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●日記の内容をくれぐれも本気にしないでください。ほぼ何にも調べずに書いています。
●何を言っているのかよくわからない場合はとりあえず用語集を参照してください。
●時々同じ事を何度も書いています。心配するだけ無駄だと思うけど。
●敬称略。
●おしゃべりがどうしても治りません。
●リンクは御自由に(リンクを外すのも含め連絡不要です)。
●ここに書かれていることや文章の形式などはごっそりパクっても構いません。
●万一ここに書いてあることが何かの間違いでありがたく見えてしまうときは【あるわけなかろうおれカネゴン】、あなたの精神力が弱っていますので視聴を控えてください。危険です。
●もしここからリンクされると格が下がる/貫目が落ちるとお嘆きの場合はご連絡いただければ外します。
●日記インポート時のエラーがそこここに残っていたり恥ずかしくていたたまれない箇所があったりするので、折に触れて過去の日記も書き直しています。
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2006年 【今月】
昨日のhttp://crd.lbl.gov/~dhbailey/に掲載されている公式を mupad にぶち込むと、確かにπが算出される。これを応用したあなたの名前は円周率に含まれていますか?CGIで、任意の桁をいきなり算出できることをいやが上にも思い知ることになる。なおカネゴンの本名は含まれていたけれど、orekanegonは4000億桁以内にはありませんでした。あとhitlerは「あり」なので、占いをでっち上げるにも好都合。
嘆きつつ何度もiMacの電源を投入したりひっくり返してお尻をペンペンしたりリセットをかけまくるも起動せず。さらに本体電源をかなり長い間押しっぱなしにすると、突然ビープ音が鳴り、だんだん起動し始める。PRAM設定が元に戻ったか【悪気はないのでおれカネゴン】。ついにはほぼ確実に起動するようになったものの、モニタは完全におっ死ぬ。
仕方なくケーブルをつけたまま本体を移動しiMacの背面の端子から液晶モニタに接続するといきなりくっきりとJaguarの画面が。嘆きつつSDKをインストールし、ProjectBuilderの勇姿を眺め、DVDの動作を確認。やはりDVDだった。その場でいきなりリージョンコードの変更を要求され残り3回。へこむ。
この調子では今は良くても引越しと共に息絶える可能性が高い。おそらく修理に出してもロジックボード交換で10万取られるのがおち。見た目はともかくこんなにかっかと発熱するモニタと付き合う気にもなれない。いっそすっぱり型落ちG4を買うか【新品買えぬおれカネゴン】。
以前の日記で、ディリクレ関数の結果から有理数と無理数の比が0:1らしいと推測したけど、超越数は無理数より遥かに多いという噂がある【噂にあらずおれカネゴン】。同じくディリクレ関数を適用すればやはり無理数と超越数は0:1ということになる。とすると、有理数と無理数と超越数の比はいったいどういうことになるのか。どうやら問いかけ自体が無意味であるらしいことはうすうすわかってきました。濃度の違う無限集合同士に比も何もあったものじゃないだろうし。
時間がないので手短に。今月の日経サイエンスに、πやlog2の任意の桁を直接導き出せるアルゴリズムが発見されたとある。ヒデキ指数=100。カネゴン的には世紀の大発見だと思うのですが。この間の朝日新聞に、日本でπをうん兆桁まで算出した東大の先生のインタビューがあり、「1兆桁目の数字が2だと最初に知るのが自分だというのが感激ですね」(桁数はカネゴンのうろ覚え)とあったのが、あっさり覆されたことになる。実際、日本のスパコンで算出したπがこのアルゴリズムでたちまち検算されたとか。暗号的な危機が生じなければいいのだけど。
アルゴリズムが掲載されているサイトはhttp://www.nersc.gov/~dhbailey/。アルゴリズムの名前は「PSLQアルゴリズム」だそうな。出かけてきます。
Power of 10(Javaが必要)。
