世界はマンガより進んでいるのか、道徳観念・罪悪感が欠落していのを末恐ろしいと言うべきか可哀相と思うべきなのかさっぱりわからんが、15と13の女子中生姉妹。
「AU」でもケータイに非ズ 。これは大阪に誘致すべきだと思う。
【video:ファースケープ−宇宙からの帰還−VOL.7 緊迫】
#13 透明な罠
エアリン(クラウディア・ブラック)の指導でクライトン(ベン・ブロウダー)がポッド操縦訓練している時に突然操縦不能になった。それはゼネタン・パイレーツが仕掛けた長さ7500万ザクロンの網"フラックス"と言う罠だったが、星の光を遮り、しかもレーダーで探知できない透明な網だったので、彼らは知る由もなかった。そして2人はポッドを修理して脱出を試みるが、やがてどちらか一方が助かるか、どちらも死ぬしかない状況に陥って行く。
一方モヤでは元ゼネタン・パイレーツでイエネン人のスターンズ(Rhys Muldoon)が乗船し、フラックスから脱出させる交換条件に謝礼を申し入れていた。ダーゴ(アンソニー・シムコー)は彼を信じなかったが、クライトンらを救出すると言う名目でゼネタン基地にあるルクサ船からマップを手に入れるためスターンズの船に乗り込んだ。
彼らと入れ違いにゼネタンの大物クラキッチ(John Batchelor)がモヤを訪れ、スターンズの行方を訊いてきた。ザーン(ヴァージニア・ヘイ) はライジェルに彼らをできるだけ足止めするよう言われたのを覚えていたのかやりたかっただけなのかはともかく、クラキッチとタデックと言うゲームをやり始める。しかし大負けしたライジェルはスターンズの行方を賭けて最後の大勝負に出た。その頃ダーゴは最愛の息子の元へ導く地図を求めながらポッドの2人の身を案じていた。
#14 惑星への到達
エイリアンたちとのコミュニケイトに行き詰まりを感じたクライトンは憂さ晴らしのため宇宙空間に飛び出した。しかしその時腹部にかかった圧力が原因で急にモヤがスターバーストして彼は一人取り残される。それはモヤの調整作業を投げ出した自分の責任であることも知らず、やがて彼は漂着した地球型環境の惑星アクアラでの生活に馴染んで行った。
村長カトーレ(John O'Brien)の娘リシャラ(Natalie Mendoza)はクライトンに思いを寄せていたが、恋敵ロコン(Kevin Copeland)とその母で祭司のネーラ(Deni Gordon)はそれが気に入らなかった。ある日ロコンが仲間とクライトンを急襲した時、惑星に着いたばかりのダーゴが加勢したのだが、彼らは村長の親衛隊を攻撃した罪を問われることになった。
ところが隠れていたナイジェルを見るなり村人たちは彼を崇め始める。彼の姿は彼らの待ちこがれた救世主で、代々信仰している神マサータそっくりだったのである。彼のために儀式の準備が為され、手厚くもてなされながらライジェルは彼らの教典から先祖がハイネリア出身で、10世と帝国の陰謀で動力を無効にされたことを知る。
惑星上では武器・通信機器など全ての動力が作用しなくなったが、モヤで待機しているザーンとエアリンは動力吸収源があることを突き止め、彼らに情報と動力を供給しようと画策する。そしてライジェルが神マサータではないことがわかったとたん、村人たちの態度は豹変する。
*****
#13ではエアリンとクライトンがひじょーに良いムードになる。エアリンファンと言うよりクライトンがイマイチ好きでない私が「ゴルァ、クライトン！エアリンに触るなー！」と叫んでいたかどうかはヒミツにしておこう。しかしイエネン人の字幕にはあんなオチがあったとは．．．見事に引っ掛かってしまった。
#14はいつも主役を張る・イイトコ取りのクライトンがいじけボウヤで皆に迷惑を掛けると言う内容なので個人的には小気味良かった。今回はライジェルがなかなか活躍した、と言えるかも知れない。しかし漂流者ってどうしてどいつもこいつも髪はあまり伸びないのに無精髭なんだ？しかも流れ着くのは「南国の楽園」。寒いところだと生き残れないからだろうけどワンパターン過ぎるのが気に入らない。
(1999年米・英・豪他TVシリーズ100分)
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2002.7.10 Wed.
澄んだ空/『Far Scape Vol.8 #15 Durka Returns #16 A Human Reaction』
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起きた時はまだ土砂降りだったけれど、そろそろ出ようかと言う頃には小降りになり、会社に着いた時には傘は要らない状態であった。しかし天気予報の台風予想進路は午後に一番近付くとのことだったので一応傘を持参することにした。乾かすためだったりするが。
結局午前中から薄日が射し始め、再接近の時間にはかなり晴れ間が出て来る始末であった。何てこったい、必要なのは雨傘でなく日傘だったではないか。とは言え、台風の刺激で梅雨前線が活発に活動した中部地方ではかなりの被害が出たらしい。それはそうと、水不足地域に恵みの雨は降ったのだろうか。
午前・午後ともボチボチお仕事。終業時間ぎりぎりに何とか日記も更新して思い切り眩しい西日に向かって帰路に着く。雲はまだ拡がっているけれど、上空の埃や塵が吹き飛ばされたのか、くっきりとした青空に輝く太陽とその光線が驚くほどの鋭さである。要するに前方が限りなく見えないに近いほど見にくい。眩しくて涙が出そうになる。ビデオ返却経由で少し寄り道してから実家に戻り、夜ごはん後ソファで暫し睡没。
帰宅して少しそのへんを片付けたりゴソゴソしてからビデオ。読みかけ文庫も気になるが、半額キャンペーン中はせっせとビデオ三昧するとしよう。寝る前に娘のトイレのために外へ出ると、まだ雲は出ているものの、その雲さえ鮮やかに見えるくらい、夏の夜空とは思えないほどくっきり暗くて(と言うのも変だが)澄んだ星空だった。そう言えば今日は新月であった。
今日のニュースめも：どっちが勝つ？ 「バットマン対スーパーマン」制作へ
勿論バットマンが悪役なんだろうな。怪獣映画世代の私はつい「ゴジラVSメカゴジラ」とか「ゴジラVSモスラ」などを連想してしまうが。
独立記念日祝賀行事の余波と言えるだろうか。またNYには「とんだ落とし穴」があるらしい。どんくさい下着泥棒だな。それは骨董品になっても60年後もこんなに価値は上がらないだろう。余談だが私はミケランジェロよりダ・ヴィンチの方が好きだ。
【video:ファースケープ−宇宙からの帰還−VOL.8 幻影】
#15 ダーカ復活
妊娠中のモヤが一時的に制御不能になり、スターバースト後宇宙船と接触事故を起こしてしまい、ドッキングウェブで乗組員を救助した。その1人はライジェルを拷問したピースキーパー空母ゼルビニオンの艦長セルト・ダーカ大佐(David Wheeler)だったが、ネバリ人サリス(Tiriel Mora)によると、彼は"心の洗浄"されて以前とは別人に生まれ変わったと言うことだったが、ライジェルは信用しなかった。
ダーカとサリスは"危険な犯罪者"チアナ(Gigi Edgley)を護送中で、思考コントロールを科されていたが、クライトン(ベン・ブロウダー)は洗脳を嫌う、魅惑的な彼女に少なからず惹かれる。そして彼とダーカが宇宙船を修理している時に爆発事故が起こり、そのョックでガータは100サイクル前の残忍な彼に戻る。そしてチアナが独房を脱走し、騒ぎに乗じてダーカはライジェルとエアリン(クラウディア・ブラック)を人質にしてモヤの支配権を握ってしまう。
#16 遥かなる地球
コマース星に行く途中でパイロットがワームホールを発見し、その先に見える青い地球目指してクライトンはザーン(ヴァージニア・ヘイ) 、ダーゴ(アンソニー・シムコー)らクルー1人1人に別れを告げてファースケープ号でワームホールに突入し、オーストラリアに不時着した。ところが彼は拘束されて尋問を受け、父ジャック(Kent McCord)が息子と確認して解放されても監視下に置かれた。
同僚だったウィルソン(Phillip Gordon)によると閉じないワームホールから異星人の攻撃を受ける可能性があるとのことだった。そしてある日レーダーが宇宙船を探知し、モヤと認めたクライトンは攻撃を中止させるが、エアリン、ダーゴ、ライジェルがエイリアンとして捕獲されてしまう。彼らはモヤがワームホールに吸い込まれて脱出できなくなったと語る。
クライトンは彼らを守ると約束したが、ライジェルの体調に異変が起こり、医療室で彼は解剖されたライジェルの死体と対面する。そして父に彼らの解放を軍部へ働きかけるよう頼み、彼自身も責任者であるウィルソンを説得しようとするが失敗し、脱走したエアリンからダーゴが連れ去られたことを知る。2人で隠れ家を探しながらクライトンは新聞雑誌も彼が出発した7ヶ月前のものしかなく、また見覚えのある場所と人々ばかりなのに疑問を抱き始める。
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#15では青いザーンに対抗するようなモノトーンのエイリアンがモヤの新しい乗客として登場する。ダーカ大佐は過去のエピソードでも登場したが、登場時は白髪で、これがなかなかイカしていた。しかし可哀相なことに「悪者はやられてしまう」のだ。そしてヒーローはいつもヒューマン・クライトン。どうもこのあたりが私は癪に障るのだが、それはベン・ブロウダーの外見が私好みではないからかも知れない。ヘンな特殊メイクの大男ダーゴの方が好きである。ことを改めて自覚した。
#16は珍しくツッコミところがあった感じ。と言うか、ザーンと新参者のチアナが何故いないのかが気になった。そして相変わらずクライトンが主役である。『スタートレック』ではもっと脇役も活躍していたと思うのだけど、そのあたりがチト不満なのだ。しかしエイリアンが居住可能かだけでなく、先住人と共存可能か模索していると言う発想はなかなかヨイ。それにエイリアンと遭遇したら、間違いなく地球人は攻撃すると思う。それはともかく、このクリーチャーも可愛かった。
と言うワケで3日連続『ファースケープ』を楽しんだが、メリケンでは既にシーズン4放映中なのである。なのに日本はまだファーストシーズンの中盤がやっとビデオ公開されている程度で、先の長さを考えると目眩がしそうである。『ダークエンジェル』も始まったことだし、有料放送でなく普通の地上波で放映権を獲得してくれ！と願わずにいられない。
あ、でもクルーたちの声にもう慣れてしまったし、日本語吹替になるのならヤだな。CMカットが入るのも。となるとやはりチマチマとビデオレンタルに通うしかないのか。何か、悔しい。
(1999年米・英・豪他TVシリーズ100分)
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2002.7.11 Thu.
膿出し/『Subconscious Cruelty』
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台風は掠りかけもせず通過したのだが、各地で甚大な被害が出ているようだ。しかし上空のゴミが一掃されたせいか、思い切り日射しがキツイ。何とかしてくれ。
午前中はニュースサイト巡りで紳士の国のクルマ事情とか最近ハマッている英語サイトの翻訳遊びで吹き出したり、片手間に仕事かながらボケボケ過ごす。因みになかなかのヒットだったのは嵐が日本を攻撃するとともに、多量撤退。日本語訳を読んで「へっ？」と思った単語を原文で確認し、その迷訳振りに感心したり納得したり、とこれはなかなか楽しい一人遊びなのである。
書きかけては躊躇していた内容の雑記を作成・更新する。恐らく自分の中でまとまっていないことをだらだら書くから長文になるのだろう。でも気になることはその時に書き留めないと、すぐに"思い"は萎え、"考え"は色褪せてしまう。でも要するに「私の」雑記なのだから、読み手の意志や判断を気にするよりも、何が自分の中で引っ掛かっているのか求め、掻き出すことによって考え、日々の心の断片を貼り付けておきたいと思うようになった。生産性も創造性もない「膿出し」かも知れないが。
ランチ後も適度にシゴトしながらサボり、日記更新して終業時間を迎え、寄り道して部屋の方に帰宅する。やはり何日かに一度は明るいうちに花鉢をチェックしないと不安になるからだが、心配した通りフクシアとダブルインパチェンスが雨と暑さで弱っていた。花殻と黄変した葉を摘み取り、置き場所を変えて暫く様子を見るとしよう。
実家に戻ったら母が「いいとこに帰って来たわ〜」と言う。「さっきまで○○(弟)が来てたんで、何もできんかった」らしい。それは私にとっても大いに結構。「何かな、200ccのん買うてくれるみたいなんよ」。へ？「そやから車。200ccの」。はぁ？「いや、小さ過ぎても大き過ぎてもあかんやろ、そやから200cc．．．あ、2000ccや！」。自爆する天然母と頭を抱える娘の図が完成した。
夜ごはん後またまたソファに睡没し、帰宅後CATVを見ながらゴソゴソしてからビデオを見る。半額キャンペーンは14日までだっけ。次は何を見よう。
今日のニュースめも：６００〜７００万年前最古の人類化石、アフリカで発見
やはり生命誕生・進化は定説よりかなり速かったのではないかと思う。と言うので(?)動物ネタ。よかったねぇ、子豚ちゃん。良く噛んで食べようね、ヘビくん。激し過ぎたのか？ハリネズミカップル。ロイヤル・ペットは子ゾウ。
海外。それはミスで済まされないと思う。アンデス山脈に新しい活火山。いたずらにしては物騒すぎる。4機全部とは．．．老朽化なのかなぁ。
国内。ウルトラマンの日の翌日コスモス復活決定。私は身内なら考えるけど、赤の他人に施す「善意」は持ち合わせていない。それが悪いとは思わない。
【video:大脳分裂−絶望からの帰還−】
右脳は直観カ・想像カをつかさどり、左脳は理性をつかさどる。
右脳は抑制のきかない妄想を生み出す
左脳を壊せ。理性を壊せ。
サエない男は自分の美しい妹が見知らぬ男と愛を交わすのを覗きながら自慰行為に耽っていた。妹を愛撫する夢を見た日から男は全ての女を憎悪し、最も生命を冒涜しようと決意する。廃屋で身籠もった妹の世話をしながら男はその時を待つ。そして出産の時がやって来た．．．
草原で男女が各々大地と交わっている。ある男が掘り起こした土から地が溢れ出し、彼は大地を孕ませようとする。全裸で泥まみれの女が枝を折ると、そこから血が噴き出す．．．
エグゼクティブ風の男はビデオを見ながら自慰に励んでいた。そして彼の分身が現れて左脳を破壊すると、白黒だった夢がカラーとなり、残忍で血腥い悪夢が延々と続く．．．
*****
原題は『潜在的残酷性』だろうか。それに相応しく最も残虐なのは人間であり、理性を失った人間は果てしなく悪夢を見る、と言ったテーマで3つのオムニバスが展開される。キャッチコピーは「ジャンル分け不能、関連作品無し！」。予告でも「カナダで上映禁止！」とか、かなりおどろおどろしい謳い文句であったが、確かに気の弱い人は見ない方が良いと思う。
何せ冒頭からアングラ・グロ・スプラッター風味全開、しかもなかなかリアルなので、卒倒したり、吐く人がいてもおかしくない。しかもまず描かれるのは異常な兄妹の"ブレークダウン"と来る。胎児は不出来だけど、後は無修正。神聖な生命の誕生の瞬間を犯すシーンはかなり不快である。最後だけはボカシが入っているけれど、正視に耐えないレベルのカットが多い。いや勿論私はまるで平気なのだが、それもある意味ヘンかも知れない。＜良く出来てるなぁ
ただ映像処理・編集そのものは美しく、音楽は「スズキ・テルヒコ」と日系人のような名前なのだが、なかなかカルトっぽくてイイ感じだった。俳優もそこまでやるか、と言う感じだったけど、電球を"犯す"手がとてもキレイだった。あれは兄役の手ではないと見た。しかし♂ってサオをシゴきながらナニを考えているんだろう。ついでに左手が主流なんだろうか。
と、おバカな私は考えてしまったのだが、ともかく相当グロ好きなヒト以外はヒく作品だろう。因みに私は「グロ好き」でなく「グロ平気」なだけである。ついでに監督はカリム・ハッサン(Karim Hussain)で、翻訳させるとKarimフセインとなったのには驚いた。
cast：ブレア・アッシャー/イヴァイロ・フヌーブ/エリック・ピジンズ
(2000年カナダ映画80分)
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遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.7.12 Fri.
