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不本意ながら「公共の福祉」問題について - 岩本隆史の日記帳
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岩本隆史の日記帳

2007-08-02

[]不本意ながら「公共の福祉」問題について

7月29日の日記に、『私は、公共の福祉に反しているわけでもない他人の行動を「若気の至り」だの「アホ」だの評するのは公共の福祉に反することだと思っている』と「根拠を挙げずに」書きました。そのことを不満に思っている方がいらっしゃるようです。

さらに、「もちろん私と違う考えの人もいるだろうが、だからといって議論する気はない」とも書きました。そのことを不満に思っている方もいらっしゃるようです。

別に不満を持たれるのは構わないのですが、登録してもいないgooIDの登録完了メールが届いたり、「殺」タグを含むブックマークコメントで「必ず返答くださいね」と言われたりしている状況なので、不本意ながら「弁明」してみます。

まず、『公共の福祉に反しているわけでもない他人の行動を「若気の至り」だの「アホ」だの評するのは公共の福祉に反することだ』という意見が正しいかどうかを考えてみましょう。

拍子抜けされるかもしれませんが、この意見が正しいかどうか私には判断できません。なぜなら、司法以外が正否を決める問題ではないからです。繰り返しになりますが、「議論する気はない」と書いたのはそういう意味です。私と誰かが議論して「正しい」「正しくない」という結論が出たからといって、その結論が正しいかどうか、司法以外の誰が証明できるでしょうか。

「それでも根拠ぐらい書けよ」というご批判はあるでしょう。しかし、それは議論の端緒になりえるので避けたいですし、本音をいえば、まったくの印象論のため根拠など最初からないのです。「公共の福祉に反しない行為を侮辱するのは公共の福祉に反する行為だ」となんとなく考えているにすぎません。

「その程度の理解で公共の福祉に言及されては迷惑だ」と思われる方は、私の当該記事について株式会社はてなに削除依頼を出すなり、訴訟を起こすなりされるのが建設的だと思います。

また「公共の福祉に反しない行為を侮辱しても公共の福祉には反しない」「そもそも侮辱ではない」「岩本はSEを即刻やめてヒヨコの性別鑑定士になれ」「いや、刺身にタンポポを乗せる仕事のほうがお似合いだろう」といった意見をお持ちの方は、その意見を堂々と主張されれば良いのではないでしょうか。私は反論しません(侮辱的表現が目に余る場合は弁護士に相談します。小倉さんは避けますが)ので、説得力を持った意見ならギャラリーにすんなり受け入れられることと思います。

追記

根拠を書くことが議論の端緒になりえる、とか言ってないで素直に言えよ。私が嫌いなんだろ、それでエエやないか。嫌いなだけですって、はっきり言えばいいのになあ。メールは知らん。

はてなブックマーク - 主に連絡用 (`・ω・´) / 2007年08月02日

はっきり言います。hashigotanさんを嫌いになるほどhashigotanさんのブログを読んでいないので、嫌いではありません(lstyさんも同様)。

恥を忍んで「根拠など最初からない」と素直に書いたのですが、それでもご納得いただけないようなら、嫌いになります。

mescalito mescalito 『どうもこんばんは。先日コメントした者ですが、

>「公共の福祉に反しない行為を侮辱するのは公共の福祉に反する行為だ」となんとなく考えているにすぎません。

これはとても印象深い考えさせられるセンテンスだと思いました。これは先のあなたのエントリを動機付ける部分ともいえるのかなと感じました。「正義だとなんとなく信じている」という不確実性の自覚は、他者に対する確信ある批判を忌避するよう動機付けるからです。
エントリに触発されて感じたことを少し。
考えてみると、なんとなくそう考えている、という事柄というのを日常生活のなかから拾い上げればきりがないですね。私だけではないと思うのですが、自分の関心分野以外のことはたいがいなんとなくしか考えていないと思いますよ。クリティカルな科学的な知識だって政治や経済の問題でもそう。積み上げで理解している事柄ってみんな胸に手をあてていったいどれくらいあるの?という話です。
「なんとなく公共の福祉」でもけっこうじゃないですか、と。
公共の福祉について小一時間ほど語れる程度には公共の福祉に関心がある私はそう思います。
なので、
>公共の福祉という言葉は安易に使うべきではないと思う>
と説教するひともいますが、私自身は全然そうは思わないですね。

公共の福祉に反しているわけでもない他人の行動を「若気の至り」だの「アホ」だの評するのは公共の福祉に反することだという直感についても、それが特定個人を名指しし、傷つけているかぎりは間違っているは思いませんしね。
もちろん、公共の福祉という法学的な用語を積み上げで厳密に理解してゆくと、細かいところでここは違う、ここはそういう理解ではないとか、目に付くかもしれませんが、公共の福祉に反している(と信じている)ことを公共の場で指摘するのは公共の利益にかなうと思います。こういう表現も正確に言おうとすればするほど、自分の首をしめていくので、あんまり細かいことはいいたくありませんし、正直、所詮ブクマ合戦のベースは揚げ足取りなんですから、どうだっていいと思っています。安易につかえばいいし、明らかに用法がおかしいなら誰かがトラックバックなりして指摘してあげればいいことです。

