SmalltalkのセマンティクスにJava的構文を与えたような言語。 お約束のHello Worldはこんな感じ。
class Hello {
  static public main: args {
    Console << "Hello World!\n";
  }
}
こういう言語では(Rubyのように)ifやwhileなどは文法で持つことが多いし、 またメソッド呼び出しの形式も「obj.method」にするような気がするが、 SpanはこれらはSmalltalk形式のまま。
2 + 2;
5 + 2 - 7;
Array new: 10;
Rect x: 5 y: 5 width: 10 height: 10;
(5 >= 4) ifTrue: {
    this doWhenTrue;
} 
ifFalse: {
  this doWhenFalse;
};  
1 to: 5 do: #(cnt) { 
  cnt doSomething; 
};
要するに「Smalltalkにより普通の構文を」という出発点は同じでも、 アプローチにおいてRubyとは違う道をとっている(Rubyが捨てた点を残し、Rubyが残した点を捨てている)。 これが成功するのかどうかは私にはわからないが
あと、興味深いのはSpanは実行エンジンにParrotを採用している点だ。 Parrotかんばれ(Pugsに負けるな)。
IRCで韓国人が話していた。「韓国で有名な日本人といえばYuminとAyumiだ」。
松任谷由実と浜崎あゆみのことかと思えば、全然違う人らしい。
日韓の文化の溝はまだ深い。
Niceなる言語があるそうな。
http://nice.sourceforge.net/現在はJava上で動くそうです。