選択基準/『Private Call』
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不覚にも2度寝してしまったけど余裕で間に合った。それにしても本日も激晴れで、出勤するだけでバテる。梅雨だと主張するのなら、せめて曇ってくれと言いたい。
来週は少しすることがあるけれど、殆ど手配済み・データ待ちゆえ仕事はヒマヒマ。なのでネットを彷徨いまくる。と言ってもたいして収穫はなかったが、某所で「巡回先の選択基準」みたいなのが目に付いた。私は日記才人とテキスト庵くらいしかリンク集を利用していない。しかも前者の場合はマイニッキと言う便利な機能があるので、つい読むものが偏りがちだし、どうしてもマンネリ化するのでたまに新作やランキングから新規開拓を試みる。でもなかなか定期的にアクセスするところは見つけられない。
ざっと日記タイトルと一行コメントを見てクリックするのはどう言うものだろうと考えてみると、「つまらない」とか「平凡な」「ふつうの」類いが付いているのはまず見ようと思わない。「おもしろい」「鬱」「エロ」のコメントもパス。顔文字入りや私の英語力でもその表現はおかしいだろうと思うえーご風もダメ。スペルミスはもってのほか。それらを除外して自分が今興味を持っていることに関連があるようなのを選ぶ。
でもリンク先がトップページだったりインデックスだったりすると萎える。音楽が鳴り出すのも即却下。何らかの悪ふざけや強制的環境変更も許し難い。個人的な好みだが、フォント遊びや顔文字多用テクストは好きでは無い。背景と文字色の対比がきついのも苦手。見た目基準はこんなものだろうか。
で、内容は「自分を持っている人」や「知性/感性の鋭さを感じるテクスト」、ほぼ毎日更新されていることが望ましい。しかし知性的でも自意識過剰と感じるとヒいてしまう。独り善がりの妄想系や自虐系(そんな分類があるんか？)、クラーイのやアホとしか思えんのは嫌い。所謂「主婦」の日常モノなら楽しい・おもしろいのが好き。言い換えると自分に無い論理性や自信が窺え、なおかつそれが嫌味でないテクスト/書き手に惹かれるし、また妙な媚び諂いがないのが良い。
と書いて、具体的な選択基準らしきものがないような気がして来た。まぁたまたま私のアンテナが発信された電波をキャッチして読み始める、と言えるかも知れない。webでの遭遇も所謂「縁」なのだろう。因みに読み手としては自分のテクストは好きでは無い。首尾一貫性もないし、知性も身に付いていないし、やたら長くてつまらん。でも外面もテクストも誰かのコピーではなく、オリジナルなところだけは気に入っている。
雑記・日記とも更新して今週の義務は終了。洗浄のため歯医者に向かい、返却がてらビデオ屋に寄ったので帰宅が遅くなった。と言うので娘はいつもにも増して狂喜乱舞で出迎えてくれた。勢い良くくるくる回って壁に激突して「きゃん」と啼いたのには一瞬どきっとしたが(脳震盪起こしてもおかしくない激しさだった)、笑いを堪えることができなかった。
昨日のグロ映画の口直しのつもりで選んだビデオを見ながらあまりのつまらなさにウトウトし、明日はお出掛け予定もあるので、早送りしながら何とか最後まで見て就寝。
今日のニュースめも：中国巨大コイが米で増殖、生態系脅かす
琵琶湖でもブラックバスやブルーギルなどの外来魚が従来の生態系を崩しているのが問題になっているが、レジャー・スポーツとしてのフィッシングと漁業を生業としている住民との「共存」が成立するはずはなく、なるべくしてなったこととして現状を受け入れるしかないのだろうか。モーターバイクやプレジャーボート(と言うのか？)の危険行為は規制すべきだろうけど、湖岸全てを取り締まるのは不可能だろう。釣りも然り。尤もただ止めろ・協力してくれと要請するだけでなく、まずリリースを止めた場合の期待できる具体的な「効果」を提示すべきと思うが、どうなんだろう。いずれ琵琶湖は巨大なバス釣り場となるのだろうか。
すげぇ羨ましい。火災保険に加入していたのだろうか。「愛のしごき」？飽きるなら初めからするなよ。
ベビーの受難。では済まされない親のエゴ。そのための「ベビーポスト」ではないはず。リサイクルできるかいっ!!
【video:ハイヌーン３−金髪デンジャラス −】
売春婦の絞殺死体が発見されたが警察は碌な捜査をせず、事件は葬られた。被害者は売春摘発の囮捜査していた女刑事シェーン(フラウワー)はかつてのルームメイトで、逮捕者への過剰な暴行行為が原因で職を解かれたことから独自捜査を開始する。被害者と関わりがあると見られる賭博クラブ「プライベート・コール」の求人広告を見つけ、同僚のマックス(ロバート・ドノバン)の忠告を聞き入れず潜入を決意した。
そこは会計士ケン(D.J.ウエスト)が経営しており、ジャック(ブラッド・バートラム)とヴァレンタイン(クリス・アライドル)が最低1万ドルの賭金で客とポーカーゲームに興じ、勝者には賞品が与えられた。それはクラブの女たちの肉体だった。一度は拒否したシェーンだが、先輩格のリサ(メイソン・マルコーニ)以上に進んで客たちの相手を引き受けるようになった。それがビデオに録られ、客たちを恐喝しているクラブの実態を彼女はまだ知らなかった。
*****
「ジャケットに騙された！」の一言である。何せヒロイン(フラウワー)はアジア系っぽい風貌の微乳、対抗馬(メイソン・マルコーニ)はバケモノのような巨乳、ジャケットの金髪美人はちらっと出て来るだけで、これまた微乳、胴元(クリス・アライドル)は先祖帰り丸出し面と、鑑賞に堪えうる美女も美乳もナシ。長髪モヒカンが髪を掻き上げるのと、飲んでいたビールがアサヒ・スーパードライだったのが目に止まった程度である。
とにかく見飽きるほどセックスシーンがあるばかりで、ストーリーなどあってないようなものなのはAV並みと言えるだろう。つーよりAVではないのか。まぁ勝手にヤってくれ、と言う1本であった。もっとマシなエロビデオを出せ&邦題を何とかしろよ＞アルバトロス。その前にアホウドリの宣伝文句に何度も騙されているくせに、いい加減懲りろ＞私。
(2001年アメリカ映画85分)
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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
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2002.7.13 Sat.
ささやかな饗宴
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ぱちっと目が覚めたらまだ8:00前だった。何か寝足りないけど娘は喜んでいるし、ともかく起きることにする。おお、外はこれまた素晴らしい激晴れではないか。暑いっちゅーに。せめて曇ってくれよ。思わず梅雨前線かむばーっく！と台風かもーん！と言う気になる。
実家に戻ったら玄関に鍵が掛かっていた。朝食の用意をしてたら間もなく母が帰って来た。ふと見ると、マルコメ小僧頭のちびも一緒である。風邪を引いたらしく、熱があるので保育園を休んだそうだが、ママは仕事を休めないのでうちで預ることになったのだと母が言う。心無しかちびはぐったりしていて、言われるままに居間で横になった。
洗濯を済ませて一度娘と部屋に戻り、巡回したり少しゴソゴソしてから再び実家に向かう。するとちびは朝より熱が上がり、測ったら40度もあったらしい。そのせいか機嫌が悪く、病院に行くのも解熱座薬も嫌だと愚図っている。と言うので母に駅まで送ってもらうつもりだったが、諦めて久々にバスで出掛けることにした。当初考えていた時間よりかなり遅れてしまったのにも関わらず。＜遅刻常習犯
家を出る時は薄曇りだったので"日傘"を持って来たのに着いた頃は完全に空は雲に覆われ、強い風が吹いていた。出迎えの車に乗込み、貢ぎ物を献上して(って、どんなんや)何ヵ月振りかの再会を祝して飲んで食い、喋る。そしていい加減遅い時間になってから(のに私は気付いていなかった)場所を移してまたまた飲み食い。駅まで送ってもらい、電車を乗継いで往路の倍近く要したものの無事実家に辿り着き、ささやかな饗宴は終わったのであった。
友人とはネットで知り合い、もう数年来「知っている人」と言える。その間に意思疎通できなかったこともあったけど、いつの間にか暗黙のルールが成り立っていて、不用意に干渉することもなく(多分)、不思議と言えば不思議な関係(?)が続いている。年齢や背景などの共通項は少ない方かも知れない。それでも近い感覚もあるし、異なる感性が摩擦を生じるほどには至らない。
私にとっては数少ない信頼できる友人だと思っている。心を開くのに名前や境遇、生い立ちエトセトラなんて関係ない。それを気付かせてくれた人でもある。いつかはすれ違う時が来るかも知れない。それでも、いや、それだからこそ今伝えておきたい。私はあなたがとても好き。ありがとう。そしてこれからもよろしく。と。
今日のニュースめも：殆どチェックできず。
47度！華氏だと何度になるのか考えたくない。サービス精神旺盛と言うか...それに比べるとジャンキーは救い難い。
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2002.7.14 Sun.
シャワーばかり/『Theremin:An Electronic Odyssey』
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昨夜はよくぞ駅のベンチで爆睡せずに戻った、エライ！と自分を褒めたくなったくらい、実家に辿り着いた時点で既に限界に達していて、化粧も落とさずソファに倒れ込んだのであった。従って目が覚めたのは当然ながらソファの上で、娘は足元で眠っていた。日曜日の朝8:00だと言うのに、母は既にどこかへ出掛けたらしい。
とにかくシャワーを浴びて少し人心地がついてからゆっくりと朝食を摂ることにした。そして腹の皮が突っ張ると目の皮が弛むわけで、さて二度寝するか部屋に戻るか迷ったのだが、もう一度シャワーに飛び込んで睡魔を洗い流し、天気予報に文句を言いながら娘と部屋に向かう。＜予報では曇り/雨だったのにギラギラ照り付けるのはどーゆーこっちゃ！
メイルチェックと巡回をしてからビデオを見て、それからイヤイヤ雑用に取り掛かる。ぎこぎこ・こんこん・ぺたぺたと、何にしても5分と経たないうちに汗が流れ出して気持ち悪くて堪らない。それでもできるだけ我慢してシャワーは数回に留め、何とか壁紙貼りを早いとこ片付けたいと頑張ったのだが、眠気も加勢してついにベッドに倒れ込む。
しかし私の住処は風の通り道が無い上に熱が籠もる設計らしく、昼寝には不向きなので1時間としないうちに起き上がってまたシャワーを浴び、雲が出てきたのをこれ幸いとばかりに今度は花鉢いじりとする。陽に当たり過ぎるのか、インパチェンスが弱っているので日陰に移し、ブルーベリーとラズベリーが色付き始めたのにほくそ笑み、そのくせ植替えは先延ばししたのであった。＜ナマケモノ
洗濯物を抱えて実家に戻る頃はまた晴れていた。台風は来るのか。梅雨前線は刺激されるのか。そもそもまだ本当に梅雨か？と気象庁を問い詰めたくて仕方がないが、夜ごはんとお風呂を済ませて帰宅してから今日がビデオの返却日だったことを思い出したのである。
しまった、と悔やんだが開き直ってスッピンでビデオ屋に向かい、半額キャンペーン最終日と言うので貧乏人根性丸出しで数本1週間レンタルして帰り、『スター・ウォーズ帝国の逆襲特別篇』をBGM代わりにネットで遊び、久し振りに「世界遺産」を見る。ガラパゴスの固有動物が絶滅の危機に貧しているのは聞いているが、どうやら実状はかなり切羽詰まったレベルらしい。しかし過剰な保護が裏目に出る危険性も忘れてはならないと思う。自然は自然に任せるべきだろう。
今日のニュースめも：物語のお楽しみは６歳から！
ふーむ、と言うことは人間の場合、想像力が付くまでに丸5年は要するわけか。でももっと小さな頃から楽器演奏やスポーツを始めて大成するコもいるし、3歳でオトナ顔負けの記憶の名人もいる。と言うことは、左脳が先に発達する．．．？ああでもその前に話し始めるから、右脳は稼働中か。何か眉唾説だなぁ。とド素人は思う。
いくらパァになったのだろう。缶ビールを拾おうとして命落とすのも勿体ないが。
【video:テルミン】
ロシアの科学者レオン・テルミンは世界初の電子楽器"テルミン"の発明者で、クララ・ロックモアと言う優れた演奏者との出逢いが刺激となり、彼はアメリカでも演奏活動を開始し、パトロンのローゼン夫妻の提供でマンハッタン西54丁目37番地のビルに住んでいた。
クララには近付くと回転する仕掛け付きのバースデイケーキをプレゼントしたり、互いに尊敬して惹かれ合っていたが、彼が結婚相手として選んだのは体の動きが音楽になる楽器を開発中に知り合った黒人バレエ団のプリマ、ラヴィーナ・ウィリアムスであった。
ある日彼は突然ロシア人に連れ去られ、行方不明となり、死んだと思われていた。また妻も不可解な死を遂げる。だが彼はマガダン収容所を経てKGBで働き、その後移ったモスクワ音楽院音楽音響研究所で米国人記者と対面し、生存が確認され、クララとモスクワで再会する機会も得た。
そして94歳になったレオン・テルミンが再びNYを訪れ、そこで長年の愛弟子と再会することになった。モスクワで彼に"君のことはいつも想っているよ。現実の君でなく夢の中の君をね"と言われたクララも悩んだが、過去は過去として受け入れる決意をし、訪ねてきた旧い友人に決して手放すことのなかったオリジナルのテルミンで第一人者の演奏を披露する。
*****
ハンニバル博士も演奏すると言う、摩訶不思議な音色を醸し出す楽器テルミンの発明者、レオン・テルミン博士の数奇な人生を各界の著名人の証言を交えながら再現したドキュメンタリー映画である。その名前は知っていたが、あんなに男前だとは知らなかった。マジで若き日のレオンは生唾ゴックンものである。
何せあの音色なのでSF映画にはよく使われていたらしく、紹介されていただけでも『白い恐怖』、『それは外宇宙からやってきた』、『地球の静止する日』などが挙げられていたし、音楽界、特に台頭期のロックには多大な影響を与えたことは想像に難くない。
最後が物凄くイイのである。私は長い長い歴史のある2人の、あのラストショットにウルウルしてしまったよ。
(1993年アメリカ映画83分)
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2002.7.15 Mon.
