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2006-04-26 - Hagex-day.info
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2006年04月26日(Wed)

hagex2006-04-26

[] 30Daysは激おもしろい このエントリーを含むブックマーク

『スーパーサイズ・ミー』スペシャル モーガン・スパーロックの 30デイズ
映画「スーパーサイズ・ミー」の監督がプロデュースするドキュメンタリー「30Days」。この番組はタイトルの通り、テーマを決めて30日間それを体験するといったものだ。具体的には「最低賃金で30日間」「ゲイと一緒に30日間」「イスラム修行を30日間」… といった感じだ。

この番組は町山氏の日記で知り、ずっと見たかった。ついに日本で放映! と聞くもwowowの放送なので、加入していないオイドンはみれず… と思いきや友人のB氏がwowowの録画したものを持っており、親切に貸しくれた。Bさんありがとう!

で、早速第一話を見てみたよ。

第一話は監督自らが「最低賃金で30日間」を過ごすといったものだ。

モーガン・スパーロック監督と『スーパーサイズ・ミー』にも登場したフィアンセのアレックスは、ニューヨークでのセレブライフとしばしのお別れ。番組のスタートは“まずは自分たちが実験台! ”とオハイオ州に居を移し、1時間5ドル15セントの法定最低賃金仕事だけで30日間生計を立ててみることに…。そこには衣食住や、人間の基本生活に関わるすべてにおいて厳しい現実が待っていた。健康保険がないために、急病のフィアンセに満足な医療を受けさせることもできない。果たして二人はこの30日間を無事に過ごすことができるのか?

公式サイトより

第一話は格差社会の本場アメリカが実感できる内容でした。日本のテレビ番組でもよく「1万円の食費で1ヵ月乗り切れるか!」といったバラエティ番組が放送されますが、しょせんバラエティ。30Daysでは「おいおいこれじゃ全く生活できないよ!」見ていると気が滅入ってくる内容でした。

監督と恋人が、怪我と病気で病院に行く場面がある。診療後に数万円の医療請求費がやってくるんだけど(包帯巻き賃20ドル!)、1時間5ドル(600円ぐらい)の稼ぎで数万円の医療費を稼ぐのに何時間働かなければならないんだ! 監督は叫ぶシーンはアメリカの保険制度がダメダメなのが、よーーくわかるシーンで印象深い(日本の国民皆保険制度は素晴らしい!)。
家賃の安い家は治安が悪く(下の部屋は元麻薬密売所だ)、公共交通機関のバスの不便さ(基本的にアメリカは車社会なので、バスは貧乏人の乗り物。映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「8mile」、「ペイフォワード」などででてくるバスのシーンを思い出す)、最低賃金ではろくな仕事がなく、「あぁアメリカの下流は本当にダメダメなんだ」と実感できる。

よく、発展途上国の貧困なドキュメンタリーを見ると「こんな国に生まれなくて良かった」と思うが、今回の30Daysを見ると「アメリカに生まれなくて良かった」と素直に思ってしまう。
「混合診療」は公的健康保険の”民営化”の始まり
各国の保険について詳しいエントリー。参考になる。

30Daysに言及しているブログ(テクノラティ)

アメリカの貧困層はどれ位いるか調べ見てると次のブログを発見
貧しいアメリカ:約3,700万人が貧困ライン以下、4年連続上昇
2005年8月の発表なので、ちょっと古く、データも孫引きになるが、掻い摘んでみてみよう。

アメリカ政府が定義する貧困層は「4人家族(夫婦+18歳以下の子供二人)の場合、年間世帯収入19,157ドル(約213万円)以下は貧困家庭」とされており、3700万人ぐらいいる。医療保険に関しては、「2004年度における米国民の医療保険未加入率は15.7%で、およそ4,580万人が医療保険未加入」とのこと。

日本はどうなんだろうと調べると国際機関のOECD経済協力開発機構)の「貧困率(Poverty Rate)」に関するレポート」を取り上げているブログが多数ひっかかる。このリポートが80ページに及ぶ英文のリポートで、またまた孫引きになるが、OECD全体の平均貧困率は10.44%。貧困率のはトップ5は 1位メキシコ(20.3%)、、2位アメリカ(17.1%)、、3位トルコ(15.9%)、4位アイルランド(15.4%)、5位日本は15.3%となっている。英文のリポートを精読すれば、貧困率の定義や細かいことがわかるんだろうけど、訳をするほどの時間も実力もない。まあ、暇な時にもうちょっと調べてみます(こういうとき、暇な大学生が羨ましい)。

余談だけど、このOECDのリポートは人気者で「日本の貧困率は世界5位!」と煽ったエントリーが多数あったけど、OECDの加盟国ってたった30ヵ国なんだよな。全世界191ヵ国中5位と、30ヵ国中5位じゃ全然意味合いが違ってくるような……(今回のリポートは24ヵ国中という話も。こういったズレがあるから、データの孫引きってダメだよな)。どちらにせよ日本の格差社会はひろがっているというのと、国別の経済比較はなかなか素人には難しい… というのは実感しました。

OECDのリポートに言及しているブログ(テクノラティ)

[] ヴェニスの商人(2004年) このエントリーを含むブックマーク

映画館で鑑賞。アメリカ/イタリア/ルクセンブルグ/イギリス映画。ご存知ヨーロッパ版一休さんのお話だ。

この映画は面白く130分の長さを全く感じさせなかった。
どこが良かったかというと画面の美しさ。当時のベネチアの雰囲気や登場人物の服装、部屋の内装などが美しくかつ、本当ぽくて画面をみているだけど面白い。次にアル・パチーノの演技の上手さ。最初はアル・パチーノの顔が濃いので、「シャイロックを演じているアル・パチーノ」にしか見えなかったんだけど、途中から「シャイロック以外何者でもない」ように見えてくる。

