IXY Digitalの電池が全然もたなくなってきたので、ドイツに行く前に新しいのを買おうと、出勤途中でヤマダ電機によった。でも、在庫切れ。取り寄せだと1週間。んー、んー。しかたない。あまり行きたくないが、明日にでも秋葉に行くか……。
_ ユーロ
朝イチでデータセンターに。自分の用ではなく、ウチと業務提携した会社がウチと同じデータセンターにサーバを置くのだが、そのラックの引渡し。
そんなことでオレが行かなきゃいけない理由はないのだが、奴らが設置するサーバは先日ラックの引渡しが済む前に搬入してきちゃって、ウチの倉庫においてあるので、ウチの会社の誰かが倉庫から出してやらないといけない。それがオレでなくちゃいけない理由もないのだけど……。ぶつぶつ。
で、受付で向こうの会社のエンジニアと会って、まずはラックの引渡しに際しての諸注意 by データセンター。オレは自分には関係ないから、テキトーに聞き流しているのだが、データセンターの人間が「ここまででなんかご質問はありますでしょうか?」と訊くたびに、エンジニアの彼はオレの顔を見る。あのな。使うのはオマエらで、オレじゃないんだから、オレの顔見るなよ。ほんとにもう……。
おまけに彼はどうやら、オレがサーバ設置作業までつきあってくのだと思っていたらしいが、もちろんこっちだって暇じゃないので、倉庫からサーバを搬出したらとっとと帰る。やれやれ。
データセンターからの帰りに、一瞬秋葉原に寄る。1年ぶりくらい?さすがにここにはIXYの電池があった。
朝6時起床。歯磨いて顔洗って服着て、メガネとかコンタクトとかを荷物に入れて、ルフトハンザのホームページでチェックイン。……あれ?2人一緒に座れるようにリクエストしたはずなのに、なぜか席がばらばら。それは嫌なので、ルフトハンザのインフォメーション・センターに電話。文章的には完璧だがイントネーションのおかしい日本語を喋るねーちゃんに、席を隣同士に再配置してもらう。帰りの席も隣同士にしてくれるようにリクエストを投げておく。
それからなぜか仕事……。げ、データ回収プロセスがうまく動いていない。昨日急遽データの回収元を変更したのだが、そっちの方で定時までにデータが揃ってない模様。むー。今から担当者と連絡取ったりしてたら、飛行機に間に合わないので、回収時刻を遅らせる措置だけして、大いに不安を残しつつ出発。
成田行きのリムジン・バスに乗るために、タクシーでTDLのアンバサダー・ホテルに。むー、朝の9時前だっつーのに人がいっぱい。ご苦労なこった……。
さすがディズニー直営だけあって、スタッフはよく躾けられていて、リムジン・バス利用するだけでディズニーには一銭も落とさないオレたちにも、荷物あずかってくれたり非常に親切だが、いかにもお子様向け観光地のホテルっぽくって、ホテルとしては利用したくないな……。
がらがら。時間も時間だが、そもそも成田ーTDL間って誰が使うんだ?やっぱ、ディズニー観光の中国人かなあ?中国人は大型バスのツアーで来るというイメージがあるので、あんまりリムジンバスには乗らないような気もするが、まあ、ツアーじゃなく来る中国人もいるのかもしれない。
京葉道路に入ったあたりで寝落ち。
起きたら成田。とりあえずルフトのカウンターに並ぶ。インフォメーション・センターのねーちゃんに席を変更してもらった時点で、ルフトのデータベースには速攻で反映されたようで、ホームページの予約確認でも隣同士の席になっていたのだが、ルフトのカウンターの端末にはなぜか反映されていなかったらしく、再配置後の座席番号を伝えてその席にしてもらう。カウンターのねーちゃん、電子チケットの扱い自体も初めてらしかったので、変更が反映されてなかったのではなく、ねーちゃんが分かんなかっただけかも。
カウンターの中で「これはずしちゃっていいですか?」「はい、どうぞ」「(我々の座席番号)はずしまーす」みたいな会話をしていたところを見ると、我々の座席にはプレースホルダー/ロックが設定してあったのを解除して、そこに我々の座席を割り当てて搭乗券発行、とゆー手続きを行っていた模様。
システム的にはアトミックにロック解除、割り当てができても、人間はそうはいかんので、「(座席番号)はずしまーす」でトランザクションの開始を宣言しているということなのかなと思いつつ、でも、出発時の手続きをするカウンターは出発地の空港のカウンターに決まっているので、人間側がアトミックな処理をすれば、システム的にはアトミックである必要はない、ということなのかもしれぬ、とかなんとか、ついつい職業的考察をしてしまう私。
搭乗手続き終了後は、ちょろっと首まくらとか携帯灰皿とか買ってすぐ出国、免税店で妹の旦那にマイルドセブンを2カートン買って、あとはコーヒースタンドでコーヒー飲んだり、喫煙所でタバコ吸ったり。
しかし、第2ターミナルってゲートまでシャトル乗ったりすんのが面倒くせーよな。つか、成田って全体にやたらと歩かされる空港とゆーイメージが。
ミュンヘン直行便の機体はA340。新しい。つか、フランクフルト便の機体がジャンボとゆー話だったので、フランクフルト周りを却下してミュンヘン直行便にしたってところもあるんだが。
ルフトのA340エコノミー・クラスは、べつに個人用モニターがついているわけでもなく、アメニティ・グッズがいろいろもらえるわけでもなく、そゆ意味ではヴァージンみたいな派手な装備はないし、べつにシート・ピッチが特別余裕があるとかって気も(測ったわけじゃないが)しないけど、レカロ製のシートは良い!