変な天気/『Ratcatcher』
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眠い。そして蒸し暑い。従って二度寝できない。と言うのは幸か不幸だったのかわからないけど、起きた時は曇っていたの実家で出勤準備してる間に土砂降りに近い雨となり、駐車場で車を降りる時は上がっていた。と言うので無謀にも傘ナシで会社に向かう。
ポケポケとシゴトしてるとまた雨になった。が、暫くすると晴れて来た。少し経つとまた雨、そして晴。それが延々と続く、何とも奇妙なお天気となった。それに心なしか風が強い。台風7号接近の影響だろうか。オフィスにじっと座っていると湿度の高さはわからないのだが、相当高いのだろう。
しかし眠気は去らず、雑記を更新して自宅ランチに戻った時は、そのまま昼寝したくて堪らなかった。何とか甘美な誘惑に打ち勝って会社に舞い戻ったものの、目を開けて席に着いているのが精一杯で、ひたすら終業時間を待ちかね、うっかり日記更新を忘れそうになった。
今夜は早く寝よう。ひたすら呪文のようにそう唱えつつ帰路に着き、無事実家に到着してシャワーを浴びたら目が覚めてしまった。何てこったい。尤もそのお陰で月曜定番アニメを見逃さずに済んだのだから、結果オーライと言うやつかも知れない。
帰宅してメイルチェック後ビデオを見る。途中娘のトイレに外へ出ると雲はあるものの、楽しみにしていた台風の気配はない。また逸れてしまったのか。自然災害の被災者には申し訳ないけれど、私は強風や豪雨などの嵐が大好きなので物凄く残念に思う。それにしても祇園さん前に台風が連続してやって来るなんて珍しい。でもいつだったか毎週か隔週に台風が到来したことがあったと記憶している。だけどあれも台風シーズンではなかったような気がするなぁ。
中断した時にCSN1をちらっと見たのだが、あの独特の青い画面で『女と女と井戸の中』オンエア中とわかった。ストーリーはあまり覚えていないけど確かオーストラリア映画で、女性監督だったと思う。ともかくこの「青」は一度見たら忘れないことが証明させたわけだ。
ビデオを見てる間に眠くなったので早寝を決意。雨は降るのだろうか。←それを見越して花鉢の水遣りをさぼった
今日のニュースめも：仰天！ 小６女児２人が援交−高知
読売で先に知ったのだが、言葉を失うほど衝撃的な「事件」である。買う方も買う方だが、11や12で「オンナはカネになる」こと、しかも「売り込み方」まで知っていること、少なくともその術を得る方法・手段が世間に溢れている「現実」を突き付けられたとでも言うか、とにかく本当に驚いた。それでも今後ますます売春の低年齢化が進むのは必至だろう。不謹慎かも知れないが、娘持ちでなくてヨカッタと考えてしまった。
エイズウイルス増殖阻む遺伝子だけでなく新種ウイルスを撲滅する方法も発見して欲しいと思う。何とかしろよ、MS。無防備なテメーのOEユーザーがアホなだけではないぞ。
【video:ボクと空と麦畑】
1970年代半ば、スコットランド南西部の都市グラスゴーではストライキのためゴミ収集が何週間にも渡って中断され、ゴミが溢れてネズミが大量発生する事態に陥っていた。
ある日ジェイムズ(ウィリアム・イーディー)は不潔な水路で遊んでいる時にライアンと言う少年を溺死させてしまう。目撃者がいなかったので事件として処理されたが、彼は少年なりの罪悪感に呵まれる。サッカー好きの父ジョージ(トミー・フラナガン)や貧民街のアパートから早く引越たいと願う母(マンディー・マシューズ)にも打ち明けず、彼はいつしか不良グループの仲間に加わって行く。
そんな彼が唯一心を開いたのは不良たちの慰み者にされていたマーガレット・アン(リアン・マレン)だった。次第に彼は年上の彼女に接近して親しくなるが、何かと彼に関わろうとする動物好きのケニー(ジョン・ミラー)には優しくなれなかった。そしてある日行く宛もなくバスに乗り込んだジェイムズは新築中のアパートを見つけ、窓の外には黄金色の麦畑が広がっているその家に住むことを夢想し始める。
月に飛ばしたケニーのペットが月面で繁殖するジェイムズの夢のように街のネズミも肥えていたが、ついにスト破りが現れてゴミを回収した。溺れたケニーを救出した父は表彰され、次第に彼は現実に向き合う時期が来たことに目覚めて行く。
*****
最近イイと思えるイギリス映画に恵まれているので手に取ってみたのだけど、私的には何となくイマイチであった。後でネットで調べたらリン・ラムジー監督初の長編作品とかで、つまり鳴り物入りっぽいとわかったのだが、彼女の以前の作品を知らない私にはどうでも良い情報に過ぎなかった。
正直言って何が言いたいのか良くわからなかったのだ。オトナへの階段を昇り始めた影ある少年を描いているのか、悲惨な状況でも夢を持つこと、またそれに向かうのは素晴らしいと言いたいのか、イマイチ監督のメッセージが伝わって来なかった。私の感度に問題があるのかも知れないけど。
夢や幸せの象徴としての新築中の家、その前に拡がる麦畑と空は確かにとても美しい。それが邦題の由来なのだろうけど、中身そのものはタイトルでは拭い切れない暗さが潜んでいる感じ、とでも言うか、心が晴れ晴れするのは最後の彼の笑顔だけなんだよね。華のある出演者ではなかったし。あ、パパ役は結構カッコ良かったカモ。
つーより、沈んだ少年は誰なんだ？ジェイムズには見えなかったのでケニーかと思ったけど。それならそれで、ますますどう言うコトなのかわからなくなるし．．．でも今のところもう一度観ようとも観たいとも思わないな。
(1999年イギリス映画93分)
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遅ればせながら
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2002.7.16 Tue.
衛星に潜む生命を探せ/『Phorpa-The Cup-』
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起きた時にはHalongこと台風7号再接近は過ぎたらしく、その痕跡は濡れた地面に見受けられる程度で、雲の切れ端から青空が見え始めていた。つまり台風一過の激晴れの予感で、これは天気予報の的中確率より遙かに高い地震がある。憂鬱。
と言うので関東方面を雨風が襲う前に当地は夏晴れとなり、気合いヌキでおシゴトを片付け、カミングアウト(か？)雑記を更新してランチに出掛けたのだが、きっちり捜し物するのを忘れて会社に戻ったのは暑さのせいだろう。悔しがりつつシゴトしながら日記を作成・更新し、帰宅する時には当然ながら捜し物のことなどすっかりヌけ落ちていたのであった。どうするんだよ、明日から日焼け止めナシかいっ＞私@モノ忘れの天才。
夜ごはんとお風呂を済ませて帰宅後ネットをウロウロしていたのだけど、ディスカバリーチャンネルの「人類は宇宙を目指す」に目が釘付けになった。「衛星に潜む生命を探せ」と「もし月がなかったら」の2本立てだったのだが、前者はコンピュータ・グラフィックスで海王星の衛星トリトン、木星の衛星イオとエウロパ、火星の衛星フォボスの環境や探索の模様ををシミュレートしていたのだが、とてもおもしろかった。
木星からは放射能攻撃とその引力で内部はもみくちゃにされている地獄の環境イオはその表面を覆い、また絶えず内側から供給されている硫黄のおかげでかなりカラフルな原色の世界が展開されているらしく、空に拡がる火山の噴煙はオーロラのように輝いているだろうと言うことだった。海の存在がほぼ確認されているエウロパの「生命体」探索計画なども興味深かったが、総じて地上は生命が進化するには過酷な環境が多く、従って知的生命体が見つかるとすれば水中か地下であろうと言うことになり、他の天体の存在など知らない可能性が高くなる。少なくとも太陽系内では地球外「知的生命体」とのコンタクトはあり得ないわけだ。
因みに太陽系の衛星には惑星である水星や冥王星より大きいものがいくつかある。木星(赤道直径142,984km)のガリレオ衛星イオ(同3,630km)、エウロパ(同5,138km)、ガニメデ(同5,262km)、カリスト(同4,800km)や土星(同120,536km)の衛星タイタン(同5,150km)は火星(同6,794km)と水星(同4,880km)の中間サイズだし、海王星(同49,528km)の衛星トリトン(同2,720km)は冥王星(同2,390km)より大きい。月(同3,476km)はその惑星である地球(同12,756km)が従えるには異常に大きな衛星とされているが、ならば冥王星のほぼ半分の大きさを持つその衛星カロン(同1,192km)は超異常と言えるだろう。
後者もオルフェウスとかロッシュ半径、自転軸が安定している理由など、大変興味深いものであった。(興味のある方は7/17付雑記をどうぞ)
今日のニュースめも：太陽系外で発見の惑星１００個超す、ＮＡＳＡ発表
見つかれば見つかるほど「太陽系」と「地球型」のユニークさが際立つように思えるのだが。
「星の王子さまに会いに行きませんか」ミリオンキャンペーン第2次募集締切は7月22日。名前だけでも宇宙旅行したいヒトは急ぐように。
【video:ザ・カップ−夢のアンテナ−】
インドのチベット亡命僧院に少年ニマ(ペマ・ツンドゥプ)とその叔父パルディン(クンザン・ニマ)が国境を越えてやって来た。チベットに帰る日を夢見て荷造りを怠らない老僧院長(ラマ・チュンジョル)は2人を温かく受け入れ、ニマの母からの貢ぎ物の時計を少年に返す。叔父と同室になった少年僧ウゲン(ネテン・チョックリン)は大のサッカー好きで、夜な夜な僧院を抜け出してTV観戦していた。同じくサッカーファン僧ロドゥ(ネテン・チョックリン)と共に、新入り僧は夜間外出初体験に出る。
しかし運悪く先生(ウゲン・トップゲン)に見つかり、一切の外出を禁じられたウゲンとロドゥの2人はどうしてもワールドカップ決勝戦フランスvsブラジルを観戦したくて堪らず、先生を通じて僧院長に許可を求める。サッカーなどまるで知らない老人は修行に支障はないと判断して僧院でのTV観戦を許すことにした。
そしてTVとアンテナの借り賃を他の僧侶らから徴収したが、インド人商人は決勝戦は割高なのでこれでは足りないと貸出を断る。急遽ニマの母の時計を担保に差し出すよう言いくるめ、何とかTVとアンテナを僧院に持ち帰る。全員で協力してやっとTVが映り、決勝戦が始まったが、ウゲンはニマの悲しそうな顔を見て試合どころではなくなった。金を工面しないと彼の時計は戻って来ないのだ。
*****
インドにあるチベット僧院が舞台なのに何故ブータン映画なの？なんてことは悩まなくて良い。また僧侶とサッカーのミスマッチを追求する必要もない。単純なストーリー、純朴な人々、ヒマラヤの大自然、僧院の質素な生活、ただそれらを黙って見るだけで充分である。
コメディでもヒューマンドラマ仕立てでもないけれど、現役チベット仏教の高僧が実話に基づいて脚本・監督を担当し、帰国を待ちわびる亡命者たちでもある僧侶の素顔の生活が飾ることなく生き生きと映し出されている。修行僧がロナウドのランニングを着ているなんて想像もつかないし、老僧院長と先生のサッカーについてのやりとりもほのぼのしていて笑いを誘う。
そして最後に流れる老院長の語りがまたイイのである。自分に執着することをやめるなんて私にはできないけれど、たしかに不幸を超えない限り、その「体験」には意味がない。日本の仏教には「仏の教え」なんて感じられないが、やはりチベット仏教は何かある。と思う。
彼らは今年のワールドカップをチベットで観戦することはできたのだろうか。
(1999年ブータン・オーストラリア映画93分)
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2002.7.17 Wed.
早々に睡没
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夜中に物凄い雷と雨の音で眠りが破られたものの眠気の方が遙かに強力で、目を開けるには至らず、携帯アラームで強制終了されるまで根性で寝直したのだが、どうにも眠くて堪らない。雷雨のおかげで今朝はかなり涼しい。要するにこのままベッドに戻りたくてしようがない。今眠れたら最高にシアワセだろう。
二度寝の誘惑に打ち勝って実家に戻り、車を降りる時に真っ黒な雲が西の空から煙のように迫って来るのに気付いて暫し呆然と見ていたのだけど、まさか娘の足を洗っている間に何の音か一瞬わからなかったほど激しい雨が降るとは思わなかった。数分違いで車を降りるのは勿論、運転する気にもならない雨に遭わなかったのは幸運なのだろうけど、その場合は間違いなくベッドに倒れ込んでいただろうから、私的には不幸な気がしないでもない。
しかしゴロゴロタイムは間もなく過ぎ、出勤する頃には殆ど雨は上がっていた。とは言えお天気は不安定らしく時折小雨が落ちていたようだが照り付けることはなかった。平穏のうちに義務から解放され、実家に戻ってこれまた変化のない一時を母と過ごし、娘と帰宅。
飽きずにディスカバリーチャンネルを見る。今夜はエジプト特集っぽい。これまた好きな話題なので結構熱心に見ていたのだが、朝からの眠気がどうにも抜けず、ビデオは返却日まで余裕があるし、読みかけ文庫も気になるけど焦点が合いそうにないし、今夜は比較的涼しいのもあって早々に睡没決定。
今日のニュースめも：英王子、母方親族との接触制限されている可能性＝伯爵
そうか、ダイアナ妃の事故死からもう5年になるのか．．．それにしても2人の王子たちは随分大きくなったなぁ。＜ますますママ似の兄とパパに似てきた弟。
猟奇事件：カニバリズム？ドラキュラ少年？大量虐殺？
動物：それって人間の発想ではないのか？ビデオより啼き声とかニオイの方が効果があるのではないかしらん。ネズミが酔っ払うとどんな動きをするのだろう。で、その犬はどうなったのよ？これは最高に許せん、火刑にせぇ！
ヒト：さすが訴訟大国と言うべきなのか｡イケナイ想像をしてしまったわん。＜大人向けおもちゃ開発にメーカー必死
ネット関係：親会社があったのか。ってことはサンは息子の意だったのか(違)。プロでもIE一辺倒がいるぞ。それを見た時、ネスケ派の私は見事に萎えた。これは「おいおい」と同時に「日本もこれくらい怒るべき・感情を爆発させるべきなのではないのか？」と思った。やり方は賛成できないけれど、全国民が怒り、抗議すべき事件は沖縄で何度も起きている。日本もメリケンに尻尾振るだけではイカンと思う。
【fortune:変態占い】
Artemisさんは＜ロリコン＞でした。
性格：ロリコンなArtemisさんは、大器晩成型。器用に立ち回ったり、お世辞をいったりすることが苦手なあなたは、若いうちは誤解されたり、その誤解にあなた自身が失望したりといった苦労を体験します。けれど年を重ねて精神の自由を獲得してくると、あなたは本来の実力を発揮。いつの間にかトップグループの中にいる自分を発見するでしょう。
変態度：最初１００％、歳をとると６５％
感想：ロリ？しかも大器晩成型と言いながら歳をとると低下するって？？？その前に最初100%って、私は生来の変態なのか？それでもイイから早いトコ「精神の自由」とやらを獲得したいものだ。私にどんな「実力」があるのか知りたい。うふ♪
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2002.7.18 Thu.
