巨人と、近鉄を退団することが決まっているタフィ・ローズ外野手(35)=写真=との契約交渉が大筋で合意に達したことが25日、明らかになった。近日中に契約の覚え書きが交わされ、入団発表は12月中旬に行われる。
交渉は水面下で進められ、2年契約、年俸500万ドル(約5億5000万円)で両者が合意した。「ローズは金銭よりも、複数年にこだわっていたので、それが決め手になった」と球団関係者は説明。昨年獲得したペタジーニの年俸は7億2000万円とされているが、これに比べ、パ・リーグ本塁打王を“破格”の値段で獲得することに成功した。
正式発表はローズの身分が近鉄の保留選手名簿から外れる12月となるが、巨人にまた1人、4番候補が加入することが決定した。