良いところ1: 分割可倒式?ヘッドレスト。ヘッドレストの左右の端を前方に曲げて、頭をサポートできるようになっている。首枕買う必要なかったよ!良いところ2: ANAのビジネスのフルフラット・シートとはいかんが、シートを後ろにリクライニングすると、座面も微妙に浮き上がっていい感じ。これは小さい女の子とかだと、かえって足が床につかなくって、むくみの原因になるかもしれんが。
乗ったら、わりとすぐにタキシング開始。機長がドイツ語でご挨拶。なんか「ミュンヘンの天気は東京と同じく雨で、気温も東京と同じくらい。てなわけで、天気的に言ったら、別にわざわざミュンヘン行く必要もないのかもしんないけど、まあ、みんなクリスマス前にはオウチに帰りたいよね」とかテキトーなことくっちゃべってる。30分ディレイだけど、ほぼ定刻到着予定とのこと。と思ったら、あっと言う間に離陸。A340ってこんなに離陸距離短かったっけ?まあ、ルフトのA340は着陸時には暫定滑走路で降りるらしいしなあ。
そのへんでとりあえずニコレットを齧る。まずい。もちょっとなんか味がついてたりするのかと思ったら、純粋にニコチンだけの味。あるいは味のしなくなったガムにタバコの味がついてる、とゆーべきか。もちょっとどーにかならんのか、これ。ニコチンがずーっと口の中に存在し続けるので、タバコ吸うよりも喉がいがらっぽくなる感じ。ニコチン・パッチの方が優秀だな。日本でも売れ>ニコチン・パッチ。
シベリアに近づいてきたあたりで機内食。機内食なんかどーでもいいんだけど、機内食としては割りと食えるほうかもしれない。グレッグ・イーガンの『順列都市』をちょろっと読んで寝る。
起きたらもうヨーロッパ上空。あっとゆーまにミュンヘン空港着陸。やっぱり着陸距離も短い。そしてタキシングもちょっぴりで、すぐにゲートに到着。到着したとたんに降機。降りたらすぐに入国審査で、パスコントロール出たら、目の前にラゲッジ・リクレイム。成田と全然違う……。いい空港だ。
到着ロビーに出てきたら、我々の5時間も前にヒースローから到着したツレの妹が手を振っていたので合流。5時間も待たせて大丈夫かと心配してたのだが、グリューヴァイン飲んだりして、まったりしてた模様。
妹の人が預けていた手荷物を取りにいってる間に、アウグスブルグ行きのリムジンバスを調査。最終のバスが出るまで1時間ちょい。どっかで事前にチケットが買えたりするのかもしれんが、インフォメーションのねーちゃんには勝手にバス停行って乗れ、と言われた。とりあえずバス停の位置だけ確認にいったら、ちょうどバスが来たところだったが、出発15分前になったらもどってくるから、その時に来いと運転手のあんちゃんに言われたので、出発まで茶を飲んでタバコ吸って待つ。
コーヒースタンドで100ユーロ札以外のお金に初めてお目にかかる。勝手知ったるドイツだが、こればっかりは初体験なので早いこと慣れないとな、とじっと観察。
アウグスブルグ行きのバスはがらがら。やたらデカいバスなのに、我々3人の他は、ドイツ人のねーちゃんが1人だけ。オイラとツレはルフトの長距離路線で来たので、運賃はタダ。ツレの妹の人は24ユーロ払って往復の券を買う。出発前に、運ちゃんが「誰かアウグスブルグでタクシーの必要なひとー?」と言うので、でっかいのを1台まわしてくれるようにお願い。親切や。
で、夜中のアウトバーンで郊外をひたはしること1時間ちょいでアウグスブルグ到着。あー、想像してたよりデカいな、この街は。さすがにバイエルンで3 番目にデカい街だけのことはある。到着したらもうタクシーがいたので、荷物を積み込んで、妹の家の住所を伝える。……と、そこで窓を叩く東洋人。妹の旦那でした。とりあえず挨拶もそこそこにタクシー出発。ちょっと迷いつつ、妹の家がある通りまで来たら、妹の旦那がもう先に着いていたので、家に案内してもらう。
妹の家は、まあ、こっちのフツーのアパートの4階。3部屋とキッチンとバストイレ。あらためて妹の旦那に「はじめまして」のご挨拶して、すでに用意されていた火鍋(妹の旦那は中国人)を食う。うま。ツレの妹は3ヶ月、ロンドンで芋しか食ってなかったらしく感激しながら食っている。
食事の後はちょっとお茶を飲んですぐに寝る。
朝7時過ぎぐらいに起床。昨日の夕飯は中国料理だったが、朝飯はパンとハムのドイツ式。
ちなみに、妹と妹の旦那はドイツ語で喋り、オレと妹の旦那もドイツ語で喋り、ツレの妹と妹の旦那は英語で喋り、日本人同士は日本語で喋る。でもって、妹の旦那はドイツ語の単語を知らないモノについては、中国語を紙に書いてみせる。変な食卓だ。