梅雨の悪あがき/『La Jetee』『The House of the Spirits』
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早寝しても眠いものは眠いのである。お天気も私のぼーっとしたアタマに合わせたかのような薄曇りで、梅雨の最後の悪あがきと言った感じである。と思っていたら間もなく薄日が差し始め、ランチに出る頃には日傘とサングラスを会社に持参した自分を褒めたくなるほど照っていた。だが私の睡魔はそれくらいではへこたれないのであった。
と言うのでひたすら眠気を我慢して義務を果たし(座っていただけとも言うが)、雑記・日記ともきっちり更新して帰路に着く。腹ぺこランプがついているので財布の中身を確認の上(どんなんや)、ガス補給して実家に戻る。その頃にはかなり曇っていたのだが、夜ごはん中からそこそこ本格的な雨となった。昨日の上空の寒気が残っているのか、湿気はそれほどつらくないし、水遣りの手間が省けるだけウレシイ雨と言える。昼間降ってくれたらもっとウレシイけど。←日射し嫌い
鰻受難の日、または平賀源内の陰謀の日が近いからだろう、やたらニュースの特集や料理番組でうな丼が目に付く。そんなのより気になるTV番組があったのでとっとと帰宅したら、うちで受信してないチャンネルだったことに気付く。他におもしろそうな番組もなさそうなのでビデオを見る。寝てしまいそうになりつつ目が離せないと言う、短編に圧倒されて暫し呆然。
巻戻中にちょうどCSN1で始まった映画の子役が可愛くてついつい見てしまい、それから再度ビデオを見る。さすがにその後の『タイタス』は見たいのを我慢して途中でやめたが＜27:00終了。しかし俳優も衣装もセットも恐ろしくカネが掛けられたのだろうな。豪華絢爛。華麗。すげぇ。それしか表現できない。
雨は強まったり弱まったりしながら降り続いている。今年の"梅雨"は雨と言うとひたすら降り、中休みと言うとガンガンに照る、気象庁の言う「男性的なタイプ」らしい。イマドキの男性はヘナヘナが多く、寧ろ女性の方がスッパリしているような気がするけど、この週末にはいよいよ梅雨明けだとか。まぁ台風のおかげで水不足の心配は少なくなっただろうが、ついに熱帯夜シーズン突入かと思うと．．．萎える。
今日のニュースめも：「ビンラディン氏は死んでいる」とＦＢＩテロ対策幹部
本当なら何よりも初盆の供養になるだろう。で、次の標的はやはりイラク/フセインだろうか。しかし「情報漏洩は許さない」機密文書がたちまち漏洩するようでは米国もアブナイもんだと思うけどなぁ。大寒波の地へ行けとは言わないが、少しアタマを冷やしてはどうかね？＞小薮
アムロ離婚は「やっぱりな」だったが、戸川京子首吊り自殺は驚いた。ワイドショーは大忙しだろう。と言うより別々にして欲しかったと思っているに違いない。
こいつも心神耗弱で無罪放免か。どうもこの国の法律はオカシイ。中国ダイエット製品で何やらエライ騒動になっているが、本国ではどうなのだろう。そして他国のメーカーや輸入元に損害賠償請求はできるのだろうか。無理だろうなぁ。
【video:ラ・ジュテ】
第3次大戦によってどの都市も放射能に汚染されて地上は居住不能となっていた。パリの地下では人類滅亡を救うため、科学者たちが捕虜を使って実験を重ねていた。しかしあまりの衝撃に堪え切れず、被験者たちは死ぬか、発狂していた。ある日対戦勃発前のオルリー空港で見た少年の頃のイメージにとりつかれた男が選ばれる。科学者たちは時間の穴で過去と未来をつなぎ現在を救おうとしていたのであった。
男は第一段階をクリアし、過去で一人の女と出逢う。それは少年の頃に空港で見た彼女だった。何度も現在に引き戻されては過去の世界に現れる男を女は"私の幽霊"と呼び、2人は急速に、或いは徐々に接近した。なぜなら彼には時間の繋がりが把握できないから。
そして第二段階で彼は未来へ送られる。未来人たちを説得して男は人類を救うためのエネルギーを持ち帰り、実験は終了した。そして科学者からは解放されたが処刑されるのを覚悟して、過去の記憶を弄ぶしかない男の前に未来人が出現する。
*****
後でネットで調べて知ったのだが、本作はテリー・ギリアム監督『12モンキーズ』のモチーフらしい。しかし彼やブラピには申し訳ないが(B.ウィリスは問題外)、私にはこちらの方が遙かに印象的であった。何せモノクロ静止画(スチル写真)とナレーションと音楽だけで構成されており、しかもその編集や処理(フェードアウト・残像効果など)の見事さには舌を巻くしかない。とは言っても動きの無さから退屈になり、眠気を催しそうになるのは否定できないが。
ところがほんの一瞬、動画が使われており、その鮮やかさには驚くしかない。正に目がテン状態で、その先は一気に画面に引き寄せられる。そしてたかだか30分もない、しかも会話すらない作品なのに、終わったと思ったストーリーが無限ループ構造になっていることに気付いて再度驚愕することになる。とても40年も前の作品とは思えない。思い切りクールで、コピーできない作品である。監督・脚本はクリス・マルケルと言う人らしい。
(1962年フランス映画29分)
【csn1:愛と精霊の家】
金鉱堀エステバン(ジェレミー・アイアンズ)には美しい婚約者ローザがいたが、突然の事故で彼女は死んでしまう。彼は病気の母の世話を姉フェルラ(グレン・クローズ)に任せて農場を買い、富と権力を手に入れる。そして姉の死を予言してから口を利かなくなった妹クララ(メリル・ストリープ)を妻に迎え、母を看取った姉と農場(ハシエンダ)で暮らし始めた。
やがてクララは妊娠し、出産目前に孫の顔を見に来る途中で両親(ヴァネッサ・レッドグレーヴ&アーミン・ミューラー＝スタール)が事故に遭うのを超能力で察知する。それでも無事に娘を出産し、一家は幸せに暮らしているように見えたが信心深いフェルラは純粋無垢なクララを天使のように崇める一方で弟を憎んでいたし、彼がレイプした村の娘が息子(ヴィンセント・ギャロ)を連れてトレス・マレラスを訪れ、一家の平和を脅かそうとしていた。さらに小作人と娘が一緒に遊ぶのを見かねたエステバンは富豪の娘に相応しい相手と付き合わせるため、寄宿学校に入れてしまう。
だが娘ブランカ(ウィノナ・ライダー)は帰省の度にペドロ(アントニオ・バンデラス)と密会を重ねていた。母クララは2人を見守っていたが、ペドロは農民を弾圧するエステバンの反感を買い、ついに農園を追い出されてしまう。財産の他に保守党の上院議員と言う地位と名誉を得た彼は妻と娘に捨てられ、ますます孤立を深めて行く。
だがエステバンは和解を求め、孫娘アルバ(Sasha Hanau)とともに再び妻や娘と暮らし始めたが、時代の流れは彼らに劣勢で、やがて民衆は革命を支持して保守党は勢力を失い、彼は最愛の妻をも失ってしまう。形勢逆転を狙って保守党は軍部と手を組み、クーデターを目論むが、彼の望みとは懸け離れた事態に進展して行く。エステバンは自分の間違いに気付き、愛する娘、家族のために何を為すべきかやっとわかったのだった。最早議員のツテさえ使えなくなった彼は昔助けた娼婦トランジート(Maria Conchita Alonso)に救いを求める。
*****
何だろう、これは大河ドラマと言うのかな。それにしても凄い顔触れで、名優の大競演と言ったところである。野心を抱いて事業は成功し、富と名声は得るが望んだ愛は得られない頑固一徹な男の物語と言うと、まるで『ジャイアンツ』みたいだけど、こちらはもっと家族をテーマにしてるかな。と言ってもありがちなメロドラマ仕立てであるが。
とにかく子役がすんげー可愛いのである。特にクララの少女時代のコHannah Taylor-Gordon 。と書くと「ロリ」のカミングアウトのようだけど、ローザ役のTeri Poloもすんごく奇麗だった。勿論ウィノナ・ライダーも可愛いかったが、白やぴらぴらのドレス姿のメリル・ストリープはかなりツライものがあった。あ、アントニオ・バンデラスはそんなにセクスィ♪をウリにしてなかった。でもヴィンセント・ギャロは「やぱし」であった。
ただどうにもクララの"超能力"がたいして意味を持つようには描かれていないのが気になった。クララはもう少しエキセントリックにするか、ファンタジー乙女に徹底すべきではなかったかな。或いは暴君エステバンの孤独を強調するとか、保守と革新の間で翻弄されるブランカに焦点を絞るとかの方が、作品としてはまとまるように感じた。名優が多過ぎたジレンマの果てにこうなったのかも知れないけど。
(1993年ドイツ・ポルトガル・デンマーク映画139分)
【警告】
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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.7.19 Fri.
サーモンベーグル/『The Handmaid's Tale』
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昨夜の雨は朝になってもまだ残っていた。おかげでまずまずの涼しさ。要するに「もっと寝ていたい」と言う大いなる欲望を無理矢理引き剥がさなければならないのである。つらい。つらすぎる。尤も二度寝したら遅刻は確実だろうけど。いや、それでも寝たい。とベッドで悶絶する私の枕元を娘が容赦なく跳ね回る。．．．はい、起きます。
まだ降るのかと思って傘を持って出社したら、間もなく見事に照り始めた。日傘にすべきだったと後悔してももう遅い。あれこれと月曜日の月次処理の準備をしながら巡回して雑記更新後ランチに出る。外は激晴れだったのでアーケードを選んで書店に向かい、いつの間にレイアウトを変更したのだろうと焦りつつ不動だったSF棚で1冊ゲット。先日3冊ばかりAmazonに発注したのだが、届くまでに読めるか不安だ。つか、もっと早く届けば店頭で買う必要はなかったのに。と思うとムカツク。おまけに注文したやつが並んでいたし。←待たなくても良かった
書店のすぐ近くにドトールがあるので、本を買った日のランチはサーモンベーグルと決まっている。特別美味とも思わないけど、何故か本屋=ドトール=サーモンベーグルとなってしまう。考えるのがメンドウだからだろう。と言うことにして無理して大口を開けたら顎がカクンと鳴り(恥ずかしー)、思わず周囲を見回しそうになったが何とか平らげて会社に戻る。えらく風がきつい。おまけにサウナのような空気で、エアコンフル回転のオフィスに辿り着いた時、最高にシアワセをカンじた。←単純
ところがあれこれゴソゴソしていたら日記作成途中で時間切れになってしまい、不本意ながら一旦自室に寄って続きを書いて久々に自宅からの平日更新となった。悔しい。実家で1日フェイントではあるが、鰻炒飯を食す。ぐるナイのケーキ爆弾に涙を流して爆笑し、マネーの虎とか言う番組の引っ張り具合を散々母と貶しながら見て(術中にハマったとも言える)、娘と部屋に戻る。
暫くボケボケしてからビデオを見る。明日から2日間、最寄りのビデオ屋が100円レンタルするから手持ちを見てしまおうと考えたわけではない。と思う。
才人に登録している捨てメイルアドレスを語られてNYにウィルスを送られたらしいのを知り、あれこれ調べてみたけれど、"犯人"は思い当たらず。非常に気になる。つか、何とかしろよ！＞M$
今日のニュースめも：インターネットから出前が頼める「エキサイト出前」
これは便利そうだなぁ。自称「多重人格」のネットアイドルはイケナイものを販売していたらしいが、「体重３５キロ、バスト９０センチ」って何だ。このGカップを見て申告仕直せ。
こちらの技術は映画以外に公共機関アジやアヤシイ団体広告に悪用されそうな気がするけど、この金色の子猿は呼び物にされるだろうし、なるだろう。
ウイルスメールを送信した接続会社とかセクハラ教授も呆れるが、売春少女７割が罪悪感なしの仰天実態やホスト遊びのために売春した少女にもあまり驚かなくなった私の感覚も呆れる。つか、もう麻痺してる感じ。けど「死の医師」の犠牲者２１５人は目を疑った。
異国情緒は良いけどこのカニ「輸出」はイヤがられそうだなぁ。
ヴィーナスの秘密が明かされるだろうか。
【video:闇の聖母−侍女の物語−】
近未来、環境汚染や病気のために出産可能な女性が激減した。ギリアット連邦は女性をプラス(国家資源)とマイナス(家畜)に振り分け、プラスは"侍女"として選ばれた有力者たちの子孫を残すために管理下に置いていた。夫と娘ジルと共に亡命しようとしたケイト(ナターシャ・リチャードソン)は国境で捕えられて"侍女"教育を受け、"任務"に就いた。
彼女は司令官(ロバート・デュバル)と呼ばれる国家保安局最高責任幹部の邸に子どもを宿して産むためだけに送り込まれて部屋と"オフレッド"と言う名を与えられ、夫人セリーナ(フェイ・ダナウェイ)を交えた"儀式"を体験する。だが定期検査で妊娠の徴候が現れず、期限が迫ったためセリーナは運転手ニック(エイダン・クイン)とオフレッドの密会を取り成した。男性に問題があっても、不妊の責任は女性にあるとされていたのである。
娘の生存を確認するなど夫人はオフレッドに好意的だったが、司令官も彼女を気に入っており、深夜密かに彼の部屋で2人はゲームやお喋りに興じていた。そしてある夜彼は彼女をドレスアップさせて秘密クラブに同伴させる。そこは休暇中の軍人や要人が集う店で、禁じられているはずの酒が振舞われ、良家の出身や高収入の職に就いていた女たちが客をもてなし、音楽やダンスで賑わっていた。そこでケイトは一緒に"教育"を受けていたレズのモイラ(エリザベス・マクガヴァーン)を見つけ、脱走後収容所送りになるところをこのクラブに連れて来られた事情を聞く。
そしてケイトはニックの子を妊娠するが、夫との仲を夫人が知るところとなる。間もなく反体制派ゲリラが蜂起し、事態は新たな局面に向かって行く。
*****
何と言うか、思い切りムカツク設定であった。先日女性は崇められるべき性で、生殖機能は退化するだろうと言うようなことを書いたが、本作は正にその背景になっているのだけど、国が生殖能力のある女性を集めて洗脳し、子を孕み産むだけの道具として管理するなんて許せん！しかもあの儀式って何だ。夫婦と侍女で入れて出すだけの行為に励むなんて気持ち悪過ぎ。それなら夫の精子を妻が侍女に挿入・排出すれば良いだろう。それにあの「教育」！ほんっとにムカムカする。
原作はマーガレット・アトウッドの「侍女の物語」らしいが、産めない夫人は青いドレス、孕んで産む侍女は赤ずくめと言うのは小説そのままなんだろうか。配給を受取りに行く侍女仲間がある日突然変わるのもコワイが、あんな振り分けもイヤだなぁ。しかし生殖力が落ち、出産を国家が統制すると言うのはかなり現実味がある。それだけにイヤなのだが、女性が出産のための道具になるってのは、何よりもムカつく。
しかしあの環境下で庭が花で溢れるってのはオカシイと思う。ついでに「The Republic of Gilead」はギリアット「連邦」でなく、ギリアット「共和国」とするのが普通ではないのかなぁ。＞戸田奈津子大御所
(1990年ドイツ・アメリカ映画108分)
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2002.7.20 Sat.
