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So-net blog:こころの肥溜め
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恋愛体質って何よ?   [愛憎論]  

「恋愛体質」を自分なりに定義してみた。
恋愛しか考えられない、恋愛第一主義。
恋人を探すときの執念も異常なら、できた恋人にかけるコストも要求も熾烈。
「良い恋したい」が口癖だが、良い恋のイメージはメディアの受け売りで陳腐。
さみしがりやで、すぐ人を好きになる。
相手のことをよく知りもしないのに燃えるような恋に落ち、
相手を知れば知るほど幻滅して、騙されたと相手を非難する。
常に恋人を切らさないように細心の注意を払い、
幻滅し始めると次のパートナーを探して、乗り換える。
生活のほとんど全てを恋愛にかけているので、
収入における衣料品・化粧品の割合が高い。

恋愛体質の人間の正体は、恋愛によって幸福を手に入れようと必死にあがく不幸な人間。
愛情に飢えた、愛されない人間。
ちやほやされることと、大切にされることの違いがわからない人間。

残念ながら、恋愛体質の人間は、恋愛によって幸せになれない。
恋愛体質の人間の恋愛は、短命に終わり、後にはパートナーへの恨みしか残らない。
恋愛体質の人間の恋愛は、それは自己陶酔に過ぎず、本当の心の交流など無いのだから。



落ちる恋愛の正体   [愛憎論]  

親が子供を愛さない場合でも、子供は親を肯定的に捉えようとする。
どう見ても正当化が難しい場合にも、現実をねじ曲げてでも愛情と解釈をする。
意識では、親から愛されていると思いこむのだが、
無意識では親から愛されていないことを知っている。
自分で自分を騙していることをうすうす気がついているから、
絶対に親のことを疑おうとしない。
疑ったら、見たくない現実に直面せざるを得ないことを本当は知っているのだ。

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愛されないという十字架   [愛憎論]  

金持ちは遺産を様々な形で次世代に残すことが出来る。
また、金持ちは金持ち同士で結婚する場合が多い。
軍資金が多いほど、金を稼ぎやすい世の中だから、
金は常に金があるところに集まる傾向がある。
だから、金はあるところにはあるし、無いところにはない。

愛情もそれと同じなのだ。
愛された人間は、愛情を増やすことが出来る。
そして、愛情がある者同士が結ばれて、
愛情を次世代へとつなげていくことが出来る。
愛情もお金と同じで、有る場所に寄り集まる傾向がある。
さらに、愛情には相続税が一切かからない。
愛情があるところには溢れるほどあるが、無いところには一切ない。
愛情はお金以上に個人の格差が激しいのだ。

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「日本は、具体的に誠意ある行動を取るべきだ」と中国様が金銭を要求   [特定アジアの声を聴け]  

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/whats/060623_05.html
中国へのODAが再開されたって、知ってた?
しかも、2005年にさかのぼって、お貢ぎするらしい。

これに対して、中共様は感謝の言葉ではなく、
これまでの凍結されたことへの不快感を表明されたとのこと。
http://ameblo.jp/lancer1/day-20060606.html

劉報道官のお言葉。
「円借款は本来、中日関係の積極的な要素だが、
日本の一部の人物が騒いで、敏感な問題にしたのは残念だ」
「こうしたやり方は両国のためにならない」
「日本が中日関係を重視するのは歓迎するが、重視するだけでは不十分だ。
関係改善のため、具体的に誠意ある行動を取るべきだ」

「誠意ある行動=金をよこせ」というのは、やくざと同じだな。
こいつらに金を撒いても日本のためになるはずがない。
凍結解除された2005年分のODAは、約740億円です。
もちろん、ぜんぶ、税金。
この金が有れば、日本の中小企業をいくつ救えるのだろう。
日本人の自殺をいくつ食い止めることが出来るのだろう。
日本人は何のために税金を払ってるんだよ。

外務省なんて、無くした方が日本のためだな。



愛の定義について   [愛憎論]  

「あなたが今まで食べたなかで、一番美味しかったのはなんですか?」
という問いに対しては、人それぞれの答えが返ってくるだろう。
当然のことながら、その答えは、その人がそれまでに何を食べたかに規定される。

愛というものは、具体的な形がないので、主観的に定義するしかない。
その人にとって最も親密と思える人間関係が愛の定義の原型となる。
だから、愛の定義は、その人の人生経験に規定される。
愛の意味は人によって違う。これは実に当然のことなのだ。

