いつも通り、午前中ふにふにとしていると会社から電話。
珍しいなと思ったら、そういえば今日は取材を受けるって約束してたんだった。 うっかりしてた。子供の笑顔見てなごんでる場合じゃない。慌ててオフィスまで移動。
「日経バイト」の取材。 最終号に過去記事の検証としてさまざまな分野の人に話を聞くという特集なのだそうだ。 で、「プログラミング言語」の担当が私。わざわざ松江まで来るという時点でかなり豪気な企画だ。
そもそも「プログラミング言語」の一人者が私で良いのかって疑問があるのだが、 その辺を聞いたところ、実装技術の偉い人はたくさんいるけど、 言語そのものについて扱っていて、日経バイトの読者に名前がピンと来る人ってのが なかなかいないそうだ。まあ、確かにこのネタだと中田先生とかに話を聞くわけにもいかないか。 苦肉の策といったところか。
まあ、いろいろしゃべったが、役に立てたんだろうか。
しゃべった内容は(記事の邪魔になるといけないので)ここでは書かないことにする。
注目の編集者、森田さんがFranz Inc.のCEO、Fritz Kunzeに「言語ビジネスで成功する秘訣」を尋ねた答え。さすがに成功した人は違うな。おっしゃる通り。
詳細はリンク先を自分で読んでほしい(なぜか英文)。
ただねえ、成功するにはそれでいいだろうけど、 そういう言語って技術者とか言語設計者にとっては面白くないんだよねえ。
で、面白い言語でビジネスしようとすると...やっぱり死屍累累になるんだな。 面白くないとモチベーションが維持できないし。
難しいものだ。
Bruce Tate, James Duncan Davidson, Robert Cooper, Bill Vennersの各人に対する 「JavaのライバルとしてのRubyについてどう思うか」という感じのテーマでのインタビュー集。
さすがに彼らは冷静でRubyを一方的に褒めたりしないわけだが、 それにしたってこれらの面子がRubyに対してポジティブな感想を述べてくれるというだけで それはそれですごいことではないかと思う。
論文と書類が一通り終わって、 大学に提出。いくつかどうしても足りないものは 後から用意することに。
また、雑誌原稿のゲラを二本仕上げて、 こまごまとした仕事も終わらせた。
それと伸び伸びになっていたセキュリティレポートをwww.ruby-lang.orgに上げた。 これは対応が遅くて申し訳なかった、と思う。 なかなかレポートが揃わなかったり、確認ができなかったり、と 内輪の事情はあったのだが、言い訳にしかすぎない。
実質的な影響を受けた人はいなかったと思うのがせめてもの救いだ。
いや、いろいろ片付いたので気分が良い。
息子の顔が腫れている。聞くとクラスでおたふく風邪がはやっているらしい。 やられた。
今日は小学校の音楽会だったのだが、息子は欠席。 私は息子の学年のぶんと次女の発表を記録するために参加した。
親バカ全開でビデオを撮影してきた。お仲間がたくさん。 中にはSonyのハイビジョンのビデオカメラを持ってる人もいた。 一昔前のプロ以上の機材だな。
結構、感じいい。7.1倍は魅力だなあ。
これと、Finepix F10 (or F11), Exilim Z500くらいが欲しいなあ。 Cybershotの新しい奴も魅力的だけど、Memorystick Duoってのはなあ。
なんか毎回メディアの文句をいってるような気が...。
末日聖徒の家庭の常として、うちにも結構古い食糧があるが(上手にローテーションさせるの大変なんだよね)、 さすがに20年もののオーツ麦とかありませんから。
原稿の狭間に論文の打ち合わせで島大に。 ほんとうはここで全部仕上げているとかっこいいんだが、 完成はしなかった。
月曜〆切だから別に構わないんだけど。
で、既存の論文が足りないかも。そういえば、あんまり査読のあるところへの投稿とかしてなかったもんなあ。学術的活動が足りないことが最後まで響いたな。雑誌の原稿とかたくさんあるんだけど。