関西限定ベビースターうどん/「Flash Forward/Robert J.Sawyer」
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暑さで9:30に起床。以前は余裕でお昼まで爆睡していたのが嘘のようだけど、この部屋ではこのあたりが限度のようである。旧い建築様式は断熱効果ゼロなので熱気を取込み、しっかり籠るらしい。いや、寒気もだけど。おまけに換気は悪い。要するにサイアクである。
と言うので実家で早めのブランチを済ませてからこの劣悪環境を少しでも改善すべく、汗まみれになりながら壁紙貼り作業に勤しむ。しかしその甲斐あってかなり視界の見苦しさはマシになった。と思う。ボロい壁と柱の目隠しが主目的なので柄合わせはしていないし、波打っているなど、お世辞にも美しいとは言えない出来映えだが、物凄く室内が明るくなったように感じる。それだけでも大した成果である。と言うことにしておこう。
関西限定ベビースターうどん「関西和風だし味」を喰らいながらビールを飲み(なかなかイケる)、ちょっとだけ昼寝して実家に戻ったら、ちょうどちびと弟が来たところだった。どこかで金魚すくいして来たらしく、水槽に入れてやってと母を急き立てている。が、その言い草があまりにも聞き捨てならなかったのでつい口を出してしまった。「○○くん、何であーちゃんにそんな偉そうに言うの」と言った次の瞬間から可愛い孫口調に切替えたのにはマイッタ。変わり身の早いやつ。＜「あーちゃん、どこよー!?(大声)」が「あーちゃん、どこぉ〜？(甘えた語尾上げ)」
ロクな番組がないので仕方なくデリスマ、次いでめちゃx2を見て母と大笑い。どうも私はナイナイの笑いのツボが合っているらしく、さんまより遥かにウケてしまうのである。さんちゃんは何と言うのか、自分一人でウケていろよ、って感じかな、何となく自分のギャグが自信過剰気味で、一種の横柄さがハナにつくのだ。その点岡村さんと矢部さんはマジメな笑いを取る、ように思うのである。どうでも良いことだけど。
返却ビデオを部屋に置いたままだったのでまたもやスッピンでビデオ屋に行こうかと考えたのだが自粛してM.モンローの『紳士は金髪がお好き』なんぞを見ながら読書。この作品も半ミュージカルとでも言うのか、突然歌い出すのだが、別に違和感はない。それに女性蔑視ともとれるのに、厭味がないのはやはりモンローだからだと思う。死んでなおセックスシンボルとして不動の地位に輝いているのは彼女としては不本意だろうが、オトコが理想とする可愛いオンナは永遠に"マリリン・モンロー"なのではないかと思う。ただし♂共が愛し、求めているのはスクリーンでの彼女と彼女のイメージであって、素顔のノーマ・ジーンではないだろう。
ついに梅雨明けしたらしい。と言うより梅雨があったような実感はないのだけど、リモコンを発見したのでやっと極楽気分を味わえるようになった。自動設定だとチト寒いくらいだが、ともかくシアワセ。
今日のニュースめも：「サンダーバード発進！」 舵取りはライカー副長
え、実写にするの？うーん、TVシリーズを知る私としては見たいような、見たくないような．．．
エエ話しや。争奪戦に注ぎ込むより、こう言うのにカネを使えよ。その前に不良品ソフトを何とかしろと問い詰めたいが。＜M$
資本金１円でも会社設立ＯＫ。西ナイルウイルス、米西部に広がる。捨てられたソファーの町。
【book:フラッシュフォワード/ロバート・J・ソウヤー】
2009年4月21日火曜日、ヨーロッパ素粒子研究所(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でヒッグス粒子を発見するためにビッグバンの10億分の1秒後のエネルギーを再現する実験がジュネーヴ時間17:00に始まった。次の瞬間、実験を指揮していたカナダ出身の量子物理学者ロイド・シムコーは妙にリアルな幻覚を見る。今より老けた(らしい)自分が婚約者のミチコ・コムラでなく、見たこともない女性とバンガローのような家にいると言うものだった。
実験そのものは失敗に終わり、制御室にいた全員が共同研究者のギリシア人テオ・プロコピデス博士を除いて何らかの鮮明なヴィジョンを体感していた。だがそれはCERNだけでなく、全世界で起きていた。実験が行われた数分間、全人類の意識が"現在"から"未来"に飛んでいたのである。電子機器類さえも停止し、多数の事故が発生して数え切れない死傷者が出てしまったのは、1050兆電子ボルトもの未曾有のエネルギーを再現したロイドらの実験が時間転位を誘発したと考えられたが、誰にも説明はできなかった。
次第に情報がまとめられ、あらゆる意識が垣間見たのは約21年後、グリニッジ標準時で2030年10月23日水曜日19:21-19:23と判明した。ヴィジョンを見なかったテオはその前に殺害されたとわかり、彼は事件を阻止すべく調査を開始する。やがて未来は確定されておらず、流動的要素があるとわかったが、再現された実験では「フラッシュフォワード現象」は起きず、ヒッグス粒子が発見された。
そして時が流れ、ミチコと結婚したロイドはテオ共々タキオン・ターディオン衝突型加速器(TTC)を開発した功績が認められてノーベル賞を受賞したが、結局離婚してヴィジョンで見た女性と再婚していた。2030年7月、ヨーロッパ宇宙機関がブラウンホール・サンデリューク観測のために打ち上げた探査機カッサンドラが異常を探知し、3ヵ月後にニュートリノが来襲するとわかった。時間転位を再現するため、テオはTTC責任者として実験の指揮を執ることになった。それは人々が前回見た"未来"の、正にその時間に始まることになったのである。
*****
ソウヤーは初めて読んだのだけど読み始めたところ何故か見覚えがあり(デジャヴ？)、さすが「フラッシュフォワード」のタイトルだけあると感心したのだが、良く考えたら以前書店で何頁か立ち読みしていたのであった(実は座っていたけど)。ともかく初体験が私的にとてもおもしろい作品だったのはラッキーだと思う。
尤もニュートリノ・バーストと未曾有のエネルギーで時間転位現象が起きるとは思えないし、無学な私は"シュレーディンガーの猫"なら聞いたことはあるけれど、ヘルマン・ミンコフスキーの時空連続体概念やブロック宇宙とかフランク・ティプラーのオメガ点なんてチンプンカンプンだし、ニーヴンの法則さえどの作品のことか思い付かないレヴェルなのだが、それでも興味深いストーリーであった。最終章の一部は「おいおい」と思ったが。
2030年の世界についていくらか言及されていて、例えばウイリアム王子が王位継承を放棄して英国が君主制を放棄したとか、火星にまだ着陸していないだの、マッコウクジラが絶滅したと言う、あり得そうな未来像も含まれている。そしてマイクロソフトが倒産してビル・ゲイツが破産したのには思わず吹き出したのだけど、一目も憚らず(外食ランチ時が私の読書タイムなのだ)爆笑したのは次の一文だった。「ジョージ・ルーカスは＜スター・ウォーズ＞9部作をまだ完成させていなかった」。
(ハヤカワ文庫)
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2002.7.21 Sun.
一応居室終了/『Girlfight』
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やはり暑さで9:30には起床。何とかしてくれ。もうずーーーーーーっと眠くて眠くてしようがない。尤も暑さがなくても常に睡魔に取り憑かれているような気がしないでもない。ああ、連続か重複と言うのか知らないけど、否定の連続で良いのよ。つか、放っとけ！＞ATOK
前売券を買っているので映画を見に行くつもりだったのだが、夏休み入り直後なのでガキが多いのではなかろうかと考え始めると、もうダメ、一気に行く気力が萎える。何せこの日射し、この暑さである。チャリで15-20分走る自信もない。車で行くと駐車料金が要るし．．．とマイナス材料と言うか、出掛けない言い訳がいくらでも湧いてくる。と言うので洗濯だけ済ませて娘と部屋に戻り、エアコンの効いた室内に籠もることに決定した。
とは言え居室は"工事中"で見苦しく、本日片付けなければ次の週末までこの暑苦しい状態が続くと思うと、イヤでも取り掛からなければならず、ノコとクギと金槌とハサミとメジャーを並べて壁紙を切っては貼り、切れ端を有効利用すべくそれを持って寝室に移動して大汗をかいたり、ジタバタしながら何とか居室の壁面を貼り終えたのだが、行き当たりばったりではいかんなぁと大いに反省したのであった。＜切り残した壁紙はフィルムが付いていてものりが乾いてしまうので当日中に使わないとムダになる
しかもダラダラしながらやっつけたので結構な時間を要してしまい、シャワーを浴びてから日記を作成・更新したら昼寝するには遅過ぎたのでいったん実家に戻り、手抜きメイクしてビデオ屋へ向かう。返却だけで済ませるつもりだったが、やはり旧作1本100円サービスを見過ごすわけには行かず、さりとて見たいと思うようなのは当然ながらほぼ貸出中なわけで、要するに何か借りなければ損だと言う貧乏人根性丸出しで店内をウロつき、何とか数本ゲットしたのであった。我ながらアホだと思う。
夜ごはん直前に来客があり、お風呂上がりの私はバスタオル姿だったのでエアコンの効いた部屋に入ることができず、辞去されるのをひたすら待っていたのだが、母の友人オバハンはケツが重い上に気が利かないと見え(テーブルを見れば食事直前なのは一目瞭然)、一向に帰る気配がない。空腹で既に半泣きになった私は諦めて部屋に帰る準備を始め、車のキィを探している時にやっと「ほな、またね〜」が聞こえて来た。脱力。
おかげで当初の予定より帰るのが大幅に遅れ、何のTV番組を見るつもりだったのかすっかり忘れて帰宅するなりネットをウロつき、23:30に慌ててチャンネルを合わせたらオンエアが15分遅れていた。またキョーミのないモノにはつまらんだけの野球中継していたのだろうか。頼むからせめて時間内に終わってくれよ。
それからビデオを見る。終わったら26:00だった。
今日のニュースめも：チャプリンへの「サー」授与、米に配慮で２０年遅れる
それって「内政干渉」ではないのか？それも過度の。尤も今なら自分の足元を良く見ろと言い返されそうだけど。
馬刺しってカナダから輸入してたのか？
【video:ガールファイト】
高校生のダイアナ・グズマン(ミシェル・ロドリゲス)は鬱積を抱えていて今日もクラスメイトに喧嘩をふっかけて退学目前の問題児だった。その不満の捌け口を求めていた彼女は父(ポール・カルデロン)の使いで弟タイニー(レイ・サンティアゴ)が通うヘクター(ジェイミー・ティレリ)のジムへ行き、ボクシングに興味を持つ。
当初は「女には無理」と断ったヘクターだが、彼女の熱意に打たれた形でコーチを承諾し、少しずつダイアナは生来のパワーに加えて体力・持久力とボクシングのテクニックを身に付けて行く。また同じジムでブロを目指すエイドリアン(サンチャゴ・ダグラス)に惹かれるが、恋人がいると知ってショックを受ける。
そんな彼女に試合のチャンスが到来し、実力で決勝戦まで勝ち進んで行く。決勝の対戦相手は何とエイドリアンだった。
*****
女の子だろうとオトコだろうと、自分の好きなものに打ち込むのは自由だし、夢を追えば良いと思うのだが、『センターステージ』もそうだったけど、どうして主役が女の子だと必ず「恋」が絡むのだろう。女の子たちよ、夢も恋も掴もう、貪欲になろう！ってことなのかしらん。
とにかく始めはスポ根モノかと思ったのが途中から恋模様が入って何だか「よくあるパターン」に収まってしまったような印象を受ける。まぁ名前がイカンよな。月の女神の名前を持つ目つきの悪いおじょーちゃんがヒロインで、ボクシングもので相手の名がエイドリアンと来たら私の思考はどうしても『ロッキー』に飛んでしまうのだ。ホワイトアウトすると「真っ白だぜ．．．」になるのだ。比べてはいかん、違う映画なのだ！と思ってもダメ、物足りない。
と言うか、中途半端に恋愛が絡むからフニャフニャになってしまうのだろう。本国でもなかなかの支持を得た作品らしいが、私はもう少し純粋にボクシングに打ち込むダイアナを描いて欲しかった、そうすればもっと引き締まったのに、と思うのだよ。何か彼女の最初の動機が勿体ない気がしてしようがないのだわ。＞カリン・クサマ監督
大きなお世話だろうけど、ミシェル・ロドリゲスの三白眼と筋肉はなかなか迫力があり、あのようなこわいネーチャン役しか回ってこないのではないかと心配してしまう。
(2000年アメリカ映画110分)
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2002.7.22 Mon.
