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inside out (hirax.net)

2006年09月10日()    [n年前へ]

livedoor Reader の動作がヘン

 そういえば、livedoor Reader でこのページが見れない。いや、見れないわけではなくて、livedoor Reader上では、このページの最終更新日が17日前になっている。なぜだろう?結局、pingを送って更新させたが、10日分くらいの更新内容が反映されていないことになる。…そんなページが他にもたくさんあったりしたら、イヤンな感じだ。うーん。

[n年前へ] 「希望と轍(わだち)」

 from n年前へ .
思うに希望とは、もともと、あるものとも言えぬし、
ないものとも言えない。それは、地上の道のような
ものである。もともと、地上には道はない。
歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。 

「これも経済学だ!」

Title  中島隆信 著「これも経済学だ!」 (ちくま新書)を読んだ。「これも経済学だ!」というタイトルが適切な第1章から第3章までは正直つまらなかった。あくまで、私の好みからすれば、実につまらない本だった。しかし、第4章・第5章は(私にとって)本当に濃く・素晴らしく良い本だった。第3章までの印象でゴミ箱に放ってしまわなくて、本当に良かった。

 第4章・第5章を私が勝手に題するなら、「これが経済学だ!」だ。違うのは、「も」であるか「が」であるかだけだが、その1文字の違いがとても大きい。少なくとも、私という(経済学に疎い)読者からすると、文章の「本気」具合が違うように思える。第4章「世の中に『弱者』はいない」第5章「経済学は懐の深い学問」は本当に読んで良かった。
時代とともに弱者は変化していくため、ある時期に
特定のグループに所属する人たちを弱者と認定しても、
将来そうでなくなることがある。

 第4章 世の中に『弱者』はいない
 その第4章・第5章における明らかなまでの文章の本気具合が腑に落ちたのは、この上までの文章を書き、今さっき amazonで(他の本に対する)書評を読んでから だ。第4章に対して非常に多くの参考文献が挙げられている理由・過程が、それでようやく(ほんの少し)理解できたような気がする。
経済学はどのような人間の行動もありのままに
受け入れてくれる。なぜなら、人間の行動に
合理性があるということが経済学の考え方の基本に
あるからだ。

 第5章 「経済学は懐の深い学問」