| プロバイダ責任法;正式名称は「特定電気通信役務提供者の制限及び発信者情報の開示に関する法律」。インターネット上の情報によって自分の権利が侵害された場合(誹謗中傷行為など)、ユーザーがプロバイダー
      ・掲示板管理者を初めとする「特定電気通信役務提供者」に対し、該当情報の発信者に関する情報開示を要求できる。
      ただしプロバイダ責任法が適応されるのはWeb上に公開したものやBBSへの書きこみなど一般に公開されたものに対してであり、誹謗中傷メールには対応していない。
 プロバイダが開示できる対象になる項目としては
 1. 該当者の氏名または名称
 2. 該当者の住所
 3. 該当者のメールアドレス
 4. 該当者が使用しているIPアドレス
  が規定されている。
 また、プロバイダー責任法を活用するさいには、「誹謗中傷行為である」と認められるだけの「客観的資料」をプロバイダーに示す必要がある。プロバイダー側も軽率に削除すると、「言論の自由」を妨害されたと削除された側から損害賠償を請求される恐れがあるためである。
 
 プロバイダー責任法ガイドラインを閲覧したい場合はこちらのページへ。>>『社団法人テレコムサービス協会』
      ・『社団法人インターネットプロバイダ協会』
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