2006-01-14
■[programming][language][ruby]Classbox
最近話題のClassbox。
・http://www.rubyist.net/~matz/20060104.html
・http://d.hatena.ne.jp/sumim/20060115/p1
・http://www.hyuki.com/t/200601.html#i20060113001433
実は最初、 Ruby の Open Class は Classbox 的なものだと思ってました。なので、ライブラリをインポートしているレキシカルなコンテキスト以外からも、変更された機能が使えることに少しびっくりしました。自分としては、Open Class よりも Classbox がデフォルトなほうが嬉しいですね。
2005-12-29
■[design][scheme][programming]デザインは引き算
- 「やめること」を先に考えよう
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051228/p4
梅田さんのエントリー、いいですねぇ。「やめる」と聞くと一見ネガティブな印象をうけますが、それを表だって行なうことで、洗練された生き方を創りあげる。
デザインの世界では、哲学の一つとして「デザインは引き算」とよく言われるらしいです。梅田さんの「やめること」の設定はまさしく、ライフデザインの「引き算」なのでしょう。
少し違う所に目をやりましょう。
プログラミング言語の世界でも、言語仕様を制定する方々を「言語デザイナー」と呼ぶことがあります。このように、「言語をデザインする」という考え方をしたとき、「デザインは引き算」という哲学を一番貫いているプログラミング言語は、私が最も愛するプログラミング言語「Scheme」でしょう。
Schemeは「引き算的デザイン」で洗練された結果、自身が組込みで持っている機能の数は、他の言語に比べ非常に少ないです。ですが、その洗練された機能一つ一つの力は絶大で、それらを組み合わせることにより、他の言語では実現できないような「表現」を可能にします。このSchemeにも宿る「デザインは引き算」の哲学が、私を魅了す大きな要因なのだと感じます。
ところでつい最近、小野和俊さんの以下のエントリーが話題になりました。
- プログラム・デザイナーと職人プログラマー
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50054257.html
- プログラム・デザイナー宣言
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50055039.html
- 続・プログラム・デザイナー宣言
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50058753.html
ざっと概要を説明すると、プログラマは「職人プログラマ」「プログラム・デザイナー」「UIデザイン・プログラマ」に分類できるという内容です。このエントリーを見て、私が本当に目指している方向は「プログラム・デザイナー」なんだなぁ、とヒシヒシ感じました。
小野さんは先の「プログラム・デザイナーと職人プログラマー」のエントリーのなかで、「すごいプログラマ」は「職人プログラマ」から「プログラム・デザイナー」に変遷しているのではと語られています。私もそう思います。いま現在、「プログラマ」に望まれている能力は、プログラムをデザインする能力なのでしょう。
私はいちプログラマとして、これから先も「プログラム・デザイナー」という道を目指して行くでしょう。そして、いちデザイナーとして「デザインは引き算」という哲学を貫き、「すごいプログラマ」になって行きたいです。
2005-12-21
■[scheme][ring]schemeリング
id:higeponさんがschemeリングを立ち上げたとのことなので、さっそく参加。
・http://scheme.ring.hatena.ne.jp/
積極的にいろんな議論・情報交換をして行きたいですね。
■[scheme][web][programming]kahuaセミナー感想
だいぶ経っちゃったけど、kahuaセミナーの感想。
まず、反省点。
・対象がWebアプリケーション開発経験者だったのに、掲示板くらいしか作ったことがない、超Webアプリ初心者が行って申しわけありません。おかげでapacheのパーミッション設定関係で山下さんはじめ、いろんな方々のお世話に。これで、前日に発表資料見てないで、apacheが必要なことを気づかず、インストール済でセミナー受けてなかったらと思うと...。
んで、感想。
・会場のタイムインターメディアさんが入ってるビルの1階がオライリーだったのにびっくり。
・Gaucheインストール、Gauche開発環境設定、Schemeの言語説明、kahuaのインストール、apacheの設定、kahuaの開発環境設定、kahuaの説明、kahuaでAjaxと、一日で説明するには内容が濃密。途中、やりきれない内容沢山。まぁ、あそこに来てたメンバーならそれでも問題ないんだろうけど。Gauche及びSchemeを普段から嗜んでいる層しか来てないだろうからねぇ。Schemeさっぱりの人が受けてたらどうなったのだろう...。
・Scheme、Gauche関係は知ってることが多かったけど、Gauche開発環境設定に関してはかなり参考になった。kahuaのコードを実際に動かしながら学習できたのは良かった。いろんな知らない技を知れたのも良かった。Schemeを最先端で使ってる人のやり方とかは凄く参考になりますね。Ajaxは自分で作業できなかったのと、スクリーンの表示が妙でわかり辛かったのは残念。
・懇親会楽しかった。普段会社ではできない、ディープな内容の会話が普通にできるのには感動。Rubyに関して、ささださんにYARVでは継続は入るんですか?と聞いたら、「いれなきゃいけないですよねぇ。」とのご返答。なんだか入らないとの噂を聞いていたので、一安心。末尾再帰の最適化が実装されるのかとかも聞いとけばよかった。見逃してた、shiroさんの名演が見れたのもよかった。
とりあえずこんな感じ。なんかとりとめのない感想だなぁ。
最後に、
「タイムインターメディアで仕事してみてぇ〜。」
2005-12-16
■[scheme][web][programming]kahuaセミナー
・Kahuaセミナー
http://www.kahua.org/cgi-bin/kahua.fcgi/kahua-web/seminar-entry
Schemeで書かれたアプリケーションサーバ、kahua。
明日は、いよいよkahuaのセミナー。う〜ん、楽しみ。