イベントの概要
1998年の初春、Eric Raymond、Tim O'Reilly、Larry Augustin らが当時の VA
Research社のオフィスに集い、そこで「オープンソース」という言葉が誕生し、
オープンソース運動が開始されました。それから5年の月日が経過しましたが、
オープンソースへの風向きが衰退することはなく、益々オープンソースの浸透
と発展が進み、コンピュータ業界の枠を越えたオープンソース革命という
社会変革を促していると言えるでしょう。
OSDNジャパンでは、昨年に初めて「オープンソースウェイ」(Open Source
Way)と題したカンファレンスを開催しましたが、国内の著名なオープン
ソースに関わる研究者、開発者、経営者を招聘し、法律、経済・経営、
そして開発、ビジネス現場の視点から見たオープンソースの真実を浮かび
上がらせることができたと自負しております。しかしながら、オープンソース
にはまだまだ多くの可能性があり、社会基盤としてのオープンソースを
推進するには多くの議論と啓蒙を続けなければならないでしょう。
それを踏まえ、OSDNジャパンは今年も引き続き「オープンソースウェイ 2003」
(Open Source Way 2003)を開催することに致しました。今年度も国内の著名な
オープンソース関係者を招聘し、政策、法律問題、自治体での採用、開発者
文化等のテーマにて講演を行う予定にしています。OSDNジャパンは、
このイベントが起爆剤となり、オープンソースの浸透がなされていくことを
期待しています。
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