宇宙大作戦/『The Void』
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起きた時は曇っていたのに、実家に着いて間もなく照り付け始めた。今日も暑くなりそうだ。出社して午前中はシコシコと月次処理利作業に励み、雑記を作成・更新してランチは外食とした。そして(私にとって)新刊を読み始めたのだが、チト苦戦の気配がする。かと言って飛ばし読みも並行読みもできない私としては(1冊読み切らないと次に進めない切替下手)、当分悪戦苦闘しそうな予感である。やはり本は立ち読みして選ぶべきだろうか。
午後もあれこれと月次作業の続きに勤しみつつ日記を作成・更新。ところが時短狙いの裏技が文字通り裏目に出て予定していた作業を全て終了するとができず、「急がば回れ」を思い知った。どうしてあんな単純なミスをやってしまったのだろう。落ち着いてやれば間違えるはずはないのに。それだけ焦っていたのだろうか。ええい、それにしても口惜しや。と言う気分であった。
朝は朝日に、帰りは西日に向かって走ることになるのだが、世間全体偏光ドームで覆って欲しいと思うくらい逆光が眩しくなって来た。サングラスしていても涙が出そうなくらい日射しがきつくて、事故に遭遇しないのが不思議なほど進行方向の様子が見えないのである。かと言って帰宅時間をずらすわけにもいかないし、太陽から逃げるには住処を変えるしかないのだろうな。ともかく西陽の強烈さはタマラン。
BS2の『スタートレック』シリーズ映画ウィークに合わせて月曜定番アニメの途中で引き上げ、ビデオ録画の準備をする。今夜は映画化第1作めの『スタートレック』で、これは朧気だが劇場で観た記憶がある。と言ってもその感想は「チカチカチカ」「キラキラキラ」の二言で、確かこの映画化を期にシリーズ名が『宇宙大作戦』から『スタートレック』に切り替わり、チト記憶が曖昧だけどミスター・カトウの本名(?)がスールーと知ったような気がする。因みにコレを知ってるのは相当古い世代である(←トシのカミングアウトか)。懐かしみながら鑑賞し、暫くネットをウロついてから今度はビデオ。
今日のニュースめも：危険な無線ＬＡＮ…プリングルス缶がハッキングに最適
ハッカー・クラッカー御用達ポテトチップなのか。＜プリングルス
古都にワニ、そしてタスマニアに巨大イカ。でも深海にはもっと謎の生物・生命体が生息していると思うな。
ホンマに倒れてどうすんねん。そうか、日本大使館も水確保のためにプールに固執するのか。
【video:ブラックホール】
フィラダイン研究所でアバナシー博士(マルコム・マクダウェル)の独断で衝突実験が強行された。実験は成功したかのように見えたが、計算外の高熱と高圧のため、制御室は自動閉鎖され、事故は闇に葬られた。
それから8年後、事故死したソダーストロム博士の娘エバ(アマンダ・タッピング)は研究所エンジニアのスティーブン(エイドリアン・ポール)に接近し、メインコンピュータから極秘情報を盗み出すのに成功する。近々実験が行われるらしいアルキメデス計画の重大な欠陥に気付いたエバは博士を止めようとするが、スティーブン共々捕らえられてしまう。
そして博士の予測を超えるブラックホールが発生し、現場はパニックに陥る。生まれたばかりの小ブラックホールは広島・長崎クラスの破壊力の爆発を起こすか、質量を得ながら地球の核と地表を巡回するか、どちらにしろ地球を滅ぼすのは必至とエバは見ていたのである。
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つい先日読んだSF小説では衝突実験によって時間転移が起こったのだが、本作は何とブラックホール誕生である。陽子と反陽子を光速で衝突されると重質量原子、即ちブラックホールが発生し、それは次世代エネルギー源となる、それを生涯のテーマに研究してきたプチ・マッドサイエンティスト役が『時計仕掛けのオレンジ』でクレイジー青年を演じたあのマルコム・マクダウェルなのである。
けどあとは全てB級。要するにツッコミドコロ満載である。あれこれ挙げるのも馬鹿馬鹿しくなるくらいB級なので、ヘタにA級目指してカネを使っただけの駄作より開き直って見ることが出来るだけ良いだろう。でもパニック作品に分類されるのだろうけど、パニック度は低いなぁ。
何せヒロインは大学教授と言う設定で、ほんの少しメグ・ライアン風だが(意識してるのだろうか)、膝上スカートのスーツ姿だったりする。そしてどう考えてもハンサムと言うよりサエないオッサンがヒーローで、2人が「世界を救う！」のはどう考えても無理があったと思う。
とにかく実験でブラックホールが1個できましたと言うアイデアはなかなか良いのだけど、コネ方と言うか、ヒネリがないのがどうにも勿体ないと思った。
(2001年アメリカ映画94分)
any comment please.
【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
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2002.7.23 Tue.
カナ、ふぁいと！
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昨日に続いて早朝は薄曇りで、出勤前には照り始めた。こうも毎日ギンギンに晴れると空気が冷えるヒマがなくて、世間一体に熱気が籠もり、しかも蓄積しつつあるとしか思えないくらい、ひたすら暑い。そう言えば今日は大暑、暦の上では一番暑い時期なのだ。でももう飽きた。＜「暑い暑い」を連発
朝イチで昨日ミスった月次処理をリベンジし、その後は適当に片付けつつ雑記を作成・更新して自宅ランチに向かう。が、車の中は金星状態(←やや誇張)。いや、でも、しかし、運転用の革手袋がすぐにははめられないくらい熱かったから、車内の温度は相当高温に達していたと思う。何せエアコンをフルにしても、いつまで経っても熱風が吹き付けて来るのだからかなりのモノだと確信する。何せ日陰で暫くクルマ全体を冷まさないと涼しい風にならなかったくらいである。しかも効き始めた頃には実家に着いていると来た。つまりエアコンの恩恵ナシ。
それにしても暑過ぎるにも程がある。駐車場から会社まで数分間日傘を差して日陰を選んで歩いただけで頭がガンガンするってどうよ。私のアタマが虚弱体質なだけとは言わせないぞ。そんな暑さの中で甲子園目指してグラウンドで走り回っている若者と、それを応援する老若男女がいると言うのはかなり危険行為だと思うぞ。私なら10万やるから日傘ナシ・肌露出で炎天下に10分間立っていろと命令されたら、間違いなくソイツをぶん殴るね。気持ちだけは。
ともかく終業目前に日記を更新して実家に直帰。今週は20:00迄に帰宅しないとイカンので気分的に忙しい。つか、焦る。それでなくてもアツイのにバタバタしてしまうのである。そのくせしっかり「伊東家」でスポンジに賽の目切り込みを入れると、サッシのレールや扇風機カバーなど、凹凸のあって細かいところまでなかなか掃除できないモノの汚れを一気に取る裏技はチェックしておいたが、実行するかどうかはアヤシイものである。
BS2『スタートレック2・カーンの逆襲』のMr.スポックの最期のシーンを見てウルウルしてからネットをウロつき始めたところ、沙実さんちのカナちゃんのこと(7/23付)を知り、あまりのショックで暫し茫然自失。掛ける言葉など見つからず、どんな慰めも励ましも思い付かない。空送信が限度だった。
どうか人間以外の動物を「家族だ」と思ったことがある/思っている方は是非アクセスして(7/23付)沙実さんとカナちゃん、そしてご家族にエールを送ってあげて下さい。空連打でも単発でも、「ファイト！」の声援を込めて。
と、かなりセンチメンタルモードに突入してビデオを見る気力も喪失し、だらだらとネットを彷徨う。しかしこんな時に限って滅入るテクスト・サイトばかりを巡ってしまうものである。と言うのでとっととフテ寝することにした。どれだけ暑くても一度は私に擦り寄って眠る娘を撫でながら、私にはまだ失いたくないものがたくさんある、と思った。
今日のニュースめも：「月の石」盗みネット販売 １グラム２３万円〜
ほ、欲しいっ．．．！(←不謹慎な)
犬好き・猫好きだったらどうしたんだろう。さすがに350匹だと嬉しい悲鳴ではないだろうけど、私なら受け付けるぞ。是非振ってあげよう。
魚のクローンって、意味あるのだろうか。みんな同じに見えるのだけど、味が違うとか？あ、観賞魚ならニーズはあるか。けどアメリカに続いて、いや先行か、韓国でもクローン人間誕生とは．．．男は「口約」を忘れるらしいが、「実験」を「治療」と称して実行に移しつつあるのは男の「博士」ばかりと言うのも何だかなぁ。
空飛ぶ恐竜の化石。密輸されないことを祈る。
恥ずかしながら住基ネットって、住友系が開発or売込中のシステムかと思っていた。噂によるとM$仕様とのことなので、さもありなん。＜「ワキ甘い 簡単ID・パスワード、情報漏れる恐れ？」
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2002.7.24 Wed.
思い込み/カナ/『The Mercury Project』
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うわ、アラームを止めた記憶はないけど二度寝してしまった、と急いで支度して部屋を飛び出した。とは言ってもまだ焦るほどの時間ではないので「めざまし」を見たし、しっかりゴミも出した。しかしはっきり目が覚めたのは車に飛び乗ってからだった。よくよく見るとデジタル時計が表示しているのは5:49である。要するに私は1時間も早く目が覚めたにも関わらず、アナログ時計の長針だけ見ていつもと同じくらいの時間と思い込み、しかもTV画面を見ても気付かなかったと言うわけである。思い込みって怖ろしい。←ボケたとは考えない
どうして5時台でも6時台同様に明るくて暑いんだ、何故「めざまし」は1時間後と同じ様な内容を流しているんだ、おかげで1時間損したではないかと悪態を付きながら実家に着き、迷わずソファに直行する。勿論携帯@アラームオンを持って。でも止めたのは覚えているのに起きたらとっくに7:00を過ぎていたのはナゼだろう。これも二度寝と言うのだろうか。
結局やや焦ったけど良い車の流れに乗ったらしく、いつもより短時間で駐車場に到着した。つまり余裕で遅刻はしなかった。嬉しいことに本日は丸1日煙発生源は留守である。と言うので大いに伸び伸びとサボリ(おい)、自宅ランチに往復する間に暑さで倒れるのではないかと思ったが、無事日記も更新して終業時間を待ち受けた。珍しく東から西進中の台風の影響なのか、夕方になって雲が出てきた。昼間にしてくれよ。今夜は満月なのに。
しかし雨の気配はまるでナシ、今夜もBS2を見るためにとっとと帰宅し、殆ど内容を覚えている『スタートレック3・ミスター・スポックを探せ！』を鑑賞。何度見ても好きなモノは好きなのだ。ついでに『ST』『SW』『未知との遭遇』『2001年』あたりの音楽は細胞レベルまで刷り込まれているような気がする。サワリを耳にしただけで血が騒ぐのである。
オンエア終了後、娘のトイレを兼ねて花鉢の水遣りに外へ出たら、中天で輝く満月が目に入った。何だか久々に満月を愛でることができたように感じる。室内に戻ってネットをウロつき、ビデオを見る。
今日のニュースめも：大きくなりすぎて飼育困難、海へお帰りジンベイザメ
「良いハナシ」っぽいけど、要するに「可愛いから」「育ててみたいから」「安かったから」飼い始めたものの、大きくなって持て余し、カメやワニを川に捨てる小市民と同じではないのか？
親は泣いているだろう。名前も。＜双子の兄弟が万引き
【video:マーキュリー・ミッション】
ロケットボーイだったトッド(ライアン・メリマン)は燃料調合中の事故でエンデバー搭乗が決定していた宇宙飛行士の父を亡くしたショックから立ち直れず、スターウッド不動産を経営する母メグ(メリル・ヘナー)と祖父ガス・ベイカー(ロバート・ワグナー)とカリフォルニアに移ったが、相変わらず学校は欠席しがちだった。
ところが"卒業科学研究"を課せられた時にトッドはインスピレーションを得、クラスメイトのサラ(ダニエル・フィッシェル)と共同で「Rocket's Red Glare」の計画書を科学教師(マット・ウィンストン？)に提出する。それは彼の夢で、父と一緒に熱中したロケットを作って飛ばすと言う壮大な計画だった。
それを知った元宇宙飛行士の祖父は8万ドルでロケット・レッドストーンMR10を孫に買い与える。ガスはトッドが立ち直るチャンスと見て孫の夢に投資したのである。ところが調整中にカプセル・マーキュリー10が火災事故を起こし、トッドは計画を断念しようとしたがクラスメイトたちの協力もあって何とか発射実験にまで漕ぎ着ける。しかし私有地のロケット打上げと言うことで政府の命令で実験は中止に追い込まれてしまう。
その頃地球を周回中のエンデバーが流星雨に遭ってエンジンが停止し、電気系統の故障もあって5日以内に部品を届けなければ乗員らの生命が危ぶまれる状況に陥った。NASAと政府は救援のため彼らのレッドストーンを提供するよう申し入れ、バンデンバーグ空軍基地に移動してブースターの改良を含めた発射準備をすることになる。だが"フライ・バイ・ワイヤ"ができるガスが搭乗を断り、17歳の少年トッドがマーキュリー10に乗り込むことになった。父が乗るはずだったエンデバーの危機を救うために。
*****
何気なく手に取った本作はTV用らしく時々ブラックアウト(CMカット)があるものの、なかなか手の込んだ作品であった。何せハリボテとCGがくっきり区別できるし(されていると言うべきか)、だいたい高校生にロケットを買い与えるだの(売っていると言うのもコワイ)、しかもそれを修理できるだの、発射態勢やら制御までやってしまうなんて、どこが「アメリカの高校生は学力不足」やねん！と言いたくなる内容である。
しかし良く考えたらアメリカには宇宙飛行士は結構いるのである。ガスのように搭乗できなくても博物館経営したり、講演会に走り回っている元英雄もたくさんいるのだろう。となるとその血縁者が祖父や父の職業に憧れたり、宇宙やロケット開発に興味を抱いても不思議ではない。このあたりが日本とは大違いである。
でもまぁシャトルの事故はあり得るけれど、現実に民間人がロケットを発射するだの、カプセルに乗り込むことをその筋が許可するとは思えないが、なかなか良い出来だ思う。久し振りに爽やか系青春映画を見たと言えるだろう。SFらしいが。
(2000年アメリカTV映画93分)
【人間以外の動物を「家族だ」と思ったことがある/思っている方へ】
沙実さんとカナちゃん、そしてご家族にエールを送ってあげて下さい(7/23付)。取り敢えず3日間限定でリンク。
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2002.7.25 Thu.
