"2004年01月" archive
1 31, 2004
卒論@残り-29時間
レジュメ&パワポ作りなんて3時間で終わる予定だったのに、3時間たった今もいっこうに終わっていない。意外と難しいな、コレ。
卒論が40ページで、レジュメは4ページ。そこで卒論の文量を1/10に圧縮するという作業が必要になるのだが、じゃあどうやって圧縮しようか。ここでうっかり40ページの各々に等しい重みを付けてしまいそうになるが、それは明らかに間違っており、つまり重要なところ説明すべきところだけをうまく取り出して行くのが正しいのだろう。
……とまあ、そこまでは分かるのだが、では自分の論文のなかで大事なところ、主張すべきところはどこなのかと考えるとそれが分からん。自分の論文なのに情けないが。
まあ、仕方ない。「等しい重みを付けて圧縮した」に近いモノを提示して、あとは先生や先輩方にぶっ叩いて貰おう。そうしよう。
卒論@残り-26時間
就寝したのは昨夜の22時。起きてみれば今日の19時。つまり21時間も寝ていたわけだ。
(結局間に合わなかったにしろ)卒論の締め切りを越えたという開放感ゆえだろう。
21時から卒論発表会の発表練習があるため、
何の準備もできていないまま学校に来ると、明日の昼に延期になったとのこと。
残り1時間でいかにしてレジュメとパワポをでっち上げるかということを
自転車の車上で考えながらきたわけだが、それが無駄になってくれてよかった。
さっそくレジュメ&パワポの作成に取りかかろう。
1 30, 2004
卒論@残り5時間
前言撤回。終わらないよぅ
・ホイッスル検出。再現率・適合率ともに10%台だった。ゼロじゃなくてよかった。
・ポンチ絵をあと二枚。数式。その他の細々とした書き残し。
・データがまだ全部できてない。どーすんだ。
・37ページ。
卒論@残り15時間
7時間も寝てしまった。
まあでも今から全力稼働すればどうにか終わるだろう。
1 29, 2004
卒論@残り23時間
尾内先生に2回講評していただく。
的確な指摘を頂戴し、見識ある人に見て貰うのは大事だとおもう。
徹夜明けで午後5時。相当ねむいのでいったん帰って数時間寝る。
・講評のおかげで構成がかなり良くなる。
・日本語。33ページ。
卒論@残り31時間
徹夜明け。
・日本語は33ページ。
・残るは特徴量の統合についての章と、考察と、ポンチ絵と、数式と、結果・評価を少々。これから帰って少し寝るとしても、25時間も残ればまあ終わるだろう。
・ホイッスル検出の結果出すのだるいなぁ。なんせ、一月の真ん中あたりになってやっと手を着けて、スペクトル包絡の概念すらろくにない状態で、暗中模索でてきとーに実装したモジュールだ。少しは知識がついた今となっては、これがまったく使えないことは自分でも良くわかっている。
卒論@残り32時間
Windows2000を使ってるのにWordが落ちた!
保存していなかった1ページ半くらいの文章が消えた。
fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck! fuck!