本の脚注が実は好きでない。脚注が出てくるたびに流れが中断され、巻末に何かよほど大事なことが書いてあるかと思えばたいていどうでもいいことだったりする。どうでもいいことだから脚注に書いたのかもしれないけど、見ないと落ち着かない。創元SFみたいに本文にインラインでかっこ書きの注釈を入れてくれる方がまだまし。
先月のAmerican Scientist誌より。三色問題がスピンの基底状態に思わぬ形で関連していたとのこと。基底状態のエネルギーがゼロになる(現実にはまずならない)ということは、三色問題に少なくとも一つの解があるということと対応づけられるらしい。それに伴ってsurvey propagationというアルゴリズムも開発されたとか。純粋数学が突然物理にこんにちはしたような趣き。
書いた内容があまりに小っ恥ずかしいので心の審判から物言いがつきコメントアウト。
j2sdk1.4とj2re1.4のdebianパッケージがこの間からなぜかインストールできず。いったんそれぞれの1.3をインストールして削除し、それから1.4をインストールすると成功。それ以前に、/etc/apt/sources.listで「deb ftp://sunsite.auc.dk/pub/languages/java/java-linux/debian unstable main non-free」のunstableを誤ってstableと記述していたのも悪かった。すみません。
しかしまだmozillaでjavaが動かない。debian-usersによるとgcc3.2でコンパイルされたバージョンが必要とのこと。このdebianパッケージはないので、結局blackdownから普通のパッケージを/usr/localにインストール。
しかしまだ動かず。update-alternativesをあれこれやっていると、何だか動作がおかしい。さんざん調べて、どうやらオプションの順序を間違えていたために本物のプラグインがシンボリックリンクに化けてしまい、思いきり循環参照していたことが判明。ダウンロードしたj2reは削除してしまっていたので再度ダウンロードしてやっと動作。またしてもシンボリックリンクで事故【指さし確認おれカネゴン】。何をやっていたのだろう。
四谷でバンド練習。
やっとのことでMac OS X 10.2(Jaguar)を購入。喜び勇んでインストールしようとiMac(初代)を久しぶりに起動すると画面が水墨画のように左右ににじみ、極めて読みにくい。仕方なくそのままインストールすると、CDが2枚目にさしかかったところで突然あかりがぱっと消える。Green Light of Deathとはこのことかと焦るもiMacをがたがた揺すると元の水墨画に戻り、ひとまずインストール完了。ここ数年Macを疎かにしていたのでMacの神がお怒りなのだろうか【わしらの仕業よおれカネゴン】。蓋を開けて色調整したいのだけど、どうもネット上には方法が見つからない【感電注意のおれカネゴン】。最悪の場合マザーボードとDVDを摘出して普通のモニタにつなぐか。カネゴンのPC環境はもらいもの比率が80%なのだけど、幸か不幸か17インチモニタはMac/Win両方の端子がある。続きはまた今度(参考:iMacDV400改造)。
どこかにトリマーがないかと試しにiMacを開き、再度閉じてから電源を投入すると、今度は起動音の直後にハードディスクが停止し、グリーンランプが明滅する。しかもOS XのCD-ROMを呑み込んだまま。何度再起動しても状況は変わらず。そのときTVで流れていたのは宇宙開発史・事故の裏側の再放送【薬が過ぎたかおれカネゴン】。
カネゴンがやってはいけない仕事シリーズ: 宇宙開発(近寄るだけでミスが誘発される)。
少子化問題。子供を輸入しつつ老人を人材の必要なリゾート地に輸出して人口ピラミッドを三角形にする手もあるけど、少子化の根底にあるのはフロンティアの不在にあるという勝手な仮説に基づき、何とかして陸地を増やす方向に持っていきたい。スペースコロニーやリングワールドやダイソン球殻をしこしこ作っていたのでは間に合わないので、手頃な小惑星を導いて太平洋の真中あたりにゆっくりと墜落させ新大陸に仕立てあげてくれないとカネゴンが生きているうちにフロンティアを目にできない【生かしちゃおけぬおれカネゴン】。
妖精現実さんの新作。「うまい記号を発明したら半分勝ったようなものだ」の好例。うまー。