朝飯の後、バスでアウグスブルグ市内へ。昨日リムジンバスを降りたところが、Bahnhof Str. で、そこからてろてろ歩くと旧市街を含む街の中心部に。そのへんからクリスマス市の屋台がちらほら(駅前にもあったが)。
屋台とか店のショーウィンドウ(日曜なので店は閉まってる)とか除きつつ、クリスマス市の中心であるRathaus前の広場まで。Rathaus前には屋台が数十軒(100に近いぐらいの数十)出ていて、結構大規模。小雨降る中、妊婦をひきずりまわすのもなんなので、妹夫婦とはここから別行動。
十数年ぶりのドイツとはいえ、通貨がユーロになっただけで、それほど変わったわけでもなく、昔住んでたのはヘッセン州なので、バイエルンなのが珍しいぐらいで、クリスマスの市で売ってるものもオイラ的には大体知ってるって感じなのだけど、ツレとツレの妹には珍しいのでせっせと屋台をひやかしてまわる。
とりあえず、菓子とかハーブティーとか買ったところで、グリューヴァインの屋台で休憩。ツレはPunsch、ツレの妹はHeidelbeer Gluehwein (フルーツ味のグリューヴァインは最近の流行らしい)、オイラはJagertee。
それから、また屋台をひやかして、1個1ユーロのピアスとか、Met(蜂蜜ワイン) とか蜂蜜ハンドクリームとか買ったりしてから、今度はSchupfnudelnという食べ物を食べる。ヘッセンでは見たことがなかったので、たぶんバイエルンの食い物。固く作ったニョッキみたいな感じのジャガイモの入った生地のショートパスタと、バイエルン風の燻製のキツい生ハムと、ザウアークラウトと煮込んだ料理。素朴な味だけど結構うまいかも、これ。あと、Dampfnudelnとゆー、デカいあんまんにバニラソースがかかってるような食い物もヘッセンでは見かけなかった食い物で、ツレとツレの妹が興味津々だったが、1個食ったら全員終了になりそうなので見送り。
そのあたりで、広場の横の喫茶店で妹夫婦と合流。しばらくお茶を飲んで休憩。妹夫婦はいったん家に帰ることにして、我々はさらにお買い物。とりあえずクリスマス市は一通り見たので、ぷらぷらとウィンドウ・ショッピング。
オイラも昔のことなので物の値段とかはあんまり記憶になかったし、ユーロに切り替わってからかなり物価が上がったって話だったんだけど、アクセサリとか服とか靴とかカバンとかがひどく安くてびっくり。アクセサリとか服とか靴とかに関しては、同一メーカーの同一製品で日本と比較したわけではないので、「安いもので気に入るデザイン・つくりのものが多い」という部分もあるかもしれんが、SamsoniteとかRimowaのスーツケースとか日本で買うのの半分以下の値段で買える。日本で5 万6万するものが、200ユーロぐらいで買える感じ。クリスマス商戦終了直前で、すでに安売りが始まってることを差し引いてもすごく安い。
他には Bahnhof Str. のパン屋でうまそうなパンを適当に買ったり、ソーセージの屋台で白ソーセージ焼いたのをパンにはさんだ奴を食べたりしつつ、適当に時間をつぶして、5時過ぎぐらいにRathausそばの別の喫茶店に。お茶をしてるうちに、Rathausの照明がいったん消えてアウグスブルグのクリスマス市の名物、Rathausから天使が出てきて歌いますショーが始まる。
それを見物したところでアウグスブルグ市内観光?終了。
天使が歌いますショーを見たところで、妹に電話して、妹の家の近くのバス停で合流。ギリシャ料理屋へ。十数年ぶりにムサカとかギュロス(ギリシャのドネル・ケバブだな)とか食う。いろいろ買い食いしすぎた&注文しすぎたので、いっぱい残してしまった。
ロンドン物価高いとゆーのはいろんな人から聞いていて、自分たちが行った時にも安くはなかった記憶があるんだけど、やっぱりツレの妹の人もロンドンは物価が高いと言っていた。冬になって寒くてコートが欲しかったけど、クソ高いので買わずに我慢してたとか。一方、オイラの記憶の中では漠然とドイツは物価が安かったイメージがあったのだけど、実際戻ってきてみるとやっぱり安かった。ぱっと思いつく範囲で日本より高そうなのは、コンピュータとかのハイテク家電とタバコぐらい。
で、イギリスはメシがまずいーとゆーのもいろんな人から聞いていて、自分たちが行った時もまずかった記憶があるんだけど、やっぱりツレの妹の人もイギリスのメシはまずいと言っていた。一方ドイツの食い物は、オイラの記憶の中では、ドイツ的な食い物に限定しても、「新鮮な野菜が乏しい地方の田舎料理」というイメージはあるけど、べつにまずいという気はしてなかったのだが、ツレの妹の人もドイツの方が遥かに食い物がうまい、と言っていた。
