中古品の購入について [AV FAQ]
私自身は、自分のシステムに、少なからず中古品を導入しています。そもそも、ビンテージに関しては、中古品でなければ入手できませんし、中古でなければ手の出ない価格帯のものがあるのも事実です。
オーディオ関係の掲示板等で、購入相談にしている人に対して、「中古品だと値段の割りに高性能のものを購入できる。いついつの時期のなになには、コストをかけていてつくりが良いのでお勧め。」と、アドバイスをする人を見かけることがあります。私の考えからすると、そのアドバイスは少々無責任です。
中古品である以上、その使用履歴によって状態の良い悪いがあります。本来の性能を維持していない場合があるかもしれません。販売店によっては、充分な確認や修理・調整を行っている場合もりますが、現状品をそのまま売っている店もあります。オークションなどの個人間売買においては、よりリスクが大きいといえるでしょう。
また、中古品販売の場合、購入前に音質を確認できない場合もあります。他人の意見を鵜呑みにして、文字で与えられた情報だけを頼りに、高い買い物をするのはリスクが大きいです。結果として、中古品でオーディオシステムをくみ上げるのは、かなり敷居が高い行為です。
勿論、「すでにその装置の音質を知っていて長年探している。」といった、目的がある場合は良いですが、予算10万円でよいアンプを探しています。まったく目星がついていません。」というような場合は、候補から中古品をはずしたほうが無難でしょう。
中古品を購入するときには、単純に価格で比較するのではなく、販売店による保障内容、メンテナンスの有無。メンテナンスをメーカーや代理店で行ったか、販売店独自の修理を行ったか、などを細かくチェックしましょう。
私が、中古品の購入に利用するのは、大阪の逸品館です。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/
なぜ、逸品館扱いの中古品の品質が良いか、その理由が下記のページに記されています。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage2.htm
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