蝉時雨/城志向
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遙か彼方を台風が西進中らしいが完全にヨソの世界の出来事と思えるくらい、本日も朝から真夏である。庭木に群がっている蝉時雨で耳もアタマもおかしくなりそうなくらいの大音響が早朝から家中を覆い、ますます暑さが増すばかり。蝉に罪はないけれど、もう少し静かにできないものか。
そう言えば子どもの頃は色んな蝉の声(正しくは音だな)を耳にしたものだが、このところクマゼミのシュワシュワばかりな気がする。アブラゼミの鳴き声は忘れたけど見たらわかるヤツだけど、あまり見覚えがない。一番小さなミンミンゼミとヒグラの声は全く聞かなくなった。大集団のクマゼミとお盆過ぎに出て来るツクツクホーシとだけである。
ともかくクマゼミが異常に増えたと思う。少なくともうちの庭は占拠されている。何せ庭木の足元は穴だらけ、葉の裏には鳥肌が立つほどたくさんの抜殻が付いていて、どうもそれらは全てクマゼミのようなのだ。シュワシュワシュワ．．．ワワワワワワワァーンはもう飽きた。あのミーンミンミンミンミンミィーーンが懐かしい。聞けばすぐ飽きるだろうけど。
午前中はデスクの上に店を拡げてせっせと単純作業を片付け、雑記を更新して自宅ランチに戻る。心なしか翳って来たのは台風の影響だろうか。ついでに半時間ほど土砂降りになれば良いのに。このところの激晴続きで地面はもうガチガチに干上がっているから、ほんの少しの雨など地表を少し濡らすだけですぐに乾いてしまうだろう。地植えにしている花も弱っているし、そろそろ地中まで染み通るほどまとめて降って欲しいものである。
日記を更新して帰宅する頃もやや薄日程度だったが、やはり雨は降りそうにない。娘のドライフード他を補充するためにホームセンターに寄り、ついでに園芸センターを覗いて処分品の胡蝶蘭を手に取ったものの何だか気乗りがせず、他にも食指をソソられるものもなく、手ぶらで店を出た。
寄り道した分帰宅が遅くなり、少し焦って食事とお風呂を済ませて部屋に引き上げる。今夜はこれまた何度も見た『スタートレック4・故郷への長い道』であるが、しっかりビデオ録画した。こうして連続して見ると続きになっているのがイヤと言うほど良くわかる。ツッコミ処はあるにしろ、カークがずば抜けたヒーローではなく、クルーそれぞれ見せ場っぽいのがあるあたりが本シリーズの好きなところでもある。ムカシから私はカークはあまり好きではなく、ひたすらスポック萌え♪だけど。つまり私はムカシから人間離れした怪人面を好む傾向があった、とも言う。
ぐだぐだしてからビデオを見る。が、途中で娘にせがまれたのとイマイチおもしろくないのもあってベッドに移動。
今日のニュースめも：小惑星、２０１９年に地球衝突？…確率は２５万分の１
落ちた犬だの逃げたミンクだの珊瑚の危機よりヤヴァイぞ。つか、昼寝している場合ではないぢゃん！
カモノハシとゆーよりアリクイみたい。岡山の博物館が儲けたわけね。「一支国」。一支＝壱岐説ますます確定、ってことか。
本来鳥はベジタリアンだったと？恐竜が祖先らしいのに？うーん、小型草食竜が進化したってことになるのか。
これよりかなりウソっぽい。
【fortune:恋愛上手---あなたの処方箋】
恋愛上手診断結果
あなたの恋愛観には、個性學の３志向分類（人・城・大物）でいうところの「城」志向の傾向が最も顕著に現れています。城志向の人は、自分の世界を築き上げていくことを第一に考えるタイプ。恋愛はゲームという意識があるため、それを存分に楽しみたいと考えています。一方で、ステディな恋人や結婚相手にはあなたの城を築き上げるためのパートナーとしての対等な立場を求める傾向があります。
ところが、個性はもともと生来のもので、ときには本当のあなた（生来の個性）と現実のあなた（自分がこうだと思い込んでいる個性）とが一致していない場合もあります。また、他人と接する際に表に出てくるもう一つの個性（「外面の個性」と呼びます）が、あなた本来の個性（こちらを「内面の個性」と呼びます）と一致しないケースもあります。実は、それらが一致する人の方が少ないくらいなのです。
この不一致が原因となって、理想と現実のギャップ、あるいは思いと行動がちぐはぐになることなどからくる迷いや不安といった現象にわたしたちは悩まされることになります。そこで、本当の自分を知ることによって本来の自分の個性を理解し、あなたに最も適した恋愛のかたちを知ることが大切になってくるのです。
あなたの本当（内面）の個性
生年月日から導き出されたあなたの生来の個性は、個性學の３志向分類（人・城・大物）でいうところの「城」志向です。
一方、さきほどの問診からは、あなたが思い描く自己のイメージも「城」志向タイプでしたね。
あなたが思いこんでいる自分のタイプと、本来のあなたのタイプは一致しないことがよくあります。そのズレが原因で自信を喪失したり、悩んだりすることは多いのです。
あなたの場合は、その心配はないようですね。
では、あなたが属する「城」志向とは、どのようなタイプの人たちなのでしょうか。
■城志向の特徴
実質を重視し、稼いだお金で自分の世界を築きたい。競争して人生に勝利する生き方が素晴らしい。それにはタイミングが大切だ。最終的に勝利できればよい。そのためには努力も惜しまない。人生はゲームだ。それを存分に楽しみたい。
《理想の恋愛》
自分のペースを尊重してくれる相手と一対一のポーカーゲームのような楽しい恋愛をしたい。
《口グセ》
好きにすれば？
ざっくばらんに…
まことに…
逆に言えば…
《注意すること》
合理的に考え過ぎて、役に立たないから、という理由で人やモノを切り捨ててしまいがちです。どんなことも、あなたが出会ったものには意味があるのですから、そんなに結論を急ぐべきではありません。
どうですか？ あなたの本当の姿だと思いませんか？ 大切なのは、あなた本来の「城」志向としての姿を、もっとはっきりと表現することなのです。
感想：「全て私にお任せ下さりませ！」ってか？＜それは「まつ」
【人間以外の動物を「家族だ」と思ったことがある/思っている方へ】
沙実さんとカナちゃん、そしてご家族にエールを送ってあげて下さい(7/23付)。7/25に更新されましたが取り敢えず3日間限定でリンク、ってことで。
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2002.7.26 Fri.
ヒートアイランド/『The Vivero Letter (The Forgotten City)』
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今日も今日とて早朝から激晴れ&蝉大合唱責めである。日射しがきついので影が濃い。そのコントラストで目眩がしそうになるが、倒れるには至らず。夏は暑くて当然なのだけど、昔からこんなに暑かったっけ？と言うか、暑さの質とレヴェルが変わったのではないか？と真剣に考えてしまう。
大阪府がヒートアイランド実態調査するそうだけど、思い起こせば(知らんけど)高度成長期から徐々に都会が熱源となって熱い空気が周辺部に拡がり、やがて地方もエアコンなしで過ごせなくなり(経済力上昇&エアコン価格の低下の相乗効果もあるか)、プチ・ヒートアイランド化した、或いは都会を中心にヒートアイランドが巨大化し、日本全体の気温を上昇させ、それによって空気の流れまでが変化しているのではないだろうか。
同時にオゾンホールやエルニーニョなど、もっとダイナミックな自然環境の変化もあるだろうし、またメガ・ヒートアイランド化は日本だけではないだろうから、地球規模で熱源が拡大して少しずつ偏西風の進路や上空の気圧配置エトセトラと、多少なりとも影響しているのではなかろうか。ヒートアイランド化は地球熱暑化だけでなく異常気象にも一役買っているように思う。などと妄想したりして。
で、出社すると間接喫煙源が「お葬式が取れた」とかで午後近くまで外出することを知って思わずほくそ笑む。お陰で午前中は気分良くあれこれ片付け、雑記を更新して買い物がてら本日は外でランチ。夏休みなのでガキ共に占領されているであろうファストフードはパスして、会社からの移動距離が少なくて済むショップで軽く済ませることにした。
午後もそこそこ順調にシゴトして、日記を書いて終業時間を待ち受ける。実家に戻ると母がいない。今夜は『ST』オンエアがないので久し振りにゆっくり食事ができると思ったのに残念。仕方がないのでゴチを見ながら残り物で作った夜ごはんを一人でパクつき、帰ろうとしたら弟がやって来てトイレに直行した。何しに来たんだろうと思っていたら母も帰宅したのでドサクサに紛れて撤収。
取り立てて見ようと思うような番組がないので暫くネットで遊んでからビデオの続きを見る。それから文庫を少し読んだところで睡魔が到来したのでベッドに倒れ込む。金曜日の夜はたいてい「早寝」になるのは何となく寂しい、と思いつつ。
今日のニュースめも：少年がロバに急所を噛み切られたが…手術で接合に成功
それは良かった。と言いたいけど、一体ナニをしていて噛み切られたんだ？(イケナイことを妄想中)
一軒に一部屋の時代になるのかしらん。文化なのか？観光"資源"のような言い草に聞こえるけどなぁ。
矮小銀河は宇宙の酸素発生装置。ならばホモ・サピエンスは二酸化炭素発生装置と言えるかも。
親の七光りはともかく、脚が長いーーー！！
【video:アーク−失われたマヤの財宝−】
保険調査員のジェームズ・ホイーラー(ロバート・パトリック)は兄レイ(Tom Poster)に"マヤの皿"をコスタリカまで持って来るよう頼まれたが、仕事の都合で1日遅れとなった。兄の家を訪ねてみると、変わり果てたレイを見つけ、訳のわからないまま警察に拘留された。
彼はローマ博物館の学芸員カテリーナ・カレーラ(Chiara Caselli)の口添えで保釈されるが、何者かに追われ、兄の家で襲われる。カテリーナによると例の皿は黄金の都への地図が描かれた2枚1組になった"ピベロの皿"で、もう1枚の持ち主で大富豪アンドリュー・ファロン(フレッド・フォード)から200万ドルで買取ると申し出されたが、レイが黄金の都への探検に同行する条件を持ち出したと聞き、ジェームズは兄と同じ条件でなければ譲らないと断る。
ファロンが折れてジェームズはカテリーナと共に探検に同行することになり、ファロンの愛人ミレーナ(ダニエラ・アルヴィアーニ)と文化庁のラウル・ガトー(John Verea)も加わって"山の老人"、"3つのドクロ"、"危険な川"、"白き水の戻る場所"を経て"墓所の入り口"に何とか辿り着く。しかしその間にファロンが病気と知り、行方不明者が出たり、事故が起こり、ジェームズは何者かが財宝目当てで彼らを狙っていると考える。
*****
何と言うか、ツッコミ処に事欠かず、しかもそれが財宝？黄金の都？と問い詰めたくなる楽しいB級作品であった。冒頭は事務職のサラリーマンが何故か兄が母にプレゼントして「納戸」に放置されていた黄金伝説にまつわる「皿」絡みでホイホイと冒険に巻き込まれて行く、まではまぁヨシとしよう。
しかしやたら「襲って♪」ポーズの学芸員だの、脱走囚人だの、出て来るのはみょーなやつらばかりで胡散臭さがプンプンするのに、えらく簡単に地図を解読して「都」を見つけるし、別に手抜き撮影ではないけれど、あまりにもツッコむシーンが多過ぎてかなり退屈した。
主演の彼は『X-Files』で活躍中らしいけど、後はあまり知らない俳優さんばかりで、そこそこ丁寧にできているけどストーリーが何ともご都合主義と言うか、あまりにもイージー。何人かで一緒に見ながらツッコミまくるには向いた作品と言えるかも知れない。
(1998年アメリカ映画97分)
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2002.7.27 Sat.
ほぼ終了/『Best in Show』
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もう書くのも見るのも言うのも聞くのもイヤだけど暑いものは暑いのだ。どうして私にもっと寝坊させてくれないのだ？何でこんなに毎日毎日毎日毎日(以下略)ガンガンとギンギンに照り付けるのよ？＞太陽
と言うので9:30前に起き出して実家に戻って早めのブランチを摂り、ぐだぐだしてから部屋に帰る。こうも暑いと映画を見に行くのは無理っぽい。でも期限があるから切れる前に行かなくては。しかし見に行く気持ちは大いにあるけど、太陽光線と熱気が私の気力を萎えさせる。正に熱き闘いである。(違)
で、部屋はと言うと、主居室(?)と台所、トイレはほぼ壁紙を貼り終えたけれど(居室の一部思案中)、寝室が1ケ所だけ貼った状態である。さすがにこれはイカンだろう。ってので巡回してからシコシコと壁紙貼り決行。しかしかなり頑張ったが、背の高いワードローヴ周辺は移動しないと無理とわかり(予想はしていたが無謀にもトライした)、それでも何とか目に付くところは白壁&柱の苛つくコントラストを隠せたのでヨシとした。つまの残りの壁面は次回に持越しと言うことである。
それから雑用をして日記を書いて更新し、実家に戻る。が、なーんも見るような番組がないので適当に切り上げて帰宅し、「ふしぎ発見！」で「マッチじゃ、マッチ〜！」と叫びながらウエルズのおべんきょ。改めて19世紀の英王国連邦のミステリー(探偵もの)とSFの創始者(で良いのか？)を輩出した時代と背景とその魅力にクラクラ&うっとりした。
だらだらとTVを見ながらネットを徘徊し、いい加減ベリー類を植え替えてあげなければと思って念のため培養土を調べ、酸性土を好むのを確認してからビデオを見る。本日も平和な休日であった。暑さはともかく。
今日のニュースめも：多重人格ネットアイドルの“余罪”
心神喪失或いは耗弱が認められると罪は問われない、それを悪用した犯罪が増えていると思う。実際どこか精神を病んでいる、または人格に"欠陥"のある人間も増加しているのだろうけど、未成年者の罰則を含め、そろそろ見直すべきなのではなかろうか。尤も罪を重くしても大して抑制効果があるとは思えないが。
首相官邸は大名屋敷跡に建っていたのか。これは日本も追随すべきだろう。
バカな飲兵衛。さすが夫婦！と言うべきか。
外来魚だけではないのね。
【video:ドッグ・ショウ！】
ペンシルベニア州で開催される「メイフラワー・ドッグ・ショウ」に全米各地から愛犬家たちが集合した。
イリノイ州のハミルトン(マイケル・ヒッチコック)とメグ(パーカー・ポージー)のは2人の営みを見せて以来少々スネているワイマラナー種ベアトリスのご機嫌取りに悪戦苦闘中、フロリダ州の左足2本の脚を持つジェリー(ユージーン・レビー)とクッキー(キャサリン・オハラ)夫妻の自慢はノーリッチ・テリアの犬ウィンキーで、今日もドッグショーで優勝したものの、ホテルのチェックインで一問答を起こす。
ノース・カロライナ州のハーラン・ペッパー(クリストファー・ゲスト)はブラッド・ハウンド種の若いヒューバートと現地入りし、ニューヨークからステファン(マイケル・マッキーン)とプロのハンドラーであるスコット(ジョン・マイケル・ビンセント)がシーズーのミス・アグネスと共にやって来た。彼らの敵は2年連続優勝したタンダード・プードルのラプソディー・イン・ホワイトと、そのオーナーの大富豪(パトリック・クランショー)とその若い妻シェリー(ジェニファー・クーリッジ)とハンドラーのクリスティー(ジェイン・リンチ)だった。
ドッグ・ショウ主催者セオドア・ミルバンク3世(ボブ・バラバン)、大会責任者(ドン・レイク)、そして解説者(フレッド・ウィラード)の見守る中、3000匹の立派な犬たちの美の競演が始まった。
*****
ドッグ・ショウの舞台裏とその出演者たちの悲喜こもごもが描かれた楽しい佳作で、特に犬好きでなくても気楽に見ることができると思う。何せ出演者たちがカメラ(観客)に向かってあれこれ解説してくれるので、犬の種類すらわからなくても気にならない仕掛けになっている。
どんな動物飼いでも「うちのコが一番！」と信じて疑わないものであろうが、本作はそれがエスカレイトして犬に全精力を傾けて優勝に賭ける"親ばか"たちの姿がフレンドリーに描かれていて、自分のことはさておき(勿論これは私のことである)、アホなやつらだと笑いながら気楽に見流すことができるだろう。
血統や容姿、また手入れに心血を注ぐ犬狂いたちの姿は同時に子どもを信じて言いなりの親とかにも置き換えられそうだし、子どもでなくても子ども以上に愛情を注いでカップルの中を取持つ"犬"は、単なるペットを超えた存在であり、コンパニオン・アニマルだとか、ステータス・シンボルとしての所有物の意義をも少なからず問うているような気がしないでもない。
とは言えひたすら悩まず、ただせせら笑って済ませられる動物が主役の作品、であると思う。
(2000年アメリカ映画90分)
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2002.7.28 Sun.