卒論@残り39時間
明日の10時半に尾内先生に書けたものを見ていただくことになっている。
それまでに一通り仕上がるようにがんばろう。
・章の区切りで改ページを入れたら一気に5頁も上乗せできた。やったー
・フィールド領域検出とユニフォーム領域検出の評価を友人にやってもらう。頼まれてくれた某氏よ、ほんとうにありがとう。
・きょうの5限は地理学の講義に出る。90分間ももっていかれるのはちょっときつい。
・ただいま29頁。もうちょっとだ。がんばろう。
1 28, 2004
卒論@残り58時間
卒論@残り64時間
論文を書くのは深夜のほうが良いとおもいはじめている。
昼間、研究室だと書くのをためらうようなクオリティの低い日本語でも、深夜だと思考力の低下とナチュラル・ハイの力を借りてがんがん書いていけるというのがあるからだ。とにかく規定の文量に達することを目指そう。
・図書館へ出かけて本を2冊借りる。画像処理の本とパターン認識の本。
・日本語。図表込みで18頁。思うように進まないなぁ。
1 27, 2004
卒論@残り74時間
起きた。
必要なデータをiPodに詰めて、学校へGo
卒論@残り78時間
コンビニに行くたびにアルコールを買ってしまう。
精神のテンションを作業可能なレベルに維持するのが大変。ちょっと油断するとだるくなって集中力も低下し、だらだらとどうでもいいネットサーフィンを始めてしまう。
これから少し寝て研究室へ行く予定。
・実装はほぼ完了。これからデータ作り。ホイッスル検出の再現率・適合率を出すのが嫌すぎる。
・いい加減な実装をしているためメモリリークが……。メモリを1GBも積んでいるから、少しくらいのリークは問題ないのが救いだ。高スペックな家PCに感謝。そのうち原因を追及してちゃんとしたコードにしたい。
・これからバグが出でこないことを祈る。残り時間を考えるとたった一つのバグがfatalになりうる。泥沼のようなデバッグに時間を食い潰される……想像しただけでぞっとしてしまう。
・日本語。図表込みで16頁。ちょっとだけ進んだ。
1 26, 2004
卒論@残り92時間
なんと恐ろしい。虫どもと華麗に戯れていたらいつの間にか午後8時とは。
夕方くらいから顔を出そうと思っていたんだが、今日は研究室はお休みにしよう。
ただいまの状況は。
・フィールド領域の検出部とユニフォーム領域の検出部を完成させる。細かいゴミを潰す処理と重心を求める処理ができていなかったのでこれを実装する。あたまの悪い再帰関数を書いたらStackOverflowが出てくれてげんなりする。6時間くらい掛ける。
・フィールド領域の検出は良好な精度だが、ユニフォーム領域の検出はあまり使えない。ほとんどのユニフォームはフィールドのような均一な色ではなく、ピクセルの色情報にのみ注目するいまのアルゴリズムでは難しい。これについては考察でフォローしよう。
・残る未実装部分はホイッスルの検出。FFTして出てきたスペクトルを、gnuplotに喰わせたりしてチェックした限りでは、まったく使い物にならないことは明らかだ。ノイズだらけな上に観客の指笛がほぼ同じ周波数で鳴りまくるので、FFTしただけではどーにもならん。とにかく、むりやり形にして、とりあえず再現率と適合率を出そう。あとは考察でフォロー(こればっかだな……)。
・今夜中に実装はすべて終わらせて、明日以降はデータ作り&論文書きに充てられるようにしよう。論文書きに6~70時間も残ればなんとかなるだろ。
・日本語。図表込みで14頁。全体の1/3~1/4というところ。
卒論ヤバイ日記を書くのもめんどーになってきた
残り100時間を切った。実装はおわってねーし日本語は14頁だ。
うーん、どうなるんだろう、おれ。
1 22, 2004
卒論ヤバイ日記@2004/01/21 (卒論提出まであと8日)
起きたのが3時。学校へ行って講義を受けて6時。ご飯を食べて帰ってくると7時。それからぐうたらチャットしながら日本語を書いて寝る。鑑みるに、なんと時間を無駄にしていることか。
<日本語>
・構成はだいたい出来たので文章を書き始める。
1 21, 2004
卒論ヤバイ日記@2004/01/20 (卒論提出まであと9日)
処理が重い。じつに重い。
考えてみると、一試合分のサッカー映像はだいたい100分ちょいの長さで、
30フレーム/秒なので、おおまかに計算するとおよそ20万フレーム。相当な量だ。
もっと早い段階でデータ作りに手を付けておくべきだった。
<日本語>
・構成を書き進める。
