プログラミング言語に人の名前を付けるのは、ひところの流行だったわけだが*1、とうとう、Guido van Rossumの名前をとったものが登場。 名誉なことではないか。
その実体はロボットを操作する教育用言語(Python文法)だそうだ。
オープンソースの問題点として、
をあげ、それを解決することへのプロポーザル。 基本的には新しいコミュニティを意識した組織を作ることを考えているようなのだが、 それがうまくいくかどうかは、彼ら(amiculus.com)自身も自信がないようだ。
問題の把握は適切だ。が、それを解決するにはもう少し考察が必要な気がする。
Langsmithメーリングリストで発表された新言語。
ぶちあげたはいいが、なかなか議論が低調なlangsmithメーリングリストから、 最初に登場した言語として注目したい。なにより名前がいいな。絶対重複してそうだけど。
個人的な評価はとりあえず置いておいて、みなさんは、このAlanをどう思いましたか?
*1 だが、RubyはJack RubyやSam Rubyの名前を付けたわけではない
少なくとも名前については
Alan - Adventure language
http://www.welcome.to/alan-if
があるみたいですね
Rossumつながりのダジャレだそうです。http://lowlife.jp/yasusii/blogmark/2004/02/16.html#BM111
適切な報酬の欠如 はGoogleの広告でまかなえそうな気がします。
それには、日本とか、各国語のドキュメントを公式サイトが保持しないといけないと思います。
google adsenseでOSS開発をまかなえるほどの収入があるというのは、どんなサイトなんでしょう。結構アクセスがありそうなruby-lang.orgクラスでも私のおこづかいくらいで一人の生活も維持できないんですが。
言語やOSの開発は文化事業と似ていると思う、商業的な枠組みを外れて、開発者を文芸員として国が生活を保障するようにするといいかも...そして成果は国が保障するコモンズとなる
「封建主義者かく語りき」の受け売りですが(w
とりあえずRubyの今までの開発費用を計算してみるとよいと思われ。
そうすりゃ10年間でどのくらいの予算がかかったかわかるわけだし。
予算といえば
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20040830/149204/
ipaがんばれ。
あと
http://oss.mri.co.jp/floss-asia/summary.html
アジア全体ではLISPにもSchemeにもPrologにも負けている。
しかしSubversion(!?)とSmalltalkには勝っているようだ。