私が同感したのは、リンク先の記事に対するあなたの印象です。

>私がふたつの記事に「怒りを覚える」理由は、他人の自由を阻害する傾きが感じられるからだ。公共の福祉に反しているわけでもない行動を「若気の至り」だの「アホ」だの評されるいわれは誰にもない。>
そのとおりでしょう。

あなたの文章は論理的には不正確で矛盾を含んでいるかもしれなくとも、あるいは表現は拙いかもしれないが、なんとなくわかる、いうべきことはわかる、ということはあるわけです。

要するに、行き過ぎた表現のみられる批判に対して、その表現は相手を傷つけるんじゃないか(公共の福祉問題)という印象→感情的になっているものを批判するのは容易くない→ゆえに、傷つけられているかもしれない側をフォローする、というあなたのスタンスにです。』 (2007/08/03 22:30)

IwamotoTakashi IwamotoTakashi 『私が言いたいことを正確に理解してくださったこと、そして、このような状況にも関わらず賛同のコメントをいただけたこと、心より感謝いたします。ありがとうございます。』 (2007/08/03 22:56)

Pcha00 Pcha00 『>hashigotanさんを嫌いになるほどhashigotanさんのブログを読んでいないので、嫌いではありません
でも、他人をアホ呼ばわりしてる所を、普通好きにはならないよなー。。
そういう意味で、好き嫌いの線引きをすれば、嫌いの側であるのは明らかで、無理して「嫌いではない」と言っている印象がある。』 (2007/08/06 13:39)

piyo piyo 『はじめまして。
悪意としか認識しようのない偏執的なTBやブックマークなどは、本気で相手にしなくていいんじゃないですか?』 (2007/08/06 17:31)

IwamotoTakashi IwamotoTakashi 『Pcha00さん、そうですか。
piyoさん、ご助言ありがとうございます。いろいろ思うところがあるので、まずは弁護士に相談してみます。』 (2007/08/06 20:04)

nb nb 『「自己愛者のぼやき」を読む→多分永久に書かない・書けない人なんだろうなぁ。と思う。
「・・・ハァ?」を読む→醜悪だなぁ。何を怒り狂うほどのことがあるんだ?と思う。
「〜自由だ」を読む→あぁ、フツーの感覚だよね、珍しいなぁ。と思う。

勝手に思ったことを垂れ流しておりますが、ネットにおいて期待できるコミュニケーションは結局そのレベルが限界、と、最近ようやく覚るに至りました。
言いっぱなし。聞く耳無し。一瞬でも体重乗せてコミットしちゃうと糞投げ競争に引っ張り込まれる。

こんなんが舌禍みたいなことになっちゃうんだね…と、再認識しました。』 (2007/08/07 05:51)

IwamotoTakashi IwamotoTakashi 『nbさん、すみません、いただいたコメントの前段部分については、削除依頼があれば削除するかもしれません。
「フツーの感覚」が「珍しい」というのはおもしろいですね。』 (2007/08/08 01:04)

山田 山田 『根拠の無い思い込みでヒトのブログをこき下ろし、少なくとも元記事を書いた2名の方に不快な思いをさせてしまった、という思いが少しでもあるなら
謝罪の一つもあった方が良いと思いますけどね。

まぁ「僕は言いたいことを言っただけだい。言われたやつの事なんか知るもんか」というのであれば無理にとは言いませんが…』 (2007/08/21 03:17)

IwamotoTakashi IwamotoTakashi 『「根拠の無い思い込みでヒトのブログをこき下ろし、元記事を書いた方に不快な思いをさせてしまったら謝罪すべき」というご意見に異存はありません。私は「ヒトのブログをこき下ろし」たつもりはないのですが、「こき下ろしてるじゃないか」とおっしゃるならば、その箇所を具体的にご指摘ください。
もっとも、私の記事が万一「こき下ろし」にあたるとしても、私は謝罪の必要性を感じません。元記事を書かれた方が、私を評して「頭が悪い」「ろくでもない男」と公言されているからです。「頭が良いか悪いか」「ろくかろくでないか」に明確な基準がない以上、これらの評言も「根拠のない思い込みによるこき下ろし」でしょう。しかも、こき下ろしの度合いは先方のほうが強いのです(私はlstyさんやhashigotanさんのことを「頭が悪い」「ろくでもない」などとは思いませんし、当然公言してもいません)。このうえ謝罪する必要はないでしょう。』 (2007/08/21 22:12)

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