・データを作り始める。とりあえずカット検出の部分から開始。
やはりというかなんというか、クロスフェードのせいで精度が落ちまくりだ。いい加減にしてほしい。クロスフェードを使っていないサッカー映像を探してくるという手もあるが、もっとも一般的な手法のひとつであり、大なり小なりほとんどのサッカー映像で使われているため、それをするのは卑怯という気がする。考察のネタにもなるし、このまま行くか。
<実装>
・カット点検出の結果をチェックするインターフェースを作る。
カット点の一覧をリストビューに出して、それをクリックするとカット点を挟む2枚のフレームが表示されるというもの。
<その他>
・二度寝した。起きたら午後3時だった。本当にいい加減にしてほしい。
・家PCにultr@VNCを入れる。研究室PCから家PCを操作することが可能に。
<アウトプット>
・卒論の構成(完成度20%)
NSアウトライナーファイル http://www.seman.cs.uec.ac.jp/~shin/blog/sotsuken_20040120.nso
テキストファイル http://www.seman.cs.uec.ac.jp/~shin/blog/sotsuken_20040120.txt
1 20, 2004
卒論ヤバイ日記@2004/01/19 (卒論提出まであと10日)
こうやって書き出してみると全然進んでねーな。
<日本語>
・『これから論文を書く若者のために』を読了。簡単にまとめてメモblogに残しておく。論文の書き方について一通り分かった気分になる。
・NSアウトライナー(タダで使えるいかしたアウトラインプロセッサ)を使って構成を書き始める。まだぜんぜん出来ていない。
<実装>
・処理結果のデータをファイルに書き出すインターフェースの実装をする。当初の予定だとXMLベースできっちりした仕様を作るつもりだったがもはややってられん。gnuplotで処理することを想定したべた書きテキストにする。
・音の処理(ホイッスルの検出)をどうするか。ざっとした知識を獲得するために生協で本を拾う。『画像・音声処理技術』。数式少なめ概念図多めで、主要な技術・アルゴリズムを概観した素敵な本だ。とりあえずこいつに目を通してみよう。
1 19, 2004
ヤバイ。おれの卒論ヤバイ。
まじでヤバイよ、マジヤバイ。
おれの卒論ヤバイ。
……というわけなので卒論の進捗を日記にしてここに書くことにした。
その意図するところが、卒論が如何に進んでいないかということを一日一回自覚し、己に発破を掛けるためであるのは言うまでもない。人間というのは、どうしても嫌なことから目を背けようとしてしまうものだ。卒論が進んでいない。このままではプロフェッサー・ONAIにリジェクトされてもう一年追加になってしまう可能性すらある。そんなこと、本当は分かっている。だがどうしても現実を直視することができず、全力で卒論に取り込むことを拒否してしまうのが人間というものだ。そこで日記を書くというソリューションが登場する。日記を書くということは、否応なしに自分の進捗を整頓し、客観的に把握するということである。毎日日記を書くたびに、「ああ、自分の卒論はなんと進んでいないのだろう。このままではいけない。いま以上の熱意と情熱を持って卒論に取り組まなければ」との自覚を深め、よりよい卒論を仕上げることができるだろう。
また、卒論の提出日までに残された猶予はたったの10日で、こういうときに恐ろしいのは、何となく無為に過ごして一日を無駄にしてしまうことだ。ここでも日記が役立つ。一日を過ごし、PCに向かって日記を書こうとして、書くべきことが何もないことに気付く。そんなときには貴重な時間を無駄にした自分の愚かさを呪い、明日からは生まれ変わって真摯に卒論に取り込もうとの決意を胸に抱くことができるだろう。
さらには、日記がblogというかたちで人の目に晒されることにより、自分の誇りを掛けて卒論に取り組もうという意識が芽生える。もし自分の努力が十分でなく、満足な卒論を仕上げることができなかったり、ましてや日記を書くことを途中で放棄したら、ひとは自分のことを嘲笑し、「こんなやつに明日を生きる資格はない」と言うに違いない。そんなことがあってはならないと、卒論にかける意欲が倍増することは間違いない。
……それにしても、本当に進捗は思わしくない。
一日刻みで管理していかないと、ほんとにどーにもならないという感じである。10日後にどんなアウトプットができているんだろうか。
1 14, 2004
大学のネットワークが不調 → ガストへGo!
