Flash Lite とは
Flash Lite は、携帯電話や電子機器専用に開発された Flash テクノロジーです。Flash Lite はリッチコンテンツの配布とブラウズや、ユーザーインターフェイスのカスタマイズを大幅に進展させます。デザイナーや開発者は、コンテンツ制作において表現力、効率性、およびインタラクティビティの新しいレベルに到達できます。
Flash Lite は、日本やアジアで OEM、通信事業者、開発者から爆発的に採用され、世界中に急速に普及しています。こうした普及は、拡張されたコンテンツ、ブラウジング、カスタマイズされた UI、およびデバイス間での豊かなモバイル体験を提供する、成熟した Flashオーサリング環境およびレンダリングエンジンによって可能になりました。
Flash Lite 2 の新機能
Flash Player 7 サポート
Flash 7 テクノロジーを基に開発
動的な XML データ
Flash コンテンツでXMLデータをダウンロードおよび使用
永続的なデータ
情報を保存して再利用
ダイナミックなメディア
ダイナミックな画像、ビデオ、およびサウンドをサポート
Action Script 2.0 サポート
高度なプログラミングモデル
デベロッパーのためのリソース
デベロッパーのためのリソースとしては、Flash コンテンツを携帯電話向けに作成 / デプロイする方法などを紹介するモバイル & デバイスデベロッパーセンター を用意しています。また、モバイル & デバイスデベロッパーセンターからは、Flash Lite コンテンツ開発キット (CDK) や、Flash がサポートする各種デバイス用の CDK なども入手できます。各 CDK には、各種ガイドラインやチュートリアル、サンプルコード、テンプレートといったコンテンツ開発や動作確認作業を素早く開始するためのリソースが多数含まれています。
Flash Lite 2 コンテンツについては、モバイル & デバイスデベロッパーセンター*(英語) をご覧ください。
Nokia 6680 template 内で Flash Lite コンテンツをプレビュー
成功例
アイリバー U10*
アイリバーの最新ポータブルメディアプレーヤー U10 では、革新的でユニークなユーザインタフェイスを実現するために Flash Lite が活用されています。ユーザはリッチなインタラクティブ Flash コンテンツをダウンロードして再生できます。また、U10 のリリースにより、開発者は魅力あるコンテンツを作成して豊かなデジタル体験を提供できるようになり、エキサイティングな新しいチャンスがもたらされました。
ホワイトペーパー
IDC ホワイトペーパー:高度化する電話機の複雑性にソフトウェアソリューションで対応
IDC は、無線通信事業者、コンテンツ開発者および携帯電話メーカーが、今日拡大の一途をたどる複雑なモバイル市場に直面している状況を分析し、Flash Lite がこうした問題にいかに対処するかを説明しています。このようなコンシューマ中心の問題の一部については、Harris Survey の「Use of Mobile Data Services Hampered By Poor User Experiences*」で詳述されています。
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