2007-03-31 今週の活動
■[セミナー]『@nifty技術者向けセミナーwithまつもとさん』その1
Rubyの生みの親である『まつもとゆきひろ』さんが参加したセミナー28日に行ってきました。
一応、リクルーティングの一環みたいですが、全くそういう感じのないすばらしいセミナーでした。
まつもとさん曰く学生のうちにやっておくべき3つのこと
1.自分を知る
自分の得手、不得手を知ること。
自分の好きなものを知ること。
やっぱり、好きじゃないと長続きしない。
まつもとさんはRubyが好きで、Ruby開発して14年らしいです。
2.アンテナを高くすること
信用されるエンジニアになるためには情報を持っていることが重要。
人に聞かれたときの答えが、『ググれ』ではダメだとのこと。
せめて、検索キーワードぐらいはいえないと。
3.英語力を身につける
ネイティブみたいに喋れなくてはいけないというわけではなく、辞書片手にサイトを読むくらいでいい。重要なのは英語だから読むの辞めたではく、チャレンジするという精神が大事。
それから2と関連し、やはりネットの新しい情報は大概英語なので、アンテナを高くするためにも英語力が必要だとのこと。
◆信頼されるエンジニアとは?
・能力がある
・能力を発揮できる
・当然のことを要求する(結果に対して相応の報酬など要求する)
◆信頼されるエンジニアに必要なモノ
・基本技術の理解
あっちこっちと最先端の技術に手を出すより、アルゴリズム、プログラミング言語などの基本をマスターすることが重要。
お客さんの要求を把握し具体化するためにはコミュニケーション能力は必須。これは会社いるとよく分かります。結構頻繁にお客さんと連絡とって要求聞いたり、妥協点を探ったりとコミュニケーションとっています。
・英語力
そして、1歩上を目指すために世界へ情報を発信するためにも英語力は必要。そういえば、インターン初日の日に英語できるかどうか聞かれました。
おまけ
・仕事がなかった(世界的に有名なまつもとさんでも仕事がなかったそうです。)
・自己研鑽
まつもとさん曰く「Perlはあんまり良くない」らしいです。
◆Ruby成功の理由
・妥協ない設計(趣味でやっていたので、制約、締め切りがなかったので妥協しなかったそうです。)
・ユーザを熟知していた(自分が使うために作ったので、ユーザ(=自分)が必要なものを完璧に把握していた。)
・継続は力なり(Rubyを作り始めて14年らしいです。)
まつもとさんはdiggをチェックしているそうです。
記念に写真を一緒に撮ってもらいました。