まあ、ツレの妹の人はホームステイ先の家の食い物を主に食っていたようなので、そのへんは差し引かなきゃいかんが。一般家庭の食い物はドイツでもやっぱり芋と豆とパンばっかりだ。あと、オレやオレの妹みたいに、ドイツは右も左も分かってるとゆー人間と一緒にいてメシ食ってるのと、一人で初めてイギリスに行ってメシ食ってるのとはまた違うだろうし。
でも、そのへんのことを考慮しても、やっぱりイギリスはメシはまずいし物価は高いっつーか、「ヨーロッパ」は住みやすいけど、イギリスは「ヨーロッパ」じゃないってイメージだよな。街の雰囲気とかもロンドンはあんまりヨーロッパの都市って気がしなかった。あそこはやっぱ「アメリカ人がもともと住んでた国」だ。
ツレの妹の人はもうイギリスに帰るっつーか、いったんヒースローに戻って友達と会ってから、日本に帰るので、朝9時半のリムジンバスでミュンヘン空港に。
オイラたちは妹の人をリムジンバスに乗せた後、街でお買い物。昨日ツレの妹の人が欲しがっていたリュックサックを買い、市場(クリスマスの市ではなく、食品市場)をひやかし、でっかいスーツケースっつーかトロリー・バッグを買って、ツレの靴を買って、昼前に妹の家に戻る。
それから買ったばかりのトロリー・バッグに荷物を詰めて、昼飯食ってから、タクシー呼んでアウグスブルグ駅へ。オイラが住んでた時代にはなかった、最新型の券売機でバイエルン・チケットというバイエルン州内の普通電車なら最大5人までどれだけ乗っても21ユーロとゆーチケットを買って、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンに出発。
アウグスブルグ駅を出発した普通電車で、まずはミュンヘン郊外のPasingとゆー駅へ。Pasingで接続待ちが小1時間あったので、駅構内の屋台でまたグリューヴァインを飲んでぼーっとする。ホーム間の連絡通路には手回しオルガン弾きがいたり。
ちなみにドイツの駅には改札とゆーものが存在しない。バスもそうだけど、有効な切符を持ってさえいればよくって、駅はホームまで出入り自由。そのかわり車内で検札がある(バスや近距離列車だとたまにしか遭遇しないが)ので、その時に切符持ってないと罰金。あと、駅のトイレは駅によっては有料。
PasingがらGarmisch(経由でInnsbruckまで)行く電車は結構混んでいて、座ろうと思えば座れなくもない感じだったし、検札の人には「あっちの方にまだ席あるよ」と言われたけど、デカい荷物もって車内をうろうろするのも面倒だったので、ドアの横で立ってることに。
ミュンヘン近郊を抜けると、あとはデカい町もないので、ひたすら田舎をとろとろ走る電車。距離にするとたぶん東京から厚木とかそんなもんだと思うが、駅は数ヶ所ぐらい。Garmischの駅には4時ごろ到着。
駅からホテルまではすぐなので、荷物転がして徒歩で行く。ホテルはベッド数30ってことで、こじんまりした個人経営のホテル。初老のオッサンとその娘と、専門学校でたばかりのお手伝いのねーちゃんでやっている。日本人が泊まることはめったにないんだろうと思う。到着したら、こっちが名乗る前から、「あー、オマエがxxxだな」と言われた。
部屋はクイーンサイズのベッドが一つにテレビとテーブルと椅子、クローゼットとバスルーム。アメリカのホテルみたいにバカ広くはないが、こぎれいにしてあって、ヨーロッパでダブルで夕食つき128ユーロとしては充分上等かなって感じ。
夕飯までまだ時間があるので街を見てくることに。どこになにがあるかよく分からないので、とりあえず駅をはさんでホテルと反対側、Bahnhof Str. 沿いをぶらぶら歩く。ホテルや大きめのメシ屋、スキー学校・レンタルスキー屋の看板とかが目立つのが、スキー・リゾートの街って感じだけど、まあ、ごく普通のドイツの小さな町って印象。駅の売店で街の地図とミネラル・ウォーターを買ってホテルに帰る。
23日に到着した客が多かったらしく、この日の夕食の前には主人からご挨拶。
我々はチューリンゲンから来たという老夫婦と同じテーブルでお食事。食事は前菜1品、つけあわせつきのメインが1皿、デザートって感じで、料理はドイツ料理。この日の夕食は鳥胸肉を焼いた奴にクリームソースがかかった奴だったかな。
ドイツ行きの飛行機でほとんど寝てなくて、妹の家でもあんまり寝てなかったツレは、食事の最中にめろめろになってきて、メシ食ったらすぐダウン。オイラもしばらくテレビ見てから寝る。
朝飯は8時から。8時になった瞬間に隣の部屋の奴が部屋からでてく音がするのがおかしい。ドイツ人は時間に正確だ……。