ほとんどの場合、親子関係がその人の愛の定義のベースになる。
親が子供を愛した場合、子供は愛情に対する適切な定義付けが出来る。
その結果、愛された子供は他人を愛することが出来るし、
愛する能力がある人を友人や配偶者に選ぶことが出来る。
愛された子供は、愛情豊かな人生を約束される。
そして、自分の子供を愛することが出来るが故に、
次の世代へと愛をつなげていくことが出来る。
愛情こそ、世代を超えていくものであり、遺産と違って相続税は一切不要だ。
幼少期に愛されるというのは、全てに勝る宝なのだ。

親の義務は、子供に無償の愛を注ぐこと。
それ以外のことはどうでも良い。
学歴なんて無くても子供は幸せに生きていくことが出来るが、
愛情が無ければどうやっても満たされないのだから。
子供の学歴にこだわる親の大部分は、
自分の執着や虚栄心を子供に押しつけているだけで、少しも子供を愛していない。
たとえば、奈良県田原本(たわらもと)町の医師(47)に少しでも愛があるなら、
長男(16)をあそこまでは追いつめられるはずがない。
医師(47)は自分の医者への執着を息子に押しつけて、それを愛情と呼んでいたのだろう。



「美女と野獣」の真のハッピーエンドを考えた   [愛憎論]  

美女と野獣/ベルのファンタジーワールド-スペシャル・エディション-

美女と野獣/ベルのファンタジーワールド-スペシャル・エディション-

  • 出版社/メーカー: ブエナビスタ・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: DVD


シンデレラと同様、美女と野獣も肝心な部分でリアリティーがない。
まるで男塾のように、非現実的なご都合主義だ。
心理的なリアリティーを追求して、アレンジしてみよう。


真・美女と野獣

ある国に、心が優しく、外見も美しい王子がいた。
王子は人気者で、みんなから愛された。
ただ独り、自分の外見にコンプレックスをもつ意地悪な魔女を除いて。
意地悪な魔女は、王子の優しい心と美しい容姿を妬んで呪いをかけた。
王子の姿は野獣、心はDQNに変わってしまった。
この呪いは王子が女性から愛の告白をされるまで解けることはないのだ。
さて、すっかりDQNになった王子は、村娘を城に誘拐してはやりたい放題。
心までDQNになった野獣には、最高の毎日だったので、
わざわざ呪いを解こうなどとは思わなかった。

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美女と野獣の嘘→ベルは父親から愛されていなかった   [愛憎論]  

この野獣は温かい心が欠如しており、
愛情を注ぐ対象としては不適であることは明確だ。
世の中にも、このような男性は掃いて捨てるほどいる。
そして、こういう男性にのめり込むベルのような女性も腐るほどいる。

冷たい男にのめり込む女性の共通項は、愛されていないことだ。
愛されない子供は、冷たい親から愛情を引き出すことに全てをかける。
ほとんどの場合、この願望は失望に終わる。
強い願望が失望に終わったとき、無意識に未練が残る。
だから、親と同じように冷たい異性を見つけると、
そこからなんとか愛情らしき物を引き出そうと躍起になってしまう。
このあたりのメカニズムは反動形成の記事にまとめてある。

ベルは典型的な反動形成気質の女性なのだ。
ということは、ベルは親から愛されているはずがない。
本当に親から大切にされていたなら、野獣の冷たさを見抜けるはずだ。
また、野獣の時折見せる優しさは、心の疚しさの代償行為であり、
本当の優しさではないことぐらいはわかるはずだ。
「ベルは父親から愛されていた」という設定に無理がある。

ベルが、冷たい野獣にのめり込むのは、冷たい父親の投射である。
ベルにとって、父親のように冷たい男であれば誰でも良いのだ。
むしろ、冷たければ冷たいほど、
「絶対に愛情を引き出してやる」とムキになる。

ベルのような愛されなかった寂しい女性にとって、
自分の愛で冷たいパートナーを愛情豊かに変化させることが永遠のあこがれなのだ。
そのあこがれ故に、冷たい男に神経症的に尽くすという十字架を背負うことになる。
負け犬のエルメスが、さえないオタク男を脱オタク化して、
純な心の優しい(普通の)男にするという電車男もこの変種といえるだろう。




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