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セカンド・カップ はてな店 - 「勝った方が物語り作る。」
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セカンド・カップ はてな店

2004-10-26 「勝った方が物語り作る。」

Policy Research & Analysis Network for Japanという海外で活動する日本人研究者らの政策情報ネットワークの記事で面白いものがあったのでリンクしたいのだが、無断転載はお断りらしいので紹介だけしておこうと思う。

http://pranj.org/default1.htm


ここの2001年の7月の記事。著者は古森義久氏と見た瞬間、それは捏造だぁ!と拒否反応が出た人は見に行かないように。先日の南京事件の問題について、自分は極左極右の間にあると思った人にだけ資料となるでしょう。中国教育がどうなっているのかのサンプルいろいろ。古森氏がすべて捏造しているという証拠でもない限り、相当に興味深いものがあるはず。

個人的にはもしこれが都合のいいように全量の半分がデタラメだというのでもまだ、どうもなぁ…と思う。ため息。もちろん、私がどう考えようとも相手は天下の中共なので好きなようにどこまでも行くんでしょうが。

でもって、こうやって東アジア日本軍こそ天下の悪魔という説が流れている光景は、植民地政策を全く当然のものだと考えていたしその後それが悪かったという話しにもついぞなったりはしない、少なくとも別に責められもしないヨーロッパの幾つかの国々とその延長であったアメリカからしたら、おもしろくてしょーがないだろうなとしみじみ思う。なんなんだよオレンジプランってなぁとかいろいろ言いたくなる。


と、この最後の一文を書いた主要なモチベーションはしかしながら別のところにある。普通こういう、「お下品」なことは、やせてもかれても言うべきではない、自分が悪かったことを棚にあげて他人をあげつらうなど以ての他という教育を受けてきたはずの私としてはお母さんごめんなさいとしかいいようがないのだが、今日はあえてそこを破ってみた方が活路があるのではないのかと思える一件も重なったので、ここのところずっといい訳もないほど破っている気もするがさらに破ってみようと思う。

今日、トロントで出回ってるフリーペーパーの先月号を読んだ(私もそこに毎月駄文を弄している)。その雑誌で私が最も楽しみにしているのは「Ianのいいやん」というコラム。彼は大阪弁を話しかつ書くカナディアンとして一部で多分有名?らしい。よくわからないけど。私は一回だけご本人にもお会いしたことがある。いわゆる不器用で誠実、しかし頑固という感じの人だった。私の方が圧倒的におばさんだから日本語環境としてはこう言うことも許されるだろう。「かわいいあんちゃんやった」。


で、彼の先月のコラムは「勝った方が物語り作る。(靖国神社について)」。

http://www.gottsu-iiyan.ca/iannoiiyan/y3-7sept.html

タイトル見たらなんだかわかると思うけど、靖国神社を軽々にダメ扱いするのはおかしいだろう、おまえらぁ〜という話し。で、なんつーか、この極めつけに日本的だと考えられているマターが綴られた日本語の文章(彼が書いている)を読んで、私はそういう気がしなかった。なんか英語を読んでいるような気がした。それは彼の日本語がアカンというのじゃなくて、ロジックがここらの人びとが言いそうなことだなぁと思えたというのが正しい。

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なんか、今でも「誤れ〜!」言われてる日本は気付いてへん事があると思う。日本が誤らないとアカンなら、その前にアジアを攻めたイギリスアメリカオランダフランススペインポルトガル、いろんな国が先に誤らんとアカンねや。 戦争の後にアメリカが何ぼか自分のものにしたし。 フランスイギリスとか、皆があの後、戦争前に自分のものにしてた国を取り戻そうとしてたし。 誰が悪いねん!? 「日本に攻められた国」の人達が日本と一緒に戦ったりした事を知ってたか? 何でや思う? 何で日本だけが悪いって言われると言うと、戦争を負けたからや。

日本がええ事をしたって言うてへんで。…(後略)

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(ここだけ引くのはアンフェアなので是非全部読んでくださいませ。長くないです。口語だし。)


で、こりこりに頭の勝った人はともかくこのへんでマルチカルチャーを生きている(理念とか政策で他者を説得したり洗脳したりするツールじゃなくて自分のこととして考え考え生きている、イヤなことやら面倒があっても、という意味。)人にとってのある種の常識って実際すでにこのへんじゃないのかと私は思ったりした。実際私も言うし人びともいろいろ言ったり言い返したりするのだ。でもって、むしろ、ここまで言うからこそ、ここらの人の反戦はいつ何時でもマジなんだろうなとも言えそうな気がする。どっちか、あるいはどこかの「史観」に属しているわけじゃないです、とはっきり言ったも同然だから。


増大する隣国の軍事費にもミサイルにもはては核騒ぎにも到底フェアな対応ができなかった日本サヨクのことを考えると、反戦左翼はかつて関係のある場合もあったと思うが、反戦サヨクには全く近似はないと言うべきなのだろう。しみじみ。


 この商売のツケはどこにいくんだろう? 14:01

多くの人が読んでいるブログのように見えるからあらためて引くまでもないが、極東ブログさんの今日のエントリー。私にとっては上のようにまったく好タイミングなので引く。


ODA(政府開発援助)についてのよくある話とシラク商売人

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/


しみじみ思うわけだが、中共率いるところのチャイナが軍事的に強化されていく場合ターゲットは何なのか? アメリカ? またEUが対中武器輸出を解除する根拠はなんですか? アメリカ帝国反対ですか? だとしたらまたぞろソ連の核はきれいな核時代ということか。

ヨーロッパ人にとっては所詮は商売だからちっとも懐も傷まないし気づかれもしないし、別になんだっていいただの商売だろうが、極東にいる人にとってはそうはいかないわけですが、この問題はほとんど全くちゃんと心配されているとは解しがたい。せいぜいいって、またもや極左極右トンチンカンなことを言っている。

しかし多分そうしている間に、取りかえしのつかないことになることだってあるのじゃないのか、と思うわけだが…。多分、日本という軍事大国がある限り罅垢榔勝后△箸いΔ里函?腓錣撒擦如??椶 米軍基地がある限り脅威に曝され云々ということか。でもってまたもや日本が見通しを誤るようなことが期待されているのだろうか。


 この不安も社説にしてほしい。 17:39


大統領選 ブッシュ氏に委ねる不安

http://www.asahi.com/paper/editorial.html


そんなこと心配するより、私たちが朝日日本の代表みたいな顔されることの不安の方を心配してもらいたいものだ。まったく実に深刻だ。頼みもしないのにいちいち朝日の言論が世界中に出て行く、どうしてこのプライベートな機関が書くことによって私は「日本人は」と連帯責任よろしく困惑させられたり、憤慨したり反論したりしないとならないのか。なんという不幸だ。それに比べれば4年に一回「入札」があるだけまだそっちの方がマシじゃないか、だ。


それはともかく他のことはどうでもいいのだが、私が爆笑したのはこれ。

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 ニューヨークタイムズ紙が社説で、ブッシュ政権の4年間を「破滅的」としたうえで、ケリー氏を「熱烈に支持する」とした理由でもある。

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いやぁ、他にどんな理由がなくとも、ニューヨークタイムズって誰でも知ってる通りに民主党寄りで、誰でも知ってる通りにどちらかと言わずともケリー支持だと思うんだが。今さら何を言っているのだ?

「かの」ニューヨークタイムズ紙でさえもブッシュを見放したのだ、だからそれは悪いのだ、って、ホントにどこまで行ってもどこかに権威があってそれを借りないと論が立てられない人びとだわ。