朝飯はコンチネンタル・ブレックファストで、パン、ハム類各種、レバー・ペースト、チーズ各種、シリアル各種、ゆで卵、牛乳、ジュース、コーヒーまたは紅茶、みたいな感じ。ツレはパンとハムとチーズがうまいと言って大量に食っている。オイラは習慣どおりミルクと砂糖をかけたコーンフレーク。
朝食の後で主人の娘にスキー場への行き方を聞いて、スキーウェアに着替えて、道具もってホテルを出る。
Garmisch-Partenkirchen駅の裏に、Zugspitzbahnとゆー登山鉄道の駅があって、これがGarmischからドイツ最高峰Zugspitzeの頂上(のちょっと下)までいく電車。
とりあえず窓口で6日間有効の登山鉄道のチケット兼リフト券を買う。二人分で280ユーロぐらい。日本円にすると3万5千円ぐらいか。一人1日3000円弱で滑れる勘定。
オイラたちが駅についた時にはもう電車が止まっていて、乗り込むとすぐに出発。乗客はまばら。雪が積もっていれば、このへん一帯の山はぜんぶスキー場になるはずなのだけど、今年のドイツは暖かくって、クリスマスに雪がないようなありさまなので、周囲の山はまだ緑。
途中のGrainauとゆー駅で乗り換え。ここまではフツーっぽい列車だったけど、ここからはアプト式鉄道になって、列車の外にはスキーラックがついてたりと、俄然スキー場の列車っぽくなる。線路も Grainauを越えるとちょっとちょっと山っぽくなる。次のEibseeという湖畔の駅を越えると最大勾配25%ぐらいの本格的な山道になって、標高1600mぐらいのところからはトンネル。
トータルで1時間ちょいぐらい電車に揺られてトンネルの終端が頂上駅と、Zugspitze山頂スキー場のベースハウスを兼ねた建物って感じ。
スキー場は標高2600mの頂上駅から下に向かって中級者コースがあって、それとはべつに頂上駅の横手に初級者コースがあるという感じ。初級者コースの脇にバカでっかいハーフパイプ、初級者コースの上に上級者コースが1本。
上級者コース用のリフトはチェアリフトだけど、それ以外はすべてTバーリフト。これとは別に標高2900mちょいの本当の山頂に向かうロープウェイがあるが、山頂からは滑ってこれない。
とゆーのはさておき、スキー場にやってきた最初の感想。
「だだっぴろい」
コース・マップに記載されているコース数としては10本ないぐらいなのだけど、ここのスキー場における「コース」とは単に「滑りやすい経路」なのであって、コースから外れたところで、このへんは標高が高くて木も生えてないので、圧雪してなかったり、上り坂があったり、急な下りになってたりするだけのことで、べつに滑れないわけじゃない。もちろん滑走禁止区域はあって、滑走可能な区域の中でしか滑れないわけだけど、だだっぴろい雪原の中にコースを指示する矢印のついた棒が立ってたり、Tバーリフトがあったりするだけ。
山頂についたのが昼前だったので、とりあえず頂上駅でメシを食う。セルフ式のレストラン(給仕してくれるところも別にあったが)なのは日本とそう変わらない感じ。値段的にはどうだろ?まあ、セルフ式であるとゆーことを考えると高いかな。街でフツーのレストランで同じものを食うのと同じくらいの値段で、セルフで食わされるとゆー感じ。でも、そんなに質はそれほど悪くはない。フツーのドイツ料理が10種類ぐらい選べる。この日の我々の食い物は、ルーラーデン(薄切り牛肉で野菜を巻いたものを煮込んだ料理)とカリーヴルスト(カレー味ケチャップのかかったソーセージ、典型的なドイツの軽食)。
で、滑る。とりあえず駅でてすぐのところから下にくだってく中級者コースへGo。……雪良すぎ。降ったばかりとゆーわけでもないのに完全なパウダー。雪がさらさらすぎて、雪合戦しようにも雪玉に握れないくらいの雪。日本じゃシャーベットとかアイスバーンとかでしか滑ってないので、こーゆー雪には慣れてなくって、かえって戸惑ったり。でもって、やっぱり最初の一本はコースがよくわかんなくって、未圧雪の急坂に迷い込んでちょっと往生したり。あまりに雪がよくって、コースが広いので、ツレは「こんなところで滑ったら、日本に帰って滑れなくなる」と心配することしきり。
さて、上で書いたように、中級者コースは頂上駅から下に向かって展開しているので、一本滑ったところで、リフトに乗らなければならない。でもって、このエリアにはチェアリフトは上級者コース用に1本存在するのみで、後は全部Tバーリフト。日本にはそんなもんないってば。スキーはべつに問題ないだろうけど、スノボでTバーリフトって?