吉祥寺某所にてsvnseed,taiyo,vm_converterの三名とともにささやかな呑み会が催される。何とも妙なる顔合せ。ここに書けない話で盛り上がり、さらにはDarwinにコミットする某氏の影が兀然とつきまとう。いろいろと教えられることだらけ。カネゴンが引っ越してもまた呼んでください。
帰りの電車であることを思いついて興奮止まず、家に帰ってから書き留めてみるとあんまり大したことではなかったような気がしてくる。数日に一度発作的にこの現象が発生する【ただの発作のおれカネゴン】。
PCが3GHzともなると、PCエミュレータのVMWareが恐ろしく軽快に動くようになる。エミュレーションをしていてほとんどストレスを感じることはないのだけど、たった一つ、仮想環境のサウンドの質がホストOSのサウンドに比べて明らかに高域が減衰しなまって聞こえる。耳の検出境界がサウンドのビットレート前後に位置しているのかもしれない【推敲足らぬおれカネゴン】。こんなところにエミュレーションらしさが図らずも顕現してしまうとは思わなかった。仮想世界にいながらにして外の世界を感知するというのはこういうものなのだろうか。
水木しげるによると、妖怪は世界各地の踊りや音楽や祭の中に直接感じることができる、決して文字を通じてではない、とのこと。あらゆる集合の中で、文字で表せる空間がほんの一握りで、その中でさらに学問の対象にできるモデル化が可能な空間がさらにほんの一握りだとすると、補集合は莫大なものになりそう。文字によってその補集合を切り捨てているからこそ皆かろうじて正気を保っているのかもしれない。作品を追求するあまり補集合に入れ込んでしまって帰って来られなくなるみたいな話はこれまた掃いて捨てるほどある。アンテナは適度に鈍いに越したことはないというか、むしろ必要に迫られて、途方もない努力を払って鈍くしてきたのだと痛感【何が何だかおれカネゴン】。
つまらんことを考える【する気がないだろおれカネゴン】。完全に可逆的なフィルタプログラムというものは可能だろうか。sedでもperlでもいいのだけど、出力結果をフィルタの出口から通すと入力結果が完全に再現されるようなフィルタプログラム。フィルタを2通り作るというのは禁じ手とする。たとえるなら、html2pdfとpdf2htmlを一度に記述できるような処理系。かつ、入力とそれに対応する出力をそれぞれ与えるとフィルタのパターンを生成するようなプログラム。入力と出力を多く与えるほどフィルタの精度が上がるようなもの。完全なものができないのであれば、逆にどのような制限を与えたらそのようなフィルタが成立するか。よくわからないけど、行列をちゃんと勉強したらカネゴンがまたもや無駄なあがきをしていることが判明するような予感。
普段使っているのが600MHxのPCなのだけど、いきなり3GHzにグレードアップする機会を得る。満足度はその対数に比例するの法則で、おそらく1.6倍そこそこか。底は何に設定するのが妥当なのでしょうか【盲滅法おれカネゴン】。
遥か昔、「非行少年」という言葉を最初耳で聞いてしまった(TVの「天才バカボン」で)ので、つい「飛行少年」だと思い込んでいたことがあった。その後文字で見たときに、まさかこんな字を当てるとは思いもよらず、くらくらした覚えがある【そんな程度でおれカネゴン】。カネゴンは自分は非行少年ではなかったと思っていたけど最近ちょっと自信がなくなってきた。自覚がなかっただけで、実は触れたものがすべて問題に早変わりしてしまうほど問題作成能力に長けた問題児だったのではないかという気がしてしまう。うう。
ftpで怪現象。ffftpでwu-ftpdにログインすると、ファイルリストがまったく表示されなくなった。しかしファイルは送信できる(ファイルが見えないので受信はできない)。コマンドのftpはリスト表示も送受信もまったく問題がない。「Access restriction apply.」のメッセージに何かありそう。今は設定を直す気になれないのでまた今度。
慌て癖を治します。一生かけて。
自分のためのメモ:emacs-wikiとI love CUI。(自分の情報整理スタイルを晒そうよより)。