http://www.itmedia.co.jp/broadband/0208/02/xjrb_14.html
布田駅前のガストで無線LANサービスが始まるとの朗報。
ちなみにガストの場所はここ。
1 13, 2004
VideoForWindowsは遅いということが判明
卒研ネタ。
AVIからフレーム(=DIB)を抜き出す処理を、いままではVideoForWindowsというレガシーなライブラリを使って書いていた。つい先日、先輩氏から同じ処理をDirectShowで書いたコードを頂戴したので、さっそく今までのVideoForWindowsなコードに置き換えた。そして、興味本位で双方の処理速度を計測してみた。
下に示すのは、VideoForWindowsなコードと、DirectShowなコードの双方に、同じAVIから1000枚のフレームを抜き出す処理をさせた結果。1フレーム目から1000フレーム目までを順番に抜き出していくシーケンシャルなアクセスと、乱数で生成した番号のフレームを抜き出すランダムなアクセスとを試した。
リソースとして使ったAVIはこのようなもの。
CODEC : Indeo5
-quality : 85
-keyframe : 15フレームごと
-その他、scalability, transparency等のオプションは使わず
Size : 640*480
内容 : サッカーの試合
| VideoForWindows | DirectShow | |
| シーケンシャル | 54953(ms) | 34734 |
| ランダム | 53390 | 37812 |
双方の間にはおよそ1.5倍もの差が生じている。これだけの差が付くというのは意外だった。DirectShowのほうが遅く作られたライブラリであることから、より洗練された実装がされているということは分かる。だが、もっともCPU時間を喰うであろう、AVIのバイナリをデコードしてDIBを作る部分の処理はIndeo5のCODECがやっているはずで、双方とも同じものを使っているとおもわれる。処理全体としてこれだけの違いが出るのはどうしてだろう。暇なときに調べてみようとおもう。
卒研で実装中のシステムは、VideoForWindowsなコードは捨てて、DirectShowオンリーで行くことを決定しました。
1 12, 2004
Fedoraって何だ
・元々は、ハワイ大学の学生を中心とする開発者コミュニティ『Fedora Linux Project』。RedhatLinuxのアドオンを開発していた。
・Redhatはカネにならないエンドユーザ向けのディストリビューションを捨てたがっていた。
・そこで、Redhatは、順調に成長し大きな開発力を有するようになっていたFedora Linux Projectに目を付けた。
・資金はRedHatが提供する
・開発の指揮はRedHatが執る
・商標やその他の権利はRedHatが持つ
・まとめると。RedHatは、今まで自社の技術者がやっていたエンドユーザ向けディストリビューションの開発/保守を、オープンソースの開発者たちにやってもらうことにした。Fedora Core 1は実質的にはRedHatLinux 10であり、これからもFedoraはRedHatの意向を汲んだディストリビューションであり続ける可能性が高い。Coreメンバの多くがRedHatの技術者であることから、必然的にそうなるだろう。わざわざFedoraの名を冠したのは、オープンソースの開発者たちのモチベーションを高める効果を狙ってのことなのかしらん。
netcraft.comのWebサーバ統計
http://www.netcraft.com/Survey/Reports/current/graphs.html
順調に伸び続けるapacheと対照的に、いつの間にかIISが頭打ち(むしろ減少傾向)になってる。増加が止まったのが2002年の前半であることを見ると、nimdaやcoderedの被害の酷さによってセキュリティの甘さが強烈に印象づけられてしまったってことか。一度うしなった信用を取り戻すのは容易ではないわけで、再びシェアを伸ばす日が来るんでしょうか。
1 2, 2004
blogを使ってメモを取ってみる
僕はあたまが悪いので、何かを覚えても3歩あるけばもう忘れている。さすがに3歩は言い過ぎにしても、このところの短期記憶の劣化は目を覆うばかりで、とにかくメモに残しておくことを習慣にしている。そうすれば、あとになってはっきりと思い出せないことでも、「そういえばメモに取ったはず」という記憶だけ残っていればOKなわけで、素晴らしいったらありゃしない。それにしても愁うべきは超ロースペックな我が脳味噌よ。
今まではPCベースなメモにChangeLog形式を採用していた。だが、手軽さと簡便さにおいては大きな利点のあるChangeLogでも、日々使っていると欠点も多いことに否応なく気付かされる。まず複数の場所にメモが分散するのがダメだ。研究室で取ったメモを定期的に自宅にメールし、いちいち統合してやる必要があるのだが、これが面倒でたまらない。また、テキストファイルの表現力はさすがにしょぼすぎる。メモにURLを貼り付けることが多いのだが、あとで参照するときにブラウザにこぴぺするのがとてもだるい。もっと優れたメモの取り方がないものかと思っていた矢先、しょーもないトラブルでパーティションが飛び、取り貯めてきたメモも道連れになって消え去った。これを契機にして、メモをblogで取ろうと考えた。
blogならばブラウザでアクセスし、どこからでも(インターネット環境さえあれば)メモを残すことができる。HTMLの表現力を使い、URLへのリンクを貼ったり、図表を埋め込むことも可能だ。さらに、MovableTypeにはカテゴリー機能がついていて、メモをジャンル分けして整理することもできる。これを使わない手はない。
というわけで、我が自宅サーバにMovableTypeを入れ、メモ用blogを作ってみた。こいつを使ってばんばんメモを取りまくってゆく所存。