つーわけで、しばらくリフト乗り場わきでスノボでのTバーリフトの乗り方を見物するツレ。見ていると、Tバーの片方のバーを股の間に挟んで横向きになって乗る、後ろ側の足はビンディングは外しておく、とゆーのが普通の乗り方な模様。Tバーリフトなので1度に二人乗ることができるが、スノボ同士の場合には向かい合って、タンゴでも踊るみたいな感じで乗っている。スキーとスノボの場合には、スキーの人は普通にケツにバーをあてて正面を向いて乗っていて、特別なことはなにもない。
Tバー自体はチェアリフト用とそう変わらない高さにある索にぶらさがったウィンチから、ロープでぶらさがっていて、誰もTバーを握っていなければ、ロープはウィンチに巻き取られて、Tバーは上空でぶらさがってる感じ。乗り場でTバーをつかむと、ウィンチからロープが伸びてくる。結果として、Tバーをつかんでから、ロープがある程度伸びきるまでは引っ張られないので、乗り場ではしばらく余裕がある。
とゆーところまで分かったところで、いきなり二人乗りに挑戦。……いきなりコケる。後から分析すると、ツレが進行方向に対して体を平行にする前にTバーがひっぱられてしまったので、Tバーを中心に回転しつつツレがオイラの前に入ってきちゃった感じでコケて、しばらくひっぱられてからTバーが抜けた、みたいな感じ。
つーわけで、再度挑戦。今度は一人ずつ乗ることにする。ツレが最初になんとかのって滑りだし、オイラは特に問題なくその後に続く。全体の半分弱(リフトの長さは1kmちょい)のぼったところで、急な坂があって、その先でツレの姿が見えなくなったなーと思ったら、またコケていた。しばらくずるずるひっぱられてから、脇に逃げていったので、オイラもTバーを離して、ツレのところへ。特に危険もなく途中で降りられる、とゆー意味ではチェアリフトより優れているかも。
そっから下まで滑ってきて、別の、もうちょっと緩やかっぽいTバーリフトに挑戦。今度は降り場直前でコケていたが、一応最後まで上りきっていた。でも、ツレがコケていたのはこれで最後で、次の日からは二人乗りもできたし、事前に危惧していたほど、スノボでTバーリフトは難しくなかった模様。次の日ぐらいまでは股が擦れて痛いとか言っていたが、それも慣れの問題で、体重のかけかたとかの問題だと思うが、慣れるとスキーほどではないにしろ楽に登っていける模様。
そのほか、6日間滑っててTバーリフトに関して分かったことのまとめ。
中級者コースの一番下の地点になるところには、Tバーリフト脇にテーブルとベンチが並べてあって、飲み物と軽食が買える。3本滑った後で、ここで休憩。グリューヴァインを買ったら、売り子のおばちゃんに「メリー・クリスマス(ドイツ語でが)」と言われる。今日はどこのお店でも「メリー・クリスマス」と言われる。まあ、それが普通なんだけど、久々にそゆの経験すると、やっぱりヨーロッパはいいなあ、と思ったり。
そんなことしてるウチにだんだん日が翳ってきて、雪面も見づらくなってきたので、3時まわったところで今日は終了。
帰りの電車はわりと混んでて、オイラは立ちで帰る。傾斜25%、かつスキー靴で立ちっぱなしは結構疲れた……
今日の夕食はクリスマスのディナー。みんなが食事部屋にやってきたところで、主人がご挨拶。これからクリスマスの音楽をかけて、その後お楽しみがあるから、とかって言って去っていく。音楽スタート。
で、みんな神妙に待ってたんだが、なかなか何も起こらない。1曲終わっても2 曲終わってもまだ何も起こらない。だんだんみんな待ってるのに飽きてお喋りしだしたところに、主人がサンタクロース姿で登場。なんか、ここの主人は地元の手品師だったり、絵も描いたりとか、いろいろする人らしい。で、主人サンタが聖書の一節を朗読して、お菓子とか果物とかナッツとかの入ったプレゼントの袋がみんなに配られて、ドイツ人の比較的年配の客たちが主人サンタと写真撮ったりした後で食事スタート。アヒルレバーのパテとか、ザリガニのスープとか、メインはなんだったっけ?
