FileHelper は Commons Transaction に用意されているユーティリティクラス。
ファイルの作成、移動、コピーを簡単に行うことができる static メソッドが用意されています。
特にファイルのコピーやなんかは普通にコーディングすると結構面倒なので、お手軽でいい感じです。
なのでいくつかのメソッドを試してみました。
ファイルの存在確認には boolean fileExists(String) メソッドを使います。
引数にファイルのパスを String で渡すと結果が boolean で戻されます。
boolean isExists = FileHelper.fileExists("test.txt"));
新しくファイルをつくるには boolean createFile(String) メソッドを使います。
引数にファイルのパスを String で渡すと結果が boolean で戻されます。
パスの途中に存在しないフォルダが指定されている場合はフォルダも含めて作成されます。
FileHelper.createFile("folder/test.txt");
既存のファイルを削除するには boolean deleteFile(String) メソッドを使います。
引数にファイルのパスを String で渡すと結果が boolean で戻されます。
deleteFile(String) メソッドはファイルを含むフォルダを削除しようとした場合には失敗します。
boolean result = FileHelper.deleteFile("folder/test.txt");
ファイルを含むフォルダをさっぱりと削除したいときなどには void removeRec(File) メソッドを使います。
引数は削除したいファイルまたはフォルダを示す File オブジェクトです。
FileHelper.removeRec(new File("folder"));
ファイルを移動するには void moveRec(File, File) を使います。
引数は移動元と移動先を表す File オブジェクトです。
移動先のファイルがすでに存在する場合は上書きです。
中身があるフォルダの場合は中身ごとごっそり移動します。
FileHelper.moveRec(new File("folder1"), new File("folder2"));
ファイルをコピーするには void copyRec(File, File) を使います。
引数はコピー元とコピー先を表す File オブジェクトです。
コピー先のファイルがすでに存在する場合は上書きです。
中身があるフォルダの場合は中身ごとごっそりコピーします。
FileHelper.copyRec(new File("folder2"), new File("folder3"));