今日の朝日新聞に細野晴臣の記事があり、しかもオカルトの話をしていた。以前からこの人が、他の誰もついていけないようなオカルトの話をするたびに冷や冷やしていて【冷や冷やさせたぞおれカネゴン】、いつ決着をつけるのかと思っていたら忘れた頃に突然の決別宣言。もしやと思っていたけど、90年代後半に日本中を震感させたあの事件にやはりショックを受けていたらしい。一方、あれほどベースのうまい人なのに、そのことを自分ではちっともありがたいと思っていないところがおかしくもあり不思議でもある。身体が弱い人であることは間違いないようだけど、この人を見ていてもわかるように身体が弱くても長生きすることはざらにある。丈夫な人ほど無茶が効いて寿命を縮めることの方が多いような気がする。人生なかなかマルコフチェーンのように行かないことを痛感。
mozillaにおかしなバグが出るようになった。表示された文にハイフンが二つ以上含まれると、そこから後が表示されなくなってしまう。apt-getでなぜか解消。
カネゴンもwikiで数式が扱えたらいいなと思っていたら、いつの間にかWikiPediaがTeX数式を扱えるようになっていた。現在はpng画像だけど将来はMathMLになるかもとのこと。wikiのプラグインがどこかにないかと探すもまだ見当たらず。MathPlayerがIEでも使える現在、そろそろあってもいいかも【作れるものならおれカネゴン】。
と思ったらPukiWikiに既にあった。何とmimetexサイトで画像を作らせてそれをいただくという実装。開くたびにアクセスするとなると心が痛む。
ついうっかりFBI超能力者が事件を解決みたいな番組を見てしまう【眉唾好みのおれカネゴン】。これだけ人材が揃っているなら大量破壊兵器も楽勝で探知できることを確信。
アリーの弁論術(もらいもの)を読んでると、不思議な既視感がある。ギリシャ語からの日本語訳なのに、何だか英語を読んでいるような気持ちにさせられる。カネゴンが想像している以上に、アリーの考え方はあちらでは血となり肉となっていることを痛感。アメリカは世界中で最も少ししかデカルトが読まれていない国であるが、しかしデカルトの教訓が世界中で最もよく遵法されている国であるらしいけど、同じことがアリーについても言えるかもしれない。
『ゲーム脳の恐怖』の嘘 (from圏外さん)。
ゲーム脳のことはよくわからないけど、ゲームに耽溺しても社会生活に何の問題もない人もいれば、カネゴンのように決してゲームに耽溺すべきではない人もいる。それを子供のうちから事前に見分けるにはヨハネ並の予言能力かメーテルリンク並の観相力が必要で、誰にでも明快になる形で一刀両断できるクライテリアを定めようがないことが真の問題なのかもしれない。そして何かの間違いで遺伝子をナニして定めようができてしまったらしまったでガタカのような勝ち組み固定の未来派カーストが音を立てて開始されてしまう。カネゴンが決して耽溺してはならないものは他にも音楽・芸術・骨董・美食・ギャンブル・プラモ・旅行・風俗・スポーツ・学問などあまりに多すぎて困ってしまう【不自由極まるおれカネゴン】。
多くの人は自分が落ちこぼれるかもしれないとは考えない。格差のついた社会というと、自分は上に入れると思いこんでいる人が多い。実際には下に落ちるかもしれないのに。どれだけ平らにしようとしても階層が構築されてしまうのは、その方がより安定だからだろう【沈殿すすむおれカネゴン】。格差を作るにあたっては、一目でその階層がわかるようにしておきたいもの。上に行くほど頭の毛が少なくなるとか。チップ埋め込みまたは入墨も可。そして一定の間隔 (30年に1度とか) で椅子取りゲームのように階層をシャッフルして社会の活性を保つのがベスト。このときほど大々的な祭りを執り行うにふさわしいタイミングが他にあるだろうか。
祭りのパラドックス : 激しい祭り(半端ではいけない)に参加した後、すっかり消耗して当分動くのも嫌になるかと思いきや、逆にいつもより遥かに身も心もすきっとして、筋肉痛一つ残らなかったりする。カネゴンは自分の肉体について本当に無自覚だったので【不精極まるおれカネゴン】、これに気付いたのは相当いい年になってからだったりする。文化人類学みたいなムード優先ではない祭りの科学的な研究が見たい。特に、祭りのときに人間の肉体に何が起こっているのかと、活力と引き換えに何が失われるかについての研究を。