今日も朝からせっせと滑る。
昨日、4時近くまで滑ってて、最後の方は雪面見えなくって全然滑れなかったので、今日は早めにあがって帰ってきてから街に出る。着いた日に行ったBahnhof Str. とは別のエリア。こっち側はだいぶ観光地っぽいお土産やさんとかがあるが、まあ、でも、そんなに観光地観光地した感じでもなく、大半はフツーのお店やさん。今日はまだクリスマス休みなのでウィンドウ・ショッピング。
スキーも3日滑ってそろそろ足も疲れてきたので、1軒だけあいてた薬屋さんで筋肉痛に効く軟膏とか買って、カフェでお茶。熱いバニラ・ソースのかかったApfelstrudel と Zwiebelkuchen(炒めたまねぎの入ったキッシュみたいなの)を食べてコーヒーを飲む。
それから、またぷらぷら街をうろついて、駅のそばにイケてるアクセサリ屋さん発見。主に銀細工のカッコいいピアスとか指輪とか売ってて、しかもそんなに高くない。今度、店が開いてる日に来てみよう。
さすがに4日目ともなると足がキツい。今日は昼であがる。
街でお買い物。
その前に遅い昼飯。Bahnhof Str.のトラットリアでピッツァとクレープ(ラザニアのかわりにクレープをつかった感じの奴)を食べて、バルドリーノ・クラッシコを一本空ける。それから、自然食品店でワイルドライスを買ったり、化粧品屋さんのクリスマス明け大安売りで叩き売られていた、クリニークの基礎化粧品セットをお土産用に買い占めたり、それと一緒に叩き売られていたクマのぬいぐるみを買ったり。
それから、昨日のアクセサリ屋さんで目をつけていたピアスを買う。あと、スーパーとかで飲み物とかタバコ買ったりしてホテルに戻る。昼飯が遅かった&多かったので、今日の夕食はパス。
今日はスキーはお休みして、Innsbruckに行くことに。Garmischからは普通電車で1時間半とかそんなもんだが、ところでオーストリアってEUでしたっけ?
思い出せないので、念のためパスポートを持って出かける。お金はユーロじゃなかったら、VisaのATMでキャッシングすればよかろう。Garmischの駅で往復の切符を買って、しばらく時間をつぶしてから電車に乗ってGo。
GarmischからInnsbruckに行く路線は完全にチロルのスキー場エリア。まあ、GarmischもInnsbruckも冬季オリンピックやった場所だしね。確かGarmischで買ったリフト券でこのへんでも滑れるはずだったり。
とはいえ、途中の街はGarmischよりも小さい街ばかりで、のんびりと田舎を走っていく感じ。Innsbruckに近づいたあたりから、急に大都市近郊っぽくなってきて、Innsbruckの駅はいかにも大都市の(汚い)駅。
帰りの電車が4時半ぐらいにあるとゆーことと、オーストリアはEUだとゆーことを確認してから、とりあえず駅のインフォメーション・センターで地図買って街にふらふら出て行く。ついでにスキー場のコースマップとかももらってきたり。
Innsbruckにきても、やっぱりやることはお買い物。今日は土曜日なので午前中はお店がやっている。てゆーか、大都市なので、土曜日も比較的長く(夕方まで)やってる店が多い模様。なぜかこの街では服屋は土曜日も夕方までやるのが普通らしい。
とはいえ、カフェで昼飯食って出てきたら、アクセサリ屋さんとかは閉まっていて、ちょっと残念。てゆーか、失敗。でも、昼飯前にツレが目をつけていた服屋は開いていて、そこでフェイクのムートンの暖かそうなコートを購入。もともとそんなに高くなかったのだが、クリスマス明けバーゲンで3割引になっていて、結局200ユーロになった。しばらく前に千葉そごうで見た、やっぱりフェイクのムートンのコートは5万円ぐらいしてたよなあ。やっぱり、こっちは服が安い。
午後になって雨が降ってきたので、スーパーでカエルの写真がプリントされた傘を購入して、さらにぷらぷらする。わりと面白い街だ。これだけデカい街だと、宿とかは多少高そうだけど、今度ヨーロッパにスキーに来る時はInnsbruckでもいいかなあ。
4時ぐらいにInnsbruck駅に戻って、駅のピッツァ・スタンドでハーフのワインを買って飲む。ドイツではピッツァのスタンドっていうと、だいたい大きな長方形に焼いたピッツァから葉書2枚分ぐらいの大きさを切り出して売っているもんだが、ここのスタンドでは直径45cmぐらいの巨大な円形のピッツァの1/6 で一食分らしい……。
ツレが面白がって観察していたが、大抵みんな一人で1切れ食っている。夫婦と幼稚園児ぐらいの3人で3枚食っていた。でも、まだ4時なので、これは軽食なのだろう……。むー。
ホテルに帰って夕食に行くと、今日は地元のツィター弾きの人が演奏をしていた。ツィターの演奏を生で見るのはこれが初めてかもしんない。わりと面白かった。
