悲観的に見ざるを得ない小沢民主党体制
民主党代表が無事(と言っておきましょう)小沢氏に決まり、なんとか
当面の危機は避けられたと思います。しかし、小泉首相に大差を
付けられ、かつての「剛腕政治家」の印象も薄れつつあるのが
今の小沢氏の実情でしょう。選ばれるのが遅きに失した印象
すらあります。発声一番「政権交代を目指す」ですが、只言う
だけだったら自民党以外の他党派でも言う事であって中身が
伴わない状況では「政権交代と馬鹿の一覚え」と主に自民党
支持者から揶揄されても仕方が無いことでしょう。メール事件
など数々の大失態を繰り返したとあっては「党の信頼回復」
が先決の筈ですが、未だに政権交代などと呑気な事を言って
いる様では自民党に返り討ちに遭い、再び党解体の危機を
迎えるのがオチでしょう。
佐藤守元空将のブログでタクシーの運転手の話しとして
「民主党なんてまとまる訳が無い.自民党崩れと社会党崩れが
集まっているだけなんだから、利害は絶対一致しない」
との意見もあり、この言葉が如何に小沢新執行部が前途多難
かをも示していると言えるでしょう。政権交代には少なくとも
「旧社会党崩れ」をリストラするのが絶対条件ですが、これは
絶望的だと私は見ています。従って小沢新執行部に対しても
悲観的な基調で見ざるを得ません。
予想を裏切って小沢新執行部が「民主党をぶっ壊す」つまり
民主党内革命に成功すれば政権交代の目も見えてくる事
でしょうが果たしてどうでしょうか?
2006-04-08 03:01
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小沢民主党に提灯掲げた馬鹿二題 (溶解する日本 4/8 07:19)
なんとも涙ぐましい提灯記事としか読めないのですが、小沢氏がここに来て代表戦に出たのは意欲がそうさせたのではなく、もう今回でなければ年齢的にもきついし、党内でも待望論が潰える、そんな切羽詰まった事情からなんですから期待するのが無理ですよ。
なんとも涙ぐましい提灯記事としか読めないのですが、小沢氏がここに来て代表戦に出たのは意欲がそうさせたのではなく、もう今回でなければ年齢的にもきついし、党内でも待望論が潰える、そんな切羽詰まった事情からなんですから期待するのが無理ですよ。
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