2006-06-11
■ 豆知識/hogehoge-jp 
日本のOSSのコミュニティの名前で、本家がhogehogeだとhogehoge-jpという名前にする事が多い。hogehogeの日本支部みたいな感じである。例えばDebian JP Projectなんてのがある。
このjpつーのは何かというと、日本という地域をあらわすコード(ISO 3166)である。
http://www.iso.org/iso/en/prods-services/iso3166ma/02iso-3166-code-lists/list-en1.html
一方、hogehogeという英語のドキュメントを日本語に翻訳したとして、その名前をhogehoge-jaとしたりする。このjaというのは、日本語という言語をあらわすコード(ISO 639)である。http://www.w3.org/WAI/ER/IG/ert/iso639.htm
日本語のドキュメントなのにhogehoge-jpという名前をつけるのは、正しくないので注意が必要だ。結構この手の誤用が多いように感じる。
以上、豆知識でした。
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# okdt 『ああ、そういえばOWASPドキュメント日本語版出した時にそのご指摘をいただきました(汗)また最近どこぞでお見かけになったんですか?』
# hyoshiok 『okdtさま、コメントありがとうございます。時々豆知識をメモするのですが、大抵忘却のかなたにいってしまいます。本日たまたま昔書いたメモが出てきたので日記にはりつけました。
ISO-2022-JPというのは最近よくみます(爆』
# Yasuo Miyakawa 『ISO 639 は陳腐化したようです。ISO 639.2 を参照する必要があります。:
http://www.loc.gov/standards/iso639-2/langcodes.html
以上、豆知識でした。』
# hyoshiok 『Yasuo Miyakawa さま、コメントありがとうございます。勉強になります。ISO 639にはPart 1とPart 2があるようですね。』