説明
resource
oci_pconnect ( string username, string password [, string db [, string charset]] )
oci_pconnect() は、Oracle
サーバへの持続的接続を生成し、ログオンします。
持続的接続はキャッシュされ、リクエスト間で再利用されることで、
各ページロードのオーバーヘッドを軽減します。
典型的な PHP アプリケーションでは、Apache の子プロセス
(もしくは PHP FastCGI/CGI プロセス) ごとに
Oracle サーバに対してオープンされた単一の持続的接続を有します。
より詳細な情報については、持続的データベース接続
のセクションを参照してください。
オプションの3番目のパラメータには、ローカル Oracle インスタンスの名前か
tnsnames.ora
における接続先のエントリ名を指定することができます。
3番目のパラメータが指定されない場合、
PHP は接続先のデータベースを決定するために環境変数
ORACLE_SID (Oracle
インスタンス) または TWO_TASK
(tnsnames.ora) を使用します。
パラメータ session_mode はバージョン
1.1 からり用可能で、次の値を受け付けます:
OCI_DEFAULT,
OCI_SYSOPER, OCI_SYSDBA 。
OCI_SYSOPER もしくは
OCI_SYSDBA のいずれかが指定された場合、
oci_connect() は外部の信用を利用して
権限付きの接続を確立しようとします。
デフォルトでは権限付きの接続は無効です。有効にするためには、oci8.privileged_connect
をオンにしてください。
Oracle サーバのバージョン 9.2
以降を使用している場合、新規接続を確立する際に
charset パラメータを指定することができます。
Oracleサーバ < 9.2 を使用している場合、このパラメータは無視され、
かわりに環境変数 NLS_LANG が使用されます。
oci_pconnect() は接続 ID を返し、
エラーが発生した場合は FALSE を返します。
注意:
PHP バージョン 5.0.0 以前では、代わりに
ociplogon()
を使用しなければなりません。
まだこの名前を使用することができ、下位互換性のため
oci_pconnect() への別名として残されていますが、
推奨されません。
oci_connect(),
oci_new_connect() も参照ください。