基本的にはやっぱり筝に近い楽器だけど、スライドとかハンマリングとかハーモニクスとか、ギターで使うようなテクニックは大抵使う模様。
夜中にテレビ見てたら『フレンチ・アンド・サンダース』がやっていた。
『French and Saunders on the Movie』とかって奴かな。名前は知ってたけど、実際見るのは初めてだ。結構面白い。DVD売ってないかなあ。
昨日の夜、雪が降ったらしく、今日はふかふか。そして寒くて風が強い。ヒゲが凍るし、鼻の穴まで凍った。
そして雪がふかふかだとショートスキーは足が疲れる。昨日一日休憩したにも関わらず、2本ぐらい滑ったらすぐに足がくがく。さすがにもう若くないからのう……。それでも、もうちょっと滑りたいので、偵察がてら今まで足を踏み入れてなかった、初心者コースに行ってみる。
……楽すぎる。まっ平らな斜面にふかふかの雪。斜度は10度とか15度ぐらいはあるんだけど、これだったら寝てても滑れる。ふかふかだから、そんなにスピードのりすぎないし、コケても痛くも痒くもない点で、今は亡きザウスの初心者コースよりも初心者向きかも。初心者がスノボでこけまくっても、痣の一つもできないかも。
で、何本か滑ってから昼飯。昼飯食って一休みしたら、まったく足が動かなくなった。オイラのGarmischスキーはこれにて終了。ツレは若くて元気なので、もう1、2本滑りにいったけど。
朝飯食ってからチェックアウトして、10時すぎの電車でアウグスブルグへ。またPasingの駅で乗り換えて、昼過ぎにAugsburg到着。
Augsburg駅のタクシー乗り場で、たまたま拾ったタクシーがFiat Multiplaだった。フィアットのテンロクの1.5Boxで、前後席ともに3人がけシートの奴。全長4mないのに、全幅は1.8mぐらい。こっちではこれが結構走ってる。
このサイズの車が(中央の座席を倒せば)4名乗車でスノボが積めるってのは驚異的。おかしすぎる。車幅のデカさが幸いしてか、この手の車のくせにコーナリングも安定してる。テンロクで大した馬力じゃないはずだが、低速トルクがあるのとMTなので、結構加速もいいし。
この幅あると、ウチのマンションの駐車場には絶対に入らないけどな。いいなあ、これ。
妹の家で昼飯食ったあと、Augsburgのショッピング・モールでお買い物。ドイツ歩いてると日本で見かけない犬種が多いので、本屋で犬の本、ついでに同じシリーズの猫の本、あとドイツ料理の本を買う。
Garmischで見てたテレビで、最近のドイツの辛口ワインは結構よくなってるんだよとゆー番組がやっていたので、8ユーロ前後のRiesling のSpaetleseTrocken とSpaetburgunderの赤を一本ずつ買う。それから、秤売りのリキュールと細工ボトルを売っているお店があって、ここで焼きりんごのリキュールを買う。
あと、こっちではよくあるイタリア風のデリで、オイル漬けのニンニクとかナスとかサン・ドライ・トマトとか。それと魚の燻製。
夜は妹の旦那が作った水餃子をたらふく食う。北京の出身だけあって、皮をこねる手つきとか、慣れてるなあ。
Spaetburgunderをあけてみた。うん、結構いける。まあ、イタリアワインがかなり安く買えるので、なかなか競争力という点では難しいんだろうけど、ちっとも悪くはない。
夕飯の後で、クリスマスの市で買ったMetも飲んでみる。昔ドイツにいた時から、Metとゆー飲み物は知っていたけど、飲むのは初めて。あー、こーゆー味なのか。蜂蜜ワインとゆーから、もっと相当に甘いのかと思ったが、そんなに甘くはない。ソーテルヌとかパッシートとかの方が、これよりよっぽど甘い奴がある。純粋に蜂蜜だけで作っているので、果実味はまったくなし。かなり強力にハーブ系の味がするが、これが使用した蜂蜜の味によるものなのか、添加されたものなんかは不明。
ま、基本的には水で溶いた蜂蜜にイーストぶちこんで発酵させるだけの飲み物なので、どーゆー風にでも作れるんだろうが。
昨日の餃子の残りを焼いて食う。うま。
街の市場でお買い物。今晩はオレがスパゲッティを作ることになっているので、スパゲッティの材料。塩漬けケーパーが100グラム2ユーロで売っていたので、余った分は日本に持って帰ることにして、200グラム購入。あとオリーブとか、ペペロンチーニとか、フェンネルとか。昨日買った魚の燻製とサンドライ・トマトでスパゲッティを作る予定。季節外れだけどアスパラが安かったので、アスパラも買う。あと、大晦日なのでスパークリング・ワインも購入。
メシを食った後は、MTVの特別番組とか見る。MTVの21年みたいな番組。トリはバグルスの『ラジオスターの悲劇』でした。懐かしい。でも、まるで昨日のことのような気もしたり。
年が変わって、そこらじゅうで花火があがりはじめたところでスパークリング・ワインをあけて乾杯。おめでとうございます。