ベリー類植替/ドラキュラズ・ブラッド
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昨日に続いて9:00過ぎには暑さでベッドを抜け出し、激晴れの中を実家に向かう。早めのブランチ後お出掛け予定の母の服をイジって遊んでいたらお昼を過ぎてしまった。娘と部屋に戻ってエアコンのスイッチを入れ、その足でビデオ返却と淡麗補給して極楽快適空間に舞い戻った。
朝はメイルを落としただけで内容を見ていなかったので数通リプライしてネットをウロ付き、意を決してベリー類の植え替えに取り掛かる。昨夜調べた限りでは、私の記憶通りブルーベリーは酸性土を好むのがわかったので、実家に置いていた薔薇用のピートモスを少し持ち帰ったので、乾燥してガチガチのまま一生懸命崩して培養土に混ぜ、保水力の高いバーミキュライトを足して10号鉢に2種2本のラビットアイ系を植え付けた。その間にうっかり落とした実を味見してみたのだが、あまり甘くなかった。
ピートモスがまだ残っていたのでブラックベリーとラズベリー、ついでにクランベリーも同じ大きさの鉢に植え付けたところでネを上げてシャワーを浴び、ネットしながら淡麗を1缶空けてそのままお昼寝に突入。何てキモチイイのだろう。最高にシアワセ。←バスタオル1枚姿
シアワセに浸ってから実家に戻ったらちょうど携帯メイルが届いたので慌てて出掛ける準備を始めた。そして何を思ったのか、シャワーのついでに乾かす時間が要るのも考えずにシャンプーし、結局濡れた髪のままで客人と初体面することになったのであった。つくづく私は読みの甘いバカだと思った。
ゴチになった上にどっさりとゴミに近いガラクタを預けてお開きとなり、実家で再度シャワーを浴びて帰宅したら見ようと思っていた「ギアナ高地」とか「世界遺産」のことをすっかり忘れて睡没。ドラキュラズ・ブラッドなるドイツのリキュールが効いたのかも知れない。
仄かにカンパリっぽかった「ドラキュラの血」は原材料がスピリッツ(グレーン・ポテト・ビート)・フルーツジュース・エッセンス・スパイス・砂糖で、アルコール分24％とは思えないほど強いヤツだった。ネットで調べたら「特徴：カシス・ストロベリーなどをベースにスパイスを効かせたユニークなリキュール」で、「ジンジャーエールやトマトジュースとの相性がいい」らしいが、あれはぜったいロックだったと確信する。めちゃめちゃキツかったぞ。
今日のニュースめも：世界貿易センタービル、崩落のメカニズム本格調査へ
まだ手付かずだったのか。意外。
夏至は過ぎてるけど演目に「真夏の夜の夢」はないのかな。気分だけでもバカンスを、ってことか。
【fortune:人間算占い】
あなたを表す人間算の計算式は、
リサ・ステッグマイヤー + (細川ふみえ ÷ 3) = Artemis
です！
リサ・ステッグマイヤーをベースにして、細川ふみえのテイストを1/3ほど加えると、Artemisになります。ルックスはリサ・ステッグマイヤーにかなり似ていますが、目元は細川ふみえです。性格は、リサ・ステッグマイヤー同様、お調子者で、細川ふみえと同じく、変なこだわりがあったりします。敏捷性だけは、細川ふみえの3倍程度あり、かなりすばやく動けます。
感想：リサの顔とふーみんのチチならモテそうだけど、見事に外れているようだ。ち。(ネタ元：えさこ♪氏)
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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.7.29 Mon.
冷やしタオル
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暑い。早朝からこの暑さである。堪らん。そう言えば昨夜は暑くて一度目が覚めたのであった。エアコンのある居室と寝室は仕切を外してほぼ一部屋のような使い方をしているのだが、電気代の請求書を見るのが怖いのと、カラダに良くないだろうと言うので、私は睡眠時には扇風機を使っている。それもタイマーを。
そして昨夜はタイマーが切れた途端に汗だくになって目が覚めたらしい。朧気に再び回した記憶があるけれど、携帯を見たらそれくらいの時間に着信があったようなので、もしかすると複合原因で安眠が破られたのかも知れない。とにかく眠くて暑い(言うまでもないが)。
眠くてぼーっとしたアタマではあれこれ書きたいことがあるにも関わらず、なかなか雑記に手を付けられない。何せものの見事に纏まらないのである。と言うことで適当にシゴトしなから手抜き雑記を作成・更新し、自宅ランチに戻る。
炎天下に置かれたクルマの中は呼吸困難なくらいの高温で、マックスにしてもエアコンの吹出口から出て来るのは熱風である。実家まで10-15分走ってやっと冷えて来る感じなので、玄関ドアを開ける頃には完全にアタマもカラダも湯気が出ているのではないかと思うくらい茹だっている。と言うので最近気に入っているのが「冷やしタオル」である。
要するに濡れタオルをフリーザーに数分放り込むだけなのだが、火照った顔に当てるだけで随分すっきりして気持ちが良いのである。オシボリで顔や首筋をせっせと拭くオヤジの気持ちが良くわかる。とゆーより同じか。しかし私はドコでどんな使われ方をしたのかワカランようなオシボリでゴシゴシ拭くのは物凄く抵抗がある。その点自宅のタオルは自宅で洗濯したやつなのでまだ安心して使える。洗濯槽の掃除もしているし。←そゆ問題か
しかし冷やしタオルは昼寝しようとしていた母に奪われ、結局私はガンガンに自然暖房の効いた部屋で汗を流しながらランチを摂ることになったのだった。はふ。
会社に戻ってからも眠気は去らず、ダラダラおシゴト、ついでに日記を作成・更新(ついでかい)。月曜定番アニメ1本めは私の大好きな「殺生丸さま」がたっぷり出ていたので萌えまくったけど、コナンは見ずに片付けモノをして帰宅し、英語で英国庭園術とか言うETVを見てから『ST5・新たなる未知へ』である。
しかしコレはどうも見覚えがなかった。前2作と違って監督はウィリアム・シャトナーらしいが、彼は無神論者なのだろうかと思うくらい、考えようによってはかなり既存の宗教や神の概念を皮肉っているように感じたなぁ。ともかく懐かしの『STシリーズ』は明日で終了である。来月BSは手塚作品集をやるらしいけど、初放映時と違ってあれこれ制限があるだろうし、N○Kの「臭いモノには」体質もあるから、100%満足は期待できない気がする。
他のドラマや番組は気乗りがしなかったので読みかけ文庫を開く。しかしこれがまた私の感覚に合わないのか(私がアホ過ぎると言うべきか)、ちょっと読んだだけで眠気を催し、とっととマシンを落として就寝。それにしても今夜もめちゃめちゃ蒸し暑い。
トロは３００年まえの中国のwebデザイナーの
生まれかわりらしいニャ
このまえしんじゅくに行ったときに
うらなってもらったの
やっぱりゼンセは人間だったのニャ
もうすぐこのtoroメイルも終了か。チト寂しい。
今日のニュースめも：ＵＳＪ冷水器から基準超す細菌 大阪市が使用禁止指示
当初は夏休み集客妨害策とか陰謀もありかと思ったけど、ここまで来ると親会社の利益最優先商業主義の結果としか思えないなぁ。尤も今なら空いていてサービスも良いかも知れないので狙い目のような気もする。TDL/TDSも飛び火しないように必死で総点検してたりして。
17年後、人類は滅亡しないらしい。まだ「神の鉄槌」を受けるには至っていないと言うことか？量子コンピュータはSFの世界だと思っていたのだが、現実になるのだろうか。それにしてもコンピュータ界のハードとソフトの進化は凄いなぁ。まるでカンブリア紀みたいだ(違)。こんなウイルスは責める気にならない。もっとやれ。でも被害に遭うのはイヤ。
スーパーマン役ジュード・ロウってことは、女たらし系セクスィ♪なクラーク・ケントになりそうだけど、やはりバットマンが悪役か。可哀相。土に還り損ねた2000年前の高貴な女性とFカップ♪
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2002.7.30 Tue.
ワン切り対策
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今朝は珍しく曇っていた。しかし蒸し暑いのに変わりはなく、実家に戻れば蝉の大合唱が出迎えてくれるので文字通り朝からヘロヘロである。あまりにも「夏」が厳しく、長過ぎる。しかし文句や愚痴ばかりのワリにバテないのは私が夏生まれだからだろうか。
結局曇っていたのは朝方だけで、お昼前にはギンギンに照り付けていた。萎える。それで思い出したのがワン切りである。昨夜も就寝中に着信があり、おかげで私は目が覚めてしまい、腹立ち紛れに娘のトイレに付き合い、更にシャワーまで浴びたので余計目が覚めたと言う大ポケをカマしたので、いつもにも増して眠くて堪らない。と言うので雑記ネタにしてやった。＜ワン切り
暑い怠い眠いを繰返しながら午後の部も平和に過ぎ、日記も更新して本日の義務終了。そして今夜でシリーズ最終回となる『ST5・未知の世界』に間に合うよう帰宅してエアコンの恩恵に浸りながら鑑賞した。このオリジナル・シリーズで一番好きなキャラクターはスポックだけど、ヒカル・スールーもなかなか良いではないか、と思ったのが今回オンエアの収穫かも知れない。その次はドクターだろうか。因みに私的にはカークはどうでもイイ方である。ちらっとクリスチャン・スレーターが出ていたような気がしたけど、見間違いだろうか。
その後ディスカバリーチャンネルのミイラ番組を見、文庫でも読もうかと思ったところで友人から耳より「ワン切り対策」メイルを受取り、早速設定に取り掛かる。zakzakの究極の対策はコールバックした阿呆向けの情報なので、私のように着信そのものがウザイ者には何の役にも立たないが、友人のは今のところ「極めて有効な自衛策」と思う。
その方法とは、ケータイ会社や機種によって違うだろうけど、敢えて言うなら「未登録番号からの着信は無音にする」と言うもので、たいていの人は登録番号をグループに振り分けているだろうから、グループ別に着信音またはメロディ設定をし、一般の着信は「音なし・メロディなし」のオリジナル設定とするのである。こうすれば少なくとも未登録番号からの着信は鳴らないので、ワン切りの着信音で作業や思索の中断をされることは防ぐことが出来る。
私の携帯は二つ折りタイプなので音がしなければ点滅で着信に気付くことはめったにないだろうし、未登録番号に呼び出されないのは願ったり叶ったりである。それにしても「音なし・メロディなし」オリジナル着信音設定とは正に盲点だった。なかなか「無音」を作るなんて思い付かないものなぁ。逆転の発想のデキル友人を持っている私はシアワセである。さぁこれでいつでも掛かって来い！＞ワン切り
あまりの寝苦しさにソファベッドか3人掛けソファでも買って居室でエアコンを付けて寝ようかと思い立ち、久々にオークションを覗いてみたのだが、結構なお値段なのにビビってしまった。しかも大物なので運賃だけで1万近く掛かるとなると、値段に見合った座り心地かわからないし、近くの家具屋で見繕って無料配達してもらうのが良いような気がする。でも以前冷やかしで見つけたイタリアの革製3人掛けソファは軽く10万したんだよなぁ。宝くじが当たらない限り無理か。
今日のニュースめも：コーラ飲料ねだるクマ――猛暑続く上海動物園
ものすごく哀れだと思う一方、バイタリティがあると言うのか、人間のエゴと言うか、虚しさと同時に逞しさを感じる。
「生きがいだった」ってか？変態としか言いようがない。テメーら、逝ってよし！
まだ不仲？「竜の骨」？か、かっこわるい．．．。ゴミのリサイクル中止でネズミ大量発生。品質表示はアテにならない。
【fortune:スタートレック 船占い】
あなたは…… エンタープライズ-A
コメント
普通の生活から大きな役割を担う存在へと躍進。他人と間違われることもあるかもしれませんが、名前を大切にしましょう
感想：わーいわーい、オリジナルシリーズの主役だー(と思ったのだが)。他のシリーズはせいぜい「新」がわかるくらいで、殆ど知らないからコレで大満足♪
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2002.7.31 Wed.
花たちも夏バテ気味
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今朝も少し曇っていて、ちょっと嬉しい。しかし私は騙されない。しっかり日傘を差して出社した。どうせ持つことに変わりはないので下げずに差した、とも言えるが。昨夜は安眠妨害されなかったのでワン切り対策が功を奏したのかと思ったが、携帯を良く見ると不在着信はゼロであった。ち。
今日は人員の少ないオフィスでまったりとおシゴトできるので気分が良い。相変わらず眠いけど、サボっていたデータ整理などをせっせと片付け、オニのように照り付ける日射しにメゲずランチに出掛け、暑さでヘロヘロになって会社に戻る。何せほんの数分でも覆うものがない足の甲がジリジリと焼かれるように感じる強烈な日射しでなので、外は空気が熱で膨張しているのではないかと思うほど息苦しい。大袈裟だが、酸欠になりそうな気がしてくる。
午後は少々ダラけ気味におシゴトしていのだが、日記作成中にどっさりデータ入力が回って来たのでせっせと打つ。久々に10キィを叩きまくったので右手首が疲れたけど、何とか時間内に日記を更新することができた。
暫くご無沙汰のビデオ屋に行こうかと思ったけれど、先週から『ST』オンエア20:00に合わせて帰宅するために実家に直帰していたので、水遣り以外は放置プレイとなった花鉢が気に懸かったので部屋に寄って花たちのご機嫌伺いをすることにした。暗がりで水遣りしていてもフクシアの一部が弱っているのがわかるくらいだったから明るいうちに見るのはチト怖かったりするが。
案の定、フクシア以外にペチュニアやインパチェンスもかなり暑さで弱っていた。と言うより元気なのは雑草と先住人が残して行ったノウゼンカズラくらいである。本当にコイツは強い。あちこち地中に残った根から芽を伸ばし、いつの間にか茂っている、それを引き抜く、を何回繰り返しているかわからない。花そのものは別に嫌いではないけれど、あまりのシツコサにムカツくので、ついつい私も意地になってしまうのだ。そもそも私は粘着性のヒトも好かんので、こうしてムキになる自分もかなりイヤだったりする。
ペチュニアを始め、夏バテ気味の花たちの萎れた葉や枯れた枝を除去したり花殻を摘んだり、あまりにもヒドイ雑草を引っこ抜いたりしてたら僅かな時間で汗まみれになってしまった。おまけに蚊に喰われてるし。つくづく日本の夏は園芸には向いていないと思う。特に西日はたいていの植物を殺してしまうので日射しの変化や向きには要注意である。
ともかく痒いのと暑さに堪えられず、エアコンのスイッチを入れておいた室内に撤退し、メイルチェックしたら爆笑するしかない間違いを指摘頂いてた。と言うのでこっそり"改竄"。やはり焦って更新するとイカンなぁ。念入りにチェックしたつもりでも誤字脱字に誤変換、重複表現満載で、それもかなり時間が経ってから気付く大マヌケな私はしょっちゅう"改竄"しているのだが、それでも見落としている自信がある。尤も内容そのものに手を加えているのではないし、自分では許される範囲内と思っているが、中には「公開後の"改竄"は許せん！」と言う人もいるだろうな。でも私は完全主義者ではないので気にしない。
実家に戻って入浴(正確には「念入りシャワー」かも)と夜ごはんを済ませ、娘と部屋に帰るとほんの数時間で室内は見事温室状態に戻っていた。エアコンが効くまでに汗が噴き出すのがキモチ悪い。ネット家電と言うのだっけ、エアコンとビデオだけでも早急に携帯がリモコン代わりになるようにして欲しいと思う。でないと建物移動の度にシャワーを浴びることになるので洗濯物が増えてかなわん。
ディスカバリーチャンネルの「魔女狩り」番組を見てから文庫の続き。が、やはりこの作品は私には誘眠作用があるらしく、ろくに読み進まないうちに睡没。いつになったらアマゾンから届いた文庫に取り掛かれるのだろう。
今日のニュースめも：不祥事の楽園、ＵＳＪの“秘密主義”
USJ潰しの陰謀疑惑は捨て切れないが、行くなら今が狙い目だろう。きっとガラガラだぞ。
動物モノ：喰われる象。近親交配ライオン。粗チンで役勃たずパンダ(オイ)。
語学モノ：いざというときのための(STファンにしかわからないネタだ)
おやじ向き：胸元より切れ上がったケツのラインに若さを感じる。ぐふふ。
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