本日はまるで天中殺。しかしながら悪運を最低限に抑えることができたような気がする【わしらがいなけりゃおれカネゴン】。
WikiFarmについて調べていたら辿り付いたTouchGraph。GoogleからAmazonから触れるものを片っ端からグラフにしまくる。そのうち年賀状から犯罪の移り変わりからカネゴンの恥ずかしい秘密までグラフにしそうな勢い。
0.999...=1。うっすらわかってきたのは、カネゴンはどうやら極限(それも数列の極限と関数の極限)と無限小をごっちゃにしていたらしい。この分野にはゆるい情報も多いらしいとのことなので【お主が最もおれカネゴン】もう少しきちんと調べます。
マトリックスがエジプトで上映禁止。ずっと前に日記で適当なことを書いたのがまずかったのだろうか【やってしまったおれカネゴン】。
もう少しで自分がおれカネゴンだということを忘れてしまうところでした【どこに逃げてもおれカネゴン】。
apt-getを繰り返すうちに、いつの間にかjavaが動かなくなっていた。調べるといつの間にかいろいろラッパーが追加されていて、存在しないVMに接続されていた。油断も隙もなし。
otuneさんの日記から辿った宇治IN茶筒があまりに面白く、はまる。実はこれは第三者がたてたミラーサイトで本家は店仕舞いしているとの由。ということは結構有名なのかもしれない。こういう話を説教臭くなく書けるのが凄い。
ずっと前におやっさんから「ゲーム理論の本を読んだらどうだ」と勧められ、そのことがずっと頭の隅から離れなかったにもかかわらずなかなかその機会がなかった。この間新宿駅のキオスクでそれっぽいポピュラー入門書があったのが目に止まり、そのときに金がなくて買えなかったのを先日ぎりぎりの時間に滑り込んで買って一気に読む。嗚呼こんなことならもっと早く知っておけばよかったと思わせる、予想以上にいい本。ポピュラー本らしく一次方程式の範囲に収め、恋愛沙汰などの俗な話題を採り入れつつも、最近の成果も反映させ、がつがつ勝とうというドリンク剤のCM的な内容になりそうでならずに済んでいる。ゲーム理論が現在「倫理」の問題に突入していること、ゲーム理論の計算があまりに素朴なのにノーベル経済学賞とかがんがん与えられるので数学者からやっかみの声が上がっていること、自由と平等は同時に成立しないことなどなど非常に刺激を受ける。裏付けはないけど、カネゴン自身は自由と平等は単体でも成立しないと思ってます。
ある会社があり、社員の一人を拷問にかけるとその会社の利益が確実に上がるとする。それは理論上正しくてもやるべきではないという意見が理論家の間で出始めているとのこと。社員を他国人に置き換えたら心理的抵抗ががくっと下がってしまうかもしれないとふと思う。何のために国境があるのか誰も教えてくれなかったけど【教えてやるまいおれカネゴン】、そういうことなのだろうか。
mozillaのURL補完機能が直った。preferenceでわざわざ設定しないといけなくなったらしい。後、いつの間にかmigemoのようなインクリメンタル検索機能がついていた(もちろん英語のみ)。
ネットワーク対応型未来戦士。「オブジェクト志向型戦士」の意味するものは果たして何なのか。忙しい場でのDHCPが逆に弱点になりそうな気が。ハイテク戦士たちに塩水をかけたらどうなるか真っ先に知りたい。
われわれの知っているITは終焉に近づいている。カラオケや資格と同様、ありがたみが半減期を繰り返して極限値に近付きつつあるということかもしれない。これにとって代われるものが果して出てくるかどうか。鑑定団のお宝や妄想や霊視や特殊な身体感覚や世界征服のような共有が困難なものを乱掘するぐらいしかないのだろうか【結論急ぐおれカネゴン】。
先日Amazonで甲野善紀の本を衝動買い。並々ならぬマニアックな気質を感じる。いつも和服で日本刀を持ち歩いているとのことで、女性に道を尋ねたらダッシュで逃げられたとあり、思わず笑ってしまう。養老孟司との対談で、養老氏が「日本人は」をやたらに繰り返すのが気になってしまい、思わず回数を数えてしまう(最大1ページに7回)。よくはわからないけど、昔からこういう人だったのだろうか。
Personality Disorder Test。結果に落ち込む。