で、見終わった感想だけど、日本人からみるとやっぱり「シャイロックが可愛そうだ」と心情的に思ってしまう。

評論家の呉智英が「漫画・文学作品上で差別差別言うやつは、まずユダヤ人差別の代表作の『ベニスの商人』を絶版・回収運動をしろ!」みたいなことを昔いっていたが、それに納得できるほどの差別映画だと思ってしまう。
これはユダヤ人とキリスト教圏の人間といった対立なので、日本人にはぴんと来ないから、一方的にやられてしまうシャイロックのほうに心情が傾いてしまうからだろう(シャイロック可愛そうという意見は、他のブログをみていても多数あり)。なにせ判官贔屓の国だからね。

そこで、この話を日本風に変えてみたらどうなるだろう。

在日朝鮮人の車李禄さんは、サラ金屋「愛降る」を経営している。日本人から不必要な差別を受けるが、焼肉屋やパチンコ店に出資して、それなりに儲かっている。ある日、そのよく嫌がらせをしている日本人から融資の依頼が来るが…

うーん、自分でいうのもなんだが、本当にありそうな設定だ(笑)。日本版ベニスの商人を作る時に、連絡をください(笑)。そして、上記のような場面設定だと、日本人のどれだけの人間が、車李禄さんに同情するだろうか…

勝手に映画評価 ★★★★☆(星4つ)

公式サイト

goo映画

Amazonの解説とレビュー

ベニスの商人 - Wikipedia

Yahoo!ムービーの感想
ここを読むとみんなシェイクスピアを読んでいないんだな〜 とシミジミ思う。もっと古典を読もうぜ! 個人的にお勧めなのは福田恒存版です。
あと、日本人からみとと、やっぱりシャイロックはいじめられすぎな感がいなめないよな。
福田 恒存訳 ヴェニスの商人 新潮文庫

映画生活の感想

そんな釣りに釣られるか…クマー
ttp://kizaemon.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/1100_33a9.html
以下↑の彼の人気に嫉妬だクマ〜
くっだらない茶番劇だけど

[] ロバと王女 デジタルニューマスター版 (1970) このエントリーを含むブックマーク

映画館で鑑賞。フランス映画。
シャルル・ペローの童話「ロバの皮」の映画化。遅刻したため、最初の王妃が死ぬシーンは見れずに残念。

ストーリー自体はよくあるおとぎ話。といってもよくあるおとぎ話が、結構無茶苦茶なことが多々あり、「ロバと王女」も現代人からみると結構トンデモだ。
王妃は遺言で「私より美しい人と再婚してください」といって死んでしまう。そこで王様は「妻より美しい女性は、娘しかおらんにゃ! コラ娘! 俺と結婚するだがや!」と言って、娘が困る近親相姦もの。

画面の美しさとそのアシッディさに、オジサンはやられました。カトリーヌ・ドヌーヴは馬面なので、個人的には好きじゃないんだけど、太陽や月、星のドレスのシーンは素晴らしい。また、赤の国の兵士の格好や、バラが喋るシーンは、とても印象的。
全体的におばちゃんファンシーなテイストのアイテムも多々でてくるが、それはそれで面白い映画でした(最後の演出は結構びっくりしたぞ。あれぞまさにフランスのエスプリか?)。

まあ、オイドンも二番館で知って二番館で見たからあんまり言えないけど「ロバと王女」に言及しているサイト・ブログがとっても少ない。同じテイストというか、似ているジャンルの映画、ティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」。これは、自称「他人とは違う感性を持っている素敵な私」といった人種が、ブログで素敵、素晴らしい、デップ様サイコー と書いていたのに、「ロバと王女」のエントリーの少なさは何だ!(拳を振り上げて泣きながら)
結局、自称「他人とは違う(略)」はジョニー・デップ、ティム・バートンといった記号しかみておらず、映画なんか見ていないんじゃないか?

そういえば、去年「チャーリーとチョコレート工場」を映画館で見に行った時(この映画の感想文も書いてないな)、自称「他人とは違う(略)」とおぼしき女がむかつく行為をしていたんだけど、それはまた後日書きます。はい。

勝手に映画評価 ★★★★☆(星4つ)


これは王様の台座なんだけど、どーみてもダサいぬいぐるみにしか見えません。ありがとうございました

公式サイト

goo映画

映画生活の感想

[] 華麗なる後だし このエントリーを含むブックマーク

単身で旅行に行きたいという夫
結婚1年目で4歳の娘がいる専業主婦のトピ主。夫は単身赴任で田舎にいっており、今度のゴールデンウィーク時に友達たちだけで旅行にいきたいとのこと。休みぐらいは一緒にいたいし、子供の面倒も私がみないといけないので、旦那の旅行を素直に認めらないと…… と発言小町でご相談。

最初はトピ主に同情的だったコマッチャーもトピ主の後だしコメントにビックリ。その後、コマッチャーは旦那の味方になりました。では、その後だし発言をみてましょう。

トピ主です。
2006年 4月18日12時20分 トピ主です

様々な意見、ありがとうございます。
私が夫の赴任先について行かない理由ですが
スーパーもコンビ二も何もない、当然知り合いもいない赴任先での生活に耐えられず、私だけ家に帰ってきたんです。それに夫の昼食まで用意しなければいけない生活にも疲れて。

夫にしてみれば、私は怠けていて自分は我慢していると感じていると思います。

旅行に関してですが、行くのは止めてと言うのはなんだか気が引けるので。嫌だと思っていることだけ、嫌味にならない様に伝えたいと思います。

確かに、こりゃトピ主には同情できないね。



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