「2005年度日本OSS貢献者賞」は、日本におけるOSS開発の振興を図ることを目的に、影響力のある開発プロジェクトを創造、運営した開発者やグローバルプロジェクトにおいて活躍する卓越した開発者を表彰するもので、今年度より創設した制度です。
■「2005年度日本OSS貢献者賞」の受賞者(4名、五十音順)
・ 鵜飼 文敏(うかい ふみとし)氏:Debian Projectの主要メンバー
・ 高橋 浩和(たかはし ひろかず)氏:Linux Kernel開発への参画
・ 高林 哲(たかばやし さとる)氏:Namazu, quickml, gonzuiの開発/プロジェクト運営
・ まつもと ゆきひろ氏:Rubyの開発/プロジェクト運営
(受賞者の功績の詳細はニュースリリース全文をご参照ください)
■選定方法
Web等を用いて広く推薦を受けた候補者(計39名)の中から、審査委員会(委員長:徳田英幸 慶応義塾大学教授)、実行委員会(委員長:山田伸一、日本OSS推進フォーラムステアリング・コミッティ座長、NTTデータ執行役員)の審査によって受賞者を決定しました。
(実行委員会、審査委員会の名簿はニュースリリース全文をご参照ください)
■表彰式
本日(8月23日)に秋葉原コンベンションホールにて表彰式を行いました。また、受賞者は、中国で今秋開催予定の第4回北東アジアOSS推進フォーラムにおいて、日本のほか、中国・韓国がそれぞれ企画、実施した表彰の受賞者と共に表彰される予定です。
□「日本OSS推進フォーラム」について
「日本OSS推進フォーラム」は、国内情報システムのベンダ、ユーザ、学識経験者などが参加し、自由な立場から議論を重ねながら、OSS 活用上の課題解決に向けて取り組んでいます。具体的な活動は、課題ごとにワーキング・グループを設置して実施しています。
→ http://www.ipa.go.jp/software/open/forum/
□「北東アジアOSS推進フォーラム」について
「北東アジアOSS推進フォーラム」は、「日本OSS推進フォーラム」、「中国OSS推進連盟」、「韓国OSS推進フォーラム」により構成され、日本、中国、韓国の民間企業、研究教育機関などが、OSS推進に向けた連携体制を築き、共同プロジェクトの企画、推進を行っています。
→ http://www.ipa.go.jp/software/open/forum/NEAforum.html
■ 詳細については以下をご参照ください。 ・ ニュースリリース全文 (PDFファイル、144KB)
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